JPH0657805U - ヒートシール装置 - Google Patents

ヒートシール装置

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JPH0657805U
JPH0657805U JP93093U JP93093U JPH0657805U JP H0657805 U JPH0657805 U JP H0657805U JP 93093 U JP93093 U JP 93093U JP 93093 U JP93093 U JP 93093U JP H0657805 U JPH0657805 U JP H0657805U
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一郎 丸山
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Fuji Impulse Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 包装体の被封緘部を挾持する一対の挾持部
A,Bのうち、一方の挾持部Aの挾持面2a側に、ヒー
タ3の両端部に夫々止着された端子11の各々を着脱自
在に貫通状態で係止する電極10を設けるとともに、端
子11の係止孔12の周縁部分の厚み方向での接触幅
を、端子11のヒータ止着部分における厚みよりも大に
構成してある。 【効果】 端子とヒータとの止着部分に発生する段差を
小さくして、ヒータの熱融着作用部分の何れの位置にお
いても、包装体の被封緘部をほぼ一定した面圧で挾持す
ることができるようにしながらも、端子と電極との接触
面積の増大によって、接触不良に起因する通電時のスパ
ーク発生を抑制することができるばかりでなく、単位接
触面積当たりでの電流の減少によって温度上昇も抑制す
ることができるから、端子や電極を含む装置全体の耐久
性向上を図ることができた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、塩化ビニールフィルムやポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフ ィルム等の熱融着可能な材料で製作された包装体の被封緘部を熱融着する場合に 用いられるヒートシール装置で、詳しくは、熱融着可能な包装体の被封緘部を挾 持する挾持状態と挾持解除状態とに切替自在な一対の挾持部のうち、一方の挾持 部の挾持面側に、ヒータの両端部に夫々止着された端子の各々を着脱自在に貫通 状態で係止する電極が設けられているヒートシール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のヒートシール装置では、図9に示すように、ヒータ50に止着された端 子51の各々を、それのヒータ止着部分51a及び係止孔52の周縁部分51b を含めた全域が同一厚みとなる板体(例えば、板厚が0.2mmの真鍮板)から 構成していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種のヒートシール装置においては、前記ヒータ50に相対向する他方の挾 持部Bの挾持面bを、ヒータ50の熱融着作用部分よりも少し長くして、ヒータ 50の有効熱融着作用長さLを最大限に活用できるようにしながらも、そのヒー タ50の熱融着作用部分の何れの位置においても、包装体の被封緘部をほぼ一定 した面圧で挾持することが要望されている。 即ち、前記端子51とヒータ50との止着部分に段差が生じるため、一対の挾 持部A,Bが挾持状態に切り替えられた際、図9に示すように、前記ヒータ止着 部分51aとこれに相対向する他方の挾持体Bとの間に三角状の空隙Sが発生す る。この三角状の空隙Sは、他方の挾持体Bの挾持面b側に付設された弾性体5 3の弾性変形によってある程度は吸収できるものの、挾持時におけるヒータ長手 方向での面圧にバラツキを生じることは避けることができず、面圧が低下した箇 所で熱融着性能の低下を招来する。 それ故に、前記端子51の厚みを可能な限り薄くして、当該端子51とヒータ 50との止着部分に発生する段差を極力小さくする必要がある。 しかし、前記端子51の厚みを薄くすると、当該端子51の係止孔周縁部分5 1bのうち、前記電極54と接触する部分の面積も減少するため、端子51と電 極54との間で接触不良を生じる可能性が高くなり、接触不良が生じると、通電 時にスパークが発生して端子51や電極54の破損を招来する問題がある。 本考案は、上記の実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、端子とヒ ータとの止着部に発生する段差を小さくしながらも、端子と電極との間での接触 不良に起因する破損を抑制することができるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の請求項1によるヒートシール装置では 、冒記の構成において、前記端子の係止孔の周縁部分で、少なくとも前記電極と 接触する部分の少なくとも一部分の厚み方向での接触幅が、当該端子のヒータ止 着部分における厚みよりも大に構成されていることを特徴とする。 また、本考案による請求項2による場合では、前記端子の係止孔の全周縁が厚 み方向に筒状に打ち出し形成されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】
前記端子のヒータ止着部における厚みを薄くして、端子とヒータとの止着部分 に発生する段差を小さくしながらも、端子の少なくとも電極接触面の一部分が、 ヒータ止着部分における厚みよりも大に構成されているから、端子と電極との接 触面積を増大することができる。
【0006】
【考案の効果】
従って、端子とヒータとの止着部分に発生する段差を小さくして、ヒータの熱 融着作用部分の何れの位置においても、包装体の被封緘部をほぼ一定した面圧で 挾持することができるようにしながらも、端子と電極との接触面積の増大によっ て、接触不良に起因する通電時のスパーク発生を抑制することができるばかりで なく、単位接触面積当たりでの電流の減少によって温度上昇も抑制することがで きるから、端子や電極を含む装置全体の耐久性向上を図ることができた。
【0007】 また、本考案の請求項2による場合は、端子と電極との接触面積を増大するに 当たって、端子の係止孔の全周縁が厚み方向に筒状に打ち出し形成されているか ら、当該端子自体の剛性を高めて、耐久性を更に向上することができる。
【0008】
【実施例】
〔第1実施例〕 図1乃至図5は、ポリエチレンフィルムやポリプロピレンフィルム等の熱融着 可能な包装体1の被封緘部1aを溶着する卓上式のヒートシール装置を示し、こ れは、アルミニウム合金製のケーシング2の上部に通電によって発熱するヒータ 3を取付けてある下側挾持部Aと、前記ケーシング2に対する横軸芯周りでの上 下揺動によって挾持姿勢と挾持解除姿勢とに切り換えられる圧着レバー4付きの 上側挾持部Bとから構成されている。 前記下側挾持部Aのケーシング2の内部には、ヒータ3に対する通電時間(加 熱時間)を設定する可変抵抗器利用のタイマー5と、ヒータ3に対する通電開始 のタイミングを前記圧着レバー4の動きで検出するマイクロスイッチ6と、通電 状態にあることを点灯表示するランプ7と、トランス8とを備えた加熱用電気回 路9が設けられている。 前記ケーシング2の上部には、ヒータ3の長手方向に沿って隆起する細幅の突 条部2Aと、当該突条部2Aの幅方向の両側脇に位置する一対の偏平な受け面2 Bとが形成され、更に、前記突条部2Aの上面は、ヒータ3を構成するニッケル 合金製又は鉄クロム合金製の裸線式発熱線を受止め支持する平滑な挾持面2aに 構成されている。 また、前記突条部2Aの長手方向両側部には、トランス8の二次側回路に接続 された電極10が配設され、そのうち、前記圧着レバー4の揺動支点側に位置す る一方の電極10は、ヒータ3の一端部にスポット溶接にて固着された端子11 を着脱自在に貫通状態で係止可能なピン状に構成され、他方の電極10は、ヒー タ3の他端に固着された端子11を着脱自在に貫通状態で係止可能なビスから構 成されている。 そして、前記各端子11の係止孔12の周縁部分11a全体を厚み方向に筒状 に打ち出し形成(バーリング加工)して、前記電極10と接触する部分の厚み方 向での接触幅が、当該端子11のヒータ止着部分11bにおける厚みよりも大と なるように構成してある。 それ故に、端子11と電極10との接触面積の増大によって、接触不良に起因 する通電時のスパーク発生を抑制することができるばかりでなく、単位接触面積 当たりでの電流の減少によって温度上昇も抑制することができるから、端子11 や電極10を含む装置全体の耐久性向上を図ることができるのである。 また、前記突条部2Aの挾持面2aには、ガラステープ等の絶縁シート12が 貼付けられているとともに、前記ヒータ3を被覆する耐熱性に優れたテフロンテ ープ等の付着防止用シート13が設けられている。 この付着防止用シート13のうち、前記ヒータ3に対応する挾持相当部分13 aを除く非挾持相当部分13bの所要箇所、つまり、ヒータ3の長手方向に沿う 左右の側辺部分は、前記突条部2Aの非挾持面である左右の急傾斜側面2bと、 前記突条部2Aに外嵌する状態で左右の偏平受け面2Bに着脱自在に載置固定さ れる押えカバー14との相対向面間に挟み込み固定されている。 前記上側挾持部Bの圧着レバー4は、ケーシング2の長手方向の一端部に設け らたブラケット15に対して横向き姿勢の支点ピン16周りで上下揺動自在に枢 着されている。 そして、この圧着レバー4には、前記突条部2Aの挾持面2aに相対応する部 位に形成した開口を通して下方に突出する断面ほぼ逆向きTの字状の圧着板17 が、当該圧着板17の長手方向中央部に形成した長孔17aの範囲内で上下動自 在にビス18にて取付けられ、更に、前記圧着レバー4の内面と圧着板17との 間には、当該圧着板17を突出側に弾性的に移動付勢する一対のコイルスプリン グ19が介装されているとともに、前記圧着板17の下端部に形成したアリ溝に は、前記突条部2Aの挾持面2aとの間で包装体1の被封緘部1aを弾性的に挾 持するテフロン製の弾性体20が取替え自在に取付けられている。 尚、図中5aは、前記タイマー5の操作摘みであり、また、図中21は、前記 圧着レバー4の揺動支点側に位置する一方の電極10をヒータ緊張方向に弾性的 に移動付勢するべく、前記加熱用電気回路9の一部を構成する状態で設けられた 導電性のバネ部材である。
【0009】 〔第2実施例〕 前記端子11と電極10との接触面積を増大するに当たって、前記の第1実施 例では、端子11の係止孔12の全周縁を厚み方向に筒状に打ち出し形成したが 、図6に示すように、前記端子11の係止孔12の周縁部分のうち、電極10と 接触する側の半周部分を半円筒状に打ち出し形成して実施してもよい。
【0010】 〔第3実施例〕 前記端子11と電極10との接触面積を増大するに当たって、図7に示すよう に、前記端子11の係止孔12の周縁部分のうち、前記電極10と接触する部分 の一部分のみを厚み方向に打ち出し形成して実施してもよい。 〔第4実施例〕 前記端子11と電極10との接触面積を増大するに当たって、図8に示すよう に、前記端子11の係止孔12の周縁部分のうち、電極10と接触する側の半周 部分全体の板厚を、当該端子11のヒータ止着部分における板厚よりも大に構成 して実施してもよい。
【0011】 〔その他の実施例〕
【0012】 前述の各実施例では、下側挾持部Aの挾持面2aにヒータ3を取付けたが 、このヒータ3を上側挾持体Bの挾持面に取付けて実施してもよく、また、下側 挾持部Aの挾持面2aと上側挾持体Bの挾持面との両方に取付けて実施してもよ い。
【0013】 上述の各実施例では、両挾持部A,Bの相対揺動によって挾持状態と挾持 解除状態とに切り換えるように構成したが、平行四連リンクやエアーシリンダー 等を用いて、前記両挾持部A,Bを相対平行移動によって挾持状態と挾持解除状 態とに切り換えるように構成してもよい。
【0014】 上述の各実施例では、卓上タイプのヒートシール装置に本願考案の技術を 適用したが、本願考案の技術はハンディータイプや床据え付けタイプのヒートシ ール装置についても適用することができる。
【0015】 前記包装体1としては、少なくとも被封緘部1aが熱融着可能に構成され ていれば、如何なる構造のものでも使用することができる。
【0016】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒータ取付け部の拡大断面図
【図2】ヒータ及び端子の拡大斜視図
【図3】装置全体の縦断面図
【図4】挾持部の分解横断面図
【図5】挾持部の横断面図
【図6】第2実施例を示すヒータ及び端子の拡大斜視図
【図7】第3実施例を示すヒータ及び端子の拡大斜視図
【図8】第4実施例を示すヒータ及び端子の拡大斜視図
【図9】従来のヒートシール装置を示す要部の断面図
【符号の説明】
A 挾持部 B 挾持部 1 包装体 1a 被封緘部 2a 挾持面 3 ヒータ 10 電極 11 端子 12 係止孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱融着可能な包装体(1)の被封緘部
    (1a)を挾持する挾持状態と挾持解除状態とに切替自
    在な一対の挾持部(A,B)のうち、少なくとも一方の
    挾持部(A)の挾持面(2a)側に、ヒータ(3)の両
    端部に夫々止着された端子(11)の各々を着脱自在に
    貫通状態で係止する電極(10)が設けられているヒー
    トシール装置であって、 前記端子(11)の係止孔(12)の周縁部分で、少な
    くとも電極(10)と接触する部分の少なくとも一部分
    の厚み方向での接触幅が、当該端子(11)のヒータ止
    着部分における厚みよりも大に構成されているヒートシ
    ール装置。
  2. 【請求項2】 前記端子(11)の係止孔(12)の周
    縁全体が厚み方向に筒状に打ち出し形成されている請求
    項1記載のヒートシール装置。
JP93093U 1993-01-19 1993-01-19 ヒートシール装置 Expired - Lifetime JPH0718574Y2 (ja)

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JP93093U JPH0718574Y2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 ヒートシール装置

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JP93093U JPH0718574Y2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 ヒートシール装置

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JPH0657805U true JPH0657805U (ja) 1994-08-12
JPH0718574Y2 JPH0718574Y2 (ja) 1995-05-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010023863A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Jindo Cho シーリング機電熱台の構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010023863A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Jindo Cho シーリング機電熱台の構造

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