JPH065875A - 不揮発性メモリ装置 - Google Patents
不揮発性メモリ装置Info
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- JPH065875A JPH065875A JP4161569A JP16156992A JPH065875A JP H065875 A JPH065875 A JP H065875A JP 4161569 A JP4161569 A JP 4161569A JP 16156992 A JP16156992 A JP 16156992A JP H065875 A JPH065875 A JP H065875A
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Landscapes
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- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トンネル絶縁膜にシリコン窒化膜及びシリコ
ン酸化膜を用いることにより消去動作側を低電圧にで
き、他方読み取り動作側を薄膜化できる不揮発性メモリ
装置を提供する。 【構成】 p導電型半導体基板10上にシリコン窒化膜
12aとシリコン酸化膜12bからなるトンネル絶縁
膜、浮遊ゲート電極14、層間絶縁膜16及び制御ゲー
ト18の積層部を含む電界効果トランジスタを有してい
る構成の不揮発性メモリ装置とする。 【効果】 書き込み時のトンネル絶縁膜にシリコン酸化
膜を用いると薄膜化でき電子の注入を容易にし、他方、
消去時のトンネル酸化膜にシリコン窒化膜を用いて低電
圧で電子の抜き取りを行うことができる。
ン酸化膜を用いることにより消去動作側を低電圧にで
き、他方読み取り動作側を薄膜化できる不揮発性メモリ
装置を提供する。 【構成】 p導電型半導体基板10上にシリコン窒化膜
12aとシリコン酸化膜12bからなるトンネル絶縁
膜、浮遊ゲート電極14、層間絶縁膜16及び制御ゲー
ト18の積層部を含む電界効果トランジスタを有してい
る構成の不揮発性メモリ装置とする。 【効果】 書き込み時のトンネル絶縁膜にシリコン酸化
膜を用いると薄膜化でき電子の注入を容易にし、他方、
消去時のトンネル酸化膜にシリコン窒化膜を用いて低電
圧で電子の抜き取りを行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体不揮発性メモ
リ装置に関するものである。
リ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から半導体集積回路、特にシリコン
集積回路では、膜厚が極めて薄い酸化膜が用いられてき
た。とりわけ、1.0nm以下の設計ルールの不揮発性
メモリ(1Mビット以降のフラッシュメモリ)において
は、100A°以下の膜厚のシリコン酸化膜(Si
O2 )がトンネル酸化膜として用いられている。
集積回路では、膜厚が極めて薄い酸化膜が用いられてき
た。とりわけ、1.0nm以下の設計ルールの不揮発性
メモリ(1Mビット以降のフラッシュメモリ)において
は、100A°以下の膜厚のシリコン酸化膜(Si
O2 )がトンネル酸化膜として用いられている。
【0003】上述のように薄い酸化膜を有するフラッシ
ュメモリは、書き換えによってトンネル酸化膜にダメー
ジを与え、最終的には絶縁破壊となってデータの書き換
え回数を制限することになる。このよう理由から、トン
ネル酸化膜の特性は、フラッシュメモリの動作、特に書
き換え回数及びデータ記憶保持時間を決定する上で極め
て重要な因子となる。
ュメモリは、書き換えによってトンネル酸化膜にダメー
ジを与え、最終的には絶縁破壊となってデータの書き換
え回数を制限することになる。このよう理由から、トン
ネル酸化膜の特性は、フラッシュメモリの動作、特に書
き換え回数及びデータ記憶保持時間を決定する上で極め
て重要な因子となる。
【0004】従来の不揮発性メモリ装置については、文
献I(月刊、Semiconductor Worl
d、1991年、4月号、p94〜98)に開示されて
いる。図7の(A)及び(B)は、従来の不揮発性メモ
リ装置を説明するための構造図を示している。
献I(月刊、Semiconductor Worl
d、1991年、4月号、p94〜98)に開示されて
いる。図7の(A)及び(B)は、従来の不揮発性メモ
リ装置を説明するための構造図を示している。
【0005】図7の(A)の構造では、p型半導体基板
10の表面部分にn+ 導電型のソース領域20とn+ 導
電型のドレイン領域22とが形成されている。また、ソ
ース領域の下には、バンド間トンネルリーク抑制のため
に、低濃度のn- 層24が設けられており、一方、ドレ
イン領域22の下には、書き込み効率の向上を図るため
に、p+ 層26が設けられている例である。
10の表面部分にn+ 導電型のソース領域20とn+ 導
電型のドレイン領域22とが形成されている。また、ソ
ース領域の下には、バンド間トンネルリーク抑制のため
に、低濃度のn- 層24が設けられており、一方、ドレ
イン領域22の下には、書き込み効率の向上を図るため
に、p+ 層26が設けられている例である。
【0006】また、p型半導体基板10上には、ソース
領域20及びドレイン領域22間にわたる範囲において
トンネル酸化膜12、浮遊ゲート電極14、絶縁膜16
及び制御ゲート18が積層された構造が設けられてい
る。
領域20及びドレイン領域22間にわたる範囲において
トンネル酸化膜12、浮遊ゲート電極14、絶縁膜16
及び制御ゲート18が積層された構造が設けられてい
る。
【0007】次に、図7の(B)は、p型半導体基板の
表面にn- 層24及びp+ 層26を具えていない例であ
る。その他は、図7の(A)と同様な構成になってい
る。すなわち、基板上にトンネル酸化膜12、浮遊ゲー
ト電極14、絶縁膜16及び制御ゲート18を形成して
いる。
表面にn- 層24及びp+ 層26を具えていない例であ
る。その他は、図7の(A)と同様な構成になってい
る。すなわち、基板上にトンネル酸化膜12、浮遊ゲー
ト電極14、絶縁膜16及び制御ゲート18を形成して
いる。
【0008】次に、従来の不揮発性メモリ装置の動作方
法について図7の(A)の構造を例にとって説明する。
法について図7の(A)の構造を例にとって説明する。
【0009】まず、情報の読み出しは、浮遊ゲート電極
14に電子が多数注入されている状態のときは、チャン
ネルが反転しないためチャンネル領域に電子が流れな
い。このため、ソース・ドレイン領域間に電流は流れな
い。すなわち、OFF状態となる。
14に電子が多数注入されている状態のときは、チャン
ネルが反転しないためチャンネル領域に電子が流れな
い。このため、ソース・ドレイン領域間に電流は流れな
い。すなわち、OFF状態となる。
【0010】一方、浮遊ゲート電極14に電子が注入さ
れていない状態のとき、チャンネルは容易に反転してソ
ース・ドレイン領域間に電流を流すことができる。すな
わち、ON状態となる。
れていない状態のとき、チャンネルは容易に反転してソ
ース・ドレイン領域間に電流を流すことができる。すな
わち、ON状態となる。
【0011】このように不揮発性メモリ装置は、浮遊ゲ
ートに注入されている電子の量によってONまたはOF
Fの動作を繰り返して動作する。
ートに注入されている電子の量によってONまたはOF
Fの動作を繰り返して動作する。
【0012】次に、ドレイン領域22から浮遊ゲート電
極14への電子の注入(書き込み)及び浮遊ゲート電極
14からソース領域20への電子の抜き取り(消去)に
ついて説明する。
極14への電子の注入(書き込み)及び浮遊ゲート電極
14からソース領域20への電子の抜き取り(消去)に
ついて説明する。
【0013】まず、ドレイン領域22から浮遊ゲート電
極14への電子の注入は、ドレイン領域22に基板10
に対して逆バイアスの正の電圧(約5V)を印加して浮
遊ゲートの電位が約10Vになるように制御ゲートに電
圧を印加する。このときソース領域20から流出した電
子は、ソース領域電位からドレイン領域電位へと加速さ
れて、その一部は浮遊ゲート電極14に注入される。
極14への電子の注入は、ドレイン領域22に基板10
に対して逆バイアスの正の電圧(約5V)を印加して浮
遊ゲートの電位が約10Vになるように制御ゲートに電
圧を印加する。このときソース領域20から流出した電
子は、ソース領域電位からドレイン領域電位へと加速さ
れて、その一部は浮遊ゲート電極14に注入される。
【0014】次に、浮遊ゲート電極14から電子を抜き
取る場合は、ソース領域20に正の高電圧を印加するこ
とによってトンネル酸化膜12を通してトンネル電流が
ソース領域20側に流れ浮遊ゲート中の電子がソース領
域20に抜き取られる。
取る場合は、ソース領域20に正の高電圧を印加するこ
とによってトンネル酸化膜12を通してトンネル電流が
ソース領域20側に流れ浮遊ゲート中の電子がソース領
域20に抜き取られる。
【0015】上述したように、フラッシュメモリへの情
報の書き込み及び消去はトンネル酸化膜を通して行われ
る。
報の書き込み及び消去はトンネル酸化膜を通して行われ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
(A)及び(B)を用いて説明した従来の不揮発性メモ
リ装置では、情報の書き込み及び消去を繰り返し行うた
めトンネル酸化膜にかかるストレスも情報の書き換え回
数に比例して増加する。
(A)及び(B)を用いて説明した従来の不揮発性メモ
リ装置では、情報の書き込み及び消去を繰り返し行うた
めトンネル酸化膜にかかるストレスも情報の書き換え回
数に比例して増加する。
【0017】また、このストレスは、膜厚とデータ保持
期間の間に相関関係を有しており、例えば、ストレスが
大きくなる程データの保持特性が劣化する。
期間の間に相関関係を有しており、例えば、ストレスが
大きくなる程データの保持特性が劣化する。
【0018】動作特性の劣化は、トンネル酸化膜の絶縁
破壊及びリーク電流の増加という形であらわれる。ま
た、このトンネル酸化膜の劣化は、浮遊ゲートからソ−
ス領域に電子を抜き取るときに顕著に発生し、トンネル
酸化膜が薄くなるにしたがって絶縁破壊の低下、また、
リーク電流の増加となって現れる。
破壊及びリーク電流の増加という形であらわれる。ま
た、このトンネル酸化膜の劣化は、浮遊ゲートからソ−
ス領域に電子を抜き取るときに顕著に発生し、トンネル
酸化膜が薄くなるにしたがって絶縁破壊の低下、また、
リーク電流の増加となって現れる。
【0019】これに対してトンネル酸化膜の膜厚を厚く
すれば、トンネル酸化膜に加わる電界は小さくできる。
また、書き換え回数を増加させ、かつ、データ保持期間
を長くできる。
すれば、トンネル酸化膜に加わる電界は小さくできる。
また、書き換え回数を増加させ、かつ、データ保持期間
を長くできる。
【0020】しかし、既に説明した通り、デバイスを動
作させたとき特に消去動作のときにはトンネル電流を用
いている。従って、トンネル酸化膜を厚くすると、消去
のときソース・浮遊ゲート間に高電圧を印加しなけれ
ば、このトンネル電流を生じさせることができない。こ
のため、大きい面積の昇圧回路を半導体回路内に形成す
る必要が生じるという問題があった。また、トンネル酸
化膜の薄膜化にはおのずと限界があり、その限界値は一
般に80〜90A°の膜厚と予想される。
作させたとき特に消去動作のときにはトンネル電流を用
いている。従って、トンネル酸化膜を厚くすると、消去
のときソース・浮遊ゲート間に高電圧を印加しなけれ
ば、このトンネル電流を生じさせることができない。こ
のため、大きい面積の昇圧回路を半導体回路内に形成す
る必要が生じるという問題があった。また、トンネル酸
化膜の薄膜化にはおのずと限界があり、その限界値は一
般に80〜90A°の膜厚と予想される。
【0021】この発明は、上述した問題点に鑑みなされ
たもであり、この発明の目的は、特に、消去のときソー
ス浮遊ゲート間に印加される電圧を低くなるようなトン
ネル酸化膜を形成し、また、書き込み及び消去のときト
ンネル酸化膜の信頼性が向上するようなトンネル酸化膜
を形成する半導体不揮発性メモリを提供することにあ
る。
たもであり、この発明の目的は、特に、消去のときソー
ス浮遊ゲート間に印加される電圧を低くなるようなトン
ネル酸化膜を形成し、また、書き込み及び消去のときト
ンネル酸化膜の信頼性が向上するようなトンネル酸化膜
を形成する半導体不揮発性メモリを提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
めに、この発明によれば、第1導電型の半導体基板と、
該半導体基板に設けられ、互いに離間している第2導電
型の第1及び第2不純物領域と、前記半導体基板の、前
記第1及び第2不純物領域間にわたって、前記半導体基
板上に形成されている第1絶縁膜と、該第1絶縁膜上に
設けられた第1導電体層と、該第1導電体層上に設けら
れた第2絶縁膜と、該第2絶縁膜上に設けられた第2導
電体層とを有する不揮発性メモリ装置において、第1絶
縁膜を前記第1不純物領域側のシリコン窒化膜と、前記
第2不純物領域側のシリコン酸化膜とを以って構成して
あることを特徴とする。
めに、この発明によれば、第1導電型の半導体基板と、
該半導体基板に設けられ、互いに離間している第2導電
型の第1及び第2不純物領域と、前記半導体基板の、前
記第1及び第2不純物領域間にわたって、前記半導体基
板上に形成されている第1絶縁膜と、該第1絶縁膜上に
設けられた第1導電体層と、該第1導電体層上に設けら
れた第2絶縁膜と、該第2絶縁膜上に設けられた第2導
電体層とを有する不揮発性メモリ装置において、第1絶
縁膜を前記第1不純物領域側のシリコン窒化膜と、前記
第2不純物領域側のシリコン酸化膜とを以って構成して
あることを特徴とする。
【0023】
【作用】この発明の構成によれば、第1絶縁膜(この絶
縁膜をトンネル絶縁膜と称する)は互いに並置させたシ
リコン酸化膜(SiO2 膜)とシリコン窒化膜(Si3
N4 膜)とを具えている。そして、情報の消去のとき
は、第1の導電体層(浮遊ゲート)からシリコン窒化膜
を経て第2不純物領域(ソース領域)に電子を引き抜
く。このために要する電界強度をシリコン酸化膜(Si
O2 膜)の場合よりも低くできる。また、情報の消去の
とき、シリコン窒化膜は、シリコン酸化膜に比べてリー
ク電流が大きいため電子を容易にソース領域側に引き抜
くことができる。
縁膜をトンネル絶縁膜と称する)は互いに並置させたシ
リコン酸化膜(SiO2 膜)とシリコン窒化膜(Si3
N4 膜)とを具えている。そして、情報の消去のとき
は、第1の導電体層(浮遊ゲート)からシリコン窒化膜
を経て第2不純物領域(ソース領域)に電子を引き抜
く。このために要する電界強度をシリコン酸化膜(Si
O2 膜)の場合よりも低くできる。また、情報の消去の
とき、シリコン窒化膜は、シリコン酸化膜に比べてリー
ク電流が大きいため電子を容易にソース領域側に引き抜
くことができる。
【0024】一方、情報の書き込みのとき、第2不純物
領域(ドレイン領域)からシリコン酸化膜を経て第1の
導電体層(浮遊ゲート)へ電子を注入する。従って、シ
リコン窒化膜に比べてシリコン酸化膜を薄くしても絶縁
破壊電荷を大きくできる。
領域(ドレイン領域)からシリコン酸化膜を経て第1の
導電体層(浮遊ゲート)へ電子を注入する。従って、シ
リコン窒化膜に比べてシリコン酸化膜を薄くしても絶縁
破壊電荷を大きくできる。
【0025】
【実施例】以下、図を参照しこの発明の実施例につき説
明する。尚、ここでは、この発明の不揮発性メモリ装置
につき説明を行なう。しかし、これらの図1〜4におい
てはこの発明を理解できる程度に、各構成成分の形状、
大きさおよび配置関係を概略的に示してあるにすぎな
い。また、これらの図において従来と同様な構成成分に
ついては同一の番号を付して示し、また、以下の説明に
おいてはこれらの説明を一部省略する。
明する。尚、ここでは、この発明の不揮発性メモリ装置
につき説明を行なう。しかし、これらの図1〜4におい
てはこの発明を理解できる程度に、各構成成分の形状、
大きさおよび配置関係を概略的に示してあるにすぎな
い。また、これらの図において従来と同様な構成成分に
ついては同一の番号を付して示し、また、以下の説明に
おいてはこれらの説明を一部省略する。
【0026】図1は、この発明の説明に供する不揮発性
メモリ装置の主要部の構造を示した断面図である。
メモリ装置の主要部の構造を示した断面図である。
【0027】この不揮発性メモリ装置では、第1導電型
の半導体基板10、例えば、p導電型、比抵抗が5Ω・
cm、面方位(100)のシリコン基板(以下、p導電
型半導体基板と呼ぶ。)上に第1絶縁膜12a及び12
b(以下、12aをシリコン窒化膜及び12bをシリコ
ン酸化膜と呼ぶ。また、シリコン窒化膜とシリコン酸化
膜を合わせたものをトンネル絶縁膜と呼ぶ。)、第1導
電体層14(以下、浮遊ゲート電極と呼ぶ。)、第2絶
縁膜16(以下、層間絶縁膜と呼ぶ。)、及び第2導電
体層18(以下、制御ゲート電極と呼ぶ。)が順に積層
してある。
の半導体基板10、例えば、p導電型、比抵抗が5Ω・
cm、面方位(100)のシリコン基板(以下、p導電
型半導体基板と呼ぶ。)上に第1絶縁膜12a及び12
b(以下、12aをシリコン窒化膜及び12bをシリコ
ン酸化膜と呼ぶ。また、シリコン窒化膜とシリコン酸化
膜を合わせたものをトンネル絶縁膜と呼ぶ。)、第1導
電体層14(以下、浮遊ゲート電極と呼ぶ。)、第2絶
縁膜16(以下、層間絶縁膜と呼ぶ。)、及び第2導電
体層18(以下、制御ゲート電極と呼ぶ。)が順に積層
してある。
【0028】また、p導電型半導体基板には、第1およ
び第2不純物領域20及び22を有している。ここで、
第2導電型の不純物領域20をソース領域、他の第2導
電型の不純物領域22をドレイン領域と呼ぶこともあ
る。更に、ソース領域20の下には、nー層24が設け
られ、他方、ドレイン領域24の下にはpー層26が設
けられている。そして、この発明では、トンネル絶縁膜
12を第2導電型の第1及び第2不純物領域20、22
間にわたって基板10上に設けた構造となっている。そ
して、この実施例では、シリコン窒化膜を第1不純物領
域20側に設け、シリコン酸化膜を第2不純物領域22
側に位置させて、両者12a及び12bを平面的に並置
させた状態にある。
び第2不純物領域20及び22を有している。ここで、
第2導電型の不純物領域20をソース領域、他の第2導
電型の不純物領域22をドレイン領域と呼ぶこともあ
る。更に、ソース領域20の下には、nー層24が設け
られ、他方、ドレイン領域24の下にはpー層26が設
けられている。そして、この発明では、トンネル絶縁膜
12を第2導電型の第1及び第2不純物領域20、22
間にわたって基板10上に設けた構造となっている。そ
して、この実施例では、シリコン窒化膜を第1不純物領
域20側に設け、シリコン酸化膜を第2不純物領域22
側に位置させて、両者12a及び12bを平面的に並置
させた状態にある。
【0029】次に、図2〜図4を参照してこの発明の製
造工程につき説明する。
造工程につき説明する。
【0030】p導電型半導体基板10(図2の(A))
上に、アンモニヤ(NH3 )ガスの雰囲気中で、120
0℃、100分熱窒化処理を行い、膜厚を50A°(オ
ングストローム)のシリコン窒化膜(Si3 N4 膜)の
第1予備層11を形成する(図2の(B))。その後、
レジスト材料をシリコン窒化膜の第1予備層11上に塗
布してレジスト層を形成する(図2の(C))。
上に、アンモニヤ(NH3 )ガスの雰囲気中で、120
0℃、100分熱窒化処理を行い、膜厚を50A°(オ
ングストローム)のシリコン窒化膜(Si3 N4 膜)の
第1予備層11を形成する(図2の(B))。その後、
レジスト材料をシリコン窒化膜の第1予備層11上に塗
布してレジスト層を形成する(図2の(C))。
【0031】次に、公知技術であるホットエッチング技
術を用いて、シリコン窒化膜の第1予備層11は残存さ
せた状態でレジスト層13をパターニングし、レジスト
パターン13aを形成する(図2の(D))。
術を用いて、シリコン窒化膜の第1予備層11は残存さ
せた状態でレジスト層13をパターニングし、レジスト
パターン13aを形成する(図2の(D))。
【0032】次に、レジストパターン13aをマスクと
して、シリコン窒化膜の第1予備層11の露出部分を除
去し、シリコン窒化膜の第2予備層11aを形成して基
板10の表面の一部を露出させる(図3の(A))。
して、シリコン窒化膜の第1予備層11の露出部分を除
去し、シリコン窒化膜の第2予備層11aを形成して基
板10の表面の一部を露出させる(図3の(A))。
【0033】その後、レジストパターン13aを除去
し、パターニングされたシリコン窒化膜の第2予備層1
1aを露出させる(図示せず)。
し、パターニングされたシリコン窒化膜の第2予備層1
1aを露出させる(図示せず)。
【0034】次に、基板10上に形成されている状態の
構造体に対して酸化性ガスの雰囲気中で熱処理酸化を行
う。このときの酸化性ガスを、好ましくは、例えば、酸
素(O2 )ガスと窒素(N2 )ガスの流量比を1:1に
して形成する。このときの熱処理条件は1000℃、1
5分とする。また、このときの酸化過程で、第2予備層
11aは殆ど酸化されないが、基板10の露出した部分
のみが酸化されて、約50A°の膜厚のシリコン酸化膜
(SiO2 膜)の第1予備層11bが第2予備層11a
の横に並んで形成される(図3の(B))。
構造体に対して酸化性ガスの雰囲気中で熱処理酸化を行
う。このときの酸化性ガスを、好ましくは、例えば、酸
素(O2 )ガスと窒素(N2 )ガスの流量比を1:1に
して形成する。このときの熱処理条件は1000℃、1
5分とする。また、このときの酸化過程で、第2予備層
11aは殆ど酸化されないが、基板10の露出した部分
のみが酸化されて、約50A°の膜厚のシリコン酸化膜
(SiO2 膜)の第1予備層11bが第2予備層11a
の横に並んで形成される(図3の(B))。
【0035】尚、このときの膜厚を第2予備層11aと
実質的に同一となるように熱酸化処理を制御するのが良
い。
実質的に同一となるように熱酸化処理を制御するのが良
い。
【0036】その後、基板10を速やかにシリコン薄膜
形成装置に移して、例えば、通常のCVD技術を用い
て、シリコン窒化膜の第2予備層11a及びシリコン酸
化膜の第1予備層11b上に多結晶シリコン薄膜層14
を形成する。続いて、多結晶シリコン薄膜層14にリン
(P)を拡散させてn+ 導電型の浮遊ゲート電極を形成
するための予備電極層14aを形成する(図3の
(C))。
形成装置に移して、例えば、通常のCVD技術を用い
て、シリコン窒化膜の第2予備層11a及びシリコン酸
化膜の第1予備層11b上に多結晶シリコン薄膜層14
を形成する。続いて、多結晶シリコン薄膜層14にリン
(P)を拡散させてn+ 導電型の浮遊ゲート電極を形成
するための予備電極層14aを形成する(図3の
(C))。
【0037】次に、予備電極層14a上に、膜厚35n
m程度の第2絶縁膜用の予備絶縁層16aを高温酸化法
によって形成し、次に、この絶縁膜上に、予備電極層1
4aの形成と同一の方法を用いて、制御ゲート電極形成
のための予備ゲート電極層18aを形成する(図3の
(D))。
m程度の第2絶縁膜用の予備絶縁層16aを高温酸化法
によって形成し、次に、この絶縁膜上に、予備電極層1
4aの形成と同一の方法を用いて、制御ゲート電極形成
のための予備ゲート電極層18aを形成する(図3の
(D))。
【0038】その後、予備ゲート電極層18a上にマス
ク用の予備絶縁膜を形成して、電極となる部分に相当す
る予備絶縁膜が残るようにパターニングを行い、マスク
19を形成し、このマスクを利用してホットエッチング
技術及びドライエッチング技術を用いて、基板10の表
面に達するまでエッチングして図4の(A)に示すよう
な構造体を得る。このエッチング後に残存している層が
それぞれ、シリコン窒化膜12a、シリコン酸化膜12
b、浮遊ゲート電極14、第2絶縁膜16、制御ゲート
電極18となる。そして、両膜12a及び12bが、ト
ンネル絶縁膜12を形成している。これら両膜12a、
12bは基板上方から見たとき基板10上に隣接して横
方向に並置して設けた状態にある(図4の(A))。
ク用の予備絶縁膜を形成して、電極となる部分に相当す
る予備絶縁膜が残るようにパターニングを行い、マスク
19を形成し、このマスクを利用してホットエッチング
技術及びドライエッチング技術を用いて、基板10の表
面に達するまでエッチングして図4の(A)に示すよう
な構造体を得る。このエッチング後に残存している層が
それぞれ、シリコン窒化膜12a、シリコン酸化膜12
b、浮遊ゲート電極14、第2絶縁膜16、制御ゲート
電極18となる。そして、両膜12a及び12bが、ト
ンネル絶縁膜12を形成している。これら両膜12a、
12bは基板上方から見たとき基板10上に隣接して横
方向に並置して設けた状態にある(図4の(A))。
【0039】次に、シリコン窒化膜12a及びシリコン
酸化膜12b、浮遊ゲート電極14、層間絶縁膜16、
制御ゲート電極18の周辺を、例えば、レジスト材料な
どを用いてマスキングし(図示せず)た後、イオン注入
及び活性化を行って、基板10にn+ 導電層のソース領
域20及びドレイン領域22を形成する。また、注入効
率を上げるため、例えばボロン(B)イオンを注入して
ソース領域20の下にp- 層24を形成し、また、更
に、例えば、砒素(As)イオンなどを注入してドレイ
ン領域の下にn- 層26を形成する(図4の(B))。
酸化膜12b、浮遊ゲート電極14、層間絶縁膜16、
制御ゲート電極18の周辺を、例えば、レジスト材料な
どを用いてマスキングし(図示せず)た後、イオン注入
及び活性化を行って、基板10にn+ 導電層のソース領
域20及びドレイン領域22を形成する。また、注入効
率を上げるため、例えばボロン(B)イオンを注入して
ソース領域20の下にp- 層24を形成し、また、更
に、例えば、砒素(As)イオンなどを注入してドレイ
ン領域の下にn- 層26を形成する(図4の(B))。
【0040】上述したような製造工程を経て不揮発性メ
モリ素子の主要部が形成される。
モリ素子の主要部が形成される。
【0041】この発明では、第1絶縁膜を形成している
シリコン窒化膜とシリコン酸化膜の長さm及びnの比率
を50:50としたが、ソース領域20側に僅かのシリ
コン窒化膜を形成してあれば、素子の機能を十分果たす
ことができる。なぜなら、情報の消去を行うとき浮遊ゲ
ート電極14からソース領域20に抜ける電子はトンネ
ル絶縁膜のごく一部分で行われるためである。
シリコン窒化膜とシリコン酸化膜の長さm及びnの比率
を50:50としたが、ソース領域20側に僅かのシリ
コン窒化膜を形成してあれば、素子の機能を十分果たす
ことができる。なぜなら、情報の消去を行うとき浮遊ゲ
ート電極14からソース領域20に抜ける電子はトンネ
ル絶縁膜のごく一部分で行われるためである。
【0042】次に、シリコン窒化膜及びシリコン酸化膜
の電圧ー電流特性について説明する。図5は横軸に電界
強度(MV/cmの単位)をとり、縦軸にリーク電流密
度(A/cm2 の単位)を取ってシリコン窒化膜とシリ
コン酸化膜の特性を表した曲線である。ここで曲線I
は、シリコン窒化膜、また、曲線IIは、シリコン酸化膜
を表している。ただし、曲線I及び曲線IIは、膜厚を
4.5nmにしたときの値である。この図からも理解で
きるように、リーク電流密度10-6A/cm2 のときシ
リコン酸化膜の電界強度は約8MV/cmであるのに対
してシリコン窒化膜は約4MV/cmと低下する。この
ため、消去動作するソース領域側に窒化膜を具えること
によって、従来より低い電圧で消去を行うことができ
る。従って、この発明では、シリコン窒化膜をソース側
に用いるため、プールフレンケル伝導によって電流が流
れ、シリコン酸化膜に比べ、より低い電圧のもとで同一
の電流を抜き取ることができる。また、シリコン窒化膜
は、シリコン酸化膜に比べ高電界で誘起されるリーク電
流密度は大きいため、電子の引き抜きが容易となり、そ
の結果長期間の信頼性を確保できる。
の電圧ー電流特性について説明する。図5は横軸に電界
強度(MV/cmの単位)をとり、縦軸にリーク電流密
度(A/cm2 の単位)を取ってシリコン窒化膜とシリ
コン酸化膜の特性を表した曲線である。ここで曲線I
は、シリコン窒化膜、また、曲線IIは、シリコン酸化膜
を表している。ただし、曲線I及び曲線IIは、膜厚を
4.5nmにしたときの値である。この図からも理解で
きるように、リーク電流密度10-6A/cm2 のときシ
リコン酸化膜の電界強度は約8MV/cmであるのに対
してシリコン窒化膜は約4MV/cmと低下する。この
ため、消去動作するソース領域側に窒化膜を具えること
によって、従来より低い電圧で消去を行うことができ
る。従って、この発明では、シリコン窒化膜をソース側
に用いるため、プールフレンケル伝導によって電流が流
れ、シリコン酸化膜に比べ、より低い電圧のもとで同一
の電流を抜き取ることができる。また、シリコン窒化膜
は、シリコン酸化膜に比べ高電界で誘起されるリーク電
流密度は大きいため、電子の引き抜きが容易となり、そ
の結果長期間の信頼性を確保できる。
【0043】次に、トンネル絶縁膜における絶縁破壊電
荷特性について説明する。
荷特性について説明する。
【0044】図6は、横軸にトンネル絶縁膜の厚さ(A
°単位:A°はオングソトロームを表す記号)を取り、
縦軸に絶縁破壊電荷QBD(C/cm2 の単位)をとり、
膜厚に依存性によるゲート正極性とゲート負極性の特性
を表わした図である。ここで、曲線Iは、シリコン酸化
膜のゲート正電極特性、曲線IIはシリコン酸化膜の負電
極特性、III はシリコン窒化膜のゲート正電極特性およ
びIVはシリコン窒化膜の負電極を表している。ただし、
注入電流密度は、±100A/cm2 とする。
°単位:A°はオングソトロームを表す記号)を取り、
縦軸に絶縁破壊電荷QBD(C/cm2 の単位)をとり、
膜厚に依存性によるゲート正極性とゲート負極性の特性
を表わした図である。ここで、曲線Iは、シリコン酸化
膜のゲート正電極特性、曲線IIはシリコン酸化膜の負電
極特性、III はシリコン窒化膜のゲート正電極特性およ
びIVはシリコン窒化膜の負電極を表している。ただし、
注入電流密度は、±100A/cm2 とする。
【0045】この図からも理解できるように、ゲート正
電極を印加した場合、すなわち、書き込み動作のとき、
シリコン酸化膜の絶縁破壊電荷特性は、膜厚を薄くする
と増大する。一方、ゲート負電極を印加した場合、すな
わち、消去動作のとき、シリコン酸化膜の絶縁破壊電荷
特性は、膜厚を薄くすると極端に低下する。
電極を印加した場合、すなわち、書き込み動作のとき、
シリコン酸化膜の絶縁破壊電荷特性は、膜厚を薄くする
と増大する。一方、ゲート負電極を印加した場合、すな
わち、消去動作のとき、シリコン酸化膜の絶縁破壊電荷
特性は、膜厚を薄くすると極端に低下する。
【0046】これに対して、シリコン窒化膜の膜厚依存
性をみると膜厚60A°で、正電極及び負電極に対する
絶縁破壊電荷は40〜30A°を示している。
性をみると膜厚60A°で、正電極及び負電極に対する
絶縁破壊電荷は40〜30A°を示している。
【0047】この事実から、書き込みする側にシリコン
酸化膜を用いたとき、すなわち正極性の電位をドレイン
領域側に与えたとき、トンネル酸化膜の厚さを薄くして
もシリコン窒化膜に比べて、絶縁破壊電荷値は増加す
る。従って、トンネル酸化膜の寿命特性を伸ばすことが
できる。
酸化膜を用いたとき、すなわち正極性の電位をドレイン
領域側に与えたとき、トンネル酸化膜の厚さを薄くして
もシリコン窒化膜に比べて、絶縁破壊電荷値は増加す
る。従って、トンネル酸化膜の寿命特性を伸ばすことが
できる。
【0048】一方、消去する側にシリコン窒化膜を用い
たとき、すなわち負電極の電位をソース領域に与えたと
き、トンネル酸化膜厚60A°の負極性で絶縁破壊電界
値は30C/cm2 となり、シリコン酸化膜の7C/c
m2 に比べて、その差23C/cm2 改善される。この
結果より、情報の消去にシリコン窒化膜を用いれば、ト
ンネル酸化膜の厚さを薄くしても絶縁破壊電荷の低下に
は殆ど影響がないため消去動作が安定する。
たとき、すなわち負電極の電位をソース領域に与えたと
き、トンネル酸化膜厚60A°の負極性で絶縁破壊電界
値は30C/cm2 となり、シリコン酸化膜の7C/c
m2 に比べて、その差23C/cm2 改善される。この
結果より、情報の消去にシリコン窒化膜を用いれば、ト
ンネル酸化膜の厚さを薄くしても絶縁破壊電荷の低下に
は殆ど影響がないため消去動作が安定する。
【0049】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の不揮発性メモリ装置によれば、トンネル絶縁膜
の一部分としてシリコン酸化膜を用いているので情報の
書き込みの場合、ドレイン領域から浮遊ゲートに電子を
注入する際の、薄膜化による絶縁破壊電荷を、シリコン
窒化膜の場合よりも、増加できる。このため、情報の長
期信頼性の向上をはかることができる。
の発明の不揮発性メモリ装置によれば、トンネル絶縁膜
の一部分としてシリコン酸化膜を用いているので情報の
書き込みの場合、ドレイン領域から浮遊ゲートに電子を
注入する際の、薄膜化による絶縁破壊電荷を、シリコン
窒化膜の場合よりも、増加できる。このため、情報の長
期信頼性の向上をはかることができる。
【0050】一方、この発明の構造によればトンネル絶
縁膜の一部分としてシリコン窒化膜を用いるため、情報
の消去のとき、浮遊ゲートからソース領域に電子を抜く
ときの、シリコン酸化膜に比べ電界強度を低くできる。
このため、消去動作のときソース領域に負電位を印加し
て浮遊ゲートからソース領域に電子を抜き取る場合、低
電圧で消去動作が可能になる。
縁膜の一部分としてシリコン窒化膜を用いるため、情報
の消去のとき、浮遊ゲートからソース領域に電子を抜く
ときの、シリコン酸化膜に比べ電界強度を低くできる。
このため、消去動作のときソース領域に負電位を印加し
て浮遊ゲートからソース領域に電子を抜き取る場合、低
電圧で消去動作が可能になる。
【0051】従って、この発明の不揮発性メモリ装置を
用いることによって、データの書き込み及び消去は低電
圧化ができ、また、情報の読み取り特性の信頼性を図る
ことができる。また、データの保持時間を伸ばすことが
できる。
用いることによって、データの書き込み及び消去は低電
圧化ができ、また、情報の読み取り特性の信頼性を図る
ことができる。また、データの保持時間を伸ばすことが
できる。
【図1】実施例の不揮発性メモリ装置の要部を示す断面
図である。
図である。
【図2】この発明の製造工程の説明に供する図である。
【図3】図2に続く、この発明の製造工程の説明に供す
る図である。
る図である。
【図4】図3に続く、この発明の製造工程の説明に供す
る図である。
る図である。
【図5】この発明に用いたトンネル絶縁膜の種類による
電流ー電圧特性を示した図である。
電流ー電圧特性を示した図である。
【図6】この発明に用いたトンネル絶縁膜における絶縁
破壊電荷特性を示した図である。
破壊電荷特性を示した図である。
【図7】従来の不揮発性メモリ装置の断面図である。
10:p導電型半導体基板 12:第1絶縁膜(トンネル絶縁膜) 12a、12b:シリコン窒素化膜及びシリコン酸化膜
(Si3 N4 膜とSiO2 膜) 14:浮遊ゲート電極 16:層間絶縁膜 18:制御ゲート電極 20:ソース領域 22:ドレイン領域 24:n- 層 26:p- 層
(Si3 N4 膜とSiO2 膜) 14:浮遊ゲート電極 16:層間絶縁膜 18:制御ゲート電極 20:ソース領域 22:ドレイン領域 24:n- 層 26:p- 層
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 16/02 16/04 H01L 27/115 29/62 G 9055−4M 8728−4M H01L 27/10 434
Claims (1)
- 【請求項1】 第1導電型の半導体基板と、該半導体基
板に設けられ、互いに離間している第2導電型の第1及
び第2不純物領域と、前記半導体基板の、前記第1及び
第2不純物領域間にわたって、前記半導体基板上に形成
されている第1絶縁膜と、該第1絶縁膜上に設けられた
第1導電体層と、該第1導電体層上に設けられた第2絶
縁膜と、該第2絶縁膜上に設けられた第2導電体層とを
有する不揮発性メモリ装置において、 第1絶縁膜を前記第1不純物領域側のシリコン窒化膜
と、前記第2不純物領域側のシリコン酸化膜とを以って
構成してあることを特徴とする不揮発性メモリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161569A JPH065875A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 不揮発性メモリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161569A JPH065875A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 不揮発性メモリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH065875A true JPH065875A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15737611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4161569A Withdrawn JPH065875A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 不揮発性メモリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065875A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100344829B1 (ko) * | 1999-12-15 | 2002-07-20 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 메모리소자의 제조방법 |
| KR100356468B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2002-10-18 | 주식회사 하이닉스반도체 | 플래쉬 메모리 소자의 제조방법 |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP4161569A patent/JPH065875A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100344829B1 (ko) * | 1999-12-15 | 2002-07-20 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 메모리소자의 제조방법 |
| KR100356468B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2002-10-18 | 주식회사 하이닉스반도체 | 플래쉬 메모리 소자의 제조방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |