JPH0660326A - 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド及びその製造方法

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JPH0660326A
JPH0660326A JP23155092A JP23155092A JPH0660326A JP H0660326 A JPH0660326 A JP H0660326A JP 23155092 A JP23155092 A JP 23155092A JP 23155092 A JP23155092 A JP 23155092A JP H0660326 A JPH0660326 A JP H0660326A
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JP
Japan
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film
insulator
layer
lead
insulating layer
Prior art date
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JP23155092A
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English (en)
Inventor
Junichi Sato
順一 佐藤
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールド層間の間隔を小さくした場合にも良
好な絶縁性を維持することのできる薄膜磁気ヘッド及び
その製造方法を提供する。 【構成】 下部シールド層30と上部シールド層35と
の間に、下部ギャップ絶縁層32とMR膜31とこのM
R膜31の保護絶縁体34とリード26と上部ギャップ
絶縁層33とが順次積層されている薄膜磁気ヘッドであ
って、保護絶縁体34の上面とリード26の上面とがほ
ぼ同一の平面内に位置するように平坦化されている。下
部シールド層30上に下部ギャップ絶縁層32を介して
MR膜31を形成し、このMR膜31上の所定部分にM
R膜31をエッチングから保護する絶縁体34を形成
し、絶縁体34上及びMR膜31上にリード26を形成
し、リード26と絶縁体34との上面を平坦化し、平坦
化したこれらの上面上に上部ギャップ絶縁層33を介し
て上部シールド層35を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク等の磁気
媒体からの再生を行う磁気抵抗ヘッド(Magneto
Resistive head、以下MRヘッドと称
する)を少なくとも有する薄膜磁気ヘッド及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク等の磁気媒体用の薄
膜磁気ヘッドとして、MRヘッドが実用化され始めてい
る。MRヘッドは、磁化に依存して電気抵抗が変化する
という磁気抵抗効果を利用しているおり、その性質上、
不要な磁界を遮断するためのシールド層を両側に設け、
その間にギャップ絶縁層を介してMR素子及びMRリー
ドを設けることにより構成されている。
【0003】図5は、再生用のMRヘッドと記録用のイ
ンダクティブヘッドとを組み合わせて構成される従来の
薄膜磁気ヘッドの一部を、磁気媒体に対向する底面側か
ら概略的に表したものである。
【0004】同図において、50は浮上用のスライダの
後端面側に、図示しない絶縁性の下地膜を介して形成さ
れた下部シールド層であり、この下部シールド層50と
上部シールド層55との間には、下部ギャップ絶縁層5
2、MR素子のMR膜51、このMR膜51をエッチン
グ等から保護するための絶縁体54、リード56、及び
上部ギャップ絶縁層53が順次積層されている。このよ
うにして形成された再生用のMRヘッドの上には、その
コアとして下部磁性層66及び上部磁性層69を具備す
る記録用のインダクティブヘッドが積層されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のMRヘ
ッドでは、MR膜51上の読み取りトラック幅に相当す
る部分に保護用の絶縁体54が形成され、その上にリー
ド56が形成されるため、図5に示されているように、
リード56と絶縁体54との間に段差が生じてしまう。
そしてこの上に上部ギャップ絶縁層53が積層されるた
め、段差部分で絶縁が不完全となり、上部ギャップ絶縁
層53の膜厚を薄くした場合に、リード56と上部シー
ルド層55とが短絡したり電流漏れを引き起こしてヘッ
ド特性が大幅に悪化するという問題が生じる。
【0006】特に、MRヘッドの分解能を高めるために
は、下部シールド層50と上部シールド層55との間隔
を磁気媒体上の記録磁化のビット間隔(磁化反転距離)
よりやや小さい値以下に保つことが必要であり、高密度
記録においてはこの磁化反転距離が数千Åとなるので、
MR膜51を含むMR素子の膜厚が約2000Å程度で
あるとすると、上部ギャップ絶縁層53の膜厚は0.1
μm程度であることが要求されるからより深刻な問題と
なる。
【0007】従って本発明は、シールド層間の間隔を小
さくした場合にも良好な絶縁性を維持することのできる
薄膜磁気ヘッド及びその製造方法を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下部シ
ールド層と上部シールド層との間に、下部ギャップ絶縁
層とMR膜とこのMR膜の保護絶縁体とリードと上部ギ
ャップ絶縁層とが順次積層されている薄膜磁気ヘッドで
あって、保護絶縁体の上面とリードの上面とがほぼ同一
の平面内に位置するように平坦化されている薄膜磁気ヘ
ッドが提供される。
【0009】上述の上部シールド層上にインダクティブ
ヘッドが積層形成されているかもしれない。
【0010】また、本発明によれば、下部シールド層上
に下部ギャップ絶縁層を介してMR膜を形成し、このM
R膜上の所定部分にMR膜をエッチングから保護する絶
縁体を形成し、絶縁体上及びMR膜上にリードを形成
し、リードと絶縁体との上面を平坦化し、平坦化したこ
れらの上面上に上部ギャップ絶縁層を介して上部シール
ド層を形成する薄膜磁気ヘッドの製造方法が提供され
る。
【0011】上述の平坦化がエッチバック法によって行
われることが好ましい。
【0012】上述の上部シールド層上にインダクティブ
ヘッドが積層形成されるかもしれない。
【0013】
【作用】絶縁体上及びMR膜上にリードを形成した後、
リードと絶縁体との上面を平坦化し、平坦化したこれら
の上面上に上部ギャップ絶縁層を形成するようにしたの
で、上部ギャップ絶縁層が平坦になり、その膜厚を小さ
くしても絶縁性が充分保たれることとなる。また、その
上方に形成されるインダクティブヘッドの磁性層(コ
ア)の形状に歪みがなくなり、書き込み効率が向上す
る。
【0014】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。
【0015】図2は、本発明の一実施例として、複合型
の薄膜磁気ヘッドを備えた浮上型磁気ヘッドユニットを
示す斜視図である。
【0016】同図に示すように、本実施例の浮上型磁気
ヘッドユニットは、スライダ20とその(磁気媒体に対
するヘッドユニットの相対的走行方向に関して)後端面
上に設けられた2つの薄膜磁気ヘッド21とその保護膜
22とから主として構成されている。スライダ20は、
例えばAl23 −TiC等のセラミック材料によるセ
ラミック構造体23とそのセラミック構造体23の後端
面にAl23 又はSiO2 等の電気絶縁材料をスパッ
タして形成される下地膜24とから構成されている。
【0017】薄膜磁気ヘッド21は下地膜24上に形成
される薄膜素子であり、これらヘッド21には保護膜2
2の表面に露出するように形成された4つの電極25が
4つのリード26をそれぞれ介して接続されている。
【0018】保護膜22はAl23 又はSiO2 等を
スパッタして形成されており、薄膜磁気ヘッド21、下
地膜24、及びリード26の全面を覆うように形成され
ている。
【0019】図3は、薄膜磁気ヘッド21の構造をより
詳細に示すために図2のAA線で切断した部分断面図で
ある。
【0020】上述したセラミック構造体23の後端面上
に形成された下地膜24上には、下部シールド層30が
形成されており、この下部シールド層30上には、下部
ギャップ絶縁層32が形成されており、その上にパーマ
ロイ等によるMR膜31が形成されている。MR膜31
上には、エッチング等からこの膜を保護するための絶縁
体34が形成される。その上に、リード26(図2)が
形成されている。絶縁体34及びリード26の上面が、
後述するごとく平坦化された後、上部ギャップ絶縁層3
3が形成される。上部ギャップ絶縁層33の上には、上
部シールド層35が形成されている。
【0021】これら下部シールド層30、下部ギャップ
絶縁層32、MR膜31、絶縁体34、リード26、上
部ギャップ絶縁層33、及び上部シールド層35が再生
用のMRヘッド部を構成している。上部シールド層35
上には、Al23 等をスパッタすることにより絶縁膜
37が形成されている。
【0022】絶縁膜37上には、パーマロイ等の軟磁性
膜をめっき等することにより下部磁性層46が形成され
ており、その上にAl23 又はSiO2 等の絶縁膜4
7に挟まれてCu又はAu等によるコイル導体48が設
けられており、さらにその上にパーマロイ等の軟磁性膜
をめっき等することにより上部磁性層49が形成されて
いる。
【0023】下部磁性層46及び上部磁性層49は、磁
気媒体に対向する面Bとは反対側の部分49aで互いに
結合されており、これにより記録用のインダクティブヘ
ッド部のコアを構成している。コイル導体48は、下部
磁性層46及び上部磁性層49の結合部49aの回りを
うず巻き状に巻回するように形成されている。
【0024】上部磁性層49の上には、前述した保護膜
22が形成されている。
【0025】なお、下部磁性層46が上部シールド層3
5の機能をも果たすように兼用する構成としてもよいこ
とは明らかである。この場合、当然のことながら絶縁膜
37は省略される。
【0026】図1は、本実施例における薄膜磁気ヘッド
21を磁気媒体に対向する底面側(図3の面B側)から
概略的に表したものであり、図4はその製造工程を表し
ている。
【0027】まず図4(A)を参照すると、下地膜24
(図3)上にパーマロイ等の軟磁性膜をめっき等するこ
とにより下部シールド層30が形成される。この下部シ
ールド層30は少なくともMR膜31の素子領域を覆う
ように設けられており、1〜2μm程度の膜厚で形成さ
れる。
【0028】この下部シールド層30上には、Al2
3 をスパッタすること等により下部ギャップ絶縁層32
が積層形成される。
【0029】下部ギャップ絶縁層32上には、パーマロ
イ等をスパッタして約300〜600Å程度の膜厚のM
R膜31を形成しさらにTiをスパッタしてバイアスを
与えるための約500〜1500Åの膜厚のシャント層
を形成した後、これらをパターニングしてMR素子が形
成される。シャント層の代わりにソフト・フィルム・バ
イアス層等を形成してもよい。また、成膜順序はこれと
逆であってもよい。
【0030】MR素子上の読取り幅を決定する所定範囲
には、後に実行されるリード及び上部ギャップ絶縁層形
成時のエッチング(イオンミリング等)からMR膜31
を保護するための絶縁体34′が形成される。この絶縁
体34′は、Al23 をスパッタすることによって約
0.1μm程度の膜厚に形成される。
【0031】次いで図4(B)に示すように、絶縁体3
4′、MR膜31、及び下部ギャップ絶縁層32上に、
リード26′が形成される。このリード26′は、Cu
等を約0.3μm程度の膜厚にめっきしてパターニング
することによって形成される。
【0032】MRリード26′の形成後、例えばレジス
トを塗布して凸部をレジストのエッチングと共に除去す
るエッチバック法等の平坦化技術を用いてリード26′
及び絶縁体34′の上面がほぼ同一平面内に位置するよ
うに平坦化処理する。平坦化処理されて、リード26の
高さと絶縁体34の高さがほぼ等しくなった状態が図4
(C)に示されている。
【0033】次いで図4(D)に示すように、その上に
Al23 をスパッタすること等により上部ギャップ絶
縁層33が積層形成され、さらに、この上部ギャップ絶
縁層33上の少なくともMR素子を覆う領域には、パー
マロイ等の軟磁性膜をめっき等することにより1.5〜
3μm程度の膜厚の上部シールド層35が形成される。
【0034】図1に示すように、上部シールド層35の
上には、前述した絶縁膜37(図3)を介して下部磁性
層46が形成されており、その上に絶縁膜47(図3)
及びコイル導体48(図3)を挟んで上部磁性層49が
形成される。
【0035】このように本実施例によれば、MRリード
26′の形成後、平坦化処理が行われて絶縁体34′部
分の段差を小さくしたりほぼ除去しているため、換言す
れば、リード26及び絶縁体34の上面がほぼ同一平面
内に位置するようにしているため、その上に形成される
上部ギャップ絶縁層33の膜厚を約0.1μm程度に薄
くしても良好な絶縁性を保つことができる。その結果、
より優れた分解能を有しつつ耐圧の高いMRヘッドを提
供することができる。さらに、このように平坦化される
ことによりMRヘッドの上に形成されるインダクティブ
ヘッドのコアを構成する下部磁性層46及び上部磁性層
49の形状が歪みのない良好な平坦形状となるため、書
き込み効率の良好なインダクティブヘッドが得られる。
【0036】なお、平坦化技術としては、上述したエッ
チバック法の他に公知の種々の方法が適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、絶縁体上及びMR膜上にリードを形成した後、リー
ドと絶縁体との上面を平坦化し、平坦化したこれらの上
面上に上部ギャップ絶縁層を形成するようにしたので、
上部ギャップ絶縁層が平坦になり、その膜厚を小さくし
ても絶縁性が充分保たれることとなる。また、その上方
に形成されるインダクティブヘッドの磁性層(コア)の
形状に歪みがなくなり、書き込み効率が向上する。その
結果、耐圧の高い優れた分解能を有すると共に書き込み
特性の優れた薄膜磁気ヘッド得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の実施例における薄膜磁気ヘッドの一部構
成を磁気媒体に対向する底面側から概略的に示す底面図
である。
【図2】本発明の一実施例として、複合型薄膜磁気ヘッ
ドを備えた浮上型磁気ヘッドユニットを示す斜視図であ
る。
【図3】図2のAA線による部分断面図である。
【図4】図2の実施例における薄膜磁気ヘッドの製造工
程の一部を表す図である。
【図5】従来の薄膜磁気ヘッドの一部構成を磁気媒体に
対向する底面側から概略的に示す底面図である。
【符号の説明】
23 セラミック構造体 26、26′ リード 30 下部シールド層 31 MR膜 32 下部ギャップ絶縁層 33 上部ギャップ絶縁層 34、34′ 絶縁体 35 上部シールド層 46 下部磁性層 49 上部磁性層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部シールド層と上部シールド層との間
    に、下部ギャップ絶縁層と磁気抵抗膜と該磁気抵抗膜の
    保護絶縁体とリードと上部ギャップ絶縁層とが順次積層
    されている薄膜磁気ヘッドであって、前記保護絶縁体の
    上面と前記リードの上面とがほぼ同一平面内に位置する
    ように平坦化されていることを特徴とする薄膜磁気ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記上部シールド層上にインダクティブ
    ヘッドが積層形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 下部シールド層上に下部ギャップ絶縁層
    を介して磁気抵抗膜を形成し、該磁気抵抗膜上の所定部
    分に該磁気抵抗膜をエッチングから保護する絶縁体を形
    成し、該絶縁体上及び該磁気抵抗膜上にリードを形成
    し、前記リードと前記絶縁体との上面を平坦化し、平坦
    化した該上面上に上部ギャップ絶縁層を介して上部シー
    ルド層を形成することを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記平坦化がエッチバック法によって行
    われることを特徴とする請求項3に記載の薄膜磁気ヘッ
    ドの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記上部シールド層上にインダクティブ
    ヘッドを積層形成することを特徴とする請求項3又は4
    に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
JP23155092A 1992-08-07 1992-08-07 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 Pending JPH0660326A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7548400B2 (en) 2004-03-02 2009-06-16 Tdk Corporation Thin-film magnetic head comprising bias layers having a large length in track width direction

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7548400B2 (en) 2004-03-02 2009-06-16 Tdk Corporation Thin-film magnetic head comprising bias layers having a large length in track width direction

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Effective date: 20001031