JPH0661772A - 圧電部品の製造方法 - Google Patents

圧電部品の製造方法

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JPH0661772A
JPH0661772A JP22924192A JP22924192A JPH0661772A JP H0661772 A JPH0661772 A JP H0661772A JP 22924192 A JP22924192 A JP 22924192A JP 22924192 A JP22924192 A JP 22924192A JP H0661772 A JPH0661772 A JP H0661772A
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JP
Japan
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resonator
temperature
case
electrode
conductive paste
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Pending
Application number
JP22924192A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamamoto
本 隆 山
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱硬化型導電ペーストからなる導電層によっ
て、電気特性が阻害されにくい圧電部品の製造方法を提
供する。 【構成】 電極膜14aが形成されたケース12と振動
電極20aおよび20bを有する共振子16とを準備
し、ケース12の中に共振子16を挿入する。そして、
共振子16の振動領域に、温度T1 に軟化点を有するパ
ラフィン層28を形成する。それから、電極膜14aと
振動電極20aとの間に、温度T1 より低い温度T2
硬化する熱硬化型導電ペーストを塗布する。温度T2
上で熱硬化型導電ペーストを加熱硬化して、電極膜14
aと振動電極20aとを接続する。さらに、パラフィン
層28を温度T1 以上で溶かして除去する。なお、温度
1 以上で、熱硬化型導電ペーストを加熱硬化して、電
極膜14aと振動電極20aとを接続し、かつ、パラフ
ィン層28を溶かして除去してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は圧電部品の製造方法に
関し、特にたとえば、厚みすべり振動共振子を応用した
表面実装対応型セラミック発振子などの圧電部品の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、厚みすべり振動共振子を応用
した表面実装対応型セラミック発振子などの圧電部品の
製造方法として、種々の方法が実用化または提案されて
いる。
【0003】図9は共振子を機械的に固着しつつ電気的
に外部と接続する手段として、熱硬化型導電ペーストを
用いた圧電部品を示す断面図である。圧電部品1はケー
ス2を含む。ケース2は、たとえばアルミナによって形
成され、その一端および他端に段差部2aおよび2bを
有する。ケース2の段差部2aおよび2bには、電極膜
3aおよび3bが形成される。ケース2の段差部2aお
よび2b間には、共振子4が挿入される。
【0004】共振子4は圧電体基板5を含む。圧電体基
板5の両主面には、それぞれ振動電極6aおよび6bが
形成される。振動電極6aは、圧電体基板5の一端から
中央部にかけて形成され、振動電極6bは、圧電体基板
5の他端から中央部にかけて形成される。
【0005】そして、共振子4をケース2に機械的に固
着しつつ、共振子4の振動電極6aおよび6bと電極膜
3aおよび3bとを電気的に接続するために、共振子4
の両端部およびそれらの周辺部分には、導電層7aおよ
び7bがそれぞれ形成される。導電層7aおよび7b
は、それぞれ熱硬化型導電ペーストを塗布し、加熱し硬
化することによって形成される。
【0006】さらに、ケース2はたとえばアルミナなど
の磁器製の蓋8で覆われ、蓋8は接着剤層9aおよび9
bによってケース2に固定される。ケース2および蓋8
の一端および他端には、外部電極10aおよび10b
が、ケース2および蓋8の両端を覆うようにして形成さ
れる。外部電極10aは、ケース2と蓋8との間におい
て、電極膜3aと接続される。同様に、外部電極10b
は、ケース2と蓋8との間において、電極膜3bと接続
される。
【0007】この圧電部品1を製造する際には、まず、
ケース2の中に共振子4が挿入され、熱硬化型導電ペー
ストが共振子4の両端部に塗布される。そして、熱硬化
型導電ペーストを加熱し硬化し、導電層7aおよび7b
が形成される。それから、蓋8が接着剤層9aおよび9
bによってケース2に固定され、外部電極10aおよび
10bが形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱硬化
型導電ペーストを加熱して硬化するときに、硬化反応の
途中に粘度が下がる軟化点がある。そのため、図10の
点線で示すように、導電層7aが共振子4上に広がって
しまう。一方、図11に示すように、共振子4は、その
中央部に向かって少しずつ大きくなる振動変位分布を有
する。したがって、導電層7aの共振子4上への広がり
が、振動負荷となって、電気特性が阻害されることを防
げえなかった。
【0009】それゆえに、この発明の主たる目的は、熱
硬化型導電ペーストからなる導電層によって、電気特性
が阻害されにくい圧電部品の製造方法を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、電極膜が形
成されたケースを準備する工程と、振動電極を有する共
振子を準備する工程と、ケースの中に共振子を挿入する
工程と、共振子の振動領域に、温度T1 に軟化点を有す
るパラフィン層を形成する工程と、電極膜と振動電極と
の間に、温度T1 より低い温度T2 で硬化する熱硬化型
導電ペーストを塗布する工程と、温度T2 以上で熱硬化
型導電ペーストを加熱硬化して、電極膜と振動電極とを
接続する工程と、パラフィン層を温度T1 以上で溶かし
て除去する工程とを含む、圧電部品の製造方法である。
なお、温度T1 以上で、熱硬化型導電ペーストを加熱硬
化して、電極膜と振動電極とを接続し、かつ、パラフィ
ン層を溶かして除去してもよい。
【0011】
【作用】電極膜と振動電極との間に、熱硬化型導電ペー
ストを塗布し、加熱し硬化することによって、導電層が
形成される。このとき、共振子の振動領域にパラフィン
層を形成することによって、導電層が共振子の振動領域
に広がらなくなる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、導電層が共振子の振
動領域に広がらないので、導電層が共振子において振動
負荷とならない。そのため、ケース上の電極膜と共振子
の振動電極とを接続するための導電層として、熱硬化型
導電ペーストを使用しても、電気特性が阻害されにく
い。
【0013】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】図1はこの発明にかかる圧電部品を示す斜視
図であり、図2は図1の線II−IIにおける断面図で
ある。圧電部品10は、図3および図4に示すようなケ
ース12を含む。ケース12は、たとえばアルミナによ
って形成され、その一端および他端に段差部12aおよ
び12bを有する。ケース12の段差部12aおよび1
2bには、電極膜14aおよび14bが形成される。ケ
ース12の段差部12aおよび12b間には、共振子1
6が挿入される。
【0015】共振子16は圧電体基板18を含む。圧電
体基板18の両主面には、それぞれ振動電極20aおよ
び20bが形成される。振動電極20aは、圧電体基板
18の一端から中央部にかけて形成され、振動電極20
bは、圧電体基板18の他端から中央部にかけて形成さ
れる。
【0016】そして、共振子16をケース12に機械的
に固着しつつ、共振子16の振動電極20aおよび20
bと電極膜14aおよび14bとを電気的に接続するた
めに、共振子16の両端部およびそれらの周辺部分に
は、導電層21aおよび21bがそれぞれ形成される。
導電層21aおよび21bは、それぞれ熱硬化型導電ペ
ーストを塗布し、加熱し硬化することによって形成され
る。
【0017】さらに、ケース12はたとえばアルミナな
どの磁器製の蓋22で覆われ、蓋22は接着剤層24a
および24bによってケース12に固定される。ケース
12および蓋22の一端および他端には、それぞれ外部
電極26aおよび26bが、ケース12および蓋22の
両端を覆うようにして形成される。外部電極26aは、
ケース12と蓋22との間において、電極膜14aと接
続される。同様に、外部電極26bは、ケース12と蓋
22との間において、電極膜14bと接続される。
【0018】この圧電部品10を製造する際には、ま
ず、ケース12の中に共振子16が挿入される。そし
て、共振子16の振動領域、この実施例では共振子16
の長手方向における中間部分に、温度T1 に軟化点を有
するパラフィンが滴下され固化され、図5に示すよう
に、パラフィン層28が形成される。
【0019】パラフィンを滴下する際には、まず、図6
に示すように、容器30中でヒータ32によって、パラ
フィン34が加熱され溶融される。そして、図7に示す
ように、ヒータ35が埋め込まれたアイアンロッド36
の先端に、パラフィン34が付けられる。なお、パラフ
ィン34を溶融状態にするために、アイアンロッド36
の先端は、温度T1 以上に加熱されている。そして、図
8に示すように、アイアンロッド36の先端のパラフィ
ン34が共振子16上に滴下される。
【0020】さらに、熱硬化型導電ペーストが、共振子
16の振動電極20aおよび20bと電極膜14aおよ
び14bとの間に塗布される。なお、パラフィンの軟化
点の温度T1 が熱硬化型導電ペーストの硬化温度T2
り高くなるように、パラフィンおよび熱硬化型導電ペー
ストは選択される。
【0021】そして、温度T2 で熱硬化型導電ペースト
を加熱し硬化することによって、導電層21aおよび2
1bが形成される。この場合、共振子16の振動領域に
パラフィン層28が形成されるので、導電層21aおよ
び21bが共振子16の振動領域に広がらない。
【0022】次に、ケース12を裏返しにした状態で、
ケース12などを温度T1 以上の温度に晒して、パラフ
ィン層28を溶かして落下させる。
【0023】さらに、蓋22が接着剤層24aおよび2
4bによってケース12に固定されて、圧電部品10は
製造される。
【0024】この実施例によれば、熱硬化型導電ペース
トからなる導電層が共振子の振動領域に広がらないの
で、導電層が共振子において振動負荷とならない。その
ため、ケース上の電極膜と共振子の振動電極とを接続す
るための導電層として、熱硬化型導電ペーストを使用し
ても、電気特性が阻害されにくい。
【0025】なお、上述の実施例では、温度T2 で熱硬
化型導電ペーストを加熱し硬化することによって導電層
21aおよび21bを形成した後、温度T1 以上の温度
でパラフィン層28を除去しているが、この発明では、
温度T1 以上で、熱硬化型導電ペーストを加熱し硬化す
ることによって導電層21aおよび21bを形成し、か
つ、パラフィン層28を除去してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる圧電部品を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の線II−IIにおける断面図である。
【図3】図1に示す圧電部品に用いられるケースを示す
斜視図である。
【図4】図3の線IV−IVにおける断面図である。
【図5】図1に示す圧電部品の製造工程の一部を示す断
面図である。
【図6】容器中でヒータによってパラフィンが加熱され
溶融された状態を示す図解図である。
【図7】ヒータが埋め込まれたアイアンロッドの先端に
パラフィンが付けられた状態を示す図解図である。
【図8】パラフィンが共振子上に滴下された状態を示す
図解図である。
【図9】この発明の背景となる従来の圧電部品を示す断
面図である。
【図10】図9に示す従来の圧電部品の製造工程の一部
を示す断面図解図である。
【図11】共振子の振動変位分布を示す断面図である。
【符号の説明】
10 圧電部品 12 ケース 14a,14b 電極膜 16 共振子 20a,20b 振動電極 21a,21b 導電層 22 蓋 28 パラフィン層 34 パラフィン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極膜が形成されたケースを準備する工
    程、 振動電極を有する共振子を準備する工程、 前記ケースの中に前記共振子を挿入する工程、 前記共振子の振動領域に、温度T1 に軟化点を有するパ
    ラフィン層を形成する工程、 前記電極膜と前記振動電極との間に、前記温度T1 より
    低い温度T2 で硬化する熱硬化型導電ペーストを塗布す
    る工程、 前記温度T2 以上で前記熱硬化型導電ペーストを加熱硬
    化して、前記電極膜と前記振動電極とを接続する工程、
    および前記パラフィン層を前記温度T1 以上で溶かして
    除去する工程を含む、圧電部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 電極膜が形成されたケースを準備する工
    程、 振動電極を有する共振子を準備する工程、 前記ケースの中に前記共振子を挿入する工程、 前記共振子の振動領域に、温度T1 に軟化点を有するパ
    ラフィン層を形成する工程、 前記電極膜と前記振動電極との間に、前記温度T1 より
    低い温度T2 で硬化する熱硬化型導電ペーストを塗布す
    る工程、および前記温度T1 以上で、前記熱硬化型導電
    ペーストを加熱硬化して、前記電極膜と前記振動電極と
    を接続し、かつ、前記パラフィン層を溶かして除去する
    工程を含む、圧電部品の製造方法。
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