JPH0662459B2 - 2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペンの製法 - Google Patents
2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペンの製法Info
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- JPH0662459B2 JPH0662459B2 JP5229886A JP5229886A JPH0662459B2 JP H0662459 B2 JPH0662459 B2 JP H0662459B2 JP 5229886 A JP5229886 A JP 5229886A JP 5229886 A JP5229886 A JP 5229886A JP H0662459 B2 JPH0662459 B2 JP H0662459B2
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- trifluoropropene
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリ
フルオロプロペンの製法に関する。
フルオロプロペンの製法に関する。
2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプ
ロペンは、ビニリデンフルオライドの共単量体として耐
熱性のきわめて優れたビニリデンフルオライド/2−ト
リフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペン
交互共重合体を与えることができ(特公昭59−282
10号公報参照)、さらにエチレン/テトラフルオロエ
チレン共重合体の改質用単量体といて共重合体に少量添
加することにより該重合体の物性を著しく改善すること
ができる(特公昭59−25806号公報参照)ことが
知られており、重合体の単量体としてきわめて有用な化
合物である。
ロペンは、ビニリデンフルオライドの共単量体として耐
熱性のきわめて優れたビニリデンフルオライド/2−ト
リフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペン
交互共重合体を与えることができ(特公昭59−282
10号公報参照)、さらにエチレン/テトラフルオロエ
チレン共重合体の改質用単量体といて共重合体に少量添
加することにより該重合体の物性を著しく改善すること
ができる(特公昭59−25806号公報参照)ことが
知られており、重合体の単量体としてきわめて有用な化
合物である。
従来、2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフル
オロプロペンの製法としては、ヘキサフルオロアセトン
と無水酢酸またはケテンとの共熱分解が知られている
(特公昭58−35168号参照)。しかし、この製法
は、原料であるヘキサフルオロアセトンが非常に高価な
化合物であり、またその熱分解に激しい条件を必要とす
るなど、工業的な製法としては数々の欠点を有してい
る。
オロプロペンの製法としては、ヘキサフルオロアセトン
と無水酢酸またはケテンとの共熱分解が知られている
(特公昭58−35168号参照)。しかし、この製法
は、原料であるヘキサフルオロアセトンが非常に高価な
化合物であり、またその熱分解に激しい条件を必要とす
るなど、工業的な製法としては数々の欠点を有してい
る。
また、オクタフルオロイソブチル低級アルキルエーテル
を脱フッ化水素してヘプタフルオロイソブテニル低級ア
ルキルエーテルを得、これを還元してヘキサフルオロイ
ソブチル低級アルキルエーテルとし、これを更に硫酸エ
ステル化して硫酸(ヘキサフルオロイソブチル)低級ア
ルキルエステルを得、次いでこれを塩基で処理して2−
トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペ
ンを得る製法が知られている(特公昭57−6133号
公報参照)。この製法も、工程数が多く、従って、試
薬、設備、時間を多く必要とするなど工業的には満足し
うるものではない。
を脱フッ化水素してヘプタフルオロイソブテニル低級ア
ルキルエーテルを得、これを還元してヘキサフルオロイ
ソブチル低級アルキルエーテルとし、これを更に硫酸エ
ステル化して硫酸(ヘキサフルオロイソブチル)低級ア
ルキルエステルを得、次いでこれを塩基で処理して2−
トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペ
ンを得る製法が知られている(特公昭57−6133号
公報参照)。この製法も、工程数が多く、従って、試
薬、設備、時間を多く必要とするなど工業的には満足し
うるものではない。
本発明の目的は、2−トリフルオロメチル−3,3,3
−トリフルオロプロペンを容易に、低価格でかつ工業的
規模で得る方法を提供することにある。
−トリフルオロプロペンを容易に、低価格でかつ工業的
規模で得る方法を提供することにある。
本発明の要旨は、2−トリフルオロメチル−3,3,3
−トリフルオロプロパン酸メチルをアミンの存在下、ホ
ルムアルデヒドと反応させることを特徴とする2−トリ
フルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペンの
製法に存する。
−トリフルオロプロパン酸メチルをアミンの存在下、ホ
ルムアルデヒドと反応させることを特徴とする2−トリ
フルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペンの
製法に存する。
本発明によれば、2−トリフルオロメチル−3,3,3
−トリフルオロプロパン酸メチルをアミンの存在下、ホ
ルムアルデヒドと反応させることにより、脱CO2及び
脱CH3OHして容易に2−トリフルオロメチル−3,
3,3−トリフルオロプロペンへと導かれる。
−トリフルオロプロパン酸メチルをアミンの存在下、ホ
ルムアルデヒドと反応させることにより、脱CO2及び
脱CH3OHして容易に2−トリフルオロメチル−3,
3,3−トリフルオロプロペンへと導かれる。
本発明の原料である2−トリフルオロメチル−3,3,
3−トリフルオロプロパン酸メチルは、例えば、1−メ
トキシ−1,1−ジフルオロ−2−トリフルオロメチル
−3,3,3−トリフルオロプロパンを加水分解するこ
とにより得られる。
3−トリフルオロプロパン酸メチルは、例えば、1−メ
トキシ−1,1−ジフルオロ−2−トリフルオロメチル
−3,3,3−トリフルオロプロパンを加水分解するこ
とにより得られる。
ホルムアルデヒドは、ホルマリン、パラホルムアルデヒ
ド、トリオキサン、ポリオキシメチレン等の形で供給す
ることができる。
ド、トリオキサン、ポリオキシメチレン等の形で供給す
ることができる。
2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプ
ロパン酸メチルとホルムアルデヒド(前記ホルマリン等
はホルムアルデヒドのモル数に換算)の仕込みモル比
は、:1〜1:10、好ましくは、1:1〜1:5であ
る。
ロパン酸メチルとホルムアルデヒド(前記ホルマリン等
はホルムアルデヒドのモル数に換算)の仕込みモル比
は、:1〜1:10、好ましくは、1:1〜1:5であ
る。
本発明に使用されるアミンの例としては、トリエチルア
ミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、ピリジ
ン、ピコリン、テトラメチルエチレンジアミン、ジアザ
ビシクロウンデセン、ジエチルアミン、ジブチルアミ
ン、プロピルアミン、ブチルアミン、エチレンジアミン
等をあげることができる。
ミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、ピリジ
ン、ピコリン、テトラメチルエチレンジアミン、ジアザ
ビシクロウンデセン、ジエチルアミン、ジブチルアミ
ン、プロピルアミン、ブチルアミン、エチレンジアミン
等をあげることができる。
アミンの使用量は、通常2−トリフルオロメチル−3,
3,3−トリフルオロプロパン酸メチル1モルに対し
て、1〜50モル、好ましくは1〜20モルである。
3,3−トリフルオロプロパン酸メチル1モルに対し
て、1〜50モル、好ましくは1〜20モルである。
反応温度は、30〜200℃、好ましくは、50〜15
0℃であり、反応時間は、0.5〜10時間、好ましく
は、1〜5時間である。
0℃であり、反応時間は、0.5〜10時間、好ましく
は、1〜5時間である。
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明する。
実施例1 コンデンサー、適下漏斗及び温度計を備えた100ml
四つ口フラスコ中に、トリブチルアミン20.0g(1
08ミリモル)、パラホルムアルデヒド1.2g(ホル
ムアルデヒド換算で39ミリモル)を入れ、系内20℃
で2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロ
プロパン酸メチル4.2g(20ミリモル)を適下し
た。
四つ口フラスコ中に、トリブチルアミン20.0g(1
08ミリモル)、パラホルムアルデヒド1.2g(ホル
ムアルデヒド換算で39ミリモル)を入れ、系内20℃
で2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロ
プロパン酸メチル4.2g(20ミリモル)を適下し
た。
適下終了後、系内90℃に加温し、3時間撹拌下反応さ
せた。コンデンサー上部から出てきたガスをアルカリ洗
浄、アルミナ乾燥後蒸留し、2−トリフルオロメチル−
3,3,3−トリフルオロプロペン1.61g(収率4
9.1%)を得た。沸点14℃。
せた。コンデンサー上部から出てきたガスをアルカリ洗
浄、アルミナ乾燥後蒸留し、2−トリフルオロメチル−
3,3,3−トリフルオロプロペン1.61g(収率4
9.1%)を得た。沸点14℃。
実施例2 コンデンサー、適下漏斗及び温度計を備えた100ml
四つ口フラスコ中に、ピリジン15.0g(190ミリ
モル)、パラホルムアルデヒド1.2g(ホルムアルデ
ヒド換算で39ミリモル)を入れ、系内20℃で2−ト
リフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロパン
酸メチル4.2g(20ミリモル)を適下した。
四つ口フラスコ中に、ピリジン15.0g(190ミリ
モル)、パラホルムアルデヒド1.2g(ホルムアルデ
ヒド換算で39ミリモル)を入れ、系内20℃で2−ト
リフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロパン
酸メチル4.2g(20ミリモル)を適下した。
適下終了後、系内90℃に加温し、3時間撹拌下反応さ
せた。コンデンサー上部から出てきたガスをアルカリ洗
浄、アルミナ乾燥後蒸留し、2−トリフルオロメチル−
3,3,3−トリフルオロプロペン0.93g(収率2
8.4%)を得た。
せた。コンデンサー上部から出てきたガスをアルカリ洗
浄、アルミナ乾燥後蒸留し、2−トリフルオロメチル−
3,3,3−トリフルオロプロペン0.93g(収率2
8.4%)を得た。
実施例3 コンデンサー、適下漏斗及び温度計を備えた100ml
四つ口フラスコ中に、ジエチルアミン18.5g(25
3ミリモル)、パラホルムアルデヒド1.2g(ホルム
アルデヒド換算で39ミリモル)を入れ、系内20℃で
2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプ
ロパン酸メチル4.2g(20ミリモル)を適下した。
四つ口フラスコ中に、ジエチルアミン18.5g(25
3ミリモル)、パラホルムアルデヒド1.2g(ホルム
アルデヒド換算で39ミリモル)を入れ、系内20℃で
2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプ
ロパン酸メチル4.2g(20ミリモル)を適下した。
適下終了後、系内80℃に加温し、3時間撹拌下反応さ
せた。コンデンサー上部から出てきたガスをアルカリ洗
浄、アルミナ乾燥後蒸留し、2−トリフルオロメチル−
3,3,3−トリフルオロプロペン0.80g(収率2
4.4%)を得た。
せた。コンデンサー上部から出てきたガスをアルカリ洗
浄、アルミナ乾燥後蒸留し、2−トリフルオロメチル−
3,3,3−トリフルオロプロペン0.80g(収率2
4.4%)を得た。
本発明の製法によれば、2−トリフルオロメチル−3,
3,3−トリフルオロプロペンを容易かつ安価に得るこ
とができる。
3,3−トリフルオロプロペンを容易かつ安価に得るこ
とができる。
Claims (1)
- 【請求項1】2−トリフルオロメチル−3,3,3−ト
リフルオロプロパン酸メチルをアミンの存在下、ホルム
アルデヒドと反応させることを特徴とする2−トリフル
オロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペンの製
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229886A JPH0662459B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペンの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229886A JPH0662459B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペンの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62252735A JPS62252735A (ja) | 1987-11-04 |
| JPH0662459B2 true JPH0662459B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=12910886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5229886A Expired - Fee Related JPH0662459B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペンの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662459B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107011116B (zh) * | 2017-03-28 | 2020-11-13 | 巨化集团技术中心 | 一种六氟异丁烯的制备方法 |
-
1986
- 1986-03-10 JP JP5229886A patent/JPH0662459B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62252735A (ja) | 1987-11-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |