JPS6314694B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314694B2 JPS6314694B2 JP56122157A JP12215781A JPS6314694B2 JP S6314694 B2 JPS6314694 B2 JP S6314694B2 JP 56122157 A JP56122157 A JP 56122157A JP 12215781 A JP12215781 A JP 12215781A JP S6314694 B2 JPS6314694 B2 JP S6314694B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trifluoromethylbenzaldehyde
- hydrolysis
- trifluoromethylbenzal
- sulfuric acid
- halide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、2−トリフルオロメチルベンズアル
デヒドの新規製法に関し、更に詳しくは2−トリ
フルオロメチルベンザールハライドの加水分解に
よる2−トリフルオロメチルベンズアルデヒドの
製法に関する。
デヒドの新規製法に関し、更に詳しくは2−トリ
フルオロメチルベンザールハライドの加水分解に
よる2−トリフルオロメチルベンズアルデヒドの
製法に関する。
芳香環に結合するジハロメチル基の加水分解に
よるホルミル基への誘導方法としては、たとえば
次の様な方法が具体的に知られている: しかし、一般式: 〔式中、XおよびYは同一または異なるハロゲン
を示す。〕 で表わされる2−トリフルオロメチルベンザール
ハライドを出発物質として用いる場合、上述の諸
方法では目的とする2−トリフルオロメチルベン
ズアルデヒドを容易には得られない。一方、約
100%硫酸の存在下、高温で2−トリフルオロメ
チルベンザールハライド〔〕を加水分解すると
カルボン酸に変換されることも知られている。従
つて、現在まで、医薬、農薬の中間体として有用
な2−トリフルオロメチルベンズアルデヒドを容
易に高収率で得る工業的製法は確立されていな
い。
よるホルミル基への誘導方法としては、たとえば
次の様な方法が具体的に知られている: しかし、一般式: 〔式中、XおよびYは同一または異なるハロゲン
を示す。〕 で表わされる2−トリフルオロメチルベンザール
ハライドを出発物質として用いる場合、上述の諸
方法では目的とする2−トリフルオロメチルベン
ズアルデヒドを容易には得られない。一方、約
100%硫酸の存在下、高温で2−トリフルオロメ
チルベンザールハライド〔〕を加水分解すると
カルボン酸に変換されることも知られている。従
つて、現在まで、医薬、農薬の中間体として有用
な2−トリフルオロメチルベンズアルデヒドを容
易に高収率で得る工業的製法は確立されていな
い。
本発明者らは、この様な情況に鑑み、2−トリ
フルオロメチルベンズアルデヒドを効率よく製造
する方法について鋭意研究を行つた結果、一定の
条件下に2−トリフルオロメチルベンザールハラ
イド〔〕を加水分解すれば高収率で2−トリハ
ロメチルベンズアルデヒドが得られることを見い
出し本発明を完成した。
フルオロメチルベンズアルデヒドを効率よく製造
する方法について鋭意研究を行つた結果、一定の
条件下に2−トリフルオロメチルベンザールハラ
イド〔〕を加水分解すれば高収率で2−トリハ
ロメチルベンズアルデヒドが得られることを見い
出し本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、2−トリフルオロ
メチルベンザールハライド〔〕を加水分解する
ことを特徴とする2−トリフルオロメチルベンズ
アルデヒドの製法に存する。
メチルベンザールハライド〔〕を加水分解する
ことを特徴とする2−トリフルオロメチルベンズ
アルデヒドの製法に存する。
本発明の好ましい態様によれば、2−トリフル
オロメチルベンザールハライド〔〕は、濃硫酸
の存在下、加熱し、要すれば計算量または少過剰
の水を滴下することにより対応するアルデヒドに
変換される。
オロメチルベンザールハライド〔〕は、濃硫酸
の存在下、加熱し、要すれば計算量または少過剰
の水を滴下することにより対応するアルデヒドに
変換される。
本発明の方法に従えば、驚くべきことに、トリ
フルオロメチル基の加水分解を生起することなく
ジハロメチル基のハロゲンを選択的に、ほぼ定量
的に加水分解し、アルデヒド化合物を高収率で得
ることができる。とりわけハロゲンが共にフツ素
である場合、前記選択的加水分解は全く予期され
なかつた。
フルオロメチル基の加水分解を生起することなく
ジハロメチル基のハロゲンを選択的に、ほぼ定量
的に加水分解し、アルデヒド化合物を高収率で得
ることができる。とりわけハロゲンが共にフツ素
である場合、前記選択的加水分解は全く予期され
なかつた。
2−トリフルオロメチルベンザールハライド
〔〕の好ましい例としては、o−キシレンを塩
素化して得られたα,α,α,α′,α′−ペンタク
ロル−o−キシレンと無水フツ酸との反応により
得られるα,α,α−トリフルオロ−α′,α′−ジ
クロル−o−キシレン〔a〕が挙げられる。こ
の他、α,α,α,α′,α′−ペンタクロル−o−
キシレンと無水フツ酸との反応により得られる
α,α,α−トリフルオロ−α′,α′−ジクロル−
o−キシレン〔a〕、α,α,α,α,α′−テ
トラフルオロ−α′−クロル−o−キシレン〔
b〕およびα,α,α,α′,α′−ペンタフルオロ
−o−キシレン〔c〕の混合物を分離精製する
ことなくそのまま用いることができる。この様な
混合物を用いた場合でも化合物〔a〕と共に化
合物〔b〕および〔c〕も同時に加水分解さ
れて同じ生成物2−トリフルオロメチルベンズア
ルデヒドを与える。
〔〕の好ましい例としては、o−キシレンを塩
素化して得られたα,α,α,α′,α′−ペンタク
ロル−o−キシレンと無水フツ酸との反応により
得られるα,α,α−トリフルオロ−α′,α′−ジ
クロル−o−キシレン〔a〕が挙げられる。こ
の他、α,α,α,α′,α′−ペンタクロル−o−
キシレンと無水フツ酸との反応により得られる
α,α,α−トリフルオロ−α′,α′−ジクロル−
o−キシレン〔a〕、α,α,α,α,α′−テ
トラフルオロ−α′−クロル−o−キシレン〔
b〕およびα,α,α,α′,α′−ペンタフルオロ
−o−キシレン〔c〕の混合物を分離精製する
ことなくそのまま用いることができる。この様な
混合物を用いた場合でも化合物〔a〕と共に化
合物〔b〕および〔c〕も同時に加水分解さ
れて同じ生成物2−トリフルオロメチルベンズア
ルデヒドを与える。
本発明の方法では、加水分解は通常触媒量の酸
またはアルカリの存在下に行われ、望ましくは濃
硫酸が用いられる。酸またはアルカリの使用量
は、出発化合物〔〕1重量部に対して0.1〜1
重量部が好ましい。本発明で用いる濃硫酸は通常
98〜100重量%のものである。
またはアルカリの存在下に行われ、望ましくは濃
硫酸が用いられる。酸またはアルカリの使用量
は、出発化合物〔〕1重量部に対して0.1〜1
重量部が好ましい。本発明で用いる濃硫酸は通常
98〜100重量%のものである。
反応温度が高すぎる場合、たとえば150℃より
高い場合にはトリフルオロメチル基がカルボキシ
ル基に加水分解され、一方反応温度が低すぎる場
合、たとえば40℃以下の場合には反応速度が遅く
なりすぎる。従つて、一般に150℃以下、好まし
くは70〜120℃の反応温度が採用される。
高い場合にはトリフルオロメチル基がカルボキシ
ル基に加水分解され、一方反応温度が低すぎる場
合、たとえば40℃以下の場合には反応速度が遅く
なりすぎる。従つて、一般に150℃以下、好まし
くは70〜120℃の反応温度が採用される。
本発明の製法は、具体的には2−トリフルオロ
メチルベンザールハライド〔〕1重量部に対し
濃硫酸0.1〜1重量部を加えて加熱し、さらに要
すれば計算量または少過剰の水を滴下してトリフ
ルオロメチル基の加水分解を起すことなくジハロ
メチル基の加水分解を完結させる。これにより出
発化合物は定量的に2−トリフルオロメチルベン
ズアルデヒドに変換される。次いで反応混合物を
溶媒抽出または中和後水蒸気蒸留することにより
2−トリフルオロメチルベンズアルデヒドを回収
する。
メチルベンザールハライド〔〕1重量部に対し
濃硫酸0.1〜1重量部を加えて加熱し、さらに要
すれば計算量または少過剰の水を滴下してトリフ
ルオロメチル基の加水分解を起すことなくジハロ
メチル基の加水分解を完結させる。これにより出
発化合物は定量的に2−トリフルオロメチルベン
ズアルデヒドに変換される。次いで反応混合物を
溶媒抽出または中和後水蒸気蒸留することにより
2−トリフルオロメチルベンズアルデヒドを回収
する。
次に実施例および比較例を示し本発明を詳細に
説明する。
説明する。
実施例 1
α,α,α−トリフルオロ−α′,α′−ジクロル
−o−キシレン、α,α,α,α′−テトラフルオ
ロ−α′−クロル−o−キシレンおよびα,α,
α,α′,α′−ペンタフルオロ−o−キシレンの混
合物(モル比20:4:1)220gおよび98%硫酸
60gを撹拌下90℃に加熱する。開始から2時間
後、水15mlを2時間にわたり滴加する。さらに2
時間撹拌した後、反応を完結する。反応液を10%
水酸化ナトリウム水溶液1000mlで中和し、次いで
水蒸気蒸留することにより2−トリフルオロメチ
ルベンズアルデヒド166g(収率95.4%)を得た。
−o−キシレン、α,α,α,α′−テトラフルオ
ロ−α′−クロル−o−キシレンおよびα,α,
α,α′,α′−ペンタフルオロ−o−キシレンの混
合物(モル比20:4:1)220gおよび98%硫酸
60gを撹拌下90℃に加熱する。開始から2時間
後、水15mlを2時間にわたり滴加する。さらに2
時間撹拌した後、反応を完結する。反応液を10%
水酸化ナトリウム水溶液1000mlで中和し、次いで
水蒸気蒸留することにより2−トリフルオロメチ
ルベンズアルデヒド166g(収率95.4%)を得た。
実施例 2
実施例1と同様の混合物16gおよび95%硫酸20
gを撹拌下90〜100℃に加熱し、反応させる。反
応液を冷却した後、水10gを加え、塩化メチレン
10mlで有機層を3回抽出し、乾燥し、次いで蒸留
することにより2−トリフルオロメチルベンズア
ルデヒド11.5g(収率90.1%)を得た。
gを撹拌下90〜100℃に加熱し、反応させる。反
応液を冷却した後、水10gを加え、塩化メチレン
10mlで有機層を3回抽出し、乾燥し、次いで蒸留
することにより2−トリフルオロメチルベンズア
ルデヒド11.5g(収率90.1%)を得た。
比較例 1
上記実施例と同様の混合物10gおよび70%硫酸
を撹拌下90℃で6時間加熱反応する。反応液をガ
スリキツドクロマトグラフイにより分析したとこ
ろ、目的物の2−トリフルオロメチルベンズアル
デヒドは4.5%生成しているのみで、未反応原料
が95.5%残存していた。
を撹拌下90℃で6時間加熱反応する。反応液をガ
スリキツドクロマトグラフイにより分析したとこ
ろ、目的物の2−トリフルオロメチルベンズアル
デヒドは4.5%生成しているのみで、未反応原料
が95.5%残存していた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式: 〔式中、XおよびYは同一または異なるハロゲン
を示す。〕 で表わされる2−トリフルオロメチルベンザール
ハライドを加水分解することを特徴とする2−ト
リフルオロメチルベンズアルデヒドの製法。 2 加水分解を濃硫酸の存在下で行う特許請求の
範囲第1項記載の製法。 3 加水分解を150℃またはそれ以下の温度で行
う特許請求の範囲第1項記載の製法。 4 加水分解を70〜120℃の温度で行う特許請求
の範囲第3項記載の製法。 5 2−トリフルオロメチルベンザールハライド
1重量部に対して濃硫酸を0.1〜1重量部使用す
る特許請求の範囲第2項記載の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12215781A JPS5823638A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 2−トリフルオロメチルベンズアルデヒドの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12215781A JPS5823638A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 2−トリフルオロメチルベンズアルデヒドの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5823638A JPS5823638A (ja) | 1983-02-12 |
| JPS6314694B2 true JPS6314694B2 (ja) | 1988-04-01 |
Family
ID=14829004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12215781A Granted JPS5823638A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 2−トリフルオロメチルベンズアルデヒドの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823638A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4489532B2 (ja) * | 2004-08-03 | 2010-06-23 | セントラル硝子株式会社 | 3−ホルミル−5−トリフルオロメチルベンゾニトリル誘導体とその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2180772A (en) * | 1935-10-25 | 1939-11-21 | Gen Aniline Works Inc | Trifluoromethyl benzaldehydes |
-
1981
- 1981-08-03 JP JP12215781A patent/JPS5823638A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5823638A (ja) | 1983-02-12 |
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