JPH0664165U - クロスコイル式計器の駆動回路 - Google Patents

クロスコイル式計器の駆動回路

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JPH0664165U
JPH0664165U JP502793U JP502793U JPH0664165U JP H0664165 U JPH0664165 U JP H0664165U JP 502793 U JP502793 U JP 502793U JP 502793 U JP502793 U JP 502793U JP H0664165 U JPH0664165 U JP H0664165U
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JP
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coil
sensor
comparator
circuit
triangular wave
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JP502793U
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茂 大石
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサ自体の自己発熱を抑え、精度がよく、
種々の車種に対応できるクロスコイル式計器の駆動回路
の提供を目的としている。 【構成】 三角波と方形波との合成波を発生する異形三
角波発生回路1と、抵抗Rとサーミスタ型センサRX
が直列接続され両端に電源が印加された信号発生回路
と、前記異形三角波発生回路の出力と、前記信号発生回
路の抵抗とセンサとの接続点Aの信号電圧とを入力して
出力するコンパレータ2と、コンパレータの出力波形を
第1のトランジスタを介して入力とする第1のコイルL
1 と、コンパレータ2の出力波形の反転波形を第2のト
ランジスタを介して入力とし、第1のコイルと交差して
巻かれた第2のコイルとを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、クロスコイル式計器の駆動回路に係り、詳しくは計器の指示中域に おいて一定の幅で安定域を有し、車両のエンジン冷却水の水温測定等に好適なク ロスコイル式計器の駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両等の計器としてクロスコイル式計器が多数用いられており、例 えば車両等のエンジン温度を測定するためのアナログ計として、一般にはクロス コイル式水温計が多く用いられている。この水温計は、二組の交差して巻かれた コイル内に指針が取り付けられたマグネットが配置されており、センサの信号に 基づき発生したコイルの合成磁界の作用によりマグネットが回動して、指針が水 温を指示するものである。 ところで、エンジンの適正温度は、一般に80℃前後から100℃までである が、水温計の指針が水温に対してリニアに表示されると、低温域での指針の立ち 上がりが遅く、高温域たとえば100℃前後を指針が示すとオーバーヒートと誤 認される恐れがある。
【0003】 このため、中温域において一定の幅で安定域を有するクロスコイル式水温計が 提案されている。該水温計の駆動回路は、例えば図5に示すように、電源に対し てブリッジに構成されている。
【0004】 すなわち、クロスコイルの一方のコイルであるコイルL3 とコイルL2 とを直 列接続した回路を作り、該回路に抵抗RとサーミスタからなるセンサRx とを直 列接続した回路を並列に接続している。該センサRx はサーミスタからなり温度 が上昇すると抵抗値が減少するものである。また、これらのコイルL3 ,L2 と 交叉させてコイルL1 を配置し、該コイルL1 の一端をコイルL3 とコイルL2 との接続点に接続する。更に、コイルL1 の他端はツェナーダイオードZD を介 して前記抵抗RとセンサRxとの接続点に接続している。そして、コイルL3 と コイルL2 とを直列接続した回路の両端を電源供給点としている。なお、コイル L3 とコイルL2 とは磁界の発生方向が差動型となるように巻かれている。
【0005】 この電気回路の動作を説明すると、先ず水温が低くてセンサRxの抵抗値が大 きく、ツェナーダイオードZD とコイルL1 の直列回路の両端の電圧VB (=V 1 −V2 )が該ダイオードZD のツェナー電圧VZ よりも大きい時、すなわちV B >VZ の時、コイルL1 には矢印A方向に電流I1 が流れて、図6の左方向で ある−F1 方向に磁界が発生する。この磁界とコイルL3 ,L2によって発生す る磁界F3,2 との合成磁界はC(Cold)点側となり、水温計の指針はこの方 向を指示する。
【0006】 また、水温が上昇してセンサRx の抵抗値が小さくなっていき、VB がVZ よ りも小さく、かつツェナーダイオードZD のターンオン電圧VF (VF はツェナ ーダイオードZD に順方向バイアスをかけた時に電流が流れ出す電圧)の負符号 をつけた値よりも大きい時、すなわちVZ >VB >−VF の時には、コイルL1 には電流が流れず磁界は発生しない。このため、発生する磁界はコイルL3 ,L 2 に基づくもののみとなり、その方向は図6に示すF3,2 方向となって、指針は 中温を示すことになる。
【0007】 この中温を示すVB の変化範囲である中温安定域は、図6に示すように、水温 変化によるセンサRX の変化と等価なものであり、一定範囲の幅の温度ではセン サRX の抵抗値が変わっても指針の振れ角θは変わらずに中温を示す。したがっ て、水温の変化にリニアに追従する特性のものに比べて中温安定域を任意に設定 できるため視認し易いものとなる。
【0008】 水温が更に上昇して、VB が−VF よりも小さくなると、すなわちVB <−V F の時は、コイルL1 には矢印B方向に電流I1 が流れて、図6の右方向である +F1 方向に磁界が発生する。この磁界とコイルL3 ,L2 によって発生する磁 界F3,2 との合成磁界はH(Hot)点側となり、水温計の指針はこの方向を指 示する。 このようにセンサRX の変化によって、コイルL1 ,L2 ,L3 による合成磁 化の方向が変わり、センサRX の変化とコイル内のマグネットに取り付けられた 指針の回動角との関係は図7に示すようになる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述したようなクロスコイル式水温計の駆動回路では、水温が上昇 するにしたがいセンサRX の抵抗値が小さくなるため、電源から流れ込む電流が 大となり、抵抗RとセンサRX の発熱が多くなり、センサRX の自己発熱による 特性ズレ等の問題が生じてくる。この場合、抵抗Rの値はコイルL2 ,L3 との 関係で大きくすることができない。 また、ツェナーダイオードZD のツェナー電圧VZ にバラツキがあるので、指 示誤差となって現れることもあり、また車種によって中温域を変える場合にはツ ェナーダイオードZD を交換しなければならないという煩わしさもある。 本考案は、センサ自体の自己発熱を抑え、精度がよく、種々の車種に対応でき るクロスコイル式計器の駆動回路の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るクロスコイル式計器の駆動回路は、三角波と方形波との合成波を 発生する異形三角波発生回路と、抵抗とサーミスタ型センサとが直列接続され両 端に電源が印加された信号発生回路と、前記異形三角波発生回路の出力と、前記 信号発生回路の抵抗とセンサとの接続点の信号電圧とを入力して出力するコンパ レータと、前記コンパレータの出力波形を入力とする第1のコイルと、前記コン パレータの出力波形の反転波形あるいは基準電圧を入力とし、前記第1のコイル と交差して巻かれた第2のコイルとを備えたことを特徴としている。
【0011】
【作用】
上述構成に基づき、図1を参照して作用を説明すると、例えば本考案のクロス コイル式計器の駆動回路を水温計用として使用した場合に、水温が高くセンサR X の抵抗値が低く、抵抗とセンサとの接続点の信号電圧が異形三角波の底辺の斜 辺に位置するときは、コンパレータの出力はデューティ大の方形波となって第1 のトランジスタを駆動し、第1のコイルに大きな電流を流す。一方、この方形波 を反転させたものによって第2のトランジスタが駆動され、第2のコイルに小電 流が流れる。両コイルの合成磁界、この場合第1のコイルによって発生する磁界 の方向、すなわち高温域に水温計の指示が現れる。 水温が中程度で、抵抗とセンサとの接続点の信号電圧が異形三角波の垂直域に あると、この範囲ではコンパレータの出力はデューティ一定となり、両コイルに よって発生する合成磁界の方向は変動しない。すなわち、水温計の指示は中温域 を示す。 次に、水温が低くなってセンサRX の抵抗値が大きく、抵抗とセンサとの接続 点の信号電圧が異形三角波の上部斜面に位置すると、コンパレータの出力はデュ ーティ小の方形波となって第1のトランジスタを駆動し、第1のコイルに小さな 電流を流す。一方、この方形波を反転させたものによって第2のトランジスタが 駆動され、第2のコイルに大電流が流れる。両コイルの合成磁界、この場合第2 のコイルによって発生する磁界の方向、すなわち低温域に水温計の指示が現れる 。
【0012】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例について説明する。
【0013】 本発明実施例のクロスコイル式計器の駆動回路は、図1に示すように、異形三 角波発生回路1を有している。この異形三角波発生回路1は、一定の周波数の三 角波を発生する三角波発生回路1aと、この三角波と同一の周波数でデューティ 50%の方形波を発生する方形波発生回路1bとの出力波形を合成した波形を発 生する回路である。
【0014】 この異形三角波発生回路1の出力は、コンパレータ2の非反転入力端子に入力 されるとともに、該コンパレータ2の反転入力端子には抵抗Rとサーミスタ型セ ンサRX とが直列接続され両端に電源が印加された信号発生回路の抵抗Rとセン サRX との接続点Aの信号電圧が入力される。
【0015】 コンパレータ2の出力Bは、第1のコイルL1 を負荷とする第1のトランジス タTR1 のベースに印加される。一方、コンパレータ2の出力Bは反転回路3に よって波形が反転され、第2のコイルL2 を負荷とする第2のトランジスタTR 2 のベースに印加されるように構成されている。
【0016】 次に、この回路を車両等の水温計用の駆動回路として用いた場合の動作を図2 〜4に基づいて説明する。 水温が高温となって、センサRX の抵抗値が小さくなり、抵抗RとセンサRX との接続点Aの信号電圧が、図2に示すように、異形三角波の底辺の斜辺に位置 すなわちに位置するときは、コンパレータの出力Bはデューティ大の方形波と なる。この方形波によって、図1に示す第1のトランジスタTR1 を駆動し、第 1のコイルL1 に大きな電流を流す。 一方、コンパレータ2の出力Bは反転回路3によってデューティ小の方形波に 反転され第2のトランジスタTR2 を駆動し、第2のコイルL2 に小電流を流す 。両コイルの合成磁界、この場合第1のコイL1 によって発生する磁界の方向、 すなわち高温域に水温計の指針が振れる。
【0017】 水温が中程度で、抵抗RとセンサX との接続点Aの信号電圧が異形三角波の波 形の垂直域すなわち〜に位置するときは、この範囲ではコンパレータ2の出 力はデューティ一定となり、両コイルL1 ,L2 によって発生する合成磁界の方 向は変動しない。すなわち、水温計の指示は中温域を示す。
【0018】 次に、水温が低くなってセンサRX の抵抗値が大きく、抵抗RとセンサRX と の接続点Aの信号電圧が異形三角波の上部斜面すなわちに位置するときは、コ ンパレータ2の出力はデューティ小の方形波となって第1のトランジスタTR1 を駆動し、第1のコイルL1 に小さな電流を流す。一方、この方形波を反転させ たものによって第2のトランジスタTR2 が駆動され、第2のコイルL2 に大き な電流が流れる。両コイルL1 ,L2 の合成磁界、この場合第2のコイルL2 に よって発生する磁界の方向、すなわち低温域に水温計の指針が振れる。
【0019】 本実施例は、このように異形三角波発生回路1とコンパレータ2とを組み合わ せてPWM信号を発生させ、デジタル信号によって水温計を駆動するようにして いるので、熱の発生を軽減することができる。また、異形三角波発生回路1の出 力電圧を調整することにより、抵抗Rの値も変えることができるのでセンサRX への流入電流を減らすことができ、自己発熱による特性ズレの問題を解決するこ とができる。また、異形三角波発生回路1の三角波の傾斜や方形波のデューティ を調整することにより、部品の精度のバラツキを補正することができるとともに 、種々の特性の駆動回路を作ることができるため、多様の車種に対応させること ができる。
【0020】 なお、本実施例では、第2のトランジスタTR1 に対してコンパレータ2の出 力を反転させた波形を入力し、第2のコイルL2 に電流を流すようにしているが 、第2のトランジスタTR1 に対して基準電圧を印加するようにしてもよく、直 接第2のコイルL2 に基準電圧を加えるようにしてもよい。 また、本実施例では駆動回路を水温計用としているが、これに限らず中温安定 域を必要とする種々の計器の駆動回路として使用することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によると、クロスコイル式計器の駆動回路の発熱 を軽減できるため、センサの自己発熱による特性ズレの問題を解決することがで きるとともに、異形三角波発生回路の三角波の傾斜や方形波のデューティを変え ることにより、種々の特性の駆動回路ができるため、多様の目的の計器に対応さ せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のクロスコイル式計器の駆動回路の一実
施例を示した回路図である。
【図2】図1に示す回路の高温域の動作を説明する図で
ある。
【図3】図1に示す回路の中温域の動作を説明する図で
ある。
【図4】図1に示す回路の低温域の動作を説明する図で
ある。
【図5】従来のクロスコイル式水温計の駆動回路を示す
図である。
【図6】各コイルの起磁力の方向と合成磁界を示す図で
ある。
【図7】センサの抵抗値と水温計の振角を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 異形三角波発生回路 2 コンパレータ 3 反転回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三角波と方形波との合成波を発生する異
    形三角波発生回路と、 抵抗とサーミスタ型センサとが直列接続され両端に電源
    が印加された信号発生回路と、 前記異形三角波発生回路の出力と、前記信号発生回路の
    抵抗とセンサとの接続点の信号電圧とを入力して出力す
    るコンパレータと、 前記コンパレータの出力波形を入力とする第1のコイル
    と、 前記コンパレータの出力波形の反転波形あるいは基準電
    圧を入力とし、前記第1のコイルと交差して巻かれた第
    2のコイルとを備えたことを特徴とするクロスコイル式
    計器の駆動回路。
JP502793U 1993-02-17 1993-02-17 クロスコイル式計器の駆動回路 Withdrawn JPH0664165U (ja)

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Effective date: 19970508