JPH0665127A - アルコールの製造方法 - Google Patents

アルコールの製造方法

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JPH0665127A
JPH0665127A JP4244050A JP24405092A JPH0665127A JP H0665127 A JPH0665127 A JP H0665127A JP 4244050 A JP4244050 A JP 4244050A JP 24405092 A JP24405092 A JP 24405092A JP H0665127 A JPH0665127 A JP H0665127A
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Japan
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alcohol
catalyst
carboxylic acid
zirconium
acid
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Kyoko Takahashi
高橋京子
Makoto Shibagaki
真 柴垣
Hajime Matsushita
肇 松下
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Japan Tobacco Inc
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J21/00Catalysts comprising the elements, oxides, or hydroxides of magnesium, boron, aluminium, carbon, silicon, titanium, zirconium, or hafnium
    • B01J21/06Silicon, titanium, zirconium or hafnium; Oxides or hydroxides thereof
    • B01J21/066Zirconium or hafnium; Oxides or hydroxides thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01J21/00Catalysts comprising the elements, oxides, or hydroxides of magnesium, boron, aluminium, carbon, silicon, titanium, zirconium, or hafnium
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    • B01J21/063Titanium; Oxides or hydroxides thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カルボン酸またはカルボン酸誘導体を還元
し、アルコールを製造する。 【構成】 ジルコニウムとチタンの複合酸化物を触媒と
して、カルボン酸またはカルボン酸誘導体を、アルコー
ルを水素源として還元反応を行うことによって、対応す
るアルコールに転換する。 【効果】 カルボン酸またはカルボン酸誘導体を、アル
コールの存在下、対応するアルコールに高収率で還元す
ることができる。特に、ジルコニウム単独ではアルコー
ル収率の低い炭素数の多いカルボン酸またはカルボン酸
誘導体を、より効果的にアルコールに還元できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カルボン酸または、カ
ルボン酸誘導体をその対応するアルコールへ還元する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カルボン酸から対応するアルコー
ルを製造する方法としては、例えば、レニウム系触媒を
用い水素還元による方法(特開昭57−32237号)
があるが、50−500気圧の高圧条件を必要とし,ま
た、電解還元による方法(特開昭58−117887
号)では、パラ置換ベンジルアルコールの製造に限定さ
れている。一方、カルボン酸エステルからアルコールを
製造する方法としては、銅−クロム系,銅−亜鉛系,銅
−モリブデン系,銅−鉄系,銅−ジルコニウム系等の銅
系酸化物触媒(例えば特開昭63−141937号,特
開平2−36135号,特開平3−220143号,特
開昭54−32191号,特開昭52−156192
号,特開平3−128334号)を用いる方法がある。
銅系触媒以外としては、スズ,ゲルマニウムもしくは鉛
で修飾されたニッケル触媒(EP−A−017209
号),ロジウム触媒(EP−A−95408号または特
開昭58−216131号),レニウムと第8族貴金属
元素から構成される触媒(DE−A−3217429
号)等が提案されている。その他、担体にパラジウムま
たはレニウムと酸化亜鉛を含む混合金属酸化物を担持さ
せた触媒(特開平2−36136号)等が提案されてい
る。
【0003】一方,アルコールを水素源として還元し対
応するアルコールを製造する方法としては、カルボン酸
およびそのエステルから含水酸化ジルコニウムを触媒と
して用いる方法(特開昭64−15136号),アルデ
ヒドまたはケトンから不均一系触媒を用いてアルコール
を製造する方法(特開昭61−204143号,特開昭
62−252737号,特開平2−718号)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水素ガ
スを用いての還元方法は、比較的高温高圧条件が必要で
あり、また、水素ガスに対して引火などの危険が伴うこ
とが多いという問題がある。一方,アルコールを水素源
とした還元方法は、上記の問題点は改善されたものであ
るが、適用できるカルボン酸に限界がある。例えば、長
鎖のカルボン酸などでは目的としたアルコールを充分な
収率で得ることが困難であるという問題がある。
【0005】従って、この発明の目的は、安全に実施で
きて、分子量の大きいカルボン酸またはカルボン酸誘導
体から高収率でアルコールを製造する方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、カルボン酸ま
たはカルボン酸誘導体を、触媒の存在下にアルコールに
より、カルボン酸またはカルボン酸誘導体に対応するア
ルコ−ルに還元する方法において、原子モル比がジルコ
ニウム:チタン=1:0.3から1:1.0の複合酸化物
を触媒として用いることを特徴とするアルコールの製造
方法である。
【0007】この還元反応において触媒として用いる複
合酸化物は、白色の固体であり、水,アルコールその他
の有機溶媒に不溶であり、不均一系触媒として作用する
安定な物質である。また、還元剤としてアルコールを使
うことができる還元用触媒として高活性を示し、熱にも
安定である。この複合酸化物は、ジルコニウム塩とチタ
ン塩から水酸化物を経て乾燥,焼成することにより容易
かつ安価に調製することができる。ジルコニウムとチタ
ンの水酸化物は、ジルコニウム塩とスズ塩の混合液をア
ルカリ性にするということにより得ることができる。
【0008】ジルコニウム塩は、例えば、オキシ塩化ジ
ルコニウム,オキシ硝酸ジルコニウム,塩化ジルコニウ
ム,硝酸ジルコニウム等の水溶液に可溶なジルコニウム
塩が好ましい。チタン塩は、例えば、塩化チタン等の水
溶液に可溶なチタン塩が好ましい。ジルコニウム塩とチ
タン塩の割合は、原子モル比で、1:0.3から1:1.
0が好ましい。これ以外の範囲では、活性は低下し、そ
の程度は含水酸化ジルコニウムに較べて低い。
【0009】ジルコニウム塩およびチタン塩の混合液か
ら水酸化物を生成させ、沈澱を析出させるための方法は
アルカリにより行えばよい。例えば、水酸化ナトリウ
ム,アンモニア水等により沈澱を析出させればよい。ア
ルカリによるpH調整は、6.5以上好ましくは、7か
ら9.0である。
【0010】得られた沈澱物を、100℃から500℃
好ましくは200℃から400℃、1から8時間好まし
くは、3から6時間焼成することにより、ジルコニウム
とチタンの複合酸化物が得られる。
【0011】本発明の方法によって対応するアルコール
に還元されるカルボン酸およびカルボン酸誘導体は、炭
素数1から18の直鎖あるいは、分枝の飽和あるいは不
飽和カルボン酸および芳香族カルボン酸およびそれらの
エステルおよびそれらのニトリルおよびそれらのアミド
である。例えば、n−吉草酸,n−ヘキサン酸,n−デ
カン酸,n−ペンタデカン酸,イソ吉草酸,イソデカン
酸,イソステアリン酸,ピバリン酸,5−ヘキセン酸,
10−ウンデセン酸,オレイン酸,安息香酸等のカルボ
ン酸およびそれらのエステルおよびそれらのニトリルお
よびそれらのアミドである。前記の化合物は、他の置換
基例えばハロゲン等で置換されていてもよい。
【0012】また、本発明において還元剤(水素源)と
して用いるアルコールは、1級または2級の低級アルコ
ールが好ましいが、価格および効率の点で2−プロパノ
ールが最も好ましい。
【0013】本発明の方法を実施するに当たっては、例
えば、ジルコニウムとチタンの複合酸化物を反応管に充
填し、これを還元温度、例えば200℃ないし450
℃、好ましくは200℃ないし350℃に加熱し、出発
物質であるカルボン酸またはカルボン酸誘導体と還元剤
であるアルコールとの混合液を不活性キャリアガス、例
えばN2,Ar,He等を用いて、連続的に触媒層に送
り込む。反応に際し、原料を溶解する目的で混合液に不
活性な溶媒、例えば1,4−ジオキサンなどを適量加え
てもよい。反応管の出口は、例えば、水,氷,その他の
適宜な冷媒を用いて冷却し、生成物,未反応物等の流出
物を凝縮させる。生成物の単離は、流出物をそのまま分
別蒸留することにより、容易に行うことができる。出発
物質であるカルボン酸またはカルボン酸誘導体と還元剤
であるアルコールの混合モル比は、出発物質1に対して
還元剤5から500の範囲で適宜選べばよい。
【0014】また、この反応は液相で行ってもよく、例
えば、オ−トクレ−ブを用いて複合酸化物と出発物質で
あるカルボン酸またはカルボン酸誘導体と還元剤である
アルコールとの混合液を反応容器に充填し反応を行う,
還元温度よりも高沸点を有する炭化水素等の不活性な溶
媒中で複合酸化物と出発物質であるカルボン酸またはカ
ルボン酸誘導体と還元剤であるアルコールとの混合液を
反応容器に充填し反応を行う等の方法を用いてもよい。
【0015】ただし、実施方法は、この例に限定される
ものではない。
【0016】
【実施例】以下、本発明に用いる触媒の製造例及び実施
例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
【0017】〈触媒の調製〉 〔調製例1−触媒A〕ジルコニウム:チタン(原子比)
=1:0.5 オキシ塩化ジルコニウム(8水塩)100g(0.31
0mol)と四塩化チタン(無水)29.44g(0.
1552mol)を脱イオン水15L/molに溶解
し、これに攪拌しながらアンモニア水溶液を徐々に加え
てpH8.6に調製した。生成した水和ゲルを濾過して過
剰の塩類水溶液を分離した後、ゲルを新たな脱イオン水
で洗浄した。ゲルをガラス板に広げて室温で乾燥させ
た。このようにして得た複合含水酸化物を分級して、2
4−60メッシュの粒度範囲のものを集め、電気炉中に
300℃で5時間、熱処理したものを調製し、これを触
媒Aとする。
【0018】〔調製例2−触媒B〕ジルコニウム:チタ
ン(原子比)=1:0.3 調製例1におけるオキシ塩化ジルコニウム(8水塩)1
00gを42.0g(0.130mol)とし、と四塩
化チタン(無水)29.44gを7.46g(0.03
93mol)とし、pH8.6を7.1に代えた以外は調製
例1と同様の方法で調製し、これを触媒Bとする。
【0019】〔調製例3−触媒C〕ジルコニウム:チタ
ン(原子比)=1:0.5 調製例1におけるオキシ塩化ジルコニウム(8水塩)1
00gを25.01g(0.0776mol)とし、と
四塩化チタン(無水)29.44gを7.361g
(0.0388mol)とし、pH8.6を7.4に代えた
以外は調製例1と同様の方法で調製し、これを触媒Cと
する。
【0020】〔調製例4−触媒D〕ジルコニウム:チタ
ン(原子比)=1:0.7 調製例1におけるオキシ塩化ジルコニウム(8水塩)1
00gを32.2g(0.100mol)とし、と四塩
化チタン(無水)29.44g(0.1552mol)
を13.3g(0.0701mol)とし、pH8.6を
7.0に代えた以外は調製例1と同様の方法で調製し、
これを触媒Dとする。
【0021】〔調製例5−触媒E〕ジルコニウム:チタ
ン(原子比)=1:1 調製例1におけるオキシ塩化ジルコニウム(8水塩)1
00gを25.01g(0.0776mol)とし、四
塩化チタン(無水)29.44gを14.72g(0.
0776mol)とし、pH8.6を7.3に代えた以外は
調製例1と同様の方法で調製し、これを触媒Eとする。
【0022】〔調製例6−触媒F〕ジルコニウム:チタ
ン(原子比)=1:0.5 調製例1における、アンモニア水の代わりに水酸化ナト
リウム溶液を用い、pH8.6を7.0に代え、それ以外は
調製例1と同様の方法で調製し、これを触媒Fとする。
【0023】〔調製例7−触媒G〕ジルコニウム:チタ
ン(原子比)=1:0.5 調製例6における、オキシ塩化ジルコニウム(8水塩)
100gを36.7g(0.1139mol)とし、四
塩化チタン(無水)29.44gを10.8g(0.0
569mol)とし、pH7.0を8.6に代えた以外は調
製例6と同様の方法で調製し,これを触媒Gとする。
【0024】〈アルコール製造試験〉 〔実施例1−4,6−7〕前記調製例1により製造した
触媒A2gを内径6.5mm,長さ50cmのガラス管からな
る反応管の内部に触媒層が均一になるように充填固定し
た。これを電気炉内に設置し、炉内の温度を280℃に
昇温する。予め出発物質としてデカン酸0.2mol/lの2
−プロパノール溶液を調製しておく。キャリアガスとし
て窒素ガス1ml/秒の速度で流しておき、その中に上記
の出発物質溶液をマイクロフィーダーにより5ml/時の
速度で添加供給した。キャリアガスと共に反応管の触媒
層を通過した反応生成物を炉外に導き、水冷または氷冷
することによって凝縮液化させて補集した。生成物の分
析はガスクロマトグラフィ−を用いて標品と比較,同
定,定量し、変換率およびデカノールの収率を求めた。
結果を表1に示す。触媒Aの代わりに、前記調製例2−
4,6−7により製造した触媒B−D,F−Gを用いて
同様の方法により反応を行った。結果を表1に示す。
【0025】〔実施例5〕本実施例では、実施例1にお
ける触媒Aの代わりに前記調製例5により調製した触媒
Eを用い、実施例1における反応温度280℃を300
℃に代えて、それ以外は、実施例1と同様に行い、デカ
ノールの収率を求めた。結果を表1に示す。
【0026】〔実施例8〕本実施例では、実施例1にお
ける触媒A2gを4gに代えて、デカン酸0.2mol/lの
2−プロパノール溶液を10−ウンデセン酸0.05mol
/lに代えて、供給速度5ml/時を10ml/時に代えて、反
応温度280℃を250℃に代え、それ以外は、実施例
1と同様の反応操作を行い、10−ウンデセノールの収
率を求めた。結果を表1に示す。
【0027】〔実施例9〕本実施例では、実施例8にお
ける10−ウンデセン酸を10−ウンデセン酸メチルに
代えて、それ以外は、実施例8と同様の反応操作を行
い、10−ウンデセノールの収率を求めた。結果を表1
に示す。
【0028】〔実施例10〕本実施例では、実施例1に
おける反応温度280℃を255℃に代えて、デカン酸
をウンデカンニトリルにかえて、それ以外は、実施例1
と同様に行い、ウンデカノールの収率を求めた。結果を
表1に示す。
【0029】〔実施例11〕本実施例では、実施例8に
おける10−ウンデセン酸をテトラデカン酸メチルに代
えて、それ以外は、実施例8と同様の反応操作を行い、
テトラデカノールの収率を求めた。結果を表1に示す。
【0030】〔実施例12〕本実施例では、実施例8に
おける10−ウンデセン酸をヘキサデカン酸メチルに代
えて、それ以外は、実施例8と同様の反応操作を行い、
ヘキサデカノールの収率を求めた。結果を表1に示す。
【0031】〔実施例13〕本実施例では、実施例8に
おける10−ウンデセン酸をオクタデカン酸メチルに代
えて、それ以外は、実施例8と同様の反応操作を行い、
オクタデカノールの収率を求めた。結果を表1に示す。
【0032】〔実施例14〕本実施例では、実施例8に
おける10−ウンデセン酸をオレイン酸メチルに代え
て、それ以外は、実施例8と同様の反応操作を行い、オ
レインアルコールの収率を求めた。結果を表1に示す。
【0033】
【表1】 ──────────────────────────────────── 実施例 触媒 原料 転換率% 生成物 収率% (原子比Zr:Ti) ──────────────────────────────────── 1 A(1:0.5) デカン酸 100 デカノール 90 2 B(1:0.3) デカン酸 100 デカノール 56 3 C(1:0.5) デカン酸 100 デカノール 81 4 D(1:0.7) デカン酸 100 デカノール 66 5 E(1:1) デカン酸 100 デカノール 45 6 F(1:0.5) デカン酸 100 デカノール 78 7 G(1:0.5) デカン酸 100 デカノール 90 8 A(1:0.5) 10−ウンデセン酸 100 10−ウンデセノール 71 9 A(1:0.5) 10−ウンデセン酸メチル 100 10−ウンデセノール 70 10 A(1:0.5) ウンデカンニトリル 73 ウンデカノール 55 11 A(1:0.5) テトラデカン酸メチル 100 テトラデカノール 78 12 A(1:0.5) ヘキサデカン酸メチル 100 ヘキサデカノール 72 13 A(1:0.5) オクタデカン酸メチル 100 オクタデカノール 49 14 A(1:0.5) オレイン酸メチル 100 オレイルアルコール 58 ────────────────────────────────────
【0034】〔比較例1〕本比較例では、実施例1にお
ける触媒を含水酸化ジルコニウムに代えて、反応温度2
80℃を300℃に代えて、それ以外は、実施例1と同
様の反応操作を行い、デカノールの収率を求めた。結果
を表2に示す。
【0035】〔比較例2〕本比較例では、実施例8にお
ける触媒A4gを含水酸化ジルコニウム2gに代えて、
10−ウンデセン酸0.05mol/lの2−プロパノール溶
液を10−ウンデセン酸0.1mol/lに代えて、供給速度
10ml/時を5ml/時とし、反応温度250℃を3
00℃に代え、それ以外は、実施例8と同様の反応操作
を行い、10−ウンデセノールの収率を求めた。結果を
表2に示す。
【0036】
【表2】 ──────────────────────────────────── 比較例 触媒 原料 転換率% 生成物 収率% (原子比Zr:Ti) ──────────────────────────────────── 1 (1:0) デカン酸 100 デカノール 34 2 (1:0) 10−ウンデセン酸 95 10−ウンデセノール 10 ────────────────────────────────────
【0037】
【発明の効果】カルボン酸またはカルボン酸誘導体を、
アルコールの存在下、対応するアルコールに高収率で還
元することができる。特に、ジルコニウム単独ではアル
コール収率の低い炭素数の多いカルボン酸またはカルボ
ン酸誘導体を、より効果的にアルコールに還元できる。
【0038】さらに本発明は、反応操作方法や生成物の
精製方法がきわめて簡便であり、工業的実施が容易であ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、カルボン酸から対応するアルコー
ルを製造する方法としては、例えば、レニウム系触媒を
用い水素還元による方法(特開昭57−32237号)
があるが、50−500気圧の高圧条件を必要とし、ま
た、電解還元による方法(特開昭58−117887
号)では、パラ置換ベンジルアルコールの製造に限定さ
れている。一方、カルボン酸エステルからアルコールを
製造する方法としては、銅−クロム系、銅−亜鉛系、銅
−モリブデン系、銅−鉄系、銅−ジルコニウム系等の銅
系酸化物触媒(例えば特開昭63−141937号、特
開平2−36135号、特開平3−220143号、特
開昭54−32191号、特開昭52−156192
号、特開平3−128334号)を用いる方法がある。
銅系触媒以外としては、スズ、ゲルマニウムもしくは鉛
で修飾されたニッケル触媒(EP−A−172091
号)、ロジウム触媒(EP−A−95408号または特
開昭58−216131号)、レニウムと第8族貴金属
元素から構成される触媒(DE−A−3217429
号)等が提案されている。その他、担体にパラジウムま
たはレニウムと酸化亜鉛を含む混合金属酸化物を担持さ
せた触媒(特開平2−36136号)等が提案されてい
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボン酸またはカルボン酸誘導体を、
    触媒の存在下にアルコールによりカルボン酸またはカル
    ボン酸誘導体に対応するアルコ−ルに還元する方法にお
    いて、原子モル比がジルコニウム:チタン=1:0.3
    から1:1.0の複合酸化物を触媒として用いることを
    特徴とするアルコールの製造方法。
JP4244050A 1992-08-21 1992-08-21 アルコールの製造方法 Pending JPH0665127A (ja)

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EP93306562A EP0585053A1 (en) 1992-08-21 1993-08-19 Method of preparing an alcohol
US08/476,327 US5576467A (en) 1992-08-21 1995-06-07 Method of preparing an alcohol

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