JPH06674Y2 - ショックアブソーバのロッド先端部構造 - Google Patents

ショックアブソーバのロッド先端部構造

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JPH06674Y2
JPH06674Y2 JP1988094108U JP9410888U JPH06674Y2 JP H06674 Y2 JPH06674 Y2 JP H06674Y2 JP 1988094108 U JP1988094108 U JP 1988094108U JP 9410888 U JP9410888 U JP 9410888U JP H06674 Y2 JPH06674 Y2 JP H06674Y2
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rod
diameter
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small
piston rod
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宏 長岡
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のサスペンション等に適応されるショ
ックアブソーバのロッド先端部構造に関する。
(従来の技術) 従来のショックアブソーバのロッド先端部構造として
は、例えば、実開昭62−128244号公報に記載さ
れているような構造のものが知られている。
この従来構造は、ピストンロッドの先端にロッド径より
は小径の小径ねじ部を形成し、該小径ねじ部による径差
面を締結用座面とし、前記小径ねじ部にアッパーマウン
トインシュレータのプレート部材を挿着し、前記締結用
座面にプレート部材をナット締め固定するようにしてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のロッド先端部構造にあ
っては、ピストンロッドの素材そのものを切削加工する
ことによって小径ねじ部と締結用座面とを形成するもの
であった為、ロッド径の小さいショックアブソーバの場
合は、小径ねじ部の径として耐強度で決まる径を確保す
ると、締結用座面の幅を十分にとることができず、この
為、小径ねじ部の強度確保やプレート部材の脱落防止等
を達成しながら、小幅の締結用座面にプレート部材を円
滑に挿着し、且つ、締結用座面と平行なプレート部材の
固定を確保するには、バリ等が発生する個所は全て加工
公差を厳しく管理しながら機械加工によりバリ等の除去
をする必要がある。
具体的には、ロッド径の大きいショックアブソーバの場
合は、締結用座面の幅を十分とることができるので加工
公差をコスト的に低コストとなる0.5mm以上としてもよ
いが、ロッド径の小さいショックアブソーバの場合は、
加工公差を0.1mm以下に厳しく管理しながら機械加工に
より、締結用座面の小径ねじ部側隅に逃げ溝を形成し、
締結用座面の外周端面及びプレート部材の挿着穴端面を
面取りをする必要があり、コストアップしてしまう。
本考案は、上記のような問題に着目してなされたもの
で、ピストンロッドのロッド径の小径化と、ナット締結
強度を得るのに十分な径による小径ねじ部の確保及び加
工コスト的に有利な十分な幅による締結用座面の確保と
の両立を図ることができるショックアブソーバのロッド
先端部構造の開発を課題とする。
(問題点を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案のショックアブソーバ
のロッド先端部構造では、ショックアブソーバのピスト
ンロッドのロッド先端部に、小径ねじ部を形成し、該小
径ねじ部による径差面を締結用座面とし、前記小径ねじ
部にプレート部材を挿着し、前記締結用座面にプレート
部材をナット締めするショックアブソーバのロッドのロ
ッド先端部構造において、前記ピストンロッドのロッド
長を必要長より短くし、このピストンロッドとは別にピ
ストンロッドのロッド径より大径の大径ロッド部を有す
る先端ロッドを形成し、前記ピストンロッドの先端面と
先端ロッドの基端面とを押し当てての抵抗溶接によりピ
ストンロッドと先端ロッドとを接合一体化し、該先端ロ
ッドの先端部に前記小径ねじ部及び締結用座面を形成し
たことを特徴とする手段とした。
(作用) 本考案のショックアブソーバのロッド先端部を製造する
にあたっては、ロッド長を必要長より短くしたピストン
ロッドとは別にピストンロッドのロッド径より大径の大
径ロッド部を有する先端ロッドが形成され、ピストンロ
ッドの先端面と先端ロッドの基端面と押し当てての抵抗
溶接によりピストンロッドと先端ロッドとが接合一体化
される。
そして、前記先端ロッドの先端部には、前記抵抗溶接の
前または後のいずれかの時期に、十分な径による小径ね
じ部及び十分な幅による締結用座面が形成される。
このように、小径ねじ部及び締結用座面をピストンロッ
ドとは別部材である先端ロッドに形成するようにしたた
め、小径ねじ部の径及び締結用座面の幅をピストンロッ
ドの径に独立して設定でき、この結果、ピストンロッド
のロッド径の小径化と、ナット締結強度を得るのに十分
な径による小径ねじ部の確保及び加工コスト的に有利な
十分な幅による締結用座面の確保との両立を図ることが
できる また、ショックアブソーバのロッド先端部に対するプレ
ート部材の組み付けは、小径ねじ部にプレート部材を挿
着し、締結用座面にプレート部材をナット締めで固定す
ることで行なわれる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、構成を説明する。
第1図は自動車のサスペンションに適応された実施例の
ショックアブソーバのロッド先端部構造の要部を示す正
面図であり、ピストンロッド1の先端部に、先端ロッド
2が抵抗溶接により接合一体化されている。
この先端ロッド2には、ピストンロッド1のロッド径d
(例えば、φ12.5mm)よりは大径のロッド径D(例え
ば、φ14mm)の大径ロッド部20を有し、ピストンロッ
ド1とは別体に鍛造成形される。
そして、前記先端ロッド2に、大径ロッド部20よりは
小径(例えば、φ10mm)の小径ねじ部21を形成するこ
とによって、該小径ねじ部21の基端部に後述のアッパ
ーマウントインシュレータ3のインナープレート30と
挿着固定するための締結用座面22(幅2mm程度)が形
成される。
尚、この先端ロッド2の基端外周面には、大径ロッド部
20から外方に突出した抵抗溶接用の鍔23が形成され
る。
次に、アッパーマウントインシュレータ3への連結構造
を第2図に基づいて説明する。
アッパーマウントインシュレータ3は、コンプレッショ
ンロッドブッシュ構造であり、先端ロッド2にナット4
で固定されるセンタープレート30と、車体パネル5に
固定される2枚のアッパープレート31及びロアプレー
ト32と、該両プレート31,32と前記センタープレ
ート30との間に接着されるインシュレータラバー33
と、前記ロアプレート32に固定されるバンパーラバー
リテーナ34と、該バンパーラバーリテーナ34に設け
られたバンパーラバー35とを備えた構造となってい
る。
尚、前記バンパーラバー35は、先端ロッド2の鍔23
を中心として、ピストンロッド1の上部及び大径ロッド
部20の下部の外周を覆って配置され、その内側には、
鍔23に係合するストッパ部35aが形成されている。
次に、作用を説明する。
(イ)製造加工時 ショックアブソーバのピストンロッド1のロッド先端部
構造は、先端ロッド2の基端面を前記ピストンロッド1
の先端面に押し当て、相対回転により摩擦熱を発生さ
せ、両端面部を溶融状態として溶着させる抵抗溶接によ
って接合一体化することで製造される。
そして、前記先端ロッド2には、前記抵抗溶接の前また
は後のいずれかの時期に、小径ねじ部21及び十分な幅
による締結用座面22が形成される。
これは、ピストンロッド1のロッド径dより大径のロッ
ド径Dによる大径ロッド部20を有することによる。
更に、例えば、0.5mm以上の厳しくない加工公差管理に
より、締結用座面22の小径ねじ部側隅22aに逃げ溝
加工が、また、締結用座面22の外周端面22bに面取
り加工が行なわれる。
尚、小径ねじ部21に挿着されるセンタープレート30
の挿着穴30aの端面30bの面取りは、1mm程度の加
工公差が許容されることからプレス加工で行なわれる。
(ロ)組付時 ショックアブソーバのロッド先端部に対するアッパーマ
ウントインシュレータ3の組み付けは、先端ロッド2が
一体化されたピストンロッド1をバンパーラバー35の
下側から差し込み、センタープレート30の挿着穴30
aに小径ねじ部21を挿着し、締結用座面22にセンタ
ープレート30をナット4により締め付け固定すること
で行なわれる。
(ハ)走行時 路面凹凸等で車輪からの振動入力を伴なう走行時には、
該振動入力がショックアブソーバのでの減衰作用と、イ
ンシュレータラバー33での防振作用を受け、大幅に振
動が低減されて車体パネル5に伝達される。
この時、バンパーラバーリテーナ34からバンパーラバ
ー35が外れても、バンパーラバー35のストッパ部3
5aに鍔23が係止し、バンパーラバー35の脱落が防
止される。
以上説明してきたように、実施例のショックアブソーバ
のロッド先端部構造にあっては、以下に列挙する効果が
併せて得られる。
ピストンロッド1の先端側に、該ピストンロッド1よ
り大径の大径ロッド部20を有する先端ロッド2を抵抗
溶接により接合一体化し、この先端ロッド2に小径ねじ
部21及び締結用座面22を形成した為、ショックアブ
ソーバのピストンロッド1のロッド径dが小さくても、
加工コスト的に有利な十分な幅による締結用座面22を
確保出来る。
先端ロッド2の基端外周面に鍔23を形成すると共
に、バンパーラバー35の内側には鍔23に係合するス
トッパ部35aを形成した為、バンパーラバー34の脱
落を防止出来る。
アッパーマウントインシュレータ3のセンタープレー
ト30をピストンロッド1側に固定するアッパーマウン
ト構造とした為、アッパーマウントインシュレータのア
ッパープレート及びロアプレートをピストンロッド側に
固定し、センタープレートを車体側に固定する構造に比
べ、部品点数が少なく、コスト及び重量において有利で
あると共に、センタープレート30から上方への突出量
が小さく、ローフード化にも対応出来る。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本考案
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本考案
に含まれる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案のショックアブソーバ
のロッド先端部構造にあっては、ロッド長を必要長より
短くしたピストンロッドと、このピストンロッドのロッ
ド径より大径の先端ロッドとを抵抗溶接により接合一体
化し、この先端ロッドの先端部に小径ねじ部及び締結用
座面を形成したため、ピストンロッドのロッド径の小径
化と、ナット締結強度を得るのに十分な径による小径ね
じ部の確保及び加工コスト的に有利な十分な幅による締
結用座面の確保との両立を図ることができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のショックアブソーバのロッド先
端部構造を示す要部の正面図、第2図は実施例のロッド
先端部構造を有するショックアブソーバのアッパーマウ
ント構造を示す断面図である。 1…ピストンロッド 2…先端ロッド 20…大径ロッド部 21…小径ねじ部 22…締結用座面 3…アッパーマウントインシュレータ 30…センタープレート (プレート部材) 4…ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ショックアブソーバのピストンロッドのロ
    ッド先端部に、小径ねじ部を形成し、該小径ねじ部によ
    る径差面を締結用座面とし、前記小径ねじ部にプレート
    部材を挿着し、前記締結用座面にプレート部材をナット
    締めするショックアブソーバのロッドのロッド先端部構
    造において、 前記ピストンロッドのロッド長を必要長より短くし、こ
    のピストンロッドとは別にピストンロッドのロッド径よ
    り大径の大径ロッド部を有する先端ロッドを形成し、 前記ピストンロッドの先端面と先端ロッドの基端面とを
    押し当てての抵抗溶接によりピストンロッドと先端ロッ
    ドとを接合一体化し、 該先端ロッドの先端部に前記小径ねじ部及び締結用座面
    を形成したことを特徴とするショックアブソーバのロッ
    ド先端部構造。
JP1988094108U 1988-07-16 1988-07-16 ショックアブソーバのロッド先端部構造 Expired - Lifetime JPH06674Y2 (ja)

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JPH0219945U JPH0219945U (ja) 1990-02-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3844002B2 (ja) * 2005-01-12 2006-11-08 東洋ゴム工業株式会社 ストラットマウント

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