JPH0670477B2 - ガス遮断弁装置 - Google Patents

ガス遮断弁装置

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JPH0670477B2
JPH0670477B2 JP5749686A JP5749686A JPH0670477B2 JP H0670477 B2 JPH0670477 B2 JP H0670477B2 JP 5749686 A JP5749686 A JP 5749686A JP 5749686 A JP5749686 A JP 5749686A JP H0670477 B2 JPH0670477 B2 JP H0670477B2
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南海男 衣本
薫 四柳
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明はガスホース外れやガス漏れを検出してガス供給
を自動遮断するガス遮断弁装置に関するものである。
B.従来技術 生ガス放出や地震等の異常を検出して自動的にガス供給
を遮断するガス遮断弁装置においては、遮断弁を復帰さ
せるための開弁操作時に、ガスホースが外れていたりガ
スコックが開かれていたりして生ガスが再び放出される
おそれがあるので、遮断弁の2次側圧力を検出して開弁
動作を規制するいわゆる復帰安全機構が必要である。し
かし開弁操作時に遮断弁の2次側の圧力を検出して、2
次側が気密性を有する場合にのみ開弁動作するようにす
ると、ガスホースを接続したりガスコックを閉じたりし
て回復処置済みであっても、遮断弁の2次側の圧力が低
下しているので遮断弁が開かない。そこで従来は第4図
(a)に示すように、開弁操作時にまず短時間開弁し
て、2次側の圧力を一旦正常圧にしてから一定時間後に
圧力低下の有無を検出し、圧力低下が充分小さければ気
密性有りと判断して開弁動作するようにしていた。同図
(b)はその回路例を示したもので、開弁用押釦スイッ
チ21の出力により開弁信号出力回路22を作動させて遮断
弁を開くと共に、遅延タイマ23によって例えば2秒後に
閉弁信号出力回路24を作動させて閉じ、次に遅延タイマ
25により例えば30秒後に圧力判定回路26で圧力センサ27
の出力を判定し、圧力Pが設定値P1より高い場合には再
び閉弁信号出力回路22を作動させるようにしたものであ
る。しかしこの従来例においては、外出時や就寝時に閉
弁した場合のように、2次側圧力が低下していないよう
な時でも、開弁復帰時には同様に圧力低下検査を行なう
ようになっているので、必ず一定の待ち時間を必要と
し、ガスが即時に使用できないという欠点があった。
また第5図は、ねじ漏れ等の微量のガス漏れを検出する
漏洩検知装置の従来例を示したもので、圧力低下の検出
に例えば15分という長時間を要するために、ガス漏れ検
査は同図(a)に示すように、弁閉止時に行なうように
していた。同図(b)はその回路例を示したもので、圧
力低下速度の検出には、通常クロックカウンタ31と圧力
センサ32を使用し、例えば正常圧200mmH2Oから100mmH2O
に低下するまでの時間を時間判定回路33で検出すること
により圧力低下速度の大小を判定し、圧力低下速度Vが
設定値V0より大きい場合に弁ロック回路34を作動させる
ようにしていた。しかしこの従来例においては、夜間の
気温変化や終業後の周囲温度の低下等により15分で管内
温度が摂氏3度程度(圧力で約100mmH2O)低下すること
が考えられ、これがガス漏れとして検出されてしまうお
それがあった。
C.発明が解決しようとする問題点 本発明は上記に鑑み、安全復帰機能と漏洩検知機能とを
兼ね備えたガス安全弁装置において、2次側の圧力に異
常がない限り、次回ガス使用時に待ち時間を要せず即時
に安全復帰ができるようにすることを第1の目的とし、
また周囲温度の急激な変化をガス漏れとして検出するの
を防止し、漏洩検知機能の信頼性を向上することを第2
の目的とするものである。
D.問題点を解決するための手段 しかして本願の特定発明は、各種センサからの警報信号
または閉弁操作スイッチからの弁閉止信号により閉弁動
作するガス遮断弁装置において、閉弁操作時に圧力低下
速度の検出を行なって速度が大または小ならば閉弁保持
し、速度が中ならばガス漏れ処理を行なうようにすると
共に、開弁操作時には一旦圧力を検出し、正常圧ならば
直ちに開弁動作し、低圧ならば更に短時間開弁し一定時
間後に再び圧力を検出して、正常圧ならば開弁動作し、
低圧ならば閉弁保持するようにしたものであり、また本
願の併合発明は、各種センサからの警報信号または閉弁
操作スイッチからの弁閉止信号により閉弁動作するガス
遮断弁装置において、閉弁操作時に圧力低下速度の検出
を行なって速度が大または小ならば閉弁保持し、速度が
中ならばガス漏れ処理を行なうようにすると共に、開弁
操作時には一旦圧力を検出し、正常圧ならば直ちに開弁
動作し、低圧ならば更に短時間開弁し一定時間後に再び
圧力を検出して、正常圧ならば開弁動作し、低圧ならば
閉弁保持するようにし、上記ガス漏れ処理手段として、
短時間開弁と圧力低下速度の検出とを繰り返し、所定回
数以内に速度小が検出された時には閉弁保持し、速度小
が検出されなかった時には弁をロックするようにしたも
のである。
E.作用 上記特定発明の構成によれば、開弁操作時にまず圧力を
検出して、圧力が正常であれば直ちに開弁動作するの
で、正常時には待ち時間を要することなく、安全復帰操
作と同時にガスが供給されるものであり、また上記併合
発明の構成によれば、短時間閉弁と圧力低下速度検出と
が速度小が検出されるまで所定回数繰り返されるので、
急激な温度変化により収縮した分は次の短時間開弁で補
充され、従って温度の影響による誤動作が防止されるも
のである。
F.実施例 第1図は本発明装置の一実施例をブロック図で示したも
ので、開弁用押釦スイッチ1は図外の感震センサ、ガス
検知器、火災感知器等からの警報信号で自動遮断した遮
断弁4を開弁復帰させるものであり、閉弁用押釦スイッ
チ2は家庭用にあっては外出時あるいは就寝時に、業務
用にあっては業務用終了後に、それぞれ閉弁操作するた
めのものである。圧力センサ3は遮断弁4の2次側の圧
力を検出するものであり、例えば正常時に200mmH2Oの管
内圧力が100mmH2Oに低下すると検出信号を出力するよう
になっている。
いま第1図において、開弁用押釦スイッチ1が押される
と、開弁信号出力回路5に押釦出力が送られて、一旦遮
断弁4が開弁動作すると共に、圧力判定回路7が圧力セ
ンサ3の出力を判別し、管内圧力が100mmH2Oに達してい
なければ、圧力判定回路7から遅延タイマ8のセット入
力に信号が加えられて、2秒後に閉弁信号出力回路6を
介して遮断弁4が閉弁され、同時に遅延タイマ9が計時
を開始して、30秒後に再び圧力判定回路7を作動させ
る。こうして2秒間のガス補充と30秒の待ち時間後の圧
力判定とによる圧力低下検査で管内の気密性が確認され
ると、圧力判定回路7から正常圧検出信号が開弁信号出
力回路5に送られ、遮断弁4は開弁動作する。また上記
圧力低下検査後においても未だ管内圧力が回復していな
い場合には、圧力判定回路7から再び低圧検出信号が出
力されるが、今回は遅延タイマ8はリセットされていな
いので動作せず、遮断弁4は閉弁状態のまま保持される
ことになる。
次に閉弁用押釦スイッチ2が操作されると、クロックカ
ウンタ10が計時を開始し、時間判定回路11では圧力セン
サ3から低圧検出信号が入った時点のクロックカウンタ
10の読みにより圧力低下速度を判別する。圧力低下速度
Vが第1の設定値V0(例えば100mmH2O/15分)以下であ
れば、ねじ漏れ等による微量ガス漏れがないことを示し
ており、また圧力低下速度Vが第2の設定値V1(例えば
100mmH2O/30秒)以上であれば、遮断弁4の2次側が開
放状態にあることを示しているので、いずれの場合にも
時間判定回路11からは信号が出力されず、遮断弁4はそ
のまま閉弁保持される。また圧力低下速度VがV1>V>
V0の範囲にある場合にはガス漏れの疑いがあるので、時
間判定回路11から漏洩検出信号が出力され、それにより
第2図(a)の点線内に示されたガス漏れ処理が行なわ
れる。
ガス漏れ処理手段としては、上記漏洩検出信号により開
弁信号出力回路5を介して一旦遮断弁4を開き、続いて
遅延タイマ12を動作させて2秒後に閉弁信号出力回路6
に信号を送り、遮断弁4を閉じる。こうして短時間開弁
により2次側管内にガスを補充した後、回数判定回路13
の出力により再びクロックカウンタ10を作動させ、時間
判定回路11によって圧力低下速度の判定を行なう。この
ように圧力低下速度検査を繰り返して行なうのは、例え
ば閉弁操作後15分間で管内圧力が100mmH2O以上低下した
時に、ガス漏れ有りと判別するように設定されている場
合に、前述のように周囲温度の変化によって圧力が低下
し、これがガス漏れとして検出されるおそれがあるの
で、この温度変化の影響をなくすと同時に測定の信頼性
を高めるためである。こうして圧力低下検査を例えば5
回繰り返しても、なお漏洩検出信号が出力される場合に
は、回数判定回路13の出力により弁ロック信号出力回路
14が作動し、開弁出力回路5が動作禁止されるように構
成されている。なお第1図の点線内の部分をマイクロプ
ロセッサのプログラムで構成することも可能である。
第2図は上記の動作を流れ図で示したものである。いま
(a)図において、閉弁用押釦スイッチ2が操作される
と、第1回目の圧力低下速度検出が行なわれ、速度大す
なわちV>V1または速度小すなわちV<V0が検出される
とそのまま閉弁保持され、速度が中すなわちV1>V>V0
が検出されると、検査回数が所定回数(例えば5回)以
内かどうかを判定したのち、短時間開弁して2次側管内
にガスを補充し、再度圧力低下速度検出を行なう。こう
して所定回数で圧力低下速度がV<V0に減少しない場合
には、ガス漏れ有りと判断して弁をロックするものであ
る。
次に(b)図は、遮断弁4がロックされなかった場合の
開弁操作時の動作を示したもので、開弁用押釦スイッチ
1が操作されると、まず圧力センサ3の出力がチェック
されて、管内圧力が正常すなわちP>P1であれば直ちに
開弁動作する。また管内圧力が設定値P1(例えば100mmH
2O)以下であれば、短時間開弁し管内にガスを補充した
のち、一定の待ち時間(例えば30秒)後に再び圧力セン
サの出力がチェックされ、圧力が正常になれば開弁動作
し、所定圧力に達していなければ、2次側が開放状態に
あると判定して閉弁保持するものである。
更に第3図の実施例は、閉弁操作後の圧力低下速度検査
においてガス漏れが検出されず、一旦閉弁保持されたも
のの、その後の気温低下により管内圧力Pが基準値歩P1
以下に低下した場合においても、翌朝の開弁操作時に直
ちに復帰できるようにしたものである。すなわち第2図
(a)の実施例ではこのような場合、閉弁保持(イ)さ
れたままであり、同図(b)の開弁操作時には、圧力が
低下しているので即時復帰せず、一旦短時間開弁(ロ)
して時間待ち(ハ)ののち圧力検出(ニ)を行なってい
たのであるが、第3図の実施例では、(ホ)でガス漏れ
なしと判定されると、(ヘ)で圧力低下が検出されるの
を待機し、もし検出された場合は(ト)で短時間開弁し
て管内にガスを補充する。その後は圧力低下速度検出
(チ)ののち、再び(ヘ)で待機することになる。また
もし夜間にガスコックが開かれる等の異常が発生した場
合には、(へ)で圧力低下が検出されたのち、(ト)
(チ)(リ)(ヌ)で閉弁保持されることになり、ある
いはまた夜間にねじ漏れ等の微量ガス漏れが発生した場
合には、(ヘ)で圧力低下が検出されたのち、所定回数
の圧力低下速度検出が実行されて、(ル)(ヲ)で弁が
ロックされることになる。
このように構成すれば、一旦ガス漏れなしが検出された
後に管内圧力が低下した場合にも、ガスが自動的に補充
されるので、深夜の冷え込み等に影響を受けずに翌朝即
時復帰することができるものである。
G.効果 本願の特定発明において上述のように、閉弁操作時に圧
力低下速度の検出を行なって、速度が中ならばガス漏れ
処理を行ない、速度が大または小の場合は閉弁保持する
ように構成し、開弁操作時には一旦圧力を検出し、正常
圧ならば直ちに開弁動作し、低圧ならば更に短時間開弁
し一定時間後に再び圧力を検出して、正常ならば開弁動
作し、低圧ならば閉弁保持するようにしたものであるか
ら、押釦操作で閉止されている場合、あるいは感震セン
サやガス検知器のように生ガス放出以外の原因で遮断弁
が作動したような場合には、安全復帰するのに待ち時間
を必要とせず直ちにガスを使用することができるもので
あり、また自動遮断後に回復処置を行なった場合、ある
いは遮断弁作動時に2次側は開放されなかったけれども
夜間の温度低下により管内圧力が低下しているような場
合にも、1回の待ち時間で必ず安全復帰し、また1回で
復帰しない時には回復処置がなされていないと判断する
ことができるものであり、特に外出時あるいは夜間に閉
弁しておき、帰宅時あるいは翌朝開弁操作する際に、従
来は安全復帰に必ず30秒乃至1分程度の待ち時間を必要
としたのであるが、本発明の構成によればこの待ち時間
が不要となり、安全復帰操作をきわて簡便に行なうこと
ができるという利点がある。
また本願の併合発明においては、ガス漏れ処理手段とし
て、短時間開弁と圧力低下速度の検出とを繰り返し、所
定回数以内に速度小が検出された時には閉弁保持し、速
度小が検出されなかった時には弁をロックするようにし
たものであるから、ガス漏れ検査中の周囲温度低下によ
る誤動作を防止し得ると共に、装置の信頼性を一層向上
し得るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロック図、第2
図(a)(b)は同上の動作を示す流れ図、第3図は他
の実施例を示す流れ図、第4図(a)(b)は従来例の
ブロック図及び流れ図、第5図(a)(b)は他の従来
例のブロック図及び流れ図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種センサからの警報信号または閉弁操作
    スイッチからの弁閉止信号により閉弁動作するガス遮断
    弁装置において、閉弁操作時に圧力低下速度の検出を行
    なって速度が大または小ならば閉弁保持し、速度が中な
    らばガス漏れ処理を行なうようにすると共に、開弁操作
    時には一旦圧力を検出して、正常圧ならば直ちに開弁動
    作し、低圧ならば短時間開弁して一定時間後に再び圧力
    を検出し、この圧力が正常圧ならば開弁動作し、低圧な
    らば閉弁保持するようにして成るガス遮断弁装置。
  2. 【請求項2】速度小が検出された時には低圧が検出され
    るのを待機し、低圧が検出されると短時間開弁により管
    内圧力を補充するようにして成る特許請求の範囲第1項
    記載のガス遮断弁装置。
  3. 【請求項3】各種センサからの警報信号または閉弁操作
    スイッチからの弁閉止信号により閉弁動作するガス遮断
    弁装置において、閉弁操作時に圧力低下速度の検出を行
    なって速度が大または小ならば閉弁保持し、速度が中な
    らばガス漏れ処理を行なうようにすると共に、開弁操作
    時には一旦圧力を検出して、正常圧ならば直ちに開弁動
    作し、低圧ならば短時間開弁して一定時間後に再び圧力
    を検出し、この圧力が正常圧ならば開弁動作し、低圧な
    らば閉弁保持するようにし、上記ガス漏れ処理手段とし
    て、短時間開弁と圧力低下速度の検出とを繰り返し、所
    定回数以内に速度小が検出された時には閉弁保持し、速
    度小が検出されなかった時には弁をロックするようにし
    て成るガス遮断弁装置。
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