JPH0673280B2 - 進行波管の製造方法 - Google Patents
進行波管の製造方法Info
- Publication number
- JPH0673280B2 JPH0673280B2 JP61025302A JP2530286A JPH0673280B2 JP H0673280 B2 JPH0673280 B2 JP H0673280B2 JP 61025302 A JP61025302 A JP 61025302A JP 2530286 A JP2530286 A JP 2530286A JP H0673280 B2 JPH0673280 B2 JP H0673280B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- helix
- axial hole
- traveling wave
- relay
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、進行波管のとくに遅波回路構体のヘリック
ス導体と同軸線路の内導体とを電気的に接続する方法に
関する。
ス導体と同軸線路の内導体とを電気的に接続する方法に
関する。
進行波管の本体は、周知のように電子ビームを放射する
電子銃部、そのビーム下流に設けられた遅波回路構体、
さらにその下流に設けられたコレクタ電極部を有してな
る。遅波回路構体としては、ヘリックス導体を備える構
造が広く知られており、その一端部に高周波入力、他端
部に高周波出力用の同軸線路が接続される。そしてこの
ヘリックス導体と同軸線路の内導体との接続は、従来一
般に第3図に示すように行われている。すなわち、細長
いステンレスのような金属パイプ製の真空容器11の内側
に、120度間隔の3本のベリリアセラミック製ヘリック
ス支持棒12、12…に支持されたモリブデンのような金属
リボンをコイル状に巻いたヘリックス導体13が挿入され
ている。また、真空容器11の一部には、内導体14、外導
体15からなる同軸線路16の外導体端部を気密接合して遅
波回路軸に垂直な方向に突出して設けてある。そしてヘ
リックス導体13の端部13aと内導体14との接続にあたっ
ては、内導体先端の軸方向孔14aにヘリックス導体13の
先端部13aを挿入し、同図を上下逆転した状態で両者の
嵌合部にろう材17を配置し、高温加熱してろう接する。
あるいはアーク溶接またはレーザ溶接により、電気的お
よび機械的に接続する。
電子銃部、そのビーム下流に設けられた遅波回路構体、
さらにその下流に設けられたコレクタ電極部を有してな
る。遅波回路構体としては、ヘリックス導体を備える構
造が広く知られており、その一端部に高周波入力、他端
部に高周波出力用の同軸線路が接続される。そしてこの
ヘリックス導体と同軸線路の内導体との接続は、従来一
般に第3図に示すように行われている。すなわち、細長
いステンレスのような金属パイプ製の真空容器11の内側
に、120度間隔の3本のベリリアセラミック製ヘリック
ス支持棒12、12…に支持されたモリブデンのような金属
リボンをコイル状に巻いたヘリックス導体13が挿入され
ている。また、真空容器11の一部には、内導体14、外導
体15からなる同軸線路16の外導体端部を気密接合して遅
波回路軸に垂直な方向に突出して設けてある。そしてヘ
リックス導体13の端部13aと内導体14との接続にあたっ
ては、内導体先端の軸方向孔14aにヘリックス導体13の
先端部13aを挿入し、同図を上下逆転した状態で両者の
嵌合部にろう材17を配置し、高温加熱してろう接する。
あるいはアーク溶接またはレーザ溶接により、電気的お
よび機械的に接続する。
それによりヘリックス導体と同軸線路内導体との接続は
十分得られるが、次のような不都合が発生しやすい。す
なわち、このようにヘリックス導体と内導体とをろう接
すると、ろう材の一部がヘリックス導体の表面に沿って
遅波回路領域上まで流動する。このように電子ビームが
通過する遅波回路上のヘリックス導体部分までろう材が
付着していると、進行波管の動作時に電子ビームの一部
がこのヘリックス導体に衝突した際、ろう材を蒸発させ
てしまい、このろう蒸気がヘリックス支持棒の表面など
に付着してしまい、高周波伝送特性を劣化させる原因に
なるおそれがある。また溶接による場合は、溶接による
スプラッシュや蒸気が同様に遅波回路上のヘリックス導
体部分やヘリックス支持棒に付着するおそれがある。極
端な場合は、ヘリックス支持棒の一部が電気的に短絡状
態になることも予測される。それを防止するには、特別
の予防策をとらなければならず、とくに寸法がきわめて
小さい10GHz以上の動作周波数用の進行波管では作業性
が悪く、信頼性の高い接続構造が得にくいという不都合
がある。
十分得られるが、次のような不都合が発生しやすい。す
なわち、このようにヘリックス導体と内導体とをろう接
すると、ろう材の一部がヘリックス導体の表面に沿って
遅波回路領域上まで流動する。このように電子ビームが
通過する遅波回路上のヘリックス導体部分までろう材が
付着していると、進行波管の動作時に電子ビームの一部
がこのヘリックス導体に衝突した際、ろう材を蒸発させ
てしまい、このろう蒸気がヘリックス支持棒の表面など
に付着してしまい、高周波伝送特性を劣化させる原因に
なるおそれがある。また溶接による場合は、溶接による
スプラッシュや蒸気が同様に遅波回路上のヘリックス導
体部分やヘリックス支持棒に付着するおそれがある。極
端な場合は、ヘリックス支持棒の一部が電気的に短絡状
態になることも予測される。それを防止するには、特別
の予防策をとらなければならず、とくに寸法がきわめて
小さい10GHz以上の動作周波数用の進行波管では作業性
が悪く、信頼性の高い接続構造が得にくいという不都合
がある。
この発明は、以上のような不都合を解消し、溶接時の金
属蒸気やスプラッシュがヘリックス支持棒や遅波回路上
のヘリックス導体部分に飛散せず、信頼性の高い遅波回
路構体が得られる進行波管の製造方法を提供するもので
ある。
属蒸気やスプラッシュがヘリックス支持棒や遅波回路上
のヘリックス導体部分に飛散せず、信頼性の高い遅波回
路構体が得られる進行波管の製造方法を提供するもので
ある。
この発明は、予めヘリックス導体端部にこのヘリックス
導体よりも融点の低い金属からなる中継導体を接合して
おくとともに、同軸線路内導体の真空容器側端部に導体
中心軸に沿う軸方向孔及びこの軸方向孔に達する横方向
孔を形成しておき、中継導体の端部を内導体の軸方向孔
に少なくとも横方向孔まで達するように挿入し、この横
方向孔を通してレーザビームを照射して軸方向孔内の中
継導体を溶融して溶接する進行波管の製造方法である。
導体よりも融点の低い金属からなる中継導体を接合して
おくとともに、同軸線路内導体の真空容器側端部に導体
中心軸に沿う軸方向孔及びこの軸方向孔に達する横方向
孔を形成しておき、中継導体の端部を内導体の軸方向孔
に少なくとも横方向孔まで達するように挿入し、この横
方向孔を通してレーザビームを照射して軸方向孔内の中
継導体を溶融して溶接する進行波管の製造方法である。
以下図面を参照してその実施例を説明する。なお同一部
分は同一符号であらわす。
分は同一符号であらわす。
第1図および第2図に示すように、金属パイプ製の真空
容器11の内部にヘリックス支持棒12とともに挿入される
ヘリックス導体の端部13aと、同軸線路内導体14との間
に、ほぼL字状に成形された、白金のようなヘリックス
13よりも融点の低い金属材料からなる中継導体21を介在
して電気的に接続する。そして好ましい組立手順に沿っ
て説明すると、この中継導体21は、予めその一端部21a
をモリブデン製のヘリックス端部13aに巻き、ろう接ま
たは溶接により電気的に接続してある。そして中間部は
管軸に平行に延長したうえ、直角に折り曲げて円柱状の
まま同軸線路内導体に挿入する。
容器11の内部にヘリックス支持棒12とともに挿入される
ヘリックス導体の端部13aと、同軸線路内導体14との間
に、ほぼL字状に成形された、白金のようなヘリックス
13よりも融点の低い金属材料からなる中継導体21を介在
して電気的に接続する。そして好ましい組立手順に沿っ
て説明すると、この中継導体21は、予めその一端部21a
をモリブデン製のヘリックス端部13aに巻き、ろう接ま
たは溶接により電気的に接続してある。そして中間部は
管軸に平行に延長したうえ、直角に折り曲げて円柱状の
まま同軸線路内導体に挿入する。
真空容器11の一部に突設された同軸線路16は、モリブデ
ンまたは同等の高融点材料からなる内導体14の内方端部
に、予め中心軸に沿って途中まで穿設した軸方向孔14a
を形成してある。またその側壁に、軸方向孔14aに達す
る横方向孔14bを形成してある。そこで、内導体の軸方
向孔14aに、中継導体21の円柱状端部21bを挿入し、この
状態で、矢印Lで示すように、横方向孔14bを通してレ
ーザビームを照射して軸方向孔内の中継導体端部14bを
溶融し、内導体の内部に溶接する。こうして両者を軸方
向孔内で溶接し、電気的および機械的に結合する。
ンまたは同等の高融点材料からなる内導体14の内方端部
に、予め中心軸に沿って途中まで穿設した軸方向孔14a
を形成してある。またその側壁に、軸方向孔14aに達す
る横方向孔14bを形成してある。そこで、内導体の軸方
向孔14aに、中継導体21の円柱状端部21bを挿入し、この
状態で、矢印Lで示すように、横方向孔14bを通してレ
ーザビームを照射して軸方向孔内の中継導体端部14bを
溶融し、内導体の内部に溶接する。こうして両者を軸方
向孔内で溶接し、電気的および機械的に結合する。
このように接続することにより、融点の低い中継導体自
身が溶接に寄与し、内導体に形成した軸方向孔及び横方
向孔の内部で溶接され、溶接の際の金属蒸気やスプラッ
シュがヘリックスの主要部に到達せず、信頼性の高い接
合状態が得られる。なお同図において、符号18は電子銃
側の電子ビーム入射ボディ電極をあらわしている。ま
た、中継導体21の管軸に平行な部分は、ヘリックス主要
部の内径寸法よりわずか大きい寸法に形成されている。
それにより電子ビームがこの中継導体に衝突することが
なく、この中継導体がビーム衝突で溶融するおそれがな
い。
身が溶接に寄与し、内導体に形成した軸方向孔及び横方
向孔の内部で溶接され、溶接の際の金属蒸気やスプラッ
シュがヘリックスの主要部に到達せず、信頼性の高い接
合状態が得られる。なお同図において、符号18は電子銃
側の電子ビーム入射ボディ電極をあらわしている。ま
た、中継導体21の管軸に平行な部分は、ヘリックス主要
部の内径寸法よりわずか大きい寸法に形成されている。
それにより電子ビームがこの中継導体に衝突することが
なく、この中継導体がビーム衝突で溶融するおそれがな
い。
以上説明したようにこの発明によれば、ヘリックス導体
と同軸線路内導体との電気的接続が確実容易であるとと
もに、接合時のスプラッシュが遅波回路領域のヘリック
ス導体やヘリックス支持棒の表面に飛散して付着するお
それがなく、遅波回路の高周波特性を劣化させるおそれ
がない。こうして信頼性高い進行波管が得られる。
と同軸線路内導体との電気的接続が確実容易であるとと
もに、接合時のスプラッシュが遅波回路領域のヘリック
ス導体やヘリックス支持棒の表面に飛散して付着するお
それがなく、遅波回路の高周波特性を劣化させるおそれ
がない。こうして信頼性高い進行波管が得られる。
第1図はこの発明の実施例を示す要部縦断面図、第2図
はその要部を示す拡大斜視図、第3図は従来構造を示す
要部縦断面図である。 13……ヘリックス導体、 13a……ヘリックス導体端部、 14……同軸線路内導体、 14a……内導体端部の軸方向孔、 14b……側壁の横方向孔、 L……レーザビーム、 16……同軸線路、 21……中継導体。
はその要部を示す拡大斜視図、第3図は従来構造を示す
要部縦断面図である。 13……ヘリックス導体、 13a……ヘリックス導体端部、 14……同軸線路内導体、 14a……内導体端部の軸方向孔、 14b……側壁の横方向孔、 L……レーザビーム、 16……同軸線路、 21……中継導体。
Claims (1)
- 【請求項1】細長いパイプ製真空容器の内部に複数のヘ
リックス支持棒に支えられたヘリックス導体を挿入し、
上記ヘリックス導体端部を上記真空容器の一部に垂直方
向に突設された同軸線路の内導体に電気的に接続する進
行波管の製造方法において、 予め上記ヘリックス導体端部に該ヘリックス導体よりも
融点の低い金属からなる中継導体を接合しておくととも
に、上記同軸線路内導体の上記真空容器側端部に導体中
心軸に沿う軸方向孔及び該軸方向孔に達する横方向孔を
形成しておき、 上記中継導体の端部を上記内導体の軸方向孔に少なくと
も上記横方向孔まで達するように挿入し、上記横方向孔
を通してレーザビームを照射して上記軸方向孔内の中継
導体を溶融して溶接することを特徴とする進行波管の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61025302A JPH0673280B2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 進行波管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61025302A JPH0673280B2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 進行波管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62184739A JPS62184739A (ja) | 1987-08-13 |
| JPH0673280B2 true JPH0673280B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=12162216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61025302A Expired - Lifetime JPH0673280B2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 進行波管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0673280B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030012329A (ko) * | 2001-07-31 | 2003-02-12 | 국방과학연구소 | 조립성이 향상된 진행파관 |
| JP5140868B2 (ja) * | 2007-07-06 | 2013-02-13 | 株式会社ネットコムセック | 進行波管 |
| US11894208B2 (en) * | 2020-11-15 | 2024-02-06 | Elve Inc. | Multi-layer vacuum electron device and method of manufacture |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4410884Y1 (ja) * | 1964-06-30 | 1969-05-06 | ||
| JPS4411140Y1 (ja) * | 1965-08-14 | 1969-05-08 | ||
| JPS5864738A (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-18 | Nec Corp | ヘリツクス形進行波管 |
| JPS58188034A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-11-02 | Nec Corp | 進行波管 |
-
1986
- 1986-02-07 JP JP61025302A patent/JPH0673280B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62184739A (ja) | 1987-08-13 |
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