JPH067337B2 - 楽音信号発生装置 - Google Patents

楽音信号発生装置

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JPH067337B2
JPH067337B2 JP61280445A JP28044586A JPH067337B2 JP H067337 B2 JPH067337 B2 JP H067337B2 JP 61280445 A JP61280445 A JP 61280445A JP 28044586 A JP28044586 A JP 28044586A JP H067337 B2 JPH067337 B2 JP H067337B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、電子楽器、ゲーム機器等に利用される楽音
信号発生装置に係り、特に時間経過に従って波形が変化
する楽音信号を発生する楽音信号発生装置に関する。
(従来技術) 従来、この種の装置は、例えば特開昭61−10729
8号公報に示されるように、複数のサンプリングデータ
からなる各々異なる楽音波形を表す複数組の楽音波形デ
ータを時間経過に従って順次切換え出力する楽音波形デ
ータ発生手段と、1組の楽音波形データを構成する複数
のサンプリングデータを記憶可能な記憶手段とを備え、
記憶手段に記憶されている各サンプリングデータを楽音
波形データ発生手段から出力される1組の楽音波形デー
タを構成する各サンプリングデータに基づき修正すると
ともに、記憶手段に記憶されている各サンプリングデー
タを発生すべき楽音の周波数に比例したレートで順次繰
返し出力して、時間経過に従って波形が変化する楽音信
号を所望の周波数で発生するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、上記従来装置においては、周波数又は位相が
若干ずつずれた複数の楽音信号の同時発生による効果、
例えばアンサンブル効果を得ることができなかった。す
なわち、同装置において、記憶手段に記憶されている各
サンプリングデータの読出しレートを変更するようにす
れば、周波数又は位相の若干変更された1系列の楽音信
号による効果、例えばビブラート効果を得ることはでき
ても、複数の楽音が同時に発音しているようなアンサン
ブル効果を得ることはできなかった。また、従来の装置
を利用して前記アンサンブル効果を得るためには、記憶
手段等を複数系列用意することも考えられるが、このよ
うな方法では装置全体のコストが高くなるという問題が
あった。
この発明は上記問題に鑑み案出されたもので、その目的
とするところは時間経過に従って波形が変化する楽音信
号を発生する楽音信号発生装置において、低コストにて
上記アンサンブル効果を実現する楽音信号装置を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決してこの発明の目的を達成するために、
この発明の構成上の特徴は、複数のサンプリングデータ
からなり各々異なる楽音波形を表す複数組の楽音波形デ
ータを時間経過に従って順次切換え出力する楽音波形デ
ータ発生手段と、1組の楽音波形データを構成する複数
のサンプリングデータを各々異なる位置に記憶する記憶
手段と、前記記憶手段に記憶されている各サンプリング
データを前記楽音波形データ発生手段から出力される1
組の楽音波形データを構成すく前記複数のサンプリング
データに基づき修正する修正手段と、前記記憶手段に記
憶されている各サンプリングデータの読出しレートを発
生すべき楽音の周波数に比例して制御する読出しレート
制御手段とを備え、前記記憶手段に記憶されている複数
のサンプリングデータを前記読出しレート制御手段によ
り制御されたレートで順次繰返し出力することにより、
同サンプリングデータにより構成される楽音波形データ
に対応した楽音信号を発生する楽音信号発生装置におい
て、複数のピッチ変調信号を各々独立に発生するピッチ
変調信号発生手段と、前記記憶手段に記憶されている各
サンプリングデータの読出し位置を前記複数のピッチ変
調信号に応じて各々独立に変更して同ピッチ変調信号に
各々対応した複数組の楽音波形データを出力させる読出
し位置変更手段とを設けたことにある。
(発明の作用) 上記のように構成したこの発明においては、楽音波形デ
ータ発生手段が複数のサンプリングデータからなり各々
異なる楽音波形を表す複数組の楽音波形データを時間経
過に従って順次切換え出力し、修正手段が、この楽音波
形データを構成する複数のサンプリングデータに基づ
き、記憶手段に記憶されている各サンプリングデータを
修正するので、記憶手段に記憶される複数のサンプリン
グデータからなる楽音波形データは時間経過に従って変
化する。この変化する楽音波形データを構成する各サン
プリングデータは、その読出しレートが読出しレート制
御手段により制御されるとともに、その読出し位置が読
出し位置変更手段によりピッチ変調信号発生手段からの
複数のピッチ変調信号に基づき各々独立に制御されて、
複数の楽音波形データとして各々独立に出力される。そ
して、この読出し位置の変更は各サンプリングデータの
出力タイミングを変更することを意味するので、時間経
過に従って波形が変化する複数の楽音信号が、その位相
又は周波数をピッチ変調信号に応じて異ならせて、同時
に出力されることになる。
(発明の効果) 上記作用説明からも理解できる通り、この発明によれば
記憶手段等を複数系列分設けなくても、記憶手段におけ
る各サンプリングデータの読出し位置を変更するのみ
で、各々時間経過に従って変化しかつ周波数又は位相の
異なる複数の楽音信号が出力されるので、低コストにて
複数の楽器が同時に発音しているようなアンサンブル効
果が得られる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明すると、
第1図はこの発明に係る楽音信号発生装置の適用された
電子楽器をブロック図にて示している。
この電子楽器は鍵スイッチ回路11及び音色選択スイッ
チ回路12を有する。鍵スイッチ回路11は鍵盤の各鍵
に各々対応した複数の鍵スイッチにより構成されてお
り、同スイッチは各鍵の押離鍵に応じて各々開閉成す
る。鍵スイッチ回路11には押鍵検出回路13が接続さ
れており、同検出回路13は鍵スイッチ回路11内の各
鍵スイッチの開閉成を検出することにより鍵盤の各鍵の
押離鍵を検出して、鍵盤にて押されている鍵を表すキー
コードKC、及び鍵が押されるとハイレベル“1”(以
下単に“1”という)となり、かつ鍵が離れるとローレ
ベル“0”(以下単に“0”という)となるキーオン信
号KONを出力する。音色選択スイッチ回路12は電子
楽器の前面パネル上に設けらた音色選択操作子群の各操
作子に各々対応した複数の音色選択スイッチにより構成
されており、同スイッチ回路12は音色選択操作子群に
より選択された音色を表す音色選択信号TSWを出力す
る。
これらの押鍵検出回路13及び音色選択スイッチ回路1
2にはアドレス発生器20が接続されている。アドレス
発生器20は波形メモリ31に記憶されている波形デー
タの読出しを制御する第1及び第2アドレス信号AD
1,AD2を出力するもので、第2図に詳細に示される
ように、ノートクロック発生器21を有する。ノートク
ロック発生器21は、押鍵検出回路13から供給される
キーコードKCに基づき、押された鍵の音高周波数の3
m(3mは一周期分の楽音波形のサンプリングデータ数
の3倍に等しい値)倍の周波数を有するノートクロック
信号φ3nを出力する。このノートクロック信号φ3nはア
ドレス発生器20から出力されるとともに、同発生器2
0内の1/3分周器22に供給される。1/3分周器22はノ
ートクロック信号φ3nを1/3分周して押された鍵の音高
周波数のm(mは一周期分の楽音波形のサンプリングデ
ータ数に等しい値)倍の周波数を有する分周ノートクロ
ック信号φnを形成して、同クロック信号φnをアドレス
発生器20から出力するとともに、同発生器20内のカ
ウンタ23に供給する。カウンタ23は分周ノートクロ
ック信号φnをカウントすることにより「0」〜「m−
1」に渡り繰返し変化するカウント値を第1アドレス信
号AD1として出力する。このカウンタ23のリセット
端子Rには、微分回路24によりキーオン信号KONを
立上がり微分したキーオンパルス信号KONPが供給さ
れており、同カウンタ23はこのキーオンパルス信号K
ONPの到来に応じて押鍵時にリセットされるようにな
っている。
また、カウンタ23のカウント値「m−1」から「0」
に変化する毎に同カウンタ23から発生されるキャリイ
信号CAはカウンタ25に入力されており、同カウンタ
25はこのキャリイ信号CAをカウントすることにより
第1アドレス信号AD1の1周期毎(発生楽音の1周期
に対応)に「1」ずつ増加するカウント値を出力する。
このカウンタ25のリセット端子Rにはオア回路ORを
介してキーオンパルス信号KONP及び後述する比較器
26からの一致信号EQが供給されており、同カウンタ
25はキーオンパルス信号KONP又は一致信号EQの
到来に応じて押鍵時又は比較器26からの一致信号EQ
の発生時にリセットされるようになっている。カウンタ
25から出力されるカウント値は比較器26の一方の入
力に供給され、同比較器26の他方の入力には繰返し回
数メモリ27から繰返し回数値が供給されている。繰返
り回数メモリ27は波形メモリ31に記憶されている同
一波形を繰返し出力する回数値を各波形毎に記憶するも
ので、音色選択スイッチ回路12からの音色選択信号T
SW及びカウンタ28からのカウント値(第2アドレス
信号AD2)に応じて前記繰返し回数値を出力する。こ
れにより、比較器26は、カウンタ25からのカウント
値が繰返し回数メモリ27からの繰返し回数値に一致し
た時点で、一致信号EQを出力してカウンタ25をオア
回路ORを介してリセットすると同時に、同一致信号E
Qをアンド回路ANDの一方の入力を介してカウンタ2
8に供給するようになっている。カウンタ28はこの供
給された一致信号EQをカウントして「1」ずつ増加す
るカウント値を第2アドレス信号AD2として出力す
る。アンド回路ANDの他方の入力には、第2アドレス
信号AD2の全ビットが“1”になったことを検知する
ナンド回路NANDの出力が供給されており、第2アド
レス信号AD2の全ビットが“1”(この実施例ではカ
ウンタ28のカウント値が「7」)になったとき、一致
信号EQがアンド回路ANDを介してカウンタ28に供
給されないようになっている。これにより、カウンタ2
8は一致信号EQの到来に応じてそのカウント値を
「1」ずつ増加させて、例えば「0」〜「7」に変化す
る第2アドレス信号AD2を出力する。またカウンタ2
8のリセット端子Rにはキーオンパルス信号KONPが
供給されており、同カウンタ28は押鍵時にリセットさ
れるようになっている。
波形メモリ31はn個の音色に対応しかつ音色選択スイ
ッチ回路12からの音色選択信号TSWにより指定され
る波形データメモリ31−1,31−2・・・31−n
を有する。各波形データメモリ31−1,31−2・・
・31−nは各々第2アドレス信号AD2により指定さ
れる複数のエリア(この実施例では8エリアE0,E1
・・E7)に分割されておりテープ各エリアE0,E1
・・E7は楽音の1周期分の波形を表すm個のサンプリ
ングデータを各々記憶している。また、各エリアE0
1・・・E7内に記憶されている前記一連のサンプリン
グデータは各々異なる波形を示しているが、各波形の位
相は各々一致している。
波形メモリ31には補間回路40が接続されており、同
回路40は減算器41、乗算器42、加算器43及びシ
フトレジスタ44により構成されている。減算器41は
波形メモリ31から供給されるサンプリングデータか
ら、シフトレジスタ44の最終ステージから供給される
サンプリングデータを減算して、該減算による差データ
を乗算器42に出力する。乗算器42は前記差データに
利得係数gを乗算して加算器43の一方の入力に供給す
る。この利得係数gは利得係数メモリ51から供給され
るもので、同メモリ51はn個の音色に対応しかつ音色
選択スイッチ回路12からの音色選択信号TSWにより
指定される利得係数データメモリ51−1,51−2・
・・51−nを有する。各利得係数データメモリ51−
1,51−2・・・51−nは各々第2アドレス信号A
D2によりアドレス指定される複数の利得係数データ
(この実施例では8データg0,g1・・・g7)を記憶
している。加算器43の他方の入力にはシフトレジスタ
44の最終ステージからのサンプリングデータが供給さ
れており、同加算器43は該サンプリングデータと乗算
器42からの入力データとを加算してシフトレジスタ4
4の第1ステージに供給する。シフトレジスタ44は楽
音波形の一周期分に相当するm個のサンプリングデータ
を記憶するmステージを有し、各ステージに記憶されて
いるサンプリングデータは分周ノートクロック信号φn
により順次シフトされるとともに、キーオンパルス信号
KONPによりリセットされるようになっている。
また、シフトレジスタ44は各ステージに記憶されてい
る各サンプリングデータを並列的に取出し可能となって
おり、各ステージの出力はセレクタ52に接続されてい
る。セレクタ52はシフトレジスタ44の各ステージか
らのサンプリングデータをマルチプレクサ53からの選
択信号SELに応じて選択出力する。マクチプレクサ5
3は第1乃至第3ピッチ変調信号発生器541,542
543からのピッチ変調信号であってシフトレジスタ4
4の各ステージ出力を指示する信号を、ノートクロック
発生器21から供給されるノートクロック信号φ3nによ
り多重化して出力する。各ピッチ変調信号発生器5
1,542,543は、第3A図に示すような周期波形
信号LFOを発生するディジタル形式の低周波発振器、
及び第3B図、第3C図に示すようなキーオン信号KO
Nを微分、積分したピッチベンド波形信号PBD、グラ
イド波形信号GLDを発生するディジタル形式の波形形
成回路を各々備えており、これらの波形信号LFO,P
BD,GLOの一つ又は複数を演奏音の選択に応じて同
時に出力する。なお、波形信号LFOは各々第1乃至第
3ピッチ変調信号発生器541,542,543毎に周波
数又は位相が異なるように設定されており(LFO1
LFO2,LFO3)、各波形信号PBD,GLDは同発
生器541,542,543毎に波形形状が異なるように
設定されている(PBD1,PBD2,PBD3及びGL
1,GLD2,GLD3)。
セレクタ52にはデマルチプレクサ55が接続されてい
る。デマルチプレクサ55はノートクロック発生器21
から供給されるノートクロック信号φ3nに制御され、セ
レクタ52から同信号φ3nに同期して出力されるサンプ
リングデータを3系列のサンプリングデータにデマルチ
して、各サンプリングデータを分周ノートクロック信号
φnに同期して各々第1乃至第3ディジタルフィルタ5
1,562,563に出力する。第1乃至第3ディジタ
ルフィルタ561,562,563は供給された各サンプ
リングデータに所望の周波数特性を付加して加算器57
に出力する。加算器57は第1乃至第3ディジタルフィ
ルタ561,562,563からの各サンプリングデータ
を合算して出力する。
加算器57には乗算器58が接続されており、同乗算器
58は加算器57からのサンプリングデータとエンベロ
ープ波形データを乗算して出力する。このエンベロープ
波形データはエンベロープ発生器59から供給されるも
ので、同発生器59は押鍵検出回路13からのキーオン
信号KONに応じて楽音のエンベーロプ波形を表すエン
ベロープ波形データを形成して出力する。また、このエ
ンベロープ波形は音色選択スイッチ回路12からの音色
選択信号TSWにより制御され、楽音の音色に適した形
状に形成される。
乗算器58にはディジタルアナログ変換器61が接続さ
れており、同変換器61は乗算器58からのディジタル
信号をアナログ信号に変換してサウンドシステム62に
出力する。サウンドシステム62はアンプ、スピーカ等
により構成されており、デイジタルアナログ変換器61
から供給されるアナログ信号に応じた楽音を発音する。
上記のように構成した実施例の動作を説明する。鍵盤に
ていずれかの鍵が押下されて、鍵スイッチ回路11内に
おける前記押下鍵に対応した鍵スイッチが閉成すると、
押鍵検出回路13はこの押鍵を検出して、押された鍵を
表すキーコードKC及びキーオン信号KONをアドレス
発生器20に供給する。アドレス発生器20において
は、微分回路24がキーオン信号KONを立上がり微分
することによりキーオンパルス信号KONPを発生し、
このキーオンパルス信号KONPによりカウンタ23,
25,28が各々リセットされる。このキーオンパルス
信号KONPは補間回路40のシフトレジスタ44にも
供給され、シフトレジスタ44がリセットされる。
これらのリセット後、アドレス発生器20内のカウンタ
23はサンプリングタイムを決める分周ノートクロック
信号φnをカウントして、「0」から「m−1」に渡り
繰返し変化する第1アドレス信号AD1を波形メモリ3
1に供給する。この波形メモリ31には演奏者によって
選択された音色を表す音色選択信号TSWが音色選択ス
イッチ回路12から供給されるとともに、前記リセット
により「0」に設定されている第2アドレス信号AD2
がカウンタ28から供給されており、メモリ31は選択
音色に対応した波形データメモリ31−i(iは1〜n
のいずれかの整数)内の第1エリアE0に記憶されてい
るm個(1周期分)のサンプリングデータを第1アドレ
ス信号AD1に従って順次読出し補間回路40の減算器
41の一方の入力に順次繰返し出力する。減算器41は
該サンプリングデータから、シフトレジスタ44の最終
ステージからのサンプリングデータを減算して、該減算
した差データを乗算器42に出力する。乗算器42に
は、音色選択信号TSWにより指定される利得係数メモ
リ51内の利得係数データメモリ51−i(iは1〜n
のいずれかの整数)から、「0」に設定されている第2
アドレス信号AD2により読出された利得係数データg
0が供給されており、同乗算器42は前記供給データに
利得係数データg0を乗算して加算器43の一方の入力
に供給する。加算器43はこの供給されたデータとシフ
トレジスタ44の最終ステージからのサンプリングデー
タとを加算してシフトレジスタ44の第1ステージに供
給するので、シフトレジスタ44は同レジスタ44に記
憶されているサンプリングデータを乗算器42を介した
減算器41からの差データに従って修正しながら循環記
憶することになる。これにより、最初リセットされたシ
フトレジスタ44内のサンプリングデータは徐々に波形
データメモリ31−i内の第1エリアE0に記憶されて
いるサンプリングデータに徐々に近づくことになる。
このようにシフトレジスタ44に循環記憶されているサ
ンプリングデータは同レジスタ44の各ステージ毎にサ
レクタ52に供給され、同セレクタ52は供給された各
サンプリングデータを選択信号SELに応じて選択出力
する。この選択信号SELは第1乃至第3ピッチ変調信
号発生器541,542,543からの各波形信号LF
1,LFO2,LFO3(PBD1,PBD2,PBD3
はGLO1,GLO2,GLO3)をマルチプレクサ53
にてノートクロック信号φ3nにより多重化したものであ
るので、セレクタ52から出力される信号は、分周ノー
トクロック信号φnの周期に対応した1サンプリングタ
イムの間に、各ピッチ変調信号発生器541,542,5
3からの前記各波形信号により出力位置が各々規定さ
れた3種類のサンプリングデータを多重化した信号とな
る。この多重化信号はデマルチ回路55によりデマルチ
され、前記3種類のサンプリングデータは分周ノートク
ロック信号φnに同期して第1乃至第3ディジタルフィ
タ561,562,563に供給され、同フィルタ561
562,563にて所望の周波数特性が付与されて3系統
のサンプリングデータ列として加算器57に供給され
る。この場合、3系列のサンプリングデータ列は各ピッ
チ変調信号発生器541,542,543からの波形信号
によりシフトレジスタ44の読出し位置を異ならせたサ
ンプリングデータに対応するものであるので、同3系列
のサンプリングデータ列により表される楽音波形は各々
位相又は周波数が異なるものとなる。
このようにして、加算器57に供給された3系列のサン
プリングデータ列は同加算器57にて合算されて乗算器
58に供給され、乗算器58にてエンベロープ発生器5
9から供給されるエンベロープ波形データと乗算されて
デイジタルアナログ変換器61に供給される。このエン
ベロープ波形データが乗算されたサンプリングデータは
デイジタルアナログ変換器61にてアナログ信号に変換
され、このアナログ信号はサウンドシステム62に供給
されて、同システム62がこのアナログ信号に対応した
楽音を発生する。これにより、発生楽音は位相又は周波
数の異なる楽音信号を合成したものとなる。
また、押鍵からの時間が経過して、カウンタ25のカウ
ンタ値が、音色選択信号TSW及び第2アドレス信号A
D2によりアドレス指定される繰返し回数メモリ27か
ら読出された繰返し回数値に等しくなると、比較器26
は一致信号EQを出力する。この一致信号EQによりカ
ウンタ25はリセットされて再び「0」からカウントを
開始し、かつカウンタ28はカウント値を「1」だけ上
昇させて第2アドレス信号AD2を「1」に変更する。
この第2アドレス信号AD2の変更により、波形データ
メモリ31−iは第2エリアE1に記憶しているサンプ
リングデータを繰返し出力するようになる。また、これ
と同時に、利得係数データメモリ51−iは利得係数デ
ータをg1を出力するようになる。この場合も、補間回
路40は、上記第2アドレス信号AD2が「0」である
場合と同様、シフトレジスタ44に記憶されているサン
プリングデータを、波形データメモリ31−iの第2エ
リアE1から読出されたサンプリングデータに徐々に近
づける。
このようなサンプリングデータも、上記場合と同様、セ
レクタ52、マルチプレクサ53、ピッチ変調信号発生
器541,542,543及びデマルチプレクサ55の作
用により、位相又は周波数の異なる3系列の楽音信号を
各々表す3系列のサンプリングデータ列として読出し出
力されるので、サウンドシステム62からは、時間経過
に従って波形が徐々に変化すると同時に3系列の楽音信
号を合成した楽音が得られる。
さらに、時間が経過し、カウンタ28のカウント値(第
2アドレス信号AD2)が「2」,「3」・・・と増加
して「7」に達すると、ナンド回路NANDは“0”を
出力するので、カウンタ28による第2アドレス信号A
D2の更新が停止する。これにより、以降、発生される
楽音の波形は変化しなくなる。
以上の動作説明からも理解できる通り、上記実施例によ
れば、補間回路40を複数系列分設ける必要がなく、簡
単な構成により、時間経過に従って波形が徐々に変化す
る楽音信号を発生する楽音信号発生装置において、位相
又は周波数の異なる複数の楽音信号を合成した楽音、す
なわちアンサンブル効果の付与された楽音を得ることが
できる。その結果、低コストにて豊かな楽音を発音でき
るようになる。
なお、上記実施例を次のように変形してもこの発明は実
施できるものである。
(1)上記実施例においては、サンプリングデータを発生
する手段として波形メモリ31を用いるようにしたが、
この波形データを発生する手段として、演算、発振等の
方法により所望の楽音波形を表すサンプリングデータを
発生する回路を用いてもよい。
(2)上記実施例においては、シフトレジスタ44の全ス
テージからの各サンプリングデータをセレクタ52に導
くようにしたが、各ピッチ変調信号発生器541,5
2,543からの各波形信号に基づく位相又は周波数の
変調の深さが浅くてもよい場合には、同レジスタ44の
一部のステージからの各サンプリングデータをセレクタ
52に導くようにしてもよい。
(3)上記実施例においては、ピッチ変調信号発生器5
1,542,543からの各波形信号をマルチプレクサ
53により時分割多重したが、同発生器541,542
543の代わりに、時分割かつ直列的に各系列毎の波形
信号を形成して出力する単一のピッチ変調信号発生器を
用いるようにすれば、マルチプレクサ53を省略でき
る。また、上記実施例においては、各系列毎に空間的に
分離したディジタルフィルタ561,562,563を用
いるようにしたが、これらのディジタルフィルタ5
1,562,563の機能を時分割で処理するディジタ
ルフィルタを用いるようにすれば、デマルチプレクサ5
5を省略してもよい。その場合には、加算器57に換え
て、ディジタルフィルタから時分割で供給される3系列
のサンプリングデータを同3系列毎に累算して出力する
累算器を用いるようにするとよい。さらに、上記実施例
においては、3系列のサンプリングデータを一旦時分割
多重化し、その後同データの時分割多重を解除するよう
にしたが、セレクタ52を3系列分用意し、各セレクタ
を各ピッチ変調信号発生器541,542,543により
各々独立に制御するとともに、各セレクタの出力をディ
ジタルフィルタ561,562,563に各々独立に導く
ようにしてもよい。この場合、マルチプレクサ53及び
デマルチプレクサ55は不要となる。
(4)また、上記実施例によれば時間経過に従って変化す
るサンプリングデータを記憶する手段としてシフトレジ
スタ44を利用するようにしたが、このサンプリングデ
ータを記憶する手段としてアドレス信号によりデータの
記憶位置が指定されてデータの書込み及び読出しが制御
される書込み可能メモリ(RAM)を用いるようにして
もよい。この場合、RAMから各サンプリングデータを
読出し出力する動作において、前記アドサス信号を発生
するアドレスカウンタを分周ノートクロック信号φn
アドレス進行させると同時に、ピッチ変調信号発生器5
1,542,543からの波形信号値をノートクロック
信号φnに同期してアドレス信号値に加減算して同アド
レス信号値を変更制御し、各系列毎にRAMの読出し位
置を変更すくようにするとよい。
(5)上記実施例においては、ディジタルフィルタ561
562,563からの3系列のサンプリングデータを加算
器57にて合算した後、乗算器58及びエンブロープ発
生器59により各系列共通のエンベロープを付与するよ
うにしたが、各系列毎独立にエンベロープを付与するよ
うにしてもよい。この場合、乗算器58及びエンベロー
プ発生器59を各系列毎独立に設け、各ディジタルフィ
ルタ561,562,563からのサンプリングデータに
各々エンベロープ波形データを乗算するようにすればよ
い。また、このように各系列毎独立にエンベロープの付
与されたサンプリングデータを再び合算してディジタル
アナログ変換器61に導いてサウンドシステム62から
3系列の楽音信号を合成した楽音を発音するようにして
もよいし、ディジタルアナログ変換器61及びサウンド
システム62を各々3系列設けるようにして、各系列毎
独立に楽音を発音するようにしてもよい。
(6)上記実施例においては、3系列の楽音を同時発音す
るようにしたが、各系列への分離数の選択により2系列
又は4系列以上の楽音を同時発音するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る楽音信号発生装置の
適用された電子楽器のブロック図、第2図は第1図のア
ドレス発生器の詳細例を示す図、及び第3A図乃至第3
C図は第1図のピッチ変調信号発生器から出力される波
形信号を説明するための図である。 符号の説明 20……アドレス発生器、21……ノートクロック発生
器、22……1/3分周器、23,25,28……カウン
タ、31……波形メモリ、40……補間回路、41……
減算器、42……乗算器、43……加算器、44……シ
フトレジスタ、51……利得係数メモリ、52……セレ
クタ、541,542,543……ピッチ変調信号発生
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10K 15/04 302 G 7227−5H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のサンプリングデータからなり各々異
    なる楽音波形を表す複数の楽音波形データを時間経過に
    従って順次切換え出力する楽音波形データ発生手段と、 1組の楽音波形データを構成する複数のサンプリングデ
    ータを各々異なる位置に記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている各サンプリングデータを
    前記楽音波形データ発生手段から出力される1組の楽音
    波形データを構成する前記複数のサンプリングデータに
    基づき修正する修正手段と、 前記記憶手段に記憶されている各サンプリングデータの
    読出しレートを発生すべき楽音の周波数に比例して制御
    する読出しレート制御手段と を備え、前記記憶手段に記憶されている複数のサンプリ
    ングデータを前記読出しレート制御手段により制御され
    たレートで順次繰返し出力することにより、同サンプリ
    ングデータにより構成される楽音波形データに対応した
    楽音信号を発生する楽音信号発生装置において、 複数のピッチ変調信号を各々独立に発生するピッチ変調
    信号発生手段と 前記記憶手段に記憶されている各サンプリングデータの
    読出し位置を前記複数のピッチ変調信号に応じて各々独
    立に変更して同ピッチ変調信号に各々対応した複数組の
    楽音波形データを出力させる読出し位置変更手段と を設けたことを特徴とする楽音信号発生装置。
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