JPH067338B2 - 楽音合成のための波形デ−タ形成回路 - Google Patents

楽音合成のための波形デ−タ形成回路

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JPH067338B2
JPH067338B2 JP61307276A JP30727686A JPH067338B2 JP H067338 B2 JPH067338 B2 JP H067338B2 JP 61307276 A JP61307276 A JP 61307276A JP 30727686 A JP30727686 A JP 30727686A JP H067338 B2 JPH067338 B2 JP H067338B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、波形データ発生回路から選択的に出力され
る複数組の波形データに基づき、滑らかに変化する波形
を表す波形データを形成して楽音を合成する楽音合成の
ための波形データ形成回路に関する。
(従来技術) 従来、この種の波形データ形成回路は、例えば特開昭6
1−107298号公報に示されるように、1組の波形
データを記憶可能な記憶手段,減算手段,加算手段及び
利得制御手段により構成され、波形データ発生回路にて
繰返し出力される波形データから記憶手段にて読出し出
力される波形データを減算し、該減算結果であって加算
手段に供給される差データの利得を制御し、かつ前記利
得の制御された差データを記憶手段にて読出し出力され
る波形データに加算するとともに該加算結果を記憶手段
に再び記憶される動作を繰返し行って、波形データ発生
回路から入力した波形データに徐々に近づく波形データ
を形成出力している。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、上記従来の波形データ形成回路にあっては、
形成出力される波形データは常に波形データ発生手段か
ら入力した波形データに徐々に近づいていくので、この
波形データ形成回路はごく限られた楽音合成方法にしか
適用できないという問題がある。すなわち、同回路は複
数の基準となる波形データを順次入力してこられの基準
となる波形を滑らかに補間しながら変化する波形を得る
楽音合成方法にしか適用できず、例えばインパルス応答
のように数ピッチに渡る波形を表す波形データを入力し
て該入力した波形データを畳み込んで(アキュムレート
して)楽音を合成する方法、ある基準波形から他の基準
波形までの差を表す差分データを入力して該差分データ
に基づき波形が変更される楽音を合成する方法等に適用
できない。
この発明は、上記問題に鑑み案出されたものであり、そ
の目的は種々の楽音合成方法に適用可能とする楽音合成
のための波形データ形成回路を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決してこの発明の目的を達成するために、
この発明の構成上の特徴は、波形データ発生回路から選
択的に出力される複数組の波形データに基づき、滑らか
に変化する波形を表す波形データを形成して楽音を合成
する波形データ形成回路であって、1組の波形データを
記憶する記憶手段と、前記波形データ発生回路にて出力
された波形データから前記記憶手段にて読出し出力され
た波形データを減算する減算手段と、前記減算手段から
の波形データと前記記憶手段にて読出し出力された波形
データとを加算して前記記憶手段に供給する加算手段
と、前記減算手段から前記加算手段へ供給される波形デ
ータの利得を制御する利得制御手段と、前記記憶手段か
ら前記減算手段への波形データの供給路に設けられると
ともに供給される制御信号に応じて前記記憶手段から前
記減算手段への波形データの供給を許容し又は禁止する
ゲート手段とを備えたことにある。
(発明の作用) 上記のように構成したこの発明において、ゲート手段を
記憶手段から減算手段への波形データの供給を許容する
ように制御すれば、この発明に係る波形データ形成回路
は上記従来の波形データ形成回路と等価となり、上記従
来の場合と同様に、基準となる波形を滑らかに補間しな
がら変化する波形を得る楽音合成手段に適用できるよう
になる。また、前述の場合とは逆に、ゲート手段を記憶
手段から減算手段への波形データの供給を禁止するよう
に制御すれば、加算手段は記憶手段に記憶されていた波
形データと波形データ発生回路から出力されかつ利得制
御手段にて利得の制御された(利得「1」も含む)波形
データとを加算して記憶手段に供給するように作用する
ので、この発明に係る波形データ形成回路は上述した畳
み込み、差分データを利用した楽音合成方法にも適用で
きるようになる。
(発明の効果) 上記作用説明からも理解できる通り、この発明による波
形データ形成回路は種々の楽音合成方法に適用できるよ
うになるので、同形成回路の利用価値が増すとともに、
単一の同形成回路を用いて種々の楽音を合成できるよう
になる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明すると、
第1図はこの発明に係る波形データ形成回路の適用され
た電子楽器をブロック図にて示している。
この電子楽器は鍵スイッチ回路11及び音色選択スイッ
チ回路12を有する。鍵スイッチ回路11は鍵盤の各鍵
に各々対応した複数の鍵スイッチにより構成されてお
り、同スイッチは各鍵の押離鍵に応じて各々開閉成す
る。鍵スイッチ回路11には押鍵検出回路13が接続さ
れており、同検出回路13は鍵スイッチ回路11内の各
鍵スイッチの開閉成を検出することにより鍵盤の各鍵の
押離鍵を検出して、鍵盤にて押されている鍵を表すキー
コードKC及び鍵が押されるとハイレベル“1”(以下
単に“1”という)となり、かつ鍵が離れるとローレベ
ル“0”(以下単に“0”という)となるキーオーン信
号KONを出力する。
音色選択スイッチ回路12は電子楽器の前面パネル上に
設けられた音色選択操作子群の各操作子に各々対応した
複数の音色選択スイッチにより構成されており、同スイ
ッチは各々音色選択操作子の操作に応じて各々開閉成す
る。この音色選択操作子の操作に応じて各々開閉成す
る。この音色選択スイッチ回路12には音色選択信号発
生回路14が接続されており、同発生回路14は音色選
択スイッチ回路12内の各スイッチの開閉成を検出する
ことにより第1音色指定信号TS1,第2音色指定信号
TS2及び音群指定信号SELを出力する。この場合、
第1音色指定信号TS1は音色選択スイッチ回路12内
の第1音群(後述する第1波形メモリ41からの出力デ
ータに基づき合成される楽音に対応)に属する音色選択
スイッチが閉成された場合に該閉成された音色選択スイ
ッチを表す信号であり、第2音色指定信号TS2は音色
選択スイッチ回路12内の第2音群(後述する第2波形
メモリ42からの出力データに基づき合成される楽音に
対応)に属する音色選択スイッチが閉成された場合に該
閉成された音色選択スイッチを表す信号である。また、
音群指定信号SELはどちらの音群に属する音色選択ス
イッチが閉成されているかを表すもので、“1”にて第
1音群に属する音色選択スイッチが閉成されていること
を表し、かつ“0”にて第2音群に属する音色選択スイ
ッチが閉成されていることを表す。
これらの押鍵検出回路13及び音色選択信号発生回路1
4にはアドレス発生器20が接続されている。アドレス
発生器20は、第2図に詳細に示すように、第1及び第
2波形メモリ41,42に共通の共通アドレス指定部2
0a、第1波形メモリ41用の第1アドレス指定部20
b、及び第2波形メモリ42用の第2アドレス指定部2
0cにより構成されている。
共通アドレス指定部20aはノートクロック発生器21
を有する。ノートクロック発生器21は、キーコードK
Cに基づき、押された鍵の音高周波数のm倍(mは楽音
一周期のサンプル点数)の周波数を有するノートクロッ
ク信号φnを出力する。このノートクロック信号φnはカ
ウンタ22に入力され、同カウンタ22はこのノートク
ロック信号φnをカウントすることにより「0」〜「m
−1」に渡り繰返し変化するカウント値をアドレス信号
AD1として出力するとともに、同カウント値が「m−
1」から「0」に変化する毎にキャリイ信号CAを出力
する。このカウンタ22のリセット端子Rには、微分回
路23によりキーオン信号KONを立上がり微分したキ
ーオンパルス信号KONPが供給されており、同カウン
タ22にはこのキーオンパルス信号KONPの到来に応
じて押鍵時にリセットされるようになっている。
第1アドレス指定部20bはカウンタ24を有し、同カ
ウンタ24はカウンタ22からのキャリイ信号CAをカ
ウントすることによりアドレス信号AD1の1周期毎に
「1」ずつ増加するカウント値を出力する。このカウン
タ24のリセット端子Rにはオア回路OR1を介してキ
ーオンパルス信号KONP及び後述する比較器25から
の一致信号EQ1が供給されており、同カウンタ24は
キーオンパルス信号KONP又は一致信号EQ1の到来
に応じて押鍵時又は比較器25からの一致信号EQ1の
発生時にリセットされるようになっている。カウンタ2
4から出力されるカウント値は比較器25の一方の入力
に供給され、同比較器25の他方の入力には繰返し回数
メモリ26から繰返し回数値が供給されている。繰返し
回数メモリ26は波形メモリ41に記憶されている同一
波形データを繰返し出力する回数値(周期数)を各波形
毎に記憶するもので、第1音色指定信号TS1及びカウ
ンタ27からのカウント値(アドレス信号AD21)に
応じて前記繰返し回数値を出力する。これにより、比較
器25は、カウンタ24からのカウント値が繰返し回数
メモリ26からの繰返し回数値に一致した時点で、一致
信号EQ1を出力してカウンタ24をオア回路OR1を
介してリセットすると同時に、同一致信号EQをアンド
回路AND1の一方の入力を介してカウンタ27に供給
するようになっている。カウンタ27はこの供給された
一致信号EQを「0」からカウントして「1」ずつ増加
するカウント値をアドレス信号AD21として出力す
る。アンド回路AND1の他方の入力にはエンド検出回
路28が接続されており、同検出回路28はアドレス信
号AD21が「0」〜「P−2」であれば“1”を表す
信号をアンド回路AND1の他方の入力に供給し、かつ
アドレス信号AD21が「P−1」になると“0”を表
す信号を同他方の入力に供給する。これにより、カウン
タ27は一致信号EQ1の到来に応じてそのカウント値
を「0」から「1」ずつ増加させて「0」〜「P−1」
に変化するアドレス信号AD21を出力する。またカウ
ンタ27のリセット端子Rにはキーオンパルス信号KO
NPが供給されており、同カウンタ27は押鍵時にリセ
ットされるようになっている。
第2アドレス指定部20cはカウンタ31を有し、同カ
ウンタ31はカウンタ22からのキャリイ信号CAをカ
ウントすることによりアドレス信号AD1の1周期毎に
「1」ずつ増加するカウント値を出力する。このカウン
タ31のリセット端子Rにはオア回路OR2を介してキ
ーオンパルス信号KONP及び後述する比較器32から
の一致信号EQ2が供給されており、同カウンタ31は
キーオンパルス信号KONP又は一致信号EQ2の到来
に応じて押鍵時又は比較器32からの一致信号EQ2の
発生時にリセットされるようになっている。カウンタ3
1から出力されるカウント値は比較器32の一方の入力
に供給され、同比較器32の他方の入力には出力回数メ
モリ33からの出力回数値又は停止回数メモリ34から
の停止回数値がセレクタ35を介して選択的に供給され
ている。出力回数メモリ33は波形メモリ42に記憶さ
れている同一波形データを繰返し読出し出力する回数値
(周期数)を各波形毎に記憶するもので、第2音色指定
信号TS2及びカウンタ36からのカウント値(アドレ
ス信号AD22)に応じて前記出力回数値を出力する。
停止回数メモリ34は前記同一波形データを繰返し読出
し出力した時点から新たな波形データを繰返し読出し出
力するまでの時間、すなわち波形メモリ42からの波形
データの読出しを中断する時間を、キャリイ信号CAの
発生数に対応させて表す停止回数値を各波形毎に記憶す
るもので、第2音色指定信号TS2及びカウンタ36か
らのカウント値(アドレス信号AD22)に応じて前記
停止回数値を出力する。セレクタ35はフリップフロッ
プ回路37の出力端子Qから供給される信号OUTに応
じて出力回数メモリ33からの出力回数値又は停止回数
メモリ34からの停止回数値を選択的に出力するもの
で、信号OUTが“1”のとき前記出力回数値を出力し
かつ信号OUTが“0”のとき前記停止回数値を出力す
る。これにより、比較器32は、信号OUTが“1”で
あれば、カウンタ31からのカウント値が出力回数メモ
リ33からの出力回数に一致した時点で、一致信号EQ
2を出力してカウンタ31をリセットすると同時に、同
一致信号EQ2をアンド回路AND2を介してアンド回
路AND3の一方の入力に供給する。また、同比較器3
2は、信号OUTが“0”であれば、カウンタ31から
のカウント値が停止回数メモリ34からの停止回数値に
一致した時点で、一致信号EQ2を出力してカウンタ3
1をリセットすると同時に、同一致信号EQ2をアンド
回路AND2を介してアンド回路AND3の一方の入力
に供給する。
アンド回路AND3の他方の入力には信号OUTをイン
パータINV1により反転した信号▲▼が供給さ
れており、同アンド回路AND3は信号OUTが“0”
のときのみ一致信号EQ2をカウンタ36に供給する。
カウンタ36のリセット端子Rにはキーオンパルス信号
KONPが供給されており、同カウンタ36は押鍵時に
リセットされ、アンド回路AND3からの一致信号EQ
2の到来毎に「1」ずつ増加するカウント値をアドレス
信号AD22として出力する。アンド回路AND3から
出力される前記一致信号EQ2はオア回路OR3の一方
の入力を介してフリップフロップ回路37のセット端子
Sにも供給されており、同オア回路OR3の他方の入力
に供給されるキーオンパルス信号KONPとともに、フ
リップフロップ回路37をセットする。フリップフロッ
プ回路37のリセット端子Rにはアンド回路AND4の
出力端子が接続されており、同アンド回路AND4は信
号OUT及びアンド回路AND2からの一致信号EQ2
を入力して、両信号OUT,EQ2が共に“1”のとき
フリップフロップ回路37をリセットする。
カウンタ36にはエンド検出回路38が接続されてい
る。同検出回路38はカウンタ36からのアドレス信号
AD22を入力して、アドレス信号AD22が「0」〜
「Q−2」であれば“1”を表す信号をオア回路OR4
の一方の入力に供給し、かつアドレス信号AD22が
「Q−1」になったことを検出して“1”を表す信号を
同一方の入力に供給する。オア回路OR4の他方の入力
には信号OUTが供給されており、同オア回路OR4は
アドレス信号AD22が「Q−1」となりかつ信号OU
Tが“0”のときのみ比較器32からアンド回路AND
3への一致信号EQ2の供給を禁止し、それ以外のとき
同一致信号EQ2の供給を許容する。また、アドレス発
生器20は音色選択信号発生回路14から音群指定信号
SELを入力して、同信号SELをそのまま第1メモリ
イネーブル信号ME1として出力するとともに、同信号
SELをインバータ回路INV2及びアンド回路AND
5の一方の入力を介して第2メモリイネーブル信号ME
2として出力する。このアンド回路AND5の他方の入
力には信号OUTが供給されており、第2メモリイネー
ブル信号ME2は音群指定信号SELが“0”でありか
つ信号OUTが“1”のときのみ“1”となり、それ以
外のとき“0”となる。
第1波形メモリ41は第1音群のn個の音色に対応しか
つ第1音色指定信号TS1により指定される波形データ
メモリ41−1,41−2・・・41−nを有する。各
波形データメモリ41−1,41−2・・・41−nは
各々アドレス信号AD21により指定されるP個のエリ
アE0,E1・・・EP-1に分割されている。各エリア
0,E1・・・EP-1は楽音波形の瞬間値を各々表すと
ともに楽音の1周期に相当するm個のサンプリングデー
タを各々記憶しており、各サンプリングデータはアドレ
ス信号AD1によりアドレス指定される。また、第1波
形メモリ41には第1メモリネーブル信号ME1が供給
されており、同信号ME1が“1”のとき同メモリ41
からのサンプリングデータの読出しが許容され、かつ同
信号ME2が“0”のとき同メモリ41からのサンプリ
ングデータの読出しが禁止されるようになっている。
第2波形メモリ42は第2音群のk個の音色に対応しか
つ第2音色指定信号TS2により指定される波形データ
メモリ42−1,42−2・・・42−kを有する。各
波形データメモリ42−1,42−2・・・42−kは
各々アドレス信号AD22により指定されるQ個のエリ
アE0,E1・・・EQ-1に分割されている。各エリア
0,E1,E2・・・EQ-1は楽音波形の瞬時値の差分値
を各々表すとともに楽音の1周期に相当するm個の差分
データを各々記憶しており、各差分データはアドレス信
号AD1によりアドレス指定される。また、第2波形メ
モリ42には第2メモリイネーブル信号ME2が供給さ
れており、同信号ME2が“1”のとき同メモリ42か
らの差分データの読出しが許容され、かつ同信号ME2
が“0”のとき同メモリ42からの差分データの読出し
が禁止さるようになっている。
第1波形メモリ41及び第2波形メモリ42の出力には
加算器43が接続されており、同加算器43は各メモリ
41,42からのデータを加算して出力する。ただし、
この場合、第1及び第2波形メモリ41,42はサンプ
リングデータ又は差分データを音群指定信号SELによ
り選択的に出力するので、加算器43はオア回路群とし
て機能する。
加算器43の出力には波形データ形成回路50が接続さ
れており、同回路50は減算器51、乗算器52、加算
器53、シフトレジスタ54及びゲート回路55により
構成されている。減算器51は加算器43から供給され
るデータから、シフトレジスタ54の最終ステージから
ゲート回路55を介して供給されるサンプリングデータ
を減算して、該減算による差データを乗算器52に出力
する。乗算器52は前記差データに利得係数gを乗算し
て加算器53の一方の入力に供給する。この利得係数g
は第1又は第2利得係数メモリ61,62から加算器6
3を介して供給される。第1利得係数メモリ61は第1
音群のn個の音色に対応しかつ第1音色指定信号TS1
により指定される利得係数データメモリ61−1,61
−2・・・61−nを有する。各利得係数データメモリ
61−1,61−2・・・61−nは各々アドレス信号
AD21によってアドレス指定されるP個の利得係数デ
ータg10,g11・・・g1P-1を記憶しており、各データ
の読出しは、第1メモリイネーブル信号ME1が“1”
のときのみ許容される。第2利得係数メモリ62は第2
音群のk個の音色に対応しかつ第2音色指定信号TS2
により指定される利得係数データメモリ62−1,62
−2・・・62−kを有する。各利得係数データメモリ
62−1,62−2・・・62−kは各々アドレス信号
AD22によってアドレス指定されるQ個の利得係数デ
ータg20,g21・・・g2Q-1を記憶しており、各データ
の読出しは、第2メモリイネーブル信号ME2が“1”
のときのみ許容される。
加算器53の他方の入力にはシフトレジスタ54の最終
ステージからのサンプリングデータが供給されており、
同加算器43は該サンプリングデータと乗算器52から
の入力データとを加算してシフトレジスタ54の第1ス
テージに供給する。シフトレジスタ54は楽音波形の一
周期分に相当するm個のサンプリングデータを記憶する
mステージを有し、各ステージに記憶されているサンプ
リングデータはノートクロック信号φnにより順次シフ
トされるとともに、キーオンパルス信号KONPにより
リセットされるようになっている。ゲート回路55はシ
フトレジスタ54から減算器51へのサンプリングデー
タの供給を第1メモリイネーブル信号ME1に応じて制
御するもので、同信号ME1が“1”のとき前記データ
の供給を許容し、かつ同信号ME1が“0”のとき前記
データの供給を禁止する。
また、加算器53の出力には乗算器64が接続されてお
り、同乗算器64は加算器53からのデータとエンベロ
ープ波形データを乗算して出力する。このエンベロープ
波形データはエンベロープ発生器65から供給されるも
ので、同発生器65は押鍵検出回路13からのキーオン
信号KONに応じて楽音のエンベロープ波形を表すエン
ベロープ波形データを形成して出力する。また、このエ
ンベロープ波形は第1及び第2音色指定信号TS1,T
S2及び音群指定信号SELにより制御され、各楽音の
音色に適した形状に形成される。
乗算器64にはディジタルアナログ変換器66が接続さ
れており、同変換器66は乗算器64からのディジタル
信号をアナログ信号に変換してサウンドシステム67に
出力する。サウンドシステム67はアンプ、スピーカ等
により構成されており、デイジタルアナログ変換器66
から供給さるアナログ信号に応じた楽音を発音する。
上記のように構成した実施例の動作を説明する。最初に
演奏者により第1音群の音色が選択されている場合につ
いて説明する。この場合、音色選択スイッチ回路12内
の前記選択音色に対応した音色選択スイッチが閉成され
ており、音色選択信号発生回路14は第1音群内の前記
選択音色を表す第1音色指定信号TS1及び“1”を表
す音群指定信号SELを出力する。この音群指定信号S
ELはアドレス発生器20を供給され、同発生器20は
同信号SELをそのまま第1メモリイネーブル信号ME
1として出力するので、同イネーブル信号ME1は
“1”となる。また、この音群指定信号SELはインバ
ータ回路INV2及びアンド回路AND5を介して第2
メモリイネーブル信号ME2として出力されるので、同
イネーブル信号ME2は“0”となる。この第1及び第
2メモリイネーブル信号ME1,ME2により、第1波
形メモリ41及び第1利得係数メモリ61がデータの読
出し可能状態となり、かつ第2波形メモリ42及び第2
利得係数メモリ62がデータの読出し不能状態となると
ともに、ゲート回路55が導通状態に設定される。
かかる状態で、鍵盤にていずれかの鍵が押下されて、鍵
スイッチ回路11内における前記押下鍵に対応した鍵ス
イッチが閉成すると、押鍵検出回路13はこの押鍵を検
出して、押された鍵を表すキーコードKC及びキーオン
信号KONをアドレス発生器20に供給する。アドレス
発生器20においては、微分回路23がキーオン信号K
ONを微分することによりキーオンパルス信号KONP
を発生し、このキーオンパルス信号KONPによりカウ
ンタ22,24,27が各々リセットされる。このキー
オンパルス信号KONPは波形データ形成回路50のシ
フトレジスタ54にも供給され、シフトレジスタ54が
リセットされる。なお、第2アドレス指定部20cにも
動作を開始するが、この場合、第2メモリイネーブル信
号ME2が“0”であって波形メモリ42及び利得係数
メモリ46がデータの読出し停止状態にあり、同指定部
20cの動作は楽音の発生に関係ないのでその説明を省
略する。
これらのリセット後、アドレス発生器20内のカウンタ
22はノートクロック信号φnをカウントして、「0」
から「m−1」に渡り繰返し変化するアドレス信号AD
1を波形メモリ41に供給する。この波形メモリ41に
は演奏者によって選択された音色を表す第1音色指定信
号TS1が音色選択信号発生回路14から供給されると
ともに、前記リセットにより「0」に設定されているア
ドレス信号AD21がカウンタ27から供給されてお
り、同メモリ41は選択音色に対応した波形データメモ
リ41−i(iは1〜nのいずれかの整数)内のエリア
0に記憶されているm個のサンプリングデータをアド
レス信号AD1に従って順次読出して、加算器43を介
して波形データに形成回路50の減算器51の一方の入
力に順次繰返し出力する。
かかる場合、ゲート回路55は上述したように導通状態
にあるので、減算器51の他方の入力にはシフトレジス
タ54の最終ステージからのサンプリングデータが供給
されており、同減算器51は波形メモリ41からの前記
サンプリングデータからシフトレジスタ54からの前記
サンプリングデータを減算して、該減算した差データを
乗算器52に出力する。乗算器52には、第1音色指定
信号TS1により指定される第1利得係数メモリ61内
の利得係数データメモリ61−i(iは1〜nのいずれ
かの整数)から、「0」に設定されているアドレス信号
AD21により読出された利得係数データg10が加算器
63を介して供給されており、同乗算器52は減算器5
1の出力データに利得係数データg10を乗算して加算器
53の一方の入力に供給する。加算器53はこの供給さ
れたデータとシフトレジスタ54の最終ステージからの
サンプリングデータとを加算して同レジスタ54の第1
ステージに供給するので、シフトレジスタ54は同レジ
スタ内のサンプリングデータを乗算器52を介した減算
器51からの差データに従って修正しながら循環記憶す
ることになる。これにより、シフトレジスタ54に記憶
されるサンプリングデータは波形データメモリ41−i
のエリアE0に記憶されているサンプリングデータに徐
々に近づく。
一方、シフトレジスタ54の第1ステージに供給される
サンプリングデータは乗算器64にも供給され、乗算器
64にてエンベロープ発生器65から供給されるエンベ
ロープ発生器65から供給されるエンベロープ波形デー
タと乗算されてディジタルアナログ変換器66に供給さ
れる。このエンベロープ波形データが乗算されたサンプ
リングデータはデイジタルアナログ変換器66にてアナ
ログ信号に変換され、このアナログ信号はサウンドシス
テム67に供給されて、同システム67がこのアナログ
信号に対応した楽音を発生する。この場合、波形データ
メモリ41−iからのサンプリングデータの読出し及び
シフトレジスタ54におけるサンプリングデータの循環
記憶はノートクロック信号φnに同期しているので、発
生される楽音は鍵盤にて押された鍵の楽音周波数に対応
したものとなるとともに、同楽音はシフトレジスタ54
に循環記憶されるサンプリングデータにより表される波
形、すなわち波形データメモリ41−iのエリアE0
記憶されているサンプリングデータにより表される波形
に徐々に近づきながら変化する波形となる。
また、押鍵からの時間が経過して、カウンタ24のカウ
ント値が、第1音色指定信号TS1及びアドレス信号A
D21によりアドレス指定される繰返し回数メモリ26
から読出された繰返し回数値に等しくなると、比較器2
5は一致信号EQ1を出力する。この一致信号EQ1に
よりカウンタ24はリセットされて再び「0」からカウ
ントを開始し、かつカウンタ27はカウント値を「1」
だけ上昇させてアドレス信号AD21を「1」に変更す
る。このアドレス信号AD21の変更により、波形デー
タメモリ41−iはエリアE1に記憶しているサンプリ
ングデータを繰返し出力するようになる。また、これと
同時に、利得係数データメモリ61−iは利得係数デー
タg11を出力すようになる。この場合も、波形データ形
成回路50は、上記アドレス信号AD21が「0」であ
る場合と同様、シフトレジスタ54に記憶されているサ
ンプリングデータを、波形データメモリ41−iのエリ
アE1読出されたサンプリングデータに徐々に近づけ
る。これにより、サウンドシステム67から発生される
楽音は、波形データメモリ41−iのエリアE0から出
力された波形から、同メモリ41−iのエリアE1から
出力された波形に徐々近づいていく。このようにして、
アドレス信号AD21が増加するに従って、サウンドシ
ステム67から発生される楽音の波形が波形データメモ
リ41−iのエリアE0,E1,・・・Ep-1内のサンプ
リングデータにより表される波形に徐々に変化する。そ
して、第2アドレス信号AD2が「p−1」に達する
と、エンド検出回路28は“0”を出力するので、カウ
ンタ27によるアドレス信号AD21の更新が停止す
る。
このようにして、演奏者により第1音群の音色が選択さ
れている場合には、波形データメモリ41−iの各エリ
アE0,E1,・・・Ep-1に記憶されているサンプリン
グデータにより表された波形を基準として、該基準波形
を滑らかに補間しながら変化する波形の楽音が得られ
る。
次に、演奏者により第2音群の音色が選択されている場
合について説明する。この場合、音色選択信号発生回路
14は第2音群内の前記選択音色を表す第2音色指定信
号TS2及び“0”を表す音群指定信号SELを出力す
る。この音群指定信号SELはアドレス発生器20に供
給され、同発生器20は同信号SELをそのまま第1メ
モリイネーブル信号ME1として出力するので、同イネ
ーブル信号ME1は常時“0”となり、第1波形メモリ
41及び第1利得係数メモリ61がデータの読出し不能
状態となるとともに、ゲート回路55が非導通状態に設
定される。また、この音群指定信号SELはインバータ
回路INV2を介してアンド回路AND5の一方の入力
に供給され、同回路AND5はこの供給された信号▲
▼(=“1”)とフリップフロップ回路37からの
信号OUTとの理論積を第2メモリイネーブル信号ME
2として出力するので、同回路ME2は前記信号OUT
に等しいものとなる。
かかる状態にて、いずれかの鍵が押下される(第3図の
時刻t0)と、押鍵検出回路13は、上記場合と同様
に、キーコードKC及びキーオン信号KONをアドレス
発生器20に供給する。アドレス発生器20において
は、カウンタ22が、上記場合と同様にして、「0」〜
「m−1」に渡り繰返し変化するアドレス信号AD1を
出力し始めるとともに、カウンタ31,36が微分回路
23からのキーオンパルス信号KONPによりリセット
され、かつフリップフロップ回路37が同信号KONP
によってセットされる。
また、シフトレジスタ54も、上記場合と同様に、キー
オンパルス信号KONPによってリセットされる。な
お、第1アドレス指定部20bも動作を開始するが、第
1メモリイネーブル信号ME1が“0”であって波形メ
モリ41内のサンプリングデータは出力されず、同指定
部20bの動作は楽音の発生に関係ないので、その説明
を省略する。
かかる場合、フリップフロップ回路37からの信号OU
Tは前記セットにより“1”であって第2メモリイネー
ブル信号ME2は“1”であり、かつアドレス信号AD
22はカウンタ36の前記リセットにより「0」に設定
されているので、第2波形メモリ42は、第2音群の選
択音色に対応した波形データメモリ42−j(jは1〜
kのいずれかの整数)内のエリアE0に記憶されている
差分データを加算器43を介して波形データ形成回路5
0の減算器51の一方の入力に順次繰返し出力する。こ
のとき、ゲート回路55は上述したように非導通状態に
設定されているので、前記差分データはそのまま乗算器
52に供給される。乗算器52には、第2音色指定信号
TS2により指定される第2利得係数メモリ62内の利
得係数データメモリ62−j(jは1〜kのいずれかの
整数)から、「0」に設定されているアドレス信号AD
22により読出された利得係数データg20が加算器63
を介して供給されており、同乗算器52は前記差分デー
タに利得係数データg20を乗算して加算器53の一方の
入力に供給する。加算器53はこの供給されたデータと
シフトレジスタ54の最終ステージからのサンプリング
データとを加算して同レジスタ54の第1ステージに供
給するので、シフトレジスタ54は同レジスタ54のサ
ンプリングデータを利得係数データg20を乗算した差分
データに応じて累算修正しながら循環記憶することにな
る。
一方、シフトレジスタ54の第1ステージに供給される
サンプリングデータは、上記場合と同様に、乗算器64
及びデイジタルアナログ変換器66を介してサウンドシ
ステム67から楽音として発生される。これにより、発
生楽音の波形は波形データメモリ42−j内のエリアE
0に記憶されている差分データにより表された波形であ
って、楽音の一周期毎に振幅が増加するものとなる。
また、押鍵からの時間が経過して、カウンタ31のカウ
ント値が、第2音色指定信号TS2及びアドレス信号A
D22によりアドレス指定される出力回数メモリ33か
ら読出され、かつ信号OUT(=“1”)に基づきセレ
クタ35にて選択される出力回数値に等しくなると(第
3図の時刻t1)、比較器32は一致信号EQ2を出力
する。この一致信号EQ2はオア回路OR2を介してカ
ウンタ31のリセット端子Rに供給されるとともに、ア
ンド回路AND2の一方の入力に供給される。これによ
り、カウンタ31は再び「0」からカウントを開始す
る。アンド回路AND2の他方の入力には、信号OUT
が“1”であること及びエンド検出回路38の出力信号
が“1”であることに基づくオア回路OR4の出力信号
(=“1”)が供給されており、アンド回路AND2は
一致信号EQ2(=“1”)をアンド回路AND3,A
ND4の各一方の入力に供給する。このとき、アンド回
路AND3,AND4の各一方の入力には、各々信号▲
▼(=“0”),OUT(=“1”)が供給され
ているので、前記一致信号EQ2(=“1”)はカウン
ト36には供給されず、フリップフロップ回路37のリ
セット端子Rにのみ供給される。その結果、アドレス信
号AD22は以前の状態に維持され、フリップフロップ
回路37はリセットされ信号OUTは“0”になる。こ
の信号OUT(=“0”)により、セレクタ35は停止
回数メモリ34からの停止回数値を比較器32に選択出
力すると同時に、アンド回路AND5は“0”を表す第
2メモリイネーブル信号ME2を出力するようになる。
この第2メモリイネーブル信号ME2(=“0”)によ
り、第2波形メモリ42は差分データの出力を停止する
ので、加算器53の一方の入力にはデータが供給されな
くなって、シフトレジスタ54は以前記憶していたサン
プリングデータを加算器53を介してそのまま循環記憶
する。これにより、乗算器64及びデイジタルアナログ
変換器66を介してサウンドシステム67から発生され
る楽音波形は以前の状態に維持される。
さらに、時間が経過して、カウンタ31のカウント値
が、第2音色指定信号TS2及びアドレス信号AD22
によりアドレス指定される停止回数メモリ34から読出
され、かつセレクタ35にて選択される停止回数値に等
しくなると(第3図の時刻t2)、比較器32は一致信
号EQ2を出力する。この場合、オア回路OR4はエン
ド検出回路38の出力信号(=“1”)に基づき“1”
を表す信号を出力し、かつフリップフロップ回路37は
“0”を表す信号OUTを出力しているので、前記一致
信号EQ2はアンド回路AND2,AND3を介してカ
ウンタ36に供給されるとともに、オア回路OR3を介
してフリップフロップ回路37のセット端子Sにも供給
される。これにより、カウンタ36は歩進してアドレス
信号AD22を「1」に設定し、フリップフロップ回路
37はセットされて信号OUTを“1”に設定する。こ
の信号OUT(=“1”)により、第2イネーブル信号
ME2は再び“1”となり、第2波形メモリ42からの
差分データの出力を許容する。このとき、アドレス信号
AD22は「1」であるので、第2波形メモリ42は波
形データメモリ42−j内のエリアE1に記憶されてい
る差分データを加算器43を介して波形データ形成回路
50に出力する。波形データ形成回路50は、上記時刻
0〜t1と同様にして、前記差分データに利得係数デー
タメモリ62−jから「1」に設定されたアドレス信号
AD22に基づき読出された利得係数データg21を乗算
したデータを、シフトレジスタ54内に記憶されている
サンプリングデータに繰返し累算しながら、該累算され
たデータを出力する。これにより、サウンドシステム6
7から発生される楽音波形は以前の楽音波形に第2波形
メモリ42から出力される差分データに基づく波形を徐
々に累算したものとなる。
かかる状態で、さらに時間が経過して、カウンタ31の
カウント値が再び出力回数メモリ33から読出された出
力回数値に等しくなると(第3図の時刻t3)、比較器
32は一致信号EQ2を出力する。この一致信号EQ2
により、フリップフロップ回路37が再びリセットさ
れ、波形メモリ42からの差分データの出力が停止して
サウンドシステム67から出力される楽音の波形が以前
の状態に維持される。
このように、発生楽音は波形メモリ42からの差分デー
タの出力及び該出力の停止に応じて徐々に変化してい
く。そして、カウンタ36からのアドレス信号AD22
が「Q−1」に達し(第3図の時刻t2Q-2)、波形メモ
リ42が同アドレス信号AD22に対応した波形データ
メモリ42−j内のエリアEQ-1に記憶されている差分
データを繰返し出力し始めると、エンド検出回路38は
前記アドレス信号AD22(=「Q−1」)に基づき
“0”を表す信号をオア回路OR4の一方の入力に供給
し始める。かかる状態で、カウンタ31のカウンタ値が
再び出力回数メモリ33からの出力回数値に等しくなる
と(第3図の時刻t2Q-1)、比較器32は一致信号EQ
2を出力する。このとき、フリップフロップ回路37か
らの信号OUTは“1”でありかつオア回路OR4の出
力信号も“1”であるので、前記一致信号EQ2をアン
ド回路AND2,AND4を介してフリップフロップ回
路37のリセット端子Rに供給され、同回路37をリセ
ットする。これにより、信号OUT“0”となるので、
オア回路OR4の出力も“0”となり、以降、比較器3
2からの一致信号EQ2をアンド回路AND2により阻
止されるので、カウンタ36は歩進を停止かつフリップ
フロップ回路37はリセット状態に維持される。その結
果、波形メモリ42からの差分データの出力が停止さ
れ、発生楽音の波形は一定に保たれる。
このようにして、演奏者により第2音群の音色が選択さ
れている場合には、波形データメモリ42−jの各エリ
アE0,E1,・・・EQ-1に記憶されている差分データ
により表された波形を滑らかに累算しながら変化する波
形の楽音が得られる。
上記動作説明からも理解できる通り、上記実施例によれ
ば、波形データ形成回路50内のゲート回路55の導通
又は非導通を制御するのみで、第1波形メモリ41に記
憶され楽音波形の瞬時値を表すサンプリングデータに基
づき、同データにより表された波形を補間して滑らかに
変化する波形の楽音を合成できるとともに、第2波形メ
モリ42に記憶され楽音波形の増分値を表す差分データ
に基づき、同データを累算又は畳み込みしながら滑らか
に変化する波形の楽音を合成できるので、単一の楽音波
形データ形成回路50を用いて種々の楽音の合成方法が
可能となる。
なお、上記のように構成した実施例を次のように変形し
てもよい。
(1)上記実施例においては、第1波形メモリ41に記憶
されているサンプリングデータ又は第2波形メモリ42
に記憶されている差分データのいずれかの一方のみを利
用して時間的に変化する一楽音を形成するようにした
が、前記一楽音の形成のために前記サンプリングデータ
及び前記差分データを混在させて利用するようにしても
よい。この場合、ある時間においては、ゲート回路55
を導通状態に制御して第1波形メモリ41からのサンプ
リングデータを波形データ形成回路50に供給するよう
にし、他の時間においてはゲート回路55を非導通状態
に制御して第2波形メモリ42からの差分データを波形
データ形成回路50に供給するようにすればよい。これ
により、複数の基本波形データを波形メモリ41に記憶
させかつ同基本波形データを修飾する差分データを波形
メモリ42に記憶させておき、基本的には時間的に変化
する楽音を基本波形データに基づき合成するとともに、
該合成楽音を差分データで若干修正するような楽音合成
方法が可能となる。また、波形データ形成回路50に入
力するデータは、前記のようにサンプリングデータ、差
分データというように区別することなく、ディジタル形
式のデータであればどのようなものでよい。例えば、波
形データ形成回路50には常に一種類のデータ(波形メ
モリ41又は波形メモリ42の出力)だけが入力される
ようにし、ゲート回路55を演奏者が任意に導通又は非
導通制御するようにするとよい。これにより、今までに
ない音色の楽音の発生が期待される。
(2)上記実施例においては、波形データメモリ41−
1,41−2・・・41−n、42−1,42−2・・
・42−kを音色選択に応じて変化する第1及び第2音
色指定信号TS1,TS2により指定し、かつ同メモリ
内の各エリアE0,E1,・・・EP-1、E0,E1,・・
・EQ-1を時間経過に従って変化するアドレス信号AD
21,AD22により指定するようにしたが、前記メモ
リ及びエリアの指定をニーレバ,フットペダル等の足操
作子による操作信号、音質調整つまみによる音質制御信
号に応じて行うようにしてもよい。これにより、演奏者
によって演奏中に操作されるニーレバ、フットペダル、
音質調整つまみ等によって楽音の波形が変更される。
(3)上記実施例においては、サンプリングデータ及び差
分データを発生する手段として波形メモリ41,42を
用いるようにしたが、同手段として演算,発振等の方法
によりサンプリングデータ及び差分データを発生する回
路を用いるようにしてもよい。
(4)上記実施例においては、発生すべき楽音信号の波形
を表すサンプリングデータを記憶する手段としてシフト
レジスタ54を利用するようにしたが、この波形データ
を記憶する手段として、アドレス信号によりデータの記
憶位置が指定されて該データの書込み及び読出しが制御
される書込み可能メモリ(RAM)を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る楽音信号発生装置の
適用された電子楽器のブロック図、第2図は第1図のア
ドレス発生器の詳細例を示す図、及び第3図は前記実施
例の動作を説明するためのタイムチャートである。 符号の説明 11……鍵スイッチ回路、12……音色選択スイッチ回
路、13……押鍵検出回路、14……音色選択信号発生
回路、20……アドレス発生器、41,42……波形メ
モリ、50……波形データ形成回路、51……減算器、
52……乗算器、53……加算器、54……シフトレジ
スタ、61,62……利得係数メモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波形データ発生回路から選択的に出力され
    る複数組の波形データに基づき、滑らかに変化する波形
    を表す波形データを形成して楽音を合成する波形データ
    形成回路であって、 1組の波形データを記憶する記憶手段と、 前記波形データ発生回路にて出力された波形データから
    前記記憶手段にて読出し出力された波形データを減算す
    る減算手段と、 前記減算手段からの波形データと前記記憶手段にて読出
    し出力された波形データとを加算して前記記憶手段に供
    給する加算手段と、 前記減算手段から前記加算手段へ供給される波形データ
    の利得を制御する利得制御手段と、 前記記憶手段から前記減算手段への波形データの供給路
    に設けられるとともに供給される制御信号に応じて前記
    記憶手段から前記減算手段への波形データの供給を許容
    し又は禁止するゲート手段と を備えたことを特徴とする楽音合成のための波形データ
    形成回路。
JP61307276A 1986-12-23 1986-12-23 楽音合成のための波形デ−タ形成回路 Expired - Lifetime JPH067338B2 (ja)

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