JPH0673695B2 - 金属帯表面ブラッシング方法およびブラッシング装置 - Google Patents

金属帯表面ブラッシング方法およびブラッシング装置

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JPH0673695B2
JPH0673695B2 JP63276883A JP27688388A JPH0673695B2 JP H0673695 B2 JPH0673695 B2 JP H0673695B2 JP 63276883 A JP63276883 A JP 63276883A JP 27688388 A JP27688388 A JP 27688388A JP H0673695 B2 JPH0673695 B2 JP H0673695B2
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brushing
roll
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淳也 早川
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属帯表面のスケールや油脂等の付着物を除
去するためのブラッシング方法およびその装置に関す
る。
〔従来の技術〕
熱延鋼帯を冷間圧延工程に導入するに際してその表面ス
ケールを除去する酸洗処理工程においては、酸洗効率を
高めるために鋼帯表面にブラッシング処理を施すことが
多い。また、鋼帯表面に付着している圧延油、その他の
表面汚染物の除去手段としてもブラッシング処理が汎用
されている。そのブラッシング処理は、第8図のように
ロール基体(11)の周面に放射状に密植されたブラシ
(12)を有するブラシロール(10)を第6図に示すよう
に鋼帯(s)の幅方向(鋼帯移送方向aと直交する向
き)に配置し、鋼帯(s)を連続移送しながら、そのブ
ラシロール(10)の回転運動下、ブラシを鋼帯表面に摺
接させることにより行われる。なお、連続移送される鋼
帯(s)は蛇行(矢符e方向のずれ)を伴うのが常であ
り、また鋼帯(s)の幅寸法は製品仕様に応じて広狭変
化するので、ブラシロール(10)は、鋼帯の蛇行や幅寸
法変化に対応し得る十分な長さを有するものが使用され
る。
上記ブラシロール(10)のブラシは、ブラッシング処理
の反復により摩耗していく。その摩耗はブラシロールの
全長に亘って一様に生じるわけでなく、第8図に示すよ
うに鋼帯の左右のエッヂ部に位置する部分の摩耗(D,
D)が特に進み易い。これはブラッシング過程における
ブラシロールの高速回転運動に伴って、エッヂ近傍のブ
ラシに、エッジ端面およびエッヂ角部との激しい摺接や
衝突が繰返し作用するからである。ブラシの局部摩耗が
生じると、他の部分が十分使用可能な状態であるに拘ら
ず、その局部的摩耗を理由として長尺のブラシロール1
本の廃棄しなければならず著しい無駄を余儀なくされ
る。
この対策として本出願人は、長尺のブラシロールを複数
部分に分割し、例えば第7図に示すように3本の短尺サ
イズのブラシロール(10A)(10A)(10B)を1組とし
て鋼帯(s)の幅方向に配列した構造を有するブラッシ
ング装置を提供している(実公昭63−3705号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のようにブラシロール(10)を分割構造とすること
により、偏摩耗の生じ易いサイドブラシロール(10A)
(10A)を中間のブラシロール(10B)とは個別に取替え
ることができ、摩耗の少ない中間ブラシロール(10B)
は引続きそのまま使用できるので、第6図の従来の長尺
一体構造のブラシロールを使用する場合のような経済的
無駄はなくなる。しかしながら、そのサイドブラシロー
ル(10A)(10A)に偏摩耗(D)が生じ易いことに変わ
りはなく、その耐用寿命は短い。
本発明は、上記分割タイプのブラシロールを使用するブ
ラッシングにおけるサイドブラシロールの局部摩耗を可
及的に少なくし、その耐用寿命を改善し、ロールメンテ
ナンスを軽減することを目的としてなされたものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の金属帯表面ブラッシング方法は、 金属帯の幅寸法より短い胴長を有し、その総和が金属帯
の幅寸法より大である複数本の短尺ブラシロールを金属
帯の板幅全体を覆うようにその幅方向に配置し、連続移
送される金属帯の表面にその移送方向と逆向きブラシロ
ールを回転摺接させる金属帯表面のブラッシング方法に
おいて、 金属帯の左右のエッヂ部に位置する各ブラシロール(以
下「サイドブラシロール)」)を、金属帯移送方向に対
するロール軸の角度θ(第4図)が、θ<90゜となる向
きに傾斜させて金属帯に回転摺接させることを特徴とし
ている。
上記ブラッシングを行うための本発明のブラッシング装
置は、上記短尺ブラシロールのそれぞれが回転駆動装置
に連結されて金属帯の板幅全体を覆うようにその幅方向
に配置されていると供に、サイドブラシロールは、金属
帯の移送方向に対するロール軸の角度θ(第4図)が、
θ<90゜となる向きに傾斜配置されていることを特徴と
している。
〔作用〕
前記第6図,第7図のように、ブラシロールを金属帯の
移送方向と直交する向き(θ=90゜)に配置して行う従
来のブラッシングにおいて、金属帯のエッヂ部のブラシ
に著しい偏摩耗を生じるのは、ブラシがエッヂの角部や
端面を擦りながら金属帯の移送方向と対向する向きにエ
ッヂ部を通過するからである。
これと異なって、サイドブラシロール(10A)(10A)
を、金属帯の移送方向に対し傾斜する向き((第4図,
θ<90゜)に配置してブラッシングを行う本発明におい
て、同図中、ブラシロール(10A)に付した矢符Cのよ
うに、サイドブラシロール(10A)(10A)のエッヂ部の
ブラシは、金属帯の内側(板面内)から外側にはみ出す
向きにエッヂ部を通過し、従ってθ=90゜の場合のよう
なエッヂの角部・端面に対するブラシの擦れ・衝突は殆
どなく、そのためエッヂ部付近のブラシの偏摩耗の発生
・進行が抑制防止される。
なお、サイドブラシロールの傾斜の向きを本発明のそれ
と逆に、θ>90゜とした場合は、エッヂ部のブラシは、
エッヂの外側からエッヂの角部や端面に向って衝突しな
がらエッヂ部を通過するため、ブラシの偏摩耗は、従来
のそれよりも却って助長されることになる。従って、サ
イドブラシロールは左右いずれも、θ<90゜であること
を要する。
本発明においては、一組のブラシロールを構成する短尺
のブラシロールのそれぞれを、金属帯の板幅方向の水平
シフト駆動制御するようにすれば、金属帯の製品仕様に
よる幅寸法の変更や、連続移送に伴う金属帯の蛇行の発
生等に拘らず、常に板幅の全体にたいする確実なブラッ
シングを施すことができ、また金属帯の表面に対するブ
ラシの押圧力を調整することにより、ブラシの摩耗の程
度に拘らず、一定のブラッシング効果を維持することが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明について実施例を示す図面を参照して説明
する。第1図は本発明におけるブラシロール(10)の配
置態様の例を示している。この例におけるブラシロール
(10)は3本の短尺ブラシロール(10A)(10A)と(10
B)を1組として構成されており、鋼帯(s)の幅方向
の中間に位置するブラシロール(10B)は、第7図にお
けるそれと同様に、鋼帯移送方向(矢符a)に対して直
交する向きに配置され、他方鋼対(s)の左右のエッヂ
部に位置するサイドブラシロール(10A)(10A)は、第
7図におけるそれと異なって鋼帯移送方向(a)に対し
90゜より小さい角度θ(第4図)をなしてそれぞれ配置
され、全体として鋼帯(s)を、その幅方向の全長に亘
って覆っている。
第2図は本発明のブラシロール(10)の他の配置態様を
示している。この例におけるブラシロール(10)は、2
つのサイドブラシロール(10A)と(10A)とを1組と
し、それぞれが鋼帯移送方向に対し90゜より小さい傾斜
角度θ(第4図)をなして鋼帯(s)の幅方向の全体を
覆うように配置されている。
第3図はブラシロール部の側面図(図はサイドブラシロ
ール(10A)のみを示している)である。サイドブラシ
ロール(10A)が傾斜配置されている点を除けば、各ブ
ラシロールと向い合って鋼体(s)の反対側にバックア
ップロール(70)が配置されていること、および各ブラ
シロールは、鋼帯表面に押付けられるブラシ(12)の摺
接方向が鋼帯移送方向(a)とは逆向きとなる方向(矢
符b)に回転駆動されることは従来のそれと異ならな
い。
第4図は、前記第1図の3分割構造のブラシロールにつ
いて鋼帯(s)表面に対するブラシの摺接方向(矢符
c)を示している。鋼帯移送方向(a)と直交する向き
に配置されている中間のブラシロール(10B)のブラシ
摺接方向(矢符c)が、鋼帯移送方向に平行であること
は第7図におけるそれと同じであることは言うまでもな
いが、鋼帯移送方向(a)に対し角度(θ<90゜)をな
して傾斜配置されているサイドブラシロール(10A)の
ブラシは、そのロール軸の傾き角度(θ)に対応して鋼
対(s)の内側からエッヂ側に向って斜め方向に摺接す
る。図は片側のサイドブラシロール(10A)のみ示して
いるが反対側のサイドブラシロールについても同じであ
る。そのサイドブラシロール(10A)(10A)の傾斜角度
(θ)は概ね80〜90゜程度が適当である。
第5図は本発明のブラッシング装置の例を示している。
(51)は台車、(40)はブラシロール(10A)の傾斜角
(θ)を調節するための回動装置、(30)は鋼帯表面に
対するブラシロール押付力調整装置である。図における
鋼対(図示せず)の移送方向は紙面に垂直の方向であ
る。
サイドブラシロール(10A)は、そのロール軸(13)に
取付けられた軸受(21)(21)に支承されてバックアッ
プロール(70)と向か合って位置している。(22)は回
転駆動源(図示せず)に連結されている回転駆動軸であ
る。該回転駆動軸(22)は自在継手(23)を介してロー
ル軸(13)に連結されており、その回転運動をサイドブ
ラシロール(10A)に伝達する。該サイドブラシロール
(10A)は、連結杆(25)(25)を介して押付力調整装
置(30)に連結されている。押付力調整装置(30)は、
油圧シリンダ(31)、油圧シリンダ(31)のピストンロ
ッドに連結されているアーム(32)、およびL字型槓杆
(33)(33)等からなり、L字型槓杆(33)(33)は回
転テーブル(41)上に固定された支持台(34)(34)の
それぞれに枢支(35)(35)され、その一端側は、前記
ピストンロッドのアーム(32)に連結され、他端側は連
結杆(25)(25)を介してサイドブラシロール(10A)
の軸受(21)(21)に連結されている。油圧シリンダ
(31)のピストンロッドを進退駆動すると、その進退運
動は、アーム(32)、L字型槓杆(33)(33)および連
結杆(25)(25)を介してサイドブラシロール(10A)
の上下方向の運動に変換され、その上下方向の変位調節
により鋼帯表面に対するブラシの押付力が調整される。
傾斜角度(θ)調整のための回動装置(40)は、上記ブ
ラシロール押付力調整装置が載設されている回転テーブ
ル(41)と台車(51)上に固定された回転テーブル駆動
モータ(43)とからなる。駆動モータ(43)はその回転
軸にウォーム歯車(44)を有し、そのウォーム歯車(4
4)は、回転テーブル(41)の円周側面に形設されてい
る歯車(42)と噛みあっている。その歯車(42)(42)
の噛み合いにより回転テーブル(41)にテーブル中心を
回転中心とする水平回転運動が与えられる。その回転テ
ーブル(41)の回動運動により、サイドブラシロール
(10A)の鋼帯移送方向に対する傾き角(θ)(第4
図)の増減調節が行われる。
上記回転テーブル(41)およびテーブル回転駆動モータ
(43)等が配設されている台車(51)は、鋼帯幅方向に
配設されているレール(52)上を走行可能であり、図示
しない台車走行駆動装置による前進または後退走行によ
って、サイドブラシロール(10A)を鋼帯幅方向(第4
図矢符d)にシフトさせる。このシフト駆動により、鋼
帯の幅寸法の変更や鋼帯の蛇行に対応してサイドガイド
ロール(10A)の鋼帯幅方向に対する位置制御が行われ
る。
第5図では一方のサイドブラシロール(10A)について
のみ示しているが、他方のサイドブラシロール(10A)
および中間のブラシロール(10B)についても同様の機
構を以てラインに組み込まれる。なお、鋼帯移送方向に
対する傾斜角度(θ)の調整を必要としない中間のブラ
シロール(10B)では、回転テーブル(41)およびその
駆動モータ(43)等を省略してさしつかえない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ブラシロールの廃却の主因である鋼帯
エッヂ部でのブラシ偏摩耗が効果的に防止され、耐用寿
命の向上、ブラシロールメンテナンスの軽減、ブラッシ
ングライン生産性向上等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明におけるブラシロールの配置態
様の例を示す平面図、第3図はブラシロール部の側面
図、第4図は金属帯表面に対するブラシ摺接方向を示す
図、第5図は本発明のブラッシング装置の実施例を示す
正面図、第6図および第7図は従来のブラシロールの形
状および配置態様を示す平面図、第8図は従来のブラシ
ロールの偏摩耗を模式的に示す図である。 10:ブラシロール,10A:サイドブラシロール,13:ロール
軸,21:軸受,22:回転駆動軸,23:自在継手,30:ブラシロー
ル押付力調整装置,31:油圧シリンダ,41:回転テーブル,4
2:歯車,43:回転テーブル駆動モータ,44:ウォーム歯車,5
1:台車,52:レール,70:バックアップロール,S:鋼帯

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属帯の幅寸法より短い胴長を有し、その
    総和が金属帯の幅寸法より大である複数本の短尺ブラシ
    ロールを金属帯の板幅全体を覆うようにその幅方向に配
    置し、連続移送される金属帯の表面にその移送方向と逆
    向きにブラシロールを回転摺接させる金属帯表面のブラ
    ッシング方法において、 金属帯の左右のエッヂ部に位置する各ブラシロールを、
    金属帯移送方向に対するロール軸の角度θ(第4図)
    が、θ<90゜となる向きに傾斜させて金属帯に回転摺接
    させることを特徴とする金属帯表面ブラッシング方法。
  2. 【請求項2】金属帯の蛇行または金属帯の幅寸法変化に
    応じて、各ブラシロールを、金属帯の板幅全体を覆うよ
    うに金属帯の幅方向にシフト駆動することを特徴とする
    請求項1に記載の金属帯表面ブラッシング方法。
  3. 【請求項3】金属帯の幅寸法より短い胴長を有し、その
    総和が金属帯の幅寸法より大である複数本の短尺ブラシ
    ロールのそれぞれが回転駆動装置に連結されて金属帯の
    板幅全体を覆うようにその幅方向に配置され、連続移送
    される金属帯の表面にその移送方向と逆向きに回転摺接
    するブラッシング装置において、 金属帯の左右のエッヂ部に位置する各ブラシロール(以
    下「サイドブラシロール」)は、金属帯の移送方向に対
    するロール軸の角度θ(第4図)が、θ<90゜となる向
    きに傾斜配置されていることを特徴とする金属帯表面ブ
    ラッシング装置。
  4. 【請求項4】サイドブラシロールのそれぞれは、傾斜角
    度θの増減調節のための回動装置を有していることを特
    徴とする請求項3に記載の金属帯表面ブラッシング装
    置。
  5. 【請求項5】各ブラシロールは、金属帯の幅方向にシフ
    トするための駆動装置、および金属帯表面に対するブラ
    シの押圧力を調整する押付力調節装置を有していること
    を特徴とする請求項3または請求項4に記載の金属帯表
    面ブラッシング装置。
JP63276883A 1988-10-31 1988-10-31 金属帯表面ブラッシング方法およびブラッシング装置 Expired - Lifetime JPH0673695B2 (ja)

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