JPH0676448B2 - 改質されたメタクリル系樹脂成形材料の製造方法 - Google Patents
改質されたメタクリル系樹脂成形材料の製造方法Info
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- JPH0676448B2 JPH0676448B2 JP63156022A JP15602288A JPH0676448B2 JP H0676448 B2 JPH0676448 B2 JP H0676448B2 JP 63156022 A JP63156022 A JP 63156022A JP 15602288 A JP15602288 A JP 15602288A JP H0676448 B2 JPH0676448 B2 JP H0676448B2
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- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、メタクリル系重合体組成物に改質用重合体を
押出機中でブレンドして、改質された成形材料を製造す
る方法に関する。
押出機中でブレンドして、改質された成形材料を製造す
る方法に関する。
一般に、メタクリル系重合体組成物と改質用重合体とを
ヘンシェルミキサー、タンブラー等でブレンド後同時に
押出す方法はよく知られている。この方法では揮発性成
分を多量に含んだメタクリル系重合体組成物に改質用重
合体成分をブレンド後押出す場合、装置の壁面へ付着し
たり、ホッパー内でのブリッジ現象のため定量安定供給
が難しいという問題があった。
ヘンシェルミキサー、タンブラー等でブレンド後同時に
押出す方法はよく知られている。この方法では揮発性成
分を多量に含んだメタクリル系重合体組成物に改質用重
合体成分をブレンド後押出す場合、装置の壁面へ付着し
たり、ホッパー内でのブリッジ現象のため定量安定供給
が難しいという問題があった。
また、特開昭50−43166号公報には、ベント押出機を通
じて流動するアクリル樹脂に対し酸化安定剤、紫外線吸
収剤のような添加剤を加えるのに適当なベント押出機が
提案されている。この押出機には、最終ベント孔と押出
ダイとの間のバレルに添加剤の注入口が設けられてい
る。
じて流動するアクリル樹脂に対し酸化安定剤、紫外線吸
収剤のような添加剤を加えるのに適当なベント押出機が
提案されている。この押出機には、最終ベント孔と押出
ダイとの間のバレルに添加剤の注入口が設けられてい
る。
本発明の目的は、揮発性成分を含むメタクリル系重合体
組成物からの揮発性成分の除去およびこの重合体組成物
への改質用重合体の添加および混練を効率よく工業的有
利に行うことができ、かつ装置内壁面への改質用重合体
の付着といったトラブルを生じることなく、着色度の低
い良質なアクリル系樹脂成形材料を得ることができる方
法を提供するにある。
組成物からの揮発性成分の除去およびこの重合体組成物
への改質用重合体の添加および混練を効率よく工業的有
利に行うことができ、かつ装置内壁面への改質用重合体
の付着といったトラブルを生じることなく、着色度の低
い良質なアクリル系樹脂成形材料を得ることができる方
法を提供するにある。
上記目的は、未反応モノマー、溶剤および/または副生
物からなる揮発性成分を含むメタクリル系重合体組成物
から該揮発成分を除去するとともに、改質用重合体を加
えることによって改質された成形材料を製造する方法に
おいて、複数のベントゾーンを備えかつ最終ベントゾー
ンの上流位置に材料供給機構を備えた脱揮押出機を使用
し、該脱揮押出機中を連続的に流動するメタクリル系重
合体組成物に対し、上記材料供給機構より改質用重合体
を供給して混合し、得られた混合物を最終ベントゾーン
で脱揮したのち、押出すことによって達成される。
物からなる揮発性成分を含むメタクリル系重合体組成物
から該揮発成分を除去するとともに、改質用重合体を加
えることによって改質された成形材料を製造する方法に
おいて、複数のベントゾーンを備えかつ最終ベントゾー
ンの上流位置に材料供給機構を備えた脱揮押出機を使用
し、該脱揮押出機中を連続的に流動するメタクリル系重
合体組成物に対し、上記材料供給機構より改質用重合体
を供給して混合し、得られた混合物を最終ベントゾーン
で脱揮したのち、押出すことによって達成される。
改質用重合体を混合する階段において、脱揮押出機中を
流動するメタクリル系重合体組成物中の揮発性成分の含
有量は5重量%以下に規制されることが好ましい。
流動するメタクリル系重合体組成物中の揮発性成分の含
有量は5重量%以下に規制されることが好ましい。
本発明において供給される、未反応モノマー、溶剤およ
び/または副生成物からなる揮発性成分を含むメタクリ
ル系重合体組成物は、これらの揮発性成分を通常15〜60
重量%含むアルキルメタクリレート、特にメチルメタク
リレートの単独重合体、または、2種以上のアルキルメ
タアクリレートの共重合体もしくはアルキルメタアクリ
レートとアルキルアクリレート、スチレン、ブタジエ
ン、アクリロニトリル等のビニル化合物との共重合体か
らなる組成物である。このような組成物は塊状重合反応
生成物または溶液重合反応生成物から揮発成分の一部を
除去したものである。
び/または副生成物からなる揮発性成分を含むメタクリ
ル系重合体組成物は、これらの揮発性成分を通常15〜60
重量%含むアルキルメタクリレート、特にメチルメタク
リレートの単独重合体、または、2種以上のアルキルメ
タアクリレートの共重合体もしくはアルキルメタアクリ
レートとアルキルアクリレート、スチレン、ブタジエ
ン、アクリロニトリル等のビニル化合物との共重合体か
らなる組成物である。このような組成物は塊状重合反応
生成物または溶液重合反応生成物から揮発成分の一部を
除去したものである。
上記メタクリル系重合体組成物に加えられる改質用重合
体としては、耐衝撃性改質用重合体および耐熱変形性改
質用重合体が代表例として挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
体としては、耐衝撃性改質用重合体および耐熱変形性改
質用重合体が代表例として挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
耐衝撃性の改質用重合体としては、アクリルゴムにビニ
ル単量体をグラフト重合した重合体およびブタジエンの
単独重合体もしくは共重合体をゴム源としてビニル単量
体をグラフト重合した重合体が挙げられる。具体的なア
クリルゴムとしては、アクリル酸エステルの単独重合体
または共重合体であってガラス転移温度が0℃以下のも
のをゴム源とし、グラフト部のガラス転移温度が50℃以
上となるような少なくとも1種以上のビニル単量体をグ
ラフト重合してなる多段重合体が挙げられる。
ル単量体をグラフト重合した重合体およびブタジエンの
単独重合体もしくは共重合体をゴム源としてビニル単量
体をグラフト重合した重合体が挙げられる。具体的なア
クリルゴムとしては、アクリル酸エステルの単独重合体
または共重合体であってガラス転移温度が0℃以下のも
のをゴム源とし、グラフト部のガラス転移温度が50℃以
上となるような少なくとも1種以上のビニル単量体をグ
ラフト重合してなる多段重合体が挙げられる。
耐衝撃性の改質用重合体の配合量は、メタクリル系重合
体重量に基づき、5〜80重量%が好ましい。5重量%よ
り少ないと耐衝撃性の発現が一般に不十分であり、80重
量%をこえると耐熱変形性および剛性が低下しがちであ
る。より好ましい配合量は10〜60重量%である。
体重量に基づき、5〜80重量%が好ましい。5重量%よ
り少ないと耐衝撃性の発現が一般に不十分であり、80重
量%をこえると耐熱変形性および剛性が低下しがちであ
る。より好ましい配合量は10〜60重量%である。
耐熱変形性の改質用重合体としては、メタクリル酸メチ
ルを主成分とし、スチレン、α−メチルスチレンおよび
無水マレイン酸を共重合した四元共重合体、メタクリル
酸メチルを主成分としてα−メチルスチレンおよびシク
ロヘキシルマレイミドを共重合した三元共重合体、およ
びメタクリル酸メチル/シクロヘキシルマレイミドまた
はメタクリル酸メチル/N−フェニルマレイミドの二元共
重合体等が挙げられる。
ルを主成分とし、スチレン、α−メチルスチレンおよび
無水マレイン酸を共重合した四元共重合体、メタクリル
酸メチルを主成分としてα−メチルスチレンおよびシク
ロヘキシルマレイミドを共重合した三元共重合体、およ
びメタクリル酸メチル/シクロヘキシルマレイミドまた
はメタクリル酸メチル/N−フェニルマレイミドの二元共
重合体等が挙げられる。
耐熱変形性の改質用重合体の配合量は、メタクリル系重
合体重量に基づき、10〜85重量%が好ましい。10重量%
より少ないと耐熱変形性が十分に向上せず、85重量%を
こえると帯色及び脆さが増す。より好ましい配合量は20
〜80重量%である。
合体重量に基づき、10〜85重量%が好ましい。10重量%
より少ないと耐熱変形性が十分に向上せず、85重量%を
こえると帯色及び脆さが増す。より好ましい配合量は20
〜80重量%である。
本発明方法により改質すべきメタクリル系樹脂組成物に
は必要に応じて、紫外線吸収剤、離型剤、着色染顔料等
の添加剤を添加することができる。
は必要に応じて、紫外線吸収剤、離型剤、着色染顔料等
の添加剤を添加することができる。
次に、本発明方法を添付図面を参照しつつ、詳しく説明
する。
する。
第1図は本発明の方法を実施するのに好適な脱揮混練押
出装置の1例を示す模式的概念図である。未反応モノマ
ー、溶剤および/または副生成物からなる揮発性成分を
含むメタクリル系重合体組成物は定量ポンプ1により定
常的に加熱機2に送られ、110〜250℃、10〜100kg/cm2
に加熱、加圧される。加熱されたメタクリル系重合体組
成物は、ニードル弁、あるいは他の細孔もしくは細巾ス
リット供給口を有するフラッシュノズル3を通じて、脱
揮混練押出機5のスクリュー4及びバレルで形成された
第1ベントゾーンに供給されて揮発成分が分離される。
出装置の1例を示す模式的概念図である。未反応モノマ
ー、溶剤および/または副生成物からなる揮発性成分を
含むメタクリル系重合体組成物は定量ポンプ1により定
常的に加熱機2に送られ、110〜250℃、10〜100kg/cm2
に加熱、加圧される。加熱されたメタクリル系重合体組
成物は、ニードル弁、あるいは他の細孔もしくは細巾ス
リット供給口を有するフラッシュノズル3を通じて、脱
揮混練押出機5のスクリュー4及びバレルで形成された
第1ベントゾーンに供給されて揮発成分が分離される。
第2図はニードル弁21を具えたメタクリル系重合体組成
物の供給ノズルを示す断面図である。重合体組成物はニ
ードル弁21の周囲の狹小間隙を通って、押出機5′のバ
レルとスクリュー23により形成される第1ベントゾーン
中へ吐出される(第1図にはスクリュー4を具えた二軸
押出機5が示されているが、第2図では単一スクリュー
4′を具えた単軸押出機5′が示されている。) 第1ベントゾーンは温度約100〜250℃、圧力約500〜800
Torrに保持されており、メタクリル系重合体組成物中の
未反応モノマー、溶剤および/または副生成物からなる
揮発性成分の大部分はこの第1ベントゾーンで除かれ、
排出管6のベント孔を通じて排出される。排出物はコン
デンサー10で凝縮され、受器16に回収される。13はポン
プである。
物の供給ノズルを示す断面図である。重合体組成物はニ
ードル弁21の周囲の狹小間隙を通って、押出機5′のバ
レルとスクリュー23により形成される第1ベントゾーン
中へ吐出される(第1図にはスクリュー4を具えた二軸
押出機5が示されているが、第2図では単一スクリュー
4′を具えた単軸押出機5′が示されている。) 第1ベントゾーンは温度約100〜250℃、圧力約500〜800
Torrに保持されており、メタクリル系重合体組成物中の
未反応モノマー、溶剤および/または副生成物からなる
揮発性成分の大部分はこの第1ベントゾーンで除かれ、
排出管6のベント孔を通じて排出される。排出物はコン
デンサー10で凝縮され、受器16に回収される。13はポン
プである。
メタクリル系重合体組成物中の揮発性成分の量をさらに
減ずるため、第2ベントゾーンおよび第3ベントゾーン
において温度約220〜280℃および圧力700Torr未満の条
件下に残存揮発性成分の大部分を除去する。揮発性成分
は第2ベントゾーンと第3ベントゾーンのベント孔を有
する排出管7および8からそれぞれの排出系へ導かれ
る。各排出系はコンデンサー10および11、受器16および
17、ポンプ13および14を具えている。
減ずるため、第2ベントゾーンおよび第3ベントゾーン
において温度約220〜280℃および圧力700Torr未満の条
件下に残存揮発性成分の大部分を除去する。揮発性成分
は第2ベントゾーンと第3ベントゾーンのベント孔を有
する排出管7および8からそれぞれの排出系へ導かれ
る。各排出系はコンデンサー10および11、受器16および
17、ポンプ13および14を具えている。
改質用重合体は、供給口22から、スクリュー19とバレル
20からなる重合体供給用二軸供給機によって供給され、
次いで、メタクリル系重合体組成物が移動しつつある二
軸押出機5中へ一定割合で強制的に押込まれ、改質用重
合体とメタクリル系重合体とが一体的に混練される。こ
の混練物からさらに残存揮発分を第4ベントゾーンで除
去する。除去された揮発分はベント孔を有する排出管9
から排出系(コンデンサー12、受器18およびポンプ15を
具えている)へ導かれる。第4ベントゾーンを経由した
混練物は押出ノズル(図示せず)から押出される。
20からなる重合体供給用二軸供給機によって供給され、
次いで、メタクリル系重合体組成物が移動しつつある二
軸押出機5中へ一定割合で強制的に押込まれ、改質用重
合体とメタクリル系重合体とが一体的に混練される。こ
の混練物からさらに残存揮発分を第4ベントゾーンで除
去する。除去された揮発分はベント孔を有する排出管9
から排出系(コンデンサー12、受器18およびポンプ15を
具えている)へ導かれる。第4ベントゾーンを経由した
混練物は押出ノズル(図示せず)から押出される。
脱揮押出機中のベントゾーンの数は上記の例に限定され
るものではなく、必要に応じて増減される。しかしなが
ら、改質用重合体の供給機構は脱揮押出機の最終ベント
ゾーンの上流位置、すなわち、最終ベントゾーンとその
上流側の最も近いベントゾーンとの中間位置に設けねば
ならない。このような位置に改質用重合体の供給機構を
設けることによって、メタクリル系重合体組成物からの
揮発性成分の除去および改質用重合体との混練を効率よ
く行うことができ、装置内壁面への改質用重合体の付着
を生じることなく、熱変形温度が低下したり、射出成形
時に銀条が発生したりすることがなく、しかも、着色度
の低い良質なアクリル系樹脂成形材料を得ることができ
る。
るものではなく、必要に応じて増減される。しかしなが
ら、改質用重合体の供給機構は脱揮押出機の最終ベント
ゾーンの上流位置、すなわち、最終ベントゾーンとその
上流側の最も近いベントゾーンとの中間位置に設けねば
ならない。このような位置に改質用重合体の供給機構を
設けることによって、メタクリル系重合体組成物からの
揮発性成分の除去および改質用重合体との混練を効率よ
く行うことができ、装置内壁面への改質用重合体の付着
を生じることなく、熱変形温度が低下したり、射出成形
時に銀条が発生したりすることがなく、しかも、着色度
の低い良質なアクリル系樹脂成形材料を得ることができ
る。
なお、改質用重合体を混合する段階において、メタクリ
ル系重合体組成物中の揮発性成分の含有量は5重量%以
下に規制されることが好ましい。
ル系重合体組成物中の揮発性成分の含有量は5重量%以
下に規制されることが好ましい。
以下、実施例について本発明方法をより具体的に説明す
る。
る。
実施例1 第1図に示す脱揮押出機を用いてメタクリル系重合体か
らの揮発性成分の除去および改質を行った。すなわち、
溶液重合法で調整したメチルメタアクリレート/メチル
アクリレート共重合体(メチルアクリレート含有量4重
量%)60重量%、トルエン20重量%、ならびに未反応モ
ノマー及び不純分20重量%よりなる重合体混合物を加熱
器と供給定量ポンプで180℃、15kg/cm2に昇温、昇圧さ
せて500kg/Hrの速度で内径7.0mm、長さ20mmの細孔を有
するフラッシュノズルを通して脱揮押出機に供給した。
脱揮押出機の第1ベントゾーンは220℃,650Torrに減圧
し、第2ベントゾーンは240℃,600Torrとし、第3ベン
トゾーンを250℃,30Torrとし、残留揮発成分を除去後、
押出機側部より、アクリルゴム含有樹脂(三菱レイヨン
(株)製アクリペットIR)を150kg/Hrの速度でスクリュ
ーを使って供給し、第4ベントゾーンで270℃,30Torrの
条件で再度残存揮発分を除去して、ノズルより押出し、
55℃で冷却後、3mm長さに切断してペレットとした。
らの揮発性成分の除去および改質を行った。すなわち、
溶液重合法で調整したメチルメタアクリレート/メチル
アクリレート共重合体(メチルアクリレート含有量4重
量%)60重量%、トルエン20重量%、ならびに未反応モ
ノマー及び不純分20重量%よりなる重合体混合物を加熱
器と供給定量ポンプで180℃、15kg/cm2に昇温、昇圧さ
せて500kg/Hrの速度で内径7.0mm、長さ20mmの細孔を有
するフラッシュノズルを通して脱揮押出機に供給した。
脱揮押出機の第1ベントゾーンは220℃,650Torrに減圧
し、第2ベントゾーンは240℃,600Torrとし、第3ベン
トゾーンを250℃,30Torrとし、残留揮発成分を除去後、
押出機側部より、アクリルゴム含有樹脂(三菱レイヨン
(株)製アクリペットIR)を150kg/Hrの速度でスクリュ
ーを使って供給し、第4ベントゾーンで270℃,30Torrの
条件で再度残存揮発分を除去して、ノズルより押出し、
55℃で冷却後、3mm長さに切断してペレットとした。
得られたペレット中の残存単量体量は0.2重量%未満で
あった。得られたペレットのアイゾッド衝撃強度(ASTM
D256)値は3.0kg・cm/cmと良好であり、現行のプレブ
レンド品と差がなかった。得られた樹脂組成物の着色は
非常に良好であり、250℃で成形した板(2mm×110mm×1
10mm)のYI値は0.5であった。装置内壁面への改質用重
合体の付着も認められなかった。
あった。得られたペレットのアイゾッド衝撃強度(ASTM
D256)値は3.0kg・cm/cmと良好であり、現行のプレブ
レンド品と差がなかった。得られた樹脂組成物の着色は
非常に良好であり、250℃で成形した板(2mm×110mm×1
10mm)のYI値は0.5であった。装置内壁面への改質用重
合体の付着も認められなかった。
実施例2 第1図に示す脱揮押出機を用いてメタクリル系重合体か
らの揮発性成分の除去および改質を行った。すなわち、
塊状重合法で製造したメチルメタクリレート重合体60重
量部、メチルメタクリレートモノマー40重量部、n−オ
クチルメルカプタン0.3重量部、および不純物0.4重量部
よりなる重合体組成物を240℃,38kg/cm2に昇温、昇圧
し、内径5mmのパイプを通して脱揮押出機に150kg/Hrの
速度で供給した。第1ベントゾーンは230℃,700Torrと
し、第2ベントゾーンは240℃,500Torrとし、第3脱揮
ゾーンは240℃,50Torrとした。改質用重合体供給機構よ
りアクリルゴム含有樹脂(三菱レイヨン(株)製アクリ
ペットIR)を360kg/Hrの速度で添加し押出機中でブレン
ドし、第4ベントゾーンで270℃,30Torrの条件で脱揮
し、押出してペレットとした。
らの揮発性成分の除去および改質を行った。すなわち、
塊状重合法で製造したメチルメタクリレート重合体60重
量部、メチルメタクリレートモノマー40重量部、n−オ
クチルメルカプタン0.3重量部、および不純物0.4重量部
よりなる重合体組成物を240℃,38kg/cm2に昇温、昇圧
し、内径5mmのパイプを通して脱揮押出機に150kg/Hrの
速度で供給した。第1ベントゾーンは230℃,700Torrと
し、第2ベントゾーンは240℃,500Torrとし、第3脱揮
ゾーンは240℃,50Torrとした。改質用重合体供給機構よ
りアクリルゴム含有樹脂(三菱レイヨン(株)製アクリ
ペットIR)を360kg/Hrの速度で添加し押出機中でブレン
ドし、第4ベントゾーンで270℃,30Torrの条件で脱揮
し、押出してペレットとした。
得られたペレット中の残存単量体量は0.1重量%未満で
あった。得られたペレットのアイゾット衝撃強度(ASTM
D256)値は7.0kg/cm/cmと良好であり、250℃で照射成
形した平板のYI値は0.9と良好であった。
あった。得られたペレットのアイゾット衝撃強度(ASTM
D256)値は7.0kg/cm/cmと良好であり、250℃で照射成
形した平板のYI値は0.9と良好であった。
実施例3 第1図に示す脱揮押出機を用いてメタクリル系重合体か
らの揮発性成分の除去および改質を行った。すなわち、
塊状重合法で製造したメチルメタクリレート−メチルア
クリレート共重合体(メチルアクリレート含有量0.5重
量%)60重量部、メチルメタクリレート−メチルアクリ
レート混合モノマー40重量部、n−オクチルメルカブタ
ン0.3重量部、および不純物0.4重量部よりなる重合体組
成物を180℃,15kg/cm2に昇温、加圧し、内径7mmの細孔
5ヶを通して脱揮押出機へ333kg/Hrの速度で供給した。
第1ベントゾーンは220℃,550Torrとし、第2ベントゾ
ーンは245℃,500Torrとし、第3ベントゾーンは240℃,5
0Torrとした。改質用重合体供給機構より耐熱アクリル
樹脂(三菱レイヨン(株)製アクリペットST)を200kg/
Hrの速度で添加し、押出機中でブレンド後、第4ベント
ゾーンで270℃,20Torrの条件で脱揮し、押出してペレッ
ト化した。
らの揮発性成分の除去および改質を行った。すなわち、
塊状重合法で製造したメチルメタクリレート−メチルア
クリレート共重合体(メチルアクリレート含有量0.5重
量%)60重量部、メチルメタクリレート−メチルアクリ
レート混合モノマー40重量部、n−オクチルメルカブタ
ン0.3重量部、および不純物0.4重量部よりなる重合体組
成物を180℃,15kg/cm2に昇温、加圧し、内径7mmの細孔
5ヶを通して脱揮押出機へ333kg/Hrの速度で供給した。
第1ベントゾーンは220℃,550Torrとし、第2ベントゾ
ーンは245℃,500Torrとし、第3ベントゾーンは240℃,5
0Torrとした。改質用重合体供給機構より耐熱アクリル
樹脂(三菱レイヨン(株)製アクリペットST)を200kg/
Hrの速度で添加し、押出機中でブレンド後、第4ベント
ゾーンで270℃,20Torrの条件で脱揮し、押出してペレッ
ト化した。
得られたペレット中の残存単量体量は0.2重量%未満で
あった。得られたペレットの熱変形温度HDTは112℃であ
り、250℃で形成した平板のYI値は0.9であった。
あった。得られたペレットの熱変形温度HDTは112℃であ
り、250℃で形成した平板のYI値は0.9であった。
比較例1 第4ベントゾーンを省いた他は実施例1と同様な装置を
用い、同様な方法で改質されたメタクリル樹脂成形材料
を製造した。
用い、同様な方法で改質されたメタクリル樹脂成形材料
を製造した。
得られたペレット中の残存単量体量は0.7重量%であ
り、アイゾット衝撃強度(ASTM D256)値は2.8kg・cm・
cmであったが、250℃で成形した平板(2mm×110mm×110
mm)のYI値は2.5と黄色を呈し、成形板には銀条の製品
欠陥が生じた。また、成形品の熱変形温度HDTは85℃と
低かった。
り、アイゾット衝撃強度(ASTM D256)値は2.8kg・cm・
cmであったが、250℃で成形した平板(2mm×110mm×110
mm)のYI値は2.5と黄色を呈し、成形板には銀条の製品
欠陥が生じた。また、成形品の熱変形温度HDTは85℃と
低かった。
第1図は本発明の方法を実施するのに好適な脱揮混練押
出装置の1例を示す模式的概念図であり、第2図はメタ
クリル系重合体組成物の供給ノズルの断面図である。 1…定量ポンプ、2……加熱器、 3…フラッシュノズル、4,4′…スクリュー、 5…二軸押出機、 6…第1ベントゾーン排気管、 7…第2ベントゾーン排気管、 8…第3ベントゾーン排気管、 9…第4ベントゾーン排気管、 10,11,12…コンデンサー、 13,14,15…ポンプ、 16,17,18…受器、 19…スクリュー、20…バレル、 5′…単軸押出機、21…ニードル弁、 22…改質用重合体供給口。
出装置の1例を示す模式的概念図であり、第2図はメタ
クリル系重合体組成物の供給ノズルの断面図である。 1…定量ポンプ、2……加熱器、 3…フラッシュノズル、4,4′…スクリュー、 5…二軸押出機、 6…第1ベントゾーン排気管、 7…第2ベントゾーン排気管、 8…第3ベントゾーン排気管、 9…第4ベントゾーン排気管、 10,11,12…コンデンサー、 13,14,15…ポンプ、 16,17,18…受器、 19…スクリュー、20…バレル、 5′…単軸押出機、21…ニードル弁、 22…改質用重合体供給口。
Claims (2)
- 【請求項1】未反応モノマー、溶剤および/または副生
成物からなる、揮発性成分を含むメタクリル系重合体組
成物から該揮発成分を除去するとともに、改質用重合体
を加えることによって改質された成形材料を製造する方
法において、複数のベントゾーンを備えかつ最終ベント
ゾーンの上流位置に材料供給機構を備えた脱揮押出機を
使用し、該脱揮押出機中を連続的に流動するメタクリル
系重合体組成物に対し、上記材料供給機構より改質用重
合体を供給して混合し、得られた混合物を最終ベントゾ
ーンで脱揮したのち、押出すことを特徴とする改質され
たメタクリル系樹脂成形材料の製造方法。 - 【請求項2】改質用重合体を混合する段階においてメタ
クリル系重合体組成物中の揮発性成分の含有量を5重量
%以下に規制することを特徴とする請求項1記載の改質
されたメタクリル系樹脂材料の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63156022A JPH0676448B2 (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | 改質されたメタクリル系樹脂成形材料の製造方法 |
| DE68910394T DE68910394T2 (de) | 1988-06-25 | 1989-06-20 | Verfahren zur Herstellung einer modifizierten Methacrylharz-Formmasse. |
| EP89111228A EP0348800B1 (en) | 1988-06-25 | 1989-06-20 | Process for preparation of modified methacrylic resin molding material |
| US07/369,017 US5047188A (en) | 1988-06-25 | 1989-06-21 | Process for preparation of modified methacrylic resin molding material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63156022A JPH0676448B2 (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | 改質されたメタクリル系樹脂成形材料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH026505A JPH026505A (ja) | 1990-01-10 |
| JPH0676448B2 true JPH0676448B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=15618604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63156022A Expired - Lifetime JPH0676448B2 (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | 改質されたメタクリル系樹脂成形材料の製造方法 |
Country Status (4)
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|---|---|
| US (1) | US5047188A (ja) |
| EP (1) | EP0348800B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0676448B2 (ja) |
| DE (1) | DE68910394T2 (ja) |
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| US5541240A (en) * | 1994-03-15 | 1996-07-30 | Hoechst Celanese Corp. | Method for making blends of liquid crystalline and isotropic polymers |
| US5442041A (en) * | 1995-01-19 | 1995-08-15 | Arco Chemical Technology, L.P. | Removal of volatile substances from thermoplastic resins |
| JPH08318529A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-03 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | スチレン系樹脂の製造方法 |
| DE19537114C2 (de) * | 1995-10-05 | 1998-11-12 | Bayer Ag | Verfahren zur Trocknung von Polymerpulvern und -agglomeraten |
| DE19638994B4 (de) | 1996-09-23 | 2009-02-26 | Bühler AG | Vorrichtung zum Homogenisieren, Mischen und/oder Granulieren von chemischen Stoffen |
| US5980790A (en) * | 1997-03-04 | 1999-11-09 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Process for producing a copolymer |
| US6409949B1 (en) * | 1999-03-29 | 2002-06-25 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | Method for thickening a polyester resin |
| JP4208517B2 (ja) * | 2002-08-07 | 2009-01-14 | 富士フイルム株式会社 | ポリマー溶液濃縮方法及び装置 |
| JP6228225B2 (ja) * | 2013-10-28 | 2017-11-08 | 株式会社クラレ | メタクリル樹脂組成物の製造方法 |
| JP6741124B1 (ja) * | 2019-06-18 | 2020-08-19 | 日本ゼオン株式会社 | アクリルゴムの製造方法 |
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|---|---|---|---|---|
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| US3642752A (en) * | 1969-08-08 | 1972-02-15 | American Cyanamid Co | Apparatus and process for producing novel extruded acrylic sheet |
| BE790700A (fr) * | 1971-11-18 | 1973-04-27 | Rohm & Haas | Perfectionnements aux procedes pour purifier et melanger des polymeres |
| GB1423288A (en) * | 1972-08-15 | 1976-02-04 | Mitsubishi Rayon Co | Process for the production of methacrylate polymer moulding materials |
| US3825515A (en) * | 1973-06-13 | 1974-07-23 | American Cyanamid Co | Process for improving the property profile of rubber-polymer systems |
| DE2461104C3 (de) * | 1973-12-28 | 1980-09-18 | Mitsubishi Rayon Co. Ltd., Tokio | Verfahren zum Abführen von Wärme während der Methylmethacrylat-Massepolymerisation und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
| JPS5442035B2 (ja) * | 1974-02-04 | 1979-12-12 | ||
| US4065532A (en) * | 1974-04-11 | 1977-12-27 | Basf Aktiengesellschaft | Process for the admixture of additives into plastics with simultaneous removal of volatile constituents |
| US3992500A (en) * | 1974-06-07 | 1976-11-16 | Koehring Company | Vented extruder |
| US4324868A (en) * | 1979-06-19 | 1982-04-13 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Process and apparatus for preparation of vinyl polymers |
| JPS58211434A (ja) * | 1982-06-03 | 1983-12-08 | Japan Steel Works Ltd:The | 脱気用押出機 |
| JPS6140327A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-26 | Toray Silicone Co Ltd | 液状シリコ−ンゴムベ−スの製造方法 |
-
1988
- 1988-06-25 JP JP63156022A patent/JPH0676448B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-06-20 EP EP89111228A patent/EP0348800B1/en not_active Revoked
- 1989-06-20 DE DE68910394T patent/DE68910394T2/de not_active Revoked
- 1989-06-21 US US07/369,017 patent/US5047188A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5047188A (en) | 1991-09-10 |
| EP0348800B1 (en) | 1993-11-03 |
| DE68910394D1 (de) | 1993-12-09 |
| JPH026505A (ja) | 1990-01-10 |
| EP0348800A1 (en) | 1990-01-03 |
| DE68910394T2 (de) | 1994-05-19 |
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