JPH067680U - ミシン内釜の回転防止装置 - Google Patents
ミシン内釜の回転防止装置Info
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- JPH067680U JPH067680U JP4564592U JP4564592U JPH067680U JP H067680 U JPH067680 U JP H067680U JP 4564592 U JP4564592 U JP 4564592U JP 4564592 U JP4564592 U JP 4564592U JP H067680 U JPH067680 U JP H067680U
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案は、全く当接音を発生させることの
なく内釜の回転を防止することができるミシン内釜の回
転防止装置の提供を目的とする。 【構成】 この考案は、ミシン内釜13に外方へ突出す
る係合突起14を形成すると共に、針板11に前記係合
突起14が遊挿される係合凹所12を形成し、前記係合
突起の少なくとも一部に磁力発生体14aを設けると共
に、前記係合凹所端面に前記係合突起に設けられた磁力
発生体に対して斥力を発生させる磁力発生体12a,1
2bを埋設したものである。
なく内釜の回転を防止することができるミシン内釜の回
転防止装置の提供を目的とする。 【構成】 この考案は、ミシン内釜13に外方へ突出す
る係合突起14を形成すると共に、針板11に前記係合
突起14が遊挿される係合凹所12を形成し、前記係合
突起の少なくとも一部に磁力発生体14aを設けると共
に、前記係合凹所端面に前記係合突起に設けられた磁力
発生体に対して斥力を発生させる磁力発生体12a,1
2bを埋設したものである。
Description
【0001】
この考案は、ミシン外釜内に回動自在に保持されたミシン内釜が、ミシン外釜 の回転に伴って回転するのを阻止するためのミシン内釜の回転防止装置に関する ものである。
【0002】
周知のように本縫いミシン等におけるミシン釜は、ミシン下軸に伴って回転す る外釜と、この外釜内に回動自在に保持される内釜とより成り、外釜の回転によ って捕捉した上糸ループを内釜の周囲に沿って移動させることにより、内釜内に 保持された下糸ボビンから繰り出された下糸と上糸ループとを結接させるように なっている。
【0003】 このようなミシン釜において、内釜には、外釜との摩擦により内釜を外釜と同 方向へ回転させようとする力が加わるため、その力によって内釜が外釜と共に回 転するのを防止する必要があり、これを行うものとして従来より図7に示すよう なミシン内釜の回転防止装置が設けられている。
【0004】 この装置は、内釜1の周面に突設した係合突起2と、針板3に形成された係合 凹所4とより成り、この係合凹所4に前記係合突起2を遊嵌させるようになって いる。そして、縫製動作時には、外釜から受ける付勢力によって係合突起2の一 側面2aが係合凹所4の一側面4aに当接し、内釜1の回転を係止する。またこ のとき、係合突起2の他側面2bと係合凹所4の他側面4bとの間、及び係合突 起の先端面と係合凹所4の底面との間には所定の間隙g1,g2が形成されるよ うになっている。これは、内釜の周囲を移動する上糸ループIを通過させるため であり、上糸ループIの移動当初は、この図7に示すように間隙g1から間隙g 2へと通過して行き、上糸ループIが内釜1から抜脱する際には、係合突起2と 係合凹所4との当接を、図8に示すように他側面2bと4bとの当接に切り換え 、一側面2aと4aとの間に間隙g3を形成して、ここから上糸ループIを抜脱 させるようになっている。
【0005】 また、ここで示す内釜1は水平釜に設けられたものであり、この水平釜では、 上記のような係合突起2と係合凹所4との当接面の切り換えを、ミシン下軸に連 動して作動するオープナー5によって内釜1を強制的に逆方向へ回転させること により行っていた。
【0006】
上記のように従来の回転係止装置にあっては、係合凹所4に対し、係合突起2 に当接する面を上糸ループの移動位置に応じて切り換えるようになっていたため 、一針毎に係合突起と係合凹所との当接による騒音が発生し、作業環境が損われ るという問題があった。また、上記のような水平釜においては、内釜とオープナ ーとの当接によっても衝撃音が発生するため、それらの騒音による作業環境の低 下はさらに著しいものとなる。
【0007】 もっとも、垂直釜の中には、天秤による上糸ループの引き上げ方向と内釜の回 転方向との関係により、上糸ループ自身が係合突起2を逆方向へ押圧して自然と 内釜から抜脱する構成のものもあり、この場合には特にオープナーを必要としな いが、これにあっても係合凹所と係合突起との間に発生する当接音を解消するこ とはできない。
【0008】 この考案は上記従来技術の問題点に着目してなされたもので、係止突起と係合 凹所との間に全く当接音を発生させることのないミシン内釜の回転防止装置の提 供を目的とする。
【0009】
この考案は、ミシン内釜とミシンベッドとのいずれか一方に外方へ突出する係 合突起を形成すると共に、他方に前記係合突起が遊挿される係合凹所を形成して なり、前記係合突起の少なくとも一部に磁力発生体を設けると共に、前記係合凹 所端面に前記係合突起に設けられた磁力発生体に対して斥力を発生させる磁力発 生体を埋設したものである。
【0010】
この考案においては、係合突起と係合凹所のそれぞれに設けた磁力発生体の斥 力により、係合凹所と係合突起とを常時非接触状態に保ちながら、内釜の回転を 防止することができる。従って、全く当接音を発生させることなく、スムーズに 上糸ループを内釜から抜脱させることができる。
【0011】
以下、この考案の実施例を説明する。 図1及び図2はこの考案の第1実施例を示す図である。 この第1実施例におけるミシン内釜の回転防止装置は、ミシン外釜が水平面上 で回転動作を行う水平釜の内釜13に対して設けられたものである。すなわち、 ここに示す装置は、内釜13に突設された係合突起14と、この係合突起14を 遊嵌させる係合凹所12とよりなり、係合凹所12は係止体としての針板11の 下面に形成されている。そして、前記係合凹所12は、係合突起14の各側面に 対し上糸を通過させるに十分な間隙を介して対向する寸法形状を有している。
【0012】 また、前記係合突起の先端部は、図2に示すように永久磁石(磁力発生体)G 1,G2,G3によって構成されており、ここではその一側面にN極、他側面に S極がそれぞれ形成されている。なお、この係合突起14に設けられた永久磁石 14aを、以後突起側永久磁石と称す。
【0013】 そしてまた、前記係合凹所12の両側面には、前記突起側永久磁石14aの各 磁極に対向して2個の永久磁石(磁力発生体)12a,12bが埋設されている 。この2個の永久磁石12a,12b(以後、12aを第1の永久磁石、12b を第2の永久磁石と称す)は、突起側永久磁石14aとの対向面が磁極となって おり、その磁極はいずれも突起側永久磁石と同一の極性を有している。
【0014】 すなわち、第1の永久磁石12aの対向面はN極、第2の永久磁石12bの対 向面はS極となっており、さらに両永久磁石は同一の磁力を発生させるものとな っている。なお、前記各永久磁石を取り付ける部材との間にシールド材を介在さ せれば、他の部材との関係を考慮することなく必要とする磁力を確実に得ること ができる。
【0015】 この考案の第1実施例は上記のように構成されているため、突起側永久磁石1 4と第1の永久磁石12aとの間、及び突起側永久磁石14と第2の永久磁石1 2bとの間にはほぼ同一の斥力が発生するため、回転する外釜により内釜13に 付勢力が加えられたとしても、内釜13は前記斥力によって係合凹所12内のほ ぼ中間位置に保持され、係合凹所12との非接触状態を保つ。
【0016】 このため、縫製動作中に係合突起14と係合凹所12との間には全く音が発生 することはなく、また上糸ループは、係合突起14と係合凹所12との間に常時 保持された間隙G1,G2,G3内をスムーズに通過して行くため、適正に結接 動作を行うことができる。従って、従来水平釜には不可欠とされていたオープナ ー5が不要となり、製造コストを大幅に低減させることができると共に、ミシン ベッド内の構成を単純化することができる。
【0017】 次にこの考案の第2実施例を図3及び図4に基づき説明する。 この第2実施例は、外釜が垂直面に沿って回転する垂直釜の一種であるDB釜 に対して設けたものである。図中21はこのDB釜の内釜を示し、22はこの内 釜の前面部に形成した係合凹所を示す。また、23はミシンベッド内に固定され た係止体であり、その一側部には、前記係合凹所22に遊嵌する係合突起24が 形成されている。そして、前記係合突起24の先端部には、前記第1実施例と同 様に永久磁石24aを取り付け、また係合凹所22には第1,第2の永久磁石2 2a,22bを埋設した構成となっている。
【0018】 従って、この第2実施例においても、第1,第2の永久磁石22a,22bと 突起側永久磁石24aとの間に発生する斥力によって係合突起24と係合凹所2 2とを接触させることなく内釜21の回転を防止し得るため、係合突起24と係 合凹所22との当接音を完全に解消することができ、作業環境の大幅な向上を期 待できる。また、上糸ループ自身が係合突起を逆方向に押圧して内釜から抜脱す る従来の装置に対し、この実施例では、上糸ループが常時形成されている間隙G 1,G2,G3内を通過するものであるため、従来のものに比べて上糸ループの 移動はスムーズに行われる。
【0019】 また、図5及び図5はこの考案の第3実施例を示す平面図である。 この第3実施例は、垂直釜の中のさらに他の種類に属するDP釜に対して設け たものであり、内釜31の周面に湾曲した係合突起32を形成する一方、ミシン ベッド下方に固定した係止体33の先端部に、前記係合突起32を遊嵌させる係 合凹所34を形成した構成となっている。また、係合突起32の先端部には突起 側永久磁石32を、係合凹所34には第1,第2の永久磁石34a,34bを設 けてあり、各永久磁石34a,34bの間に発生する斥力によって上記第2実施 例と同様の効果を得ることができる。
【0020】 なお、上記各実施例では、係合凹所に埋設する第1,第2の永久磁石を同一の 磁力を有するものとしたが、場合によっては、第1、第2の永久磁石の磁力に差 をもたせても良い。例えば、外釜の回転方向前方に位置する第1の永久磁石の磁 力を第2の永久磁石の磁力より大なるものとし、この磁力の差によって内釜に作 用する付勢力を相殺し、外釜回転時における係合突起の位置を係合凹所の中央に 保持させるようにしても良い。
【0021】 また、上記各実施例では、係合凹所側に設ける磁性体として、2個の永久磁石 を用いたが、両端部が所定の間隙を介して対向する湾曲した単一の永久磁石を用 いることも可能であり、また、永久磁石に替えて電磁石を用いることも可能であ る。
【0022】
以上説明したとおり、この考案に係るミシン内釜の回転防止装置は、ミシン内 釜とミシンベッドとのいずれか一方に外方へ突出する係合突起を形成すると共に 、他方に前記係合突起が遊挿される係合凹所を形成し、前記係合突起には磁力発 生体を設け、前記係合凹所端面には前記係合突起に設けられた磁力発生体に対し て斥力を発生させる磁力発生体を埋設したため、前記斥力によって係止突起と係 合凹所とを非接触状態を保ちながら内釜の回転防止を行うことができ、係合突起 と係合凹所との間に生じる当接音を完全に解消することができる。従って、この 内釜回転防止装置によれば、騒音に関する作業環境の向上が期待でき、特に水平 釜に対してはオープナーが不要となることから、騒音レベル大幅な低減に加え、 製造コストの低減、ミシンベッド内の単純化などを実現でき、その実用上の効果 は甚大である。
【図1】この考案の第1実施例を示す平面図である。
【図2】図1に示したもののA部拡大図平面図である。
【図3】この考案の第2実施例を示す平面図である。
【図4】図3に示したもののB部拡大平面図である。
【図5】この考案の第3実施例を示す平面図である。
【図6】図5に示したもののC部拡大平面図である。
【図7】従来のミシン内釜の回転防止装置を示す平面図
であり、内釜の周囲を上糸ループが移動し始めた状態を
示す。
であり、内釜の周囲を上糸ループが移動し始めた状態を
示す。
【図8】図7に示した従来のミシン内釜の回転防止装置
を示す平面図であり、上糸ループが内釜から抜脱する状
態を示す。
を示す平面図であり、上糸ループが内釜から抜脱する状
態を示す。
11 針板 12 係合凹所 12a 第1の永久磁石 12b 第2の永久磁石 13 内釜 14 係合突起 14a 突起側永久磁石 21 内釜 22 係合凹所 22a 第1の永久磁石 22b 第2の永久磁石 23 係止体 24 係合突起 24a 突起側永久磁石 31 内釜 32 係合突起 32a 突起側永久磁石 33 係止体 33a 第1の永久磁石 33b 第2の永久磁石
Claims (2)
- 【請求項1】 ミシンベッドの下方で回転するミシン外
釜に回動自在に保持されたミシン内釜に突設してなる係
合突起と、 前記ミシンベッドに固定され、前記係合突起を縫い糸の
通過可能な間隙を介して遊挿させる係合溝を形成した係
止体とから成り、 前記係合突起の両側部を磁力発生体にて形成すると共
に、 前記係合凹所の端面に前記係合突起に設けられた磁力発
生体の両側部に対して斥力を発生させる磁力発生体を埋
設し、 前記両磁力発生体の間に発生する斥力によって係合凹所
と係合突起との間に縫い糸の通過可能な間隙を介して常
時非接触状態に保つようにしたことを特徴とするミシン
内釜の回転防止装置。 - 【請求項2】 ミシンベッドの下方で回転するミシン外
釜に回動自在に保持されたミシン内釜に形成された係合
凹所と、 前記ミシンベッドに固定され、前記係合凹所に縫い糸の
通過可能な間隙を介して遊挿させる係合突起を形成した
係止体とから成り、 前記係合突起の両側部を磁力発生体にて形成すると共
に、 前記係合凹所の端面に前記係合突起に設けられた磁力発
生体に対して斥力を発生させる磁力発生体を埋設し、 前記両磁力発生体の間に発生する斥力によって係合凹所
と係合突起との間に縫い糸の通過可能な間隙を介して常
時非接触状態に保つようにしたことを特徴とするミシン
内釜の回転防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4564592U JPH067680U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | ミシン内釜の回転防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4564592U JPH067680U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | ミシン内釜の回転防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067680U true JPH067680U (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=12725114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4564592U Pending JPH067680U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | ミシン内釜の回転防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067680U (ja) |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4564592U patent/JPH067680U/ja active Pending
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