JPH0677267U - 永久電流スイッチ - Google Patents
永久電流スイッチInfo
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- JPH0677267U JPH0677267U JP015791U JP1579193U JPH0677267U JP H0677267 U JPH0677267 U JP H0677267U JP 015791 U JP015791 U JP 015791U JP 1579193 U JP1579193 U JP 1579193U JP H0677267 U JPH0677267 U JP H0677267U
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- coils
- superconducting
- reversed
- current switch
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- Pending
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】永久電流スイッチを形成する超電導線の折り返
し部を不要とする。 【構成】PC20は巻枠21内部に4個のソレノイドコ
イル22、23、24、25が同心状に配置され、巻枠
の外側に外筒26が嵌合固定されるとともに、これらの
巻枠、外筒およびコイルはエポキシ樹脂27で一体に固
化されている。コイル22および24は左巻きのソレノ
イドコイル、コイル23および25は右巻きのソレノイ
ドコイルからなり、隣接するコイル間は通電による磁界
の方向が逆転するように接合部28で相互に固相接合さ
れることにより、全体として実質的に無誘導巻き状態が
得られる。
し部を不要とする。 【構成】PC20は巻枠21内部に4個のソレノイドコ
イル22、23、24、25が同心状に配置され、巻枠
の外側に外筒26が嵌合固定されるとともに、これらの
巻枠、外筒およびコイルはエポキシ樹脂27で一体に固
化されている。コイル22および24は左巻きのソレノ
イドコイル、コイル23および25は右巻きのソレノイ
ドコイルからなり、隣接するコイル間は通電による磁界
の方向が逆転するように接合部28で相互に固相接合さ
れることにより、全体として実質的に無誘導巻き状態が
得られる。
Description
【0001】
本考案は永久電流スイッチ(以下PCSと称する)に関し、特に超電導線を無 誘導巻きするための折り返し部を不要としたPCSの構造の改良に関する。
【0002】
超電導マグネットを、外部電源からの電流供給を必要とせずに一定磁界を長時 間保持する永久電流モードで運転するためにPCSが用いられる。 このようなPCSは、一般的には、巻枠上に高抵抗マトリックスを有する超電 導線を無誘導巻きし、同時にヒーター線を巻き込んで全体をエポキシ樹脂等の硬 化性樹脂で一体に固化することが行われている。
【0003】 この超電導線の無誘導巻きは、超電導線への通電(off 状態)によりそれ自身 による磁界発生を防ぐために行われるもので、単一の超電導線を略その1/2の 条長の位置で折り返し、この折り返し部を巻き始め端として巻枠上に巻回するも のである。 超電導線を無誘導巻きするためには、その巻き始め端を巻枠に固定する必要が あり、このため巻枠の鍔板または巻胴の内側に係止部を設け、この係止部に巻き 始め端を固定して整列巻きすることが知られている(実公開62−34408号 公報)。
【0004】
しかしながら上記の無誘導巻き方法では以下の問題がある。 (イ)巻枠に係止部を設けるため、巻枠の構造が複雑となり、またその製作に 時間と費用を要する。 (ロ)外形寸法の小さなPCSに対しては、係止部の加工が不可能となる。
【0005】 (ハ)外径の大きな超電導線を使用する場合、係止部の曲率半径が制限される ため、同様に係止部の加工が不可能となるか、あるいは非常に困難となる。 (ニ)係止部に巻き始め端を固定する作業が煩雑である。 本考案は以上の問題を解決するためになされたもので、折り返し部を不要とし 、即ち、巻枠に係止部を設ける必要がなく、かつ外径寸法の小さなPCSや外径 の大きな超電導線に対しても容易に無誘導巻き可能なPCSを提供することをそ の目的とする。
【0006】
上記の目的を達成するために、本考案のPCSは、一方向に巻回された超電導 コイルの複数個を同心状に配置し、これらの超電導コイルを形成する超電導線の 各端部をその通電による磁界の方向が逆転するように相互に固相接合し、全体を 硬化性樹脂で一体に含侵固化したものである。このように超電導コイルを形成す る超電導線の各端部をその通電による磁界の方向が逆転するように相互に接合す ることにより、全体として、超電導線は実質的に無誘導巻きすることができる。
【0007】 このような無誘導巻きは、本願第2の考案の、巻き方向の異なる複数個の超電 導コイルを同心状に配置し、これらの超電導コイルを形成する超電導線の各端部 をその通電による磁界の方向が逆転するように相互に固相接合し、全体を硬化性 樹脂で一体に含侵固化したPCSによっても得られる。 上記のPCSにおいては、超電導コイル間または超電導線間にヒーター線が巻 き込まれ、これらのヒーター線はソレノイド巻きまたは無誘導巻きされるか、あ るいは超電導線と同様に通電による磁界の方向が逆転するように相互に直列また は並列に固相接合される。
【0008】 図2は上記のPCSを構成する超電導コイルの結線状態を示したもので、右巻 きのソレノイドコイル1、2を同図(a)に示すように平行に配置した場合に、 それぞれの端末1a、1bおよび2a、2bに対して、コイル1の端末1bとコ イル2の端末2bとを点線で示すように結線することによりコイル1と2はこの 結線部で折り返された状態となり、その通電による磁界の方向Hが逆転するため 、実質的に無誘導巻き状態が得られる。コイル1、2が左巻きの場合も同様であ る。また、同図(b)は左巻きのソレノイドコイル3と右巻きのソレノイドコイ ル4とを平行に配置した場合を示したもので、この場合においては、コイル3の 端末3aとコイル4の端末4bとを結線することにより上記と同様の効果が得ら れる。
【0009】 図3は本考案のPCSのコイルの配置の概略を示したもので、PCS5は巻枠 6の内部に4個のソレノイドコイル7、8、9、10が同心状に配置され、巻枠 6の外側に外筒11が嵌合固定されるとともに、これらの巻枠、外筒およびコイ ルはエポキシ樹脂等の硬化性樹脂12で一体に固化されている。 同図において、コイル7、8、9、10が全て右巻きの場合、隣接するコイル 7と8、8と9、9と10をそれぞれ第3図(a)に示すように結線すれば、全 体として実質的に無誘導巻き状態が得られる。また、コイル7と9が左巻き、コ イル8と10が右巻きの場合には、第3図(b)に示すように結線すれば、上記 と同様の効果が得られる。巻き方向が異なる複数個のコイルを組み合わせた場合 でも結線方法により同様の効果が得られることは当然である。
【0010】 図3のPCSにおいては、隣接するコイル間を固相接合により結線しているが 、必ずしも隣接するコイル間を結線する必要がないことは言うまでもない。 以上の場合において、各コイルの端末の結線は全体としてインダクタンスが最 小となるように固相接合される。
【0011】
上記構成により本考案のPCSにおいては、複数個の同心状に配置された超電 導コイルの通電による磁界の方向が逆転するように相互に固相接合されているた め、全体として実質的に無誘導巻きすることができ、折り返し部が不要となるた め、巻枠の鍔板または巻胴に係止部を設ける必要がなくなる。
【0012】
【実施例】 以下、本考案の一実施例について説明する。 図1は本考案のPCSの概略を示したもので、PC20は巻枠21内部に4個 のソレノイドコイル22、23、24、25が同心状に配置され、巻枠の外側に 外筒26が嵌合固定されるとともに、これらの巻枠、外筒およびコイルはエポキ シ樹脂27で一体に固化されている。上記の各コイル上にはヒーター線22a、 23a、24a、25aが配置されており、これらのコイルおよびヒーター線の 各組は、予め別途用意した分解可能な巻枠上に巻回して、エポキシ樹脂を含浸す ることにより一体に固化されている。また、コイル22および24は左巻きのソ レノイドコイル、コイル23および25は右巻きのソレノイドコイルからなる。
【0013】 上記のPC20において、隣接するコイル間は通電による磁界の方向が逆転す るように、即ち、図2(b)に示すように接合部28で相互に固相接合され、コ イル22の巻き始め端部とコイル25の巻き終り端部は、それぞれ一方の鍔板2 1aに設けられた貫通孔より鍔板外へ導出されて端子29、30に半田付けされ ている。
【0014】 また、各コイル上に配置されたヒーター線は、それぞれソレノイド巻きされる とともに直列に接続されコイルを形成する超電導線の端部と同様に鍔板外へ導出 される(図示せず)。 以上のPCS20においては、超電導線を無誘導巻きするための係止部を巻枠 上に設ける必要がなくなり、コイル22の内径が小さい場合や超電導線の外径が 大きい場合でも容易に製作可能となる。また、ヒーター線が分散して配置されて いるため、より小さいパワーでPCSを動作させることができる。
【0015】
以上述べたように本考案の永久電流スイッチによれば、超電導コイルを無誘導 巻きするための折り返し部および巻枠上の係止部を設ける必要がなくなるため、 その製作が容易となり、また予め外径および内径のそれぞれ異なる各種の超電導 コイルを製作しておけば種々の仕様の永久電流スイッチを製作することが可能に なる。
【図1】本考案の永久電流スイッチの一実施例を示す概
略断面図。
略断面図。
【図2】永久電流スイッチを構成する超電導コイルの結
線状態を示す図。
線状態を示す図。
【図3】本考案の永久電流スイッチのコイルの配置を示
す概略図。
す概略図。
1、2、4、22、24…右巻きのソレノイドコイル 3、23、25…左巻きのソレノイドコイル 5、20…永久電流スイッチ 6、21…巻枠 7、8、9、10…ソレノイドコイル 22a、23a、24a、25a…ヒーター線 H…磁界の方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 前田 慶一郎 川崎市川崎区小田栄2丁目1番1号 昭和 電線電纜株式会社内 (72)考案者 三宅 清市 川崎市川崎区小田栄2丁目1番1号 昭和 電線電纜株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】一方向に巻回された超電導コイルの複数個
を同心状に配置し、これらの超電導コイルを形成する超
電導線の各端部をその通電による磁界の方向が逆転する
ように相互に固相接合し、全体を硬化性樹脂で一体に含
侵固化したことを特徴とする永久電流スイッチ。 - 【請求項2】巻き方向の異なる複数個の超電導コイルを
同心状に配置し、これらの超電導コイルを形成する超電
導線の各端部をその通電による磁界の方向が逆転するよ
うに相互に固相接合し、全体を硬化性樹脂で一体に含侵
固化したことを特徴とする永久電流スイッチ。 - 【請求項3】外周にヒーター線を巻回した巻き方向の異
なる複数個の超電導コイルを交互に同心状に配置し、隣
接する超電導コイルを形成する超電導線の各端部をその
通電による磁界の方向が逆転するように相互に固相接合
し、全体を硬化性樹脂で一体に含侵固化したことを特徴
とする永久電流スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP015791U JPH0677267U (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 永久電流スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP015791U JPH0677267U (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 永久電流スイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0677267U true JPH0677267U (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=11898667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP015791U Pending JPH0677267U (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 永久電流スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0677267U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001267119A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-28 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 超電導コイル装置 |
| JP2007081254A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Univ Of Tokyo | 超伝導電磁石及びその製造方法 |
| JPWO2008129756A1 (ja) * | 2007-04-12 | 2010-07-22 | 有限会社岡山技研 | 整列多層巻きコイルとそれを用いた電気装置 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP015791U patent/JPH0677267U/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001267119A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-28 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 超電導コイル装置 |
| JP2007081254A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Univ Of Tokyo | 超伝導電磁石及びその製造方法 |
| JPWO2008129756A1 (ja) * | 2007-04-12 | 2010-07-22 | 有限会社岡山技研 | 整列多層巻きコイルとそれを用いた電気装置 |
| JP4878369B2 (ja) * | 2007-04-12 | 2012-02-15 | 有限会社岡山技研 | 整列多層巻きコイルとそれを用いた電気装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991026 |