JPH067882Y2 - 硬脆材の外周面研削装置 - Google Patents
硬脆材の外周面研削装置Info
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- JPH067882Y2 JPH067882Y2 JP1984036826U JP3682684U JPH067882Y2 JP H067882 Y2 JPH067882 Y2 JP H067882Y2 JP 1984036826 U JP1984036826 U JP 1984036826U JP 3682684 U JP3682684 U JP 3682684U JP H067882 Y2 JPH067882 Y2 JP H067882Y2
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Landscapes
- Machine Tool Copy Controls (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、例えばICチップに用いられるウエハ、ある
いはこのウエハに回路パターンを印刷するためのフォト
マスク等の硬脆材の外周面を倣い研削する装置に関する
ものである。
いはこのウエハに回路パターンを印刷するためのフォト
マスク等の硬脆材の外周面を倣い研削する装置に関する
ものである。
従来技術 このウエハはシリコンから成り、またフオットマスクは
石英ガラスから成る。したがって、ウエハおよびフォト
マスクは、材料自体が高価なものであるため、外周面加
工および面取り加工等をできるだけ少なくして材料歩留
りを向上させることが望ましい。ところが従来の外周面
研削装置においては、ワークをストッカー部から研削部
へ移送するワーク供給機構が、ワークを単に後方から押
すだけのものであったため、ワークを正確に研削部へ供
給することができず、このため、ワークの中心がずれて
この分だけ外周面を多く削り取らなければならなかっ
た。このようにワークの削り代を多くとることは、研削
時間を長くすることになり、また砥石の磨耗を多くして
この砥石の寿命に一定の限界を与えることとなる。
石英ガラスから成る。したがって、ウエハおよびフォト
マスクは、材料自体が高価なものであるため、外周面加
工および面取り加工等をできるだけ少なくして材料歩留
りを向上させることが望ましい。ところが従来の外周面
研削装置においては、ワークをストッカー部から研削部
へ移送するワーク供給機構が、ワークを単に後方から押
すだけのものであったため、ワークを正確に研削部へ供
給することができず、このため、ワークの中心がずれて
この分だけ外周面を多く削り取らなければならなかっ
た。このようにワークの削り代を多くとることは、研削
時間を長くすることになり、また砥石の磨耗を多くして
この砥石の寿命に一定の限界を与えることとなる。
また、ウエハ等の硬脆材は、外周面の加工工程におい
て、外周面加工後の形状を有するモデルに対して同軸的
に配置され、外周面形状がこのモデルと同じになるよう
に研削する。従来の外周面研削装置では、例えば特開昭
52−127692号公報に記載されているように、モ
デルの回転角度位置はリミットスイッチによって制御さ
れている。ところが、リミットスイッチによる位置決め
制御は、モデルを回転させる機構の慣性等のため誤差が
あり、したがってウエハ等の高価な材料を研削するに
は、充分に高精度であるとは言えない。
て、外周面加工後の形状を有するモデルに対して同軸的
に配置され、外周面形状がこのモデルと同じになるよう
に研削する。従来の外周面研削装置では、例えば特開昭
52−127692号公報に記載されているように、モ
デルの回転角度位置はリミットスイッチによって制御さ
れている。ところが、リミットスイッチによる位置決め
制御は、モデルを回転させる機構の慣性等のため誤差が
あり、したがってウエハ等の高価な材料を研削するに
は、充分に高精度であるとは言えない。
考案の目的 本考案は以上の点に鑑み、モデルの位置決めが容易かつ
正確に行われ、また研削されるワークが常にモデルと同
軸的であってかつ同じ角度方向を向くように供給される
外周面研削装置を提供することを目的としてなされたも
のである。
正確に行われ、また研削されるワークが常にモデルと同
軸的であってかつ同じ角度方向を向くように供給される
外周面研削装置を提供することを目的としてなされたも
のである。
考案の構成 本考案に係る外周面研削装置は、次の(イ)〜(ト)の
構成要件を備えることを特徴としている。
構成要件を備えることを特徴としている。
すなわち、 (イ)加工前のワークを保持するストッカー部と、この
ストッカー部から延びる案内レールとを有する固定枠、 (ロ)この固定枠に設けられ、ワークの研削後の外周形
状を有するモデルとワークとを同軸的かつ一体的に支持
するワーク支持機構、 (ハ)このワーク支持機構を上記モデルの軸心周りに回
転させる回転駆動機構、 (ニ)上記ワーク支持機構に一体的に連結された固定円
板の外周面に形成された係合部と、上記ワーク支持機構
の停止時に該係合部に係合してこの支持機構の回転角度
位置を調整する係止ピンと、上記回転駆動機構のワーク
支持機構への回転駆動力の伝達および遮断を行ない、上
記係止ピンが係合部に係合する時該回転駆動力を遮断す
るクラッチとを有するストッパ機構、 (ホ)上記固定枠に往復動自在に設けられたハウジング
と該ハウジングに軸心周りに回転自在に支持されて上記
モデルの外周面に係合可能なスタイラスと、このスタイ
ラスと同じ外形を有し、上記ハウジングに該スタイラス
と同軸的に回転自在に支持されて上記ワークの外周面を
研削する砥石と、この砥石を回転させる駆動モータとを
具備する倣い機構、 (ヘ)上記案内レールに沿って往復動自在に支持され、
該案内レールの直交方向に相互に同量だけ拡縮動して上
記ワークの外周面を把持可能な一つの爪を有し、これら
の爪が該ワークを上記ストッカー部において位置決めし
て受取り、上記ワーク支持機構へ供給するワーク供給機
構、 (ト)研削されたワークを上記ワーク支持機構から取出
すワーク排出機構。
ストッカー部から延びる案内レールとを有する固定枠、 (ロ)この固定枠に設けられ、ワークの研削後の外周形
状を有するモデルとワークとを同軸的かつ一体的に支持
するワーク支持機構、 (ハ)このワーク支持機構を上記モデルの軸心周りに回
転させる回転駆動機構、 (ニ)上記ワーク支持機構に一体的に連結された固定円
板の外周面に形成された係合部と、上記ワーク支持機構
の停止時に該係合部に係合してこの支持機構の回転角度
位置を調整する係止ピンと、上記回転駆動機構のワーク
支持機構への回転駆動力の伝達および遮断を行ない、上
記係止ピンが係合部に係合する時該回転駆動力を遮断す
るクラッチとを有するストッパ機構、 (ホ)上記固定枠に往復動自在に設けられたハウジング
と該ハウジングに軸心周りに回転自在に支持されて上記
モデルの外周面に係合可能なスタイラスと、このスタイ
ラスと同じ外形を有し、上記ハウジングに該スタイラス
と同軸的に回転自在に支持されて上記ワークの外周面を
研削する砥石と、この砥石を回転させる駆動モータとを
具備する倣い機構、 (ヘ)上記案内レールに沿って往復動自在に支持され、
該案内レールの直交方向に相互に同量だけ拡縮動して上
記ワークの外周面を把持可能な一つの爪を有し、これら
の爪が該ワークを上記ストッカー部において位置決めし
て受取り、上記ワーク支持機構へ供給するワーク供給機
構、 (ト)研削されたワークを上記ワーク支持機構から取出
すワーク排出機構。
実施例 以下図示実施例により本考案を説明する。
第1図(a)、(b)はワークの形状の例を示し、硬脆材から
成るウエハおよびフォトマスクは、これらの図に示すよ
うな角形あるいは一部が切欠かれた丸形を有する。これ
らのワークは、最初、想像線Iで示すように若干大きく
成形されており、次に述べる外周面研削装置により外周
面を研削および面取りされ、実線Rで示す形状に成形さ
れる。本実施例の外周面研削装置は、想像線Iと実線R
の間の部分に相当する削り代を従来装置によるものより
も格段と少なくすることができるものである。
成るウエハおよびフォトマスクは、これらの図に示すよ
うな角形あるいは一部が切欠かれた丸形を有する。これ
らのワークは、最初、想像線Iで示すように若干大きく
成形されており、次に述べる外周面研削装置により外周
面を研削および面取りされ、実線Rで示す形状に成形さ
れる。本実施例の外周面研削装置は、想像線Iと実線R
の間の部分に相当する削り代を従来装置によるものより
も格段と少なくすることができるものである。
第2図および第3図は本実施例装置の全体を示す。これ
らの図において、固定枠100のほぼ中央にはワーク支持
機構200と回転駆動機構300とストッパ機構400が配設さ
れ、その右側には倣い機構500、また左側にはワーク供
給機構600、前側にはワーク排出機構700がそれぞれ設け
られる。ワーク供給機構600のストッカー601に積層して
収容された平板状のワークWは、そのうち1枚が取出さ
れてワーク支持機構200へ移送され、倣い機構500の砥石
501に研削された後、ワーク排出機構700により取出され
て固定枠100の前面に固定された水槽701の中へ排出され
る。
らの図において、固定枠100のほぼ中央にはワーク支持
機構200と回転駆動機構300とストッパ機構400が配設さ
れ、その右側には倣い機構500、また左側にはワーク供
給機構600、前側にはワーク排出機構700がそれぞれ設け
られる。ワーク供給機構600のストッカー601に積層して
収容された平板状のワークWは、そのうち1枚が取出さ
れてワーク支持機構200へ移送され、倣い機構500の砥石
501に研削された後、ワーク排出機構700により取出され
て固定枠100の前面に固定された水槽701の中へ排出され
る。
ワーク支持機構200は、第3図に示されるように固定枠1
00の中に設けられた下軸部201と、固定枠100の上方に設
けられた上軸部202とから成り、下軸部201の上端部に設
けられたチャック203と上軸部202の下端部に設けられた
上板204とによりワークWを挟持する。
00の中に設けられた下軸部201と、固定枠100の上方に設
けられた上軸部202とから成り、下軸部201の上端部に設
けられたチャック203と上軸部202の下端部に設けられた
上板204とによりワークWを挟持する。
下軸部201の下端にはシリンダ装置205が位置し、このシ
リンダ装置205に上下動自在に支持されて上方へ延びる
ロッド206には、継手207を介して回転軸208が連結され
る。回転軸208は固定枠100に固着されたスリーブ209に
支持され、継手207の上方部材210に対して鉛直軸周りに
回転自在であり、かつロッド206と共に昇降する。また
回転軸208の上端はスリーブ209から上方へ突出し、その
突出端にチャック203が固定される。チャック203の上面
には図示しない多数の孔が穿設され、これらの孔には固
定枠100の中に設けられた図示しない真空源から負圧を
供給可能であり、この負圧は継手207の上方部材210と回
転軸208を介して供給される。この負圧は、ワーク供給
機構600により移送されてきたワークWを吸着して位置
がずれないようにするための作用を果たす。
リンダ装置205に上下動自在に支持されて上方へ延びる
ロッド206には、継手207を介して回転軸208が連結され
る。回転軸208は固定枠100に固着されたスリーブ209に
支持され、継手207の上方部材210に対して鉛直軸周りに
回転自在であり、かつロッド206と共に昇降する。また
回転軸208の上端はスリーブ209から上方へ突出し、その
突出端にチャック203が固定される。チャック203の上面
には図示しない多数の孔が穿設され、これらの孔には固
定枠100の中に設けられた図示しない真空源から負圧を
供給可能であり、この負圧は継手207の上方部材210と回
転軸208を介して供給される。この負圧は、ワーク供給
機構600により移送されてきたワークWを吸着して位置
がずれないようにするための作用を果たす。
ワーク支持機構200の上軸部202は、第4図(a)に示され
るように、ケーシング10により軸心周りに回転自在に
支持される。ケーシング10に軸受211,213を介して軸
支された回転軸212は、下部がケーシング10から突出
し、その突出部にはモデルMと上板204が固定される。
モデルMの外周形状はワークの研削後の形状を有し、一
方、ワークWは、後述するようにワーク供給機構600に
より、このモデルMの真下にこれと同じ角度を向くよう
に供給される。
るように、ケーシング10により軸心周りに回転自在に
支持される。ケーシング10に軸受211,213を介して軸
支された回転軸212は、下部がケーシング10から突出
し、その突出部にはモデルMと上板204が固定される。
モデルMの外周形状はワークの研削後の形状を有し、一
方、ワークWは、後述するようにワーク供給機構600に
より、このモデルMの真下にこれと同じ角度を向くよう
に供給される。
しかしてワーク支持機構200のチャック203の上面にワー
クWが送られてくると、チャック203の上面に負圧が惹
起されてワークWがこの面上に吸着され、次いでシリン
ダ装置205の作用によりワークWは上軸部202の上板204
に当接するまで上昇する。ここでチャック203の負圧は
解除され、ワークWはチャック203と上板204により挟持
されることとなり、モデルMと同じ角度位置であって同
軸的に支持される。これらのモデルMとワークWは、次
に述べる回転駆動機構300により同軸的かつ一体的に回
転駆動され、その回転の間にワークWが研削される。
クWが送られてくると、チャック203の上面に負圧が惹
起されてワークWがこの面上に吸着され、次いでシリン
ダ装置205の作用によりワークWは上軸部202の上板204
に当接するまで上昇する。ここでチャック203の負圧は
解除され、ワークWはチャック203と上板204により挟持
されることとなり、モデルMと同じ角度位置であって同
軸的に支持される。これらのモデルMとワークWは、次
に述べる回転駆動機構300により同軸的かつ一体的に回
転駆動され、その回転の間にワークWが研削される。
回転駆動機構300は、回転軸212の上方部分に軸受301を
介して嵌合されたギア302と図示しない駆動モータとを
具備し、クラッチ401を介して、回転軸212、すなわちモ
デルMとワークWとを回転駆動する。
介して嵌合されたギア302と図示しない駆動モータとを
具備し、クラッチ401を介して、回転軸212、すなわちモ
デルMとワークWとを回転駆動する。
ストッパ機構400は、回転軸212の初期停止位置を定める
ためのものである。このため、ストッパ機構400は、回
転軸212の軸受211よりも上側に固着された固定円板402
と、この固定円板402の外周面に形成された切欠403に係
合する係止ピン404とを備える。係止ピン404は、ケーシ
ング10の出張部11に固定されたシリンダ装置405の
ピストンロッド406の先端に取付けられ、固定円板402の
外周面に対して接離可能である。切欠403は固定円板402
の外周面の1カ所に形成された錐形の溝であり、一方係
止ピン404の先端はこの切欠403の形状に対応した錐形を
呈する(第4図(b)参照)。これにより、仮に、回転軸2
12が停止した時切欠403と係止ピン404の位置が多少ずれ
ていても、係止ピン404が前進して切欠403に係合するこ
とによりそのずれが修正される。すなわち、回転軸212
は、これと同軸的に設けられたエンコーダにより検出さ
れる回転位置の信号に応じて、ほぼ所定の位置において
停止するようになっているが、この停止位置がずれたと
しても、そのずれは係止ピン404によって修正される。
なおシリンダ装置405の駆動は、回転軸212の上部に固定
されたカムドグ412と近接スイッチ413の作用により行な
われる。
ためのものである。このため、ストッパ機構400は、回
転軸212の軸受211よりも上側に固着された固定円板402
と、この固定円板402の外周面に形成された切欠403に係
合する係止ピン404とを備える。係止ピン404は、ケーシ
ング10の出張部11に固定されたシリンダ装置405の
ピストンロッド406の先端に取付けられ、固定円板402の
外周面に対して接離可能である。切欠403は固定円板402
の外周面の1カ所に形成された錐形の溝であり、一方係
止ピン404の先端はこの切欠403の形状に対応した錐形を
呈する(第4図(b)参照)。これにより、仮に、回転軸2
12が停止した時切欠403と係止ピン404の位置が多少ずれ
ていても、係止ピン404が前進して切欠403に係合するこ
とによりそのずれが修正される。すなわち、回転軸212
は、これと同軸的に設けられたエンコーダにより検出さ
れる回転位置の信号に応じて、ほぼ所定の位置において
停止するようになっているが、この停止位置がずれたと
しても、そのずれは係止ピン404によって修正される。
なおシリンダ装置405の駆動は、回転軸212の上部に固定
されたカムドグ412と近接スイッチ413の作用により行な
われる。
この係止ピン404による回転軸212の位置ずれの修正作用
を容易ならしめるため、ストッパ機構400はクラッチ401
を有し、これにより回転軸212とギア302との連結を遮断
できるようにしている。クラッチ401の固定クラッチ板4
07はギア302に一体的に固定され、また可動クラッチ408
はキー409を介して回転軸212に、軸心方向に進退動自在
に嵌合される。可動クラッチ板408は上昇位置で固定ク
ラッチ板407に結合し、下降位置で固定クラッチ板407か
ら開放され、昇降動作はソレノイド410によりなされ
る。ソレノイド410はケーシング10の内壁に取付けら
れる。可動クラッチ板408の下面に形成された環状溝411
の中に嵌入しており、通電されたとき、可動クラッチ板
408を上方へ付勢し、クラッチ401を連結状態にする。
を容易ならしめるため、ストッパ機構400はクラッチ401
を有し、これにより回転軸212とギア302との連結を遮断
できるようにしている。クラッチ401の固定クラッチ板4
07はギア302に一体的に固定され、また可動クラッチ408
はキー409を介して回転軸212に、軸心方向に進退動自在
に嵌合される。可動クラッチ板408は上昇位置で固定ク
ラッチ板407に結合し、下降位置で固定クラッチ板407か
ら開放され、昇降動作はソレノイド410によりなされ
る。ソレノイド410はケーシング10の内壁に取付けら
れる。可動クラッチ板408の下面に形成された環状溝411
の中に嵌入しており、通電されたとき、可動クラッチ板
408を上方へ付勢し、クラッチ401を連結状態にする。
しかして、ワークWの研削が終了して次のワークが供給
される間、クラッチ401は、ソレノイド410の電力供給を
停止することにより回転駆動機構300と回転軸212とを遮
断し、これにより回転軸212を係止ピン404によって回転
しやすい状態にする。この状態で係止ピン404が前進し
て切欠403に係合すると、回転軸212は容易に回転し、モ
デルMの位置決めが正確に行なわれる。
される間、クラッチ401は、ソレノイド410の電力供給を
停止することにより回転駆動機構300と回転軸212とを遮
断し、これにより回転軸212を係止ピン404によって回転
しやすい状態にする。この状態で係止ピン404が前進し
て切欠403に係合すると、回転軸212は容易に回転し、モ
デルMの位置決めが正確に行なわれる。
倣い機構500は基本的に従来公知の構成を有する。すな
わち、第2図および第3図に示されるように、ハウジン
グ502は固定枠100の上面に取付けられた案内レール503
に沿って往復動自在であり、ワークWに近接する作業位
置とワークWから離れた後退位置との間における早送り
は、シリンダ装置504によってなされ、作業位置におけ
る往復動は後述するようにエアーバランス505とスタイ
ラス506の作用により行なわれる。スタイラス506はハウ
ジング502の支持軸507(第5図参照)に回転自在に嵌合
され、その直下に同軸的に設けられる砥石501と同じ外
形を有する。砥石501は駆動モータ521により高速で回転
駆動され、一方スタイラス506は、砥石501とは異なりモ
デルMから受ける摩擦力により回転する。スタイラス50
6と砥石501は上下方向に関しては一体的に連結されてお
り、これらは昇降モータ508により昇降駆動される。
わち、第2図および第3図に示されるように、ハウジン
グ502は固定枠100の上面に取付けられた案内レール503
に沿って往復動自在であり、ワークWに近接する作業位
置とワークWから離れた後退位置との間における早送り
は、シリンダ装置504によってなされ、作業位置におけ
る往復動は後述するようにエアーバランス505とスタイ
ラス506の作用により行なわれる。スタイラス506はハウ
ジング502の支持軸507(第5図参照)に回転自在に嵌合
され、その直下に同軸的に設けられる砥石501と同じ外
形を有する。砥石501は駆動モータ521により高速で回転
駆動され、一方スタイラス506は、砥石501とは異なりモ
デルMから受ける摩擦力により回転する。スタイラス50
6と砥石501は上下方向に関しては一体的に連結されてお
り、これらは昇降モータ508により昇降駆動される。
第5図に詳示するように、スタイラス506は円板状を呈
し、その外周面がモデルMの外周面に係合可能であり、
また砥石501は、その外周面がワークWの外周面に慴接
してこれを研削するとともにワークWの面取りを行なう
よう、上下に斜面部509,510を有し、またその間に円柱
部511を有する。
し、その外周面がモデルMの外周面に係合可能であり、
また砥石501は、その外周面がワークWの外周面に慴接
してこれを研削するとともにワークWの面取りを行なう
よう、上下に斜面部509,510を有し、またその間に円柱
部511を有する。
次にワークWの研削作用を説明する。
新しいワークWがワーク支持機構200に供給されると、
シリンダ装置504が作動してハウジング502を比較的高速
で前進させる。ハウジング502が前進端すなわち作業位
置へ送られると、ハウジング502、これに形成された長
穴(図示せず)とシリンダ装置504のピストンロッド512
のピン(図示せず)との係合により連結されることとな
り、ピストンロッド512が停止していてもピンが長穴の
中で移動できる範囲内でハウジング502は進退動可能と
なる。つまり、一端にエアーバランス505が連結された
ワイヤ513がハウジング502のボルト514に結付けられる
とともに、このワイヤ513の途中が固定枠100のローラ51
5に引掛けられており、ハウジング502はエアーバランス
505により常時図の左方へ付勢され、スタイラス506がモ
デルMに押圧されて右方へ動く。したがって、モデルM
の回転に伴ない、このモデルMに係合するスタイラス50
6の作用により、ハウジング502が往復動し、これにより
砥石501も往復動してワークWをモデルMと同じ外形に
研削する。
シリンダ装置504が作動してハウジング502を比較的高速
で前進させる。ハウジング502が前進端すなわち作業位
置へ送られると、ハウジング502、これに形成された長
穴(図示せず)とシリンダ装置504のピストンロッド512
のピン(図示せず)との係合により連結されることとな
り、ピストンロッド512が停止していてもピンが長穴の
中で移動できる範囲内でハウジング502は進退動可能と
なる。つまり、一端にエアーバランス505が連結された
ワイヤ513がハウジング502のボルト514に結付けられる
とともに、このワイヤ513の途中が固定枠100のローラ51
5に引掛けられており、ハウジング502はエアーバランス
505により常時図の左方へ付勢され、スタイラス506がモ
デルMに押圧されて右方へ動く。したがって、モデルM
の回転に伴ない、このモデルMに係合するスタイラス50
6の作用により、ハウジング502が往復動し、これにより
砥石501も往復動してワークWをモデルMと同じ外形に
研削する。
第6図(a)、(b)、(c)はワークWの研削の行程を示すも
のである。砥石501は、第6図(a)に示されるように、ま
ずワークWの外周面を荒研削する。すなわちワークWが
モデルMとともにゆっくり回転する間に、砥石501は高
速回転しつつゆっくり上昇し、この間に荒研削を行な
う。砥石501の下方の斜面部510がワークWの下方周縁部
に係合すると、砥石501の上昇動作は停止し、第6図(b)
に示されるように、この下方周縁部の面取りが行なわれ
る。ワークWが1回転〜1回転半して下方の面取りが終
了すると、砥石501は比較的高速で下降し、ワークWの
外周面の仕上げ研削を行なう。砥石501の上方の斜面部5
09がワークWの上方周縁部に係合すると、砥石501の下
降動作は停止し、第6図(c)に示されるように、ワーク
Wの回転の間に上方周縁部の面取りが行なわれる。その
後、砥石501はシリンダ装置504の作用により高速で後退
し、ワークWの研削作業は終了する。
のである。砥石501は、第6図(a)に示されるように、ま
ずワークWの外周面を荒研削する。すなわちワークWが
モデルMとともにゆっくり回転する間に、砥石501は高
速回転しつつゆっくり上昇し、この間に荒研削を行な
う。砥石501の下方の斜面部510がワークWの下方周縁部
に係合すると、砥石501の上昇動作は停止し、第6図(b)
に示されるように、この下方周縁部の面取りが行なわれ
る。ワークWが1回転〜1回転半して下方の面取りが終
了すると、砥石501は比較的高速で下降し、ワークWの
外周面の仕上げ研削を行なう。砥石501の上方の斜面部5
09がワークWの上方周縁部に係合すると、砥石501の下
降動作は停止し、第6図(c)に示されるように、ワーク
Wの回転の間に上方周縁部の面取りが行なわれる。その
後、砥石501はシリンダ装置504の作用により高速で後退
し、ワークWの研削作業は終了する。
次いでワーク支持機構200のシリンダ装置205の作用によ
りチャック203が下降するが、この時、上板204の下面に
回転軸212の中を通って空気が供給され、ワークWが容
易に上板204から解放されるようになっている。すなわ
ち、図示しない圧力源から入口管214を介して回転軸212
の軸部通路(図示せず)に給送された空気は、この通路
を通って上板204の凹陥部215へ送られ、ワークWを上方
から下方へ付勢し、ワークWを後述するワーク排出機構
700へスムーズに受渡す。
りチャック203が下降するが、この時、上板204の下面に
回転軸212の中を通って空気が供給され、ワークWが容
易に上板204から解放されるようになっている。すなわ
ち、図示しない圧力源から入口管214を介して回転軸212
の軸部通路(図示せず)に給送された空気は、この通路
を通って上板204の凹陥部215へ送られ、ワークWを上方
から下方へ付勢し、ワークWを後述するワーク排出機構
700へスムーズに受渡す。
さて以上のワーク研削工程において、ワーク支持機構20
0の回転速度、すなわちモデルMの回転速度は一定では
なく速度切換えになっており、モデルMが角形の場合、
モデルMの1回転の間に、回転速度は高速と低速の間を
無段に切換えられる。これを第7図により説明すると、
モデルMの回転速度が一定の場合、モデルMの角部C、
あるいは辺の中央部Sがスタイラス506に接触すると
き、モデルMの回転によりスタイラス506はそれほど速
く進退動しないが、この角部Cから少し離れた部分Pが
スタイラス506に接触するとき、モデルMの回転により
スタイラス506は比較的速く移動する。本実施例では、
スタイラス506の進退動の速さがほぼ均一になるよう
に、モデルMの角部Cおよび中央部Sがスタイラス506
に接触するときモデルMの回転速度を大きくし、モデル
Mの上記部分Pがスタイラス506に接触するときモデル
Mの回転速度を小さくしている。このため、駆動モータ
の回転速度を切換えるべく、回転軸212のケーシング1
0からの突出部分に非接触型のドグ303を設けるととも
にこれの近傍にセンサー304を取付け、ドグ303の突起
(図示せず)がセンサー304に近ずいたとき、(電気的
信号を発生させて)駆動モータを相対的に変速させるよ
うにしている。なおこれらドグ303とセンサー304も回転
駆動機構300の一部である。
0の回転速度、すなわちモデルMの回転速度は一定では
なく速度切換えになっており、モデルMが角形の場合、
モデルMの1回転の間に、回転速度は高速と低速の間を
無段に切換えられる。これを第7図により説明すると、
モデルMの回転速度が一定の場合、モデルMの角部C、
あるいは辺の中央部Sがスタイラス506に接触すると
き、モデルMの回転によりスタイラス506はそれほど速
く進退動しないが、この角部Cから少し離れた部分Pが
スタイラス506に接触するとき、モデルMの回転により
スタイラス506は比較的速く移動する。本実施例では、
スタイラス506の進退動の速さがほぼ均一になるよう
に、モデルMの角部Cおよび中央部Sがスタイラス506
に接触するときモデルMの回転速度を大きくし、モデル
Mの上記部分Pがスタイラス506に接触するときモデル
Mの回転速度を小さくしている。このため、駆動モータ
の回転速度を切換えるべく、回転軸212のケーシング1
0からの突出部分に非接触型のドグ303を設けるととも
にこれの近傍にセンサー304を取付け、ドグ303の突起
(図示せず)がセンサー304に近ずいたとき、(電気的
信号を発生させて)駆動モータを相対的に変速させるよ
うにしている。なおこれらドグ303とセンサー304も回転
駆動機構300の一部である。
このようにスタイラス506すなわち砥石501の移動速さが
ほぼ均一になり比較的高速で移動することがなくなるの
で、砥石501がワークWから速く逃げることがなくなっ
て充分研削することができ、また、ワークWの縁部のチ
ッピングを防止することができる。
ほぼ均一になり比較的高速で移動することがなくなるの
で、砥石501がワークWから速く逃げることがなくなっ
て充分研削することができ、また、ワークWの縁部のチ
ッピングを防止することができる。
第8図はワーク供給機構600とワーク排出機構700を示す
ものである。
ものである。
ストッカー601は平板上のワークWを重合させて支持す
るもので、4個の側当て部602が重合されたワークWの
各側面を支持するようになっており、ワークWの大きさ
に適当するよう横方向に位置調整可能である。本実施例
では、ストッカー601が角形のワークWを支持する場合
を示している。
るもので、4個の側当て部602が重合されたワークWの
各側面を支持するようになっており、ワークWの大きさ
に適当するよう横方向に位置調整可能である。本実施例
では、ストッカー601が角形のワークWを支持する場合
を示している。
ストッカー601の下方には、1枚のワークWを取出して
これをワーク支持機構200へ供給するための一対の爪60
3,604が設けられる。爪603,604は“くの字状”の内周部
を相互に対向させ、ワークWの角部を内周部の中央に嵌
合させるようになっている。これらの爪603,604は、図
示しない案内部材を介して板部材605に拡縮動自在に支
持され、板部材605は、固定枠100の上面に設けられた案
内レール606に沿って往復動自在である。この板部材605
の上面には案内レール606の長手方向に沿って延びる支
持板607が固定され、これら板部材605と支持板607は、
シリンダ装置608に駆動されて往復動する。
これをワーク支持機構200へ供給するための一対の爪60
3,604が設けられる。爪603,604は“くの字状”の内周部
を相互に対向させ、ワークWの角部を内周部の中央に嵌
合させるようになっている。これらの爪603,604は、図
示しない案内部材を介して板部材605に拡縮動自在に支
持され、板部材605は、固定枠100の上面に設けられた案
内レール606に沿って往復動自在である。この板部材605
の上面には案内レール606の長手方向に沿って延びる支
持板607が固定され、これら板部材605と支持板607は、
シリンダ装置608に駆動されて往復動する。
第9図および第10図は爪603,604の拡縮動作の原理を
説明するために支持板607を除去して示してあり、板部
材605の上面には案内部材609が示されている。案内部材
609は板部材605に対して図の左右方向に若干相対移動で
きるように支持されており、この相対移動により爪603,
604をそれぞれ同量だけ拡縮動させる。板部材605の下面
には、ピン610,611を介してL形のレバー612,613がそれ
ぞれ枢支され、レバー612の一端は駆動ローラ614を介し
て案内部材609の凹陥部615に係合される。レバー612の
他端は連結ローラ616を介して爪603に連結される。すな
わち駆動ローラ614は案内部材609とともに一体的に図の
左右方向に動き、これにより、レバー612が回転変位し
て爪603が図の上下方向に動く。他方の爪604も同様に連
結ローラ617を介してレバー613に連結され、またレバー
613は案内ローラ618を介して案内部材609に接続され
る。なお支持板605には、案内部材609をこの支持板605
に対して平行移動させるために案内ローラ619,620,621,
622が設けられ、これらのローラは案内部材609の案内溝
623,624,625,626にそれぞれ係合する。
説明するために支持板607を除去して示してあり、板部
材605の上面には案内部材609が示されている。案内部材
609は板部材605に対して図の左右方向に若干相対移動で
きるように支持されており、この相対移動により爪603,
604をそれぞれ同量だけ拡縮動させる。板部材605の下面
には、ピン610,611を介してL形のレバー612,613がそれ
ぞれ枢支され、レバー612の一端は駆動ローラ614を介し
て案内部材609の凹陥部615に係合される。レバー612の
他端は連結ローラ616を介して爪603に連結される。すな
わち駆動ローラ614は案内部材609とともに一体的に図の
左右方向に動き、これにより、レバー612が回転変位し
て爪603が図の上下方向に動く。他方の爪604も同様に連
結ローラ617を介してレバー613に連結され、またレバー
613は案内ローラ618を介して案内部材609に接続され
る。なお支持板605には、案内部材609をこの支持板605
に対して平行移動させるために案内ローラ619,620,621,
622が設けられ、これらのローラは案内部材609の案内溝
623,624,625,626にそれぞれ係合する。
第10図は、板部材605とシリンダ装置608のピストンロ
ッド628との結合構造を示す。端板627は図示しない連結
部材を介して板部材605に一体的に固定され、また端板6
27に穿設された穴633にはピストンロッド628の先端に形
成された結合ロッド634が貫通する。この結合ロッド634
の穴633からの突出部分には抜止め用の鍔部材631が固定
され、また結合ロッド634のピストンロッド628側にはカ
ラー629が嵌合されるとともにこのカラー629と端板627
との間にはばね630が設けられる。このばね630の弾発力
は大きく、したがって爪603,604がワークを把持しない
非作動時には結合ロッド634に対して端板627は相対的に
前方に位置して鍔部材631に係止する。すなわち、カラ
ー629、ばね630、結合ロッド634、鍔部材631、および端
板627により、ピストンロッド628と板部材605が連結さ
れる。
ッド628との結合構造を示す。端板627は図示しない連結
部材を介して板部材605に一体的に固定され、また端板6
27に穿設された穴633にはピストンロッド628の先端に形
成された結合ロッド634が貫通する。この結合ロッド634
の穴633からの突出部分には抜止め用の鍔部材631が固定
され、また結合ロッド634のピストンロッド628側にはカ
ラー629が嵌合されるとともにこのカラー629と端板627
との間にはばね630が設けられる。このばね630の弾発力
は大きく、したがって爪603,604がワークを把持しない
非作動時には結合ロッド634に対して端板627は相対的に
前方に位置して鍔部材631に係止する。すなわち、カラ
ー629、ばね630、結合ロッド634、鍔部材631、および端
板627により、ピストンロッド628と板部材605が連結さ
れる。
カラー629のフランジ部629aは、案内部材609の下面に形
成された係合溝632に多少のガタをもって嵌入する。第
10図は、ピストンロッド628が前進して、固定枠100に
取付けられたストッパ635に端板627が当接した状態を示
し、この状態はカラー629のフランジ部629aが係合溝632
の中央部にある中立状態である。すなわち、案内部材60
9はフランジ部629aが係合溝632の内壁に当たるまでの範
囲内で板部材605に対して自由に移動することができ、
この範囲内で爪603,604は自由に拡縮できる。これに対
し、この図示状態からピストンロッド628が図の左方に
後退すると、ばね630の作用によりカラー629が端板627
から後退し、カラー629のフランジ部629aが係合溝632の
左側の内壁に当って、案内部材609を板部材605に対して
図の左側へ移動させる。この結果、爪603,604は閉じ
る。
成された係合溝632に多少のガタをもって嵌入する。第
10図は、ピストンロッド628が前進して、固定枠100に
取付けられたストッパ635に端板627が当接した状態を示
し、この状態はカラー629のフランジ部629aが係合溝632
の中央部にある中立状態である。すなわち、案内部材60
9はフランジ部629aが係合溝632の内壁に当たるまでの範
囲内で板部材605に対して自由に移動することができ、
この範囲内で爪603,604は自由に拡縮できる。これに対
し、この図示状態からピストンロッド628が図の左方に
後退すると、ばね630の作用によりカラー629が端板627
から後退し、カラー629のフランジ部629aが係合溝632の
左側の内壁に当って、案内部材609を板部材605に対して
図の左側へ移動させる。この結果、爪603,604は閉じ
る。
第11図(a)、(b)は、爪603,604の拡縮動作を示す。第
11図(a)はワークWを把持して移送している状態を示
し、この図から理解されるように、ワークWの縁部は爪
603,604の内側に形成された段部636,637の上に載置され
る。つまり、段部636,637は他の部分よりも若干低く形
成されており、ワークWの周面は、この段部636,637の
基部に形成された壁面638,639により支持される。さて
ワークWがワーク支持機構200の所に移送されると、第
10図に示されるように端板627がストッパ635に当接
し、これにより案内部材609とカラー629の係合が解放さ
れて案内部材609はばね630の弾発力を受けなくなり、爪
603,604を閉じる力が解除される。しかしてワークWは
ワーク支持機構200により受取られ、その後、爪603,604
はピストンロッド628とともに後退する。
11図(a)はワークWを把持して移送している状態を示
し、この図から理解されるように、ワークWの縁部は爪
603,604の内側に形成された段部636,637の上に載置され
る。つまり、段部636,637は他の部分よりも若干低く形
成されており、ワークWの周面は、この段部636,637の
基部に形成された壁面638,639により支持される。さて
ワークWがワーク支持機構200の所に移送されると、第
10図に示されるように端板627がストッパ635に当接
し、これにより案内部材609とカラー629の係合が解放さ
れて案内部材609はばね630の弾発力を受けなくなり、爪
603,604を閉じる力が解除される。しかしてワークWは
ワーク支持機構200により受取られ、その後、爪603,604
はピストンロッド628とともに後退する。
爪603,604がストッカー601の所まで後退すると、固定枠
100に設けられた開放シリンダ640,641(第11図(b))
(第8図において支持板607の下方に位置する)のピス
トンロッド642,643(第11図(b))が突出して案内部材
609を押圧し、これを相対的に前方へ移動させて、第1
1図(b)に示されるように爪603,604を開放させる。この
時、次のワークがこの爪603,604の間に落下している。
次いでピストンロッド642,643が後退して案内部材609を
解放すると、案内部材609はばね630の力を受けて相対的
に後退し、爪603,604は再び閉じてワークを把持する。
以下、上記と同様な動作が繰り返される。
100に設けられた開放シリンダ640,641(第11図(b))
(第8図において支持板607の下方に位置する)のピス
トンロッド642,643(第11図(b))が突出して案内部材
609を押圧し、これを相対的に前方へ移動させて、第1
1図(b)に示されるように爪603,604を開放させる。この
時、次のワークがこの爪603,604の間に落下している。
次いでピストンロッド642,643が後退して案内部材609を
解放すると、案内部材609はばね630の力を受けて相対的
に後退し、爪603,604は再び閉じてワークを把持する。
以下、上記と同様な動作が繰り返される。
再び第8図を参照し、支持板607の作用を説明する。支
持板607は、爪603,604によりワークWを移送する間、ス
トッカー601に積層されている他のワークが落下するの
を防止するためのものである。すなわち、爪603,604は
積層されたワークのうち一番下のものを取出すが、支持
板607は爪603,604とともに前進して、この取出されたワ
ークの上に積まれていたワークを支持する。しかして爪
603,604が再び後退位置へ復帰すると、支持板607はワー
クの下から後退し、ワークを爪603,604の間に落下させ
る。なお支持板607はワークの大きさに応じて位置調整
できるよう、板部材605に固定したボルト750,751に係合
する長穴752,753が形成される。ワーク排出機構700は、
第8図に示されるよう、従来公知の構成を有し、研削後
のワークWをワーク支持機構200から取出して水槽701へ
排出する。移送部材702はワークWを下から支持するよ
うになっており、固定枠100に設けられた案内ロッド703
に沿って往復動自在に支持された支持部材705に枢支さ
れ、この往復駆動はピストン704により行なわれる。移
送部材702は支持部材705に固定されたピン706を介して
この支持部材705に対し揺動自在であり、この揺動を行
なわせるために、移送部材702にはカムフォロア707が設
けられ、案内ロッド703のワーク支持機構側にはカム708
が設けられる。移送部材702は、図示しないばねにより
図中反時計周りに付勢されており、水槽701側にある時
図示のように端板709を水槽701側に向けており、ワーク
支持機構側に移動するとき、カムフォロア707がカム708
に係合することにより時計周りに約90°回動し、端部
709をワーク支持機構側すなわちワーク側へ向け、ワー
クの下側に進入する。しかしてワークを受け取ると元の
位置へ後退し、再び端部709を水槽701側へ向けて排出板
710の地頃で停止する。なおピストン704は電気的に駆動
され、移動端においてリミットスイッチ711,712の作用
により停止する。
持板607は、爪603,604によりワークWを移送する間、ス
トッカー601に積層されている他のワークが落下するの
を防止するためのものである。すなわち、爪603,604は
積層されたワークのうち一番下のものを取出すが、支持
板607は爪603,604とともに前進して、この取出されたワ
ークの上に積まれていたワークを支持する。しかして爪
603,604が再び後退位置へ復帰すると、支持板607はワー
クの下から後退し、ワークを爪603,604の間に落下させ
る。なお支持板607はワークの大きさに応じて位置調整
できるよう、板部材605に固定したボルト750,751に係合
する長穴752,753が形成される。ワーク排出機構700は、
第8図に示されるよう、従来公知の構成を有し、研削後
のワークWをワーク支持機構200から取出して水槽701へ
排出する。移送部材702はワークWを下から支持するよ
うになっており、固定枠100に設けられた案内ロッド703
に沿って往復動自在に支持された支持部材705に枢支さ
れ、この往復駆動はピストン704により行なわれる。移
送部材702は支持部材705に固定されたピン706を介して
この支持部材705に対し揺動自在であり、この揺動を行
なわせるために、移送部材702にはカムフォロア707が設
けられ、案内ロッド703のワーク支持機構側にはカム708
が設けられる。移送部材702は、図示しないばねにより
図中反時計周りに付勢されており、水槽701側にある時
図示のように端板709を水槽701側に向けており、ワーク
支持機構側に移動するとき、カムフォロア707がカム708
に係合することにより時計周りに約90°回動し、端部
709をワーク支持機構側すなわちワーク側へ向け、ワー
クの下側に進入する。しかしてワークを受け取ると元の
位置へ後退し、再び端部709を水槽701側へ向けて排出板
710の地頃で停止する。なおピストン704は電気的に駆動
され、移動端においてリミットスイッチ711,712の作用
により停止する。
上記排出板710はワークを水槽701の中へ移動させるもの
で、移送部材702の切欠713の中に嵌入し、ピン714を中
心に揺動してワークを下からすくい上げ、このワークを
移送部材702から取出す。しかしてワークは排出板710の
上面を滑って水槽701の中へ落下し、水中に収容され
る。
で、移送部材702の切欠713の中に嵌入し、ピン714を中
心に揺動してワークを下からすくい上げ、このワークを
移送部材702から取出す。しかしてワークは排出板710の
上面を滑って水槽701の中へ落下し、水中に収容され
る。
本実施例装置は以上の構成を有するので、ワークは次の
ようにして研削される。
ようにして研削される。
まずストッカー601に支持されたワークのうち一番下の
ワークが爪603,604により把持され、ワーク支持機構200
の所へ移送される。ワークWはチャック203の上へ置か
れ、ここで爪603,604の把持力は解除される。これと同
時にチャック203の上面には負圧が発生しており、ワー
クWはチャック203に吸着される。しかして相互に同量
だけ拡縮する一対の爪603,604により把持されたワーク
Wは、その中心点をチャック203の中心点すなわち回転
中心に合致させて移送され、チャック203に吸着されて
位置ずれのおそれがなくなる。
ワークが爪603,604により把持され、ワーク支持機構200
の所へ移送される。ワークWはチャック203の上へ置か
れ、ここで爪603,604の把持力は解除される。これと同
時にチャック203の上面には負圧が発生しており、ワー
クWはチャック203に吸着される。しかして相互に同量
だけ拡縮する一対の爪603,604により把持されたワーク
Wは、その中心点をチャック203の中心点すなわち回転
中心に合致させて移送され、チャック203に吸着されて
位置ずれのおそれがなくなる。
この状態でチャック203が上昇し、ワークWはチャック2
03と上板204により挟持されるようになり、ここでチャ
ック203の負圧はなくなる。次いで倣い機構500が接近
し、スタイラス506がモデルMに係合するとともに砥石5
01がワークWに接触する。砥石501は高速で回転しつつ
上昇し、これと同時にモデルMとワークWが低速で回転
してワークWの外周面の荒研削が行なわれる。モデルM
とワークWの回転速度は、角部Cと中央部Mがスタイラ
ス506に係合するとき速く、それ以外のとき遅く、これ
により砥石501はワークWを精度よく研削する。砥石501
は上昇位置でワークWの下方の面取りを行ない。次に下
降位置でワークWの上方の面取りを行なう。そして上昇
位置から下降位置へ移動する間、砥石501はワークWの
外周面の仕上げ研削を行なう。
03と上板204により挟持されるようになり、ここでチャ
ック203の負圧はなくなる。次いで倣い機構500が接近
し、スタイラス506がモデルMに係合するとともに砥石5
01がワークWに接触する。砥石501は高速で回転しつつ
上昇し、これと同時にモデルMとワークWが低速で回転
してワークWの外周面の荒研削が行なわれる。モデルM
とワークWの回転速度は、角部Cと中央部Mがスタイラ
ス506に係合するとき速く、それ以外のとき遅く、これ
により砥石501はワークWを精度よく研削する。砥石501
は上昇位置でワークWの下方の面取りを行ない。次に下
降位置でワークWの上方の面取りを行なう。そして上昇
位置から下降位置へ移動する間、砥石501はワークWの
外周面の仕上げ研削を行なう。
研削工程が終了すると、ワークWの回転動作は停止し、
チャック203が下降してワークWは上板204から解放され
る。この時、クラッチ401が切れるとともに係止ピン404
が固定円板402の切欠403内に係合し、モデルMの位置合
わせが行なわれる。また倣い機構500は元の位置へ復帰
する。
チャック203が下降してワークWは上板204から解放され
る。この時、クラッチ401が切れるとともに係止ピン404
が固定円板402の切欠403内に係合し、モデルMの位置合
わせが行なわれる。また倣い機構500は元の位置へ復帰
する。
一方、ワーク排出機構700の移送部材702がチャック203
の周囲に移動してワークWの周縁の下面を支持し、次い
でこのワークWをチャック203から取出して排出板710の
所へ移送する。排出板710は傾斜してワークWを取出
し、これを水槽701の中へ移す。
の周囲に移動してワークWの周縁の下面を支持し、次い
でこのワークWをチャック203から取出して排出板710の
所へ移送する。排出板710は傾斜してワークWを取出
し、これを水槽701の中へ移す。
以上の動作の間、爪603,604はストッカー601の所へ復帰
しており、次のワークを把持している。
しており、次のワークを把持している。
考案の効果 以上のように本考案によれば、モデルの位置決めが容易
かつ正確に行なわれ、また研削されるワークが常にモデ
ルと同軸的であってかつ同じ角度方向を向くように供給
される。したがって、ワークの削り代が最小限になり、
研削時間の短縮とともに砥石の寿命を延ばすことが可能
となる。
かつ正確に行なわれ、また研削されるワークが常にモデ
ルと同軸的であってかつ同じ角度方向を向くように供給
される。したがって、ワークの削り代が最小限になり、
研削時間の短縮とともに砥石の寿命を延ばすことが可能
となる。
第1図(a)、(b)はワークの形状の例を示す平面図、第2
図は実施例装置の平面図、第3図は実施例装置の一部を
破断して示す側面図、第4図(a)はワーク支持機構の上
軸部と回転駆動機構とストッパ機構を示す断面図、第4
図(b)は固定円板と係止ピンを示す斜視図、第5図はス
タイラスと砥石がそれぞれモデルとワークに係合する状
態を示す側面図、第6図(a)、(b)、(c)は砥石によるワ
ークの研削工程を示す説明図、第7図はモデルの回転と
スタイラスの往復動作の関係を示す説明図、第8図はワ
ーク供給機構とワーク排出機構を示す平面図、第9図は
爪を示す平面図、第10図はピストンロッドと板部材の
結合構造を示す断面図、第11図(a)、(b)は爪の拡縮動
作を示す平面図である。 100……固定枠、200……ワーク支持機構、300……回転
駆動機構、400……ストッパ機構、500……倣い機構、50
1……砥石、506……スタイラス、507……駆動モータ、6
00……ワーク供給機構、601……ストッカー、603,604…
…爪、700ワーク排出機構、M……モデル、W……ワー
ク。
図は実施例装置の平面図、第3図は実施例装置の一部を
破断して示す側面図、第4図(a)はワーク支持機構の上
軸部と回転駆動機構とストッパ機構を示す断面図、第4
図(b)は固定円板と係止ピンを示す斜視図、第5図はス
タイラスと砥石がそれぞれモデルとワークに係合する状
態を示す側面図、第6図(a)、(b)、(c)は砥石によるワ
ークの研削工程を示す説明図、第7図はモデルの回転と
スタイラスの往復動作の関係を示す説明図、第8図はワ
ーク供給機構とワーク排出機構を示す平面図、第9図は
爪を示す平面図、第10図はピストンロッドと板部材の
結合構造を示す断面図、第11図(a)、(b)は爪の拡縮動
作を示す平面図である。 100……固定枠、200……ワーク支持機構、300……回転
駆動機構、400……ストッパ機構、500……倣い機構、50
1……砥石、506……スタイラス、507……駆動モータ、6
00……ワーク供給機構、601……ストッカー、603,604…
…爪、700ワーク排出機構、M……モデル、W……ワー
ク。
Claims (1)
- 【請求項1】硬脆材から成るワークの外周面を倣い加工
する装置であって、次の(イ)〜(ト)の構成要件を備
えることを特徴とする硬脆材の外周面研削装置。 (イ)加工前のワークを保持するストッカー部と、この
ストッカー部から延びる案内レールとを有する固定枠、 (ロ)この固定枠に設けられ、ワークの研削後の外周形
状を有するモデルとワークとを同軸的かつ一体的に支持
するワーク支持機構、 (ハ)このワーク支持機構を上記モデルの軸心周りに回
転させる回転駆動機構、 (ニ)上記ワーク支持機構に一体的に連結された固定円
板の外周面に形成された係合部と、上記ワーク支持機構
の停止時に該係合部に係合してこの支持機構の回転角度
位置を調整する係止ピンと、上記回転駆動機構のワーク
支持機構への回転駆動力の伝達および遮断を行ない、上
記係止ピンが係合部に係合する時該回転駆動力を遮断す
るクラッチとを有するストッパ機構、 (ホ)上記固定枠に往復動自在に設けられたハウジング
と該ハウジングに軸心周りに回転自在に支持されて上記
モデルの外周面に係合可能なスタイラスと、このスタイ
ラスと同じ外形を有し、上記ハウジングに該スタイラス
と同軸的に回転自在に支持されて上記ワークの外周面を
研削する砥石と、この砥石を回転させる駆動モータとを
具備する倣い機構、 (ヘ)上記案内レールに沿って往復動自在に支持され、
該案内レールの直交方向に相互に同量だけ拡縮動して上
記ワークの外周面を把持可能な一つの爪を有し、これら
の爪が該ワークを上記ストッカー部において位置決めし
て受取り、上記ワーク支持機構へ供給するワーク供給機
構、 (ト)研削されたワークを上記ワーク支持機構から取出
すワーク排出機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984036826U JPH067882Y2 (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 硬脆材の外周面研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984036826U JPH067882Y2 (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 硬脆材の外周面研削装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60149749U JPS60149749U (ja) | 1985-10-04 |
| JPH067882Y2 true JPH067882Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=30542372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984036826U Expired - Lifetime JPH067882Y2 (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 硬脆材の外周面研削装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067882Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS584695B2 (ja) * | 1976-08-10 | 1983-01-27 | 住友化学工業株式会社 | シクロペンテノン誘導体の製造法 |
| JPS5710568A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-20 | Nec Corp | Resource control system for exchanger |
-
1984
- 1984-03-16 JP JP1984036826U patent/JPH067882Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60149749U (ja) | 1985-10-04 |
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