JPH0680500A - 非線形二次効果を有する酒石酸一水素結晶構造、前記結晶構造の製造方法、およびこのような構造を含有する電気光学的効果を有する装置 - Google Patents
非線形二次効果を有する酒石酸一水素結晶構造、前記結晶構造の製造方法、およびこのような構造を含有する電気光学的効果を有する装置Info
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- JPH0680500A JPH0680500A JP5098142A JP9814293A JPH0680500A JP H0680500 A JPH0680500 A JP H0680500A JP 5098142 A JP5098142 A JP 5098142A JP 9814293 A JP9814293 A JP 9814293A JP H0680500 A JPH0680500 A JP H0680500A
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- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は非線形二次効果と可視域から近赤外
域に拡がる広い透明範囲を有し、左手または右手酒石酸
一水素から形成されるポリ陰イオン有機マトリックスと
結合した、任意に置換される2‐アミノ‐5‐ニトロピ
リジニウム陽イオンから成る新規な左手または右手酒石
酸一水素結晶構造に関する。本発明は、また、1モルの
陽イオン塩基を2モルの左手および/または右手酒石酸
と混合することからなる上記の結晶構造の製造方法にも
係る。本発明は最終的に前記の結晶構造を含有する電気
光学的効果を有する装置に関するものである。
域に拡がる広い透明範囲を有し、左手または右手酒石酸
一水素から形成されるポリ陰イオン有機マトリックスと
結合した、任意に置換される2‐アミノ‐5‐ニトロピ
リジニウム陽イオンから成る新規な左手または右手酒石
酸一水素結晶構造に関する。本発明は、また、1モルの
陽イオン塩基を2モルの左手および/または右手酒石酸
と混合することからなる上記の結晶構造の製造方法にも
係る。本発明は最終的に前記の結晶構造を含有する電気
光学的効果を有する装置に関するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非線形二次効果(nonlin
ear quadratic effect)と可視域から近赤外域にまで拡
がる広範な透明性範囲を有する新しい結晶構造に係る。
また、本発明は、これらの結晶構造を製造する方法、お
よび、このような結晶構造を含有する電気光学的効果を
有する装置にも係る。
ear quadratic effect)と可視域から近赤外域にまで拡
がる広範な透明性範囲を有する新しい結晶構造に係る。
また、本発明は、これらの結晶構造を製造する方法、お
よび、このような結晶構造を含有する電気光学的効果を
有する装置にも係る。
【0002】
【従来技術と解決しようとする課題】結晶の非中心対称
的構造により、非線形二次効果X(2) 感受性テンソル
を、「全光学的」の三波(第二調和生成(second harmo
nic generation)、周波数変換、パラメータ効果)と電
気光学的(Pockel's効果)タイプを包含する混合物のい
かなる構成にも用いられるものに与えることができる。
最も高い非線形係数は、結晶網目構造に互いに平行であ
る分子双極子に沿って指向される。
的構造により、非線形二次効果X(2) 感受性テンソル
を、「全光学的」の三波(第二調和生成(second harmo
nic generation)、周波数変換、パラメータ効果)と電
気光学的(Pockel's効果)タイプを包含する混合物のい
かなる構成にも用いられるものに与えることができる。
最も高い非線形係数は、結晶網目構造に互いに平行であ
る分子双極子に沿って指向される。
【0003】物質、例えばリン酸二水素カリウム(Okad
a らの日本 J. Appl. Phys. 1977年の16、55)について
増大している非線形二次効果と、可視域から近赤外域に
まで拡がる広範な透明性範囲とを有する結晶構造の研究
は、過去10年間、例えばD.S. Chemla とJ. Zyss によ
って編集された「有機分子および結晶の非線形光学的性
質」(Nonlinear Optical Propertics of Organic Mole
cules and Crystals),Acamedic Press版(1987)とい
う書物に列記されているいるような有機分子に向けられ
てきた。このタイプの結晶性構造の中には、以下のもの
が述べられている。
a らの日本 J. Appl. Phys. 1977年の16、55)について
増大している非線形二次効果と、可視域から近赤外域に
まで拡がる広範な透明性範囲とを有する結晶構造の研究
は、過去10年間、例えばD.S. Chemla とJ. Zyss によ
って編集された「有機分子および結晶の非線形光学的性
質」(Nonlinear Optical Propertics of Organic Mole
cules and Crystals),Acamedic Press版(1987)とい
う書物に列記されているいるような有機分子に向けられ
てきた。このタイプの結晶性構造の中には、以下のもの
が述べられている。
【0004】・POM(3‐メチル‐4‐ニトロピリジ
ン1−酸化物)(J. Zyss, D.S. ChemlaおよびJ.F. Nic
oud, J. Chem. Phys., 74, 4800, (1981) )、・NPP
(N‐(4‐ニトロフェニル)‐L‐プロリノール)
(J. Zyss, J.F. NicoudおよびA. Coquillay, J. Chem.
Phys., 81, 4160 (1984) )、および・NPAN(N‐
(4‐ニトロフェニル)‐N‐(ジメチルアミノ)アセ
トニトリル(P. Vidakovic, H. CoquillayおよびA. Sal
in, J. Opt. Soc. Am., B4,998 (1987年) これらの結晶は格別に高い非線形(例えば、NPPにつ
いては50pm/Vのオーダーのd21)を持つが、しか
し、スペクトルの青部分に向って透明性が落ちるという
代償がある。さらに、通常の使用条件下でこのような結
晶の凝集力と空気に対する安定性が、それらのうちのあ
るものについては、欠点となる。これは、保護液体に浸
さなければならないPOMに対しては特に問題となり、
さらに、昇華する著しい傾向をも有する。
ン1−酸化物)(J. Zyss, D.S. ChemlaおよびJ.F. Nic
oud, J. Chem. Phys., 74, 4800, (1981) )、・NPP
(N‐(4‐ニトロフェニル)‐L‐プロリノール)
(J. Zyss, J.F. NicoudおよびA. Coquillay, J. Chem.
Phys., 81, 4160 (1984) )、および・NPAN(N‐
(4‐ニトロフェニル)‐N‐(ジメチルアミノ)アセ
トニトリル(P. Vidakovic, H. CoquillayおよびA. Sal
in, J. Opt. Soc. Am., B4,998 (1987年) これらの結晶は格別に高い非線形(例えば、NPPにつ
いては50pm/Vのオーダーのd21)を持つが、しか
し、スペクトルの青部分に向って透明性が落ちるという
代償がある。さらに、通常の使用条件下でこのような結
晶の凝集力と空気に対する安定性が、それらのうちのあ
るものについては、欠点となる。これは、保護液体に浸
さなければならないPOMに対しては特に問題となり、
さらに、昇華する著しい傾向をも有する。
【0005】最近、Molecular Engineering の1991
年の1,141,にR. MasseとJ. Zyss により、非線形
有機分子を、水素結合によって互いに結合される無機陰
イオンからなる「わく組み」(frame work)網目の中に
カプセル化することが報告されている。有機の存在物は
単一、または多数の水素結合によって無機陰イオンにグ
ラフトされるように考えられている。提案されているポ
リ陰イオンはヒ酸塩(arseniate )(H2AsO4 - )
n、硫酸塩(HSO4 - )nまたはリン酸塩(H2PO
4 - )nタイプのものである。特に有利な結晶は、2‐
アミノ‐5‐ニトロピリジニウム二水素モノホスフェー
ト(2A5NPDP)という族で識別されている。
年の1,141,にR. MasseとJ. Zyss により、非線形
有機分子を、水素結合によって互いに結合される無機陰
イオンからなる「わく組み」(frame work)網目の中に
カプセル化することが報告されている。有機の存在物は
単一、または多数の水素結合によって無機陰イオンにグ
ラフトされるように考えられている。提案されているポ
リ陰イオンはヒ酸塩(arseniate )(H2AsO4 - )
n、硫酸塩(HSO4 - )nまたはリン酸塩(H2PO
4 - )nタイプのものである。特に有利な結晶は、2‐
アミノ‐5‐ニトロピリジニウム二水素モノホスフェー
ト(2A5NPDP)という族で識別されている。
【0006】mm2点対称のこの結晶構造は結晶極性軸
に関して有機存在物の転移双極子が36゜のオーダーの
傾きを持ち、それによって、係数d31(10pm/Vの
オーダーの)と複屈折による相調和を要求するパラメー
ター効果(第二調和生成、パラメータ増幅)を促進す
る。
に関して有機存在物の転移双極子が36゜のオーダーの
傾きを持ち、それによって、係数d31(10pm/Vの
オーダーの)と複屈折による相調和を要求するパラメー
ター効果(第二調和生成、パラメータ増幅)を促進す
る。
【0007】にも拘らず、G. Lipscomb ,A. Garito お
よびR. Narang らにより、J. Chem.Phys.の1981年
75,1509に記載されたMNA(2‐メチル‐4‐
ニトロアニリン)結晶または、J. Zyss ,I. Ledoux ,
M. Bertault およびE. Toupet らによりChem. Phys. 1
991年150,125に記載されたDMACB(4,
4′‐ジメチルアミノシアノビフェニル)結晶のイメー
ジの中で、結晶方向iに沿う網目構造のうちで、係数d
ii(i=1,2または3で)が分子の最も完全に起るべ
き整列(aligument )により、好ましく最適化されるだ
ろう他の結晶構造を見出すことが望まれている。
よびR. Narang らにより、J. Chem.Phys.の1981年
75,1509に記載されたMNA(2‐メチル‐4‐
ニトロアニリン)結晶または、J. Zyss ,I. Ledoux ,
M. Bertault およびE. Toupet らによりChem. Phys. 1
991年150,125に記載されたDMACB(4,
4′‐ジメチルアミノシアノビフェニル)結晶のイメー
ジの中で、結晶方向iに沿う網目構造のうちで、係数d
ii(i=1,2または3で)が分子の最も完全に起るべ
き整列(aligument )により、好ましく最適化されるだ
ろう他の結晶構造を見出すことが望まれている。
【0008】係数d21およびd22は非線形二次感受性テ
ンソル係数を云うものであり、軸2が結晶学的グループ
2(回転とは反対に)中で線型対称の軸となることが想
起される。
ンソル係数を云うものであり、軸2が結晶学的グループ
2(回転とは反対に)中で線型対称の軸となることが想
起される。
【0009】さらに、G.R. Meredith (ACSシンポジ
ウムシリーズ、1983年233,27−56)、分子
内荷電転移性を有する陽イオンが無機又は対掌性(chir
al)又は非対掌性(achiral )有機陰イオンと結合して
いる非線形二次光学用の有機塩を開発したことが指摘さ
れる。この文献に使用される陰イオンはポリ陰イオン構
造には入らない独立単位であり、このような構造の機械
的凝集力は依然として十分ではない。
ウムシリーズ、1983年233,27−56)、分子
内荷電転移性を有する陽イオンが無機又は対掌性(chir
al)又は非対掌性(achiral )有機陰イオンと結合して
いる非線形二次光学用の有機塩を開発したことが指摘さ
れる。この文献に使用される陰イオンはポリ陰イオン構
造には入らない独立単位であり、このような構造の機械
的凝集力は依然として十分ではない。
【0010】上述の従来技術を考慮して、本発明の主題
の一つは非線形二次効果を有する新しい結晶構造を提案
することである。
の一つは非線形二次効果を有する新しい結晶構造を提案
することである。
【0011】本発明の第二の主題は、従来技術のものと
比較して増加する非線形二次効果を有する結晶構造を提
案することである。
比較して増加する非線形二次効果を有する結晶構造を提
案することである。
【0012】本発明のもう一つの主題は非線形二次効果
と結晶の中にある有機分子の存在物の優れた凝集力とを
有する結晶構造を提案することである。
と結晶の中にある有機分子の存在物の優れた凝集力とを
有する結晶構造を提案することである。
【0013】本発明の他の主題は以下に述べる記載を読
むに従って明らかとなろう。
むに従って明らかとなろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、非線形
二次効果と可視域から近赤外域に亘る透明範囲とを有す
る結晶構造は、左手または右手酒石酸一水素陰イオンか
ら形成されたポリ陰イオン有機マトリックスと結合した
任意に置換される2‐アミノ‐5‐ニトロピリジニウム
陽イオンからなるものである。
二次効果と可視域から近赤外域に亘る透明範囲とを有す
る結晶構造は、左手または右手酒石酸一水素陰イオンか
ら形成されたポリ陰イオン有機マトリックスと結合した
任意に置換される2‐アミノ‐5‐ニトロピリジニウム
陽イオンからなるものである。
【0015】2‐アミノ‐5‐ニトロピリジニウム陽イ
オンの置換基は、結晶網目構造中で偏光可能な有機存在
物の好ましい配向を著しくは変化させないものである。
オンの置換基は、結晶網目構造中で偏光可能な有機存在
物の好ましい配向を著しくは変化させないものである。
【0016】左手または右手酒石酸一水素結晶は良く知
られており、特に、P. Groth著のChemische Krystallog
raphie, vol.3, 302頁以下(1910),Acta Cryst. (196
6),21, 237 〜243 およびAppl. Cryst. (1979), 12, 53
7〜544 に記載されている。
られており、特に、P. Groth著のChemische Krystallog
raphie, vol.3, 302頁以下(1910),Acta Cryst. (196
6),21, 237 〜243 およびAppl. Cryst. (1979), 12, 53
7〜544 に記載されている。
【0017】好ましい変形によると、結晶構造で陰イオ
ンは以下の式に相当する。
ンは以下の式に相当する。
【0018】
【化2】 〔ここで、Rは水素原子、メチルまたはエチル基または
水酸基を表わす〕ここでも再び好ましくは、陽イオンは
2‐アミノ‐5‐ニトロピリジニウムである。
水酸基を表わす〕ここでも再び好ましくは、陽イオンは
2‐アミノ‐5‐ニトロピリジニウムである。
【0019】科学的結論に、いかなる方法においても縛
られることなく、出願人は、これらの構造は、酒石酸鎖
相互の短い水素結合、関連している有機陽イオンによっ
て裂くことができない結合による特殊な凝集力を有して
いると思うのである。
られることなく、出願人は、これらの構造は、酒石酸鎖
相互の短い水素結合、関連している有機陽イオンによっ
て裂くことができない結合による特殊な凝集力を有して
いると思うのである。
【0020】これらの結晶は安定性、透明性および酒石
酸の塩の結晶の成長容易性を有していることが発見され
た。
酸の塩の結晶の成長容易性を有していることが発見され
た。
【0021】酒石酸塩から得られた結晶に類似し同様な
凝集力を持つその他の結晶も、本発明の範囲から逸脱す
ることなく取扱われる。
凝集力を持つその他の結晶も、本発明の範囲から逸脱す
ることなく取扱われる。
【0022】本発明は、また、1モルの任意に置換され
る2‐アミノ‐5‐ニトロ‐ピリジンを少くとも1モル
の左手および/または右手酒石酸と適当な溶剤、特に水
中で混合し、混合物を結晶化し、用いられる酒石酸が少
くとも部分的にラセミ体(左手および右手)である場合
には、右手結晶と左手結晶を分離し、その結晶構造を回
収するという、上記に記載されるような結晶構造の製造
のための方法に関する。
る2‐アミノ‐5‐ニトロ‐ピリジンを少くとも1モル
の左手および/または右手酒石酸と適当な溶剤、特に水
中で混合し、混合物を結晶化し、用いられる酒石酸が少
くとも部分的にラセミ体(左手および右手)である場合
には、右手結晶と左手結晶を分離し、その結晶構造を回
収するという、上記に記載されるような結晶構造の製造
のための方法に関する。
【0023】好ましくは、1モルの任意に置換される2
‐アミノ‐5‐ニトロピリジンを少くとも2モルの左手
または右手酒石酸と混合する。
‐アミノ‐5‐ニトロピリジンを少くとも2モルの左手
または右手酒石酸と混合する。
【0024】結晶化は酒石酸それ自体に用いられるのと
同じ条件下で行われる。従って、それは当業者には良く
知られた方法である。
同じ条件下で行われる。従って、それは当業者には良く
知られた方法である。
【0025】陰イオン/陽イオン混合物の回転飽和溶液
において、上述のような結晶構造の結晶種が存在するの
は有利である。緩やかな揮発は定温(特に周辺温度)で
の望ましい結晶化に導くものである。この温度は、ま
た、漸進的に低下させることができる。
において、上述のような結晶構造の結晶種が存在するの
は有利である。緩やかな揮発は定温(特に周辺温度)で
の望ましい結晶化に導くものである。この温度は、ま
た、漸進的に低下させることができる。
【0026】ラセミ酒石酸が用いられる場合には、継続
的な結晶化をすれば、望ましい左手または右手構造を得
ることができる。
的な結晶化をすれば、望ましい左手または右手構造を得
ることができる。
【0027】光学的に活性な形の酒石酸が用いられる好
ましい場合には、左手または右手酒石酸の製造は当業者
には良く知られており、ラセミ酒石酸の継続的分離によ
って得られる。
ましい場合には、左手または右手酒石酸の製造は当業者
には良く知られており、ラセミ酒石酸の継続的分離によ
って得られる。
【0028】有機分子で前述のように分離された形の酒
石酸を結合させることは全く好ましい。混合に先立ち、
酸の左手または右手の形を選択することによって、ラセ
ミ混合による2つの左手と右手のイオン結晶を分離する
必要性が避けられる。
石酸を結合させることは全く好ましい。混合に先立ち、
酸の左手または右手の形を選択することによって、ラセ
ミ混合による2つの左手と右手のイオン結晶を分離する
必要性が避けられる。
【0029】単結晶は所要の性質、即ち、線型光学体
(二次効果)の要求と強誘電性の要求との双方と両立さ
せる極性結晶構造(P21 空間グループ)、非線形応
答、および透明性と効率との妥協を有する。
(二次効果)の要求と強誘電性の要求との双方と両立さ
せる極性結晶構造(P21 空間グループ)、非線形応
答、および透明性と効率との妥協を有する。
【0030】さらに、単結晶は、それらの構造で極性軸
21 に平行な有機双極子のほとんど完全な積み重ねを生
じ、電気光学的テンソルと第二調和生成の係数r22とd
22の価を最大化し、結晶極性軸を2等級にする(being
graded 2)。
21 に平行な有機双極子のほとんど完全な積み重ねを生
じ、電気光学的テンソルと第二調和生成の係数r22とd
22の価を最大化し、結晶極性軸を2等級にする(being
graded 2)。
【0031】本発明は、上述の結晶構造を含有する電気
光学的効果を有する装置に関する。これらの装置は第二
調和、または、さらに一般的には、周波数の合計か差異
を生ずる。
光学的効果を有する装置に関する。これらの装置は第二
調和、または、さらに一般的には、周波数の合計か差異
を生ずる。
【0032】これらの有利な性質から得られる用途はか
さ高の結晶(bulk crystal)としても案内構造(guidin
g structure )としても、以下のように多数である。
さ高の結晶(bulk crystal)としても案内構造(guidin
g structure )としても、以下のように多数である。
【0033】− 光学的キャリアーの相変調 − 振幅変調 − 指向性波案内カップラー − 電気光学的クロスオーバーおよびさらに一般的には
電気光学的なスイッチオーバー点 − 電気光学的サンプリング − エレクトロニクス論理回路 − レーザーの電気光学的トリガー(Qスイッチ)複屈
折による相調和を要求される用途の権利を侵害せず、 − 第二調和生成 − 周波数変換 − パラメーター増幅、放射およびオッシレーションの
ようなものである。
電気光学的なスイッチオーバー点 − 電気光学的サンプリング − エレクトロニクス論理回路 − レーザーの電気光学的トリガー(Qスイッチ)複屈
折による相調和を要求される用途の権利を侵害せず、 − 第二調和生成 − 周波数変換 − パラメーター増幅、放射およびオッシレーションの
ようなものである。
【0034】例により、本発明による結晶構造を備えた
電気光学的トリガーを有するレーザーキャビティが以下
のように記述される。
電気光学的トリガーを有するレーザーキャビティが以下
のように記述される。
【0035】このような装置で、本発明による結晶構造
が、Pockelのセルタイプの構成においてレーザー(例え
ば、1.06または1.34mで放射するYAGレーザ
ー、そしてさらに一般的には0.45〜1.7mの結晶
の透明範囲で放射するどんなレーザーでも)のキャビテ
ィ中に導入される。分極と反射の方法により、結晶が電
圧下にあるとき放射が阻止される。電圧がない場合は、
結晶は再び通過性となりキャビティは放射できる。基本
的な総括図は、例えば、A.K. Levine (New York, Marc
el Dekker, 1966 )によって編集されたR.W. Hellwarth
著の「Q Modulation of Lasers」の253頁で示される
ものである。
が、Pockelのセルタイプの構成においてレーザー(例え
ば、1.06または1.34mで放射するYAGレーザ
ー、そしてさらに一般的には0.45〜1.7mの結晶
の透明範囲で放射するどんなレーザーでも)のキャビテ
ィ中に導入される。分極と反射の方法により、結晶が電
圧下にあるとき放射が阻止される。電圧がない場合は、
結晶は再び通過性となりキャビティは放射できる。基本
的な総括図は、例えば、A.K. Levine (New York, Marc
el Dekker, 1966 )によって編集されたR.W. Hellwarth
著の「Q Modulation of Lasers」の253頁で示される
ものである。
【0036】
【実施例】本発明を実施例で説明する。例1 1モルの2‐アミノ‐5‐ニトロピリジンを3モルの酸
を含む左手酒石酸の溶液(50cm3 の水)に溶解す
る。溶解は50℃で急速である。
を含む左手酒石酸の溶液(50cm3 の水)に溶解す
る。溶解は50℃で急速である。
【0037】化学反応は以下のようなものである。
【0038】 C5H5N3O2+L−C4H6O6 C5H6N3O2 + + L−C4H5O6 - C5H6N3O2 + ・L−C4H5O6 - 例2 左手酒石酸を右手酒石酸でおき換え、その他は例1と同
じ方法で反応を行う。例3 ラセミDL酒石酸を例1と同じ方法で2‐アミノ‐5‐
ニトロピリジンと混合し、左手および右手異性体の分離
を行う。
じ方法で反応を行う。例3 ラセミDL酒石酸を例1と同じ方法で2‐アミノ‐5‐
ニトロピリジンと混合し、左手および右手異性体の分離
を行う。
【0039】総べての場合に、溶液を周辺温度で揮発さ
せることにより、2‐アミノ‐5‐ニトロピリジニウム
の左手または右手酒石酸一水素の美しい結晶を製造する
ことができる。これを左手(または右手)酒石酸の結晶
と混合することができる。両者とも酒石酸のP21 対称
の左手または右手塩の同じ形態を持っている。
せることにより、2‐アミノ‐5‐ニトロピリジニウム
の左手または右手酒石酸一水素の美しい結晶を製造する
ことができる。これを左手(または右手)酒石酸の結晶
と混合することができる。両者とも酒石酸のP21 対称
の左手または右手塩の同じ形態を持っている。
【0040】5mm×5mm×8mmのずんぐりした
(squat )結晶を容易に得ることができた。総べてのこ
れらの結晶は淡黄色であり、左手または右手酒石酸から
区別することができる。
(squat )結晶を容易に得ることができた。総べてのこ
れらの結晶は淡黄色であり、左手または右手酒石酸から
区別することができる。
【0041】付図1および2から、例1により得られた
結晶に対して、空間グループP21の二元対称軸である
結晶学的軸bに沿い、ニトロ基からアミノ基にわたる分
子双極子の完全な整列が説明される。有機双極子の方向
は係数d22(第二調和効果とパラメーター効果)とr22
(電気光学的効果)の極大化に対応する。
結晶に対して、空間グループP21の二元対称軸である
結晶学的軸bに沿い、ニトロ基からアミノ基にわたる分
子双極子の完全な整列が説明される。有機双極子の方向
は係数d22(第二調和効果とパラメーター効果)とr22
(電気光学的効果)の極大化に対応する。
【図1】実施例1で得られた結晶の分子配列を示す図。
【図2】実施例1で得られた結晶の分子配列を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591057360 サントル・ナショナル・ド・ラ・ルシェル シュ・シアンティフィック CENTRE NATIONAL DE LA RECHERCHE SCIENT IFIQUE フランス、75700 パリ、ケ・アナトー ル・フランス、15 (72)発明者 ジョゼフ、ジス フランス国ソー、リュ、ベルトロン、10 (72)発明者 ローラン、イエルル フランス国パリ、リュ、ピネル、8 (72)発明者 ルネ、マース フランス国ブリニュ、ラージュラン、クロ ール、アモー、ド、ラ、クロワ、デーイ (番地なし) (72)発明者 ジャン‐ピエール、レビー フランス国グルノーブル、プラース、シャ ルル、デュラン、8
Claims (10)
- 【請求項1】左手または右手酒石酸一水素陰イオンのポ
リ陰イオン有機マトリックスと結合した、任意に置換さ
れる2‐アミノ‐5‐ニトロピリジニウム陽イオンから
なる非線形二次効果および可視域から近赤外域まで拡が
る広い透明範囲を発揮する結晶構造。 - 【請求項2】陽イオンが下記の式に相当する請求項1に
記載の結晶構造 【化1】 〔ここで、Rは水素原子、メチルまたはエチル基または
水酸基である。〕 - 【請求項3】陽イオンが2‐アミノ‐5‐ニトロピリジ
ニウムである請求項2に記載の結晶構造。 - 【請求項4】1モルの任意に置換される2‐アミノ‐5
‐ニトロピリジンを少くとも2モルの左手および/また
は右手酒石酸と適当な溶剤、特に水中で混合し、混合物
を結晶化し、用いられた酒石酸が少くとも部分的にラセ
ミ体(左手と右手)である場合には、右手結晶と左手結
晶を分離し、結晶化構造を回収する請求項1に記載され
る結晶構造の製造方法。 - 【請求項5】1モルの任意に置換される2‐アミノ‐5
‐ニトロピリジンを少くとも2モルの左手および/また
は右手酒石酸と混合する請求項4に記載された製造方
法。 - 【請求項6】混合物の飽和溶液中で、請求項1〜3のい
ずれか1つに記載される結晶構造の結晶種が存在し、結
晶化が周辺温度で、または温度の漸進的低下により、溶
剤の揮発によって行われる請求項4または5のいずれか
に記載の製造方法。 - 【請求項7】酒石酸が左手または右手形である請求項4
〜6のいずれか1つに記載の方法。 - 【請求項8】請求項1〜3のいずれか1つに記載される
結晶構造を含有する電気光学的効果を有する装置。 - 【請求項9】電気光学的トリガーを有するレーザーキャ
ビティである請求項8に記載の装置。 - 【請求項10】請求項1〜3のいずれか1つに記載され
る結晶構造を含む周波数の合計または差異を生ずるため
の装置、特にパラメーター増幅、放出およびオッシレー
ションのための装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9205077 | 1992-04-24 | ||
| FR9205077A FR2690464B1 (fr) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | Structure cristalline de monohydrogénotartrates présentant des effets non linéaires quadratiques, procédé de préparation desdites structures cristallines et dispositif à effet électrooptique comportant de telles structures. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680500A true JPH0680500A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=9429233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5098142A Pending JPH0680500A (ja) | 1992-04-24 | 1993-04-23 | 非線形二次効果を有する酒石酸一水素結晶構造、前記結晶構造の製造方法、およびこのような構造を含有する電気光学的効果を有する装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5374734A (ja) |
| EP (1) | EP0570250B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0680500A (ja) |
| DE (1) | DE69318887T2 (ja) |
| FR (1) | FR2690464B1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| FR2703680B1 (fr) * | 1993-04-07 | 1995-07-07 | France Telecom | Structure cristalline d'halogénure de 2-amino-5-nitropyridinium, procédé de préparation desdites structures cristallines, et dispositif à effet électrooptique comportant de telles structures. |
| US8173045B2 (en) | 2008-05-28 | 2012-05-08 | University Of Washington | Diels-Alder crosslinkable dendritic nonlinear optic chromophores and polymer composites |
| CN103374756B (zh) * | 2012-04-12 | 2017-05-10 | 应少明 | 一种还原希夫碱锌配合物的二阶非线性光学材料 |
| CN105601562B (zh) * | 2016-01-20 | 2018-03-27 | 新疆农业大学 | 一种有机晶体材料及其制备方法和用途 |
| CN114808137B (zh) * | 2021-01-21 | 2023-09-12 | 北京师范大学 | 非线性光学晶体及其制备方法和应用 |
| CN112981539A (zh) * | 2021-02-08 | 2021-06-18 | 萍乡学院 | 酒石酸2-氨基-5-硝基吡啶非线性光学晶体及其制法和用途 |
Family Cites Families (1)
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|---|---|---|---|---|
| GB9008878D0 (en) * | 1990-04-20 | 1990-06-20 | Secr Defence | Organic compounds |
-
1992
- 1992-04-24 FR FR9205077A patent/FR2690464B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-04-22 DE DE69318887T patent/DE69318887T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-04-22 EP EP93401047A patent/EP0570250B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1993-04-23 JP JP5098142A patent/JPH0680500A/ja active Pending
- 1993-04-23 US US08/051,398 patent/US5374734A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2690464B1 (fr) | 2002-03-01 |
| EP0570250B1 (fr) | 1998-06-03 |
| FR2690464A1 (fr) | 1993-10-29 |
| EP0570250A3 (en) | 1996-03-13 |
| US5374734A (en) | 1994-12-20 |
| DE69318887D1 (de) | 1998-07-09 |
| DE69318887T2 (de) | 1999-03-04 |
| EP0570250A2 (fr) | 1993-11-18 |
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