JPH068135B2 - 缶様容器蓋体 - Google Patents
缶様容器蓋体Info
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- JPH068135B2 JPH068135B2 JP61239054A JP23905486A JPH068135B2 JP H068135 B2 JPH068135 B2 JP H068135B2 JP 61239054 A JP61239054 A JP 61239054A JP 23905486 A JP23905486 A JP 23905486A JP H068135 B2 JPH068135 B2 JP H068135B2
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Landscapes
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は飲料缶やスープ缶などの缶様容器を構成する蓋
体に関し、さらに詳しくは、合成樹脂を主体として射出
成形による缶様容器蓋の特にスコアー部を破損から保護
し、かつ、開口を容易にすることを目的とした技術に関
する。
体に関し、さらに詳しくは、合成樹脂を主体として射出
成形による缶様容器蓋の特にスコアー部を破損から保護
し、かつ、開口を容易にすることを目的とした技術に関
する。
上記のごとき缶様容器蓋類については、従来、合成樹脂
を主体とした缶様容器が提案されている(特開昭52−
39489号公報)。
を主体とした缶様容器が提案されている(特開昭52−
39489号公報)。
しかし、かかる合成樹脂製缶様容器の上市にあたつては
充足すべき様々の要件がり、例えば、当該容器には清涼
飲料水などがレトルト殺菌を経て充填収納され商品の物
流過程に乗せられるので、レトルト特性が良好で、レト
ルト処理時等の熱履歴により成形品が剥離を生じないこ
とが要求される。また、製品の落下強度が高いこと、食
品衛生性に優れていること、成形性が良好であること、
焼却性のあること、ガスパリヤー性に富み、比較的長時
間の保存に耐え得ることどの要件を充足することが必要
であり、また、内容物の取出しのためには開缶性が良好
でなければならない。
充足すべき様々の要件がり、例えば、当該容器には清涼
飲料水などがレトルト殺菌を経て充填収納され商品の物
流過程に乗せられるので、レトルト特性が良好で、レト
ルト処理時等の熱履歴により成形品が剥離を生じないこ
とが要求される。また、製品の落下強度が高いこと、食
品衛生性に優れていること、成形性が良好であること、
焼却性のあること、ガスパリヤー性に富み、比較的長時
間の保存に耐え得ることどの要件を充足することが必要
であり、また、内容物の取出しのためには開缶性が良好
でなければならない。
本発明者らは、かかる合成樹脂製缶様容器の蓋体につい
て従来から鋭意検討を重ねてきた。
て従来から鋭意検討を重ねてきた。
当初提案した当該蓋体の一例を第17図および第18図
を参照しつつ説明すると、当該蓋体34は、多層基材5
上に合成樹脂層35を積層して成る構造のもので、ここ
に、上記多層基材5は、第18図に例示したように、中
間層がガスバリヤー性基材、特にアルミ箔(以下Al箔
ということもある)36で、その両面にヒートシール可
能な合成樹脂層37,28を有して成り、この多層基材
5を射出成形機全型内にあらかじめセットしておき、合
成樹脂を射出することにより製造される。
を参照しつつ説明すると、当該蓋体34は、多層基材5
上に合成樹脂層35を積層して成る構造のもので、ここ
に、上記多層基材5は、第18図に例示したように、中
間層がガスバリヤー性基材、特にアルミ箔(以下Al箔
ということもある)36で、その両面にヒートシール可
能な合成樹脂層37,28を有して成り、この多層基材
5を射出成形機全型内にあらかじめセットしておき、合
成樹脂を射出することにより製造される。
この多層基材5のセット方法としては各種の工夫が必要
で、例えば、成形工程中に多層基材5が動き、位置ずれ
を生じるときにはインサート精度の高いものが得られな
いので、本発明者らの鋭意検討による、射出成形機にお
けるストリッパープレートにこの多層基材5を挿入固定
する方法が有効となる。また、多層基材5のAl箔36
には薄いものを使用するので、延伸された際にピンホー
ルを生じたり製品厚みが不均一なったりする。そこで、
多層基材5をそれぞれに溝が設けられた、又は溝なしの
雄金型と雌金型との間にセットし、この雌金型内部に多
層基材5をスライドさせ、あらかじめプリフォームして
おき、これを射出成形金型にセットし射出成形を行う、
本発明者らの鋭意検になる方法が有効となる。
で、例えば、成形工程中に多層基材5が動き、位置ずれ
を生じるときにはインサート精度の高いものが得られな
いので、本発明者らの鋭意検討による、射出成形機にお
けるストリッパープレートにこの多層基材5を挿入固定
する方法が有効となる。また、多層基材5のAl箔36
には薄いものを使用するので、延伸された際にピンホー
ルを生じたり製品厚みが不均一なったりする。そこで、
多層基材5をそれぞれに溝が設けられた、又は溝なしの
雄金型と雌金型との間にセットし、この雌金型内部に多
層基材5をスライドさせ、あらかじめプリフォームして
おき、これを射出成形金型にセットし射出成形を行う、
本発明者らの鋭意検になる方法が有効となる。
このようにして得られた合成樹脂を主体として成る上記
射出成形による缶様容器蓋にあっては、多層基材5の一
方の面の合成樹脂層37に、加熱溶融した射出樹脂が積
層されるので、当該射出樹脂による層35と上記合成樹
脂層37との密着性が良好であり、これら多層基材と予
め射出成形などで作られた合成樹脂シートとを接着剤を
用いて接着することにより得られたものに比して、レト
ルト処理時等の熱履歴により剥離を起こすことが低減さ
れ、また製品落下強度も大で、さらに、接着剤を使用し
ないので食品衛生性に優れ、また工程も短縮され成形性
が良好である。さらに、薄いAl箔を使用してもピンホ
ールやクラツクを生じないので、薄いAl箔の使用を可
能とし、多層基材を使用する場合に価格に大きなウエー
トを占めるAl箔を、必要なガスバリヤー性レベルでの
最小厚みに抑えることができ、製造コストも安価とする
ことができる。また、薄肉のAl箔の使用が可能な結
果、完全燃焼が可能で、空缶処理の問題を解消でき、一
方、多層基材5の他方の面の熱溶融(接合)可能な合成
樹脂層38により、缶様容器の胴部に容易に熱接合する
ことが可能で、前記Al箔の使用などと合わせ、ガスバ
リヤー性に富み、長期間保存可能な缶様容器を構成する
ことができる。
射出成形による缶様容器蓋にあっては、多層基材5の一
方の面の合成樹脂層37に、加熱溶融した射出樹脂が積
層されるので、当該射出樹脂による層35と上記合成樹
脂層37との密着性が良好であり、これら多層基材と予
め射出成形などで作られた合成樹脂シートとを接着剤を
用いて接着することにより得られたものに比して、レト
ルト処理時等の熱履歴により剥離を起こすことが低減さ
れ、また製品落下強度も大で、さらに、接着剤を使用し
ないので食品衛生性に優れ、また工程も短縮され成形性
が良好である。さらに、薄いAl箔を使用してもピンホ
ールやクラツクを生じないので、薄いAl箔の使用を可
能とし、多層基材を使用する場合に価格に大きなウエー
トを占めるAl箔を、必要なガスバリヤー性レベルでの
最小厚みに抑えることができ、製造コストも安価とする
ことができる。また、薄肉のAl箔の使用が可能な結
果、完全燃焼が可能で、空缶処理の問題を解消でき、一
方、多層基材5の他方の面の熱溶融(接合)可能な合成
樹脂層38により、缶様容器の胴部に容易に熱接合する
ことが可能で、前記Al箔の使用などと合わせ、ガスバ
リヤー性に富み、長期間保存可能な缶様容器を構成する
ことができる。
しかし、上記のごとき射出と同時に一体成形する方法で
は、合成樹脂層37と射出樹脂層35との密着性が高い
ために、易開口性という面では工夫が必要であり、上記
第17〜18図に示す実施例では、これら樹脂層37と
35との間に印刷インキ層などによる易剥離性を目的と
した処理層39を施している。また、蓋34のパネル部
40に、多層基材5の露出した部分であるスコアー部
(切欠部)41を設け、このスコアー部41によりその
内方側とその外方側とを分けている。すなわち、当該蓋
の開口について説明すると、当該スコアー部41の内側
に設けられた蓋開口のための把手部42を、溝43に指
先を挿入し、矢標で示すように持上げると、当該把手部
42の一部は多層基材5から剥離する。その際、当該多
層基材5と把手部42との間には前記のごとく易剥離性
を目的とした処理層39が介在しているので、剥離が容
易で、把手部42をそのまま持上げると、符号44の位
置で、把手部42の先端端部が多層基材5の内側にくい
込み、該多層基材5を切断し、把手部42にそのまま引
張ると、スコアー部41に沿って、すなわち、第17図
に例示するところに従うと、鋭角に構成された二辺部分
から次第にそれと連なつた3/4円形部分へと当該多層基
材5が切断され、当該スコアー部41の蓋中心から見て
外側に周端縁内側に開口されるようになっており、かか
るスコアー部41を境にして、その内側とその外側とは
連結されておらず分離しているので開口性の向上に寄与
している。
は、合成樹脂層37と射出樹脂層35との密着性が高い
ために、易開口性という面では工夫が必要であり、上記
第17〜18図に示す実施例では、これら樹脂層37と
35との間に印刷インキ層などによる易剥離性を目的と
した処理層39を施している。また、蓋34のパネル部
40に、多層基材5の露出した部分であるスコアー部
(切欠部)41を設け、このスコアー部41によりその
内方側とその外方側とを分けている。すなわち、当該蓋
の開口について説明すると、当該スコアー部41の内側
に設けられた蓋開口のための把手部42を、溝43に指
先を挿入し、矢標で示すように持上げると、当該把手部
42の一部は多層基材5から剥離する。その際、当該多
層基材5と把手部42との間には前記のごとく易剥離性
を目的とした処理層39が介在しているので、剥離が容
易で、把手部42をそのまま持上げると、符号44の位
置で、把手部42の先端端部が多層基材5の内側にくい
込み、該多層基材5を切断し、把手部42にそのまま引
張ると、スコアー部41に沿って、すなわち、第17図
に例示するところに従うと、鋭角に構成された二辺部分
から次第にそれと連なつた3/4円形部分へと当該多層基
材5が切断され、当該スコアー部41の蓋中心から見て
外側に周端縁内側に開口されるようになっており、かか
るスコアー部41を境にして、その内側とその外側とは
連結されておらず分離しているので開口性の向上に寄与
している。
しかし、上記蓋では、多層基材5表面に把手部42の形
状に合わせて位置決めし、精度よく、易剥離性の処理層
39として印刷インキなどの剥離剤を塗布することは難
しいなどの難点があり、その後の検討により、当該把手
部を蓋本体に後付けにより取着ける方法へと移行させ、
かかる難点を克服するようにした。
状に合わせて位置決めし、精度よく、易剥離性の処理層
39として印刷インキなどの剥離剤を塗布することは難
しいなどの難点があり、その後の検討により、当該把手
部を蓋本体に後付けにより取着ける方法へと移行させ、
かかる難点を克服するようにした。
しかし、かかる後付けにより把手部を蓋本体に取着する
場合といえども、このような構造の容器においては蓋開
口時に切断するスコアー部が外方に開放されているの
で、スコアー部に他物が衝突した時等に損傷をうけ易
い。これはスコアー部が開環状であればスコアー部内方
側のパネル部が周辺のフラップ部と一体になっているの
で、該パネル部に外が働いてもその外力が直接スコアー
部にかかることがない。しかし、閉環状スコアー部の場
合は、スコアー部はもちろん、中央のパネル部に力が働
いても直ちにスコアー部の損傷につながる可能性がある
ため、閉環状スコアー部の場合は対外力について対策が
必要である。
場合といえども、このような構造の容器においては蓋開
口時に切断するスコアー部が外方に開放されているの
で、スコアー部に他物が衝突した時等に損傷をうけ易
い。これはスコアー部が開環状であればスコアー部内方
側のパネル部が周辺のフラップ部と一体になっているの
で、該パネル部に外が働いてもその外力が直接スコアー
部にかかることがない。しかし、閉環状スコアー部の場
合は、スコアー部はもちろん、中央のパネル部に力が働
いても直ちにスコアー部の損傷につながる可能性がある
ため、閉環状スコアー部の場合は対外力について対策が
必要である。
本発明はかかる問題点を解消し、閉環状スコアー部を有
する上記の構造の缶様容器蓋の該スコアー部を可及的に
外力から保護し、かつ、開口を容易にすることのできる
蓋体を提供することを目的とする。
する上記の構造の缶様容器蓋の該スコアー部を可及的に
外力から保護し、かつ、開口を容易にすることのできる
蓋体を提供することを目的とする。
本発明は、缶様容器の胴部と熱接合され、かつ、前記胴
部へ取付ける周縁のフラップ部と該フラップ部内方側の
パネル部とから成る蓋体であって、少なくとも該胴部側
の面に熱溶融接合可能な樹脂層を積層したガスバリヤー
性基材のの胴部側でない面上に、少なくとも開缶のため
の閉環状スコアー部を除いて、射出成形により熱可塑性
樹脂または熱可塑性樹脂組成物より成る層(射出樹脂層
という)を積層して成り、前記パネル部における前記閉
環状スコアー部の内周端縁により包囲された開口部内の
フラップ部に近く位置する前記射出樹脂層より成る把手
部取付部に開缶のための樹脂製把手部を取着し、該把手
部の先端部を前記スコアー部の外周端縁内に位置させ、
該先端部以外は当該スコアー部を可及的に広く覆う外形
とすることを特徴とする缶様容器蓋体に存する。
部へ取付ける周縁のフラップ部と該フラップ部内方側の
パネル部とから成る蓋体であって、少なくとも該胴部側
の面に熱溶融接合可能な樹脂層を積層したガスバリヤー
性基材のの胴部側でない面上に、少なくとも開缶のため
の閉環状スコアー部を除いて、射出成形により熱可塑性
樹脂または熱可塑性樹脂組成物より成る層(射出樹脂層
という)を積層して成り、前記パネル部における前記閉
環状スコアー部の内周端縁により包囲された開口部内の
フラップ部に近く位置する前記射出樹脂層より成る把手
部取付部に開缶のための樹脂製把手部を取着し、該把手
部の先端部を前記スコアー部の外周端縁内に位置させ、
該先端部以外は当該スコアー部を可及的に広く覆う外形
とすることを特徴とする缶様容器蓋体に存する。
本発明による代表的な作用を説明すると、前記のごとき
後付けによる把手部と、閉環状スコアー部の外周端縁に
より包囲された開口部との関係において、当該把手部の
一部(先端部)を当該該スコアー部の外周端縁内に位置
させ、一方、当該把手部の前記先端部以外は当該スコア
ー部を可及的に広く覆う外形とすることにより、把手部
先端による開口性は保持しつつ、スコアー部に対する外
傷を把手部の残部により、可及的に防止し得る。一方、
把手部の全体が開口部内に位置している場合に比して、
その残部が開口部の外部にはみ出している分、把手部の
大きさが大となり、把手部先端部が多層基材にくい込
み、当該多層基材を切断する際に大きな力をかけること
ができ、開缶時に把手部の端部を持ち上げたときに、把
手部と閉環状スコアー部との交点が“てこ”の支点とし
ての役割りを果たし、開口部内に位置している把手部の
先端部が多層基材を切断しやすく、把手部の持ち上げに
従い当該先端部の端縁が開口部内をスライドするため、
その開口が容易となり、比較的弱い力で瞬間的に開缶で
きるようになる。
後付けによる把手部と、閉環状スコアー部の外周端縁に
より包囲された開口部との関係において、当該把手部の
一部(先端部)を当該該スコアー部の外周端縁内に位置
させ、一方、当該把手部の前記先端部以外は当該スコア
ー部を可及的に広く覆う外形とすることにより、把手部
先端による開口性は保持しつつ、スコアー部に対する外
傷を把手部の残部により、可及的に防止し得る。一方、
把手部の全体が開口部内に位置している場合に比して、
その残部が開口部の外部にはみ出している分、把手部の
大きさが大となり、把手部先端部が多層基材にくい込
み、当該多層基材を切断する際に大きな力をかけること
ができ、開缶時に把手部の端部を持ち上げたときに、把
手部と閉環状スコアー部との交点が“てこ”の支点とし
ての役割りを果たし、開口部内に位置している把手部の
先端部が多層基材を切断しやすく、把手部の持ち上げに
従い当該先端部の端縁が開口部内をスライドするため、
その開口が容易となり、比較的弱い力で瞬間的に開缶で
きるようになる。
次に、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第3図は本発明の実施例である把手部取付前の蓋本体の
平面図を示し、また、第4図は第3図B−B線断面図を
示す。
平面図を示し、また、第4図は第3図B−B線断面図を
示す。
当該蓋体1’は丸缶蓋で例示してある。
蓋本体1’のフラップ部7の内側の蓋パネル部9の図示
左側には、楕円閉環形状の帯状のスコアー部10が設け
られている。
左側には、楕円閉環形状の帯状のスコアー部10が設け
られている。
先の第17図に示すスコアー部10とはその全体形状が
異なっており、スコアー部10の外周端縁10’をこの
ような閉環状円形などの曲線形状とすることにより、落
缶強度とイージーオープン性を向上させることができ
る。
異なっており、スコアー部10の外周端縁10’をこの
ような閉環状円形などの曲線形状とすることにより、落
缶強度とイージーオープン性を向上させることができ
る。
また、スコアー部10の端部を第3図に示すように、で
きるだけフラップ部7側に近づけて設けることにより、
同様に落缶強度とイージーオープン性を向上させること
ができる。
きるだけフラップ部7側に近づけて設けることにより、
同様に落缶強度とイージーオープン性を向上させること
ができる。
閉環状スコアー部10の内周端縁により包囲された開口
部内のフラップ部近くの位置に、スコアー外方側パネル
部6と同様の射出樹脂層より成る把手部取付部である台
座部11を設ける。当該台座部11上にボス12を立設
し、ボスも同様に射出樹脂により構成することができ
る。台座部11から延在した延在部14には、ヒンジ部
45を第3図に示すように設けるとよい。当該ヒンジ部
(溝部)45により、後述のように把手部を持ち上げ易
く、より一層開口性を向上させることができる。
部内のフラップ部近くの位置に、スコアー外方側パネル
部6と同様の射出樹脂層より成る把手部取付部である台
座部11を設ける。当該台座部11上にボス12を立設
し、ボスも同様に射出樹脂により構成することができ
る。台座部11から延在した延在部14には、ヒンジ部
45を第3図に示すように設けるとよい。当該ヒンジ部
(溝部)45により、後述のように把手部を持ち上げ易
く、より一層開口性を向上させることができる。
台座部11とその延在部14により包囲された内方部
(引取部)16は多層基材5の露出した部分である。も
っとも、当該引取部16をスコアー外方側パネル部6と
同様の射出樹脂層により埋めてもよい。
(引取部)16は多層基材5の露出した部分である。も
っとも、当該引取部16をスコアー外方側パネル部6と
同様の射出樹脂層により埋めてもよい。
第5図に示すように、当該ボス12を立設した蓋本体1
に、前述のごとく後付けにより、把手部13を取着す
る。
に、前述のごとく後付けにより、把手部13を取着す
る。
把手部13は後付けするため、必ずしもボス12に使用
される射出樹脂と同じである必要はないが、超音波溶融
するため、ボス12を構成する樹脂と同様の樹脂により
構成されている。
される射出樹脂と同じである必要はないが、超音波溶融
するため、ボス12を構成する樹脂と同様の樹脂により
構成されている。
把手部13の蓋本体1への取着は、把手部13先端部側
に、ボス12が通るような穴を孔設しておき、当該穴と
ボス12とを位置合わせし、把手部13の当該穴から突
出したボス12部分を超音波振動により溶融させること
により行うことができる。
に、ボス12が通るような穴を孔設しておき、当該穴と
ボス12とを位置合わせし、把手部13の当該穴から突
出したボス12部分を超音波振動により溶融させること
により行うことができる。
しかし、これでは把手部13の上面に当該溶融した樹脂
が盛り上り、外観を悪くするので、把手部13の前記穴
の大きさを工夫し、ボス12の把手部13から突出部を
超音波振動により溶融させたときに、当該該溶融した樹
脂分が把手部13の穴を充填するようにすると、蓋の外
観を良好にすることができるばかりでなく、より一層強
固に把手部13を蓋本体1に取着することができる。
が盛り上り、外観を悪くするので、把手部13の前記穴
の大きさを工夫し、ボス12の把手部13から突出部を
超音波振動により溶融させたときに、当該該溶融した樹
脂分が把手部13の穴を充填するようにすると、蓋の外
観を良好にすることができるばかりでなく、より一層強
固に把手部13を蓋本体1に取着することができる。
その他、当該ボス方式による把手部の蓋本体への後付け
については、本出願人の先の提案になる取着方法を適用
できる(特願昭61−4237号参照)。
については、本出願人の先の提案になる取着方法を適用
できる(特願昭61−4237号参照)。
第7図および第8図は、他の形態の把手部13を取付け
てなる蓋の平面図(第7図)およびその断面図(第8図
は、第7図D−D線に沿う断面図)である。この把手部
13にあっては、円形の穴130を設け、この穴130
よりストローを入れ、この穴130より露出した多層基
材16に突き差しすることにより、ストローによっても
缶内容物を摂取できるように構成してある。
てなる蓋の平面図(第7図)およびその断面図(第8図
は、第7図D−D線に沿う断面図)である。この把手部
13にあっては、円形の穴130を設け、この穴130
よりストローを入れ、この穴130より露出した多層基
材16に突き差しすることにより、ストローによっても
缶内容物を摂取できるように構成してある。
本発明の実施例は、既に第5図および第7図にその例が
示してある。
示してある。
第3図に示す把手部取着前の閉環状スコアー部10と、
第5図および第7図に示す把手部13との関係を見ず
と、把手部13の一部(先端部)がスコアー部10の外
周端縁10’より内側に位置しているが、この把手部1
3は次第にスコアー部10の外側に位置するようになっ
ていて、該スコアー部を可及的に広く覆うことができる
ようになっていることが判る。
第5図および第7図に示す把手部13との関係を見ず
と、把手部13の一部(先端部)がスコアー部10の外
周端縁10’より内側に位置しているが、この把手部1
3は次第にスコアー部10の外側に位置するようになっ
ていて、該スコアー部を可及的に広く覆うことができる
ようになっていることが判る。
第1図にスコアー部10の把手部13との関係をさらに
詳細に説明してある。
詳細に説明してある。
同図に示すように、斜線で示した把手部13の先端部1
3Aは、スコアー部10の外周端縁10’より内側に位
置し、把手部13と当該外周端縁10’との交点Xを境
にして、把手部13のうち、該先端部以外の部分である
13B(同様に斜線で示す)の外縁は、スコアー部10
の外周端縁10’の外側に位置して13Bはスコアー部
を覆っている。
3Aは、スコアー部10の外周端縁10’より内側に位
置し、把手部13と当該外周端縁10’との交点Xを境
にして、把手部13のうち、該先端部以外の部分である
13B(同様に斜線で示す)の外縁は、スコアー部10
の外周端縁10’の外側に位置して13Bはスコアー部
を覆っている。
第2図により、当該蓋の開缶について説明する。
把手部13の上記他部13Bの端部を、第2図矢標の方
向に持ち上げると、当該把手部13の先端部13Aの最
先端部がスコアー部10の多層基材5を切断する。把手
部13の他部13Bの端部をさらに持ち上げると、交点
Xが把手部13と蓋本体1間での“てこの原理”に基づ
く支点の働きをし、当該先端部13Aは多層基材5を突
き破って沈み込み、また、当該先端部13Aは、スコア
ー部10の外周端縁10’の内側にあるので、横方向矢
標で示すように、当該スコアー部10の外周端縁10’
と接触しつつ当該外周端縁10’に沿いスライドする。
向に持ち上げると、当該把手部13の先端部13Aの最
先端部がスコアー部10の多層基材5を切断する。把手
部13の他部13Bの端部をさらに持ち上げると、交点
Xが把手部13と蓋本体1間での“てこの原理”に基づ
く支点の働きをし、当該先端部13Aは多層基材5を突
き破って沈み込み、また、当該先端部13Aは、スコア
ー部10の外周端縁10’の内側にあるので、横方向矢
標で示すように、当該スコアー部10の外周端縁10’
と接触しつつ当該外周端縁10’に沿いスライドする。
上記開缶に際し、把手部10の大きさが全体に大きく構
成してあり、また、前記交点Xによる“てこの原理”に
より、更に先端部13Aがスコアー部10の外周蝶端縁
10’の内側内をスライドするようになっているので、
先端部13Aが多層基材5を切断すると、その切断に伴
なう勢いにより、一気に蓋を開缶することができる。す
なわち、通常の把手部つき蓋においては、まず把手部を
持ち上げて先端部をくい込ませて多層基材を切断後、把
手部を引張り上げる操作または最初から引張り上げる操
作のみにより開口部を形成させるが、本発明の蓋は把手
部を持ち上げてそのまま押すだけで開口部形成が可能と
なる。特に、高温に缶が熱せられたときでも開缶が容易
である。
成してあり、また、前記交点Xによる“てこの原理”に
より、更に先端部13Aがスコアー部10の外周蝶端縁
10’の内側内をスライドするようになっているので、
先端部13Aが多層基材5を切断すると、その切断に伴
なう勢いにより、一気に蓋を開缶することができる。す
なわち、通常の把手部つき蓋においては、まず把手部を
持ち上げて先端部をくい込ませて多層基材を切断後、把
手部を引張り上げる操作または最初から引張り上げる操
作のみにより開口部を形成させるが、本発明の蓋は把手
部を持ち上げてそのまま押すだけで開口部形成が可能と
なる。特に、高温に缶が熱せられたときでも開缶が容易
である。
そして、かかる場合前記ヒンジ部45を設けておくこと
により、当該ヒンジ部45で延在部14が折り曲げら
れ、把手部13の先端部13Aの最先端部の多層基材5
への突き差し、その後の破断がより一層良好になる。
により、当該ヒンジ部45で延在部14が折り曲げら
れ、把手部13の先端部13Aの最先端部の多層基材5
への突き差し、その後の破断がより一層良好になる。
さらに、把手部13の先端部13Aの最先端部である開
口始端については、第17図に示すような鋭利な先端と
せずに、第1図、第5図、および第7図に示すように、
丸みを帯びた先端とすることにより、より一層把手部に
よる開口が容易になる。一見、第17図に示すような、
鋭利な先端とした方が開缶が良好なように考えがちであ
るが、これは逆で、丸みを帯びた先端部をもつように把
手部13の開口始端部を構成するとよいことが本発明者
らの検討により判明した。
口始端については、第17図に示すような鋭利な先端と
せずに、第1図、第5図、および第7図に示すように、
丸みを帯びた先端とすることにより、より一層把手部に
よる開口が容易になる。一見、第17図に示すような、
鋭利な先端とした方が開缶が良好なように考えがちであ
るが、これは逆で、丸みを帯びた先端部をもつように把
手部13の開口始端部を構成するとよいことが本発明者
らの検討により判明した。
この理由は、定かでないが、鋭利な先端の場合には、多
層基材5における合成樹脂に伸びを生じ、スコアー部を
変形させ、そのために多層基材の円滑な切断を妨げるの
に対し、丸みを帯びた先端部をもつようにすると、これ
がなく、スコアー部10を変形させずに破断できるから
と考えられる。
層基材5における合成樹脂に伸びを生じ、スコアー部を
変形させ、そのために多層基材の円滑な切断を妨げるの
に対し、丸みを帯びた先端部をもつようにすると、これ
がなく、スコアー部10を変形させずに破断できるから
と考えられる。
さらに、第6図に示すように、把手部13の持ち上げ側
端部の裏面を延在部14上に突設した突起部46に取付
けるとよい。
端部の裏面を延在部14上に突設した突起部46に取付
けるとよい。
把手部13の上面から超音波振動を与えることにより、
当該突起部46に把手部13の持ち上げ側端部を、蓋本
体から浮かせずに、取付けておくことができる。
当該突起部46に把手部13の持ち上げ側端部を、蓋本
体から浮かせずに、取付けておくことができる。
このように、把手部13の一端部をボス12の立設など
により超音波溶着する一方、把手部13の他端部を上記
のように取付けておくと、切断に加わる力の増加によ
り、より一層開缶が良好になり、また、把手部13の他
端部が蓋本体から浮き上っていると、購買者が把手部を
いたずらすることが防止され(初期の状態にあるかのチ
ェック機能がある)、さらに、輸送中の把手部と他物と
の接触によるトラブルをも解消できる。
により超音波溶着する一方、把手部13の他端部を上記
のように取付けておくと、切断に加わる力の増加によ
り、より一層開缶が良好になり、また、把手部13の他
端部が蓋本体から浮き上っていると、購買者が把手部を
いたずらすることが防止され(初期の状態にあるかのチ
ェック機能がある)、さらに、輸送中の把手部と他物と
の接触によるトラブルをも解消できる。
第9図は、蓋開缶後の当該蓋体1の平面図で、同図に示
すように、スコアー部10の外周端縁10’の内側が開
缶される。同図にて15は当該開缶による開口部であ
る。
すように、スコアー部10の外周端縁10’の内側が開
缶される。同図にて15は当該開缶による開口部であ
る。
第10図は第9図E−E線断面図である。
第11図は第7図に示す蓋体1を、胴部8に取付け、さ
らにこの胴部8の底に底蓋1″を取付けて缶様容器を構
成してなる例を示す。
らにこの胴部8の底に底蓋1″を取付けて缶様容器を構
成してなる例を示す。
底蓋1″も、上蓋1と同様に、本発明者らの先の提案に
なる多層基材を射出成形機の金型にセットしておき、こ
れに樹脂を射出する一体同時成形により製造することが
できる。
なる多層基材を射出成形機の金型にセットしておき、こ
れに樹脂を射出する一体同時成形により製造することが
できる。
次に、本発明の缶様容器蓋の製法例を説明する。
第12図にすように、多層基材5をガイド部材(ストリ
ッパープレート)17内に挿入する。これは、ロボット
の移動シリンダー18に多層基材5を吸着しつつ行えば
よい。第13図に示すようにストリッパープレート17
内に多層基材5を固定して位置ずれを防止しつつ、第1
4図に示すように型締めを行う。この型締めにより、平
板状(二次元形状)の多層基材5は第14図に示すよう
にその端部が金型(コアー型、受型)19内で折曲げら
れ、樹脂流入路20およびゲート21を有する金型(キ
ャビティ型、射出型)22の当該ゲート21より溶融樹
脂がコアー型19とキャビティ型22で形成されるキャ
ビティ(型内空間)23内に射出され、第4図および第
6図に示すように、多層基材5表面に上記溶融樹脂より
なるプラスチック層であるスコアー外方側パネル部6が
積層され、この射出成形時に台座部(把手部取付部)1
1や延在部(取外し部)14やボス12を同時に成形す
ることができ、スコアー部10や引取部16も形成され
る。
ッパープレート)17内に挿入する。これは、ロボット
の移動シリンダー18に多層基材5を吸着しつつ行えば
よい。第13図に示すようにストリッパープレート17
内に多層基材5を固定して位置ずれを防止しつつ、第1
4図に示すように型締めを行う。この型締めにより、平
板状(二次元形状)の多層基材5は第14図に示すよう
にその端部が金型(コアー型、受型)19内で折曲げら
れ、樹脂流入路20およびゲート21を有する金型(キ
ャビティ型、射出型)22の当該ゲート21より溶融樹
脂がコアー型19とキャビティ型22で形成されるキャ
ビティ(型内空間)23内に射出され、第4図および第
6図に示すように、多層基材5表面に上記溶融樹脂より
なるプラスチック層であるスコアー外方側パネル部6が
積層され、この射出成形時に台座部(把手部取付部)1
1や延在部(取外し部)14やボス12を同時に成形す
ることができ、スコアー部10や引取部16も形成され
る。
従来、前述のごとく、かかる缶様容器を構成する蓋(特
に上蓋)は、一般に両面に熱融着性樹脂を有するA〕箔
と、予め射出成形により作られた樹脂シートとを、接着
剤を用いて、後接着することにより得られていたが、こ
の方法では工定数が増え、コストアップになること
レトルト処理等の熱履歴により成形品が剥離を起こすこ
と、作られた製品の落下強度が劣ること、接着剤を
使用するので食品衛生上問題ががあること等各種の難点
があった。
に上蓋)は、一般に両面に熱融着性樹脂を有するA〕箔
と、予め射出成形により作られた樹脂シートとを、接着
剤を用いて、後接着することにより得られていたが、こ
の方法では工定数が増え、コストアップになること
レトルト処理等の熱履歴により成形品が剥離を起こすこ
と、作られた製品の落下強度が劣ること、接着剤を
使用するので食品衛生上問題ががあること等各種の難点
があった。
すなわち、当該缶様容器(蓋)の上市にあっては、コス
トの面もさることながら、容器に飲料などの内容物を充
填後にレトルト処理が行われた場合、そのレトルト特性
が良いことや、製品が落下した場合それに耐え得るだけ
の強度をもつことや、缶内容物が食品である場合、食品
衛生上問題がないことなど、缶様容器を構成する蓋とし
て具備すべき事項が多々あり、さらに缶内容器の摂取、
取り出しなどのためには開缶(開口)が容易であること
が要求される。
トの面もさることながら、容器に飲料などの内容物を充
填後にレトルト処理が行われた場合、そのレトルト特性
が良いことや、製品が落下した場合それに耐え得るだけ
の強度をもつことや、缶内容物が食品である場合、食品
衛生上問題がないことなど、缶様容器を構成する蓋とし
て具備すべき事項が多々あり、さらに缶内容器の摂取、
取り出しなどのためには開缶(開口)が容易であること
が要求される。
本発明者らは、上記のごとき後接着による成形方法に代
えて、射出同時成形(一体成形)により蓋を得ることを
先に検討したが、成形工程中に多層基材5が動くため位
置ずれを生じ、多層基材5と射出樹脂層6とのインサー
ト精度に問題があった。すなわち、単に平板状の多層基
材5を成形金型のコアー型の形状に予め沿わせてセット
するなどの従来の一般的射出成形方法では、インサート
精度の低いものしか得られないため、所望の缶様容器蓋
をなかなか得ることができなかったのである。しかし、
上記のように、ストリッパープレート等のガイド部材1
7内に多層基材5を挿入固定する方法により、上記イン
サー成形における困難性を排除することに成功し、これ
によりレトルト特性が良好であるなどの上記した各弁要
件を備えた缶様容器蓋を得ることができた。
えて、射出同時成形(一体成形)により蓋を得ることを
先に検討したが、成形工程中に多層基材5が動くため位
置ずれを生じ、多層基材5と射出樹脂層6とのインサー
ト精度に問題があった。すなわち、単に平板状の多層基
材5を成形金型のコアー型の形状に予め沿わせてセット
するなどの従来の一般的射出成形方法では、インサート
精度の低いものしか得られないため、所望の缶様容器蓋
をなかなか得ることができなかったのである。しかし、
上記のように、ストリッパープレート等のガイド部材1
7内に多層基材5を挿入固定する方法により、上記イン
サー成形における困難性を排除することに成功し、これ
によりレトルト特性が良好であるなどの上記した各弁要
件を備えた缶様容器蓋を得ることができた。
本発明の缶様容器蓋1を上記のような方法により得るこ
とができるが、次のようにするとさらに良いことが判っ
た。これを第15図、第16図により説明する。
とができるが、次のようにするとさらに良いことが判っ
た。これを第15図、第16図により説明する。
第15図に示すような円盤状の多層基材5を、それぞれ
縦方向溝24および25が彫られた雄金型26と雌金型
27の間にセットし、雌金型27の中空部内に雄金型2
6を押入し、多層基材の余り部分を縦方向にリンクル2
8として吸収することにより実質的に多層基材5を延伸
することなくフランジ部29と胴壁部30と底部31と
を有するコンテナ様のプリフォームされた多層基材32
とする。
縦方向溝24および25が彫られた雄金型26と雌金型
27の間にセットし、雌金型27の中空部内に雄金型2
6を押入し、多層基材の余り部分を縦方向にリンクル2
8として吸収することにより実質的に多層基材5を延伸
することなくフランジ部29と胴壁部30と底部31と
を有するコンテナ様のプリフォームされた多層基材32
とする。
このプリフォームされた多層基材32を、射出成形金型
33内にセットし、溶融樹脂を射出する。
33内にセットし、溶融樹脂を射出する。
射出時に、当該多層基材32が射出成形の樹脂圧により
当該金型33に押し付けられ、当該リンクル28が平滑
化される。
当該金型33に押し付けられ、当該リンクル28が平滑
化される。
これにより、第12〜14図で示すフラットインサート
成形方法の場合に生ずる、多層基材の不規則な大きな皺
を防止し、当該缶様容器蓋1のフラップ部7を缶様容器
の胴部8へ高周波誘導加熱により溶着する場合、シーミ
ング不良が生じることを防止することができ、また、局
部的な加熱による多層基材5のガスバリヤー性基材(A
l箔)2の切断を防止でき、さららに、実質的に延伸す
ることなくプリフォームするので、薄肉Al箔が使用で
き、得られた成形品における当該Al箔も均一な厚みと
なるなどの利点を奏することができる。
成形方法の場合に生ずる、多層基材の不規則な大きな皺
を防止し、当該缶様容器蓋1のフラップ部7を缶様容器
の胴部8へ高周波誘導加熱により溶着する場合、シーミ
ング不良が生じることを防止することができ、また、局
部的な加熱による多層基材5のガスバリヤー性基材(A
l箔)2の切断を防止でき、さららに、実質的に延伸す
ることなくプリフォームするので、薄肉Al箔が使用で
き、得られた成形品における当該Al箔も均一な厚みと
なるなどの利点を奏することができる。
この場合、雄金型26と雌金型27の両方に、溝(2
4)、(25)を設けずに、平滑な表面として同様にプ
リフォームしてもよい。
4)、(25)を設けずに、平滑な表面として同様にプ
リフォームしてもよい。
この方法でもフラットインサート成形における不規則な
大きな皺の発生を防止するなどの効果を奏することがで
きる。
大きな皺の発生を防止するなどの効果を奏することがで
きる。
本発明に使用されるガスバリヤー性基材2の例として
は、金属箔の他、下記のシート、フイルムなどが挙げら
れる。
は、金属箔の他、下記のシート、フイルムなどが挙げら
れる。
金属箔の代表例としてはアルミ箔がが挙げられ、本発明
は、特に、このアルミ箔をガスバリヤー性基材2として
成る缶様容器蓋に係るものである。その他のガスバリヤ
ー性基材2の例としては、エチレン酢酸ビニル共重合体
のけん化物、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリア
クリロニトリル等のシート、フィルム等が挙げられる。
は、特に、このアルミ箔をガスバリヤー性基材2として
成る缶様容器蓋に係るものである。その他のガスバリヤ
ー性基材2の例としては、エチレン酢酸ビニル共重合体
のけん化物、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリア
クリロニトリル等のシート、フィルム等が挙げられる。
本発明に係る缶様容器蓋1は、前述のように、このガス
バリヤー性基材2を有する多層基材5を切断し開口する
ようになっており、その易開封性や、製品とした場合の
落下強度、破缶強度、成形時の破断強度との関連などか
ら、当該アルミ箔などのガスバリヤー性基材2の厚みは
50μ以下、好ましくは9〜30μであることが望まし
い。
バリヤー性基材2を有する多層基材5を切断し開口する
ようになっており、その易開封性や、製品とした場合の
落下強度、破缶強度、成形時の破断強度との関連などか
ら、当該アルミ箔などのガスバリヤー性基材2の厚みは
50μ以下、好ましくは9〜30μであることが望まし
い。
また、このような厚みとすることにより、完全焼却が可
能と成り、また、焼却カロリーも5000〜6000k
cal/kgに低下させ、空缶処理の問題に対処でき
る。
能と成り、また、焼却カロリーも5000〜6000k
cal/kgに低下させ、空缶処理の問題に対処でき
る。
多層基材5は、このガスバリヤー性基材2の両面に熱溶
融可能な樹脂層(以下第1の樹脂層という)3,4を有
することが好ましい。
融可能な樹脂層(以下第1の樹脂層という)3,4を有
することが好ましい。
本発明に係る缶様容器蓋は、前助述のように缶様容器の
胴部8に取付けられ、この胴部8も同様の樹脂層表面を
有するようなものが使用される。
胴部8に取付けられ、この胴部8も同様の樹脂層表面を
有するようなものが使用される。
胴部8に対する取付側にあたる蓋の第11の樹脂層を内
層4とし、一方、当該多層基材5上に射出成形などによ
り積層される樹脂層(以下第2の樹脂層という)とと熱
融着される側の第1の樹脂層を外層3とすると、本発明
に係る多層基材5としては、上記実施に示すように、内
外層3,4が形成されていることが好ましい。この外層
3の存在により、上記第2の樹脂層との熱融着が容易と
なり、第2の樹脂層が剥離しにくい蓋を形成することが
できる。もつとも、外層3を省略することもできる。
層4とし、一方、当該多層基材5上に射出成形などによ
り積層される樹脂層(以下第2の樹脂層という)とと熱
融着される側の第1の樹脂層を外層3とすると、本発明
に係る多層基材5としては、上記実施に示すように、内
外層3,4が形成されていることが好ましい。この外層
3の存在により、上記第2の樹脂層との熱融着が容易と
なり、第2の樹脂層が剥離しにくい蓋を形成することが
できる。もつとも、外層3を省略することもできる。
上記第1の樹脂層3,4を構成する樹脂としては、熱に
より溶融する樹脂、代表的には熱可塑性樹脂が使用され
る。
より溶融する樹脂、代表的には熱可塑性樹脂が使用され
る。
内外層3,4とも同一の樹脂により構成されていてもよ
いし、異なった樹脂により構成されていてもよい。
いし、異なった樹脂により構成されていてもよい。
第1の樹脂層3,4をガスバリヤー性基材2に積層する
場合、接着剤あるいはフィルム状のホットメルト接着剤
などの接着剤樹脂層を介して又は介さずに成形すること
ができる。
場合、接着剤あるいはフィルム状のホットメルト接着剤
などの接着剤樹脂層を介して又は介さずに成形すること
ができる。
第1の樹脂層3,4の厚みは、前述のガスバリヤー性基
材2と同様の理由から片面で100μ以下であることが
好ましい。
材2と同様の理由から片面で100μ以下であることが
好ましい。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによ
って得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。
って得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。
(1)薄層のため、他物が衝突した時等に損傷を受け易
いスコアー部を保護することができる。
いスコアー部を保護することができる。
(2)開口性が良好であり、把手部を引き起こし、その
まま押すだけの力でで開口することができる。
まま押すだけの力でで開口することができる。
従来は引張り上げる力が必要とされたが、本発明ではむ
しろ押す力により容易に開口できる。
しろ押す力により容易に開口できる。
このため、従来よりも小さな力で開口でき、しかも従来
のプラスチックを用いた蓋では、内容物が熱い場合は開
口しにくかったのに対し、このような場合でも容易に開
口が可能である。
のプラスチックを用いた蓋では、内容物が熱い場合は開
口しにくかったのに対し、このような場合でも容易に開
口が可能である。
(3)高温処理であるレトルト処理が可能であり、食品
衛生性にも優れている。
衛生性にも優れている。
(4)ガスバリヤー性があり、しかも、バリヤー材とし
てアルムミを用いても薄膜でよいため、焼却性もあり、
低公害で経済的でもある。
てアルムミを用いても薄膜でよいため、焼却性もあり、
低公害で経済的でもある。
第1図は本発明の実施例を説明する要部説明図、第2図
は本発明の実施例を説明する要部説明図、第3図は本発
明の実施例を示す容器蓋の把手部取付前平面図、第4図
は第3図B−B線拡大断面図、第5図は第3図に示す蓋
に把手部を取付けてなる平面図、第6図は第5図C−C
線拡大断面図、第7図は本発明の他の実施例を示す容器
蓋の平面図、第8図は第7図D−D線拡大断面図、第9
図は蓋開口後平面図、第10図は同E−E線断面図、第
11図は缶様容器の一例斜線図、第12図〜第16図は
それぞれ蓋成形工程の説明図、第17図は従来例を示す
平面図、第18図は第17図A−A線断面図である。 図において、 1‥‥‥蓋体、 2‥‥‥ガスバリヤー性基材、 3‥‥‥熱蓉融可能な樹脂層 4‥‥‥熱溶融可能な樹脂層 5‥‥‥多層基材 6‥‥‥スコアー外方側パネル部 7‥‥‥フラップ部 8‥‥‥胴部 9‥‥‥パネル部 10‥‥‥スコアー部、 10’‥‥‥外周端縁 13‥‥‥把手部 15‥‥‥開口部 45‥‥‥ヒンジ部 46‥‥‥突起部
は本発明の実施例を説明する要部説明図、第3図は本発
明の実施例を示す容器蓋の把手部取付前平面図、第4図
は第3図B−B線拡大断面図、第5図は第3図に示す蓋
に把手部を取付けてなる平面図、第6図は第5図C−C
線拡大断面図、第7図は本発明の他の実施例を示す容器
蓋の平面図、第8図は第7図D−D線拡大断面図、第9
図は蓋開口後平面図、第10図は同E−E線断面図、第
11図は缶様容器の一例斜線図、第12図〜第16図は
それぞれ蓋成形工程の説明図、第17図は従来例を示す
平面図、第18図は第17図A−A線断面図である。 図において、 1‥‥‥蓋体、 2‥‥‥ガスバリヤー性基材、 3‥‥‥熱蓉融可能な樹脂層 4‥‥‥熱溶融可能な樹脂層 5‥‥‥多層基材 6‥‥‥スコアー外方側パネル部 7‥‥‥フラップ部 8‥‥‥胴部 9‥‥‥パネル部 10‥‥‥スコアー部、 10’‥‥‥外周端縁 13‥‥‥把手部 15‥‥‥開口部 45‥‥‥ヒンジ部 46‥‥‥突起部
Claims (1)
- 【請求項1】缶様容器の胴部と熱接合され、かつ、前記
胴部へ取付ける周縁のフラップ部と該フラップ部内方側
のパネル部とから成る蓋体であって、少なくとも該胴部
側の面に熱溶融接合可能な樹脂を積層したガスバリヤー
性基材の胴部側でない面上に、少なくとも開缶のための
閉環状スコアー部を除いて、射出成形により熱可塑性樹
脂または熱可塑性樹脂組成物より成る層(以下射出樹脂
層という)を積層して成り、前記パネル部における前記
閉環状スコアー部の内周端縁により包囲された開口部内
のフラップ部に近く位置する前記射出樹脂層より成る把
手部取付部に開缶のための樹脂製把手部を取着し、該把
手部の先端部を前記スコアー部の外周端縁内に位置さ
せ、該先端部以外は当該スコアー部を可及的に広く覆う
外形とすることを特徴とする缶様容器蓋体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61239054A JPH068135B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 缶様容器蓋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61239054A JPH068135B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 缶様容器蓋体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6396035A JPS6396035A (ja) | 1988-04-26 |
| JPH068135B2 true JPH068135B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=17039185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61239054A Expired - Fee Related JPH068135B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 缶様容器蓋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068135B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01308743A (ja) * | 1988-05-30 | 1989-12-13 | Showa Denko Kk | 缶容器蓋 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5931542U (ja) * | 1982-08-24 | 1984-02-27 | 山水電気株式会社 | 車輌用オ−デイオボ−ド取付装置 |
| JPS6023154A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-02-05 | 昭和電工株式会社 | 易開封性容器蓋 |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP61239054A patent/JPH068135B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6396035A (ja) | 1988-04-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |