JPH0681753U - スタンプ装置 - Google Patents

スタンプ装置

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JPH0681753U
JPH0681753U JP2256493U JP2256493U JPH0681753U JP H0681753 U JPH0681753 U JP H0681753U JP 2256493 U JP2256493 U JP 2256493U JP 2256493 U JP2256493 U JP 2256493U JP H0681753 U JPH0681753 U JP H0681753U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製版装置への孔版印刷用原板の挿入が正しく
ない場合には製版動作を行わないようにするスタンプ装
置を提供する。 【構成】 孔版印刷用原板1はガイドレール8a,8b
の特定の位置に凹部20a,20b,20cが設けられ
ており、製版時にスタンプ装置は原板検出スイッチ19
のレバーがオン状態を検出した時のみ製版動作を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、小型携帯用の孔版印刷のスタンプ装置に関し、さらに詳しくは、イ ンクを含浸した孔版印刷用原板が正しくスタンプ装置に装着される方法に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、孔版印刷のスタンプ装置に用いられる孔版印刷用原板として、例えば実 願平4−35338号の願書に添付された明細書及び図面において提案されてい るものを図6に示す。
【0003】 この孔版印刷用原板101は、大きく分けて、感熱性孔版原紙102と、イン クが含浸されたインク含浸体104を取り囲むように配置された枠体103と、 インク不透過性の基材であるフィルム105から構成され、枠体103と感熱性 孔版原紙102、フィルム105は接着材で接着されている。
【0004】 上記の如く構成された孔版印刷用原板101は図7に示すように、感熱性孔版 原紙102とサーマルヘッド114とが互いに向き合うようにプラテン113に 所定圧力にて押圧され、サーマルヘッド114を駆動させる。さらに、サーマル ヘッド114と同期して従動ローラ112を所定圧力にて駆動ローラ111に枠 体103を押しつけて前記駆動ローラ111が回転して孔版印刷用原板101を 搬送する。
【0005】 そして図8に示すように、穿孔画像が形成された孔版印刷用原板101はスタ ンプ部材120に装着されて用紙130に捺印が行なわれる。
【0006】 スタンプ部材120は主に、取手121、押圧部材122、板バネ123から 構成されている。
【0007】 板バネ123は、孔版印刷用原板101に設けられた4ヶ所の溝109にそれ ぞれ係合する位置に配置されており、図示しない機構によって矢印方向に回動可 能であり、孔版印刷用原板101の着脱が可能となっている。
【0008】 押圧部材122は、捺印時の押圧力が孔版印刷用原板101の印面に均一に加 わるように、ウレタンスポンジ等の弾性体にて構成されている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の孔版印刷用原板101では以下のような問題点を生ずる 虞がある。
【0010】 孔版印刷用原板101は前後方向に対称ではないため、製版装置に挿入する方 向に方向性があり前後の挿入方向を反対に挿入すると製版位置がずれて、所望と している印面が正確に捺印できず、端が切れたり、かすれたりする。
【0011】 更に、孔版印刷用原板101は上下方向にも対称に近い形状であり、上下反対 に製版装置に挿入されてしまう場合も有り得る。この場合には、感熱性孔版原紙 102ではなく、フィルム105に製版処理が施されるが、フィルム105の厚 みが厚いため、穿孔されない。
【0012】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、孔版印刷用 原板を前後、または上下逆に製版装置に挿入しても、スタンプ装置が製版動作を 行うことなく、孔版印刷用原板を無駄にしたり、意味のない製版動作をすること のないスタンプ装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案のスタンプ装置は、熱可塑性フィルムと多孔 性支持体とを接着してなる感熱性孔版原紙と、前記感熱性孔版原紙の多孔性支持 体側に配置され、インクを含浸された含浸体と、その含浸体を取り囲むような開 口部を有した枠体と、インク不透過性の基材とを順次積層してなり、前記枠体の 長手方向両側に設けられたレール状の突出部材の特定位置に凹部を設けた孔版印 刷用原板と、任意の図や文字列を入力する入力手段と、前記入力手段から入力さ れた図や文字列を記憶する記憶手段と、前記孔版印刷用原板をドット状に穿孔す る穿孔手段と、前記孔版印刷用原板を搬送する搬送手段とを備え、前記穿孔され た孔版印刷用原板を、スタンプ台に装着し、押圧する事により、記録紙の被転写 面に転写して像をスタンプするスタンプ装置であって、前記孔版印刷用原板の、 スタンプ装置への挿入時に前記凹部の有無を検出し、製版動作の起動を制御する 制御手段を備えた。
【0014】
【作用】
上記の構成を有する本考案のスタンプ装置は、熱可塑性フィルムと多孔性支持 体とを接着してなる感熱性孔版原紙と、前記感熱性孔版原紙の多孔性支持体側に 配置され、インクを含浸された含浸体と、その含浸体を取り囲むような開口部を 有した枠体と、インク不透過性の基材とを順次積層し、前記枠体の長手方向両側 に設けられたレール状の突出部材の特定位置に凹部を設けた、孔版印刷用原板を 用いて、まず入力手段によって任意の図や文字列が入力され記憶手段に記憶され る。つぎに、搬送手段によって搬送されてきた孔版印刷用原板は、穿孔手段によ りドット状に穿孔され、所望の図や文字列のパターンがスタンプ像として形成さ れる。さらに、その孔版印刷用原板を、別体のスタンプ台に装着し、押圧するこ とにより、記録紙の被転写面に転写される。そして制御手段が前記孔版印刷用原 板の挿入時に前記孔版印刷用原板の凹部の有無を検出し、製版動作の起動を制御 する。
【0015】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。
【0016】 まず、図1に本実施例の孔版印刷用原板(以下単に原板と称す)1の分解斜視 図を、図2に原板1の後述するフィルム5側から見た平面図を示す。原板1は大 きく分けると、感熱性孔版原紙2と、インクが含浸された多孔性支持体である不 織布4と、その不織布4を取り囲むような開口部を有する枠体3と、インク不透 過性の基材であるフィルム5から構成されており、感熱性孔版原紙2及びフィル ム5は図示しない接着層により枠体3に接着されている。
【0017】 枠体3には長手方向両側に、印面である感熱性孔版原紙2面側に突出して一対 のレール7bが設けられ、更にフィルム5側に突出して一対のレール7aが、そ してレール7a、7bに対し垂直方向にガイドレール8a及びその反対側にガイ ドレール8bが突出して設けられている。レール7bは、感熱性孔版原紙2の印 面よりも突出するのに十分な高さを有している。またレール7aには、従来例に 示したようにスタンプ部材と原板1を係合し、装着するための溝9が設けられて いると共に、突起部10が設けられている。更にガイドレール8aには凹部20 cが設けられ、ガイドレール8bには凹部20a,20bが形成されている。レ ール7a,7b、ガイドレール8a,8bの端部は、後述の製版装置44に原板 1が挿入し易いように、テーパ状に形成されている。
【0018】 次に原板1に製版を施すための製版装置44について図3を参照して説明する 。尚、図3においては製版装置44の主要部のみを図示し、その他の部分につい ては図示及び説明を省略する。
【0019】 この製版装置44の主要部は、主に一対の駆動ローラ11及び従動ローラ12 、プラテンローラ13、サーマルヘッド14、ゲート15、板バネ16、固定サ イドガイド17、可動サイドガイド18、原板検出スイッチ19から構成されて いる。
【0020】 従動ローラ12及びサーマルヘッド14は図示しない機構と駆動源によって原 板1の枠体3に設けられたレール7b及び感熱性孔版原紙2の印面にそれぞれ当 接する位置にくるように配置されている。また、プラテンローラ13は原板1の レール7aの間に配置され、その真下に相当する原板1の印面にサーマルヘッド 14が押圧されるように構成されている。
【0021】 原板1の先端側が当接するように配置されたゲート15は図示しない駆動源に て開閉自在に構成されている。また、可動サイドガイド18、固定サイドガイド 17はそれぞれ原板1のガイドレール8b,8aに当接するように構成されてお り、可動サイドガイド18は所定力にて常に原板1を固定サイドガイド17の方 向へ付勢している。
【0022】 また、原板検出スイッチ19は原板1が正しくスタンプ装置に挿入されるとガ イドレール8aが原板検出スイッチ19のレバーを押すように構成されている。
【0023】 本実施例のスタンプ装置は、図4に示すように入力装置41、表示装置42、 制御装置43、製版装置44、記憶装置45、検出装置46とから構成されてい る。
【0024】 入力装置41はキーボードを用いた、文字及びファンクション入力を行うため のものである。表示装置42は液晶表示装置を用いたもので、入力装置41から のキー入力に従って、文字を表示したり装置の動作状態を表示したりするもので ある。制御装置43はスタンプ装置全体の制御を司るCPU及び周辺装置につな がるインターフェース部分である。製版装置44は前述した製版機構部である。 記憶装置45はCPUの動作命令を書き込んだROM及びデータを記憶するRA Mを備えている。検出装置46は前述した原板検出スイッチ19及び図示しない 他の検出器の入力処理を行う部分である。
【0025】 次に上記構成を有する本実施例のスタンプ装置の動作について説明する。
【0026】 まず製版時は、初期状態では従動ローラ12及びサーマルヘッド14は図示し ない駆動源によって下方に解放された状態であり、ゲート15は図3に示す位置 に配置されている。この状態にて原板1を挿入すると、原板1のガイドレール8 bが可動サイドガイド18によって所定力にて押され、原板1はガイドレール8 aが固定サイドガイド17に当接する位置まで押し付けられる。
【0027】 そして製版装置44の両サイドガイドに案内された原板1は、ゲート15に当 たる位置まで挿入される。原板1がゲート15に当たると同時に、原板1に設け られた突起部10が製版装置44側に設けられている板バネ16を乗り越えるた め、使用者に原板1の挿入終了をそのクリック感にて伝えることができる。この 状態にて原板1のガイドレール8aは固定サイドガイド17に設けられた穴部か ら突出した原板検出スイッチ19のレバーを押し、前記原板検出スイッチ19は オンの状態となる。
【0028】 次に、図示しない製版キーを押すことで製版動作が開始される。製版キーが押 下されると、制御装置43はまず最初に検出装置46から原板検出スイッチ19 がオン状態であることを確認する。もし前記原板検出スイッチ19がオンの状態 でなければ原板1が挿入されていない状態か、挿入状態が異常と判断し製版動作 を行わず、表示装置42に原板1挿入の異常を表示する。
【0029】 また、原板検出スイッチ19がオンならば、図示しない駆動源によりゲート1 5が下方に降下されると同時に、従動ローラ12、サーマルヘッド14がそれぞ れ原板1のレール7bと印面に所定圧力にて押圧され、図5に示す状態になる。
【0030】 その後、駆動ローラ11が矢印方向に駆動され回転しサーマルヘッド14に所 望の画像に対応した信号に基ずき通電することで、原板1は搬送されながらその 感熱性孔版原紙2面に穿孔される。
【0031】 前記穿孔が終了すると、サーマルヘッド14及び従動ローラ12は図示しない 駆動源によって原板1から引き離されて一連の製版動作が終了する。
【0032】 最後に、図8の従来例で示したように原板1をスタンプ部材120に取り付け て捺印可能となる。
【0033】 ここで、もし原板1が製版装置44に前後逆に挿入された場合の製版動作の処 理について説明する。
【0034】 前後逆に原板1が製版装置44に挿入された状態では、図3に示した正しい挿 入状態に対して、原板検出スイッチ19のレバーが、原板1に設けられた凹部2 0bに相対し、前記レバーは押されず原板検出スイッチ19はオフの状態となる 。
【0035】 このオフ状態によって、前述したように製版動作は行わず、挿入状態が異常と 判断し、表示装置42に原板1挿入の異常を表示する。
【0036】 同様に、原板1を上下逆に製版装置44に挿入した場合には、原板1に設けら れた凹部20aが原板検出スイッチ19のレバーに相対する。また前後上下とも に逆に挿入された場合にも原板1に設けられた凹部20cが原板検出スイッチ1 9のレバーに相対する。いずれの場合も前記原板検出スイッチ19の検出状態は オフであり製版処理は行われない。
【0037】 以上、詳述したことから明らかなように、本実施例の原板1およびスタンプ装 置を用いることで、原板1を前後、または上下逆に製版装置に挿入しても、スタ ンプ装置が製版動作を行うことなく、前記原板1を無駄にしたり、意味のない製 版動作をすることがない。
【0038】 尚、本考案は以上詳述した実施例に限定されることなくその趣旨を逸脱しない 範囲で種々の変更が可能である。
【0039】
【考案の効果】 以上説明したことから明かなように、本考案の孔版印刷用原板およびスタンプ 装置を用いることで、孔版印刷用原板を前後、または上下逆に製版装置に挿入し ても、スタンプ装置が製版動作を行うことなく、前記孔版印刷用原板を無駄にし たり、意味のない製版動作をすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の孔版印刷用原板の分解斜視図であ
る。
【図2】本実施例の孔版印刷用原板のフィルム側からの
平面図である。
【図3】本実施例の製版装置の主要部の斜視図である。
【図4】本実施例のスタンプ装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】本実施例の孔版印刷用原板にサーマルヘッド及
び従動ローラを押圧した際の断面図である。
【図6】従来例の孔版印刷用原板の分解斜視図である。
【図7】従来例の製版装置の主要部の斜視図である。
【図8】孔版印刷用原板をスタンプ部材に装着した状態
の断面図である。
【符号の説明】
1 孔版印刷用原板 2 感熱性孔版原板 3 枠体 4 不織布 5 フィルム 14 サーマルヘッド 19 原板検出スイッチ 20a 凹部 20b 凹部 20c 凹部 43 制御装置 44 製版装置 46 検出装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性フィルムと多孔性支持体とを接
    着してなる感熱性孔版原紙と、前記感熱性孔版原紙の多
    孔性支持体側に配置され、インクを含浸された含浸体
    と、その含浸体を取り囲むような開口部を有した枠体
    と、インク不透過性の基材とを順次積層してなり、前記
    枠体の長手方向両側に設けられたレール状の突出部材の
    特定位置に凹部を設けた孔版印刷用原板と、 任意の図や文字列を入力する入力手段と、 前記入力手段から入力された図や文字列を記憶する記憶
    手段と、 前記孔版印刷用原板をドット状に穿孔する穿孔手段と、 前記孔版印刷用原板を搬送する搬送手段とを備え、前記
    穿孔された孔版印刷用原板を、スタンプ台に装着し、押
    圧する事により、記録紙の被転写面に転写して像をスタ
    ンプするスタンプ装置において、 前記孔版印刷用原板の、スタンプ装置への挿入時に前記
    凹部の有無を検出し、製版動作の起動を制御する制御手
    段を備えたことを特徴とするスタンプ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09174987A (ja) * 1995-12-28 1997-07-08 Seiko Epson Corp 印刷方法及びその装置
JPH11277860A (ja) * 1998-03-31 1999-10-12 Brother Ind Ltd スタンプユニット
CN100379555C (zh) * 1995-12-28 2008-04-09 精工爱普生株式会社 印刷方法及其装置
JP2016117289A (ja) * 2016-02-26 2016-06-30 カシオ計算機株式会社 印面製版装置、印面材寸法検出方法、媒体ホルダおよび媒体ホルダ製造方法

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