JPH0682833B2 - サイリスタの製造方法 - Google Patents

サイリスタの製造方法

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JPH0682833B2
JPH0682833B2 JP60022940A JP2294085A JPH0682833B2 JP H0682833 B2 JPH0682833 B2 JP H0682833B2 JP 60022940 A JP60022940 A JP 60022940A JP 2294085 A JP2294085 A JP 2294085A JP H0682833 B2 JPH0682833 B2 JP H0682833B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、GTO(ゲート・ターンオフ・サイリスタ)な
どのサイリスタの製造方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般にGTOは、ゲート電極に正または負のバイアスを印
加することによりターンオン及びターンオフを可能にす
るため、転流回路が不要であり、またスイッチング時間
が短いので高周波で動作できる、といった利点を有す
る。一方GTOは、ターンオフ時の電力損失が一定の値に
達すると熱破壊を起こすため、流し得るアノード電流に
限界があり、その値は高々2000Å程度であって通常のサ
イリスタと比べて電流容量を大きくすることができな
い、という欠点がある。その原因は、GTOをターンオフ
する際に局所的に電流集中が生じることにある。こよう
な現象を緩和するために通常、マルチ・エミッタ構造即
ちカソード領域を分割して複数の小さなGTO(GTOエレメ
ントと呼ぶ)を並列接続した構造とすることが行われ
る。これにより電流集中箇所が分散されるため、ある程
度電流容量を増大することができる。
しかし以上のような改善を行っても、各GTOエレメント
において上記した電流集中が生じるので、本質的な問題
解決にはならない。ターンオフ時に各GTOエレメント間
のアノード電流のバランスが崩れ、ターンオフ過程の最
終時では一個ないし数個のGTOエレメントに電流集中が
起り、これらが破壊してしまうのである。この原因の一
つは、現在のプロセス技術では直径40mm以上のウェーハ
全面に均一な拡散を施し、かつ一様なライフタイムを実
現することが困難なためである。第2の原因は、各GTO
エレメントのターンオフ破壊耐量が十分でないためであ
る。
この問題を解決するため従来、GTOのpベース層のシー
ト抵抗を小さくし、nエミッタ層とpベース層の間の接
合耐圧を大きくすることが提案されている(特開昭53−
110386号公報)。また、pベース層を低抵抗の均一不純
物濃度層とするためにこれをエピタキシャル法で形成す
ることも提案されている(特開昭52−102687号公報)。
ところで、pベース層のシート抵抗を十分小さくするた
めには、その幅30μm程度以上にする必要がある。ま
た、pベース層に拡散形成するnエミッタ層の幅は注入
効率を十分なものとするためには20μm程度以上を必要
とする。そうすると、pベース層をエピタキシャル法で
形成するためにはエピタキシャル成長層として50μm以
上の厚さを必要とすることになる。ところがエピタキシ
ャル成長は1300℃程度の高温で行うため、この工程で基
板のnベース層に欠陥が形成され、これがライフタイム
の低下をもたらし、GTOのオン電圧上昇をもたらす。ま
た40μm以上のエピタキシャル成長層を形成すると、成
長層内にも多数の欠陥が発生するため、pベース層のラ
イフタイムも低下し、これもGTOのオン電圧上昇の原因
となる。
〔発明の目的〕
本発明は上記した点に鑑みなされたもので、ライフタイ
ムが十分高く、ターンオフ破壊耐量の高いサイリスタを
エピタキシャル法を用いることなく製造する方法を提供
することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、サイリスタを構成するためのpnpnウェーハ
を、二枚の半導体基板の直接接着技術により構成する。
表面が鏡面研磨された第1導電型ベース層の一部となる
不純物層を有する第1の半導体基板と、表面が鏡面研磨
された第1導電型ベース層の残部となる不純物層を有す
る第2の半導体基板とを、実質的に異物の介在しない状
態で清浄な雰囲気下で研磨面同士を密着させて接合して
接合基板を形成し、次いで加圧することなく200℃以上
の熱処理を前記接合基板に施してその接合強度を高く
し、次いでこの接合基板を用いてpnpnウェーハを形成す
ることを特徴とするサイリスタの製造方法。
〔発明の効果〕
本発明によれば、低抵抗ベース層をエピタキシャル法で
厚く形成する場合のように長時間の高温熱工程を用いる
ことなく、容易にpnpnウェーハを得ることができる。そ
して本発明によれば、pベース層,nベース層のライフタ
イムを十分大きいものとすることができるため、オン電
圧が低く、ターンオフ破壊耐量の高いGTOなどのサイリ
スタを実現することができる。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図(a)〜(d)は一実施例のGTO製造工程を示
す。第1図(a)に示すように、高抵抗nベース層とな
るn-型Si基板11(第1の半導体基板)の表面にpベース
層の一部となるp型層12を形成したものと、低抵抗pベ
ース層の残部となるp型Si基板13(第2の半導体基板)
を用意する。p型Si基板13の不純物濃度は1017〜1018
cm3程度とする。これらの基板の互いに接着すべき表面
は表面粗さ500Å以下に鏡面研磨されている。n-型Si基
板11の表面に形成されたp型層12は、ボロンまたはガリ
ウムなどを拡散して得られたもので、拡散幅10〜30μ
m、表面濃度1018/cm3以上とすることが望ましい。そ
してこれらの基板は、表面状態によってはH2O2+H2SO4
→HF→稀HFによる前処理工程で、脱脂及びステインフィ
ルム除去を行う。次に各基板を清浄な水で数分程度水洗
し、室温でスピンナ乾燥する。この工程は基板の鏡面に
吸着していると思われる水分はそのまま残し、過剰な水
分を除去するもので、吸着水分の殆どが揮散する100℃
以上の加熱乾燥は避ける。
このような処理を経た基板11,13を、例えばクラス1以
下の清浄な雰囲気下に設置しそれぞれの鏡面研磨面に異
物が介在しない状態で、第1図(b)に示すように研磨
面同士を接触させる。そして密着した基板を2000℃以
上、好ましくは1000〜1200℃で熱処理して接合強度を高
めた接合基板を得る。接合界面14は良好なオーミック接
合特性を示す。
なお、n-型Si基板11の厚さは高抵抗nベース層の厚さに
より決まるので、例えば耐圧4.5kV素子では700〜800μ
m程度とする。またp型Si基板13の厚さは、上記接合作
業の容易さを考慮して300μm程度以上とする。
このようにして形成した接合基板のp型基板13側を研磨
してp型層厚みを50μm程度に設定し、その後第1図
(c)に示すように、このp型基板13側にリンなどを拡
散して20μm程度のnエミッタ層15を形成し、またn-
Si基板11の裏面にpエミッタ層16を形成する。なおこの
pエミッタ層16は基板接合前に形成してもよい。これに
より、サイリスタの基本構成となるpnpnウェーハが得ら
れる。
この後、公知の方法で第1図(d)に示すようにエッチ
ングを行ってnエミッタ層を複数個に分割し、カソード
電極17,ゲート電極18,アノード電極19,保護膜20等を形
成してGTOが完成する。
第2図は、この実施例によるGTOの不純物濃度分布を示
す。
本実施例によるGTOは従来のものに比べてターンオフ破
壊耐量(ターンオフし得る最大アノード電流)が高く、
オン電圧が低いことが特徴である。実際に阻止電圧4.5k
VのGTOを試作して従来のものと特性比較を行った。その
結果を次に説明する。
第3図は最大ターンオフ電流を比較して示す。図の
(A)が本実施例によるGTOであり、(B)が従来のGT
O、即ちpベース層を拡散により形成したものである。
よく知られているように最大ターンオフ電流は、pベー
ス層のシート抵抗に逆比例する。従来例(B)において
は、pベース層幅を大きくしてもそのシート抵抗は容易
に低下しない。その理由は、拡散による不純物濃度分布
がほぼ補誤差函数で表わされるためである。これに対し
て本実施例法によるものは、pベース層の幅の増加がそ
のシート抵抗と逆比例するため、容易に最大ターンオフ
電流を増大させることができるのである。即ち本実施例
においてpベース層幅を40μmとし、そのうちn-型Si基
板11側に拡散により形成されるp型層12を20μmとし、
かつp型基板13の濃度を5×1015/cm3としたとき、p
ベース層の総電荷量は1×1015/cm2となり、pベース
層シート抵抗は約20Ω/□となる。このとき第3図に示
すように最大ターンオフ電流は約4000Aとなる。ところ
が従来例(B)では、pベース層幅55μmの時そのシー
ト抵抗が約50Ω/□となり、最大ターンオフ電流は約25
00Aとなってしまうのである。
次に電流密度100A/cm2のときのオン電圧の比較結果を第
4図に示す。オン電圧はpベース層幅と不純物濃度及び
ライフタイムに依存することはよく知られている。図に
示すようにpベース層幅の増大に伴いオン電圧が増大す
るが、本実施例(A)は従来例(B)よりpベース層内
部での注入電子のドリフト効果が少ないため、若干大き
くなっているものと考えられる。4.5kVのGTOで上述した
pベース幅において本実施例では最大ターンオフ電流40
00A,オン電圧1.5Vが得られるのに対し、pベース幅55μ
mの従来例では最大ターンオフ電流2500A,オン電圧2.5V
となっている。このように本実施例により、最大ターン
オフ電流の顕著な増大とオン電圧の低減が図られる。
また前述したエピタキシャル成長法によりpベース層を
形成する従来法では、厚いpベース層を形成するとオン
電圧が増大してしまう。例えばpベース層幅30μm程度
でオン電圧約2.0Vである。本実施例のものはこれより明
らかに優れている。
第5図(a)〜(c)は別の実施例のGTO製造工程を示
す。第5図(a)に示すように、表面が鏡面研磨された
高抵抗nベース層となるn-型Si基板(第1の半導体基
板)21の研磨面にpベース層の一部となるp型層22が形
成されたものと、同じく表面が鏡面研磨され、その研磨
面にpベース層の残部となるp型層24が拡散形成された
p-型Si基板23(第2の半導体基板)を用意する。これら
の基板に先の実施例と同様の清浄化処理を施した後、第
3図(b)に示すように先の実施例と同様の条件で研磨
面同士を密着して一体化する。p-型Si基板23はp型層24
より高抵抗であればよく、またn型であってもよい。そ
してp-型基板23側を所定厚みになるように研磨して、第
3図(c)に示すように不純物拡散によりnエミッタ層
26及びpエミッタ層27を形成する。pエミッタ層27を基
板接合前に形成してもよいことは先の実施例と同様であ
る。こうして得られたpnpnウェーハを用いて先の実施例
と同様にGTOを形成する。
第6図は、この実施例により得られたGTOの不純物濃度
分布を示している。この実施例によっても先の実施例と
同様の効果が得られる。第6図からも明らかなように、
この実施例では、pベース層のシート抵抗が接着界面25
の両側への拡散層により制御されるため、pベース層の
シート抵抗の制御性が先に実施例より向上する。
上記実施例では、接合界面25の両側で不純物濃度が異な
るようにしたが、第7図に示すように接着界面25の両側
で不純物濃度が等しくなるようにしてもよい。これはp
ベース層のシート抵抗低減のために双方のp型層を利用
する場合に有効である。第8図は、p型層22と24の不純
物濃度の大小関係を第6図とは逆にした実施例である。
これは、主としてnベース層側のp型層22でpベース層
のシート抵抗低減を図る構造である。このようにすれ
ば、nエミッタ層からの電子の注入効率を低減させてい
る主原因である高濃度不純物ドープ効果を小さくするこ
とが容易にできる。これによりオン電圧をより小さくす
ることができる。このときのpベース層の高不純物濃度
層部分は例えば、1015〜1016/cm3のイオン注入に引続
き1000〜1200℃で10〜50時間の熱拡散を行うことにより
形成することができる。
第9図は、第8図の実施例と同様の目的で同様の不純物
濃度分布を第1図の実施例の方法で実現した場合の不純
物濃度分布を示している。
以上の実施例はpベース層内で面内の不純物濃度分布が
均一の場合であるが、本発明はpベース層内に面内分布
を持たせる場合にも有効である。
第10図(a)〜(c)はそのような実施例によるGTO製
造工程を示す。第10図(a)に示すように、表面が鏡面
研磨された高抵抗nベース層となるn-型Si基板(第1の
半導体基板)31の研磨面にpベース層の一部となるp型
層32を全面形成し、更にその表面のゲート領域に高濃度
のp+型層33を選択的に形成したものと、同じく表面が鏡
面研磨されpベース層の残部となる比較的低濃度のp-
Si基板(第2の半導体基板)34の研磨面のゲート領域に
高濃度のp+型層35を選択的に形成したものとを用意す
る。これらの基板を上記各実施例と同様にして接着し
て、第10図(b)に示すように、所定の厚み制御を行っ
た後、nエミッタ層37及びpエミッタ層38を形成する。
pエミッタ層38は基板接合前に形成してもよい。この後
第10図(c)に示すように、メサエッチングを行ない、
カソード電極39,ゲート電極40,アノード電極41及び保護
膜42を形成してGTOを完成する。
第11図はこのGTOの不純物濃度分布を、第10図(c)の
A−A′及びB−B′位置について示す。
この実施例によるGTOは、カソード電極39下の導通部分
のpベース総電荷量が小さいためオン電圧が小さく、ま
たゲート電極40下のpベース層が高濃度p+型層33,35の
ために総電荷量が大きく最大ターンオフ電流が大きいも
のとなる。
第12図は、上記実施例において接着界面36の位置を僅か
にずらした場合、即ち第10図のn-型Si基板31側のp+型層
33をp-型Si基板34側に形成して、このp+型層33とp型層
32の間の接合部を接合界面として選んだ場合の不純物濃
度分布を第11図に対応させて示したものである。このよ
うにしても上記実施例と同様の効果が得られる。
第13図は、第10図の実施例を僅かに変形した実施例によ
るGTOを示す。この実施例では、第10図(c)と比較し
て明らかなように、p+型層33をゲート領域のみならず、
カソード電極下の領域にも格子状に配置している。これ
は、ターンオフ時の電流を遮断するのに都合のよい構造
とした例である。
以上の実施例は全てpベース層内に接合界面を選んだも
のであった。本発明はこれに限られるものではない。例
えば、高抵抗nベース層のpエミッタ層側に低抵抗nベ
ース層(バッファ層)を設ける構造のGTOがある。この
ような構造は、逆阻止電圧を犠牲にして順阻止状態にお
ける空乏層の伸びを制限してnベース幅を小さくし、オ
ン電圧の低減を図ること、及びオン状態におけるpエミ
ッタ層からの正孔の注入を制御してターンオフ時間の短
縮を図ることを目的として採用される。このような構造
を用いる場合に、低抵抗nベース層の内部に基板接合界
面を選ぶ場合も本発明に含まれる。
第14図(a)〜(b)はその様な実施例のGTO製造工程
を示す。第14図(a)に示すように、表面が鏡面研磨さ
れた高抵抗nベース層となるn-型Si基板51(第1の半導
体基板)の研磨面に低抵抗nベース層の一部となるn+
層52を形成したものと、同じく表面が鏡面研磨されたn-
型Si基板53(第2の半導体基板)の研磨面に低抵抗nベ
ース層の残部となるn+型層54を形成したものとを用意す
る。これらの基板を先の各実施例と同様にして、第14図
(b)に示すように密着して一体化し、必要に応じて研
磨して厚みの制御を行った後、pベース層56を拡散形成
し、またnエミッタ層57及びpエミッタ層58を形成して
pnpnウェーハを得る。この後通常の工程を経てGTOを形
成する。
第15図はこうして得られたGTOの不純物濃度分布を示
す。
この実施例によっても、エピタキシャル法を利用した従
来の方法に比べて簡単な工程で優れた特性のGTOを得る
ことができる。
第16図は、上記実施例においてpベース層内部にも接合
界面59を設けた場合のGTOの不純物濃度分布を第15図に
対応させて示したものである。すなわちこの実施例は、
3枚の基板の密着により上記実施例と同様のGTOを製造
した場合である。
ところで、GTOのターンオフ・ゲインβ*と、GTOのpnpn
構造をpnp及びnpnトランジスタで表現した時のそれぞれ
の電流増幅率αnpnとαpnpの関係は、 β*=αnpn/(αnpn+αpnp−1) である。ターンオフ・ゲインβ*を大きくするというこ
とはターンオフ時のゲート電流を小さくして大きい電流
を制御できることを意味する。このためには、上式にお
いてαnpnを大きくすることが必要となる。従来のGTO製
造工程では、単一の基板を用い、エピタキシャル法や拡
散技術を利用してpnpnウェーハを形成し、その後ターン
オフ時のnベース中のキャリアの減衰を促進するために
金等の重金属を800℃以上の高温で拡散することが行わ
れていた。この結果、nベース層のライフタイム低下と
同時にpベース層のライフタイムも低下してしまい、α
npnが低下するという欠点があった。
これに対して本発明の方法によれば、例えば基板を密着
する前にnベース層側に金等の重金属を拡散する方法、
あるいは電子線照射,放射線照射等を行って、pベース
層のライフタイム低下をもたらすことなくnベース層の
ライフタイムを低下させることができ、αnpnを大きく
保ってターンオフ・ゲインβ*の大きいGTOを得ることが
できる。この場合電子線等の照射は、これによるタイム
キラーが後の熱工程である程度消滅しても十分な程度大
量に照射しておくことが望ましい。
なお以上においては専らGTOについて説明したが、本発
明は一般のサイリスタは勿論、逆導通サイリスタ,光サ
イリスタなどの各種サイリスタの製造に適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明の一実施例によるGTO製
造工程を示す図、第2図はそのGTOの不純物濃度分布を
示す図、第3図及び第4図はそのGTOの特性を従来例に
よるGTOと比較して示す図、第5図(a)〜(c)は他
の実施例によるGTO製造工程を示す図、第6図はこの実
施例により得られたGTOの不純物濃度分布を示す図、第
7図及び第8図は第5図の実施例を変形した実施例によ
るGTOの不純物濃度分布を示す図、第9図は第1図の実
施例を変形した実施例によるGTOの不純物濃度分布を示
す図、第10図(a)〜(c)は更に他の実施例によるGT
O製造工程を示す図、第11図はそのGTOの不純物濃度分布
を示す図、第12図は第10図の実施例を変形した実施例に
よるGTOの不純物濃度分布を示す図、第13図は同じく第1
0図の実施例を変形した実施例によるGTOを示す図、第14
図(a)(b)は更に他の実施例によるGTO製造工程を
示す図、第15図はそのGTOの不純物濃度分布を示す図、
第16図は第14図の実施例を変形した実施例によるGTOの
不純物濃度分布を示す図である。 11…n-型Si基板(高抵抗nベース層,第1の半導体基
板)、12…p型層(pベース層の一部)、13…p型Si基
板(pベース層の残部,第2の半導体基板)、14…接合
界面、15…nエミッタ層、16…pエミッタ層、17…カソ
ード電極、18…ゲート電極、19…アノード電極、20…保
護膜、21…n-型Si基板(高抵抗nベース層,第1の半導
体基板)、22…p型層(pベース層の一部)、23…p-
Si基板(第2の半導体基板)、24…p型層(pベース層
の残部)、25…接合界面、26…nエミッタ層、27…pエ
ミッタ層、31…n-型Si基板(高抵抗nベース層,第1の
半導体基板)、32…p型層(pベース層の一部)、33…
p+型層、34…p-型Si基板(pベース層の残部,第2の半
導体基板)、35…p+型層、36…接合界面、37…nエミッ
タ層、38…pエミッタ層、39…カソード電極、40…ゲー
ト電極、41…アノード電極、42…保護膜、51…n-型Si基
板(高抵抗nベース層,第1の半導体基板)、52…n+
層(低抵抗nベース層の一部)、53…n-型Si基板、54…
n+型層(低抵抗nベース層の残部)、55…接合界面、56
…pベース層、57…nエミッタ層、58…pエミッタ層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新保 優 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭55−103730(JP,A) 特開 昭56−38864(JP,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面が鏡面研磨された第1導電型ベース層
    の一部となる不純物層を有する第1の半導体基板と、表
    面が鏡面研磨された第1導電型ベース層の残部となる不
    純物層を有する第2の半導体基板とを、実質的に異物の
    介在しない状態で清浄な雰囲気下で研磨面同士を密着さ
    せて接合して接合基板を形成し、次いで加圧することな
    く200℃以上の熱処理を前記接合基板に施してその接合
    強度を高くし、次いでこの接合基板を用いてpnpnウェー
    ハを形成することを特徴とするサイリスタの製造方法。
  2. 【請求項2】第1の半導体基板は高抵抗nベース層とな
    るn-型Si基板の接合すべき面にpベース層の一部となる
    p型層を形成したものであり、第2の半導体基板はpベ
    ース層の残部となる均一不純物濃度のp型Si基板である
    特許請求の範囲第1項記載のサイリスタの製造方法。
  3. 【請求項3】第1の半導体基板は高抵抗nベース層とな
    るn-型Si基板の接合すべき面にpベース層の一部となる
    p型層を形成したものであり、第2の半導体基板はp-
    Si基板の接合すべき面にpベース層の残部となるp型層
    を形成したものである特許請求の範囲第1項記載のサイ
    リスタの製造方法。
  4. 【請求項4】第1の半導体基板は高抵抗nベース層とな
    るn-型Si基板にpベース層の一部となる比較的低濃度の
    p型層を全面に形成し、更にそのp型層内のゲート領域
    部に選択的に高濃度のp型層を形成したものであり、第
    2の半導体基板はpベース層の残部となる比較的低濃度
    のp型Si基板のゲート領域部に選択的に高濃度p型層を
    形成したものである特許請求の範囲第1項記載のサイリ
    スタの製造方法。
  5. 【請求項5】第1の半導体基板は高抵抗nベース層とな
    るn-型Si基板に低抵抗nベース層の一部となるn型層を
    形成したものであり、第2の半導体基板は低抵抗nベー
    ス層の残部となるn型層を形成した高抵抗Si基板である
    特許請求の範囲第1項記載のサイリスタの製造方法。
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