JPH0682968A - 写真フィルム用のプライマー塗料組成物 - Google Patents
写真フィルム用のプライマー塗料組成物Info
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- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
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- C08J2367/00—Characterised by the use of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Derivatives of such polymers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】公知の水性ベースの写真フィルムに比較してよ
り優れた接着性能を示す、写真フィルム用としてすぐれ
た、下塗り塗料組成物。 【構成】 写真、複写、および電子写真フィルム用のプ
ライマー塗料組成物であって、乾燥重量基準で、 a)約85%から約99重量%の水分散性コポリエステ
ル、および b)約1%から約15重量%のアニオン性界面活性剤を
含み、 前記水分散性コポリエステルが、約80から約98モル
%の少なくとも1種のジカルボン酸またはそのエステ
ル、および約2から20モル%の少なくとも1種の、ジ
カルボン化物の核に結合したスルホネート基を有するス
ルホモノマーと、約100モル%の2から11の炭素数
を有する少なくとも1種のグリコールのコポリエステル
である、前記プライマー塗料組成物。
り優れた接着性能を示す、写真フィルム用としてすぐれ
た、下塗り塗料組成物。 【構成】 写真、複写、および電子写真フィルム用のプ
ライマー塗料組成物であって、乾燥重量基準で、 a)約85%から約99重量%の水分散性コポリエステ
ル、および b)約1%から約15重量%のアニオン性界面活性剤を
含み、 前記水分散性コポリエステルが、約80から約98モル
%の少なくとも1種のジカルボン酸またはそのエステ
ル、および約2から20モル%の少なくとも1種の、ジ
カルボン化物の核に結合したスルホネート基を有するス
ルホモノマーと、約100モル%の2から11の炭素数
を有する少なくとも1種のグリコールのコポリエステル
である、前記プライマー塗料組成物。
Description
【0001】本発明は、ポリエステルフィルム用の下塗
り塗料であって、主に写真フィルムに使用されるものに
関する。下塗り塗料組成物は、ポリエステルフィルムの
少なくとも片面に塗られ、フィルムと1以上のゼラチン
層との接着を改良する。下塗り塗料は水分散性のコポリ
マーとアニオン界面活性剤からなる。この下塗り塗料組
成物は写真フィルムとしてすぐれ、公知の水性ベースの
写真フィルムに比較してより優れた接着性能を示す。下
塗りされたフィルムは、たとえばジアゾフィルムやコピ
ー用紙、およびドラフトフィルムのような写真用フィル
ム以外のフィルムとしても使用できる。
り塗料であって、主に写真フィルムに使用されるものに
関する。下塗り塗料組成物は、ポリエステルフィルムの
少なくとも片面に塗られ、フィルムと1以上のゼラチン
層との接着を改良する。下塗り塗料は水分散性のコポリ
マーとアニオン界面活性剤からなる。この下塗り塗料組
成物は写真フィルムとしてすぐれ、公知の水性ベースの
写真フィルムに比較してより優れた接着性能を示す。下
塗りされたフィルムは、たとえばジアゾフィルムやコピ
ー用紙、およびドラフトフィルムのような写真用フィル
ム以外のフィルムとしても使用できる。
【0002】本発明はさらに、写真用の感光性組成物と
相容性のある新規なゼラチン/アジリジンで下塗りされ
たフィルムにも関する。このゼラチン/アジリジン塗料
は上記の下塗り塗料と良好な接着性を示すうえに、写真
用の感光性組成物ともよく接着する。アジリジンの主な
目的はゼラチン層を下塗り塗料に接着させることであ
る。本発明の下塗り塗料なしでは、このゼラチン/アジ
リジン塗料はポリマーフィルムとは充分な接着を示さな
い。
相容性のある新規なゼラチン/アジリジンで下塗りされ
たフィルムにも関する。このゼラチン/アジリジン塗料
は上記の下塗り塗料と良好な接着性を示すうえに、写真
用の感光性組成物ともよく接着する。アジリジンの主な
目的はゼラチン層を下塗り塗料に接着させることであ
る。本発明の下塗り塗料なしでは、このゼラチン/アジ
リジン塗料はポリマーフィルムとは充分な接着を示さな
い。
【0003】写真用フィルムは公知であり、一般にポリ
エステル基体に基づいている。水溶性塗料をポリエステ
ルフィルムに塗布することにより、ゼラチン層とポリマ
ーフィルムとを接着することができる。これらのフィル
ムにはポリエステル部分とスルホモノマー部分とを含む
水分散性コポリエステル下塗り塗料が使用される。
エステル基体に基づいている。水溶性塗料をポリエステ
ルフィルムに塗布することにより、ゼラチン層とポリマ
ーフィルムとを接着することができる。これらのフィル
ムにはポリエステル部分とスルホモノマー部分とを含む
水分散性コポリエステル下塗り塗料が使用される。
【0004】ミラーの米国特許第4,394,442号
は、ポリエステルフィルムベースと水分散性コポリエス
テル下塗り塗料、およびゼラチン被覆層である上塗りを
有する写真用フィルムを開示する。このコポリエステル
層は、後述される、ジカルボン酸核にペンダントしたス
ルホネートモノマーを含む。
は、ポリエステルフィルムベースと水分散性コポリエス
テル下塗り塗料、およびゼラチン被覆層である上塗りを
有する写真用フィルムを開示する。このコポリエステル
層は、後述される、ジカルボン酸核にペンダントしたス
ルホネートモノマーを含む。
【0005】ワークらの米国特許第4,181,528
号は、写真用エマルジョンのポリエステルフィルムベー
スへの改良された接着性を示す、水分散性ポリエステ
ル、ゼラチン、多官能アジリジンを含む下塗り塗料を開
示する。この下塗りされたポリエステルフィルムが写真
用のゼラチン層の塗布に適するとされる。この下塗り塗
料はオフラインで塗布される(ポリエステルフィルムの
製造工程では塗布されない)。さらに、下塗りされた塗
料は常に湿時接着性試験、これは適当な写真用フィルム
を得るために必要である、に合格するとは限らなかっ
た。
号は、写真用エマルジョンのポリエステルフィルムベー
スへの改良された接着性を示す、水分散性ポリエステ
ル、ゼラチン、多官能アジリジンを含む下塗り塗料を開
示する。この下塗りされたポリエステルフィルムが写真
用のゼラチン層の塗布に適するとされる。この下塗り塗
料はオフラインで塗布される(ポリエステルフィルムの
製造工程では塗布されない)。さらに、下塗りされた塗
料は常に湿時接着性試験、これは適当な写真用フィルム
を得るために必要である、に合格するとは限らなかっ
た。
【0006】マックレイらの米国特許第4,252,8
85号、および4,304,851号は、ポリエステル
フィルムをコポリエステルの水性分散液で塗布する感光
性写真フィルムの製造方法を開示する。この写真用フィ
ルムは写真用のエマルジョンまたはゼラチン被覆層に直
接接着可能である。
85号、および4,304,851号は、ポリエステル
フィルムをコポリエステルの水性分散液で塗布する感光
性写真フィルムの製造方法を開示する。この写真用フィ
ルムは写真用のエマルジョンまたはゼラチン被覆層に直
接接着可能である。
【0007】英国特許1,264,338号は、インラ
イン被覆された写真用のポリエステルフィルム(フィル
ムの製造工程において被覆されるフィルム)であって、
水分散性コポリエステル下塗り塗料が使用できるフィル
ムを開示する。この特許は特に、下記の英国特許で述べ
られる水分散性ポリマーベースの塗料に関するものであ
る。
イン被覆された写真用のポリエステルフィルム(フィル
ムの製造工程において被覆されるフィルム)であって、
水分散性コポリエステル下塗り塗料が使用できるフィル
ムを開示する。この特許は特に、下記の英国特許で述べ
られる水分散性ポリマーベースの塗料に関するものであ
る。
【0008】ファンデルバーグらの英国特許第4,49
3,872号(本件は本出願人に譲渡された)は、水分
散性コポリエステル下塗り塗料であって、ポリアミド、
ポリオレフィン、ポリスルホン、ポリアセタール、ポリ
カーボネート、およびポリエチレンテレフタレートのよ
うなポリエステルなどのポリマーフィルムに塗布可能な
塗料を開示する。この特許で明らかにされているよう
に、コポリエステル塗料組成物はポリマー基体に塗布さ
れた時に、ポリマー基体と後で塗布されるメタリック塗
料との間での良好な接着性をもたらす。このコポリエス
テル下塗り塗料は1種以上のジカルボン酸と、ジカルボ
キシル化された求核性の原子に結合したスルホネート基
を有するスルホモノマーからなる。
3,872号(本件は本出願人に譲渡された)は、水分
散性コポリエステル下塗り塗料であって、ポリアミド、
ポリオレフィン、ポリスルホン、ポリアセタール、ポリ
カーボネート、およびポリエチレンテレフタレートのよ
うなポリエステルなどのポリマーフィルムに塗布可能な
塗料を開示する。この特許で明らかにされているよう
に、コポリエステル塗料組成物はポリマー基体に塗布さ
れた時に、ポリマー基体と後で塗布されるメタリック塗
料との間での良好な接着性をもたらす。このコポリエス
テル下塗り塗料は1種以上のジカルボン酸と、ジカルボ
キシル化された求核性の原子に結合したスルホネート基
を有するスルホモノマーからなる。
【0009】本出願人に譲渡された、水溶性または水分
散性のコポリエステルであって、1種以上のジカルボン
酸および少なくとも一つのジカルボキシル化された求核
性の原子に結合したスルホネート基を有するスルホモノ
マーを開示する他の特許として、米国特許4,476,
189、4,525,419、4,585,687、お
よび4,745,019があり、いずれもポーゼイらの
発明によるものである。これらの特許は、ファンデルバ
ーグらのものとは異なる種々のジカルボン酸を開示す
る。
散性のコポリエステルであって、1種以上のジカルボン
酸および少なくとも一つのジカルボキシル化された求核
性の原子に結合したスルホネート基を有するスルホモノ
マーを開示する他の特許として、米国特許4,476,
189、4,525,419、4,585,687、お
よび4,745,019があり、いずれもポーゼイらの
発明によるものである。これらの特許は、ファンデルバ
ーグらのものとは異なる種々のジカルボン酸を開示す
る。
【0010】いくつかの先行技術が水分散性コポリエス
テル下塗り塗料を開示し、それらは写真用として有用で
ある旨を開示するが、なお水性ベース塗料を使用する写
真用フィルムには改良の要望があった。
テル下塗り塗料を開示し、それらは写真用として有用で
ある旨を開示するが、なお水性ベース塗料を使用する写
真用フィルムには改良の要望があった。
【0011】本発明は、写真のみならず、たとえばジア
ゾフィルムやコピーフィルム、およびドラフトフィルム
のような写真用フィルム以外のフィルムにも有用な水性
ベース下塗り塗料組成物を提供するものである。
ゾフィルムやコピーフィルム、およびドラフトフィルム
のような写真用フィルム以外のフィルムにも有用な水性
ベース下塗り塗料組成物を提供するものである。
【0012】本発明の目的は、後述される下塗り塗料組
成物により下塗りされたポリエステルフィルムであっ
て、1以上の写真用ゼラチン層に有用なものを提供する
ことである。
成物により下塗りされたポリエステルフィルムであっ
て、1以上の写真用ゼラチン層に有用なものを提供する
ことである。
【0013】本発明はさらに、本発明に係る下塗り塗料
組成物を塗布したポリエステル基体、感光性または写真
用のゼラチン層を含む1以上のゼラチン層、を有する、
商業的に利用可能な写真用フィルムを提供することであ
る。
組成物を塗布したポリエステル基体、感光性または写真
用のゼラチン層を含む1以上のゼラチン層、を有する、
商業的に利用可能な写真用フィルムを提供することであ
る。
【0014】本発明のさらなる他の目的は、写真用フィ
ルムを本発明の下塗り塗料組成物で下塗りし、ポリエス
テルフィルムと1以上の写真用のゼラチン層との間に適
当な接着をもたらす方法を提供することである。
ルムを本発明の下塗り塗料組成物で下塗りし、ポリエス
テルフィルムと1以上の写真用のゼラチン層との間に適
当な接着をもたらす方法を提供することである。
【0015】本発明に係る下塗り塗料組成物、下塗り塗
布フィルム、および本発明に係る方法が、以下において
説明される。一般に本発明に係る下塗り塗料組成物は、
アニオン性界面活性剤および水分散性ポリエステルの混
合物を含む。このコポリエステルは、ジカルボン酸の核
に結合したスルホネート基を含む少なくとも1種のスル
ホモノマー、および1以上のジカルボン酸またはそれら
のエステルを、適当量のグリコールと反応させることに
より製造される。
布フィルム、および本発明に係る方法が、以下において
説明される。一般に本発明に係る下塗り塗料組成物は、
アニオン性界面活性剤および水分散性ポリエステルの混
合物を含む。このコポリエステルは、ジカルボン酸の核
に結合したスルホネート基を含む少なくとも1種のスル
ホモノマー、および1以上のジカルボン酸またはそれら
のエステルを、適当量のグリコールと反応させることに
より製造される。
【0016】本発明においては、水分散性コポリエステ
ルとアニオン性界面活性剤を含む下塗り塗料組成物が均
一に混合され、写真用または非写真用に使用されるポリ
マーフィルムの下塗り塗料が作られる。下塗り塗料組成
物は、希釈前において、約1.0から約15重量%のア
ニオン性界面活性剤、約85から約99.0重量%のコ
ポリエステルを含み、前記コポリエステルは、約80か
ら約98モル%の少なくとも1種のジカルボン酸または
そのエステル、および約2から20モル%の少なくとも
1種の、ジカルボン化物の核(dicarboxyli
c nucleus)に結合したスルホネート基を有す
るスルホモノマーと、約100モル%の2から11の炭
素数を有する少なくとも1種のグリコールを含む。もち
ろん、実際の下塗り塗料組成物は、上記の特定された広
い範囲で説明されるが、正確な範囲は使用されるアニオ
ン性界面活性剤のタイプにより変化する。一般に、アニ
オン性界面活性剤は特有の効果的な範囲が存在する。多
くのアニオン性界面活性剤は1重量%以下では効果的で
ないが下塗り塗料の他の成分の量によっては、1重量%
以下で有効なアニオン性界面活性剤も存在する。下塗り
塗料組成物の15重量%がアニオン性界面活性剤の最大
量として規定されているが、実際のアニオン性界面活性
剤の最大量は実際の添加量と同様実験的に決定されるも
のである。言い換えれば、必要量以上の使用は下塗り塗
料組成物の限界というよりも、経済的な要請である。
ルとアニオン性界面活性剤を含む下塗り塗料組成物が均
一に混合され、写真用または非写真用に使用されるポリ
マーフィルムの下塗り塗料が作られる。下塗り塗料組成
物は、希釈前において、約1.0から約15重量%のア
ニオン性界面活性剤、約85から約99.0重量%のコ
ポリエステルを含み、前記コポリエステルは、約80か
ら約98モル%の少なくとも1種のジカルボン酸または
そのエステル、および約2から20モル%の少なくとも
1種の、ジカルボン化物の核(dicarboxyli
c nucleus)に結合したスルホネート基を有す
るスルホモノマーと、約100モル%の2から11の炭
素数を有する少なくとも1種のグリコールを含む。もち
ろん、実際の下塗り塗料組成物は、上記の特定された広
い範囲で説明されるが、正確な範囲は使用されるアニオ
ン性界面活性剤のタイプにより変化する。一般に、アニ
オン性界面活性剤は特有の効果的な範囲が存在する。多
くのアニオン性界面活性剤は1重量%以下では効果的で
ないが下塗り塗料の他の成分の量によっては、1重量%
以下で有効なアニオン性界面活性剤も存在する。下塗り
塗料組成物の15重量%がアニオン性界面活性剤の最大
量として規定されているが、実際のアニオン性界面活性
剤の最大量は実際の添加量と同様実験的に決定されるも
のである。言い換えれば、必要量以上の使用は下塗り塗
料組成物の限界というよりも、経済的な要請である。
【0017】本発明は、下塗りされた、ヒートセットさ
れたポリエステルフィルムのための塗料組成物を提供
し、該塗料組成物は、 1)均一にブレンドされたアジリジン/ゼラチン塗料で
あって、ゼラチンがサビング(subbing)組成物
またはゼラチンを含む感光性の写真用の組成物であるも
の、または 2)アジリジンとゼラチンの別々の被覆であって、ゼラ
チンがサビング組成物またはゼラチンを含む感光性の写
真用の組成物であり、アジリジンとゼラチンの別々の層
が任意の順で塗布されたもの、 を含み、アジリジンが前記の層を下塗りされたフィルム
に接着させるに充分な量で使用されたものである。
れたポリエステルフィルムのための塗料組成物を提供
し、該塗料組成物は、 1)均一にブレンドされたアジリジン/ゼラチン塗料で
あって、ゼラチンがサビング(subbing)組成物
またはゼラチンを含む感光性の写真用の組成物であるも
の、または 2)アジリジンとゼラチンの別々の被覆であって、ゼラ
チンがサビング組成物またはゼラチンを含む感光性の写
真用の組成物であり、アジリジンとゼラチンの別々の層
が任意の順で塗布されたもの、 を含み、アジリジンが前記の層を下塗りされたフィルム
に接着させるに充分な量で使用されたものである。
【0018】さらに本発明は、1以上のゼラチン状の写
真用の層に接着するための有効量の下塗り塗料が塗布さ
れたポリエステルフィルムであり、下塗り塗料の有効量
が、希釈前において、約1から約15重量%のアニオン
性界面活性剤、約85から99重量%のコポリエステル
を含み、このコポリエステルが約80から約98モル%
の少なくとも1種のジカルボン酸またはそのエステル、
および約2から20モル%の少なくとも1種の、ジカル
ボン化物の核に結合したスルホネート基を有するスルホ
モノマーと、約100モル%の2から11の炭素数を有
する少なくとも1種のグリコールのコポリエステルであ
る、ポリエステルフィルムを提供する。
真用の層に接着するための有効量の下塗り塗料が塗布さ
れたポリエステルフィルムであり、下塗り塗料の有効量
が、希釈前において、約1から約15重量%のアニオン
性界面活性剤、約85から99重量%のコポリエステル
を含み、このコポリエステルが約80から約98モル%
の少なくとも1種のジカルボン酸またはそのエステル、
および約2から20モル%の少なくとも1種の、ジカル
ボン化物の核に結合したスルホネート基を有するスルホ
モノマーと、約100モル%の2から11の炭素数を有
する少なくとも1種のグリコールのコポリエステルであ
る、ポリエステルフィルムを提供する。
【0019】さらに本発明はポリエステル基体、その上
に塗布された有効量の下塗り塗料、および該下塗り塗料
の上に塗布された1以上の写真用ゼラチン被覆を有する
写真用フィルムであり、前記下塗り塗料組成物が、約1
から約15重量%のアニオン性界面活性剤、約85から
99重量%のコポリエステルを含み、このコポリエステ
ルが約80から約98モル%の少なくとも1種のジカル
ボン酸またはそのエステル、および約2から20モル%
の少なくとも1種の、ジカルボン化物の核に結合したス
ルホネート基を有するスルホモノマーと、約100モル
%の2から11の炭素数を有する少なくとも1種のグリ
コールのコポリエステルであり、前記の写真用ゼラチン
被覆が塗布された塗料の量に基づいて0.5から100
重量%の多官能性のアジリジンを含むフィルムを提供す
る。
に塗布された有効量の下塗り塗料、および該下塗り塗料
の上に塗布された1以上の写真用ゼラチン被覆を有する
写真用フィルムであり、前記下塗り塗料組成物が、約1
から約15重量%のアニオン性界面活性剤、約85から
99重量%のコポリエステルを含み、このコポリエステ
ルが約80から約98モル%の少なくとも1種のジカル
ボン酸またはそのエステル、および約2から20モル%
の少なくとも1種の、ジカルボン化物の核に結合したス
ルホネート基を有するスルホモノマーと、約100モル
%の2から11の炭素数を有する少なくとも1種のグリ
コールのコポリエステルであり、前記の写真用ゼラチン
被覆が塗布された塗料の量に基づいて0.5から100
重量%の多官能性のアジリジンを含むフィルムを提供す
る。
【0020】また本発明は、写真用のフィルムを有効量
の下塗り塗料で下塗りし、1以上の写真用ゼラチン層と
接着させる方法であって、希釈前において、約1から約
15重量%のアニオン性界面活性剤、約85から99重
量%のコポリエステルを含み、このコポリエステルが約
80から約98モル%の少なくとも1種のジカルボン酸
またはそのエステル、および約2から20モル%の少な
くとも1種の、ジカルボン化物の核に結合したスルホネ
ート基を有するスルホモノマーと、約100モル%の2
から11の炭素数を有する少なくとも1種のグリコール
のコポリエステルである、下塗り塗料でポリエステルフ
ィルムを下塗りする工程、該下塗り塗料を乾燥する工
程、下塗りされたフィルムをヒートセットする工程、お
よび、 1)均一にブレンドされたアジリジン/ゼラチン塗料で
あって、ゼラチンがサビング組成物またはゼラチンを含
む感光性の写真用の組成物であるもの、または 2)任意の順で塗布されたアジリジンとゼラチンの別々
の被覆であって、ゼラチンがサビング組成物またはゼラ
チンを含む感光性の写真用の組成物であるもの、 を塗布する工程、を含む方法を提供する。ゼラチンがサ
ビング層である時、最後に感光性の写真用のゼラチン被
覆が施される。
の下塗り塗料で下塗りし、1以上の写真用ゼラチン層と
接着させる方法であって、希釈前において、約1から約
15重量%のアニオン性界面活性剤、約85から99重
量%のコポリエステルを含み、このコポリエステルが約
80から約98モル%の少なくとも1種のジカルボン酸
またはそのエステル、および約2から20モル%の少な
くとも1種の、ジカルボン化物の核に結合したスルホネ
ート基を有するスルホモノマーと、約100モル%の2
から11の炭素数を有する少なくとも1種のグリコール
のコポリエステルである、下塗り塗料でポリエステルフ
ィルムを下塗りする工程、該下塗り塗料を乾燥する工
程、下塗りされたフィルムをヒートセットする工程、お
よび、 1)均一にブレンドされたアジリジン/ゼラチン塗料で
あって、ゼラチンがサビング組成物またはゼラチンを含
む感光性の写真用の組成物であるもの、または 2)任意の順で塗布されたアジリジンとゼラチンの別々
の被覆であって、ゼラチンがサビング組成物またはゼラ
チンを含む感光性の写真用の組成物であるもの、 を塗布する工程、を含む方法を提供する。ゼラチンがサ
ビング層である時、最後に感光性の写真用のゼラチン被
覆が施される。
【0021】本発明は、写真用フィルムと同様、複写用
フィルムのような非写真用フィルムに使用できるポリエ
ステルフィルムであれば、どのようなものにでも使用で
きる。ポリエチレンテレフタレートが好ましいポリエス
テルである。本発明はポリエチレンテレフタレートイソ
フタレートのようなコポリマーにも使用できる。一般
に、グリコールまたはジオールと、たとえばテレフタル
酸、イソフタル酸、セバシン酸、マロン酸、アジピン
酸、アゼライン酸、グルタル酸、スベリン酸、コハク酸
等、およびこれらの混合物のような、ジカルボン酸(ま
たは対応するエステル)、と重縮合により得られるポリ
マーをベースとするポリエステルフィルムであればどの
ようなものでも使用できる。好ましいグリコールは、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、およびブタン
ジオールのようなポリオールなどである。
フィルムのような非写真用フィルムに使用できるポリエ
ステルフィルムであれば、どのようなものにでも使用で
きる。ポリエチレンテレフタレートが好ましいポリエス
テルである。本発明はポリエチレンテレフタレートイソ
フタレートのようなコポリマーにも使用できる。一般
に、グリコールまたはジオールと、たとえばテレフタル
酸、イソフタル酸、セバシン酸、マロン酸、アジピン
酸、アゼライン酸、グルタル酸、スベリン酸、コハク酸
等、およびこれらの混合物のような、ジカルボン酸(ま
たは対応するエステル)、と重縮合により得られるポリ
マーをベースとするポリエステルフィルムであればどの
ようなものでも使用できる。好ましいグリコールは、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、およびブタン
ジオールのようなポリオールなどである。
【0022】前述のポリマーフィルムは、静電防止剤、
シリカ、炭酸カルシウム、カオリン、二酸化チタンなど
のようなフィラー、顔料、つや消し剤などの公知のいか
なる添加剤を含むことができる。
シリカ、炭酸カルシウム、カオリン、二酸化チタンなど
のようなフィラー、顔料、つや消し剤などの公知のいか
なる添加剤を含むことができる。
【0023】さらに、前述のポリマーフィルムとして
は、ポリエステル−ポリオレフィンなどのようなポリマ
ー−ポリマーラミネート、ポリエステル−アルミニウム
のようなポリマー−金属ラミネート、およびポリマー−
紙ラミネートなどのようなポリマーラミネートを使用す
ることができる。
は、ポリエステル−ポリオレフィンなどのようなポリマ
ー−ポリマーラミネート、ポリエステル−アルミニウム
のようなポリマー−金属ラミネート、およびポリマー−
紙ラミネートなどのようなポリマーラミネートを使用す
ることができる。
【0024】フィルムは公知の方法で作ることができ
る。たとえば、典型的にはポリエステルが溶融され、ア
モルファスシートとして、洗浄された、回転するキャス
トドラム上に押出され、ポリマーのキャストフィルムを
作ることができる。得られたシートは急速に冷却され、
1以上の方向に引っ張り配向され、引っ張り強度と強靱
さがフィルムに付与される。伸張は典型的には当初のキ
ャストシートの寸法の2から4倍に、1または2方向に
引っ張ることにより行われる。一般に、引っ張りは、ポ
リマーの二次転移温度からポリマーが軟化し溶融する温
度以下の間で行われる。必要に応じ、フィルムは引っ張
りの後、熱処理されて、フィルムをさらに結晶化するこ
とにより、物性が「ロックイン」される。結晶化は安定
性と良好なテンソル特性をフィルムに付与する。このポ
リエステルフィルムの熱処理は一般に190から240
℃の間で行われる。
る。たとえば、典型的にはポリエステルが溶融され、ア
モルファスシートとして、洗浄された、回転するキャス
トドラム上に押出され、ポリマーのキャストフィルムを
作ることができる。得られたシートは急速に冷却され、
1以上の方向に引っ張り配向され、引っ張り強度と強靱
さがフィルムに付与される。伸張は典型的には当初のキ
ャストシートの寸法の2から4倍に、1または2方向に
引っ張ることにより行われる。一般に、引っ張りは、ポ
リマーの二次転移温度からポリマーが軟化し溶融する温
度以下の間で行われる。必要に応じ、フィルムは引っ張
りの後、熱処理されて、フィルムをさらに結晶化するこ
とにより、物性が「ロックイン」される。結晶化は安定
性と良好なテンソル特性をフィルムに付与する。このポ
リエステルフィルムの熱処理は一般に190から240
℃の間で行われる。
【0025】本発明に係る下塗り塗料組成物は、2つの
部分、すなわちアニオン性界面活性剤および水分散性コ
ポリエステルからなる。適当なアニオン性界面活性剤と
しては、ラウリルサルフェートナトリウム、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルアリールポリエ
ーテルスルホン酸ナトリウムがある。
部分、すなわちアニオン性界面活性剤および水分散性コ
ポリエステルからなる。適当なアニオン性界面活性剤と
しては、ラウリルサルフェートナトリウム、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルアリールポリエ
ーテルスルホン酸ナトリウムがある。
【0026】下塗り塗料組成物のコポリマー部分に関し
ては、一般にはファンデルバーグらの米国特許4,49
3,872号に開示されている方法で合成することがで
きる。ただし、コポリエステル成分の比率はファンデル
バーグらのものよりも本発明におけるほうが広い。さら
に、本発明におけるスルホモノマー基は、ファンデルバ
ーグらに開示されるようなアルカリ金属にスルホネート
基には限定されない。本発明におけるスルホモノマー基
はジカルボキシル化された核に結合するどのようなスル
ホモノマーをも使用できる。ファンデルバーグらの特許
は下塗りに水分散性を付与するためにスルホモノマー基
の下限が約5モル%とされているが、本発明において
は、より少ない量のスルホモノマーも使用することがで
きる。さらに、本発明はジカルボン酸またはそのエステ
ルの使用量の範囲も広い。
ては、一般にはファンデルバーグらの米国特許4,49
3,872号に開示されている方法で合成することがで
きる。ただし、コポリエステル成分の比率はファンデル
バーグらのものよりも本発明におけるほうが広い。さら
に、本発明におけるスルホモノマー基は、ファンデルバ
ーグらに開示されるようなアルカリ金属にスルホネート
基には限定されない。本発明におけるスルホモノマー基
はジカルボキシル化された核に結合するどのようなスル
ホモノマーをも使用できる。ファンデルバーグらの特許
は下塗りに水分散性を付与するためにスルホモノマー基
の下限が約5モル%とされているが、本発明において
は、より少ない量のスルホモノマーも使用することがで
きる。さらに、本発明はジカルボン酸またはそのエステ
ルの使用量の範囲も広い。
【0027】本発明において適当なスルホモノマーは一
般に、下の構造式で表される: 式中、Mはアルカリ金属、アンモニウム、置換アンモニ
ウム、および4級アンモニウムから選ばれる1価のカチ
オンであり、Zは3価の基であり、XおよびYはカルボ
キシ基またはポリエステル形成性等価物である。
般に、下の構造式で表される: 式中、Mはアルカリ金属、アンモニウム、置換アンモニ
ウム、および4級アンモニウムから選ばれる1価のカチ
オンであり、Zは3価の基であり、XおよびYはカルボ
キシ基またはポリエステル形成性等価物である。
【0028】Zが芳香族であるスルホモノマーが、米国
特許3,563,942、および3,779,993に
開示されており、これらは本明細書の一部として参照さ
れる。そのようなモノマー種としては、スルホテレフタ
ル酸ナトリウム、スルホテレフタル酸アンモニウム、5
−スルホイソフタル酸ナトリウム、5−スルホイソフタ
ル酸アンモニウム、スルホフタル酸ナトリウム、スルホ
フタル酸アンモニウム、5−(p−ソディオスルホフェ
ノキシ)イソフタル酸、5−(スルホプロポキシ)−イ
ソフタル酸、5−(ソディオスルホ−プロポキシ)−イ
ソフタル酸のナトリウム塩などがあり、これらのジメチ
ルエステルのようなポリエステル形成性等価物も含まれ
る。
特許3,563,942、および3,779,993に
開示されており、これらは本明細書の一部として参照さ
れる。そのようなモノマー種としては、スルホテレフタ
ル酸ナトリウム、スルホテレフタル酸アンモニウム、5
−スルホイソフタル酸ナトリウム、5−スルホイソフタ
ル酸アンモニウム、スルホフタル酸ナトリウム、スルホ
フタル酸アンモニウム、5−(p−ソディオスルホフェ
ノキシ)イソフタル酸、5−(スルホプロポキシ)−イ
ソフタル酸、5−(ソディオスルホ−プロポキシ)−イ
ソフタル酸のナトリウム塩などがあり、これらのジメチ
ルエステルのようなポリエステル形成性等価物も含まれ
る。
【0029】Zが脂肪族であるスルホモノマーは、米国
特許3,734,874に開示されており、これは本明
細書の一部として参照される。脂肪族スルホモノマーの
例としては、脂肪族ジカルボン酸のスルホネート化物、
またはそれらの等価なエステルであって、スルホネート
化された基が3価のアルキル基に結合しているものがあ
り、たとえば、スルホプロピルマロン酸、 式中、Z=CH−CH2−CH2−CH2、およびスルホ
ン化コハク酸、 式中、Z=CH2−CH、がある。
特許3,734,874に開示されており、これは本明
細書の一部として参照される。脂肪族スルホモノマーの
例としては、脂肪族ジカルボン酸のスルホネート化物、
またはそれらの等価なエステルであって、スルホネート
化された基が3価のアルキル基に結合しているものがあ
り、たとえば、スルホプロピルマロン酸、 式中、Z=CH−CH2−CH2−CH2、およびスルホ
ン化コハク酸、 式中、Z=CH2−CH、がある。
【0030】適当なジカルボ酸および等価物であるその
エステルとしては、フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、マロン酸、アジピン酸、アゼライン酸、グルタル
酸、セバシン酸、スベリン酸、コハク酸、ブラシリック
酸、およびこれらの混合物がある。
エステルとしては、フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、マロン酸、アジピン酸、アゼライン酸、グルタル
酸、セバシン酸、スベリン酸、コハク酸、ブラシリック
酸、およびこれらの混合物がある。
【0031】適当なグリコールの例としては、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオール、
1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,10−デカンジオー
ル、シクロヘキサンジメタノール、およびこれらの類似
物質がある。エチレングリコールが好ましいグリコール
である。
グリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオール、
1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,10−デカンジオー
ル、シクロヘキサンジメタノール、およびこれらの類似
物質がある。エチレングリコールが好ましいグリコール
である。
【0032】アニオン性界面活性剤のコポリエステルに
対する比率は、約1から15重量%のアニオン性界面活
性剤、および85から99重量%のコポリエステルの範
囲である。本発明の範囲はより広い範囲に及ぶものであ
るが、上記の範囲で最もよい結果が得られる。たとえ
ば、より多くのアニオン性界面活性剤が加えられたとし
ても、接着は大して改良されない。一方、より少量のア
ニオン性界面活性剤を加えた配合でも適当な場合もある
が、上記範囲の様な普遍的な性能を発現しない。好まし
い範囲は2から3重量%のアニオン性界面活性剤、およ
び97から98重量%の水分散性コポリエステルであ
る。成分は互いに均一に混合され、本発明に係る下塗り
塗料が得られる。
対する比率は、約1から15重量%のアニオン性界面活
性剤、および85から99重量%のコポリエステルの範
囲である。本発明の範囲はより広い範囲に及ぶものであ
るが、上記の範囲で最もよい結果が得られる。たとえ
ば、より多くのアニオン性界面活性剤が加えられたとし
ても、接着は大して改良されない。一方、より少量のア
ニオン性界面活性剤を加えた配合でも適当な場合もある
が、上記範囲の様な普遍的な性能を発現しない。好まし
い範囲は2から3重量%のアニオン性界面活性剤、およ
び97から98重量%の水分散性コポリエステルであ
る。成分は互いに均一に混合され、本発明に係る下塗り
塗料が得られる。
【0033】本発明に係る下塗り塗料は典型的にはベー
スフィルムに、約0.5から15重量%、好ましくは約
5から10重量%の固形分の水性分散液として塗布され
る。ポリマー基体に塗布される時の好ましい固形分レベ
ルは、最終的に乾燥した被覆が約0.003g/m2か
ら0.5g/m2の範囲になるレベルである。好ましい
範囲は0.005から0.2g/m2である。乾燥され
た下塗り塗料の好ましい厚さは約1x10-7から1x1
0-4インチであり、1x10-6インチが目標厚さであ
る。
スフィルムに、約0.5から15重量%、好ましくは約
5から10重量%の固形分の水性分散液として塗布され
る。ポリマー基体に塗布される時の好ましい固形分レベ
ルは、最終的に乾燥した被覆が約0.003g/m2か
ら0.5g/m2の範囲になるレベルである。好ましい
範囲は0.005から0.2g/m2である。乾燥され
た下塗り塗料の好ましい厚さは約1x10-7から1x1
0-4インチであり、1x10-6インチが目標厚さであ
る。
【0034】下塗り塗料は公知の方法でポリマー基体に
塗布される。たとえば、ロールコーティング、リバース
ロールコーティング、グラビアロールコーティング、リ
バースグラビアロールコーティング、ブラシコーティン
グ、スプレーコーティング、エアーナイフコーティン
グ、ディッピング、スロット、スライドカーテン、およ
びメニスカスコーティング等で塗布することができる。
塗布される。たとえば、ロールコーティング、リバース
ロールコーティング、グラビアロールコーティング、リ
バースグラビアロールコーティング、ブラシコーティン
グ、スプレーコーティング、エアーナイフコーティン
グ、ディッピング、スロット、スライドカーテン、およ
びメニスカスコーティング等で塗布することができる。
【0035】下塗り塗料は、最終用途に応じてフィルム
の片面または両面に塗ることができる。たとえば、写真
用フィルム用のポリエステルフィルムで両面に接着する
ことが望ましい場合には、フィルムの両面に下塗り塗料
が塗られ、その後必要なゼラチン層、または感光性写真
用ゼラチン層が上塗りされる。
の片面または両面に塗ることができる。たとえば、写真
用フィルム用のポリエステルフィルムで両面に接着する
ことが望ましい場合には、フィルムの両面に下塗り塗料
が塗られ、その後必要なゼラチン層、または感光性写真
用ゼラチン層が上塗りされる。
【0036】本発明に係る下塗り塗料組成物は、他の水
分散性下塗り塗料組成物や一般的に使用されている塩素
含有ポリマー組成物に比較して優れた効果を有する。た
とえば、本発明に係る下塗り塗料組成物が塗布されたポ
リエステルフィルムは、フィルム特性の低下を引き起こ
すことなく新しいポリエステルと一緒にリサイクルする
ことができる。すなわち、フィルムの物理的特性を犠牲
にすることはなく、外観も透明であり、また色も良好に
保持される。
分散性下塗り塗料組成物や一般的に使用されている塩素
含有ポリマー組成物に比較して優れた効果を有する。た
とえば、本発明に係る下塗り塗料組成物が塗布されたポ
リエステルフィルムは、フィルム特性の低下を引き起こ
すことなく新しいポリエステルと一緒にリサイクルする
ことができる。すなわち、フィルムの物理的特性を犠牲
にすることはなく、外観も透明であり、また色も良好に
保持される。
【0037】ポリエステルフィルムへインライン塗布
(ヒートセットされる前のフィルムの製造工程において
下塗り塗料が塗布されること)できることは、ポリエス
テルフィルムに下塗り塗料を塗布する場合には必要なこ
とである。典型的には、ポリエステルフィルムは、英国
特許1,411,564に開示されているように、任意
のコロナ処理をした後で、フィルムの延伸配向の前に被
覆することができる。また、2軸配向されるポリマーフ
ィルムの製造方法において、インタードロー(inte
rdraw)被覆する方法が米国特許4,571,36
3に開示され、さらに米国特許3,322,553には
延伸後でヒートセット前に被覆する方法が開示されてい
る。
(ヒートセットされる前のフィルムの製造工程において
下塗り塗料が塗布されること)できることは、ポリエス
テルフィルムに下塗り塗料を塗布する場合には必要なこ
とである。典型的には、ポリエステルフィルムは、英国
特許1,411,564に開示されているように、任意
のコロナ処理をした後で、フィルムの延伸配向の前に被
覆することができる。また、2軸配向されるポリマーフ
ィルムの製造方法において、インタードロー(inte
rdraw)被覆する方法が米国特許4,571,36
3に開示され、さらに米国特許3,322,553には
延伸後でヒートセット前に被覆する方法が開示されてい
る。
【0038】種々のゼラチン層がポリエステルフィルム
がヒートセットされた後に塗布されることは、写真用フ
ィルムの技術分野において公知である。
がヒートセットされた後に塗布されることは、写真用フ
ィルムの技術分野において公知である。
【0039】ポリエステルフィルムの表面改質は必要で
ないが、いくつかの下塗り塗料組成物ではポリマーフィ
ルムの表面が、本発明の下塗り塗料を塗布する直前に改
質された時により良好な結果を示す。公知の表面改質方
法としては、コロナ処理、火炎(flame)処理、お
よび化学処理がある。コロナ処理はポリマー基体の表面
を改質する方法として最も一般的かつ好ましい方法であ
り、最も好ましい結果が得られる方法である。コロナ処
理または他の表面処理は、ポリエステルフィルム基体上
を下塗り塗料が濡らすことができれば充分である。コロ
ナ処理としては、5.0ワット/平方フィート毎分のオ
ーダーが一般的である。
ないが、いくつかの下塗り塗料組成物ではポリマーフィ
ルムの表面が、本発明の下塗り塗料を塗布する直前に改
質された時により良好な結果を示す。公知の表面改質方
法としては、コロナ処理、火炎(flame)処理、お
よび化学処理がある。コロナ処理はポリマー基体の表面
を改質する方法として最も一般的かつ好ましい方法であ
り、最も好ましい結果が得られる方法である。コロナ処
理または他の表面処理は、ポリエステルフィルム基体上
を下塗り塗料が濡らすことができれば充分である。コロ
ナ処理としては、5.0ワット/平方フィート毎分のオ
ーダーが一般的である。
【0040】写真用フィルムを製造するために、本発明
に係る下塗りされたフィルムは1種以上のゼラチン層で
上塗りされなければならない。写真フィルム用の種々の
ゼラチン状組成物が公知であり、ポークスキンゼラチン
ベースの組成物、骨(bone)ゼラチン組成物などが
ある。適当な写真用ゼラチン組成物は代表的にはCro
da Company、Rousselot Comp
any、Kind&Knox Co.などにより製造さ
れている。
に係る下塗りされたフィルムは1種以上のゼラチン層で
上塗りされなければならない。写真フィルム用の種々の
ゼラチン状組成物が公知であり、ポークスキンゼラチン
ベースの組成物、骨(bone)ゼラチン組成物などが
ある。適当な写真用ゼラチン組成物は代表的にはCro
da Company、Rousselot Comp
any、Kind&Knox Co.などにより製造さ
れている。
【0041】下塗りされたフィルムをゼラチン上塗り塗
料で塗布することは、一般にはフィルムがヒートセット
された後にされる。この上塗りされたゼラチン組成物
は、下塗り塗料の塗布について述べた方法により塗布す
ることができる。
料で塗布することは、一般にはフィルムがヒートセット
された後にされる。この上塗りされたゼラチン組成物
は、下塗り塗料の塗布について述べた方法により塗布す
ることができる。
【0042】種々のゼラチン層を、本発明に係る下塗り
されたフィルムに接着させるためには、多官能のアジリ
ジンを使用することが必要である。ヘキストセラニーズ
株式会社から市販されている公知の多官能アジリジンを
使用することができ、トリメチロールプロパン−トリス
−(B−(N−アジリジニル)プロピオネート)、 およびペンタエリスリトール−(B−(N−アジリジニ
ル)プロピオネート) およびその類似物を使用することができる。多官能アジ
リジンは低エネルギー架橋剤および接着促進剤として作
用する。写真用ゼラチン組成物と一緒に使用されるアジ
リジンの量は、ゼラチンの量の約0.5から100重量
%、好ましくは約1から5重量%である。アジリジン
は、ゼラチン層を下塗り塗料組成物に接着させるように
作用する。一般にアジリジンゼラチン層は、約0.1か
ら0.6g/m2の範囲で塗布される。種々のゼラチン
層、および感光性の写真用のゼラチン層は公知であり、
本発明の特許性の要点はその種類にはよらない。
されたフィルムに接着させるためには、多官能のアジリ
ジンを使用することが必要である。ヘキストセラニーズ
株式会社から市販されている公知の多官能アジリジンを
使用することができ、トリメチロールプロパン−トリス
−(B−(N−アジリジニル)プロピオネート)、 およびペンタエリスリトール−(B−(N−アジリジニ
ル)プロピオネート) およびその類似物を使用することができる。多官能アジ
リジンは低エネルギー架橋剤および接着促進剤として作
用する。写真用ゼラチン組成物と一緒に使用されるアジ
リジンの量は、ゼラチンの量の約0.5から100重量
%、好ましくは約1から5重量%である。アジリジン
は、ゼラチン層を下塗り塗料組成物に接着させるように
作用する。一般にアジリジンゼラチン層は、約0.1か
ら0.6g/m2の範囲で塗布される。種々のゼラチン
層、および感光性の写真用のゼラチン層は公知であり、
本発明の特許性の要点はその種類にはよらない。
【0043】本発明に使用される一般的な方法は、ポリ
マーフィルムに下塗り塗料を、フィルム延伸の前、延伸
とともに、またはその後に、ただしヒートセットの前に
塗布し、下塗りされたフィルムを乾燥し、ヒートセット
の後に下塗りされたフィルムを1種以上のゼラチン層、
または感光性の写真用のゼラチン層で上塗りする工程を
含み、下塗り塗料と接触する前記ゼラチン層はアジリジ
ンを含み、またはゼラチン組成物が塗布される前にその
上にアジリジン層が塗布される。たとえば、ポリエステ
ルフィルム基体は本発明に係る下塗り塗料で被覆され、
そして、 1)ゼラチン/アジリジン混合物で上塗りされ、さらに
感光性の写真用ゼラチン層で上塗りされ、または 2)ゼラチン層で上塗りされ、その後アジリジン層で上
塗りされ、最後に感光性の写真用ゼラチン層で上塗りさ
れ、または 3)アジリジン層で上塗りされ、その後ゼラチンサビン
グ層で上塗りされ、最後に感光性の写真用ゼラチン層で
上塗りされ、または 4)アジリジン層で上塗りされ、その後感光性のゼラチ
ン層で上塗りされ、または 5)感光性の写真用ゼラチン/アジリジン混合層で上塗
りされる。
マーフィルムに下塗り塗料を、フィルム延伸の前、延伸
とともに、またはその後に、ただしヒートセットの前に
塗布し、下塗りされたフィルムを乾燥し、ヒートセット
の後に下塗りされたフィルムを1種以上のゼラチン層、
または感光性の写真用のゼラチン層で上塗りする工程を
含み、下塗り塗料と接触する前記ゼラチン層はアジリジ
ンを含み、またはゼラチン組成物が塗布される前にその
上にアジリジン層が塗布される。たとえば、ポリエステ
ルフィルム基体は本発明に係る下塗り塗料で被覆され、
そして、 1)ゼラチン/アジリジン混合物で上塗りされ、さらに
感光性の写真用ゼラチン層で上塗りされ、または 2)ゼラチン層で上塗りされ、その後アジリジン層で上
塗りされ、最後に感光性の写真用ゼラチン層で上塗りさ
れ、または 3)アジリジン層で上塗りされ、その後ゼラチンサビン
グ層で上塗りされ、最後に感光性の写真用ゼラチン層で
上塗りされ、または 4)アジリジン層で上塗りされ、その後感光性のゼラチ
ン層で上塗りされ、または 5)感光性の写真用ゼラチン/アジリジン混合層で上塗
りされる。
【0044】上記のすべての例において、アジリジンは
ゼラチン成分を下塗りに接着させるように作用する。さ
らに、始めの3つの例では、感光性の写真用ゼラチン層
はゼラチンサビング層に、ゼラチンーゼラチンの結合メ
カニズムにより結合されている。後の2つの例では、ゼ
ラチンーゼラチンの結合はなく、感光性の写真用ゼラチ
ン層中のゼラチンは単にアジリジンを介して下塗り層に
直接結合している。
ゼラチン成分を下塗りに接着させるように作用する。さ
らに、始めの3つの例では、感光性の写真用ゼラチン層
はゼラチンサビング層に、ゼラチンーゼラチンの結合メ
カニズムにより結合されている。後の2つの例では、ゼ
ラチンーゼラチンの結合はなく、感光性の写真用ゼラチ
ン層中のゼラチンは単にアジリジンを介して下塗り層に
直接結合している。
【0045】下塗りされたフィルムに塗布されるゼラチ
ンまたはゼラチン/アジリジンのサビング層は、乾燥重
量で少なくとも約0.05g/m2である。サビング層
中のゼラチンの比率は一般に固形分で1から3%の間で
変動する。実際に使用されるゼラチンの量はハンドリン
グ、ストリーク(streaks)、塗料のレベリング
などにより変化する。当業者には、ゼラチン被覆の乾燥
厚さは使用されるゼラチンの比率に関係することは明ら
かであろう。ゼラチン層はタイプA、すなわちポークス
キンベースのような酸処理されたゼラチン、またはタイ
プB、すなわち骨ベースのような生石灰処理されたゼラ
チンのどちらでもよい。感光性の層はほぼタイプBゼラ
チンをベースとしている。典型的には、感光性の層は、
ハロゲン化銀をベースとする感光性組成物を含む。一般
的な感光性のゼラチン層は、SPSE Handboo
k of Photographic Science
and Engineering、John Wile
y&Sons発行、Woodlief Thomas、
Jr.編集、515−519頁に開示されている。
ンまたはゼラチン/アジリジンのサビング層は、乾燥重
量で少なくとも約0.05g/m2である。サビング層
中のゼラチンの比率は一般に固形分で1から3%の間で
変動する。実際に使用されるゼラチンの量はハンドリン
グ、ストリーク(streaks)、塗料のレベリング
などにより変化する。当業者には、ゼラチン被覆の乾燥
厚さは使用されるゼラチンの比率に関係することは明ら
かであろう。ゼラチン層はタイプA、すなわちポークス
キンベースのような酸処理されたゼラチン、またはタイ
プB、すなわち骨ベースのような生石灰処理されたゼラ
チンのどちらでもよい。感光性の層はほぼタイプBゼラ
チンをベースとしている。典型的には、感光性の層は、
ハロゲン化銀をベースとする感光性組成物を含む。一般
的な感光性のゼラチン層は、SPSE Handboo
k of Photographic Science
and Engineering、John Wile
y&Sons発行、Woodlief Thomas、
Jr.編集、515−519頁に開示されている。
【0046】本発明に係る写真用のフィルムの安定性を
決定するため、3種類の接着性テストが行われた。第一
のテストは未処理の写真層への乾燥接着テストである。
このテストでは、下塗りされたポリエステルフィルムの
サンプルが1種以上のサビング層で被覆され、写真テス
ト塗膜(Photographic Test Coa
ting)で上塗りされた。サビング層と、写真テスト
塗膜のそれぞれが処理に先立ち乾燥された。サンプルは
引き裂かれ、荒れた端が露出された。No.810のス
コッチテープが上記の荒れた端の上に貼られ、引っ張ら
れた。被覆の剥離の内サンプルをグレード1とした。小
部分での剥離のあったサンプルをグレード2とした。テ
ープの面積と同等または大きな面積で剥離したものはグ
レード3とした。グレード1のものだけが試験に合格と
される。
決定するため、3種類の接着性テストが行われた。第一
のテストは未処理の写真層への乾燥接着テストである。
このテストでは、下塗りされたポリエステルフィルムの
サンプルが1種以上のサビング層で被覆され、写真テス
ト塗膜(Photographic Test Coa
ting)で上塗りされた。サビング層と、写真テスト
塗膜のそれぞれが処理に先立ち乾燥された。サンプルは
引き裂かれ、荒れた端が露出された。No.810のス
コッチテープが上記の荒れた端の上に貼られ、引っ張ら
れた。被覆の剥離の内サンプルをグレード1とした。小
部分での剥離のあったサンプルをグレード2とした。テ
ープの面積と同等または大きな面積で剥離したものはグ
レード3とした。グレード1のものだけが試験に合格と
される。
【0047】第二のテストは、処理された写真層の湿潤
接着テストである。下塗りされ、ゼラチンサビング層を
有するフィルムに、次いで写真テスト塗膜を塗り、以下
の写真現像処理を施した。
接着テストである。下塗りされ、ゼラチンサビング層を
有するフィルムに、次いで写真テスト塗膜を塗り、以下
の写真現像処理を施した。
【0048】1)現像液に2.5分浸漬 2)水で30秒洗浄 3)定着液に1.5分浸漬、 4)水で3分洗浄 工程2および4の洗浄水の温度は周囲温度であった。使
用した現像液はAnitec Image株式会社販売
のReprolith 200であった。使用した定着
液はAnitec Image株式会社販売のRepr
omatic160であった。4工程終了後、サンプル
に画線装置(scribing tool)で傷を付
け、ゴムストッパーで2kgの圧力で数回こすった。サ
ンプルはその損傷程度が評価された。画線に沿ってテス
ト塗膜の剥離がないものがグレード1とされ、若干の剥
離があるものがグレード2、普通程度の剥離のものがグ
レード3とされた。
用した現像液はAnitec Image株式会社販売
のReprolith 200であった。使用した定着
液はAnitec Image株式会社販売のRepr
omatic160であった。4工程終了後、サンプル
に画線装置(scribing tool)で傷を付
け、ゴムストッパーで2kgの圧力で数回こすった。サ
ンプルはその損傷程度が評価された。画線に沿ってテス
ト塗膜の剥離がないものがグレード1とされ、若干の剥
離があるものがグレード2、普通程度の剥離のものがグ
レード3とされた。
【0049】第三のテストは処理後の乾燥接着テストで
ある。下塗りされ、ゼラチンでサビングされたサンプル
が、次いで写真テスト塗膜で上塗りされ、さらに上記の
写真現像処理が施された。フィルムを40℃で15分、
乾燥した後、未処理写真層の乾燥接着テストで説明した
ように、No.810のスコッチテープを使用してテス
トされた。前述と同様のランク付けにより評価された。
ある。下塗りされ、ゼラチンでサビングされたサンプル
が、次いで写真テスト塗膜で上塗りされ、さらに上記の
写真現像処理が施された。フィルムを40℃で15分、
乾燥した後、未処理写真層の乾燥接着テストで説明した
ように、No.810のスコッチテープを使用してテス
トされた。前述と同様のランク付けにより評価された。
【0050】以下の実施例においては、ポリマーフィル
ムはHoechst Diafoil株式会社製の未充
填ポリエチレンテレフタレート樹脂で作られた。実施例
5以外のすべてのサンプルではフィルム表面にコロナ処
理を施した後、下塗りがされた。実施例における種々の
下塗り塗料は延伸の間に塗布され、乾燥塗膜の重量が
0.05から0.2g/m2になるようにポリエステル
フィルムに塗布された。種々の下塗りされたゼラチン/
アジリジン層については、乾燥被膜の重量がほぼ0.2
5g/m2になるようにされた。写真用テスト被膜の厚
さは約5g/m2とされた。
ムはHoechst Diafoil株式会社製の未充
填ポリエチレンテレフタレート樹脂で作られた。実施例
5以外のすべてのサンプルではフィルム表面にコロナ処
理を施した後、下塗りがされた。実施例における種々の
下塗り塗料は延伸の間に塗布され、乾燥塗膜の重量が
0.05から0.2g/m2になるようにポリエステル
フィルムに塗布された。種々の下塗りされたゼラチン/
アジリジン層については、乾燥被膜の重量がほぼ0.2
5g/m2になるようにされた。写真用テスト被膜の厚
さは約5g/m2とされた。
【0051】アジリジンは水性システムでは非常に短い
ポットライフしかない。アジリジンは、塗布の順番に関
係なく、たとえばゼラチンとアジリジンが一緒に塗布さ
れるか別々に塗布されるかに関係なく、隣接するゼラチ
ン層を下塗りされたフィルムに接着させる。下塗りされ
たフィルムはアジリジンまたはゼラチン層で被覆される
前に常にヒートセットされる。
ポットライフしかない。アジリジンは、塗布の順番に関
係なく、たとえばゼラチンとアジリジンが一緒に塗布さ
れるか別々に塗布されるかに関係なく、隣接するゼラチ
ン層を下塗りされたフィルムに接着させる。下塗りされ
たフィルムはアジリジンまたはゼラチン層で被覆される
前に常にヒートセットされる。
【0052】本発明は写真用テスト塗料の組成には依存
しない。典型的な写真用テスト塗料はSPSE Han
dbook of Photographic Sci
ence and Engineering、John
Wiley&Sons発行、Woodlief To
mas,Jr.編集、515−519頁の記載に基づい
て作ることができる。実施例で用いられた写真用テスト
塗料も同様の組成を有する。
しない。典型的な写真用テスト塗料はSPSE Han
dbook of Photographic Sci
ence and Engineering、John
Wiley&Sons発行、Woodlief To
mas,Jr.編集、515−519頁の記載に基づい
て作ることができる。実施例で用いられた写真用テスト
塗料も同様の組成を有する。
【0053】実施例1 アモルファスの未充填PETフィルムを初期長さの3.
5倍、機械方向に延伸し、コロナ処理し、コポリエステ
ルとアニオン性界面活性剤を含む下塗り塗料で乾燥重量
で0.25g/m2になるように被覆した。コポリエス
テルの組成は、乾燥重量基準で73%のテレフタル酸、
20モル%のアジピン酸、7モル%の5−スルホイソフ
タル酸ナトリウム、および100モル%のエチレングリ
コールである。以下、このコポリエステル組成物を「C
opoA」と称する。次いで下塗り塗料組成物1部に対
し、蒸留水9部の比率で希釈された。この組成物に、コ
ポリエステルの乾燥重量基準で、2.5重量%のドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、および4重量%のコ
ロイダルシリカが添加された。下塗り塗料を塗布した
後、フィルムは初期の幅の3.8倍に横方向に延伸さ
れ、190から240℃の間でヒートセットされた。
5倍、機械方向に延伸し、コロナ処理し、コポリエステ
ルとアニオン性界面活性剤を含む下塗り塗料で乾燥重量
で0.25g/m2になるように被覆した。コポリエス
テルの組成は、乾燥重量基準で73%のテレフタル酸、
20モル%のアジピン酸、7モル%の5−スルホイソフ
タル酸ナトリウム、および100モル%のエチレングリ
コールである。以下、このコポリエステル組成物を「C
opoA」と称する。次いで下塗り塗料組成物1部に対
し、蒸留水9部の比率で希釈された。この組成物に、コ
ポリエステルの乾燥重量基準で、2.5重量%のドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、および4重量%のコ
ロイダルシリカが添加された。下塗り塗料を塗布した
後、フィルムは初期の幅の3.8倍に横方向に延伸さ
れ、190から240℃の間でヒートセットされた。
【0054】下塗りされたフィルムは、次いで以下の組
成の水性ゼラチン/アジリジン組成物で、乾燥重量で
0.25g/m2になるよう、30インチ幅のリバース
グラビアコーターで塗布され、250゜Fの熱風で乾燥
された。実施例1、2および3では、水性ゼラチン/ア
ジリジン組成物は、 2重量%のゼラチン(Kind&Knox株式会社のタ
イプAゼラチン) 0.14%Triton X−200(アルキルアリー
ルポリエーテルスルホネートナトリウムアニオン性界面
活性剤) 0.06%Xama−7、多官能アジリジン、および 0.002%Syloid 244−X 1517(コ
ロイダルシリカ) を含み、残部は脱イオン化水であり、溶液のpHはアン
モニア水溶液で9.5に調整された。
成の水性ゼラチン/アジリジン組成物で、乾燥重量で
0.25g/m2になるよう、30インチ幅のリバース
グラビアコーターで塗布され、250゜Fの熱風で乾燥
された。実施例1、2および3では、水性ゼラチン/ア
ジリジン組成物は、 2重量%のゼラチン(Kind&Knox株式会社のタ
イプAゼラチン) 0.14%Triton X−200(アルキルアリー
ルポリエーテルスルホネートナトリウムアニオン性界面
活性剤) 0.06%Xama−7、多官能アジリジン、および 0.002%Syloid 244−X 1517(コ
ロイダルシリカ) を含み、残部は脱イオン化水であり、溶液のpHはアン
モニア水溶液で9.5に調整された。
【0055】下塗りされ、サビングされたフィルムの性
能を評価するため、非カール剤またはハレーション防止
剤バック層組成物として写真業界で使用される組成物を
含むテスト塗料(写真用テスト塗料)を23番のマイヤ
−ロッド(Meyer Rod)で塗布した。塗布され
たフィルムは50℃のオーブンで1時間、乾燥・キュア
され、3種類の試験に供された。結果を表1に示す。
能を評価するため、非カール剤またはハレーション防止
剤バック層組成物として写真業界で使用される組成物を
含むテスト塗料(写真用テスト塗料)を23番のマイヤ
−ロッド(Meyer Rod)で塗布した。塗布され
たフィルムは50℃のオーブンで1時間、乾燥・キュア
され、3種類の試験に供された。結果を表1に示す。
【0056】サンプル2については、コポリエステルの
乾燥重量に基づいて、架橋剤として10重量%のメラミ
ンホルムアルデヒド樹脂(ヘキサメトキシメチルメラミ
ン、商品名サイメル303、アメリカンサイアナミッド
社製)と、フルオロ界面活性剤FC−170C(3M株
式会社製)0.7重量%が添加された他は同じ配合の下
塗り塗料が調整された。結果は表1に示される。表1の
結果は、サイメル303のような架橋剤の使用が必要で
はないことを示している。
乾燥重量に基づいて、架橋剤として10重量%のメラミ
ンホルムアルデヒド樹脂(ヘキサメトキシメチルメラミ
ン、商品名サイメル303、アメリカンサイアナミッド
社製)と、フルオロ界面活性剤FC−170C(3M株
式会社製)0.7重量%が添加された他は同じ配合の下
塗り塗料が調整された。結果は表1に示される。表1の
結果は、サイメル303のような架橋剤の使用が必要で
はないことを示している。
【0057】実施例2 サンプル3−16 サンプル3では、下塗り塗料組成物が、未充填ポリエス
テルフィルムに実施例1と同様の手法で塗布された。下
塗り塗料組成物は10重量%の異なるコポリエステルと
90重量%の希釈水を含んでいた。このコポリエステル
は90%のイソフタル酸と10%の5−スルホイソフタ
ル酸ナトリウム、および100モル%のエチレングリコ
ールを含んでいた。このコポリエステルを以下「Cop
oB」と称する。コポリエステルの乾燥重量基準で、
2.5重量%のドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、4重量%のコロイダルシリカが下塗り塗料に加えら
れた。サンプル3の結果を表1に示す。
テルフィルムに実施例1と同様の手法で塗布された。下
塗り塗料組成物は10重量%の異なるコポリエステルと
90重量%の希釈水を含んでいた。このコポリエステル
は90%のイソフタル酸と10%の5−スルホイソフタ
ル酸ナトリウム、および100モル%のエチレングリコ
ールを含んでいた。このコポリエステルを以下「Cop
oB」と称する。コポリエステルの乾燥重量基準で、
2.5重量%のドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、4重量%のコロイダルシリカが下塗り塗料に加えら
れた。サンプル3の結果を表1に示す。
【0058】サンプル4では、コポリエステルの乾燥重
量に基づいて、10重量%のサイメル303と、フルオ
ロ界面活性剤FC−170Cが0.7重量%が添加され
た他はサンプル3と同じ配合の下塗り塗料が調整され
た。サンプル4は標準的、かつ好ましい配合である。結
果は表1に示される。
量に基づいて、10重量%のサイメル303と、フルオ
ロ界面活性剤FC−170Cが0.7重量%が添加され
た他はサンプル3と同じ配合の下塗り塗料が調整され
た。サンプル4は標準的、かつ好ましい配合である。結
果は表1に示される。
【0059】サンプル5では、サンプル4と同じ下塗り
塗料が使用された。ポリエステルフィルムは下塗り塗料
の塗布の前にプラズマ処理されなかった。サンプル5の
結果を表1に示す。
塗料が使用された。ポリエステルフィルムは下塗り塗料
の塗布の前にプラズマ処理されなかった。サンプル5の
結果を表1に示す。
【0060】サンプル6では、サンプル4の配合におい
て、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの量を、
2.5重量%から1重量%に変えて下塗り塗料が調整さ
れた。サンプル6の結果も表1に示される。
て、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの量を、
2.5重量%から1重量%に変えて下塗り塗料が調整さ
れた。サンプル6の結果も表1に示される。
【0061】サンプル7については、サンプル4の配合
においてアニオン性界面活性剤が使用されなかった。結
果を表1に示す。
においてアニオン性界面活性剤が使用されなかった。結
果を表1に示す。
【0062】サンプル8では、サンプル4の配合におい
てドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの代りに、
2.5%のラウリルスルフェートナトリウムが使用され
た。結果を表1に示す。
てドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの代りに、
2.5%のラウリルスルフェートナトリウムが使用され
た。結果を表1に示す。
【0063】サンプル9では、サンプル4の配合におい
て、サイメル303とは異なるメラミンホルムアルデヒ
ド樹脂が使用された。このサンプルでは、コポリエステ
ルの乾燥重量に基づいて10重量%のレジミン717の
商標名で販売されているメラミンホルムアルデヒド樹脂
が使用された。レジミン717は高アルキル化、高イミ
ノ含量のメラミンホルムアルデヒド樹脂である。結果を
表1に示す。
て、サイメル303とは異なるメラミンホルムアルデヒ
ド樹脂が使用された。このサンプルでは、コポリエステ
ルの乾燥重量に基づいて10重量%のレジミン717の
商標名で販売されているメラミンホルムアルデヒド樹脂
が使用された。レジミン717は高アルキル化、高イミ
ノ含量のメラミンホルムアルデヒド樹脂である。結果を
表1に示す。
【0064】サンプル10は、レジミンAQ−7550
として販売されている架橋剤をサイメル303の代りに
使用した他はサンプル4と同一の配合を使用した。レジ
ミンAQ−7550は一部アルキル化された高メチロー
ル含量のメラミンホルムアルデヒド樹脂である。結果を
表1に示す。
として販売されている架橋剤をサイメル303の代りに
使用した他はサンプル4と同一の配合を使用した。レジ
ミンAQ−7550は一部アルキル化された高メチロー
ル含量のメラミンホルムアルデヒド樹脂である。結果を
表1に示す。
【0065】サンプル11、12および13はサイメル
303の使用量を変化させた他はサンプル4と同じ配合
の下塗り塗料を使用した。サンプル11では、使用量は
コポリエステルの乾燥重量に基づいて1重量%であっ
た。サイメル303の使用量はサンプル12では5.0
重量%、サンプル13では15重量%であった。結果を
表1に示す。
303の使用量を変化させた他はサンプル4と同じ配合
の下塗り塗料を使用した。サンプル11では、使用量は
コポリエステルの乾燥重量に基づいて1重量%であっ
た。サイメル303の使用量はサンプル12では5.0
重量%、サンプル13では15重量%であった。結果を
表1に示す。
【0066】サンプル14、15および16はコポリエ
ステル組成物の使用量を変化させた他はサンプル4と同
じ配合の下塗り塗料を使用した。サンプル12では、1
%のコポリエステルと99%の希釈水の溶液が使用され
た。サンプル15では5%のコポリエステルと95%の
希釈水の溶液が、サンプル16では15%のコポリエス
テルと85%の希釈水の溶液が使用された。アニオン性
界面活性剤、フルオロ界面活性剤、架橋剤、およびコロ
イダルシリカの量は同じである。結果を表1に示す。
ステル組成物の使用量を変化させた他はサンプル4と同
じ配合の下塗り塗料を使用した。サンプル12では、1
%のコポリエステルと99%の希釈水の溶液が使用され
た。サンプル15では5%のコポリエステルと95%の
希釈水の溶液が、サンプル16では15%のコポリエス
テルと85%の希釈水の溶液が使用された。アニオン性
界面活性剤、フルオロ界面活性剤、架橋剤、およびコロ
イダルシリカの量は同じである。結果を表1に示す。
【0067】実施例2のサンプル3とサンプル4、実施
例1のサンプル1とサンプル2を比較すると、あるコポ
リエステルは架橋剤を加えた時に最もよい結果を示すの
に対して、異なるコポリエステルでは架橋剤の添加は必
要でないことが分る。
例1のサンプル1とサンプル2を比較すると、あるコポ
リエステルは架橋剤を加えた時に最もよい結果を示すの
に対して、異なるコポリエステルでは架橋剤の添加は必
要でないことが分る。
【0068】サンプル5からは、コロナ処理が本発明の
効果を奏するために必要ではないことが分る。
効果を奏するために必要ではないことが分る。
【0069】サンプル6からは、アニオン性界面活性剤
の添加量が少ない場合や添加しない場合(サンプル7)
には良好な結果が得られないことが分る。
の添加量が少ない場合や添加しない場合(サンプル7)
には良好な結果が得られないことが分る。
【0070】サンプル8は、異なるアニオン性界面活性
剤でも良好な結果が得られることを示している。
剤でも良好な結果が得られることを示している。
【0071】サンプル9および10の結果は、異なる架
橋剤によっても良好な結果が得られることを示してい
る。サンプル11、12および13の結果は、サンプル
4のコポリエステルについて、架橋剤の添加量が接着試
験の結果、とりわけ乾燥接着強度および処理後の乾燥接
着強度に影響を与えることを示している。
橋剤によっても良好な結果が得られることを示してい
る。サンプル11、12および13の結果は、サンプル
4のコポリエステルについて、架橋剤の添加量が接着試
験の結果、とりわけ乾燥接着強度および処理後の乾燥接
着強度に影響を与えることを示している。
【0072】サンプル14、15および16の結果か
ら、サンプル4のコポリエステルの乾燥重量に基づいて
少なくとも1重量%が、サンプル4のコポリエステルの
乾燥重量に基づいて5および15重量%添加した時と同
等な結果を得られるほぼ最低量であることがわかる。
ら、サンプル4のコポリエステルの乾燥重量に基づいて
少なくとも1重量%が、サンプル4のコポリエステルの
乾燥重量に基づいて5および15重量%添加した時と同
等な結果を得られるほぼ最低量であることがわかる。
【0073】実施例3 実施例3では、異なる組成のコポリエステル組成物が使
用された。サンプル17では、10重量%のコポリエス
テルが10重量%の異なる組成のコポリエステル組成物
で置き換えられた以外は、標準配合(実施例2、サンプ
ル4)と同じ比率の配合が用いられた。上記の異なる組
成のコポリエステル組成物は、34モル%のテレフタル
酸、52モル%のイソフタル酸、および14モル%のス
ルホイソフタル酸5−ナトリウムを含んでいた。上記コ
ポリエステルはグリコール成分として、32モル%のエ
チレングリコール、12モル%のジエチレングリコー
ル、46モル%のネオペンチルグリコール、および10
モル%のネオペンチルーエチレングリコールを含んでい
た。このコポリエステルは以下、「Copo C」と称
される。
用された。サンプル17では、10重量%のコポリエス
テルが10重量%の異なる組成のコポリエステル組成物
で置き換えられた以外は、標準配合(実施例2、サンプ
ル4)と同じ比率の配合が用いられた。上記の異なる組
成のコポリエステル組成物は、34モル%のテレフタル
酸、52モル%のイソフタル酸、および14モル%のス
ルホイソフタル酸5−ナトリウムを含んでいた。上記コ
ポリエステルはグリコール成分として、32モル%のエ
チレングリコール、12モル%のジエチレングリコー
ル、46モル%のネオペンチルグリコール、および10
モル%のネオペンチルーエチレングリコールを含んでい
た。このコポリエステルは以下、「Copo C」と称
される。
【0074】サンプル18は、サイメル303とフルオ
ロ界面活性剤が使用されていないことを除き、サンプル
17と同じ組成である。実施例3におけるサンプル17
とサンプル18の結果は表1に示される。
ロ界面活性剤が使用されていないことを除き、サンプル
17と同じ組成である。実施例3におけるサンプル17
とサンプル18の結果は表1に示される。
【0075】表1に示されたサンプル17の結果によれ
ば、2種の乾燥接着試験の結果は許容できるものであ
る。しかし、湿潤時接着試験の結果は許容できないもの
である。架橋剤を含まないサンプル18に関しては、い
ずれの試験結果も許容できないものである。
ば、2種の乾燥接着試験の結果は許容できるものであ
る。しかし、湿潤時接着試験の結果は許容できないもの
である。架橋剤を含まないサンプル18に関しては、い
ずれの試験結果も許容できないものである。
【0076】サンプル17および18の結果は、異なる
組成のコポリエステル組成物は良好な結果、特に湿潤時
接着強度に関しては、良好な結果を与えないことがある
ことを示している。
組成のコポリエステル組成物は良好な結果、特に湿潤時
接着強度に関しては、良好な結果を与えないことがある
ことを示している。
【0077】
【表1】 実施例2および3について、優れた結果を示した標準配
合であるサンプル4、1重量%のアニオン性界面活性剤
を含むサンプル7、アニオン性界面活性剤を含まないサ
ンプル7、コポリマーC組成物を含むサンプル17およ
び18についてさらに追加試験が行われた。これらで下
塗りされたそれぞれのフィルムに、2重量%の多官能ア
ジリジン、アニオン性界面活性剤であるトリトン X−
200を0.15重量%含む脱イオン水溶液を8番のメ
イヤーロッドで塗布した。フィルムはオーブン中で10
0℃で45秒間強制乾燥された。アジリジンで被覆され
たフィルムに23番のメイヤーロッドで写真用テスト塗
料が塗布された。この写真用テスト塗料は50℃で1時
間乾燥・硬化され、接着された。結果は以下の表2に示
される。
合であるサンプル4、1重量%のアニオン性界面活性剤
を含むサンプル7、アニオン性界面活性剤を含まないサ
ンプル7、コポリマーC組成物を含むサンプル17およ
び18についてさらに追加試験が行われた。これらで下
塗りされたそれぞれのフィルムに、2重量%の多官能ア
ジリジン、アニオン性界面活性剤であるトリトン X−
200を0.15重量%含む脱イオン水溶液を8番のメ
イヤーロッドで塗布した。フィルムはオーブン中で10
0℃で45秒間強制乾燥された。アジリジンで被覆され
たフィルムに23番のメイヤーロッドで写真用テスト塗
料が塗布された。この写真用テスト塗料は50℃で1時
間乾燥・硬化され、接着された。結果は以下の表2に示
される。
【0078】
【表2】 追加試験されたサンプル6は乾燥強度と処理後乾燥強度
について、最初の試験の時よりも優れた結果を示した。
アジリジンで上塗りされた、下塗り塗料組成物中にアニ
オン性界面活性剤を含まないサンプル7は、改良された
結果を示すものの、その結果はいまだ全体として許容で
きるものではない。しかし、この結果に基づき、当業者
は下塗り塗料組成物を最良の結果が得られるように改良
することができる。
について、最初の試験の時よりも優れた結果を示した。
アジリジンで上塗りされた、下塗り塗料組成物中にアニ
オン性界面活性剤を含まないサンプル7は、改良された
結果を示すものの、その結果はいまだ全体として許容で
きるものではない。しかし、この結果に基づき、当業者
は下塗り塗料組成物を最良の結果が得られるように改良
することができる。
【0079】追加試験されたサンプル17は、アジリジ
ンの上塗りとサイメルの標準的な配合量を含み、すべて
の試験に関して優れた結果を与えている。先の試験で
は、サンプル17は湿潤時接着試験では良好な結果を与
えなかった。サンプル18では、アジリジンの上塗りに
より湿潤時強度が改善されている。しかし、この下塗り
塗料組成物はアジリジンと共に用いても満足できる結果
を与えていない。
ンの上塗りとサイメルの標準的な配合量を含み、すべて
の試験に関して優れた結果を与えている。先の試験で
は、サンプル17は湿潤時接着試験では良好な結果を与
えなかった。サンプル18では、アジリジンの上塗りに
より湿潤時強度が改善されている。しかし、この下塗り
塗料組成物はアジリジンと共に用いても満足できる結果
を与えていない。
【0080】実施例5 上記の実施例では下塗り塗料組成物が変更されていた
が、本実施例ではサンプル4の配合が用いられた。ゼラ
チン/アジリジン塗料がサンプル4の下塗り塗料に上塗
りされた。この塗料は2%のゼラチン固形分を含み、残
部は蒸留水であった。この実施例に用いられたゼラチン
は、Kind&Knox ポークスキンゼラチン タイ
プA−192であった。アジリジンの比率はゼラチンの
量に対して0から100重量%の間で変化させた。さら
に、ゼラチンを含まず、アジリジンだけを含む上塗り塗
料を塗布さたサンプルも試験された。それぞれのサンプ
ルは写真用テスト被覆ゼラチンで再度上塗りされた。ハ
ンドリングを容易にするために、アジリジンがイソプロ
ピルアルコールに溶解された。典型的には、アジリジン
のイソプロピルアルコール50%溶液が調整され、ゲル
溶液と混合される。このゲル溶液は、たとえば約9.0
から9.5のpH範囲を有するアルカリ性溶液を形成す
るのに充分な量のアンモニアを含む。このアルカリ性溶
液はアジリジンのポットライフを増加させる。さらにア
ジリジン・ゼラチンサブコーティングは、濡れ性や平滑
性などを改善するための助剤として、ユニオンカーバイ
ド社製のアニオン性界面活性剤、トリトン X−200
を、ゼラチン固形分に対して7重量%含む。このアジリ
ジン・ゼラチン溶液は8番のメイヤーロッドで下塗りさ
れたフィルムに塗布された。下塗りされ、サビングされ
たフィルムはその後100℃で45秒乾燥され、写真用
テスト塗料で上塗りされた。
が、本実施例ではサンプル4の配合が用いられた。ゼラ
チン/アジリジン塗料がサンプル4の下塗り塗料に上塗
りされた。この塗料は2%のゼラチン固形分を含み、残
部は蒸留水であった。この実施例に用いられたゼラチン
は、Kind&Knox ポークスキンゼラチン タイ
プA−192であった。アジリジンの比率はゼラチンの
量に対して0から100重量%の間で変化させた。さら
に、ゼラチンを含まず、アジリジンだけを含む上塗り塗
料を塗布さたサンプルも試験された。それぞれのサンプ
ルは写真用テスト被覆ゼラチンで再度上塗りされた。ハ
ンドリングを容易にするために、アジリジンがイソプロ
ピルアルコールに溶解された。典型的には、アジリジン
のイソプロピルアルコール50%溶液が調整され、ゲル
溶液と混合される。このゲル溶液は、たとえば約9.0
から9.5のpH範囲を有するアルカリ性溶液を形成す
るのに充分な量のアンモニアを含む。このアルカリ性溶
液はアジリジンのポットライフを増加させる。さらにア
ジリジン・ゼラチンサブコーティングは、濡れ性や平滑
性などを改善するための助剤として、ユニオンカーバイ
ド社製のアニオン性界面活性剤、トリトン X−200
を、ゼラチン固形分に対して7重量%含む。このアジリ
ジン・ゼラチン溶液は8番のメイヤーロッドで下塗りさ
れたフィルムに塗布された。下塗りされ、サビングされ
たフィルムはその後100℃で45秒乾燥され、写真用
テスト塗料で上塗りされた。
【0081】上記のサンプルが前述の3種類の試験に供
された。結果を表3に示す。
された。結果を表3に示す。
【0082】
【表3】 実施例6 実施例5は、タイプAのゼラチンとアジリジンの均一な
混合物は、写真用テスト塗料の上塗りについて優れたサ
ビング層を提供することを示している。酸処理されたタ
イプAサビングゼラチンはKind&Knox株式会社
により製造された。写真用テスト塗料はタイプBの生石
灰処理されたゼラチン(lime processed
gelatin)を含んでいた。
混合物は、写真用テスト塗料の上塗りについて優れたサ
ビング層を提供することを示している。酸処理されたタ
イプAサビングゼラチンはKind&Knox株式会社
により製造された。写真用テスト塗料はタイプBの生石
灰処理されたゼラチン(lime processed
gelatin)を含んでいた。
【0083】本実施例は、ゼラチンサビング層とアジリ
ジンは均一に混合されなければならないのか、またはそ
れらを別々に塗布してもよいのかということに関する。
この実施例では、2%のゼラチンサビング層が、実施例
2のサンプル4の下塗り塗料組成物で下塗りされたフィ
ルムに8番のメイヤーロッドで塗布された。2%のゼラ
チン溶液は少量のアニオン性界面活性剤と希釈水を含ん
でいた。ゼラチンサビング層は100℃で45秒間乾燥
された。乾燥後、アジリジン水性ベース塗料はゲルサビ
ング層の上に8番のメイヤーロッドで上塗りされた。ア
ジリジン上塗りは0.1%溶液であり、少量のアンモニ
アが添加されてpHが9.5とされた。乾燥基準で、ア
ジリジン上塗り塗料は、ゼラチンサビング層重量に基づ
いて5重量%となるようにされた。アジリジン上塗り塗
料は100℃で45秒間乾燥された。アジリジン層の上
に写真用テスト塗料が上塗りされた。写真用テスト塗料
が乾燥された後、前述の3種類の接着試験に供された。
それぞれの試験結果は、最良のグレード1であった。
ジンは均一に混合されなければならないのか、またはそ
れらを別々に塗布してもよいのかということに関する。
この実施例では、2%のゼラチンサビング層が、実施例
2のサンプル4の下塗り塗料組成物で下塗りされたフィ
ルムに8番のメイヤーロッドで塗布された。2%のゼラ
チン溶液は少量のアニオン性界面活性剤と希釈水を含ん
でいた。ゼラチンサビング層は100℃で45秒間乾燥
された。乾燥後、アジリジン水性ベース塗料はゲルサビ
ング層の上に8番のメイヤーロッドで上塗りされた。ア
ジリジン上塗りは0.1%溶液であり、少量のアンモニ
アが添加されてpHが9.5とされた。乾燥基準で、ア
ジリジン上塗り塗料は、ゼラチンサビング層重量に基づ
いて5重量%となるようにされた。アジリジン上塗り塗
料は100℃で45秒間乾燥された。アジリジン層の上
に写真用テスト塗料が上塗りされた。写真用テスト塗料
が乾燥された後、前述の3種類の接着試験に供された。
それぞれの試験結果は、最良のグレード1であった。
【0084】実施例7 この実施例では、下塗りされたフィルムはアジリジンを
含む、タイプBの生石灰で処理された骨ゼラチン写真用
テスト塗料で上塗りされた。このタイプBゼラチンはコ
ロダ株式会社製であった。ポリエステルフィルムは実施
例2のサンプル4の下塗り塗料組成物で下塗りされた。
写真用テスト塗料に、ゼラチンの重量に基づいて3重量
%のアジリジンが、そのpH(ほぼ5.5−5.7)の
ままで添加された。アジリジンと写真用テスト塗料ゼラ
チンの混合物が、23番のメイヤーロッドを使用して下
塗りされたフィルムに塗布された。塗料が乾燥した後、
前述の接着試験に供された。それぞれのテストでグレー
ド1の結果が得られた。
含む、タイプBの生石灰で処理された骨ゼラチン写真用
テスト塗料で上塗りされた。このタイプBゼラチンはコ
ロダ株式会社製であった。ポリエステルフィルムは実施
例2のサンプル4の下塗り塗料組成物で下塗りされた。
写真用テスト塗料に、ゼラチンの重量に基づいて3重量
%のアジリジンが、そのpH(ほぼ5.5−5.7)の
ままで添加された。アジリジンと写真用テスト塗料ゼラ
チンの混合物が、23番のメイヤーロッドを使用して下
塗りされたフィルムに塗布された。塗料が乾燥した後、
前述の接着試験に供された。それぞれのテストでグレー
ド1の結果が得られた。
【0085】本実施例は、種々のゼラチンサビング層は
必ずしも必要ではないことを示している。したがって、
写真フィルムの所望の特性によっては、下塗りされたフ
ィルムをヒートセットした後、ゼラチンサビング層を省
略し、単に均一に混合されたアジリジンとゼラチン写真
用組成物を直接本発明に係る下塗りされたフィルムに塗
布することができる。
必ずしも必要ではないことを示している。したがって、
写真フィルムの所望の特性によっては、下塗りされたフ
ィルムをヒートセットした後、ゼラチンサビング層を省
略し、単に均一に混合されたアジリジンとゼラチン写真
用組成物を直接本発明に係る下塗りされたフィルムに塗
布することができる。
【0086】したがって、本発明により、前記の目的、
利点などを満足させる下塗り塗料、下塗りされたフィル
ム、ゼラチン組成物で被覆された下塗りされたフィル
ム、および写真用フィルムの製造方法が提供される。
利点などを満足させる下塗り塗料、下塗りされたフィル
ム、ゼラチン組成物で被覆された下塗りされたフィル
ム、および写真用フィルムの製造方法が提供される。
【0087】本発明について、好ましい実施態様に基づ
いて説明されてきたが、当業者にとって自明であるよう
な改良や変更は本発明の技術的範囲に含まれることは明
らかである。
いて説明されてきたが、当業者にとって自明であるよう
な改良や変更は本発明の技術的範囲に含まれることは明
らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 7/00 Z
Claims (31)
- 【請求項1】写真、複写、および電子写真フィルム用の
プライマー塗料組成物であって、乾燥重量基準で、 a)約85%から約99重量%の水分散性コポリエステ
ル、および b)約1%から約15重量%のアニオン性界面活性剤を
含み、 前記水分散性コポリエステルが、約80から約98モル
%の少なくとも1種のジカルボン酸またはそのエステ
ル、および約2から20モル%の少なくとも1種の、ジ
カルボン化物の核に結合したスルホネート基を有するス
ルホモノマーと、約100モル%の2から11の炭素数
を有する少なくとも1種のグリコールのコポリエステル
である、前記プライマー塗料組成物。 - 【請求項2】前記アニオン性界面活性剤が、ラウリルサ
ルフェートナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、アルキルアリールポリエーテルスルホン酸ナ
トリウムから選ばれる、請求項1記載のプライマー塗料
組成物。 - 【請求項3】前記ジカルボン酸が、テレフタル酸、イソ
フタル酸、フタル酸、マロン酸、アジピン酸、アゼライ
ン酸、グルタル酸、セバシン酸、スベリン酸、コハク
酸、ブラシリック酸、およびこれらの混合物から選ばれ
る、請求項1記載のプライマー塗料組成物。 - 【請求項4】前記スルホモノマーが、下の構造式で表さ
れる、請求項1記載のプライマー塗料組成物: 式中、Mはアルカリ金属、アンモニウム、置換アンモニ
ウム、および4級アンモニウムから選ばれる1価のカチ
オンであり、Zは3価の基であり、XおよびYはカルボ
キシ基またはポリエステル形成性等価物である。 - 【請求項5】前記スルホモノマーが、スルホテレフタル
酸アンモニウム、スルホテレフタル酸アルカリ金属塩、
5−スルホイソフタル酸アンモニウム、5−スルホイソ
フタル酸アルカリ金属塩、スルホフタル酸アンモニウ
ム、スルホフタル酸アルカリ金属塩、5−(p−アンモ
ニウムスルホフェノキシ)イソフタル酸、5−(スルホ
プロポキシ)−イソフタル酸、5−(ソディオスルホ−
プロポキシ)−イソフタル酸のナトリウム塩から選ばれ
る、請求項4記載のプライマー塗料組成物。 - 【請求項6】前記グリコールが、エチレングリコール、
ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−
ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,10
−デカンジオール、シクロヘキサンジメタノール、およ
びジエチレングリコールから選ばれる、請求項1記載の
プライマー塗料組成物。 - 【請求項7】写真、複写、および電子写真フィルム用の
プライマー塗布ポリエステルフィルムであって、 a)ポリエステルフィルム、および b)前記ポリエステルフィルムの少なくとも片面に塗布
された、プライマーへの写真用ゼラチンの接着を向上さ
せるのに有効な量のプライマー被覆を有し、 該プライマー被覆は、乾燥重量基準で、 i)約85%から約99重量%の水分散性コポリエステ
ル、および ii)約1%から約15重量%のアニオン性界面活性剤
を含み、 前記水分散性コポリエステルが、約80から約98モル
%の少なくとも1種のジカルボン酸またはそのエステ
ル、および約2から20モル%の少なくとも1種の、ジ
カルボン化物の核に結合したスルホネート基を有するス
ルホモノマーと、約100モル%の2から11の炭素数
を有する少なくとも1種のグリコールのコポリエステル
である、前記フィルム。 - 【請求項8】前記アニオン性界面活性剤が、ラウリルサ
ルフェートナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、アルキルアリールポリエーテルスルホン酸ナ
トリウムから選ばれる、請求項7記載のプライマー塗布
ポリエステルフィルム。 - 【請求項9】前記ジカルボン酸が、テレフタル酸、イソ
フタル酸、フタル酸、マロン酸、アジピン酸、アゼライ
ン酸、グルタル酸、セバシン酸、スベリン酸、コハク
酸、ブラシリック酸、およびこれらの混合物から選ばれ
る、請求項7記載のプライマー塗布ポリエステルフィル
ム。 - 【請求項10】前記スルホモノマーが、下の構造式で表
される、請求項7記載のプライマー塗布ポリエステルフ
ィルム: 式中、Mはアルカリ金属、アンモニウム、置換アンモニ
ウム、および4級アンモニウムから選ばれる1価のカチ
オンであり、Zは3価の基であり、XおよびYはカルボ
キシ基またはポリエステル形成性等価物である。 - 【請求項11】前記スルホモノマーが、スルホテレフタ
ル酸アンモニウム、スルホテレフタル酸アルカリ金属
塩、5−スルホイソフタル酸アンモニウム、5−スルホ
イソフタル酸アルカリ金属塩、スルホフタル酸アンモニ
ウム、スルホフタル酸アルカリ金属塩、5−(p−アン
モニウムスルホフェノキシ)イソフタル酸、5−(スル
ホプロポキシ)−イソフタル酸、5−(ソディオスルホ
−プロポキシ)−イソフタル酸のナトリウム塩から選ば
れる、請求項10記載のプライマー塗布ポリエステルフ
ィルム。 - 【請求項12】前記グリコールが、エチレングリコー
ル、ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,
10−デカンジオール、シクロヘキサンジメタノール、
およびジエチレングリコールから選ばれる、請求項7記
載のプライマー塗布ポリエステルフィルム。 - 【請求項13】前記ポリエステルに塗布された前記プラ
イマー被覆が約1x10-7から1x10-4インチの厚さ
である、請求項10記載のプライマー塗布ポリエステル
フィルム。 - 【請求項14】写真フィルム用ゼラチン状フィルムであ
って、 a)ポリエステルフィルム、および b)前記ポリエステルフィルムの少なくとも片面に塗布
された、プライマーへの写真用ゼラチンの接着を向上さ
せるのに有効な量のプライマー被覆を有し、 該プライマー被覆は、乾燥重量基準で、 i)約85%から約99重量%の水分散性コポリエステ
ル、および ii)約1%から約15重量%のアニオン性界面活性剤
を含み、 前記水分散性コポリエステルが、約80から約98モル
%の少なくとも1種のジカルボン酸またはそのエステ
ル、および約2から20モル%の少なくとも1種の、ジ
カルボン化物の核に結合したスルホネート基を有するス
ルホモノマーと、約100モル%の2から11の炭素数
を有する少なくとも1種のグリコールのコポリエステル
である、 c)アジリジンを含む有効量のゼラチン状の上塗り被覆
を有し、該上塗り被覆は写真用ゼラチンへ接着でき、ま
たは写真用ゼラチンとして作用し、該アジリジンは該ゼ
ラチン状被覆と前記プライマーを接着するに充分であ
る、前記フィルム。 - 【請求項15】前記アジリジンが、トリメチロールプロ
パン−トリス−(B−(N−アジリジニル)プロピオネ
ート)、およびペンタエリスリトール−(B−(N−ア
ジリジニル)プロピオネート)から選ばれる、請求項1
4記載のフィルム。 - 【請求項16】前記ゼラチンが酸処理されたゼラチンお
よび生石灰処理されたゼラチンから選ばれる、請求項1
4記載のフィルム。 - 【請求項17】前記ゼラチンが写真用の感光性組成物を
含む、請求項14記載のフィルム。 - 【請求項18】前記ゼラチン/アジリジン層が、少なく
とも約0.05g/m2以上の厚さを有する、請求項1
4記載のフィルム。 - 【請求項19】前記アニオン性界面活性剤が、ラウリル
サルフェートナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム、アルキルアリールポリエーテルスルホン酸
ナトリウムから選ばれる、請求項14記載のフィルム。 - 【請求項20】前記ジカルボン酸が、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、フタル酸、マロン酸、アジピン酸、アゼラ
イン酸、グルタル酸、セバシン酸、スベリン酸、コハク
酸、ブラシリック酸、およびこれらの混合物から選ばれ
る、請求項14記載のフィルム。 - 【請求項21】前記スルホモノマーが、下の構造式で表
される、請求項14記載のフィルム: 式中、Mはアルカリ金属、アンモニウム、置換アンモニ
ウム、および4級アンモニウムから選ばれる1価のカチ
オンであり、Zは3価の基であり、XおよびYはカルボ
キシ基またはポリエステル形成性等価物である。 - 【請求項22】前記スルホモノマーが、スルホテレフタ
ル酸アンモニウム、スルホテレフタル酸アルカリ金属
塩、5−スルホイソフタル酸アンモニウム、5−スルホ
イソフタル酸アルカリ金属塩、スルホフタル酸アンモニ
ウム、スルホフタル酸アルカリ金属塩、5−(p−アン
モニウムスルホフェノキシ)イソフタル酸、5−(スル
ホプロポキシ)−イソフタル酸、5−(ソディオスルホ
−プロポキシ)−イソフタル酸のナトリウム塩から選ば
れる、請求項21記載のフィルム。 - 【請求項23】前記グリコールが、エチレングリコー
ル、ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,
10−デカンジオール、シクロヘキサンジメタノール、
およびジエチレングリコールから選ばれる、請求項14
記載のフィルム。 - 【請求項24】前記ポリエステルに塗布された前記プラ
イマー被覆が約1x10-7から1x10-4インチの厚さ
である、請求項14記載のフィルム。 - 【請求項25】プライマー塗料と1以上の写真用ゼラチ
ン状塗料で写真用フィルムを下塗りする方法であって、 a)ポリエステルフィルムを有効量のプライマー塗料組
成物でインライン塗装する工程、 ここで該プライマー塗料組成物は希釈前において、 i)約1%から約15重量%のアニオン性界面活性剤、
および ii)約85%から約99重量%のコポリエステルであ
って、 1)約80から約98モル%の少なくとも1種のジカル
ボン酸またはそのエステル、 2)約2から20モル%の少なくとも1種の、ジカルボ
ン化物の核に結合したスルホネート基を有するスルホモ
ノマーと、 3)約90モル%の2から11の炭素数を有する少なく
とも1種のグリコールのコポリエステルを含み、 b)前記下塗り塗料を乾燥する工程、および c)下塗りされた塗料をヒートセットする工程、 d)下塗りを、有効量のゼラチン/アジリジン上塗り塗
料で、写真用ゼラチン被覆へ接着でき、または写真用ゼ
ラチン被覆として作用するように、かつ該アジリジンが
該ゼラチン状被覆と前記プライマーを接着するに充分で
あるよう塗布する工程であって、前記ゼラチン/アジリ
ジン上塗りは、単一の均一な層、またはゼラチンとアジ
リジンの別々の層であるが互いに拡散しあっている層を
形成する、前記写真用フィルムを下塗りする方法。 - 【請求項26】下塗りされ、ヒートセットされた写真用
のゼラチン被覆を有するポリエステルフィルムを被覆す
る方法であって、 a)下塗りされ、ヒートセットされたポリエステルフィ
ルムに、有効量のゼラチン/アジリジン上塗り塗料で、
写真用ゼラチン被覆へ接着でき、または写真用ゼラチン
被覆として作用し、かつ該アジリジンが該ゼラチン状被
覆と前記プライマーを接着するに充分であるような塗料
を塗布する工程であって、前記ゼラチン/アジリジン上
塗りは、単一の均一な層、またはゼラチンとアジリジン
の別々の層であるが互いに拡散しあっている層を形成す
る工程、および b)前記の被覆されたフィルムを乾燥する工程、を含む
前記方法。 - 【請求項27】ゼラチン被覆されたポリエステルフィル
ムであって、 a)下塗りされ、ヒートセットされたポリエステルフィ
ルム、 b)有効量のゼラチン/アジリジン上塗り被覆で、写真
用ゼラチン被覆へ接着でき、または写真用ゼラチン被覆
として作用し、かつ該アジリジンが該ゼラチン状被覆と
前記プライマーを接着するに充分であるような被覆であ
って、前記ゼラチン/アジリジン上塗りは、単一の均一
な層、またはゼラチンとアジリジンの別々の層であるが
互いに拡散しあっている層である、 を有する前記のフィルム。 - 【請求項28】ゼラチン/アジリジン被覆の厚さが、乾
燥重量基準で、一層あたり少なくとも0.05g/m2
である、請求項27記載のフィルム。 - 【請求項29】前記アジリジンが、使用されたゼラチン
の0.5から100重量%である、請求項27記載のフ
ィルム。 - 【請求項30】前記アジリジンが、トリメチロールプロ
パン−トリス−(B−(N−アジリジニル)プロピオネ
ート)、およびペンタエリスリトール−(B−(N−ア
ジリジニル)プロピオネート)から選ばれる、請求項2
7記載のフィルム。 - 【請求項31】前記ゼラチンが酸処理されたゼラチンお
よび生石灰処理されたゼラチンから選ばれる、請求項2
7記載のフィルム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US88344592A | 1992-05-15 | 1992-05-15 | |
| US883445 | 2001-06-18 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0682968A true JPH0682968A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=25382594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11276293A Pending JPH0682968A (ja) | 1992-05-15 | 1993-05-14 | 写真フィルム用のプライマー塗料組成物 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5545713A (ja) |
| EP (1) | EP0569925A2 (ja) |
| JP (1) | JPH0682968A (ja) |
| KR (1) | KR930023765A (ja) |
| CA (1) | CA2094230A1 (ja) |
| MX (1) | MX9302849A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CZ304296B6 (cs) * | 2009-11-04 | 2014-02-19 | Univerzita Karlova v Praze Farmaceutická fakulta v Hradci Králové | Zařízení sekvenční injekční analýzy pro extrakci kapalina-kapalina |
| US9440569B2 (en) | 2013-06-19 | 2016-09-13 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Vehicle seat and method of manufacturing the same |
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| KR100670547B1 (ko) | 2005-01-27 | 2007-01-22 | (주)네오플러스 | 폴리에스터 필름용 프라이머 코팅제 조성물 |
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