JPH068337Y2 - テンションタイプのボールジョイント - Google Patents

テンションタイプのボールジョイント

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JPH068337Y2
JPH068337Y2 JP1987198104U JP19810487U JPH068337Y2 JP H068337 Y2 JPH068337 Y2 JP H068337Y2 JP 1987198104 U JP1987198104 U JP 1987198104U JP 19810487 U JP19810487 U JP 19810487U JP H068337 Y2 JPH068337 Y2 JP H068337Y2
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JP
Japan
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bearing
ball
opening
side bearing
ball head
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JP1987198104U
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JPH01100921U (ja
Inventor
裕典 古賀
康典 浜口
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Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車懸架装置等に使用されるテンションタ
イプのボールジョイントに関する。
従来の技術 第6図に示す如く、低トルク化を目的として、軸線方向
に隙間340を持たせて二分割されたベアリング31
1,320を用いたテンションタイプのボールジョイン
トとしては、例えば実開昭57−203136号などが
ある。
考案が解決しようとする問題点 ボールジョイントの低作動トルクおよび耐高荷重性能に
関する要求は増々厳しく、特に近年の傾向として、耐高
荷重性能が重視されている。従って従来の低作動トルク
を維持すると共に、耐高荷重性能を有するテンションタ
イプのボールジョイントの開発が望まれている。
問題点を解決するための手段 閉鎖側ベアリングの軸受部内周面である球座面を内径側
に球頭部球心を中心とする半径の内径側曲面と、該内径
側曲面に連続してボールジョイント組付け状態で球頭部
と間隙を有する外径側曲面とにより構成し、また開口側
ベアリングの円筒状部の反小開口側端部と閉鎖側ベアリ
ングの外周壁部の反大開口側端部とを当接させる。
作用 (1)ボールスタッドに通常の荷重が加わっている状態に
おいては、ボールスタッド球頭部の表面が、閉鎖側ベア
リングの球座面を構成する複数の曲面のうち内径側曲面
とのみ摺接するためベアリングと球頭部との摺動面積が
小さく、更にボールスタッドの軸線方向の移動を規制
し、ボールスタッドに高荷重が加わると、閉鎖側ベアリ
ングが弾性変形してボールスタッド球頭部の表面が球座
面における外径側曲面とも摺接するためベアリングと球
頭部との摺動面積が拡大する。
(2)また、ソケット内において、開口側ベアリングが閉
鎖側ベアリングにより軸線方向に隙間なく支持されるた
め、ボールスタッドに高荷重が加わった場合にも開口側
ベアリングが塑性変形しないので開口側ベアリングと閉
鎖側ベアリングとの間のあそびの異常増加(所謂ガタの
発生)が防止される。
実施例 以下、本考案の実施例のその構成を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案の実施例によるテンションタイプのボー
ルジョイント1を表わしている。図において2は軸部3
と球頭部4とより成るボールスタッド、6は略円筒状ソ
ケット、10は閉止板、11はソケット6の小開口7側
に配置された開口側ベアリング、20は閉止板10によ
り閉鎖されたソケット6の大開口9側に配置された閉鎖
側ベアリングである。
ボールスタッド2の一端球頭部4は開口側ベアリング1
1及び閉鎖側ベアリング20を介してソケット6内に揺
動回転自在に軸支されると共に、他端の軸部3はソケッ
ト6の小開口7から突出している。
開口側ベアリング11は合成樹脂製で、第2図に拡大し
て示す如く、外周がソケット6の円筒部34の内周壁に
適合する円筒状部13と、外周がソケット6の開口肩部
8の内周壁に適合する肩部12とから構成されている。
肩部12は内径側から外径側へ向かって肉厚を増す楔状
を呈し、最大の肉厚部分で円筒状部13に連設されてい
る。円筒状部13は、小径部16と、この小径部16に
接続しボールスタッド球頭部4先端に向け截頭円錐状に
拡径するフランジ部17と、フランジ部17に接続した
大径部18とより成る。
開口側ベアリング11の内周球面15は、ボールスタッ
ド球頭部4表面5に摺接している。この内周球面15
は、ボールスタッド球頭部4の略中心から見て肩部12
と円筒状部13との交点方向で球頭部4に最も強く接す
る、球頭部半径(R1)より半径(R2)の大きなロイ
ダル曲面に形成されている。すなわち、トロイダル曲面
の仮想中心O2は、球頭部4の球心O1よりも、球頭部
4先端側に位置し、かつソケット6の中心軸線から半径
方向に離れた所に位置することになる。そのため、球頭
部4の表面5は、開口側ベアリング11の開口縁および
赤道部において、間隙35を生じるかまたは肩部12よ
りも弱く接触する傾向に成る。
閉鎖側ベアリング20はポリウレタン製で、第1図,第
4図左半部,第5図左半部に示す如く、半球カップ状の
軸受部21と、この軸受部21の外周を囲むように連設
された略円筒状の外周壁部22とから構成されている。
この外周壁部22の外周は、ソケット6の内周壁に適合
している。また、外周壁部22の反大開口側端部23の
端面29は、上述の開口側ベアリング11の円筒状部1
3の反小開口側端部14の端面19に、閉止板10によ
り圧接されている。従って、開口ベアリング11がこの
閉鎖側ベアリング20により軸線方向に隙間なく支持さ
れるため、ボールスタッド2に高荷重が加わった場合に
も開口側ベアリング11が塑性変形しないので開口側ベ
アリング11と閉鎖側ベアリング20との間のあそびの
異常増加(所謂ガタの発生)が防止される。
閉鎖側ベアリング20の内周面である球座面25は、球
頭部球心O1を中心とする半径(R3)の内径側曲面2
7と球心O1から軸線上において球頭部先端側に離れた
中心O3を中心とする同一半径(R3)の外径側曲面2
6とを接続することにより構成されている。内径側曲面
27と外径側曲面26との接続部は段部28に形成され
ている。従ってボールスタッド2に通常の荷重が加わっ
ている状態においては、ボールスタッド球頭部4の表面
5が閉鎖側ベアリング20の内径側曲面27とのみ摺接
しているため、ベアリングと球頭部との摺動面積が小さ
く、ボールジョイント1の低作動トルクを保持すること
ができる。逆に、ボールスタッド2に高荷重が加わった
場合には、閉鎖側ベアリング20が弾性変形してボール
スタッド球頭部4の表面5が外径側曲面26とも摺接す
るため、ベアリングと球頭部との摺動面積が拡大し、高
荷重に耐えることができる。
また、閉鎖側ベアリング20の軸受部21の開口縁突出
部31は、開口側ベアリング11の円筒状部13の大径
部18の内径側に位置して、この閉鎖側ベアリング20
の水平方向の位置ずれを防止している。中心部に設けら
れた貫通孔24は、エア抜きの働きをする。また、内径
側曲面27に放射状に形成された溝32はグリス溜りで
ある。
上記第1番目の実施例においては、閉鎖側ベアリングの
軸受部の開口縁突出部を外周壁部よりもソケット小開口
方向に突出させて、外周壁部の端面と開口側ベアリング
の円筒状部端面とを圧接する一方、軸受部の開口縁突出
部は開口側ベアリングの円筒状部の大径部の内径側に位
置させたが、本考案の第2番目の実施例によるテンショ
ンタイプのボールジョイント101を表わす第3図,第
4図右半部,第5図右半部に示す如く、閉鎖側ベアリン
グ120の軸受部121の端面と外周壁部122の反大
開口側端部123の端面とを同一の端面129に揃え、
開口側ベアリング111の円筒状部113端面119と
圧接させても良い。
また、閉鎖側ベアリング120の球座面125の構成と
しては、球頭部球心O1を中心とする半径R4の内径側
曲面127と、球心O1よりもボールスタッド軸部側に
位置しかつソケット106中心軸線から半径方向に離れ
た中心O5を中心とする半径O5の外径側曲面126と
を連続させてもよい。
効果 以上のように本考案によれば、 (1)ボールスタッドに通常の荷重が加わっている状態に
おいては、ボールスタッド球頭部の表面が、閉鎖側ベア
リングの球座面を構成する複数の曲面のうち内径側曲面
とのみ摺接するためベアリングと球頭部との摺動面積が
小さく更にボールスタッドの軸線方向の移動を規制し、
ボールスタッドに高荷重が加わると、閉鎖側ベアリング
が弾性変形してボールスタッド球頭部の表面が球座面に
おける外径側曲面とも摺接するためベアリングと球頭部
との摺動面積が拡大し、 (2)また、ソケット内において、開口側ベアリングが閉
鎖側ベアリングにより軸線方向に隙間なく、支持される
ため、ボールスタッドに高荷重が加わった場合にも開口
側ベアリングが塑性変形しないので開口側ベアリングと
閉鎖側ベアリングとの間のあそびの異常増加(所謂ガタ
の発生)が防止されるので、ボールジョイントの低作動
トルクを保持しつつ耐高荷重性能を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1番目の実施例によるテンションタ
イプのボールジョイントを表わす断面平面図。第2図は
第1図の一部拡大断面説明図。第3図は本考案の第2番
目の実施例によるテンションタイプのボールジョイント
を表わす断面平面図。第4図の左半部および右半部は各
々第1図および第3図の閉鎖側ベアリングの正面図。第
5図の左半部および右半部は各々第1図および第3図の
閉鎖側ベアリングの平面図。第6図は従来のテンション
タイプのボールジョイントを表わす断面平面図である。 (記号の説明) 1……テンションタイプのボールジョイント。 2……ボールスタッド。4……球頭部。 6……ソケット。7……小開口。 9……大開口。10……閉止板。 11……開口側ベアリング。12……肩部。 13……円筒状部。14,23……端部。 20……閉鎖側ベアリング。21……軸受部。 22……外集壁部。25……球座面。 26,27……曲面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に小開口7を有し、他端の大開口9が
    閉止板10により閉鎖されたソケット6内にボールスタ
    ッド2の一端球頭部4を、肩部12と該肩部12に連設
    され反小開口側端部14がボールスタッド軸線方向で球
    頭部中心より大開口9側に延出された円筒状部13とよ
    り成り開口側ベアリング11及び半球カップ状の軸受部
    21と該軸受部21を囲むようにその軸受部21に連設
    された外周壁部22とより成るラバー製の閉鎖側ベアリ
    ング20を介して揺動自在に支持したテンションタイプ
    のボールジョイント1において、前記閉鎖側ベアリング
    20の軸受部21内周面である球座面25を内径側に球
    頭部球心を中心とする半径の内径側曲面27と、該内径
    側曲面27に連続してボールジョイント組付け状態で球
    頭部4と間隙を有する外径側曲面26とにより構成し、
    また前記開口側ベアリング11の前記円筒状部13の反
    小開口側端部14と前記閉鎖側ベアリング20の外周壁
    部22の反大開口側端部23とを当接させたことを特徴
    とするテンションタイプのボールジョイント。
JP1987198104U 1987-12-25 1987-12-25 テンションタイプのボールジョイント Expired - Lifetime JPH068337Y2 (ja)

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