JPH11257340A - ボールジョイント部構造 - Google Patents

ボールジョイント部構造

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JPH11257340A
JPH11257340A JP10059181A JP5918198A JPH11257340A JP H11257340 A JPH11257340 A JP H11257340A JP 10059181 A JP10059181 A JP 10059181A JP 5918198 A JP5918198 A JP 5918198A JP H11257340 A JPH11257340 A JP H11257340A
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head
view
gear
holder
ball joint
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JP10059181A
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Yoshiaki Sato
嘉晃 佐藤
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】頭部が転動している際のホルダーへの食い込み
や破損を防止することができるボールジョイント部構造
を提供する。 【解決手段】軸状のギヤロッド15の一端に略球形状の
頭部15cが形成され、ホルダー20に頭部15cが転
動可能に嵌着すると共に異なった位置A,Bを中心とす
る2つの凹球面20n,20oとこの凹球面20p,2
0o間に位置するフラット面20pとの複合によって略
凹球面形状の頭部保持部20kが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸状のロッドの一
端に略球形状の頭部が形成され、ホルダーに前記頭部が
転動可能に嵌着する略凹球面形状の頭部保持部が形成さ
れたボールジョイント部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、異なった部材の一方を固定すると
共に、他方を一方に対して傾動可能に連結する場合、例
えば、一方の部材の複数個所に伸縮可能な軸状のロッド
を保持させると共にそのロッドの先端に略球形状の頭部
を形成し、他方の部材に各ロッドの頭部が転動可能に嵌
合する略凹球面状の頭部保持部を形成し、この頭部保持
部内に頭部を挿入することによって各部材同士が結合さ
れると共に、任意のロッドの伸縮に伴って他のロッドの
頭部を支点としてた方の部材を傾動させるといった所謂
ボールジョイント結合を採用したものが知られている。
【0003】そして、このようなボールジョイント結合
にあっては、頭部保持部に対する頭部の保持を可能とす
るためには、少なくとも頭部の半分以上を保持しなけれ
ばならない一方、その頭部保持部内に頭部を挿入するた
めの開口が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成されたボールジョイント部構造にあっては、開口を
除く頭部保持部の凹球面形状と頭部の形状とが一致して
いるため、頭部が頭部保持部内で転動している際、ロッ
ドからの荷重によって頭部保持部と開口との境界部分に
よって形成されるエッジに頭部が食い込んでしまい、頭
部の転動が損なわれたり、頭部や頭部保持部が破損する
といった問題が生じていた。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、頭部が転動している際のホルダーへの食い込み
や破損を防止することができるボールジョイント部構造
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、軸状のロッドの一端に略
球形状の頭部が形成され、ホルダーに前記頭部が転動可
能に嵌着する略凹球面形状の頭部保持部が形成されたボ
ールジョイント部構造において、前記頭部保持部は異な
った位置を中心とする2つの凹球面とこの凹球面間に位
置するフラット面との複合によって形成されていること
を要旨とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、軸状のロ
ッドの一端に略球形状の頭部が形成され、ホルダーに前
記頭部が転動可能に嵌着する略凹球面形状の頭部保持部
が形成され、前記頭部保持部の内壁面に前記ロッドの軸
線方向に沿う溝が形成され、前記頭部に前記溝と係合可
能な突起が形成され、前記溝と前記突起との係合により
前記頭部の前記頭部保持部に対する転動方向が規制され
たボールジョイント部構造において、前記頭部保持部は
異なった位置を中心とする2つの凹球面とこの凹球面間
に位置するフラット面との複合によって形成された略凹
球面とされていることを要旨とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明のボールジョイント
部構造の実施の形態を車両用ミラーのミラー傾動ユニッ
トに適用し、図面に基づいて説明する。
【0009】図1〜図3において、ミラー傾動ユニット
10は、図示を略す車両用ミラー本体に固定されるベー
スハウジング11と、ベースハウジング11に保持され
る一対の駆動モータ12と、一対の駆動モータ12に設
けられた出力ギヤ13の各々と噛合する一対の駆動ギヤ
ユニット14と、一対の駆動ギヤユニット14に一端の
ギヤ部15aが挿入される一対のギヤロッド15と、一
対の駆動モータ12と一対の駆動ギヤユニット14とを
対として個々に覆うモーターカバー16と、ベースハウ
ジング11とモーターカバー16との間に介装されたパ
ッキン17と、一対の駆動ギヤユニット14とモーター
カバー16との間に介装された環状スペーサー18と、
ギヤロッド15の他端を露出させたドーム状可変ブーツ
19と、図示を略すミラー本体を保持するホルダー20
と、ホルダー20をベースハウジング11に傾動可能に
保持させるジョイント部材21と、ホルダー20とジョ
イント部材21との間に介装されたリング状付勢手段2
2とを備えている。
【0010】ベースハウジング11の矩形のベース11
aには、図4〜図7に示すように、一対の駆動モータ収
納凹部11bと、駆動モータ12を仮保持する複数の駆
動モータ保持爪11cと、各駆動モータ収納凹部11b
に隣接する有底円筒形状のギヤロッド挿入凹部11d
と、ギヤロッド挿入凹部11dの周囲に位置して駆動ギ
ヤユニット14の傾動を許容するよう中心側に向けて隆
起する環状傾斜部11eと、環状傾斜部11eと駆動モ
ータ収納凹部11bとを対として取り囲む防水壁11f
と、環状傾斜部11eを避けるように分割された複数の
周壁11gと、防水壁11fの外側に位置する複数の係
合孔11hと、防水壁11fに挟まれるようにベース1
1aの対角線上に延在された係合リブ11iとが一体に
形成されている。また、係合リブ11iの壁面には円弧
状の係合突起11jが形成されている。尚、環状傾斜部
11eからギヤロッド挿入凹部11dに至る角部はR状
若しくはすり鉢状の受部11kとなっている。
【0011】駆動ギヤユニット14は、樹脂製のギヤ部
材23と、ギヤ部材23に装着されるスプリング部材2
4と、スプリング部材24を覆うようにギヤ部材23に
装着されるキャップ25とを備えている。
【0012】ギヤ部材23は、図8(A)〜図8(D)
に示すように、ギヤ部23aと、ギヤ部23aから表面
側に立設された筒状スプリング支持軸23bと、この筒
状スプリング支持軸23bと中心を挟んで対向する位置
のギヤ部23aの表面側から立設された舌片23cと、
ギヤ部23aの裏面側から突出する略半球形状の支持部
23dと、ギヤ部23aの中心に位置して支持部23d
とに跨って貫通されたギヤロッド挿通孔23eと、この
ギヤロッド挿通孔23eを形成するようにギヤ部23a
の表面側から突出させた段違いのスプリング座部23
f,23gと、ギヤ部23aの周縁部寄りに形成された
複数のキャップ係合孔23hとを一体に備えている。
【0013】スプリング部材24は、図9(A),
(B)に示すように、中心を巻回することによって形成
されたコイル部24aと、その両端24b,24cを段
違いで対向させることによって形成されたギヤ係合部2
4dとを備えている。なお、両端24b,24cはコイ
ル部24aから互いに離反し且つギヤロッド15のギヤ
部15aの螺旋角度と同方向に傾斜させることによって
雌ネジの役割を果たす。
【0014】キャップ25は、図10(A)〜図10
(E)に示すように、略半球形状の支持部25aと、支
持部25aの裏面側から突出された位置決めピン25b
と、支持部25aの中心に形成されたギヤロッド挿通孔
25cと、このギヤロッド挿通孔25cを形成するよう
に支持部25aの裏面側から突出させた段違いのスプリ
ング座部25d,25eと、支持部25aの端面から突
出された複数の係合突起25fとを一体に備えている。
【0015】このような構成の駆動ギヤユニット14を
組み付けるには、図11(A)に示すように、ギヤ部材
23の表面とキャップ25の裏面とが対向すると共に、
その間にスプリング部材24が位置する配置関係とな
る。
【0016】そして、図11(B)に示すように、スプ
リング部材24の段差の高い方の端部24bが段差の高
い方のスプリング座部23fに、段差の低い方の端部2
4cが段差の低い方のスプリング座部23gに各々が位
置するように筒状スプリング支持軸23bにコイル部2
4aを挿通する。
【0017】この際、端部24b,24cの間に舌片2
3cが位置すると共にギヤ部15aの挿入が容易となる
ように端部24b,24c間の間隔が付勢に抗して開き
気味となる。
【0018】これにより、ギヤ部材23に対するスプリ
ング部材24の誤着が防止される。また、ギヤ係合部2
4dの最小間隔を維持した仮保持状態となるためギヤロ
ッド15のスプリング部材24への組み付けが容易とな
る。
【0019】次に、図11(C)に示すように、位置決
めピン25bを筒状スプリング支持軸23bに挿通する
と同時に複数のキャップ係合孔23hに係合突起25f
を係合させることによって組み付けが完了する。
【0020】この際、図12(A),(B)に示すよう
に、段差の高い方のスプリング座部23fとスプリング
座部25dとが対向すると共に、段差の低い方のスプリ
ング座部23gとスプリング座部25eとが対向する
(図12では図示を省略する)と共に、これらの突出端
面がスプリング部材24の端部24b,24cの傾斜に
沿って傾斜させることにより、各座部23f,25d及
び各座部23g,25eとの協動によって端部24b,
24cが挟持される状態となり、スプリング部材24の
脱落やガタの発生が防止されている。
【0021】また、スプリング部材24の端部24b,
24cの高さを変えていることに伴ってギヤ部材23と
キャップ25とが互いに離反される作用が働くため、ギ
ヤ部材23とキャップ25との間でのガタの発生が防止
されている。
【0022】ギヤロッド15は、シャフト状のギヤ部1
5aと、このギヤ部15aの一端に首部15bを介して
設けられた略球形の頭部15cと、頭部15cから側方
に向けて突出された係合突起15dと、頭部15cの一
部を周回り方向に沿って略全周に跨ってフラットした当
接面15eと、突起15dの内側に設けたヒケ防止孔部
15fと、ギヤ部15aの先端部分を先細りとしたテー
パ部15gとを備えている。このテーパ部15gは、ネ
ジ部15aをスプリング部材24に挿入する際の作業性
を向上させる役割を果たしている。
【0023】モーターカバー16は、図14(A)〜
(E)に示すように、駆動モータ12を覆うように隆起
されたモーターカバー部16aと、駆動ギヤユニット1
4が位置するように段階的に隆起された段差部16b
と、段差部16bに中心に形成された開口16cと、開
口16cの周縁に位置するスペーサ設置部16dと、複
数の係合脚部16eとを備えている。
【0024】パッキン17は、図15(A)に示すよう
に、ベースハウジング11とモーターカバー16の間に
位置する。また、パッキン17には、図15(B),
(C)に示すように、その表面側(モーターカバー16
側)の断面中央に1つの突条片17aが形成され、その
裏面側(ベースハウジング11側)の断面両端寄りに2
つの突条片17b,17cが形成されている。これら各
突条片17a,17b,17cは、係合脚部16eを係
合孔11hに係合させてベースハウジング11にモータ
ーカバー16を装着した際の圧接力によってその両者間
への密着性を向上させることができ、防水効果を向上さ
せることができる。尚、各突条片17a,17b,17
cの形成位置は、パッキン17の表裏でズレていれば、
その数が表裏で同数若しくは一方が1つ少ない場合共に
同様の効果を得ることができる。
【0025】環状スペーサー18は、図16(A)〜図
16(D)に示すように、環状ベース部18aと、この
環状ベース部18aの内周縁部から立ち上げられた複数
のブーツ当接片18bと、環状ベース部18aの周縁部
に沿って形成された環状突条片18cとを備えている。
また、環状ベース部18aの内周縁部からブーツ当接片
18bを立ち上げた部分は断面曲線のキャップ当接部1
8dとなっている。さらに、隣接するブーツ当接片18
bの間には凹部18eが形成されている。
【0026】ドーム状可変ブーツ19は、図17(A)
〜図17(C)に示すように、ゴム等の弾性変形可能な
ものから形成されたドーム状可変部19aと、開口19
bを有する基部19cと、基部19cの外壁面に形成さ
れた環状の開口嵌合溝19dと、基部19cの内壁面か
ら突出されて凹部18eと係合することによってドーム
状可変ブーツ19の回り止めを行う複数の密閉突起19
eと、ドーム状可変部19aの突端に形成された首部支
持孔19fとを備えている。
【0027】このような構成においては、図18に示す
ように、上述した駆動ギヤユニット14を組み付けた
後、ギヤロッド15のギヤ部15aをギヤロッド挿通孔
25cから駆動ギヤユニット14内へと挿通し、そのま
まギヤ係合部24d、ギヤロッド挿通孔23eへと挿通
する。
【0028】次に、モーターカバー16の開口16cに
ドーム状可変ブーツ19の開口嵌合溝19dを嵌合した
後、開口19bに環状スペーサー18を装着する。この
際、環状スペーサー18は、密閉突起19eにブーツ当
接片18bが弾接することによってドーム状可変ブーツ
19に保持される。
【0029】さらに、駆動モータ12を駆動モータ収納
凹部11bに挿入しつつ駆動モータ支持爪11cに仮保
持させ、ギヤロッド15を装着した駆動ギヤユニット1
4をギヤロッド挿入凹部11dの開口縁部に載置し、パ
ッキン17をベース11aに載置した後、係合脚部16
eを係合孔11hに係合させることによってモーターカ
バー16をベース11aに装着すると同時に駆動モータ
12を駆動モータ支持爪11cとモータカバー16との
協動によって保持する。
【0030】支持部25aがキャップ当接部18dに当
接すると共に、図19(A)に示すように、その当接に
よって環状突条片18cが基部19cに食い込むため、
防水性が確保される。なお、図19(B)に示すよう
に、開口16cの近傍の段差部16bに、環状突条片1
8cによって押し出される基部19cが入り込む逃げ用
溝16fを設けて防水性を一層向上させることができ
る。
【0031】そして、ギヤロッド15の頭部15cを首
部支持孔19fから露出させて首部15bに当接させる
ことによってベースハウジング11に対する駆動系の組
み付けが完了する。
【0032】ホルダー20は、図20に示すように、内
周を略円形の開口20aとした略正八角形の鍔部20b
と、開口20aの一部を除いて取り巻くように分割され
た断面曲面のフランジ部20cと、フランジ部20cの
内壁面から互いに対向する位置に設けられた一対のジョ
イント受部20d並びに軸受孔20eと、ジョイント受
部20dと直交すると共にフランジ部20cの内壁面か
ら互いに対向する位置に設けられた一対のスプリング受
部20fと、一方のジョイント受部20dを挟むように
そのジョイント受部20dと一対のスプリング受部20
fとの間のフランジ部20cの内壁面に位置する頭部受
部20gとを備えている。
【0033】頭部受部20gは、図21(A)〜図21
(C)に示すように、開口20aの周方向に沿って分割
されて開口端20hを形成した筒状部20iと、この筒
状部20iの分割によって形成された挿入部20jと、
筒状部20iの内壁面を凹陥することによって形成され
た頭部保持部20kと、頭部挿入開口20hに対応する
壁面に形成された回転防止溝20mとを備えている。
【0034】頭部保持部20kは、図21(A)に示す
ように、中心点Aを基準とする凹球面20nと、中心点
Aよりも開口端20h側にずれた中心点Bを基準とする
凹球面20oと、各凹球面20n,20o間に位置する
フラット面20pとの合成凹球面からなる。また、頭部
保持部20kには、アンダーカットによってスリット2
0qが形成されており、これにより頭部15cの頭部保
持部20kへの挿入が容易となっている。尚、フラット
面20pは、図21(C)に示すように、その頂点部分
を通る略全周に跨って形成されている。
【0035】ジョイント部材21は、図22(A)〜図
22(E)に示すように、棒状のベース部21aと、ベ
ース部21aの両端軸部21bの端面から突出された回
転軸部21cと、ベース部21aから突出された一対の
プレート部21dと、プレート部21dに形成された円
弧状のスリット21eとを備えている。
【0036】リング状付勢手段22は、図23(A)〜
図23(C)に示すように、円環状ベース22aの対向
する2個所を屈曲させた凹曲部22bと、この凹曲22
bと直交する位置の円環状ベース22aを屈曲させた凸
曲部22cとを備えている。また、円環状ベース22a
は、その取り付け状態において同一平面状には位置せず
に凹曲部22bの方が凸曲部22cよりも図20におい
て図示上方に位置するように弾性設定されている。
【0037】このような構成においては、図24に示す
ように、先ずスプリング受部20fに凸曲部22cを係
合することによってホルダー20にリング状付勢手段2
2を載置する。
【0038】次に、図25,図26(A)に示すよう
に、両端軸部21bを凹曲部22bに一致させた状態で
リング状付勢手段22の付勢に抗して回転軸部21cを
軸受孔20eに圧入する。これにより、リング状付勢手
段22がホルダー20に固定されると共に、ジョイント
部材21が回転軸部21cを支点として回動可能にホル
ダー20に保持される。
【0039】この際、図26(A)に示すように、回転
軸部21cの周壁面が傾斜するように山形状に突出さ
せ、軸受孔20eの周壁面が傾斜するように開放端面に
拡開させることによって回転軸部21cの軸受孔20e
への係合を容易に行うことができる。
【0040】また、図26(B),(C)に示すよう
に、回転軸部21cの周壁面の傾斜角度と軸受孔20e
の周壁面の傾斜角度とを異ならせることによって軸受孔
20eに対する回転軸部21cの中心出しを容易とする
ことができる。
【0041】尚、ジョイント受部20dの底壁は、ジョ
イント部材21をホルダー20に装着する際やホルダー
20からの何らかの過負荷によって回転軸部21cが軸
受孔20eを超えてしまった場合の受部を兼ねている。
【0042】この組み付け状態において、係合リブ11
iをプレート部21dで挟むように挿入し、スリット2
1eを係合突起11jに係合させることによって、図2
に示すように、ホルダー20がベースハウジング11に
保持される。
【0043】この際、ホルダー20は、スリット21e
と係合突起11jとの係合によってベースハウジング1
1に対して係合リブ11iの延在方向に沿う揺動が可能
となる。また、この揺動に際して、曲面形状のフランジ
部20cが周壁11gに係合することによって案内され
るが、フランジ部20c並びに周壁11gが分割されて
いることにより、余分な荷重に対する逃げ(変形)が容
易であるため、その荷重による破損等が防止されてい
る。
【0044】一方、ホルダー20をベースハウジング1
1に装着する際には、頭部15cが挿入部20jから頭
部保持部20kへと挿入されて頭部受部20gに嵌着保
持される。
【0045】この際、図27(A)〜図28(C)に示
すように、突起15dが回転防止溝20mと係合するこ
とによって軸線を中心とした頭部15cの回転が防止さ
れると共に図27(C)の矢印Eで示す振り子状の回転
が許容されている。また、この振り子状の回転に際し、
頭部15cの開口端20h寄りと頭部保持部20kとの
間に隙Pが形成されることにより、開口端20hと頭部
保持部20kとの境界部分の摩滅や破損並びに頭部15
cへの食い込みが防止されている。
【0046】尚、隙間Pは、頭部保持部20kを中心
A,Bの複合による凹球面形状としたことに伴う中心
A,Bのずれによって形成される。さらに、頭部保持部
15cのフラット面20pと頭部15cの当接面15e
とにより、凹部保持部20kに対する接触面積を大きく
確保することができ、頭部受部20gからの頭部15c
の抜けが防止される。
【0047】そして、駆動モータ12が駆動すると、出
力ギヤ13の回転を受けて駆動ギヤユニット14が回転
し、図28(A)〜図28(C)に示すように、この駆
動ギヤユニット14の回転に連動してスプリング部材2
4とギヤ部15aとの噛み合いによってギヤロッド15
の頭部15cの突出位置が変化し、この変化によってホ
ルダー20が回転軸部21c若しくはスリット21eと
係合突起11jとの係合に案内されて揺動する。
【0048】この際、支持部25aと当接するキャップ
当接部18d、及び、支持部23dと当接する受部11
kが断面曲線となっているため、ギヤ駆動ユニット14
の転動を容易且つ確実に行うことができる。
【0049】また、ホルダー20の傾動に際し、リング
状付勢手段22をホルダー20とジョイント部材21と
の間に設けると共に、スプリング20の付勢をジョイン
ト部材21がホルダー20から離反する方向に設定した
ことにより、ホルダー20にのみ当接している部分の弾
接力が増し、リング状付勢手段22からの略均等な荷重
がホルダー20に加わるため、ベースハウジング11に
対するホルダー20の傾動をバランスのよい円滑な傾動
とすることができ、しかも、耐振動性を向上させること
ができる。
【0050】尚、このリング状付勢手段22は、荷重を
分散することによるホルダー20の傾動のバランス性の
向上並びに耐振動性の向上を目的とするもので、設けな
くともホルダー20の傾動は可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のボー
ルジョイント部構造にあっては、頭部保持部が異なった
位置を中心とする2つの凹球面とこの凹球面間に位置す
るフラット面との複合によって形成されていることによ
り、頭部が転動している際のホルダーへの食い込みや破
損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるボールジョイント
部構造を示し、ミラー駆動ユニットの分解斜視図であ
る。
【図2】同じく、ミラー駆動ユニットの斜視図である。
【図3】同じく、ミラー駆動ユニットの底面図である。
【図4】同じく、ベースハウジングの正面図である。
【図5】同じく、ベースハウジングの背面図である。
【図6】同じく、ベースハウジングの平面図である。
【図7】同じく、図4のA−A線に沿う断面図である。
【図8】同じく、(A)はギヤ部材の正面図、(B)は
ギヤ部材の断面図、(C)はギヤ部材の平面図、(D)
はギヤ部材の底面図である。
【図9】同じく、(A)はスプリング部材の正面図、
(B)はスプリング部材の側面図である。
【図10】同じく、(A)はキャップの正面図、(B)
はキャップの断面図、(C)はキャップの平面図、
(D)はキャップの底面図、(E)キャップの他の断面
図である。
【図11】同じく、(A)は駆動ギヤユニットの分解斜
視図、(B)スプリング部材を装着した状態の駆動ギヤ
ユニットの分解斜視図、(C)は駆動ギヤユニットの斜
視図である。
【図12】同じく、(A)はギヤ部材とキャップとを組
み付ける前の分解断面図、(B)はギヤ部材とキャップ
とを組み付けた状態の断面図である。
【図13】同じく、(A)はギヤロッドの正面図、
(B)はギヤロッドの側面図、(C)はギヤロッドの平
面図である。
【図14】同じく、(A)はモーターカバーの平面図、
(B)はモーターカバーの底面図、(C)は図14
(B)を基準とした底面図、(D)は図14(B)のB
−B線に沿う断面図、(E)は図14(B)のC−C線
に沿う断面図である。
【図15】同じく、(A)はパッキンによるシール状態
を示す要部の断面図、(B)は図15(A)の要部を更
に拡大した断面図、(C)はパッキンの断面図である。
【図16】同じく、(A)はスペーサの平面図、(B)
はスペーサの底面図、(C)はスペーサの断面図、
(D)はスペーサの要部の拡大断面図である。
【図17】同じく、ドーム状可変ブーツの平面図、
(B)はドーム状可変ブーツの底面図、(C)はドーム
状可変ブーツの破断図である。
【図18】同じく、駆動系の要部の拡大断面図である。
【図19】同じく、(A)はシール部分の要部の拡大断
面図、(B)はシール部分の変形例の要部の拡大断面図
である。
【図20】同じく、ミラー保持系の分解斜視図である。
【図21】同じく、(A)は頭部受部の断面図、(B)
は頭部受部の正面図、(C)は頭部保持部の縦断面図で
ある。
【図22】同じく、(A)はジョイント部材の平面図、
(B)はジョイント部材の破断図、(C)がジョイント
部材の底面図、(D)はジョイント部材の中央部分の縦
断面図、(E)はジョイント部材の端部寄りの縦断面図
である。
【図23】同じく、(A)はスプリングの平面図、
(B)はスプリングの縦断面図、(C)はスプリングの
裏面方向から見た斜視図である。
【図24】同じく、ホルダーにスプリングを取り付けた
状態のミラー保持系の分解斜視図である。
【図25】同じく、ミラー保持系の組み付け状態の斜視
図である。
【図26】同じく、軸部の拡大断面図である。
【図27】同じく、(A)は頭部保持状態の頭部受部の
断面図、(B)は頭部保持状態の頭部受部の正面図、
(C)は頭部保持状態の頭部保持部の縦断面図である。
【図28】同じく、(A)はギヤロッドの最長状態の駆
動系の断面図、(B)はギヤロッドの中間状態の駆動系
の断面図、(C)はギヤロッドの最短状態の駆動系の断
面図である。
【符号の説明】
15…ギヤロッド 15c…頭部 15e…当接面 20…ホルダー 20k…頭部保持部 20n…凹球面 20o…凹球面 20p…フラット面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸状のロッドの一端に略球形状の頭部が形
    成され、ホルダーに前記頭部が転動可能に嵌着する略凹
    球面形状の頭部保持部が形成されたボールジョイント部
    構造において、 前記頭部保持部は異なった位置を中心とする2つの凹球
    面とこの凹球面間に位置するフラット面との複合によっ
    て形成されていることを特徴とするボールジョイント部
    構造。
  2. 【請求項2】軸状のロッドの一端に略球形状の頭部が形
    成され、ホルダーに前記頭部が転動可能に嵌着する略凹
    球面形状の頭部保持部が形成され、前記頭部保持部の内
    壁面に前記ロッドの軸線方向に沿う溝が形成され、前記
    頭部に前記溝と係合可能な突起が形成され、前記溝と前
    記突起との係合により前記頭部の前記頭部保持部に対す
    る転動方向が規制されたボールジョイント部構造におい
    て、 前記頭部保持部は異なった位置を中心とする2つの凹球
    面とこの凹球面間に位置するフラット面との複合によっ
    て形成された略凹球面とされていることを特徴とするボ
    ールジョイント部構造。
  3. 【請求項3】前記頭部には前記フラット面と当接するフ
    ラットな当接面が形成されていることを特徴とする請求
    項2に記載のボールジョイント部構造。
  4. 【請求項4】前記フラット面と前記当接面とは同一方向
    に略全周に跨って形成されていることを特徴とする請求
    項3に記載のボールジョイント構造。
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