JPH0683541U - トングレールの引き残り防止器 - Google Patents

トングレールの引き残り防止器

Info

Publication number
JPH0683541U
JPH0683541U JP3366693U JP3366693U JPH0683541U JP H0683541 U JPH0683541 U JP H0683541U JP 3366693 U JP3366693 U JP 3366693U JP 3366693 U JP3366693 U JP 3366693U JP H0683541 U JPH0683541 U JP H0683541U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
tongue rail
upward
rail
tongue
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3366693U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2517325Y2 (ja
Inventor
理 坂森
Original Assignee
鉄道機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鉄道機器株式会社 filed Critical 鉄道機器株式会社
Priority to JP1993033666U priority Critical patent/JP2517325Y2/ja
Publication of JPH0683541U publication Critical patent/JPH0683541U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2517325Y2 publication Critical patent/JP2517325Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Railway Tracks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポイント転換により、基本レールの頭部へ密
着すべきトングレールの頭部が密着せず、隙間を生ずる
という、いわゆるトングレールの引き残りを防止し、前
記頭部同士を確実に密着するようにする。 【構成】 上部ばね受1と下部ばね受2とへ押圧用のば
ね3を介在させて押圧具4を形成する。トングレール5
へ固定する取付体6とトングレール5より下方位置に設
置する不動体7との間へ押圧具4を起立および傾斜自在
に介装する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は鉄道分岐器のポイントの分野で利用される。
【0002】
【従来の技術】
ポイント転換により一方のトングレール5の頭部26は図9の仮想線で示すよ うに基本レール27の頭部28へ密着する必要があるが、同図の実線で示すよう に隙間dを生ずる場合つまりトングレールの引き残り現象を生ずる場合がある。
【0003】 この原因は転てつ棒により引かれたトングレール5が床板35上を摺動すると きに床板35との接触摩擦が大きいからである。このため普通鋼である一般構造 用圧延鋼材で形成した床板の摺動部表面へ潤滑油や固体潤滑剤を塗布したり、前 記床板の摺動面へ係合凹溝を形成し、この係合凹溝へ黒鉛分散鋳造合金よりなる 摺動板を係合固着したり、前記床板の摺動部へセラミックス溶射層を形成するな どして接触摩擦を軽減しようとしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
接触摩擦を軽減するとはいっても前記例ではいずれもトングレール底部全面を 床板の摺動部の全面若しくはほぼ全面へ接触させるため摩擦力はかなり大きく、 しかも車輪とレールとの摩擦によって生ずる鉄粉等の塵埃が摺動部表面に付着し て摩擦力が増大し、トングレールの引き残りを防止することができない。
【0005】 また弾性ポイントにあっては、図1で示すようにトングレール5の後端部29 を固定し、ポイント転換の際、トングレール5をたわませるが、トングレール5 が長いことから曲げ点b付近において前記隙間dすなわち引き残り現象を生ずる ことが多い。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案は前記不都合を解消するもので、すなわち上部ばね受と下部ばね受と へ押圧用のばねを介在させて押圧具を形成し、トングレールへ固定する取付体と 前記トングレールより下方位置に設置する不動体との間へ前記押圧具を起立およ び傾斜自在に介装することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
ポイント転換によりトングレールは床板上を摺動する。ここにこれまで基本レ ールから離間していた一方のトングレールは基本レール方向へ移動し、トングレ ールと一体の取付体も同方向へ移動する。この取付体の移動により押圧具は傾斜 し、ばねの横方向の分力がトングレールに加わり、トングレールの頭部は基本レ ールの頭部に密着し、トングレールの引き残りが起きない。
【0008】
【実施例】
図1〜図5はこの考案の実施例を示すもので、押圧具4、取付体6および不動 体7よりなる。具体的には有蓋無底の筒体により上部ばね受1を形成し、蓋板8 へ上向突片9を突設し、また上部ばね受1へ挿入される有底無蓋の筒体により下 部ばね受2を形成し、底板10へ下向突片11を突設し、上部ばね受1および下 部ばね受2内へ圧縮コイルばねよりなる押圧用のばね3を入れて押圧具4を形成 する。
【0009】 まくらぎ12の上面へ固定するための第1横片13をL字状に形成し、この第 1横片13へ固定用のくぎ30、30を挿通するための透孔31、31を形成し 、第1横片13の前方側縁へ第1縦片14を固着して垂設し、この第1縦片14 の下方から横方向へ水平片よりなる第2横片16を突設して不動体7を形成し、 第2横片16の下面を斜材32で補強支持するとともに上面へ上向ブラケット1 5を突設する。
【0010】 トングレール5の腹部17へ固定するための第2縦片18の下端縁をほぼ直角 に折り曲げて第2横片16の上方へ位置する第3横片20を延出し、前記第2縦 片18と第3横片20よりなるL字片をもって取付体6を形成し、第2縦片18 へ固定用のボルト33を挿通するための透孔34を形成し、第3横片20の下面 へ下向ブラケット19を突設する。
【0011】 図1中、符号35、35・・・はまくらぎ12、12・・・へそれぞれ固定さ れた床板であり、この床板35は普通鋼である一般構造用圧延鋼材であっても前 記圧延鋼材へ前述の従来技術で述べたいずれかの摩擦軽減手段を施したものでも よい。符号27、27は前記の各床板35へ公知の締結装置43により固定され た基本レールである。トングレール5、5はその後端部29、29を公知の締結 装置で固定され、しかも各トングレール5の後端部以外は各床板35上へ摺動自 在に置かれ、その前方に転てつ棒36が取り付けられている。
【0012】 なお、この実施例は弾性ポイントで使用される例であり、トングレール5、5 は転てつ棒36により転換され、たわむものである。
【0013】 この実施例は前記曲げ点b付近へ一対、設置するもので、図1では上方の実施 例が押圧具4の傾斜状態、下方の実施例が押圧具4の起立状態を示しており、具 体的には各曲げ点b付近のまくらぎ12の上面へ第1横片13、13を載置する とともに透孔31、31を介して公知の固定用のくぎ30、30例えば犬くぎ、 レール用ねじくぎ等で固定し、図5で示すように各第2横片16をまくらぎ12 の脇へ掘った溝37へ設置する。つまり不動体7はトングレール5の下方位置に 設置されていればよく、その固定手段は前記実施例のようにまくらぎ12に固定 されずに地面へ固定されるものであってもよい。なお前記実施例のように形成し た方が不動体7を一定の位置へ容易かつ確実に固定することができる。
【0014】 各トングレール5の曲げ点b付近の腹部17へ図3〜5で示すように第2縦片 18を当接し、透孔43、34を介してボルト、ナット締めして取付体6を固定 する。そして押圧具4の上向突片9と下向ブラケット19とを回動自在に軸着し 、下向突片11と上向ブラケット15とを回動自在に軸着して押圧具4を取付体 6と不動体7との間へ起立および傾斜自在に介装する。
【0015】 なお前記説明では実施例を弾性ポイントにおけるトングレールの曲げ点付近に 設置するが、それは引き残り現象が多く発生するからであり、他の種類のポイン トにおいて使用してもよく、引き残り現象の生ずる場所へ設置すればよい。
【0016】 ここに転てつ棒36を介してトングレール5、5を転換すれば、トングレール 5、5は床板35上を摺動し、これまで基本レール27に密着していたトングレ ール5は図1の下方で示すように基本レール27から離れ、また基本レール27 から離れて車輪が通るフランジウェーを形成していたトングレール5は同図の上 方で示すように基本レール27に当接する。このとき傾斜していた押圧具4はト ングレール5に引っぱられ、軸38を中心に回動して鉛直方向に起立し(図3か ら図4)、逆に鉛直方向に起立していた押圧具4は軸38を中心に回動して傾斜 する(図4から図3)。なお押圧具4は起立すると、ばね3がやや収縮し、傾斜 するとばね3がやや伸長する。
【0017】 図6は押圧具4が傾斜したときの合力Fと縦方向の分力Fx、横方向の分力F yを示すもので、図示のように傾斜時のばね3の横方向の分力FyはFSinα となり、この押圧力がトングレール5に加わり、基本レール27の頭部28とト ングレール5の頭部26との間に図9のdのような隙間が生ずることがなく、図 3で示すように引き残り現象を生ずることなく、頭部26、28は確実に密着す る。
【0018】 図7および図8はこの考案の他の実施例を示すもので、原理的には先の実施例 と同じであり、同一構成部分については同一符号を付し、その詳細な説明を省略 し、差異点について説明する。
【0019】 この実施例の上部ばね受1は有蓋無底の短円筒で、下部ばね受2は有底無蓋の 短円筒で形成され、これらの短円筒は同一口径であり、また蓋板8へ上向ピン2 1を、底板10に下向ピン22をそれぞれ突設し、各ピン21、22の先端を半 球状に形成し、上部ばね受1と下部ばね受2の間へばね3を介在させる。また取 付体6はトングレール5の底部25へ嵌合するようにコ字状片により形成するも ので、前記コ字状片の上片39へねじ孔41を螺設し、ねじ孔41へ締付けボル ト40を螺入して取付体6を底部25へ固定する。そしてまくらぎ12の上面へ 固定する第1横片13から垂設された第1縦片14の下方より第2横片16を横 方向へ突設して不動体7を形成し、第2横片16および前記コ字状片の下片42 へそれぞれ半球状の第1溝23、第2溝24を形成し、第1溝23、第2溝24 へそれぞれ下向ピン22、上向ピン21を起立および傾斜自在に係止する。
【0020】 ここに一方のトングレール5が基本レール27側へ摺動するときには、押圧具 4は実線状態から仮想線状態へ傾斜し、前述の分力FSinαが生じ、トングレ ール5の頭部26が基本レール27の頭部28に密着する。
【0021】
【考案の効果】
請求項1の防止器によれば、ポイント転換により一方のトングレールへ横方向 へのばね圧がかかり、トングレールと基本レールの各頭部に隙間が生じて引き残 り現象が生ずるようなことがなく、確実に密着する。
【0022】 請求項2の防止器によれば、確実な押圧具を容易に得ることができる。
【0023】 請求項3の防止器によれば、組み立ておよび取り付けを確実にすることができ る。
【0024】 請求項4の防止器によれば組み立ておよび取り付けを容易にすることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を設置した鉄道分岐器のポイ
ント部を示す平面図である。
【図2】同上の実施例において押圧具が傾斜した状態の
拡大平面図である。
【図3】A−A断面図である。
【図4】同上の実施例において押圧具が起立した状態の
一部切欠き側面図である。
【図5】B−B断面図である。
【図6】この考案の作用説明図である。
【図7】この考案の他の実施例を示す縦断面図である。
【図8】C−C断面図である。
【図9】トングレールの引き残り現象の説明図である。
【符号の説明】
1 上部ばね受 2 下部ばね受 3 ばね 4 押圧具 5 トングレール 6 取付体 7 不動体 8 蓋板 9 上向突片 10 底板 11 下向突片 12 まくらぎ 13 第1横片 I4 第1縦片 15 上向ブラケット 16 第2横片 17 腹部 18 第2縦片 19 下向ブラケット 20 第3横片 21 上向ピン 22 下向ピン 23 第1溝 24 第2溝 25 底部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部ばね受と下部ばね受とへ押圧用のば
    ねを介在させて押圧具を形成し、トングレールへ固定す
    る取付体と前記トングレールより下方位置に設置する不
    動体との間へ前記押圧具を起立および傾斜自在に介装す
    ることを特徴とするトングレールの引き残り防止器。
  2. 【請求項2】 押圧用のばねが圧縮コイルばねである請
    求頂1記載のトングレールの引き残り防止器。
  3. 【請求項3】 上部ばね受が蓋板に上向突片を突設した
    有蓋無底の筒体であり、下部ばね受が底板に下向突片を
    突設し、しかも前記有蓋無底の筒体へ挿入される有底無
    蓋の筒体であり、また不動体がまくらぎの上面へ固定す
    る第1横片から垂設された第1縦片の下方より上向ブラ
    ケットを有する第2横片を横方向へ突設してなり、さら
    に取付体がトングレールの腹部へ固定する第2縦片と、
    下向ブラケットを有するとともに前記第2横片の上方へ
    位置する第3横片とからなるL字片であり、前記上向突
    片と前記下向ブラケットとを回動自在に軸着し、前記下
    向突片と前記上向ブラケットとを回動自在に軸着する請
    求項1または2記載のトングレールの引き残り防止器。
  4. 【請求項4】 上部ばね受が蓋板に上向ピンを突設した
    有蓋無底の短円筒であり、下部ばね受が底板に下向ピン
    を突設した有底無蓋の短円筒であり、また不動体がまく
    らぎの上面へ固定する第1横片から垂設された第1縦片
    の下方より半球状の第1溝を有する第2横片を横方向へ
    突設してなり、さらに取付体が下面へ半球状の第2溝を
    有し、しかもトングレールの底部へ嵌合して固定すると
    ともに前記第2横片の上方へ位置するコ字状片であり、
    前記下向ピンを前記第1溝へ起立および傾斜自在に係止
    し、前記上向ピンを前記第2溝へ起立および傾斜自在に
    係止する請求項1または2記載のトングレールの引き残
    り防止器。
JP1993033666U 1993-05-18 1993-05-18 トングレールの引き残り防止器 Expired - Lifetime JP2517325Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993033666U JP2517325Y2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 トングレールの引き残り防止器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993033666U JP2517325Y2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 トングレールの引き残り防止器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0683541U true JPH0683541U (ja) 1994-11-29
JP2517325Y2 JP2517325Y2 (ja) 1996-11-20

Family

ID=12392788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993033666U Expired - Lifetime JP2517325Y2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 トングレールの引き残り防止器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2517325Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017504738A (ja) * 2013-12-20 2017-02-09 ラフバラ・ユニバーシティLoughborough University 鉄道ポイント、鉄道ポイント操作装置、及び鉄道軌道クロッシング

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827801A (ja) * 1971-08-06 1973-04-12
JPS61286401A (ja) * 1985-06-14 1986-12-17 財団法人鉄道総合技術研究所 軌条分岐器における護輪軌条の弾性結合装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827801A (ja) * 1971-08-06 1973-04-12
JPS61286401A (ja) * 1985-06-14 1986-12-17 財団法人鉄道総合技術研究所 軌条分岐器における護輪軌条の弾性結合装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017504738A (ja) * 2013-12-20 2017-02-09 ラフバラ・ユニバーシティLoughborough University 鉄道ポイント、鉄道ポイント操作装置、及び鉄道軌道クロッシング

Also Published As

Publication number Publication date
JP2517325Y2 (ja) 1996-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10865827B2 (en) Telescopic arm for a refuse vehicle
US6138968A (en) Arrangement for releaseable attachment of a unit to an attachment surface
JP3647038B2 (ja) レール係止装置
JP2517325Y2 (ja) トングレールの引き残り防止器
CA2270458C (en) Improved lightweight and ultra-lightweight portable derails
JP3280607B2 (ja) 脱線防止用ガード部材の取付装置
JP3928169B2 (ja) 転てつ機接続装置
JP3081826B2 (ja) レールの無螺釘弾性締結装置
JPH05508202A (ja) コンクリートまたは金属製の支持体上へのレール固定装置
JPH1082407A (ja) 橋マクラギフックボルト回転止
JP2520837Y2 (ja) 車止め
JPH1038146A (ja) 長尺体支持具
JP3222785U (ja) ボルトレス型座屈防止装置
JP3889621B2 (ja) タイバーボルトの脱落防止構造
JP3796309B2 (ja) 溝蓋の支持構造
US3558060A (en) Rail fastener
JP3091402B2 (ja) 床用目地カバー装置
CA3028413C (en) Railway fastener for use with crossties
JPH0617873Y2 (ja) マンホールの受枠取付構造
JP2542938Y2 (ja) 軒樋支持金具の取付け装置
JPS6235768Y2 (ja)
WO2020053938A1 (ja) エレベータレールブラケット装置
JP2000328702A (ja) コンクリートパネルの固定装置
JPH0115683Y2 (ja)
JP3071849U (ja) 鉄道のコンクリート道床線路の曲線区間脱線防止用ガードアングル支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term