JPH0683697U - 高所作業車における水平移動装置の自動格納装置 - Google Patents
高所作業車における水平移動装置の自動格納装置Info
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- JPH0683697U JPH0683697U JP3133193U JP3133193U JPH0683697U JP H0683697 U JPH0683697 U JP H0683697U JP 3133193 U JP3133193 U JP 3133193U JP 3133193 U JP3133193 U JP 3133193U JP H0683697 U JPH0683697 U JP H0683697U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高所作業車の水平移動装置(アームおよび作
業台)をブームに干渉させずに容易にブームに対して格
納できるようにする。 【構成】 本自動格納装置では、例えば、アーム・ブー
ム間挟み角αが所定鋭角α0 よりも小さく、かつ作業台
・アーム間挟み角βが所定鈍角β0 よりも大きい状態か
ら格納させる場合には、まずアーム21を旋回させてア
ーム・ブーム間挟み角を所定鋭角にセットするととも
に、作業台22をこれが格納方向に首振してもブームに
干渉しない位置に予め逃がしておく。そしてこの後作業
台22を格納方向に首振させて格納を完了する。
業台)をブームに干渉させずに容易にブームに対して格
納できるようにする。 【構成】 本自動格納装置では、例えば、アーム・ブー
ム間挟み角αが所定鋭角α0 よりも小さく、かつ作業台
・アーム間挟み角βが所定鈍角β0 よりも大きい状態か
ら格納させる場合には、まずアーム21を旋回させてア
ーム・ブーム間挟み角を所定鋭角にセットするととも
に、作業台22をこれが格納方向に首振してもブームに
干渉しない位置に予め逃がしておく。そしてこの後作業
台22を格納方向に首振させて格納を完了する。
Description
【0001】
本考案は、起伏自在なブームにより作業台を昇降させるようにした高所作業車 に関し、さらには、上記ブームの先端に水平旋回自在に取り付けられたアームと 、このアームの先端に水平首振自在に取り付けられた作業台とから構成される水 平移動装置の自動格納装置に関する。
【0002】
高所作業車は建築工事や電設工事等に多く用いられており、上記水平移動装置 を備えることにより、作業台を一定の高さに維持しながらブームの先端に対して 任意の位置に水平移動させることができ、作業台に搭乗した作業者は効率良く工 事を行なうことができる。
【0003】 ところで、高所作業車を走行させる際には、ブームを倒伏させて車体に対して 格納する必要があるが、水平移動装置もブームに対して格納する必要がある。こ こで、水平移動装置をブームに対して格納するためには、図11に示すように、 平面視において、アーム51を、このアーム51の長手軸51aとブーム43の 長手軸43aとの間に形成されるアーム・ブーム間挟み角αが所定の鋭角α0 と なるようにブーム43の長手軸延長線43b上の位置よりも反時計回りの側に旋 回させ、かつ作業台52を、この作業台52の長手軸52aとアーム51の長手 軸51aとの間に形成される作業台・アーム間挟み角βが所定の鈍角β0 となる ようにアームの長手軸延長線51b上の位置よりも反時計回りの側に首振させた 状態とする。なお、ここにいう「時計回りの側・反時計回りの側」とは、ブーム 43又アーム51の長手軸51aの先方を向いて見た場合におけるそのブーム4 3又はアーム51の長手軸43a,51aの右側・左側に一致する。
【0004】 そして、従来の高所作業車では、このような水平作業装置50の格納を作業台 52に搭乗した作業者ができるだけ容易に行なうことができるようにブーム43 の先端部,アーム51の基端部と先端部および作業台52の基端部に▲の目印が 付されていた。即ち、アーム51を旋回させてアーム基端部の目印51mとブー ム43の目印43mとを合わせれば、アーム・ブーム間挟み角αを所定鋭角α0 にセットすることができ、また、作業台52を首振させて作業台52の目印53 nとアーム51の先端部の目印51nとを合わせれば、作業台・アーム間挟み角 βを所定鈍角β0 にセットすることができる。
【0005】
しかしながら、このような目印合わせの方法によって水平移動装置の格納を行 なう場合において、アームの旋回と作業台の首振の順番を間違えることにより、 作業台をブームに干渉させてしまう場合があるという問題があった。例えば、ア ーム・ブーム間挟み角が所定鋭角よりも小さく、かつ作業台・アーム間挟み角が 所定鈍角よりも大きい状態から格納しようとする場合において先に作業台を格納 方向に首振させたとき、およびアーム・ブーム間挟み角が所定鋭角よりも大きく 、かつ作業台・アーム間挟み角が所定鈍角よりも小さい状態から格納しようとす る場合において先にアームを格納方向に旋回させたときである。
【0006】 本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、作業をブームに干渉さ せることなく水平移動装置をブームに対して容易に格納させることができるよう にした高所作業車における水平移動装置の自動格納装置を提供することを目的と している。
【0007】
上記の目的を達成するために本考案の自動格納装置は、アーム・ブーム間挟み 角が所定鋭角よりも大きいか否かを検出する第1挟み角検出手段と、作業台・ア ーム間挟み角が所定角よりも大きいか否かを検出する第2挟み角検出手段とを有 する。さらに、第1挟み角検出手段によりアーム・ブーム間挟み角が上記所定鋭 角よりも大きいことが検出された場合において第2挟み角検出手段により作業台 ・アーム間挟み角が上記所定角よりも小さいことが検出されたときは、作業台を 作業台・アーム間挟み角が上記所定角となるように首振させた後にアームをアー ム・ブーム間挟み角が上記所定鋭角になるように旋回させ、第1挟み角検出手段 によりアーム・ブーム間挟み角が上記所定鋭角よりも小さいことが検出された場 合において第2挟み角検出手段により作業台・アーム間挟み角が上記所定角より も大きいことが検出されたときは、アームをアーム・ブーム間挟み角が上記所定 鋭角になるように旋回させた後に作業台を作業台・アーム間挟み角が上記所定角 となるように首振させる制御手段を有する。
【0008】
このような自動格納装置によれば、アーム・ブーム間挟み角が所定鋭角よりも 小さく、かつ作業台・アーム間挟み角が所定角よりも大きい状態から格納させる 場合には、まずアームを旋回させてアーム・ブーム間挟み角を所定鋭角にセット するとともに、作業台をこれが格納方向に首振してもブームに干渉しない位置に 予め逃がしておく。そしてこの後作業台を格納方向に首振させて格納を完了する 。また、アーム・ブーム間挟み角が所定鋭角よりも大きく、かつ作業台・アーム 間挟み角が所定角よりも小さい状態から格納させる場合には、まず作業台を格納 方向に首振させて、作業台・アーム間挟み角を所定角にセットするとともに、ア ームが格納方向に旋回しても作業台がブームに干渉しないように予め逃がしてお く。そしてこの後、アームを格納方向に旋回させて格納を完了する。
【0009】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。図1に は本考案に係る水平移動装置の自動格納装置を備えた高所作業車10を示してい る。この高所作業車10の車体11の前部には、この車体11に対して水平旋回 自在な旋回台12が取り付けられている。この旋回台12の上部には、テレスコ ープ状に伸縮自在に構成されたブーム13が起伏自在に取り付けられている。ブ ーム13の先端には、ポスト14が垂直に取り付けられている。このポスト14 は、図示しないレベリング装置により、ブーム13の起伏角度にかかわらず垂直 に維持される。そして、このポスト14回りに上記水平移動装置20が取り付け られている。
【0010】 水平移動装置20は、ポスト14の上部に水平旋回自在に取り付けられたアー ム21と、このアーム21の先端に水平首振自在に取り付けられた作業台22と から構成される。なお、アーム21の旋回駆動は、アーム21の基端部に取り付 けられた油圧旋回モータ(図3において番号25で示す。)の作動により行なわ れる。また、作業台22の首振駆動は、作業台22の基端部に取り付けられた油 圧首振モータ(図3において番号26で示す。)の作動により行なわれる。
【0011】 このように構成された高所作業車10では、図1中のIに示すように、作業台 22に搭乗した作業者Mは、旋回台12の旋回作動およびブーム13の起伏・伸 縮作動を通じて任意の高さに上昇することができる。そして、上記各油圧モータ 25,26に対する作動油の供給制御によるアーム21の旋回作動および作業台 22の首振作動を通じて任意の位置に水平移動することができる。
【0012】 ところで、この高所作業車10を走行させるときには、図1中のIIに示すよ うに、ブーム13を水平状態から若干先端部が下がるように倒伏させて車体11 に対して格納する。また、水平移動装置20を、図2に示すように、ブーム13 に対して格納する。即ち、平面視において、アーム21を、このアーム21の長 手軸21aとブーム13の長手軸13aとの間に形成されるアーム・ブーム間挟 み角αが所定の鋭角α0 となるようにブーム13の長手軸13aの延長線上の位 置よりも反時計回りの側に旋回させた位置(以下、アーム格納位置P1という。 )に旋回させる。
【0013】 さらに、作業台22をこの作業台22の長手軸22aとアーム21の長手軸2 1aとの間に形成される作業台・アーム間挟み角βが所定の鈍角β0 となるよう にアーム21の長手軸21aの延長線上の位置によりも反時計回りの側に首振さ せた位置(以下、作業台格納位置P2という。)に首振させる。なお、ここにい う「時計回りの側・反時計回りの側」とは、ブーム13又アーム21の長手軸1 3a,21aの先方を向いて見た場合におけるそのブーム13又はアーム21の 長手軸13a,21aに対する右側・左側という意味である。こうしてアーム2 1はブーム13に対して折り畳まれた状態となり、作業台22はブーム13の側 面と平行に並んだ状態となる。なお、図2に示すように、車体11上における格 納されたブーム13および水平移動装置20の周辺には工具箱15が備えられて いる。
【0014】 そして、このような水平移動装置20のブーム13に対する格納作動を自動的 に行なわせる自動格納装置は図3に示すように構成されている。この自動格納装 置30は、第1挟み角検出部31と、第2挟み角検出部32と、制御部35とか ら構成されている。
【0015】 第1挟み角検出部31は、図4(A),(B)に詳しく示すように、2つのス イッチ(第1スイッチSW1および第2スイッチSW2)と、各スイッチSW1 ,SW2のスイッチレバーLを押動する2つのカム(第1カムC1および第2カ ムC2)とから構成されている。両スイッチSW1,SW2は、図4(A)に示 すように、アーム21の基端部下面に上下に並んで位置するように取り付けられ ている(ただし、図4(B)に示すように、平面視においては水平方向に若干位 置がずれている)。各スイッチSW1,SW2は、図3に示すように、2つの切 換ポジションを有しており、スイッチレバーLがカム(C1又はC2)によって 押動されない状態では、内蔵されたバネBの付勢力によって検出ポジションPD にセットされ、レバーLがカムによって押動された状態では未検出ポジションP Nに切り換わる。なお、各スイッチSW1,SW2には、上記切換ポジション毎 に出力端子が設けられている。
【0016】 また、図4(A),(B)に示すように、両カムC1,C2はそれぞれ、ポス ト14における各スイッチSW1,SW2のスイッチレバーL,Lの先端に対向 する位置に取り付けられており、アーム格納位置P1を境として、第1カムC1 はポスト14の外周上にて反時計回りの方向に上記長手軸13aの近傍まで延び 、第2カムC2はポスト14の外周上にて時計回りの方向に上記長手軸13aの 近傍まで延びている。
【0017】 このため、第1スイッチSW1が検出ポジションPDにセットされ、かつ第2 スイッチSW2が未検出ポジションPNにセットされたときは、図4(B)に示 すように、アーム21はアーム格納位置P1よりも時計回りの側に位置し、アー ム・ブーム間挟み角αは所定鋭角α0 よりも大きい。また、第1スイッチSW1 が未検出ポジションPNにセットされ、かつ第2スイッチSW2が検出ポジショ ンPDにセットされたときは、アーム21はアーム格納位置P1よりも反時計回 りの側に位置し、アーム・ブーム間挟み角αは所定鋭角α0 よりも小さい。なお 、両スイッチSW1,SW2が共に検出ポジションPDにセットされたときは、 アーム21はアーム格納位置P1に位置し、アーム・ブーム間挟み角αは所定鋭 角α0 に等しい。
【0018】 第2挟み角検出部32は、図5(A),(B)に詳しく示すように、2つのス イッチ(第3スイッチSW3および第4スイッチSW4)と、各スイッチSW3 ,SW4のスイッチレバーLを押動する2つのカム(第3カムC3および第4カ ムC4)とから構成されている。両スイッチSW3,SW4は、図5(A)に示 すように、作業台22の基端部に上下に重なるように取り付けられている。なお 、各スイッチSW3,SW4が2つの切換ポジションを有し、スイッチレバーL がカム(第3カムC3又は第4カムC4)によって押動されない状態では検出ポ ジションPDにセットされ、スイッチレバーLがカムによって押動された状態で は未検出ポジションPNに切り換わる点および上記ポジション毎に出力端子が設 けられている点において第1挟み角検出部31のスイッチSW1,SW2と同じ である。
【0019】 また、両カムC3,C4はそれぞれ、アーム21の先端部の半円状曲面の上下 に各スイッチSW3,SW4のスイッチレバーL,Lの先端部に対向するように 取り付けられており、図5(B)に示すように、作業台格納位置P2を境にして 、第3カムC3はアーム21の先端部曲面上にて反時計回りの方向に延び、第4 カムC4は、上記先端部曲面上にて時計回りの方向に延びている。
【0020】 このため、第3スイッチSW3が検出ポジションPDにセットされ、かつ第4 スイッチSW4が未検出ポジションPNにセットされたときは、図5(B)に示 すように、作業台22は作業台格納位置P2よりも時計回りの側に位置し、作業 台・アーム間挟み角βは所定鈍角β0 よりも大きい。また、第3スイッチSW3 が未検出ポジションPNにセットされ、かつ第4スイッチSW4が検出ポジショ ンPDにセットされたときは、作業台22は作業台格納位置P2よりも反時計回 りの側に位置し、作業台・アーム間挟み角βは所定鈍角β0 よりも小さい。なお 、両スイッチSW3,SW4が共に検出ポジションPDにセットされたときは、 作業台22は作業台格納位置P2に位置し、作業台・アーム間挟み角βは所定鈍 角β0 に等しい。
【0021】 制御部35は、図3に示すように、これら検出部31,32の各スイッチSW 1〜SW4に接続される電気回路ECと、2つの電磁制御油圧バルブ(旋回制御 バルブSVおよび首振制御バルブKV)を含む油圧回路OCとから構成されてい る。電気回路ECは、各スイッチSW1〜SW4における検出ポジションPD側 の出力端子を、第1,第3,第2および第4スイッチの順で直列に接続させる検 出ラインDLを有する。
【0022】 また、第1スイッチSW1の未検出ポジションPN側における出力端子を旋回 制御バルブSVの第1ソレノイドS1に接続し、以下同様に第2スイッチSW2 の出力端子を旋回制御バルブSVの第2ソレノイドS2に、第3スイッチSW3 の出力端子を首振制御バルブKVの第3ソレノイドS3に、第4スイッチSW4 の出力端子を首振制御バルブKVの第4ソレノイドS4に接続する励磁ライン( 付番せず)を有する。なお、検出ラインDLの最上流(電源側)には、この検出 ラインDLの開通・遮断切換を行うためのメインスイッチMSが取り付けられて おり、検出ラインDLの最下流には、ランプ38が取り付けられている。
【0023】 旋回制御バルブSVは、図示しない油圧源からの作動油の供給を受け、第1, 第2ソレノイドS1,S2の励磁に応じて切換作動し、作動油の油圧旋回モータ 25に対する給排制御を行う。具体的には、第1ソレノイドS1が励磁されたと きはアーム21を時計回りの方向に旋回させるよう油圧旋回モータ25に作動油 を供給し、第2ソレノイドS2が励磁されたときはアーム21を反時計回りの方 向に旋回させるように油圧旋回モータ25に作動油を供給する。
【0024】 また、首振制御バルブKVは、同様に第3,第4ソレノイドS3,S4の励磁 に応じて切換作動し、作動油の油圧首振モータ26に対する給排制御を行う。具 体的には、第3ソレノイドS3が励磁されたときは作業台22を時計回りの方向 に首振させるよう油圧首振モータ26に作動油を供給し、第4ソレノイドS4が 励磁されたときは作業台22を反時計回りの方向に首振させるように油圧旋回モ ータ26に作動油を供給する。
【0025】 次に、このように構成された自動格納作動装置の作動について説明する。まず 、図6(A)に示すように、アーム・ブーム間挟み角αが所定鋭角α0 よりも大 きく(アーム21がアーム旋回位置P1よりも時計回りの側に位置する。)、か つ作業台・アーム間挟み角βが所定鈍角β0 よりも小さい(作業台22が作業台 格納位置P2よりも反時計回りの側に位置する。)状態から格納させる場合を考 える。
【0026】 この状態では、第1スイッチSW1が検出ポジションPDにセットされ、第2 スイッチSW2が未検出ポジションPNにセットされる。また、第3スイッチS W3が未検出ポジションPNにセットされ、第4スイッチSW4が検出ポジショ ンPDにセットされる。このため、メインスイッチMSをオンにすると電源Eか らの電力は、まず第3スイッチSW3を通じて首振制御バルブKVの第3ソレノ イドS3に供給されこれを励磁する。なお、図7には、メインスイッチMSのオ ンから格納完了までの各ソレノイドの励磁(ON)・非励磁(OFF)の切り換 わりを示している。こうして第3ソレノイドS3が励磁されることにより、作業 台22が時計回りの方向に首振作動する。
【0027】 そして、図6(B)に示すように、作業台22が作業台格納位置P2に達する と第3スイッチSW3が検出ポジションPDに切り換わり、作業台22の首振作 動が停止する。また、これとともに電源Eからの電力が第2スイッチSW2を介 して旋回制御バルブSVの第2ソレノイドS2に供給されこれを励磁する。これ によりアーム21が反時計回りの方向に旋回作動し、アーム格納位置P1に達す ると、第2スイッチSW2が検出ポジションPDに切り換わり、アーム21の旋 回作動が停止する。このように予め作業台22を時計回りの方向に首振作動させ て逃がしておき、この後にアーム21を反時計回りの方向に旋回作動させて格納 するようにすることにより、先にアーム21を反時計回りの方向に旋回作動させ たときに生ずる危険のある作業台22とブーム13との干渉事故を確実に回避す ることができる。
【0028】 なお、第2スイッチSW2が検出ポジションPDに切り換わると、電源Eから の電力はランプ38に供給され、これを点灯させる。このランプ38の点灯によ り、作業者Mは水平移動装置20のブーム13に対する格納が完了したことを認 識することができる。
【0029】 次に、図8(A)に示すように、アーム・ブーム間挟み角αが所定鋭角α0 よ りも小さく(アーム21がアーム旋回位置P1よりも反時計回りの側に位置する 。)、かつ作業台・アーム間挟み角βが所定鈍角β0 よりも大きい(作業台22 が作業台格納位置P2よりも時計回りの側に位置する。)状態から格納させる場 合を考える。
【0030】 この状態では、第1スイッチSW1が未検出ポジションPNにセットされ、第 2スイッチSW2が検出ポジションPDにセットされる。また、第3スイッチS W3が検出ポジションPDにセットされ、第4スイッチSW4が未検出ポジショ ンPNにセットされる。このため、メインスイッチMSをオンにすると電源Eか らの電力は、まず第1スイッチSW1を通じて旋回制御バルブSVの第1ソレノ イドS1に供給されこれを励磁する。なお、図9には、メインスイッチMSのオ ンから格納完了までの各ソレノイドの励磁(ON)・非励磁(OFF)の切り換 わりを示している。こうして第1ソレノイドS1が励磁されることにより、アー ム21が時計回りの方向に旋回作動する。
【0031】 そして、図8(B)に示すように、アーム21がアーム格納位置P1に達して 第1スイッチSW1が検出ポジションPDに切り換わると、アーム21の旋回作 動が停止するとともに、電源Eからの電力は第4スイッチSW4を介して首振制 御バルブKVの第4ソレノイドS4に供給されこれを励磁する。これにより作業 台22が反時計回りの方向に首振作動し、作業台格納位置P2に達すると、第4 スイッチSW4が検出ポジションPDに切り換わり、作業台22の首振作動が停 止する。このように予めアーム21を時計回りの方向に旋回作動させて作業台2 2を逃がしておき、この後に作業台22をを反時計回りの方向に首振作動させて 格納するようにすることにより、先に作業台22を反時計回りの方向に首振作動 させたときに生ずる危険のある作業台22とブーム13との干渉事故を確実に回 避することができる。
【0032】 なお、第4スイッチSW4が検出ポジションPDに切り換わると、電源Eから の電力はランプ38に供給され、これを点灯させる。
【0033】 また、図10(A)に示すように、アーム・ブーム間挟み角αが所定鋭角α0 よりも大きく(アーム21がアーム旋回位置P1よりも時計回りの側に位置する 。)、かつ作業台・アーム間挟み角βが所定鈍角β0 よりも大きい(作業台22 が作業台格納位置P2よりも時計回りの側に位置する。)状態から格納させる場 合を考える。
【0034】 この状態では、第1スイッチSW1が検出ポジションPDにセットされ、第2 スイッチSW2が未検出ポジションPNにセットされる。また、第3スイッチS W3が検出ポジションPDにセットされ、第4スイッチSW4が未検出ポジショ ンPNにセットされる。このため、メインスイッチMSをオンにすると電源Eか らの電力は、まず第2スイッチSW2を通じて旋回制御バルブSVの第2ソレノ イドS2に供給されこれを励磁する。これにより、アーム21が反時計回りの方 向に旋回作動する。
【0035】 そして、図10(B)に示すように、アーム21がアーム格納位置P1に達し て第2スイッチSW2が検出ポジションPDに切り換わると、アーム21の旋回 作動が停止するとともに、電源Eからの電力は第4スイッチSW4を介して首振 制御バルブKVの第4ソレノイドS4に供給されこれを励磁する。これにより作 業台22が反時計回りの方向に首振作動し、作業台格納位置P2に達すると、第 4スイッチSW4が検出ポジションPDに切り換わり、作業台22の首振作動が 停止する。こうして作業台22とブーム13との干渉事故を回避しつつ水平移動 装置20を格納することができる(ランプ38が点灯する。)。
【0036】
以上説明したように本考案の自動格納装置によれば、格納状態に向かうアーム の旋回作動又は作業台の首振作動によって作業台がブームに干渉する危険がある 場合、即ち、アーム・ブーム間挟み角が所定鋭角よりも小さく、かつ作業台・ア ーム間挟み角が所定鈍角よりも大きい状態から格納しようとする場合およびアー ム・ブーム間挟み角が所定鋭角よりも大きく、かつ作業台・アーム間挟み角が所 定鈍角よりも小さい状態から格納しようとする場合に、上記干渉を生じるおそれ のない手順によってアームおよび作業台を格納状態に自動的に作動させることが できる。このため、本自動格納装置を用いれば、安全かつ容易に水平移動装置を ブームに対して格納させることができる。
【図1】本考案に係る水平移動装置の自動格納装置を備
えている高所作業車の平面図である。
えている高所作業車の平面図である。
【図2】上記高所作業車および水平移動装置の平面図で
ある。
ある。
【図3】上記自動格納装置の構成図である。
【図4】(A)は上記自動格納装置における第1挟み角
検出部の側面図であり、(B)は同平面図である。
検出部の側面図であり、(B)は同平面図である。
【図5】(A)は上記自動格納装置における第2挟み角
検出部の側面図であり、(B)は同平面図である。
検出部の側面図であり、(B)は同平面図である。
【図6】(A),(B)とも上記自動格納装置の作動説
明図(上記水平移動装置の平面図)である。
明図(上記水平移動装置の平面図)である。
【図7】上記自動格納装置のソレノイドの励磁状態の変
化を示す説明図である。
化を示す説明図である。
【図8】(A),(B)とも上記自動格納装置の作動説
明図(上記水平移動装置の平面図)である。
明図(上記水平移動装置の平面図)である。
【図9】上記自動格納装置のソレノイドの励磁状態の変
化を示す説明図である。
化を示す説明図である。
【図10】(A),(B)とも上記自動格納装置の作動
説明図(上記水平移動装置の平面図)である。
説明図(上記水平移動装置の平面図)である。
【図11】従来の水平移動装置の格納状態を示す平面図
である。
である。
10 高所作業車 13 ブーム 20 水平移動装置 21 アーム 22 作業台 25 油圧旋回モータ 26 油圧首振モータ 30 自動格納装置 31 第1挟み角検出部 32 第2挟み角検出部 35 制御部 SW1〜SW4 スイッチ C1〜C4 カム α アーム・ブーム間挟み角 β 作業台・アーム間挟み角
Claims (1)
- 【請求項1】 起伏自在なブームの先端に水平旋回自在
に取り付けられたアームと、このアームの先端に水平首
振自在に取り付けられた作業台とからなる水平移動装置
を備え、この水平移動装置は、平面視において、前記ア
ームを、このアームと前記ブームとの間に形成されるア
ーム・ブーム間挟み角が所定鋭角となるように前記ブー
ムの延長線上の位置よりも時計回りおよび反時計回りの
いずれか一方の側に旋回させ、かつ前記作業台を、この
作業台と前記アームとの間に形成される作業台・アーム
間挟み角が所定角となるように前記アームの延長線上の
位置よりも前記一方の側に首振させた状態で、前記ブー
ムに対して格納されるようになっている高所作業車にお
ける水平移動装置の自動格納装置であって、 前記アーム・ブーム間挟み角が前記所定鋭角よりも大き
いか否かを検出する第1挟み角検出手段と、 前記作業台・アーム間挟み角が前記所定角よりも大きい
か否かを検出する第2挟み角検出手段と、 前記第1挟み角検出手段により前記アーム・ブーム間挟
み角が前記所定鋭角よりも大きいことが検出された場合
において前記第2挟み角検出手段により前記作業台・ア
ーム間挟み角が前記所定角よりも小さことが検出された
ときは、前記作業台を前記作業台・アーム間挟み角が前
記所定角となるように首振させた後に前記アームを前記
アーム・ブーム間挟み角が前記所定鋭角になるように旋
回させ、前記第1挟み角検出手段により前記アーム・ブ
ーム間挟み角が前記所定鋭角よりも小さいことが検出さ
れた場合において前記第2挟み角検出手段により前記作
業台・アーム間挟み角が前記所定角よりも大きことが検
出されたときは、前記アームを前記アーム・ブーム間挟
み角が前記所定鋭角になるように旋回させた後に前記作
業台を前記作業台・アーム間挟み角が前記所定角となる
ように首振させる制御手段と、から構成されることを特
徴とする高所作業車における水平移動装置の自動格納装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3133193U JPH0683697U (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 高所作業車における水平移動装置の自動格納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3133193U JPH0683697U (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 高所作業車における水平移動装置の自動格納装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0683697U true JPH0683697U (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=12328281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3133193U Pending JPH0683697U (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 高所作業車における水平移動装置の自動格納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0683697U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008247555A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Tadano Ltd | 高所作業車の制御システム |
| CN110980607A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-04-10 | 徐州海伦哲特种车辆有限公司 | 一种绝缘斗臂车斗端回转检测装置及控制系统 |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP3133193U patent/JPH0683697U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008247555A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Tadano Ltd | 高所作業車の制御システム |
| CN110980607A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-04-10 | 徐州海伦哲特种车辆有限公司 | 一种绝缘斗臂车斗端回转检测装置及控制系统 |
| CN110980607B (zh) * | 2019-12-24 | 2025-09-30 | 徐州海伦哲特种车辆有限公司 | 一种绝缘斗臂车斗端回转检测装置及控制系统 |
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