JPH0685046B2 - 放射線画像情報読取装置 - Google Patents

放射線画像情報読取装置

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JPH0685046B2
JPH0685046B2 JP61006084A JP608486A JPH0685046B2 JP H0685046 B2 JPH0685046 B2 JP H0685046B2 JP 61006084 A JP61006084 A JP 61006084A JP 608486 A JP608486 A JP 608486A JP H0685046 B2 JPH0685046 B2 JP H0685046B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、放射線画像情報記録再生システムにおいて用
いられる放射線画像情報読取装置に関し、特に詳細には
読取部と消去部とを一体的に組み合わせてなる放射線画
像情報読取装置に関するものである。
(発明の技術的背景及び先行技術) ある種の蛍光体に放射線(X線,α線,β線,γ線,電
子線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギー
の一部が蛍光体中に蓄積され、この蛍光体に可視光等の
励起光を照射すると、蓄積されたエネルギーに応じて蛍
光体が輝尽発光を示すことが知られており、このような
性質を示す蛍光体は蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)と呼
ばれる。
この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被写体の放射線
画像情報を一旦シート状の蓄積性蛍光体に記録し、この
蓄積性蛍光体シート(以下、単にシートと称する)をレ
ーザ光等の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得
られた輝尽発光光を光電的に読み取って画像信号を得、
この画像信号に基づき被写体の放射線画像を写真感光材
料等の記録材料、CRT等に可視像として出力させる放射
線画像情報記録再生システムが本出願人によりすでに提
案されている。(特開昭55-12429号,同56-11395号,同
55-163472号,同56-104645号,同55-116340号など。) 上記システムにおける蓄積性蛍光体シートは、放射線画
像情報を蓄積記録すると共にその記録された画像情報を
上記励起光走査によって読み取るまでの間一時的に担持
するものであり、従って画像情報の読み取りが終了した
後は、該シートに残存している画像情報を消去してその
シートを再使用することが望ましい。
このような要請に基づいて、シートに記録された画像情
報の読取りを行なう読取部とシートに残存している画像
情報の消去を行なう消去部を備えてなる放射線画像情報
読取装置が提案されている。
上記放射線画像情報読取装置においては、外部の撮影装
置において撮影を終了した蓄積性蛍光体シートを収容し
てなるカセッテがカセッテ保持部に装填され、上記カセ
ッテから蓄積性蛍光体シートを取り出して読取部に送っ
て画像情報の読取りを行なうとともに、読取りの終了し
たシートをさらに消去部に従ってシートに残存している
画像情報を消去するようになっている。消去の終了した
シートは読取装置外に取り出されて再び画像情報の記録
を行なうことの可能な状態のものであるが、これらの消
去済のシートは一旦読取装置内にある集積トレー内に集
積され、シートの集積されたトレー全体が装置外に取り
出されるのが一般的である。集積トレー内に集積された
シートは新たな撮影を行なう際には、前述のようにカセ
ッテに収容されている必要があるので、撮影に先立って
カセッテ内に1枚ずつローディングされる必要がある。
このため、カセッテ内に再び撮影可能な状態のシートが
収納されて撮影が行なわれるまでには多くの時間がかか
り、シートの能率的な循環再使用ができないという問題
がある。また、このローディングは専用のローダーもし
くは手作業により行なわれるが、専用のローダーを用い
た場合にはシステム全体のコストが上昇してしまい、ま
た手作業によるローディングを行なう場合には、蓄積性
蛍光体シートに直接手で触れることになるので、シート
の取扱い上好ましくないという不都合がある。
(発明の目的) 本出願人は上記のような問題点に鑑み、外部の撮影装置
において撮影の終了した蓄積性蛍光体シートを収容して
なるカセッテがカセッテ保持部に装填され、上記カセッ
テから取り出された蓄積性蛍光体シートを読み取りおよ
び消去終了後、再びもとの空のカセッテ内に搬入し、収
容するようにした読取装置を提案している(特願昭60−
232029)。
本発明はこのような読取装置において更に装置のコンパ
クト化を図らんとするものである。
(発明の構成) 本発明の放射線画像情報読取装置は、前述した読取部、
消去部とともに、蓄積性蛍光体シートを収容可能なカセ
ッテを着脱自在に保持し、該カセッテから前記シートを
取り出す取り出し手段を有するカセッテ保持部および、
該カセッテ保持部から搬出された前記シートを受けとっ
て前記読取部および消去部にこの順に搬送し、さらに消
去部を通過した前記シートを前記カセッテ保持部内の前
記カセッテに搬入するために前記シートを略環状に搬送
するシート搬送手段を備え、前記カセッテ保持部が、前
記シート搬送手段による略環状の搬送路の内方に設けら
れたことを特徴とするものである。
すなわち、本発明の装置によれば、カセッテ保持部を略
環状のシートの搬送路の内方に設けたことにより、カセ
ッテ保持部のスペースを上記搬送路の内方のスペース内
にほぼ吸収させることができるので、カセッテ保持部が
装置外部に突出することなく装置全体を小型化すること
ができる。なおここで搬送路が略環状であるとは主要な
搬送路が環状に連結されていることを意味し、その具体
的な形状は必ずしも円形に限られるものではなく、また
スイッチバックによる搬送をその一部に含むものであっ
てもよいものとする。
(実施態様) 以下、図面を参照して本発明の実施態様について説明す
る。
第1図は本発明の一実施態様による放射線画像情報読取
装置の概要を示す側面概略図である。
本発明の読取装置は、蓄積性蛍光体シート(以下、単に
シートと称す)1を保持可能なカセッテ2を着脱自在に
保持するカセッテ保持部10、前記シートに蓄積記録され
た画像情報を読取る読取部20、読取り終了後シートに残
存する画像情報の消去を行なう消去部30を備えており、
また装置内にはカセッテ2内から取り出されたシート1
を受けとり前記読取部20および消去部30にこの順に搬送
するとともに、消去部30において消去の終了したシート
1をカセッテ保持部10まで搬送するためにシート1を略
環状に搬送するシート搬送手段50が設けられている。ま
た前記カセッテ保持部10は、このシート搬送手段50によ
る略環状の搬送路の内方に配置されている。
図示しない外部の撮影装置において内部に保持したシー
ト1に撮影の行なわれたカセッテ2は上記カセッテ保持
部10に装填される。このカセッテ2はシートに放射線を
照射して画像情報の記録(撮影)を行なう際にシートが
外光により感光するのを防ぐために遮光性を有するもの
となっており、シート1を保持するカセッテ本体2Aと開
閉可能な蓋部2Bとからなっている。なお、前記シート1
はこのカセッテ2内に蓄積性蛍光体層を有する表面を下
側にして収納されている。以下、カセッテ保持部10にお
けるカセッテの開閉を第2図を参照して説明する。
カセッテ2の蓋部2Bには、バネにより付勢されて蓋部2B
を閉じた状態でカセッテ本体2Aに係止させるロック部2b
が設けられている。カセッテ保持部10内にはロータリー
ソレノイド等により駆動され、図中破線で示す第1の位
置と図中実線で示す第2の位置をとりうるように回動す
るロック解除爪11が設けられており、蓋部2Bがロックさ
れた状態でカセッテ2がカセッテ保持部10に装填される
と、このロック解除爪11が前記第1の位置から第2の位
置へ回動してロック部2bを押圧し、蓋部2Bのロックを解
除する。
またカセッテ保持部10内には、蓋部2Bを閉位置に向けて
付勢する付勢手段15および揺動アーム12と吸着手段13か
らなる蓋部開閉手段14が設けられており、上記のように
蓋部2Bのロックが解除されると前記吸着手段13が蓋部2B
を吸着し、揺動アーム12が図中破線で示す位置から図中
実線で示す位置へと移動し、前記付勢手段15の付勢力に
抗して蓋部2Bを開く。このように蓋部2Bが開かれると、
第1図に示すようにシートの取出手段である吸着盤16が
カセッテ内に進入してシート1を吸着し、シート1をカ
セッテ2から取り出して近傍のシート搬送手段50に渡
す。なお、後述するようにカセッテ2内に消去済のシー
トが搬入されてカセッテ2をカセッテ保持部から取り出
す際には、前記蓋部開閉手段14が再び第2図中破線で示
す位置に移動して蓋部2Bを閉じ、蓋部2Bは前記付勢手段
15により付勢されていることにより、前記ロック部2bが
カセッテ本体2Aの突部2aと係合してその閉位置において
ロックされる。
上述したようにカセッテ2内から取り出されたシート1
は、第1図に示すようにシート搬送手段50により矢印A1
方向に送られる。本実施態様の装置において、シート搬
送手段50の前記カセッテ保持部10と読取部20の間には、
シートを1枚ずつ収容する複数のシート収容部41を有
し、カセッテ保持部10から搬出されたシート1を一時的
に収容する第1のスタッカ40が設けられている。第1の
スタッカ40には、第3図に示すように4つの側壁からな
る筐体42内に、それぞれ1枚ずつシート1を保持可能な
複数のトレー43が互いに等しい間隔をあけて平行に保持
されており、各トレー43はそれぞれ斜め上方を向いて傾
けられている。トレー43はそれぞれ断面形状がL字形と
なっており、このトレー43により形成される空間が前記
シート収容部41となる。上記複数のトレー43を保持して
なる筐体42は、図示しないモータ等の駆動機構により、
下端に取り付けられた車輪44がレール45上を移動せしめ
られることにより矢印B方向に移動する。筐体42の矢印
B方向の移動により、所定のトレー43が、シート1をス
タッカ40内に搬入する搬送ローラ51A,51Bの下方に位置
せしめられ、このトレー43は図示のように破線で示す位
置から実線で示す位置に傾きを変えてその上端部の空間
を広げられ、シート1の搬入を行ない易い状態にされ
る。シート1は上記のように傾きの変化したトレー43内
に前記搬送ローラ51A,51Bにより搬入される。シートの
搬入が終了するとトレー43は元の傾きに戻され筐体42は
さらに矢印B方向に移動して次のトレー43へのシートの
搬入に備える。またスタッカからシート1を搬出する際
には筐体42が矢印B方向に移動し、搬出されるシート1
を保持している所定のトレー43をスタッカの下方に設け
られている搬送ローラ52A,52Bの上方に位置せしめ、第
4図に示すようにトレー43の底板43aを図中破線で示す
位置から図中実線で示す位置に回動させてシート1をト
レー43内から落下させ、前記搬送ローラ52A,52Bにより
落下するシート1の先端を把持せしめてシート1をスタ
ッカ40外に搬送させる。シート1はさらにシート搬送手
段50により矢印A2方向に搬送されて読取部20内に搬入さ
れる。
読取部20は、画像情報が蓄積記録されたシート1をレー
ザビーム等の励起光21で走査し、その走査によって該シ
ート1から発せられる輝尽発光光をフォトマルチプライ
ヤー等の光電読取手段22で光電的に読み取って可視像出
力用の電気的な画像信号を得るものである。図中23は励
起光源、24はガルバノメータミラー等の光偏向器、26は
シート1から発せられた輝尽発光光を光電読取手段の光
ガイド22a(該光ガイド22aは輝尽発光光を全反射させな
がらフォトマルチプライヤー等の光検出器22bに導く役
目をする)に向けて反射させる反射ミラーである。
読取部20に搬入されたシート1はシート搬送手段50によ
り矢印A3方向に搬送され、この搬送方向と略垂直に偏向
される励起光21によってシート全面が2次元的に走査さ
れて輝尽発光光が生ぜしめられ、この輝尽発光光が前記
光ガイド22aを介して光検出器22bにより検出されて画像
情報の読取りが行なわれる。
なお、放射線画像情報の読み取りにおいては、上記説明
した可視像出力用の画像信号を得る読み取り(本読み)
に先立って、予め上記シート1に蓄積記録されている放
射線画像情報の概略を読み取る先読みを行ない、この先
読みによって得られた画像情報に基づいて上記本読みを
行なう際の読取条件等を決定し、この読取条件に従って
前記本読みを行なう方法が知られている。
この様な先読みを行なう方法としては、例えば上記本読
みに用いられる励起光のエネルギーよりも低いエネルギ
ーの励起光を用いてシート1を走査し、この走査によっ
て発せられる輝尽発光光を同じく光電読取手段によって
読み取る方法(例えば特開昭58-67240号公報参照)等が
存在する。
本発明における読取部は、上記本読みのみを行なう部分
の外、本読みと先読みの双方を行なう部分であっても良
い。例えばシート1を矢印A3方向に搬送してまず先読み
を行い、続いてシートをスイッチバックにより矢印A4
向に逆送し、読取り開始位置に戻し、再び矢印A3方向に
搬送した本読みを行なうよにすればよい。なお、読取部
に配される各光学部材は上記のものに限られるものでは
なく、例えば光電読取手段として、本願出願人が出願し
た特願昭60-156255の如く主走査線に沿って長尺のフォ
トマルチプライヤーを配し、導光性シート22aを介する
ことなく輝尽発光光の検出を行なってもよい。
上記読取部20における画像情報の読取りは比較的時間の
かかるものであるが、本実施態様の装置においては前述
のように第1のスタッカ40が設けられているので、1枚
のシートに対して読取りを行なっている間にも撮影の終
了したシート1を順次スタッカ40に搬入しておくことが
でき、極めて効率的にシート1の処理を行なうこともで
きる。また、スタッカ40に収容されたシート1のうち特
定のシートを優先的に読取部に送って読取りを行なうこ
とも可能である。なお、常に読取部20において1枚のシ
ートの読取りが終了してからカセッテ保持部10に新たな
シートを収容したカセッテ2が装填され、カセッテ2か
ら取り出されたシートが読取部20に送られる前に待機す
る必要のない場合にはスタッカ40は必ずしも設ける必要
はない。
上記のように読取部20内において画像情報の読取りの終
了したシート1はシート搬送手段50により矢印A5、A6
向に搬送されて消去部30に向けて搬送される。
消去部30は、上記読取終了後のシート1に残存している
放射線画像情報を消去する(蓄積性蛍光体に残存してい
る放射線エネルギーを放出させる)ためのものである。
即ち、シート1に蓄積記録された放射線画像情報は、読
取後その一部が未だシートに残存しており、このシート
1を再使用するためにこの残存画像情報の消去が消去部
30において行なわれる。この消去部30における消去方法
はいかなるものであっても良い。本実施態様における消
去部30には、蛍光灯,タングステンランプ,ナトリウム
ランプ,クセノンランプ,ヨウ素ランプ等の消去用光源
31が複数個設けられ、シート1は矢印A7方向に搬送され
つつこれらの消去用光源31による光照射を受けてシート
上の残存放射線エネルギーの放出が行なわれる。
前記消去部30において消去の終了したシート1は矢印A8
方向に搬送された後、さらに矢印A9,A10に搬送され
る。矢印A10方向に搬送されてシート1が図中破線で示
す位置に至ると、シート1はスイッチバックにより矢印
A11方向に逆送される。逆送されたシートはさらに矢印A
12方向に搬送されて搬送方向に設けられた第2のスタッ
カ60に搬入される。第2のスタッカは前述した第1のス
タッカ40と同様の構造を有するものであり、複数のトレ
ーによりシート1を1枚ずつ保持するシート収容部61が
形成され、矢印C方向に移動して消去部から送られるシ
ート1をシート収容部61のいずれか1つに受容する。ま
たこのスタッカ60にはこのシート1の搬入前に既に複数
のシートが収容されている。
上記のように第2のスタッカ60の各シート収容部61内に
収容されたシート1は1枚ずつ選択されて取り出され、
前記カセッテ保持部10内に保持されている空のカセッテ
2内に搬送される。このカセッテ2内へのシートの搬入
は、スタッカ60に収容されているシートの中からカセッ
テに適したシートを選択して、カセッテ2から前述した
シート1が取り出された後、直ちに行なわれる。スタッ
カ60の下端には第1図に示すように第2のスタッカ60か
ら排出されるシート1を受けとってスタッカ外へ搬送す
る一対の搬送ローラ54A,54Bが設けられており、各トレ
ーは選択されたシート1を保持してなるシート収容部61
がこの搬送ローラ54A,54Bの上方に位置するように矢印
C方向に移動せしめられ、移動が終了すると、選択され
たシートを保持していたシート収容部61の下端が開かれ
て保持されていたシート1が落下する。落下したシート
1はこの搬送ローラ54A,54Bにより、把持され、搬送ロ
ーラの回転により、スタッカ60外に排出される。
スタッカ60から排出されたシート1は、シート搬送手段
50により矢印A13方向に搬送され、搬送路中に設けられ
た補助消去部70を通過した後、さらに矢印A14方向に搬
送されて前記カセッテ2内に搬入される。なお、カセッ
テ2内に搬入されるシート1の搬入方向後端がシート搬
送手段50から離れた後には、前記吸着盤16によりシート
の吸着を行なってカセッテ2内に完全に搬入するように
すればよい。またカセッテ2内に搬入されるシート1
は、前記カセッテ2がカセッテ保持部10に装填される前
から第2のスタッカ60内に保持されていた、前記消去部
30により消去が行なわれてからの経過時間が長いもので
あることがあるので、前述した補助消去部70において消
去用光源71による光照射を受けるようになっている。す
なわち、蓄積性蛍光体シート1は、一旦消去が行なわれ
ても一定時間以上経過すると、蓄積性蛍光体中に微量混
入している226Raや40K等の放射線同位元素から放射され
る放射線や、宇宙線や他のX線源からのX線等の環境放
射線によって放射線エネルギーを蓄積し、この放射線エ
ネルギーが次回の撮影像に対してノイズとなることがあ
る。このノイズの発生を防止するために、シート1は前
記補助消去部70を通過せしめられ、シート1に対して第
2のスタッカ60内での待機時間中にシートに蓄積された
放射線エネルギーを放出させる消去(いわゆる2次消
去)が行なわれる。従ってカセッテ2内に搬入されたシ
ート1はカセッテ2内に保持されたまま、装置外に取り
出されて直ちに撮影を行なわれることの可能なものとな
る。このようにシート搬送手段50に第2のスタッカ60が
設けられている場合には、カセッテ保持部10内にカセッ
テ2が保持されて撮影済のシートがカセッテ2から取り
出された後、直ちにスタッカ60内からカセッテ2に応じ
たシートを取り出してカセッテ2内に搬入することがで
きる。従って、撮影済のシートを保持したカセッテをカ
セッテ保持部10に装填してから短時間のうちに新たなシ
ートの搬入されたカセッテ2をカセッテ保持部10から取
り出し、外部の撮影装置に運んで、撮影を行なうことが
できる。またカセッテ2内に保持されるシートの大きさ
がカセッテ毎に異なる場合にも、予めスタッカ60内に種
々のシートを保持せしめておき、カセッテ保持部内に装
填されたカセッテの大きさに応じてスタッカ60内からシ
ートを選択して搬出すればよいのでシートの大きさに関
わりなくシートの効率的な再使用を行なうことができ
る。なお、予めスタッカ60内に種々のシートを保持せし
めておくためには、装置の使用開始後しばらくはスタッ
カ60からのシートの取り出しを行なわずにスタッカ60内
にシートを集めるようにしてもよいし、装置の使用開始
前に予めスタッカ内に種々の大きさの未使用のシートを
収容せしめておくようにしてもよい。なお、カセッテ保
持部10には装填されるカセッテに応じて所望の大きさの
シートをスタッカ60から取り出すためには、スタッカ60
の各シート収容部61にそれぞれ収容されているシートの
大きさを記憶し、カセッテ保持部10に装填されたカセッ
テに応じて所望の大きさのシートを選択して取り出す作
業を制御する制御手段が必要であり、本実施態様の装置
には前記読取部20の上方に上記制御を行なう制御部80が
設けられている。
なお、本発明の装置は消去部30から搬出されたシート1
を直接カセッテ2内に搬入するものであってもよく、第
2のスタッカ60と補助消去部70を排して装置を一層小型
化することも可能である。
ところで、本装置は、前述したようにカセッテ2からシ
ート1を取り出して読取部20および消去部30へ搬送し、
読取りおよび消去の終了したシート1を再びカセッテ2
内に搬入するシート搬送手段50が略環状にシート1を搬
送するとともに、カセッテ2を着脱自在に保持するカセ
ッテ保持部10が上記略環状の搬送路の内方に配置された
ものとなっている。このため、カセッテ保持部がシート
搬送手段の外方に突出することなく、装置全体がコンパ
クトなものとなっている。また、本実施態様の装置にお
いては、上記のようにカセッテ保持部がシートの搬送路
の内方に配されているので、カセッテは、上記略環状の
搬送路の横方向(第1図において紙面と垂直な方向)か
ら搬送路を横切らないようにカセッテ保持部に装填され
るようになっている。以下、第5図および第6図を参照
してカセッテのカセッテ保持部に対する着脱の一例につ
いて説明する。
カセッテ2はカセッテ保持部10内に、保持台18のガイド
部18Aに沿って矢印D方向から挿入される。保持台18に
は、ガイド部18Aに対して位置の低くなった段差部18Bが
形成されているとともに、該段差部18B上には、バネ17a
によりカセッテ2の挿入方向と逆方向に付勢され、段差
部18B上をスライド可能な幅寄せ板17が設けられてい
る。カセッテ2は前記バネ17aの付勢力に抗して位置決
め板17を挿入方向に移動させつつ保持台18上に進入し、
挿入方向後端が段差部18B上に達した位置で段差部18B上
に落下し、前記幅寄せ板17により付勢されて挿入方向の
位置決めが行なわれる。また段差部18Bにはカセッテ2
の挿入方向に延びた複数のスリット18a,18bが設けられ
ており、各スリットの下方には、第5図のA−A線断面
図である第6図に示すようにスリットの上方に突出する
第1の位置とスリットの下方に退却する第2の位置とを
とり得るように回動する位置決め板19A,19Bが設けられ
ている。このスリット18a,18bおよび位置決め板19A,19B
はカセッテ保持部10内に装填される可能性のある、複数
のサイズのカセッテの各幅に対応する位置に設けられて
おり、装填されるカセッテのサイズに応じて所定の位置
決め板が選択的に前記第1の位置に移動せしめられてカ
セッテの位置決めを行なう。このように段差部18B上に
おいてカセッテ2が2次元的に位置決めされると、前述
したようにカセッテが開かれ、内部に収納されたシート
の取り出しが行なわれる。一方、前記段差部18Bの、ガ
イド部18Aの近傍部分には孔部18Cが設けられており、カ
セッテ保持部10からカセッテ2を取り出す際にはこの孔
部18Cにピン19Cが挿入されてカセッテ2の端部を押し上
げる。カセッテ2の端部がガイド部18Aの高さまで押し
上げられると前記幅寄せ板17の付勢力により、カセッテ
2はカセッテ保持部外に押出される。
なお、上述したカセッテの脱着機構は一例であって他の
種々の手段によりカセッテのカセッテ保持部に対する脱
着を行なってもよいことはいうまでもない。また、カセ
ッテの装填方向も搬送路を横切らない方向からであれば
多少斜め方向からであってもよい。更に読取装置全体に
ついても、シート搬送手段の搬送路の形状や、読取部、
消去部等の配置、構造は上記実施態様において示したも
のに限られるものではない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の放射線画像情報読取装置
によれば、シート搬送手段によるシートの略環状の搬送
路の内方にカセッテ保持部を配したことにより、カセッ
テ保持部が装置外部に突出することなく、コンパクトな
読取装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様による放射線画像情報読取
装置を示す側面概略図、 第2図はカセッテの開閉機構を示す概略図、 第3図は上記装置のスタッカの構造を示す側面図、 第4図は上記スタッカからのシートの取り出しを説明す
る概略図、 第5図はカセッテ保持部の構造を示す斜視図、 第6図は第5図のA−A線断面図である。 1……蓄積性蛍光体シート、2……カセッテ 10……カセッテ保持部、20……読取部 30……消去部、50……シート搬送手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された放射
    線画像情報の読取りを行なう読取部、 読取り終了後の前記シートに残存している放射線画像情
    報を消去する消去部、 前記シートを収容可能なカセッテを着脱自在に保持し、
    該カセッテから前記シートを取り出す取り出し手段を有
    するカセッテ保持部、 該カセッテ保持部から搬出された前記シートを受けとっ
    て前記読取部および消去部にこの順に搬送し、さらに消
    去部を通過した前記シートを前記カセッテ保持部内の前
    記カセッテに搬入するために前記シートを略環状に搬送
    するシート搬送手段からなり、 前記カセッテ保持部が、前記シート搬送手段による略環
    状の搬送路の内方に設けられたことを特徴とする放射線
    画像情報読取装置。
JP61006084A 1985-10-17 1986-01-14 放射線画像情報読取装置 Expired - Lifetime JPH0685046B2 (ja)

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