JPH0685082A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0685082A
JPH0685082A JP23830092A JP23830092A JPH0685082A JP H0685082 A JPH0685082 A JP H0685082A JP 23830092 A JP23830092 A JP 23830092A JP 23830092 A JP23830092 A JP 23830092A JP H0685082 A JPH0685082 A JP H0685082A
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JP
Japan
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film
semiconductor substrate
mask
polycrystalline silicon
wiring layer
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Application number
JP23830092A
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English (en)
Inventor
Osamu Sakamoto
治 坂本
Sachitada Kuriyama
祐忠 栗山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスク合せずれがあっても確実に多結晶シリ
コン膜と配線用拡散層との電気的接続を行う。 【構成】 基板1上にゲート酸化膜2と第1の多結晶シ
リコン膜3を形成後、ベリッドコンタクト5を形成し、
このコンタクト5内に接続層7を形成する。次に、マス
ク形成時のマスク合せずれよりも大きな幅を有しかつ多
結晶シリコンの除去時のストッパーとなる枠付け酸化膜
21a,21bを前記コンタクト5内の周りに形成す
る。更に第2の多結晶シリコン膜8を形成後、前記酸化
膜21aの上に中心線31が設定されたレジスト膜4b
をマスクとして形成し、このマスクを用いて不要な多結
晶シリコン膜3,8とゲート酸化膜2を基板表面が露出
されるよう除去する。その後、露出した基板表面に配線
層10を形成し、熱処理で配線層10と接続層7を接触
させて両層を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特に拡散層からなる配線層と多結晶シリコン膜を
接続するコンタクトに改良を加えた半導体装置の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体装置の製造プロセスにお
いて拡散層と多結晶シリコン膜を接続する方法として
は、いろいろな方法が提案されているが、その中の1つ
にベリッドコンタクト(ゲートコンタクト)技術という
ものがある。例えば「電子材料、1989年6月号、3
6頁」にその具体例が示されている。図7及び図8はそ
の製造方法の概要を工程順に示したものであり、これら
の図についてそのベリッドコンタクトの製造方法を説明
する。
【0003】図7において、まず、P型シリコン半導体
基板1の一主面上に熱酸化法によって約15nmの厚さ
のゲート酸化膜2を形成し、次にLPCVD(Low Pres
sureChemical Vapor Deposition)法によってN型の導
電性をもった第1多結晶シリコン膜3を堆積する(図7
(a) )。この第1多結晶シリコン膜3は、後述する図7
(b) に示すような有機材料であるレジスト膜4aを形成
する際に、このレジスト膜が直接ゲート酸化膜2の上に
形成されてトランジスタとしての性能を低下させること
がないようにするための保護膜としての働きを持ってい
る。
【0004】次に、フォトリソグラフィ法により、図7
(b) に示すように所望のパターン形状のレジスト膜4a
を形成する。このフォトリソグラフィ法とは、未露光の
レジスト膜をシリコン半導体基板の上に回転塗布し、そ
の塗布された未感光のレジスト膜の上に紫外線を通過さ
せないクロムによって形成されたパターンのマスクを置
き、プロジェクションアナラナーやステップアンドリピ
ート機から紫外線を照射し、クロムパターンのない部分
のレジスト膜を感光させ、その後現像し、所望のレジス
ト膜4aを得る技術である。ただし、このリソグラフィ
技術は、マスクパターンとシリコン半導体基板との相対
的位置がずれることによって、形成したレジスト膜の位
置が正しい位置に対して多少ずれることがあり、これを
マスクの重ね合わせずれ(以下、マスク合せずれと略称
する)という。
【0005】ところで、半導体装置の微細化が進むにつ
れて要求されるマスク合せずれ(最大値)は益々小さな
値(例えば±0.1μm程度)になり、それは露光機で
実現できる重ね合わせずれよりも小さくなっているのが
現状である。さて、この所望のパターン形状に形成され
たレジスト膜4aをマスクとして、例えばRIE(Reac
tive Ion Etching)法によって第1多結晶シリコン膜3
を,ゲート酸化膜2をエッチングのストッパーとしてエ
ッチングし、ゲート酸化膜2をP型シリコン半導体基板
1をストッパーとしてエッチングし、ベリッドコンタク
ト5を形成する。その後、例えば、レジスト膜4aをマ
スクとしてイオン注入法により砒素6を注入エネルギー
40KeV,注入量2.0×1015個/cm2だけ注入し、
+ 接続層7を形成する(図7(b))。
【0006】その後、レジスト膜4aを除去し、LPC
VD法によりN型導電性を持った第2多結晶シリコン膜
8を約100nmの厚さに堆積する(図7(c) )。次
に、前述したフォトリソグラフィ法によりレジスト膜4
bを所定の位置、つまりレジスト膜4bの端を図7(d)
の中心線30に合わせて形成し、そのレジスト膜4bを
マスクとして第2多結晶シリコン膜8及び第1多結晶シ
リコン膜3をゲート酸化膜2をエッチングストッパーと
してエッチングし、次にゲート酸化膜2をP型シリコン
半導体基板1をエッチングストッパーとしてエッチング
し、第1多結晶シリコン膜3及び第2多結晶シリコン膜
8を積層してなる第1ゲート9を形成する。
【0007】その後、レジスト膜4bをマスクとしてイ
オン注入法により、例えば、砒素6を注入エネルギー4
0KeV,注入量3.0×1015個/cm2 だけ注入して
+配線層10を形成する(図7(d))。最後に、レジス
ト膜4bを除去した後、N+接続層7およびN+配線層1
0を活性化させ拡散させるために熱処理を行い、図8に
示すようにN+接続層7とN+配線層10を接触させる。
これによって、第1ゲート9とN+ 配線層10はベリッ
ドコンタクト5を通して電気的に接続される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マスク
合せのずれによって、図9に示すようにフォトリソグラ
フィ法により形成されたレジスト膜4bが所定の位置、
つまり中心線30より右に+x1(x1>0)ずれると、
レジスト膜4bをマスクとしてイオン注入されたN+
線層10の左端が+x1 だけ右にずれてしまう。その結
果、N+ 接続層7とN+配線層10の相対的位置が遠く
なり、熱処理を行って両N+層を拡散させてもN+接続層
7とN+配線層10は接触せず、これによって第1ゲー
ト9とN+ 配線層10は電気的に接続されなくなるとい
う問題点があった。
【0009】また、同じくマスク合せのずれによって、
図10のようにフォトリソグラフィ法により形成された
レジスト膜4bが中心線30より左に−x2(x2>0)
ずれると、レジスト膜4bをマスクにして第1ゲート9
をRIE法によりエッチングするときのエッチングスト
ッパーとなるゲート酸化膜2がないベリッドコンタクト
5内の部分では、P型シリコン半導体基板1がオーバー
エッチ分だけエッチングされて溝11ができてしまう。
レジスト膜4bをマスクとしてイオン注入すると、N+
配線層10は半導体基板1の表面と溝11の底面に形成
される。この結果、図10のように溝11の深さがN+
配線層10の深さより大きいと、やはりN+接続層7と
+配線層10は溝11の部分で接続されず、これによ
って第1ゲート9とN+ 配線層10が電気的に接続され
なくなる。なお、この溝11の深さはオーバーエッチの
度合いで決まるが、エッチングする1ゲート9の膜厚に
対して何%のオーバーエッチをするかはエッチングする
膜の下地の段差によって異なるものである。
【0010】また、このような溝11が形成されると基
板リーク電流が増加してしまう。すなわち、通常、電流
の通路はN+ 配線層10であり、電流はこのN+ 配線層
10を通るのでP型シリコン基板1へは流れないが、図
10の場合には、溝11の側壁にP型シリコン基板1が
むき出しになっているので、電流の通路であるN+ 配線
層10が途中で切断されたことになり、電流はやむをえ
ず基板に流れ、基板へのリーク電流が増加してしまう。
したがって、このような半導体装置は使用できない。
【0011】本発明は以上の点に鑑み、上記のような問
題点を解決するためになされたもので、マスク合せずれ
が生じても確実に多結晶シリコン膜と配線用拡散層を接
続することができる半導体装置の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板
の主表面上にゲート酸化膜,第1の多結晶シリコン膜を
順次形成後、これらに半導体基板表面を露出させるべく
ベリッドコンタクトを開口して、このベリッドコンタク
ト内に接続層を形成する。次いで、マスク重ね合せずれ
の最大値よりも大きな幅を有しかつの多結晶シリコン膜
の除去時のエッチングストッパーとなるサイドウォール
膜をベリッドコンタクトの周りにだけ形成し、さらに接
続層に接して第2の多結晶シリコン膜を形成する。次い
で、エッチングストッパーとなる膜の上にエッチング加
工すべき中心線が設定されたレジストパターンを形成
し、このレジストパターンをマスクとして不必要な第1
及び第2の多結晶シリコン膜とゲート酸化膜を半導体基
板表面が露出されるように順次除去した後、この露出し
た半導体基板表面に配線層を形成し、さらに熱拡散で接
続層と配線層を接触させるようにしたものである。
【0013】また、本発明の別の発明に係る半導体装置
の製造方法は、半導体基板の主表面上にゲート酸化膜,
第1の多結晶シリコン膜を順次形成した後、レジストパ
ターンをマスクにして不必要な第1の多結晶シリコン膜
とゲート酸化膜を半導体基板表面が露出するまで除去
し、露出した半導体基板表面に配線層を形成した後、全
面に層間絶縁膜を形成しする。次いで、配線層の端から
マスク重ね合せずれの最大値よりも大きな距離離れた位
置に開口端部を持つレジストパターンのマスクを形成す
ることにより、このマスクを用いて層間絶縁膜と第1の
多結晶シリコン膜及びゲート酸化膜を半導体基板表面が
露出するまで順次除去してベリッドコンタクトを開口
し、ベリッドコンタクト内に露出した半導体基板表面に
配線層と重なり合う部分を持つ接続層を形成した後、ベ
リッドコンタクト内の接続層に接して第2の多結晶シリ
コン膜を形成するようにしたものである。
【0014】
【作用】本発明においては、フォトリソグラフィ法のマ
スク合せずれよりも大きくかつ多結晶シリコンのエッチ
ングに対してエッチングストッパーとなるサイドウォー
ク膜を多結晶シリコン膜と一定の位置関係になるように
ベリッドコンタクト内に形成し、そのサイドウォール膜
の上にレジスト端を位置させるようなレジストパターン
のマスクを用いて配線層を形成するので、そのマスクが
ずれたとしても半導体基板をエッチングして溝を作るよ
うなことはなく、確実に多結晶シリコン膜と配線層を電
気的に接続できる。
【0015】また、本発明の別の発明においては、接続
されるべき多結晶シリコン膜と配線層を形成し、その配
線層の端からマスク合せずれ以上に離れた位置に開口端
部を持つレジストパターンのマスクを形成し、このマス
クを用いて接続層を形成するので、確実に接続層を介し
て多結晶シリコン膜と配線層を接続できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。 実施例1 図1(a)〜図2(c)は本発明の第1の実施例に係る半導体
装置の主要な製造工程図であり、断面構造図によって示
してある。また、図3(a)〜(c)はこの実施例においてマ
スク合わせのずれが右にずれその結果レジスト膜4bが
中心線よりも右にずれた場合の製造工程図であり、図4
(a)〜(c)は同じく本実施例においてマスク合わせのずれ
が左にずれその結果レジスト膜4bが中心線よりも左に
ずれた場合の製造工程図である。また、図1(a)〜図4
(c)に示す符号のうち、図7及び図8に示した符号と同
一ものは同一またはそれに相当する部分である。
【0017】まず、図1(a)は図7(b)に示したものと同
じもので、そこまでの製造方法は前述した従来例の方法
と同様である。即ち、P型シリコン半導体基板1の一主
面上に熱酸化法により約15nmのゲート酸化膜2を形
成するとともに、LPCVD法によって第1多結晶シリ
コン膜3を堆積後、その上面にフォトリソグラフィ法に
より所望パターン形状のレジスト膜4aを形成したの
ち、このレジスト膜4aをマスクとしてRIE法により
多結晶シリコン膜3,ゲート酸化膜2をエッチングして
ベリッドコンタクト5を形成する。次いで、このベリッ
ドコンタクト5内に露出した半導体基板1上にイオン注
入法によってイオン注入を行ってN+ 接続層7を形成す
る(図1(a))。
【0018】次に、このシリコン半導体基板1上に層間
酸化膜21をLPCVD法によって膜厚a(例えばここ
では150nm程度)だけ堆積する(図1(b) )。その
後、堆積した膜厚分aつまり約150nmの分だけ例え
ばRIE法によって層間酸化膜21をエッチングする
と、第1多結晶シリコン膜3の端の部分にだけ幅bのサ
イドウォール膜である枠付け酸化膜21aおよび21b
が残る(図1(c) )。この枠付け酸化膜21aおよび2
1bの幅bは先に堆積した層間酸化膜21の膜厚aとほ
ぼ同じであり、この場合は約150nmの幅である。ま
た、この方法によれば、枠付け酸化膜21aおよび21
bは常に第1多結晶シリコン膜3の端の部分にだけ所望
の幅で形成することができる。次いで、例えばLPCV
D法によってN型導電性の第2多結晶シリコン膜8を約
100nmの厚さに堆積する(図1(d) )。
【0019】次にフォトリソグラフィ法によって所望形
状のレジスト膜4bを形成する(図2(a))。ここで、
図2(a)に示すレジスト膜4bはマスク合せずれのない
状態で形成されたものであり、また、マスクの中心線3
1の位置は従来の中心線30より左に寄り、枠付け酸化
膜21a上にあるようにマスクの設定を行っている。
【0020】その後、レジスト膜4bをマスクとして例
えばRIE法によって、エッチングする。この時、第2
多結晶シリコン膜8と第1多結晶シリコン膜3は枠付け
酸化膜21aとゲート酸化膜2をエッチングのストッパ
ーとして、ゲート酸化膜2はP型シリコン半導体基板1
をエッチングのストッパーとしてエッチングされる。そ
して、第2多結晶シリコン膜8,第1多結晶シリコン膜
3およびゲート酸化膜2の不必要な部分をエッチング
後、レジスト膜4bおよび枠付け酸化膜21aをマスク
として、例えばイオン注入により砒素6を注入エネルギ
ー40KeV ,注入量3.0×1015個/cm2だけ注入
し、基板表面上にN+配線層10を形成する(図2
(b))。
【0021】最後にレジスト膜4bを除去し、N+接続
層7およびN+配線層10を熱処理によって活性化し拡
散させ、N+接続層7とN+配線層10を接触させる(図
2(c))。これによって、第1多結晶シリコン膜3と第
2多結晶シリコン膜8の積層膜である第1ゲート9は、
ベリッドコンタクト5内に形成したN+ 接続層7を介し
てN+配線層10と電気的に接続することができる。
【0022】次に、レジスト膜4bが中心線31よりも
右に+x1(x1>0)だけずれた場合について図3(a)
〜(c)で説明する。図3(a)はマスク合せずれによって中
心線31より右に+x1だけレジスト膜4bがずれて形
成された場合の構造断面図である。このレジスト膜4b
をマスクとして、第2多結晶シリコン膜8及び第1多結
晶シリコン膜3はゲート酸化膜2をエッチングのストッ
パーとして、ゲート酸化膜2はP型シリコン半導体基板
1をエッチングのスットパーとして、例えばRIE法に
よってエッチングされる。
【0023】この時、レジスト膜4bが中心線31より
右に+x1 だけずれ、レジスト膜4bの端は枠付け酸化
膜21a上にはないため、第2多結晶シリコン膜8およ
び第1多結晶シリコン膜3のエッチングのストッパーと
してはゲート酸化膜2だけが作用する。このエッチング
後、レジスト膜4bをマスクとして、前述と同様に砒素
6を注入し、N+ 配線層10を形成する(図3(b))。
この時点ではN+接続層7とN+配線層10は接触してい
ない。
【0024】その後、熱処理によってN+ 接続層7とN
+ 配線層10を活性化および拡散させ、両N+層を接触
させる(図3(c))。この場合、上述した従来例と同じ
熱処理によってもN+接続層7とN+配線層10が接触で
きるのは、従来の中心線30(図2(a) )よりも左に中
心線31がある、つまり枠付け酸化膜21a上に中心線
31があるレジストパターンを用いれば、レジスト膜4
bが右に+x1 ずれても、このレジスト膜4bは従来の
中心線30の方に近づくため、N+接続層7とN+配線層
10の相対的位置がその中心線31と従来の中心線30
の差に相当する分だけ近づく。従って、従来と同じ熱処
理であっても両N+層が接触し、ひいては第1ゲート9
とN+配線層10を電気的に接続することができる。
【0025】また、逆にレジスト膜4bが中心線31よ
りも左に−x2(x2>0)ずれた場合について図4(a)
〜(c)で説明する。図4(a) は、マスク合せのずれによ
りレジスト膜4bが中心線31より左に−x2 ずれた場
合の構造断面図である。そのレジスト膜4bをマスクと
して、例えばRIE法によりエッチングする。まず、第
2多結晶シリコン膜8と第1多結晶シリコン膜3は枠付
け酸化膜21aとゲート酸化膜2をエッチングのストッ
パとしてエッチングされるが、レジスト膜4bのずれx
2 は枠付け酸化膜21aの幅bよりも小さい。
【0026】すなわち、フォトリソグラフィ法における
マスク合せずれは、現在の技術で最大値で0.1μm程
度であり、そのずれx2 は最大値であるときには0.1
μmになる。この実施例の場合は、枠付け酸化膜21a
の幅bは前述のように150nmつまり0.15μmに
設定してあるので、x2 <bの関係が成立する。つま
り、ずれx2 が最大値であったとしても、レジスト膜4
bの端は枠付け酸化膜21a上にある。また、マスク合
せのずれx2 が0.2μm程度あることが予想されると
きには層間酸化膜21の膜厚aを0.3μmにして枠付
け酸化膜21aの幅bも0.3μmにすれば、やはりx
2 <bの関係が成立する。
【0027】このようにこの実施例では、マスク合せず
れx2 よりも大きな枠付け酸化膜幅b(=膜厚a)にな
っているので、レジスト膜4bのずれx2 は枠付け酸化
膜21aの幅bよりも小さくなり、レジスト膜4bの端
が枠付け酸化膜21aのないところにかかり、半導体基
板1をエッチングしてしまうようなことがなく、従来例
として図10に示したように、両N+ 層が溝11によっ
て隔てられることはなくなる。
【0028】次に、ゲート酸化膜2をP型シリコン半導
体基板1をエッチングのストッパーとしてエッチングす
る。そして、レジスト膜4bと枠付け酸化膜21aをマ
スクとして、先程と同様に砒素6をイオン注入して基板
上にN+ 配線層10を形成する(図4(b))。しかる
後、レジスト膜4bを除去して、熱処理によって両N+
層を接触させ、第1ゲート9とN+配線層10をN+接続
層7を介して電気的に接続させる(図4(c))。
【0029】このように本実施例の製造方法によると、
第1のゲート9と配線層10を接続する際に、ベリッド
コンタクト5内に露出した半導体基板1に接続層7を形
成した後、フォトリソグラフィ法のマスク合せずれの最
大値よりも大きな膜厚の多結晶シリコンのエッチングに
対してのストッパーとなる酸化膜21を膜厚aだけ堆積
し、次いでRIE法によりベリッドコンタクト5の周り
にだけ幅b(膜厚aにほぼ等しい)の枠付け酸化膜21
a,21bを残す。さらに第2の多結晶シリコン膜8を
堆積後、その枠付け酸化膜21a上に中心線31が設定
されたマスクを使用してレジスト膜4bを形成し、この
レジスト膜4bをマスクとして第1及び第2の多結晶シ
リコン膜3,8とゲート酸化膜2を選択的にエッチング
した後、配線層10を形成する。
【0030】これにより、マスク合わせのずれが生じて
レジスト膜4bが左へずれてもシリコン半導体基板1を
エッチングしてしまいN+配線層10とN+接続層7が隔
てられることはなく、また、マスク合わせのずれが生じ
てレジスト膜4bが右へずれても元々の中心線31の位
置が従来の中心線30の位置よりも左へ設定されている
から、もとの中心線30の位置へレジスト膜4bが近づ
き、従来通りの熱処理で十分拡散し、両N+ 層7,10
が接続する。従って、レジスト膜4bの重ね合わせずれ
があっても確実に第1のゲート9をベリッドコンタクト
5を通して配線層10と接続することができる。
【0031】実施例2 図5(a)〜(d)および図6は本発明の第2の実施例に係る
半導体装置の主要な製造工程図であり、それぞれ断面構
造図によって示してある。ただし、これらの図において
図7,図8と同一または相当部分は同一符号を付してあ
る。まず、P型シリコン半導体基板1に、例えば熱酸化
法により約15nmのゲート酸化膜2を形成し、次に例
えばLPCVD法によりN型導電性の第1多結晶シリコ
ン膜3を堆積する(図5(a))。ここまでは従来の図7
(a)に示した製造方法と同じである。
【0032】次に、その上にフォトリソグラフィ法によ
ってレジスト膜4cを形成し、これをマスクにして例え
ばRIE法により不必要な部分の第1多結晶シリコン膜
3,ゲート酸化膜2の順にエッチング除去し、さらにレ
ジスト膜4cをマスクとして例えばイオン注入法により
砒素6を注入エネルギー40KeV ,注入量3.0×10
15個/cm2だけ注入し、N+配線層10を形成する(図
5(b))。
【0033】次いで、例えばBPSG膜を常圧CVD法
によって堆積させ、それを熱処理によってリフローさ
せ、層間リフロー酸化膜23を形成する。次いで、N+
配線層10の端から所定の距離y(y>0)だけ離れた
位置に開口端部がくるようなパターンのレジスト膜4d
をフォトリソグラフィ法により形成する(図5(c))。
このレジスト膜4dの形成にあたってマスク合せのずれ
が生じるが、そのずれの最大値よりも大きな値にyは設
定されている。すなわち、このyの値は、フォトリソグ
ラフィ法によるレジスト膜4dの左側へのずれ−x
2(x2>0)よりも大きく、つまりy>x2 の式を満た
す値に設定する。
【0034】これについて詳述する。N+ 配線層10の
位置はレジスト膜4cの位置で決定される。これは、図
5(b) に示した通りレジスト膜4cをマスクとして第1
多結晶シリコン膜3をエッチングし、その後イオン注入
するからである。次にレジスト膜4dの端(図5(c)で
中心線31と表記したところ)はN+配線層10の端、
つまりレジスト膜4cの端から距離yだけ離れた位置に
設定する。この設定は、フォトリソグラフィ法によって
レジスト膜4cやレジスト膜4dを形成するのに使用す
る写真製版のマスク上で、距離yだけ離れるようにす
る。なお、図5(c)のようにレジスト膜4dが形成され
た場合はマスクの重ね合わせずれがない場合である。
【0035】それ故、図5(c) に示した「−x2(x2
0)」や「+x1(x1>0)」はマスクの重ね合わせに
よる中心線31からのずれになる。従って、マスク合せ
ずれの最大値が、例えば0.1μm(=x2=x1)であ
れば、設計上でy=0.2μmと設定すれば、必ずy>
2 という関係が成立することになる。
【0036】次に、そのレジスト膜4dをマスクとし
て、例えば層間リフロー酸化膜23と第1多結晶シリコ
ン膜3とゲート酸化膜2のエッチング速度を同じにした
RIE法により、レジスト膜4dで覆われていない層間
リフロー酸化膜23と第1多結晶シリコン膜3とゲート
酸化膜2の部分をP型シリコン半導体基板1表面が露出
するまでエッチングする。続けて、そのレジスト膜4d
をマスクとして、例えばイオン注入により砒素6を注入
エネルギー40KeV ,注入量2.0×1015個/cm2
だけ注入し、N+配線層7を形成する(図5(d))。
【0037】この時、レジスト膜4dの中心線31はN
+ 配線層10の端からyだけ離れており、そのyの値は
フォトリソグラフィ法によるレジスト膜4dの左側への
ずれ−x2(x2>0)よりも大きい、つまりy>x2
いう関係式を満たすため、たとえレジスト膜4dが左側
へ−x2 ずれたとしても、レジスト膜4dをマスクとし
て層間リフロー酸化膜23と第1多結晶シリコン膜3と
ゲート酸化膜2をP型シリコン半導体基板1が見えるま
でエッチングしたときには、表面に表れたP型シリコン
半導体基板1の一部には必ずy−x2だけの幅でN+配線
層10が露出していることになる。そして、その後、レ
ジスト膜4dをマスクとして砒素6を注入しN+ 接続層
7を形成するので、必ずN+配線層10とN+接続層7は
重なり合うことになる。
【0038】また、レジスト膜4dが逆に右側へ+x1
(x1>0)だけフォトリソグラフィ法によりマスク合
せずれを起こしたとしても、やはり、露出したP型シリ
コン半導体基板1のうち、y+x1の幅だけがN+配線層
10として表面にでていることになり、同様にN+配線
層10とN+接続層7は重なり合うことになる。最後
に、レジスト膜4dを除去して、例えばLPCVD法で
N型導電性の第2多結晶シリコン膜8を所望の形状に形
成することにより、この多結晶シリコン膜8とN+配線
層10とをN+接続層7を介して電気的に接続すること
ができる。
【0039】このように本実施例によると、シリコン半
導体基板1上に接続すべき多結晶シリコン膜8と配線層
10を形成し、この配線層10の端からマスク合せずれ
以上に離れた位置yにレジスト端部を持つレジスト膜4
dをマスクとして形成して、その後接続層7を形成する
ので、フォトレジスト膜4dの重ね合わせずれがあって
も確実に多結晶シリコン膜8を配線層10に接続するこ
とができる(図6)。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
結晶シリコン膜をベリッドコンタクトを通して配線層と
接続する際に、接続層を形成後、マスク合せずれの最大
値よりも幅の広い枠付け酸化膜をストッパーとしてベリ
ッドコンタクト内のみに形成して、所望形状のマスク用
レジスト膜の中心線をその枠付け酸化膜上に設定するこ
とにより、レジスト膜のマスク重ね合わせずれがあって
も確実に多結晶シリコン膜と配線層を電気的に接続する
ことが可能になる。
【0041】また、本発明の別の発明によれば、マスク
用レジスト膜の中心線の位置をマスク合せずれの最大値
よりも大きくして配線層から離すことにより、必ず露出
した半導体基板上に配線層が表出されその接続層と重な
り合うので、レジスト膜のマスク重ね合わせずれがあっ
ても確実に接続層と配線層を接続することができる。そ
の結果、従来例のように半導体基板上に溝が形成されて
特性不良が生じるようなことがなくなり、半導体装置の
性能や歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る半導体装置の製造
方法を説明する構造断面図である。
【図2】同じく第1の実施例を説明する図1の工程後の
構造断面図である。
【図3】第1の実施例においてレジスト膜が中心線より
も右にずれた場合の製造工程図である。
【図4】第1の実施例においてレジスト膜が中心線より
も左にずれた場合の製造工程図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る半導体装置の製造
方法を説明する構造断面図である。
【図6】同じく第2の実施例を説明する図5の工程後の
構造断面図である。
【図7】従来例による半導体装置の製造方法を説明する
構造断面図である。
【図8】従来例を説明する図7の工程後の構造断面図で
ある。
【図9】従来例の問題点を説明するための構造断面図で
ある。
【図10】同じく従来例の問題点を説明するための構造
断面図である。
【符号の説明】 1 P型シリコン半導体基板 2 ゲート酸化膜 3 第1多結晶シリコン膜 4a,4b,4c,4d レジスト膜 5 ベリッドコンタクト 6 砒素 7 N+接続層 8 第2多結晶シリコン膜 9 第1ゲート 10 N+配線層 21 層間酸化膜 21a,21b 枠付け酸化膜 22 層間リフロー酸化膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2導電型の半導体基板の主表面上にゲ
    ート酸化膜と第1導電型の第1の多結晶シリコン膜を順
    次形成した後、これらゲート酸化膜,第1の多結晶シリ
    コン膜上に半導体基板表面を露出させるためのベリッド
    コンタクトを開口する工程と、 前記ベリッドコンタクト内に露出した半導体基板表面に
    不純物を注入して第1導電型の接続層を形成し、次いで
    マスク重ね合せずれの最大値よりも大きな幅を有するサ
    イドウォール膜を前記ベリッドコンタクトの周りに形成
    する工程と、 前記接続層を含む前記半導体基板表面にこの接続層に接
    して第1導電型の第2の多結晶シリコン膜を形成する工
    程と、 前記半導体基板上の全面にレジストを塗布して前記サイ
    ドウォール膜の上にエッチングすべき中心線が設定され
    たレジストパターンを形成する工程と、 前記レジストパターンをマスクとして前記第1及び第2
    の多結晶シリコン膜,ゲート酸化膜を半導体基板表面が
    露出されるように順次エッチング除去する工程と、 前記露出した半導体基板表面に不純物を注入して第1導
    電型の配線層を形成した後、熱処理によってこの配線層
    と前記配線層を拡散させ接触させる工程とを備えること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 第2導電型の半導体基板の主表面上にゲ
    ート酸化膜と第1導電型の第1の多結晶シリコン膜を順
    次形成した後、前記半導体基板上にレジストパターンを
    形成し、これをマスクにして不必要な第1の多結晶シリ
    コン膜及びゲート酸化膜を半導体基板表面が露出するま
    でエッチング除去する工程と、 前記露出した半導体基板表面に不純物を注入して第1導
    電型の配線層を形成した後、全面に層間絶縁膜を形成す
    る工程と、 前記半導体基板上の全面にレジストを塗布して、前記配
    線層の端からマスク重ね合せずれの最大値よりも大きな
    距離離れた位置に開口端部を持つレジストパターンを形
    成する工程と、 前記レジストパターンをマスクとして前記層間絶縁膜と
    第1の多結晶シリコン膜及びゲート酸化膜を半導体基板
    表面が露出するまで順次エッチング除去してベリッドコ
    ンタクトを開口する工程と、 前記ベリッドコンタクト内に露出した半導体基板表面に
    不純物を注入して前記配線層と重なり合う部分を持つ第
    1導電型の接続層を形成する工程と、 前記ベリッドコンタクト内の前記接続層に接して第1導
    電型の第2の多結晶シリコン膜を形成する工程とを備え
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP23830092A 1992-09-07 1992-09-07 半導体装置の製造方法 Pending JPH0685082A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0767491A3 (en) * 1995-10-05 1998-12-02 STMicroelectronics, Inc. Method of forming a contact
JP2015170763A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置の製造方法

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EP0767491A3 (en) * 1995-10-05 1998-12-02 STMicroelectronics, Inc. Method of forming a contact
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