JPH0685680A - Σδデータコンバータ - Google Patents
ΣδデータコンバータInfo
- Publication number
- JPH0685680A JPH0685680A JP23374992A JP23374992A JPH0685680A JP H0685680 A JPH0685680 A JP H0685680A JP 23374992 A JP23374992 A JP 23374992A JP 23374992 A JP23374992 A JP 23374992A JP H0685680 A JPH0685680 A JP H0685680A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linearity error
- output
- modulator
- input value
- data converter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力値に対する直線性誤差ピークの影響を受
けず、広範囲で直線性誤差特性の良いΣΔデータコンバ
ータを実現する。 【構成】 ΣΔ変調器を用い、このΣΔ変調器が発生す
る直線性誤差ピークを減少させることにより、直線性誤
差特性を改善するΣΔデータコンバータにおいて、特定
の入力値を検出する検出手段と、この検出手段の出力信
号に基づき、特定の入力値の場合に直線性誤差ピークを
シフトさせるため、入力にオフセットを加算する加算手
段と、この加算手段の出力をΣΔ変調するΣΔ変調器
と、検出手段の出力信号に基づき、特定の入力値の場合
にΣΔ変調器の出力から先に加算したオフセットを減算
する減算手段と、この減算器の出力をフィルタリングす
るフィルタとを設ける。
けず、広範囲で直線性誤差特性の良いΣΔデータコンバ
ータを実現する。 【構成】 ΣΔ変調器を用い、このΣΔ変調器が発生す
る直線性誤差ピークを減少させることにより、直線性誤
差特性を改善するΣΔデータコンバータにおいて、特定
の入力値を検出する検出手段と、この検出手段の出力信
号に基づき、特定の入力値の場合に直線性誤差ピークを
シフトさせるため、入力にオフセットを加算する加算手
段と、この加算手段の出力をΣΔ変調するΣΔ変調器
と、検出手段の出力信号に基づき、特定の入力値の場合
にΣΔ変調器の出力から先に加算したオフセットを減算
する減算手段と、この減算器の出力をフィルタリングす
るフィルタとを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ΣΔデータコンバータ
に関し、特に直線性誤差特性を改善したΣΔデータコン
バータに関する。
に関し、特に直線性誤差特性を改善したΣΔデータコン
バータに関する。
【0002】
【従来の技術】ΣΔデータコンバータに用いられるΣΔ
変調器は直流入力時に、ある特定の入力値で直線性誤差
にピークが生じるため精度が悪くなる。この直線性誤差
のピークを減少させるため、入力にディザを印加する方
法が取られている。ここで、ディザ(dither)とは摩
擦、ヒステリシス、妨害等の効果を克服するために導入
される小さな振幅の有用な振動のことである。
変調器は直流入力時に、ある特定の入力値で直線性誤差
にピークが生じるため精度が悪くなる。この直線性誤差
のピークを減少させるため、入力にディザを印加する方
法が取られている。ここで、ディザ(dither)とは摩
擦、ヒステリシス、妨害等の効果を克服するために導入
される小さな振幅の有用な振動のことである。
【0003】図7はこのような従来のΣΔデータコンバ
ータの一例を示す構成ブロック図である。図7において
1はディザ、2及び3は加算器、4は遅延手段、5は量
子化手段、6はローパスフィルタである。ここで2〜5
はΣΔ変調器50を、1〜6はΣΔデータコンバータ5
1をそれぞれ構成する。
ータの一例を示す構成ブロック図である。図7において
1はディザ、2及び3は加算器、4は遅延手段、5は量
子化手段、6はローパスフィルタである。ここで2〜5
はΣΔ変調器50を、1〜6はΣΔデータコンバータ5
1をそれぞれ構成する。
【0004】加算器2の第1の入力には入力信号が、第
2の入力にはディザ1がそれぞれ接続される。加算器2
の出力は加算器3の一方の入力に接続され、加算器3の
出力は遅延手段4を介して加算器3の他方の入力及び量
子化手段5に接続される。また、量子化手段5の出力は
加算器2の第3の入力及びローパスフィルタ6に接続さ
れ、ローパスフィルタ6は出力信号を出力する。但し、
ここではΣΔデータコンバータ51の動作説明について
は省略する。
2の入力にはディザ1がそれぞれ接続される。加算器2
の出力は加算器3の一方の入力に接続され、加算器3の
出力は遅延手段4を介して加算器3の他方の入力及び量
子化手段5に接続される。また、量子化手段5の出力は
加算器2の第3の入力及びローパスフィルタ6に接続さ
れ、ローパスフィルタ6は出力信号を出力する。但し、
ここではΣΔデータコンバータ51の動作説明について
は省略する。
【0005】ここで、図8及び9はΣΔデータコンバー
タ51の入力に対する直線性誤差特性を示す特性曲線図
である。図8はディザ1を印加しない場合の直線性誤差
特性を示しており、特定の入力値に対して直線性誤差の
ピークが生じていることがわかる。ここで、図中の”F
S”は入力値のフルスケールを示している。
タ51の入力に対する直線性誤差特性を示す特性曲線図
である。図8はディザ1を印加しない場合の直線性誤差
特性を示しており、特定の入力値に対して直線性誤差の
ピークが生じていることがわかる。ここで、図中の”F
S”は入力値のフルスケールを示している。
【0006】これに対して図9はディザ1を印加した場
合の直線性誤差特性を示している。図9(A)はディザ
振幅を”±1/32・FS”、ディザ周波数を”1MH
z”、図9(B)はディザ振幅を”±1/4・FS”、
ディザ周波数を”1MHz”とした場合をそれぞれ示し
ている。
合の直線性誤差特性を示している。図9(A)はディザ
振幅を”±1/32・FS”、ディザ周波数を”1MH
z”、図9(B)はディザ振幅を”±1/4・FS”、
ディザ周波数を”1MHz”とした場合をそれぞれ示し
ている。
【0007】この結果、ディザを印加してそのディザ振
幅を増加させることにより、図8中”イ”の直線性誤差
ピークは、図9(A)中”ロ”のピーク及び図9(B)
中”ハ”のピークに示すように減少して行く。
幅を増加させることにより、図8中”イ”の直線性誤差
ピークは、図9(A)中”ロ”のピーク及び図9(B)
中”ハ”のピークに示すように減少して行く。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示す従
来例では、図9(A)及び(B)のようにディザ振幅を
大きくすれば直線性誤差ピークは減少するが、その反
面”±FS”付近の誤差が増加して精度が悪化する。ま
た、ディザ振幅が大き過ぎるとローパスフィルタ6にお
いてディザ成分を除去しきれず、ディザ成分がΣΔデー
タコンバータ51の出力に漏れて精度が悪化する。さら
に、ディザ周波数を大きくすればローパスフィルタ6で
のディザ成分の除去が容易になるが、直線性誤差が増加
する傾向にある。従って本発明の目的は、入力値に対す
る直線性誤差ピークの影響を受けず、広範囲で直線性誤
差特性の良いΣΔデータコンバータを実現することにあ
る。
来例では、図9(A)及び(B)のようにディザ振幅を
大きくすれば直線性誤差ピークは減少するが、その反
面”±FS”付近の誤差が増加して精度が悪化する。ま
た、ディザ振幅が大き過ぎるとローパスフィルタ6にお
いてディザ成分を除去しきれず、ディザ成分がΣΔデー
タコンバータ51の出力に漏れて精度が悪化する。さら
に、ディザ周波数を大きくすればローパスフィルタ6で
のディザ成分の除去が容易になるが、直線性誤差が増加
する傾向にある。従って本発明の目的は、入力値に対す
る直線性誤差ピークの影響を受けず、広範囲で直線性誤
差特性の良いΣΔデータコンバータを実現することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明では、ΣΔ変調器を用い、このΣΔ変
調器が発生する直線性誤差ピークを減少させることによ
り、直線性誤差特性を改善するΣΔデータコンバータに
おいて、特定の入力値を検出する検出手段と、この検出
手段の出力信号に基づき、前記特定の入力値の場合に直
線性誤差ピークをシフトさせるため、前記入力にオフセ
ットを加算する加算手段と、この加算手段の出力をΣΔ
変調するΣΔ変調器と、前記検出手段の出力信号に基づ
き、前記特定の入力値の場合に前記ΣΔ変調器の出力か
ら先に加算した前記オフセットを減算する減算手段と、
この減算器の出力をフィルタリングするフィルタとを備
えたことを特徴とするものである。
るために、本発明では、ΣΔ変調器を用い、このΣΔ変
調器が発生する直線性誤差ピークを減少させることによ
り、直線性誤差特性を改善するΣΔデータコンバータに
おいて、特定の入力値を検出する検出手段と、この検出
手段の出力信号に基づき、前記特定の入力値の場合に直
線性誤差ピークをシフトさせるため、前記入力にオフセ
ットを加算する加算手段と、この加算手段の出力をΣΔ
変調するΣΔ変調器と、前記検出手段の出力信号に基づ
き、前記特定の入力値の場合に前記ΣΔ変調器の出力か
ら先に加算した前記オフセットを減算する減算手段と、
この減算器の出力をフィルタリングするフィルタとを備
えたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】直線性誤差ピークを生じる特定入力値に対して
オフセットを加えてΣΔ変調し、その結果からオフセッ
ト分を除去して出力することにより、実質的に直線性誤
差ピークが発生しない。
オフセットを加えてΣΔ変調し、その結果からオフセッ
ト分を除去して出力することにより、実質的に直線性誤
差ピークが発生しない。
【0011】
【実施例】以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るΣΔデータコンバータの一実施例で
ある12ビットD/A変換器を示す構成ブロック図であ
る。図1において7は特定の入力値(ビットパターン)
を検出する検出手段、8は入力値を32LSB分シフト
させる加算器、9はディザ、10及び21は検出手段7
の出力により制御されるスイッチ、11及び12は加算
器、13は遅延手段、14はマルチプレクサ、15は比
較器、16及び17はトランジスタ、18は抵抗、19
及び20は定電流源、22はローパスフィルタである。
ここで、100は12ビット入力、101はアナログ出
力である。
図1は本発明に係るΣΔデータコンバータの一実施例で
ある12ビットD/A変換器を示す構成ブロック図であ
る。図1において7は特定の入力値(ビットパターン)
を検出する検出手段、8は入力値を32LSB分シフト
させる加算器、9はディザ、10及び21は検出手段7
の出力により制御されるスイッチ、11及び12は加算
器、13は遅延手段、14はマルチプレクサ、15は比
較器、16及び17はトランジスタ、18は抵抗、19
及び20は定電流源、22はローパスフィルタである。
ここで、100は12ビット入力、101はアナログ出
力である。
【0012】また、8,10はオフセットの加算手段5
2を、11〜15はΣΔD/A変調器53を、16〜2
1はオフセットの減算手段である1ビットD/A変換器
54をそれぞれ構成している。
2を、11〜15はΣΔD/A変調器53を、16〜2
1はオフセットの減算手段である1ビットD/A変換器
54をそれぞれ構成している。
【0013】入力100は検出手段7、加算器8及びス
イッチ10の一方の入力に接続され、加算器8の出力は
スイッチ10の他方の入力に接続される。スイッチ10
の出力は加算器11の第1の入力に接続され、加算器1
1の第2の入力にはディザ9が、第3の入力にはマルチ
プレクサ14の出力が接続される。加算器11の出力は
さらに加算器12の一方の入力に接続され、加算器12
の出力は遅延手段13を介して加算器12の他方の入力
及び比較器15に接続される。
イッチ10の一方の入力に接続され、加算器8の出力は
スイッチ10の他方の入力に接続される。スイッチ10
の出力は加算器11の第1の入力に接続され、加算器1
1の第2の入力にはディザ9が、第3の入力にはマルチ
プレクサ14の出力が接続される。加算器11の出力は
さらに加算器12の一方の入力に接続され、加算器12
の出力は遅延手段13を介して加算器12の他方の入力
及び比較器15に接続される。
【0014】比較器15の出力はマルチプレクサ14の
制御端子およびトランジスタ16のベースに接続され
る。トランジスタ16のエミッタはトランジスタ17の
エミッタ及びスイッチ21の入力に接続され、トランジ
スタ17のベースは接地され、トランジスタ17のコレ
クタは抵抗18の一端及びローパスフィルタ22に接続
され、ローパスフィルタ22は出力101を出力する。
制御端子およびトランジスタ16のベースに接続され
る。トランジスタ16のエミッタはトランジスタ17の
エミッタ及びスイッチ21の入力に接続され、トランジ
スタ17のベースは接地され、トランジスタ17のコレ
クタは抵抗18の一端及びローパスフィルタ22に接続
され、ローパスフィルタ22は出力101を出力する。
【0015】スイッチ21の2つの出力は定電流源19
及び20を介して負電圧源に、トランジスタ16のコレ
クタ及び抵抗18の他端は正電圧源にそれぞれ接続され
る。また、検出手段7の出力はスイッチ10及び21の
制御端子に接続される。
及び20を介して負電圧源に、トランジスタ16のコレ
クタ及び抵抗18の他端は正電圧源にそれぞれ接続され
る。また、検出手段7の出力はスイッチ10及び21の
制御端子に接続される。
【0016】ここで、マルチプレクサの2つの入力には
12ビット入力のフルスケールに相当する”±2048
LSB”が入力されている。
12ビット入力のフルスケールに相当する”±2048
LSB”が入力されている。
【0017】図1に示す実施例の動作を図2〜図5を用
いて説明する。ここで、図2はディザ振幅を”±1/3
2・FS”、ディザ周波数を”1MHz”とし、スイッ
チ10を”イ”側、スイッチ21を”ハ”側にした場
合、図4はスイッチ10を”ロ”側、スイッチ21を”
ニ”側にした場合の直線性誤差特性を示している。
いて説明する。ここで、図2はディザ振幅を”±1/3
2・FS”、ディザ周波数を”1MHz”とし、スイッ
チ10を”イ”側、スイッチ21を”ハ”側にした場
合、図4はスイッチ10を”ロ”側、スイッチ21を”
ニ”側にした場合の直線性誤差特性を示している。
【0018】また、図3(A)、(B)及び(C)は図
2中”ホ”、”ヘ”及び”ト”のピーク付近を拡大した
直線性誤差特性を、図5(A)、(B)及び(C)は図
4中”チ”、”リ”及び”ヌ”のピーク付近を拡大した
直線性誤差特性をそれぞれ示している。
2中”ホ”、”ヘ”及び”ト”のピーク付近を拡大した
直線性誤差特性を、図5(A)、(B)及び(C)は図
4中”チ”、”リ”及び”ヌ”のピーク付近を拡大した
直線性誤差特性をそれぞれ示している。
【0019】図2に示すように入力値が”±1024L
SB”、”±683LSB”及び”0LSB”の付近で
直線性誤差のピークを生じ、図3に示すようにピークを
中心にした”±16LSB”以外の入力値に対しては直
線性誤差が”±0.05%”以下になっている。従っ
て、入力値が”±1024±16LSB”、”±683
±16LSB”及び”0±16LSB”以外の時にはス
イッチ10を”イ”側、スイッチ21を”ハ”側にして
動作させることにより、直線性誤差は”±0.05%”
以下になる。
SB”、”±683LSB”及び”0LSB”の付近で
直線性誤差のピークを生じ、図3に示すようにピークを
中心にした”±16LSB”以外の入力値に対しては直
線性誤差が”±0.05%”以下になっている。従っ
て、入力値が”±1024±16LSB”、”±683
±16LSB”及び”0±16LSB”以外の時にはス
イッチ10を”イ”側、スイッチ21を”ハ”側にして
動作させることにより、直線性誤差は”±0.05%”
以下になる。
【0020】一方、入力値が”±1024±16LS
B”、”±683±16LSB”及び”0±16LS
B”の時には、スイッチ10を”ロ”側、スイッチ21
を”ニ”側にする。この結果、入力値には加算器8によ
り”+32LSB”が加算されるので、ΣΔD/A変調
器53の入力値は実質的に”±(1024+32)±1
6LSB”、”±(683+32)±16LSB”及
び”(0+32)±16LSB”となり、このような実
質的な入力値に対して、ΣΔD/A変調器53は直線性
誤差ピークは生じなくなり、直線性誤差は”±0.05
%”以下になる。
B”、”±683±16LSB”及び”0±16LS
B”の時には、スイッチ10を”ロ”側、スイッチ21
を”ニ”側にする。この結果、入力値には加算器8によ
り”+32LSB”が加算されるので、ΣΔD/A変調
器53の入力値は実質的に”±(1024+32)±1
6LSB”、”±(683+32)±16LSB”及
び”(0+32)±16LSB”となり、このような実
質的な入力値に対して、ΣΔD/A変調器53は直線性
誤差ピークは生じなくなり、直線性誤差は”±0.05
%”以下になる。
【0021】しかし、比較器15の1ビット出力には加
算器8で加算した”+32LSB”がオフセットとして
存在するので、減算手段であるD/A変換器54で”+
32LSB”分のオフセットを減算する。ここでは、定
電流源20の出力電流”I20”を定電流源19の出力電
流”I19”に対して、 I20=(1+32/4096)・I19 となるように設定することにより、”+32LSB”の
オフセット分を減算している。
算器8で加算した”+32LSB”がオフセットとして
存在するので、減算手段であるD/A変換器54で”+
32LSB”分のオフセットを減算する。ここでは、定
電流源20の出力電流”I20”を定電流源19の出力電
流”I19”に対して、 I20=(1+32/4096)・I19 となるように設定することにより、”+32LSB”の
オフセット分を減算している。
【0022】即ち、D/A変換器54の出力は正電圧源
から抵抗15の電圧降下を引いたものとして出力される
ので、”I20”が流れることにより、”+32LSB”
のオフセット分に相当する”(32/4096)・I19”
分だけ抵抗15の電圧降下が大きくなり”+32LS
B”のオフセット分が減算される。この結果、ΣΔデー
タコンバータの直線性誤差特性は図4及び5のようにな
り、”±1024±16LSB”、”±683±16L
SB”及び”±0±16LSB”の時には直線性誤差ピ
ークは生じず、直線性誤差は”±0.05%”以下にな
る。
から抵抗15の電圧降下を引いたものとして出力される
ので、”I20”が流れることにより、”+32LSB”
のオフセット分に相当する”(32/4096)・I19”
分だけ抵抗15の電圧降下が大きくなり”+32LS
B”のオフセット分が減算される。この結果、ΣΔデー
タコンバータの直線性誤差特性は図4及び5のようにな
り、”±1024±16LSB”、”±683±16L
SB”及び”±0±16LSB”の時には直線性誤差ピ
ークは生じず、直線性誤差は”±0.05%”以下にな
る。
【0023】従って、検出手段7により特定の入力値を
検出した場合はスイッチ10を”ロ”側、スイッチ21
を”ニ”側にし、特定の入力値以外を検出した場合はス
イッチ10を”イ”側、スイッチ21を”ハ”側にする
ようにスイッチ10及び21を制御することにより、図
6の特性曲線図に示すような直線性誤差特性を得ること
ができる。この結果、広範囲の入力値に対して直線性誤
差を”±0.05%”以下にすることができる。
検出した場合はスイッチ10を”ロ”側、スイッチ21
を”ニ”側にし、特定の入力値以外を検出した場合はス
イッチ10を”イ”側、スイッチ21を”ハ”側にする
ようにスイッチ10及び21を制御することにより、図
6の特性曲線図に示すような直線性誤差特性を得ること
ができる。この結果、広範囲の入力値に対して直線性誤
差を”±0.05%”以下にすることができる。
【0024】この結果、直線性誤差ピークを生じる特定
入力値に対してオフセットを加えてΣΔ変調し、その結
果からオフセット分を除去して出力することにより、実
質的に直線性誤差ピークが発生せず、広範囲で直線性誤
差特性の良いΣΔデータコンバータとなる。また、ディ
ザ振幅は”±1/32・FS”程度でよく、大振幅のデ
ィザを印加する必要がないのでローパスフィルタ22か
らディザ成分が漏れる心配もない。
入力値に対してオフセットを加えてΣΔ変調し、その結
果からオフセット分を除去して出力することにより、実
質的に直線性誤差ピークが発生せず、広範囲で直線性誤
差特性の良いΣΔデータコンバータとなる。また、ディ
ザ振幅は”±1/32・FS”程度でよく、大振幅のデ
ィザを印加する必要がないのでローパスフィルタ22か
らディザ成分が漏れる心配もない。
【0025】なお、本実施例ではΣΔD/A変換器を例
にして説明しているが、ΣΔA/D変換器に用いること
も可能である。また、ΣΔ変調器は1次にしているが、
2次以上のΣΔ変調器、若しくは、カスコード接続のΣ
Δ変調器を用いることも可能である。さらに、本実施例
では入力にディザを印加し前述にような5つの直線性誤
差ピークにのみ着目しているがこれに限るわけではな
く、ディザを印加せずに他の直線性誤差ピークに着目し
てもよい。
にして説明しているが、ΣΔA/D変換器に用いること
も可能である。また、ΣΔ変調器は1次にしているが、
2次以上のΣΔ変調器、若しくは、カスコード接続のΣ
Δ変調器を用いることも可能である。さらに、本実施例
では入力にディザを印加し前述にような5つの直線性誤
差ピークにのみ着目しているがこれに限るわけではな
く、ディザを印加せずに他の直線性誤差ピークに着目し
てもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したことら明らかなように、本
発明によれば次のような効果がある。直線性誤差ピーク
を生じる特定入力値に対してオフセットを加えてΣΔ変
調し、その結果からオフセット分を除去して出力するこ
とにより、入力値に対する直線性誤差ピークの影響を受
けず、広範囲で直線性誤差特性の良いΣΔデータコンバ
ータが実現できる。
発明によれば次のような効果がある。直線性誤差ピーク
を生じる特定入力値に対してオフセットを加えてΣΔ変
調し、その結果からオフセット分を除去して出力するこ
とにより、入力値に対する直線性誤差ピークの影響を受
けず、広範囲で直線性誤差特性の良いΣΔデータコンバ
ータが実現できる。
【図1】本発明に係るΣΔデータコンバータの一実施例
を示す構成ブロック図である。
を示す構成ブロック図である。
【図2】図1の実施例の直線性誤差特性を示す特性曲線
図である。
図である。
【図3】図2の特性曲線図の各直線性誤差ピークを拡大
した状態を示す特性曲線図である。
した状態を示す特性曲線図である。
【図4】図1の実施例の直線性誤差ピークをシフトさせ
た場合の直線性誤差特性を示す特性曲線図である。
た場合の直線性誤差特性を示す特性曲線図である。
【図5】図4の特性曲線図の各直線性誤差ピークを拡大
した状態を示す特性曲線図である。
した状態を示す特性曲線図である。
【図6】図1の実施例の入力値に基づいて直線性誤差ピ
ークをシフトさせた場合の直線性誤差特性を示す特性曲
線図である。
ークをシフトさせた場合の直線性誤差特性を示す特性曲
線図である。
【図7】従来のΣΔデータコンバータの一例を示す構成
ブロック図である。
ブロック図である。
【図8】ディザを印加しない場合の従来のΣΔデータコ
ンバータの直線性誤差特性を示す特性曲線図である。
ンバータの直線性誤差特性を示す特性曲線図である。
【図9】ディザを印加した場合の従来のΣΔデータコン
バータの直線性誤差特性を示す特性曲線図である。
バータの直線性誤差特性を示す特性曲線図である。
1,9 ディザ 2,3,8,5,11,12 加算器 4,13 遅延手段 5 量子化手段 6,22 ローパスフィルタ 7 検出手段 10,21 スイッチ 14 マルチプレクサ 15 比較器 16,17 トランジスタ 18 抵抗 19,20 定電流源 50 ΣΔ変調器 51 ΣΔデータコンバータ 52 加算手段 53 ΣΔD/A変調器 54 D/A変換器 100 入力
Claims (1)
- 【請求項1】ΣΔ変調器を用い、このΣΔ変調器が発生
する直線性誤差ピークを減少させることにより、直線性
誤差特性を改善するΣΔデータコンバータにおいて、 特定の入力値を検出する検出手段と、 この検出手段の出力信号に基づき、前記特定の入力値の
場合に直線性誤差ピークをシフトさせるため、前記入力
にオフセットを加算する加算手段と、 この加算手段の出力をΣΔ変調するΣΔ変調器と、 前記検出手段の出力信号に基づき、前記特定の入力値の
場合に前記ΣΔ変調器の出力から先に加算した前記オフ
セットを減算する減算手段と、 この減算器の出力をフィルタリングするフィルタとを備
えたことを特徴とするΣΔデータコンバータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23374992A JPH0685680A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | Σδデータコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23374992A JPH0685680A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | Σδデータコンバータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685680A true JPH0685680A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=16959979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23374992A Pending JPH0685680A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | Σδデータコンバータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0685680A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002507850A (ja) * | 1998-03-13 | 2002-03-12 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) | 位相検出器 |
| JP2006254261A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Renesas Technology Corp | Σδ型a/d変換回路を内蔵した通信用半導体集積回路 |
| JP2009094678A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Renesas Technology Corp | D/aコンバータ |
| JP2014039276A (ja) * | 2000-03-04 | 2014-02-27 | Qualcomm Incorporated | 調整可能な時間応答を有するディジタル・アナログ変換インタフェース回路 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP23374992A patent/JPH0685680A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002507850A (ja) * | 1998-03-13 | 2002-03-12 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) | 位相検出器 |
| JP2014039276A (ja) * | 2000-03-04 | 2014-02-27 | Qualcomm Incorporated | 調整可能な時間応答を有するディジタル・アナログ変換インタフェース回路 |
| JP2015146604A (ja) * | 2000-03-04 | 2015-08-13 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 調整可能な時間応答を有するディジタル・アナログ変換インタフェース回路 |
| JP2006254261A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Renesas Technology Corp | Σδ型a/d変換回路を内蔵した通信用半導体集積回路 |
| JP2009094678A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Renesas Technology Corp | D/aコンバータ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4148992B2 (ja) | 直角位相信号変換装置 | |
| US4812846A (en) | Dither circuit using dither including signal component having frequency half of sampling frequency | |
| US20040233085A1 (en) | Output filter for delta sigma modulator and digital signal processor provided with the same | |
| US4498072A (en) | A/D Converter having a self-bias circuit | |
| JPH0685680A (ja) | Σδデータコンバータ | |
| JPH02250564A (ja) | クランプ装置と自動利得制御装置 | |
| JP2002100992A (ja) | Δς型ad変換器 | |
| JPH0534855B2 (ja) | ||
| JPH06104751A (ja) | Δς変調型a/d変換器 | |
| JPH09261052A (ja) | A/d変換装置 | |
| JP2751177B2 (ja) | ディジタル・アナログ変換装置 | |
| JPH0821858B2 (ja) | ディジタル・アナログ変換装置 | |
| JPH0685681A (ja) | Σδデータコンバータ | |
| JPS63257331A (ja) | D/a変換装置 | |
| JPH01198830A (ja) | ディジタル・アナログ変換装置 | |
| JP3333861B2 (ja) | デジタル/アナログ変換回路 | |
| JPH0690168A (ja) | A/d変換回路 | |
| JPH0774646A (ja) | △σモジュレーター | |
| JPH06284008A (ja) | Ad変換器 | |
| JPH05276035A (ja) | デジタル/アナログ変換器 | |
| JPH077435A (ja) | Σδad変換器のディザ混入回路 | |
| JPS6171721A (ja) | デイジタル制御発振器 | |
| JPH07106975A (ja) | オーバサンプリングad変換器 | |
| JPS6342887B2 (ja) | ||
| JPH06177762A (ja) | A/d変換装置 |