JPH07106975A - オーバサンプリングad変換器 - Google Patents

オーバサンプリングad変換器

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JPH07106975A
JPH07106975A JP25150693A JP25150693A JPH07106975A JP H07106975 A JPH07106975 A JP H07106975A JP 25150693 A JP25150693 A JP 25150693A JP 25150693 A JP25150693 A JP 25150693A JP H07106975 A JPH07106975 A JP H07106975A
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JP
Japan
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signal
oversampling
scale setting
output
setting signal
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JP25150693A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yamamura
健 山村
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Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第2のオーバサンプリング変調器4の出力側
に、フルスケール設定信号に重畳されたノイズに起因し
たノイズ成分を出力させ、その出力と第1のオーバサン
プリング変調器2の出力側に現われた上記ノイズ成分と
を加算器6に入力して相殺させる。 【効果】 被変換アナログ入力信号の大きさが増大した
場合にも、フルスケール設定信号のノイズ成分に起因し
た出力側ノイズ成分の大きさを低減させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーバサンプリング方
式のAD変換器に関するものである。
【0002】さらに詳述すれば、本発明は、最終的に出
力されるデジタルコードの出力レートより速いレートで
アナログ入力信号をサンプルし、デシメーション処理を
行って当該デジタルコードを出力するAD変換器、例え
ばΔΣモジュレータを用いたオーバサンプリングAD変
換器に関するものである。
【0003】
【従来の技術】近年に至り、高速クロックに追随し得る
ICが量産可能となったことから、オーバサンプリング
技術が普及してきている。なかでも、オーバサンプリン
グ方式のΔΣモジュレータを用いたオーバサンプリング
AD変換器は、 変換特性として優れた直線性を有している: ゼロクロス歪みの原因となる特異点が存在しない: オーバサンプリング比を高めることにより、16ビ
ット以上の高分解能を有することも可能である: LSI化など集積化し易い: といった利点を有しているため、技術的および商品的な
重要度が増してきている。
【0004】図2は、従来から知られているオーバサン
プリング方式のAD変換器を示す。本図の20はオーバ
サンプリング変調器であり、アナログ入力端子Aには被
変換アナログ入力信号が供給され、また、レファレンス
入力端子Rにはフルスケール設定信号が供給される。こ
のオーバサンプリング変調器20は、N倍オーバサンプ
リングによりフルスケール設定信号に対する相対値を表
わす高速デジタルコードを出力する。そして、次段のデ
ジタルフィルタ22において不要な高周波分を除くデシ
メーション処理を行い、低速の最終デジタルコードを出
力する。
【0005】ここで、上記“フルスケール設定信号に対
する相対値”とは、図2(B)に示すような関係を意味
する。すなわち、アナログ入力信号をVA とし、フルス
ケール設定信号をVR とした場合に、
【0006】
【数1】相対値=VA/VR あるいは、
【0007】
【数2】相対値=k(VA/VR)+C となることをいう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示したような、従来のオーバサンプリング方式のAD変
換器では、フルスケール設定信号に重畳されている不要
なノイズ成分(あるいは、不要な周波数成分を持った信
号)が変調器の出力として直接現われてくるという欠点
がある。しかも、変調器の出力として現われてくる上記
ノイズ成分の大きさは、被変換アナログ入力信号の大き
さに比例して増大してくる。
【0009】次に、この出力側ノイズ成分の大きさにつ
いて詳述する。
【0010】いま、フルスケール設定信号値をREFと
し、そのフルスケール設定信号に重畳されたノイズ成分
値(入力エラー値)をNREFとし、被変換アナログ入
力信号値をAINとし、変調器の出力側に現われるノイ
ズ成分値(すなわち、フルスケール設定信号に重畳され
たノイズ成分に起因して生じる出力エラー値)をNOU
Tとし、かつ、上記NREFが上記REFに比べて十分
に小さい場合には、
【0011】
【数3】NOUT=−(AIN/REF) ×NREF となる。従って、NOUTの絶対値は、
【0012】
【数4】|NOUT|=(AIN/REF) ×NREF となり、被変換アナログ入力信号値AINに比例する。
図3の破線は、このことを表している。
【0013】図3から明らかなように、変調器から出力
されるノイズ成分の大きさ|NOUT|は、AIN=0
(無入力)のとき零となるが、AIN=REFのとき
(すなわち、被変換アナログ入力信号値がフルスケール
設定信号値に等しくなるとき)最大(=NREF)とな
る。
【0014】よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、
被変換アナログ入力信号の大きさが増大した場合にも、
フルスケール設定信号のノイズ成分に起因した出力側ノ
イズ成分の大きさを低減させたオーバサンプリングAD
変換器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係るオーバサンプリング変調器は、被変
換アナログ入力信号およびフルスケール設定信号を入力
し、該フルスケール設定信号に対する該アナログ入力信
号の相対値を、最終デジタルコードの出力レートより速
いレートで出力する第1のオーバサンプリング変調手段
と、前記フルスケール設定信号および特定値信号を入力
し、該特定値信号に対する該フルスケール設定信号の相
対値を、最終デジタルコードの出力レートより速いレー
トで出力する第2のオーバサンプリング変調手段と、前
記第1および第2のオーバサンプリング変調手段からそ
れぞれ出力された信号を入力し、予め定められた関係の
信号を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信号を
入力し、前記被変換アナログ入力信号に対応したデジタ
ルコードを所定のレートで出力するデジタルフィルタと
を具備したものである。
【0016】ここで、前記第1のオーバサンプリング変
調手段は前記被変換アナログ信号をアナログ入力端に入
力し、かつ、前記フルスケール設定信号をレファレンス
入力端に入力し、前記第2のオーバサンプリング変調手
段は前記フルスケール設定信号をアナログ入力端に入力
し、かつ、前記特定値信号をレファレンス入力端に入力
し、前記演算手段は前記第1および第2のオーバサンプ
リング変調手段からそれぞれ出力された信号を加算して
出力するのが好適である。
【0017】
【作用】本発明の上記構成によれば、第2のオーバサン
プリング変調手段の出力側に、フルスケール設定信号に
重畳されたノイズに起因したノイズ成分を出力させ、そ
の出力と第1のオーバサンプリング変調手段の出力側に
現われた上記ノイズ成分とを相殺させることができる。
このことにより、被変換アナログ入力信号の大きさが増
大した場合にも、フルスケール設定信号のノイズ成分に
起因した出力側ノイズ成分の大きさを低減させることが
できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0019】実施例1 図1は、本発明を適用したオーバサンプリングAD変換
器を示す。本図において、2は第1のオーバサンプリン
グ変調器であり、被変換アナログ入力信号をA端子(ア
ナログ入力端子)に入力し、かつ、フルスケール設定信
号をR端子(レファレンス入力端子)に入力する。そし
て、被変換アナログ入力信号のフルスケール信号に対す
る相対値(図2(B)参照)を、最終デジタルコードの
出力レートより速いレートで(すなわち、N倍オーバサ
ンプリングして)出力する。
【0020】4は第2のオーバサンプリング変調器であ
り、上記フルスケール設定信号をA端子に入力し、か
つ、一定値信号をR端子に入力する。そして、フルスケ
ール設定信号の一定値信号に対する相対値を、最終デジ
タルコードの出力レートより速いレートで出力する。
【0021】6は加算器であり、前記第1および第2の
オーバサンプリング変調器2,4の出力を加算する。
【0022】8はデジタルフィルタであり、加算器6の
出力信号を入力し、被変換アナログ入力信号に対応した
最終デジタルコードを出力する。
【0023】次に、本実施例の動作を説明する。
【0024】説明の都合上いま、フルスケール設定信号
値をREFとし、そのフルスケール設定信号に重畳され
たノイズ成分値(入力エラー値)をNREFとし、被変
換アナログ入力信号値をAINとすると、第1のオーバ
サンプリング変調器2の出力信号のうち、NREFに起
因したノイズ成分値NM1は、
【0025】
【数5】NM1 =−(AIN/REF) ×NREF となる。また、第2のオーバサンプリング変調器4に入
力される一定値信号の値をBINとすると、第2のオー
バサンプリング変調器4の出力信号のうち、NREFに
起因したノイズ成分値NM2は、
【0026】
【数6】NM2 =(REF/BIN) ×NREF となる。従って、加算器6においてこれら両成分値NM
1およびNM2が加算されるため、加算回路6の出力信
号のうち、そのノイズ成分値NADDは、
【0027】
【数7】 NADD=NM1 +NM2 =−(AIN/REF) ×NREF+(REF/BIN) ×NREF ={(REF/BIN)−(AIN/REF)}×NREF となる。ここで、
【0028】
【数8】BIN =α×REF (α>1) とすると、NADDは、
【0029】
【数9】 NADD={(REF/α・REF) −(AIN/REF)}×NREF =(1/REF) ×{(REF/α) −AIN}×NREF となる。いま、上記ノイズ成分値を最も小さくするため
にα=2とすると、被変換アナログ入力信号値AINが
0〜REFの値を呈するとき、NADDは、+(NRE
F/2)から−(NREF/2)の値を採ることにな
る。
【0030】すなわちα=2に設定した場合には、図3
に一点鎖線で示したように、NADDの絶対値は最小0
から最大(NREF/2)の値を採ることになる。
【0031】かくして、デジタルフィルタ8からは、こ
のNADDが最終デジタルコードのノイズ成分として出
力される。
【0032】なお、上記NADDには定数項(REF/
BIN)が含まれているため、デジタルフィルタ8にお
いてその定数値を補正することも可能である。また、フ
ルスケール設定信号値REFは正確な値を有する必要が
あるが、第2のオーバサンプリング変調器4に入力され
る一定値信号の値自体(BIN)は精度が要求されない
ので、容易に得ることができる。
【0033】実施例2 図4は、本発明の他の実施例を示す。本実施例では、図
1に示した第1のオーバサンプリング変調器2および第
2のオーバサンプリング変調器4を特定したものとし
て、第1のΔΣモジュレータ22および第2のΔΣモジ
ュレータ24を用いている。これらΔΣモジュレータ2
2,24のA端子およびR端子に入力する信号は、図1
に示した場合と同じである。
【0034】図5は、図4に示した第1のΔΣモジュレ
ータ22をより詳細に示したブロック図である。本図に
おいて、50は積分器、52は積分器50のアナログ出
力に基づいて1ビットのデジタル信号を出力する量子化
器、54は量子化器52の出力をフルスケール設定信号
値に対応したアナログ値に変換するDA変換器、56は
被変換アナログ入力信号からDA変換器54の出力信号
を減算する減算器である。このΔΣモジュレータ自体は
公知であるので、ここでの詳細な説明は詳細する。
【0035】第1および第2のΔΣモジュレータ22,
24の後段には、図1の加算器6に相当するロジック回
路26が接続されており、このロジック回路26の後段
にはデジタルフィルタ28が接続されている。
【0036】図6は、図4に示したロジック回路26お
よびデジタルフィルタ28の詳細な回路構成を示す。図
示したデジタルフィルタ28には所定のインパルス応答
係数を記憶したROM60が含まれており、ロジック回
路26から出力されたコントロール信号C1〜C3に従
って、上記インパルス応答係数の加算,減算,ゼロ加算
を逐次行っていく。
【0037】すなわち、ROM60から読み出されたイ
ンパルス応答係数は、符号反転器61および第1のア
ナログスイッチSW1を介して加算器63に至る経路、
あるいは、第2のアナログスイッチSW2を介して直
ちに加算器63に至る経路のいずれかにより、最終デジ
タルコードとの間で減算あるいは加算が逐次行われる。
ここで、第1のアナログスイッチSW1は、ロジック回
路26から出力される第1のコントロール信号C1が
「1」のときONとなる。また、第2のアナログスイッ
チSW2は、ロジック回路26から出力される第2のコ
ントロール信号C2が「1」のときONとなる。
【0038】さらに、ロジック回路26から出力される
第3のコントロール信号C3が「1」のときには、上記
インパルス係数の加・減算は行わず、ゼロ加算を行うた
め、第3のアナログスイッチSW3をONとする。
【0039】図7は、このようなロジック回路26の動
作を示したものである。
【0040】また、図6に示した65はレジスタであ
り、加算器63の出力を保持して最終デジタルコードを
出力すると同時に、その出力を加算器63の一方の入力
として帰還する。
【0041】次に、図4の回路構成に基づいて本発明者
が行った実験結果について説明する。
【0042】第1のΔΣモジュレータ22として、1
6.384kHzのクロックで動作する4次ΔΣモジュ
レータを用い、フルスケール設定信号(REF=2.5
Vとした)に対する被変換アナログ入力信号を1ビット
のパルス密度信号として出力した。ここで、フルスケー
ル設定値信号(REF)に重畳させるノイズ成分(NR
EF)として、0.1Vp-p (ピーク・ピーク間電圧)
の3Hz正弦波を用いた。
【0043】第2のΔΣモジュレータ24についても同
じく、16.384kHzのクロックで動作する4次Δ
Σモジュレータを用い、予め設定した一定値信号(BI
N=2×REF)に対するフルスケール設定信号を1ビ
ットの信号に変調出力した。
【0044】また、デジタルフィルタ28として775
タップを有するFIR型フィルタを用い、各ΔΣモジュ
レータからの出力をインパルス応答関数とコンボリュー
ション処理し、オーバフロー時のロールオーバ防止操作
およびラウンディング操作のあと、20Hzのレートで
16ビットの最終デジタルコードを出力した。
【0045】このような構成の下において、被変換アナ
ログ入力信号の大きさAINを0からRFF(=2.5
V)まで変化させ、最終デジタルコードに含まれる3H
zのノイズ成分を測定した。その結果、AIN=0およ
びAIN=REFのときに最大の値となり、0.05V
p-p が得られた。これは、NREF/2に相当するもの
であり、図3に示した一点鎖線と一致した。
【0046】その他の実施例 図4に示したΔΣモジュレータの替わりに、所謂MAS
Hと呼ばれるマルチステージ・ノイズシューパ,デルタ
変調器,アダプティブデルタ変換器等を用いることも可
能である。ただし、これらの変調器を用いた場合には、
後段のデジタルフィルタの一部を当該変調器内に取り込
んだ構成とする場合も有り得る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明では、第2の
オーバサンプリング変調手段の出力側に、フルスケール
設定信号に重畳されたノイズに起因したノイズ成分を出
力させ、その出力と第1のオーバサンプリング変調手段
の出力側に現われた上記ノイズ成分とを相殺させる構成
を採るので、被変換アナログ入力信号の大きさが増大し
た場合にも、フルスケール設定信号のノイズ成分に起因
した出力側ノイズ成分の大きさを低減させることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来技術の説明図である。
【図3】フルスケール設定信号に重畳されたノイズ成分
が、出力側のノイズ成分に与える影響を示した線図であ
る。
【図4】本発明のその他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】図4に示したΔΣ変調器の一例を示すブロック
図である。
【図6】図4に示したロジック回路26およびデジタル
フィルタ28の詳細な回路図である。
【図7】図4に示したロジック回路26の動作を示す説
明図である。
【符号の説明】
2,4 オーバサンプリング変調器 6 加算器 8 デジタルフィルタ 22,24 ΔΣモジュレータ 26 ロジック回路 28 デジタルフィルタ C1,C2,C3 コントロール信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被変換アナログ入力信号およびフルスケ
    ール設定信号を入力し、該フルスケール設定信号に対す
    る該アナログ入力信号の相対値を、最終デジタルコード
    の出力レートより速いレートで出力する第1のオーバサ
    ンプリング変調手段と、 前記フルスケール設定信号および特定値信号を入力し、
    該特定値信号に対する該フルスケール設定信号の相対値
    を、最終デジタルコードの出力レートより速いレートで
    出力する第2のオーバサンプリング変調手段と、 前記第1および第2のオーバサンプリング変調手段から
    それぞれ出力された信号を入力し、予め定められた関係
    の信号を出力する演算手段と、 前記演算手段の出力信号を入力し、前記被変換アナログ
    入力信号に対応したデジタルコードを所定のレートで出
    力するデジタルフィルタとを具備したことを特徴とする
    オーバサンプリングAD変換器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1のオーバサンプリング変調手段は前記被変換ア
    ナログ信号をアナログ入力端に入力し、かつ、前記フル
    スケール設定信号をレファレンス入力端に入力し、 前記第2のオーバサンプリング変調手段は前記フルスケ
    ール設定信号をアナログ入力端に入力し、かつ、前記特
    定値信号をレファレンス入力端に入力し、 前記演算手段は前記第1および第2のオーバサンプリン
    グ変調手段からそれぞれ出力された信号を加算して出力
    することを特徴とするオーバサンプリングAD変換器。
JP25150693A 1993-10-07 1993-10-07 オーバサンプリングad変換器 Withdrawn JPH07106975A (ja)

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Effective date: 20001226