JPH0686111A - 投影機能を備えた電子ビューファインダ - Google Patents

投影機能を備えた電子ビューファインダ

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JPH0686111A
JPH0686111A JP4235726A JP23572692A JPH0686111A JP H0686111 A JPH0686111 A JP H0686111A JP 4235726 A JP4235726 A JP 4235726A JP 23572692 A JP23572692 A JP 23572692A JP H0686111 A JPH0686111 A JP H0686111A
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Kazuji Ogata
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接眼レンズの繰出し量を検出してプロジェク
タ時の光源の輝度を制御することにより、投影距離の変
化に影響されない所定の明るさの画像をスクリーン上に
投影する。 【構成】 この装置は、スライドスイッチ24の設定位置
(接眼レンズ20の繰出し量)に基づき、設定モードを判
断し、この判断されたモードに応じた指令信号を出力す
るコンパレータ4と、このコンパレータ4からプロジェ
クタモードに基づく指令信号を入力されたときこれに応
じて調光操作状態となり、スライドスイッチ24からの、
接眼レンズの繰出し量に応じた信号のレベルの大きさに
基づき、調光信号を出力する調光部5を備えている。す
なわち、この調光部5は、EVFモードに基づき光源10
の輝度を小とし、プロジェクタモードに基づき光源10の
輝度を大とするとともに上記信号のレベルに基づき投影
距離が変化しても投影画像の明るさが一定となるように
光源10の輝度を制御する調光信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラに搭載さ
れ、液晶表示部を有してなる、投影機能を備えた電子ビ
ューファインダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラにより得られた画像
信号によって液晶表示部を駆動し、この液晶表示部に表
示された画像を撮影者が観察することにより被写体を確
認することのできる電子ビューファインダが知られてい
る。
【0003】このような電子ビューファインダは一端を
閉じられた筒形状をなしており、他端側から光学系を介
し、筒内部に配した液晶表示部に表示された画像を視る
ことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電子ビューファインダは撮影により得られた画像信号を
略リアルタイムで再生し、あるいは撮影後に記録媒体か
らの画像信号を再生するものであるが、画像を見ること
ができる人間は1人に限られてしまう。
【0005】撮影後の再生画像を複数人で見るためには
ビデオカメラを外部モニタに接続し、このモニタ上に画
像を再生する必要がある。
【0006】したがって従来のビデオカメラにおいて
は、屋外で撮影した画像をその場で再生し、複数人がそ
れを見て楽しむことはモニタ装置の電源確保や携帯性の
問題等から困難であった。例えば、運動会で子供の競技
をビデオカメラで撮影し、その後の屋外での昼食時にそ
の撮影された競技の画像を再生して皆で楽しむ等という
ことは困難であった。
【0007】本願発明者等はこのような事情に鑑み、電
子ビューファインダの液晶表示部に表示された画像を光
源からの照明により接眼レンズを介してファインダ外部
のスクリーン上に投影するプロジェクタ機能を備えた電
子ビューファインダを発明し、これを出願して既に開示
している(特願平4-153384号)。
【0008】ところで、電子ビューファインダを通常の
使用方法で用いる場合には上記照明の輝度を一定として
おいても余り問題は生じない。
【0009】しかしながら、この電子ビューファインダ
をプロジェクタとして用いる場合には、前記液晶表示部
からスクリーンまでの投影距離により画像の明るさは大
きく変化する。
【0010】すなわち、照明光源の輝度を一定としてお
くとこの投影距離が大きいときにはスクリーン上の画像
は暗くなり、この投影距離が小さいときにはスクリーン
上の画像は明るくなる。
【0011】特に、前述した例の如くこのプロジェクタ
機能は野外での活用を期待されているものであるから、
その場にあるスクリーン代用品を適当な距離において使
用することも多く、見易い画像をこのスクリーン上に投
影することが重要な課題となる。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、外部表示装置を用いなくても複数人が同時に再生
画像を簡単に見ることができ、かつスクリーンまでの投
影距離の変化に影響されることなく該再生画像を良好な
明るさの状態で見ることのできる、投影機能を備えた電
子ビューファインダを提供することを目的とするもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の投影機能を備え
た電子ビューファインダは、液晶表示部に表示された画
像を接眼レンズを介して上記ファインダの外部スクリー
ンに投影するプロジェクタ機能を有し、スクリーン上に
ピントを合わせたときの、上記接眼レンズの繰出し量の
検出結果に基づき、投影距離が大きいとき程光源の輝度
を大きくするように制御することを特徴とするものであ
る。
【0014】すなわち、ビデオカメラに搭載される、液
晶表示部を備えた電子ビューファインダにおいて、前記
液晶表示部に表示された画像を光源からの照明光により
照明し、該画像を前記ファインダの接眼レンズを介して
該ファインダの外部のスクリーン上に投影するプロジェ
クタ機能を有するように構成され、前記液晶表示部に対
する前記接眼レンズの繰出し量を検出する繰出し量検出
部と、このファインダをプロジェクタとして使用する場
合に、前記スクリーン上にピントを合わせた際における
前記繰出し量検出部の検出結果に基づき、投影距離が大
きいとき程前記光源の輝度を大きくするように該光源の
輝度を調整する調光部とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0015】ここで電子ビューファインダとは、ビデオ
カメラに搭載され、このビデオカメラで撮影された画像
を略リアルタイムで再生し、撮影後において記録媒体か
らの画像信号を再生する画像表示部とこの画像表示部に
表示された画像を虚像として見ることのできる光学系を
有するものをいう。
【0016】また、スクリーンとは、いわゆるプロジェ
クタ用のスクリーンのみならず、無地の壁や紙片等、ス
クリーンとして代用できるもの全てを含むものとする。
【0017】
【作用】上記構成によれば、液晶表示部に表示された画
像を外部に投影するプロジェクタ機能を備えており、本
来のプロジェクタ用のスクリーンのみならず例えば無地
の壁や紙片等、その場にあるスクリーン代用品を用いて
撮影画像を所望の大きさに表示させることができるの
で、任意の場所において複数人が同時に同じ画像を見る
ことが可能となる。
【0018】また、本発明の電子ビューファインダにお
いては、接眼レンズを介してこのスクリーン上に撮影画
像を投影する場合に、スクリーン上にピントを合わせた
際の接眼レンズの繰出し量を検出し、この検出結果に基
づき、投影距離が大きい場合には照明光源の輝度を大き
くし、投影距離が小さい場合には照明光源の輝度を小さ
くするように制御することにより投影距離の変化に応じ
て液晶表示部の照明輝度を変化せしめているので、投影
距離の変化に影響されることなく常時見易い明るさの再
生画像をスクリーン上に映出することが可能である。
【0019】特にこのようなプロジェクタにおいては、
野外においてビデオ撮影後に直ちにその場で再生画像を
映出することが期待されており、この場合にはスクリー
ン代用品を適当な距離において使用することが多いこと
から投影距離の変化が再生画像の見易さに影響するのを
防止した本願発明のファインダの実用上の価値は極めて
高い。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0021】図2は、本発明の一実施例にかかる電子ビ
ューファインダを搭載した一般的なビデオカメラを示す
概略図である。
【0022】すなわち、電子ビューファインダ1はビデ
オカメラ本体2の側部に取り付けられており、撮影レン
ズ3を介して撮影された画像をその撮影と略同時に、も
しくは撮影後に一旦記録媒体(ビデオテープ等)に記録
した後に再生するものである。また、この電子ビューフ
ァインダ1はプロジェクタ機能を有しており、一旦記録
媒体に記録された画像を外部に投影することができるよ
うに構成されている。
【0023】図3は電子ビューファインダ1の内部の光
学系を示すものであり、同図(a) は電子ビューファイン
ダモード(以下EVFモードと称する)に設定されたと
きの光学配置を示す概略図、同図(b) はプロジェクタモ
ードに設定されたときの光学配置を示す概略図である。
【0024】すなわち、EVFモードにおいては光源10
から射出された光はコリメータレンズ12によって平行光
とされ、拡散板14によって照明ムラを軽減され、偏光フ
ィルタ16により直線偏光とされて液晶表示板(LCD)
18に照射される。この液晶表示板18は撮影により得られ
た画像信号により駆動されて画像を表示するようになっ
ており、この液晶表示板18を透過した光は画像情報を担
持することになる。
【0025】この画像情報を担持した光は両凸レンズ20
に入射するが、この液晶表示板18の画像表示面とこの両
凸レンズ20の距離x1 が、この両凸レンズ20の焦点距離
fよりも小さくなるように両凸レンズ20が位置設定され
ているので、この両凸レンズ20を通して液晶表示板18方
向を覗くと液晶表示板18の奥に形成された虚像を見るこ
とができる。これにより、液晶表示板18に表示された画
像を見ることができる。
【0026】次に、このEVFモードからプロジェクタ
モードにモードが変更されるときは両凸レンズ20が距離
2 だけ前方に繰り出される。これにより液晶表示板18
の画像表示面と両凸レンズ20の距離がx1 +x2 とな
り、この両凸レンズ20の焦点距離fよりも大きくなる。
したがって、画像情報を担持した光は両凸レンズ20に入
射した後この両凸レンズ20から所定の距離X、すなわ
ち、 X=(x1 +x2 )f/(x1 +x2 −f) …… (1) だけ離れたスクリーン22上に、液晶表示板18上に表示さ
れた画像を実像として形成する。
【0027】また、この電子ビューファインダ1は外筒
1Aおよび内筒1Bから構成されており、両凸レンズ20
は外筒1Aに、光源10、コリメータレンズ12、液晶表示
板18等の他の光学部材は内筒1Bに各々取り付けられて
いる。また、この外筒1Aと内筒1Bの間にはスライド
スイッチ(レンズ繰出し量検出部)24が配されており、
両凸レンズ20(外筒1A)の移動に応じてこのスライド
スイッチ24の切片が移動し、上述した2つのモード間で
このスライドスイッチ24の切替えがなされるようになっ
ており、この切替えに応じてプロジェクタモード時には
拡散板14が光路外に移送される。
【0028】ところで、本発明装置の1つの特徴は、プ
ロジェクタモード時に、スクリーン22上に映出された画
像を投影距離が変化しても常に見易い明るさとするため
の調光機構を有することにある。本実施例装置において
は、図1に示すような構成により調光機構を機能せしめ
ている。
【0029】すなわち、本実施例装置は、図3に示す如
きスライドスイッチ24の設定位置(接眼レンズ20の繰出
し量)に基づき、モードがEVFモードあるいはプロジ
ェクタモードのいずれに設定されているかを判断し、こ
の判断されたモードに応じた指令信号を出力するコンパ
レータ4と、このコンパレータ4からプロジェクタモー
ドに基づく指令信号を入力されたときこれに応じて高輝
度・調光状態となり、スライドスイッチ24からの、接眼
レンズ20の繰出し量に応じた信号のレベルに基づき、調
光信号(光源駆動信号)を出力する調光部5を備えてい
る。すなわち、この調光部5は、EVFモードに基づく
指令信号を入力されたとき光源10の輝度を小とし、プロ
ジェクタモードに基づく指令信号を入力されたとき光源
10の輝度を大とするとともにスライドスイッチ24から入
力された信号レベルの大きさに基づき投影距離が変化し
ても投影画像の明るさが一定となるように光源10を駆動
する調光信号を出力する。
【0030】図4〜図6は上記スライドスイッチ24の詳
細を示すものである。電子ビューファインダ1では両筒
1A,1Bを互いに摺動させて両凸レンズ20と液晶表示
板18の相対距離を変化させ、スライドスイッチ24を用い
てモードの切替えを行なうとともに、プロジェクタモー
ド時にこのスライドスイッチ24が設定されている位置に
応じて光源の輝度を制御するようにしていることは前述
したとおりである。
【0031】図4に示すように、このスライドスイッチ
24は外筒1Aに取り付けられた切片部24Aと内筒1Bに
取り付けられた基板部24Bとからなっている。
【0032】この切片部24Aは、絶縁板42を介して外筒
1Aに取り付けられる導体板41と、図5に示す如くこの
導体板41からスライド方向に突き出すように配された先
端くの字形状のマルチワイヤ43とからなっている。
【0033】また、この基板部24Bは、図6に示す如
く、導線44と抵抗体45を平行状態として細長の基板46上
に配設したものである。
【0034】外筒1Aと内筒1Bが組み合わされた際に
は、切片部24Aのマルチワイヤ43の先端部が基板部24B
の導線44および抵抗体45に当接するように配され、外筒
1Aの内筒1Bに対する引出し操作に伴ない上記マルチ
ワイヤ43の先端部が導線44および抵抗体45の上面と摺動
することになる。
【0035】この導線44および抵抗体45の一方の端部は
図6に示す如く、各々抵抗検出回路(スライドスイッチ
24に付属している)に接続されており、抵抗体45の上記
端部からマルチワイヤ43と当接している位置までの抵抗
値が抵抗検出回路で検出される。すなわち抵抗体45はマ
ルチワイヤ43と導体板41を介して導線44と導通すること
となるので、外筒1Aが引き出されて切片部24Aが図6
の矢印方向に移動する距離が大きくなる程検出される抵
抗値は大きくなる。このようにスライドスイッチ24はポ
テンショメータとして機能することになる。
【0036】なお、抵抗検出回路で検出された抵抗値に
基づく電圧値がコンパレータ4および調光部5に入力さ
れることとなり、外筒1Aの繰出し量が大きい程これら
各部4,5に入力される電圧値は大きくなる。
【0037】図7はこのスライドスイッチ24の抵抗値に
基づく出力電圧値と光源10の照明輝度との関係を示すグ
ラフである。
【0038】この図7に示す如く、接眼レンズ20の繰出
し量が小さいEVFモード設定時にはスライドスイッチ
24からの出力電圧が小さく、コンパレータ4において基
準電圧を超えないため、調光部5からは小さい調光信号
が出力され、光源10は一定の低輝度状態となる。
【0039】一方、接眼レンズ20の繰出し量が大きくな
ってプロジェクタモードに設定されるとスライドスイッ
チ24から出力される電圧値がコンパレータ4の基準電圧
値を超え、これによりコンパレータ4からの信号により
調光部5は調光操作状態に設定される。この調光操作は
接眼レンズ20の繰出し量の大きさに応じて調光信号の大
きさを変化せしめるものであるが、接眼レンズ20の繰出
し量が大きいとき程この接眼レンズ20に近い位置にピン
トが合うことになるため、図7に示す如く、外筒1Aの
繰出し量が大きいとき程照明輝度を小さくするように調
光信号の大きさを調整する。
【0040】なお、出力電圧値に対する調光部5からの
調光信号値の関係を表わすデータは調光部5のメモリ内
に格納されている。
【0041】このプロジェクタモードにおいて、光源10
の輝度を制御するために調光部6から出力される調光信
号の形態は、信号レベルの大きさが変化するものであっ
てもよいし、一定周期のパルス幅が変化するもの(PW
M制御)であってもよい。
【0042】次に、図8に示す如き被写体51をビデオカ
メラ52によって撮影したときの、各モードにおける液晶
表示板18の駆動走査について説明する。
【0043】ビデオカメラ52をEVFモードに設定した
ときは、液晶表示板18に表示された画像の正立虚像を見
ることになるので液晶表示板18の駆動走査は図9に示す
如く画面の左上から右下に向かって(同図の(1) ,(2)
,(3) ……の順に)行なうようにすればよい。
【0044】一方、ビデオカメラ52をプロジェクタモー
ドに設定したときは、スクリーン22上には液晶表示板18
上に表示された画像の倒立実像が形成されることとな
る。
【0045】したがって透過タイプのスクリーン22a の
場合には図10(a) に示す如く液晶表示板18を右下から左
上に向かって(同図の(1) ,(2) ,(3) ……の順に)駆
動走査して、液晶表示板18の表示画像を上下、左右共に
反転させておく必要がある。
【0046】さらに、反射タイプのスクリーン22b の場
合には図10(b) に示す如く液晶表示板18を左下から右上
に向かって(同図(1) ,(2) ,(3) ……の順に)駆動走
査して、液晶表示板18の表示画像を上下のみ反転させて
おく必要がある。
【0047】このように、モード別、あるいはスクリー
ンのタイプ別に、液晶表示板18の駆動走査の方向が異な
ることから、本実施例装置においては、これらのモード
あるいはタイプに応じて液晶表示板18の駆動走査方向を
切り替えるようになっている。
【0048】図11はこの液晶表示板18の駆動走査を行な
うためのコントロール系を示すブロック図である。
【0049】このコントロール系回路は、モードやスク
リーン22のタイプを検出する検出スイッチ24a からの
X,Y走査方向切換信号および画像信号を入力され、こ
の切換信号に応じてX走査を左右いずれから行なうか、
Y走査を上下いずれから行なうかを決定し、X方向ドラ
イバ28およびY方向ドライバ30に指令信号を送出する液
晶表示板コントローラ26を備えている。
【0050】したがって本実施例装置においては、モー
ドがEVFモードに設定されたときは上記コントローラ
26からの指令信号に応じ、X走査は左方から、Y走査は
上方から行なわれて液晶表示板18上に図9に示す如き画
像が形成される。
【0051】また、モードがプロジェクタモードに設定
され、スクリーン22として透過タイプのもの22a を選択
する旨設定されたときは、上記コントローラ26からの指
令信号に応じ、X走査は右方から、Y走査は下方から行
なわれて液晶表示板18上に図10(a) に示す如き画像が形
成される。
【0052】また、モードがプロジェクタモードに設定
され、スクリーン22として反射タイプのもの22b を選択
する旨設定されたときは、上記コントローラ26からの指
令信号に応じ、X走査は左方から、Y走査は下方から行
なわれて液晶表示板18上に図10(b) に示す如き画像が形
成される。
【0053】また、EVFモードではファインダ内を覗
いたときに明るい画像が見えればよいのに対し、プロジ
ェクタモードではファインダから離れた位置に画像を投
影する必要があるため、前述した如くプロジェクタモー
ド時には光源10の輝度を高くする必要があり、逆にEV
Fモードでは目を保護するため所定の値まで光源の輝度
を下げる必要がある。そこで、本実施例装置ではこの輝
度の切替えを上記検出スイッチ24a の切替えに応じて行
なうようにしている。なお、この検出スイッチ24a の一
部として上述したスライドスイッチ24を用いてもよい。
【0054】このようにモードの切替えに応じて光源の
輝度を切り替える回路が図11に示されている。すなわ
ち、検出スイッチ24a がプロジェクタモード側に設定さ
れているときは、輝度切替スイッチ32が高輝度側端子32
a と接続され、光源10に大きな電流が流れ、光源10は高
輝度状態となる。
【0055】一方、検出スイッチ24a がEVFモード側
に設定されているときは、輝度切替スイッチ32が低輝度
側端子32b と接続され、光源10に小さな電流が流れ、光
源10は低輝度状態となる。
【0056】なお、本発明の電子ビューファインダとし
ては上述した実施例のものに限られるものではなく種々
の態様の変更が可能である。
【0057】例えば、前述した実施例においては、外筒
1Aを内筒1Bに対して手動で引き出すような構成とな
っているが、外筒1Aの繰出しはオートフォーカスを用
いた自動繰出し機構によってもよく、さらに、この外筒
1Aを螺線的に回しながら繰り出すような方式とするこ
とも可能である。
【0058】また、上記スライドスイッチ24ではマルチ
ワイヤ状の切片先端部を備えているが、スライドスイッ
チの形態としてはこれに限られるものではなく、ポテン
ショメータとして機能し得るものであればどのような構
成としてもさしつかえない。
【0059】さらには、本願発明の電子ビューファイン
ダにおける接眼レンズの繰出し量検出部としては上述し
た如きスライドスイッチに限られるものではなく、接眼
レンズの繰出し量を検出し得るものであれば光方式や磁
気方式等の他方式を用いてもさしつかえない。
【0060】なお、上述した実施例においては外筒1A
に接眼レンズ20が、内筒1Bに液晶表示板18等が各々取
り付けられているが、両筒1A,Bに取り付けられる光
学部材を逆にしてもさしつかえない。
【0061】また、上述した実施例においてはモードの
切替えに応じて光源10の輝度を変更するようにしている
が、例えば、人間の目等の物体がファインダに近づいた
ときにそれを感知して光源10の輝度を落とすようにして
もよい。
【0062】また、プロジェクタモード時において光源
10を高輝度のものに取り替えるようにしてもよいし、こ
のプロジェクタモード時には発熱量が大きいことから、
光源10付近の空気を外部に排出するファンを取り付ける
ようにしてもよい。
【0063】また、テレビチューナ部を電子ビューファ
インダ1もしくはカメラ本体2に内蔵すれば、この電子
ビューファインダのプロジェクタ機能によりスクリーン
上にテレビ画像を投影することができ、屋外等において
も複数人でテレビ番組の視聴を楽しむことができる。ま
たテレビチューナ部は使用時に取り付け得るアダプタタ
イプのものとしてもよい。
【0064】なお、プロジェクタ用の小型スクリーンを
電子ビューファインダ1もしくはカメラ本体2に取り付
けるようにしておけばこれらのものを別途携帯せずとも
よく便利である。
【0065】なお、本発明の電子ビューファインダにお
いてはプロジェクタ機能をもたせて、撮影された画像を
スクリーン上に投影できるようにしているが、通常のビ
デオカメラの如くカメラ本体の端子に画像信号および音
声信号を出力できるようにしておけば、例えば室内等に
おいて、撮影された画像および音声をテレビ受像機等に
より再生することができる。
【0066】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明の電子ビュー
ファインダによれば、プロジェクタ機能を有し、さらに
は投影距離によることなく良好な明るさの画像をスクリ
ーン上に投影することができるので、屋外等のテレビ受
像機がない場所においてもスクリーン代用品等を適当な
距離において複数人が同時に明るくて見易い再生画像を
楽しむことができ、大変便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電子ビューファインダの
調光機構を説明するための概略図
【図2】一般的なビデオカメラに本発明の実施例に係る
電子ビューファインダを搭載した場合の外観図
【図3】図2に示す電子ビューファインダの光学系を説
明するための概略図
【図4】図3に示すスライドスイッチの一部を説明する
ための概略図
【図5】図4に示す切片部を示す斜視図
【図6】図4に示す基板部に切片部が当接した状態を示
す斜視図
【図7】図1に示すスライドスイッチからの出力電圧値
と光源の照明輝度値との関係を示すグラフ
【図8】図2に示す電子ビューファインダにおいて、モ
ードによって液晶表示板の駆動走査が異なる様子を説明
するための概略図
【図9】図2に示す電子ビューファインダにおいて、E
VFモード時における液晶表示板の駆動走査を説明する
ための概略図
【図10】図2に示す電子ビューファインダにおいて、
プロジェクタモード時における液晶表示板の駆動走査を
説明するための概略図
【図11】図2に示す電子ビューファインダの液晶表示
板を駆動する回路系を示すブロック図
【符号の説明】
1 電子ビューファインダ 1A 外筒 1B 内筒 2 カメラ本体 4 コンパレータ 5 調光部 10 光源 12 コリメータレンズ 18 液晶表示板 20 両凸レンズ 22,22a ,22b スクリーン 24,24C スライドスイッチ 24A 切片部 24B 基板部 41 導体板 43 マルチワイヤ 44 導線 45 抵抗体 46 基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカメラに搭載される、液晶表示部
    を備えた電子ビューファインダにおいて、 前記液晶表示部に表示された画像を光源からの照明光に
    より照明し、該画像を前記ファインダの接眼レンズを介
    して該ファインダの外部のスクリーン上に投影するプロ
    ジェクタ機能を有するように構成され、 前記液晶表示部に対する前記接眼レンズの繰出し量を検
    出する繰出し量検出部と、 このファインダをプロジェクタとして使用する場合に、
    前記スクリーン上にピントを合わせた際における前記繰
    出し量検出部の検出結果に基づき、投影距離が大きいと
    き程前記光源の輝度を大きくするように該光源の輝度を
    調整する調光部とを備えたことを特徴とする投影機能を
    備えた電子ビューファインダ。
JP23572692A 1992-09-03 1992-09-03 投影機能を備えた電子ビューファインダ Expired - Fee Related JP3240072B2 (ja)

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JP2007271921A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nikon Corp 電子機器

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