JPH0686221A - クロック発生回路 - Google Patents

クロック発生回路

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JPH0686221A
JPH0686221A JP4233212A JP23321292A JPH0686221A JP H0686221 A JPH0686221 A JP H0686221A JP 4233212 A JP4233212 A JP 4233212A JP 23321292 A JP23321292 A JP 23321292A JP H0686221 A JPH0686221 A JP H0686221A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】映像記録再生装置のクロック発生回路における
再生画像の水平ラインに同期したクロックを得ることに
ある。 【構成】再生映像信号のハーフHを除去するH/2キラ
ー回路1と、同期信号のスキューを除去するスキューキ
ャンセル回路2と、2つのアナログ遅延部3,4と、ク
ロックCKLを作成するリンギングオシレータ6と、こ
のリンギングオシレータ6のクロックストップ/スター
トを制御する制御回路5とを有する。この制御回路5の
出力によりリンギングオシレータ6でクロックを作成
し、そのクロックにより画像の水平方向座標を水平カウ
ンタ7でカウントする。この水平カウンタ7の出力によ
り分周回路8でクロックの分周を行い、フィードバック
制御する。これにより、再生映像信号の水平ラインに位
相と周波数が同期したクロックを発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロック発生回路に関
し、特に映像信号の記録再生装置等における信号処理装
置のクロック発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の映像信号の記録再生装置における
信号処理装置は、映像信号の標準フォーマットに対し時
間軸変動をもつ再生映像信号に同期したクロックを発生
する必要があり、このためにクロック発生回路を用いて
いる。かかる具体例としては、例えば時間軸補正装置
(タイムベースコレクタ)がある。
【0003】この再生映像信号の標準フォーマットに対
する時間軸変動を補正するタイムベースコレクタは、再
生映像信号をその時間軸変動に同期したクロックでA/
D変換し、時間軸変動に同期したクロックでメモリに書
き込む回路および標準フォーマットに同期したクロック
でメモリから読みだし、D/A変換する回路が採用され
ており、再生信号の時間軸変動に同期したクロックを発
生するために、クロック発生回路が使用されている。
【0004】図11はかかる従来の一例を示すクロック
発生回路のブロック図である。図11に示すように、従
来のクロック発生回路は、複合同期入力端子27からの
複合同期信号CSYNCを入力して水平同期信号HDを
検出する水平同期検出回路22と、この水平同期信号H
Dおよびパルス信号HD2の位相を比較する位相比較回
路23と、この位相比較回路23の出力DHを入力し電
圧値VDHを出力する低域通過フィルタ(LPF)26
と、この電圧値VDHに基づき発振しクロック出力端子
29にクロックCLKを出力する電圧制御オシレータ
(以下VCOと称す)27と、このVCO27のクロッ
クCLKを入力して分周する分周カウンタ25と、この
分周カウンタ25の出力DCKに基づきパルス信号HD
2を作成するエッジ生成回路23とを有する。
【0005】まず、複合同期入力端子28に入力された
映像信号の複合同期信号CSYNCが水平同期検出回路
22に供給されると、水平同期検出回路22は水平同期
信号HDを検出する。
【0006】一方、VCO27の出力するクロックCL
Kは分周カウンタ25に供給され、映像信号の水平ライ
ンの期間に分周される。この分周カウンタ25の出力D
CKはエッジ生成回路24に供給され、分周カウンタ2
5の出力DCKの立ち上がりエッジに同期したパルス信
号HD2に変換される。
【0007】次に、水平同期検出回路22の検出した水
平同期信号HDとエッジ生成回路24のパルス出力HD
2は位相比較回路23で比較され、HDの立ち上がりエ
ッジからHD2の立ち上がりエッジの期間は“1”、そ
の他の期間は“0”となるパルス信号DHを出力する。
この位相比較回路23の出力DHはLPF26に供給さ
れ、パルス信号DHを低周波数帯域の電圧値VDHに変
換される。このLPF26の出力VDHがVCO27に
供給されると、VCO27はVDHに対応する周波数の
クロック信号CLKを発生し、分周カウンタ25とクロ
ック出力端子29とに供給する。
【0008】このように、従来のクロック発生回路は、
水平同期信号HDとVCO27より発生されるクロック
を1ライン分に分周したパルス信号HD2とを比較し、
これらHDとHD2が同一になるようにVCO27を制
御するので、入力される複合同期信号CSYNCの水平
同期信号HDに同期したクロックを発生することができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクロッ
ク発生回路は、入力される再生映像信号の水平同期信号
とVCOにより発生されるクロックの分周信号とを比較
し、その結果に応じてVCOの発生クロックの周波数を
制御するため、クロックの周波数は再生映像信号の時間
軸変動に追従したものとなるが、クロックの位相は再生
映像信号の水平ライン周期に対して関連をもっていな
い。このため、上述したタイムベースコレクタのクロッ
ク発生回路においては、発生するクロックで再生映像信
号をA/D変換しメモリに書き込む場合および映像信号
の標準フォーマットに同期した水平ライン周期と一定の
位相関係をもつ基準クロックでメモリより読みだしD/
A変換する場合、クロックと水平ライン周期との位相関
係に応じた最大1クロック分の時間軸変動を補正するこ
とができないという欠点がある。
【0010】また、上述したクロック発生回路は、発生
されるクロックで映像信号のクロマ信号をA/D変換
し、メモリに書き込む場合および基準クロックで読みだ
してから基準クロックより発生したバースト信号と付け
替える場合、標準フォーマットの映像信号が水平ライン
同期とバーストの位置及び位相に一定の関係があるた
め、読み出されたクロマ信号の位相に変動が残り、映像
の色が変化するという欠点がある。
【0011】更に、上述したクロック発生回路は、VT
Rヘッド切り換え時点で1ラインだけ水平同期のタイミ
ングが長くなるスキュー時などにも、その水平同期信号
をそのまま用いるため、VCOの周波数制御にスキュー
時の影響が出るので、正確な周波数制御を実現出来ない
という欠点がある。
【0012】このように、従来のクロック発生回路で
は、上述した欠点があるため、再生画像の画質に大きく
影響し、映像機器の高画質化の面で不利になる。
【0013】本発明の目的は、かかる再生画像の水平ラ
インに同期したクロックを得ることのできるクロック発
生回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック発生回
路は、映像信号の記録再生装置における再生映像信号に
同期したクロックを発生するにあたり、再生映像信号の
複合同期信号を入力し且つ再生映像信号の同期信号の等
価パルスに含まれるハーフHを除去するH/2キラー回
路と、基準クロックを入力し且つ前記同期信号のスキュ
ーを除去するスキューキャンセル回路と、前記スキュー
キャンセル回路の出力の一部を遅延させる第1および第
2のアナログ遅延部と、クロックの位相を制御する制御
回路と、前記制御回路の出力によりクロックを発生する
リンギングオシレータと、前記リンギングオシレータで
発生したクロックに基づき前記再生映像信号の水平方向
座標をカウントする水平カウンタと、前記水平カウンタ
の出力によりクロックの分周を行う分周回路とを有し、
前記再生映像信号に同期したクロックをラインロックク
ロック出力端子より出力するように構成される。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示すクロック発
生回路のブロック図である。図1に示すように、本実施
例は映像信号の記録再生装置における再生映像信号に同
期したクロックCKLを発生する回路である。このクロ
ック発生回路では、コンポジットシンク入力端子10か
らの再生映像信号の複合同期信号CSYNCの等価パル
スに含まれるハーフHを除去するH/2キラー回路1
と、基準クロック入力端子9からの基準クロックFCK
およびH/2キラー回路1の出力HPを入力し同期信号
のスキューを除去するスキューキャンセル回路2と、第
1のアナログ遅延部3および第2のアナログ遅延部4
と、クロックの位相を制御する制御回路5とを有する。
また、このクロック発生回路は、制御回路5の出力ST
/SPによりクロックCKLを発生するリンギングオシ
レータ6と、クロックCKLにより再生映像信号の水平
方向座標をカウントする水平カウンタ7と、この水平カ
ウンタ7の出力WHによりクロックの分周(FH)を行
う分周回路8とを有し、再生映像信号に同期したクロッ
クCKLをラインロッククロック出力端子11より出力
する。
【0016】図2は図1に示すスキューキャンセル回路
の構成図である。図2に示すように、このスキューキャ
ンセル回路2は基準クロック入力端子9からの基準クロ
ックFCKを入力して計数し且つカウント結果WFおよ
びWEを出力する第1および第2のカウンタ12および
13と、このカウント出力WFおよび前述した水平カウ
ンタ7のカウント出力WHに基づきウィンドウを生成す
るウィンドウ生成回路14と、このウィンドウ生成回路
14の出力WDWおよび前述したH/2キラー回路1の
出力HPを入力してエッジ検出を行うエッジ検出回路1
5と、これらの出力に基づき制御回路5などへのコント
ロール信号を発生するコントロール信号発生回路16と
から構成される。
【0017】図3は図1に示すリングオシレータの構成
図である。図3に示すように、かかるリングオシレータ
6は第2のアナログ遅延部4の出力HSDおよび分周回
路8の出力FHを入力して位相比較する位相比較器17
と、この位相比較器17の出力PHをフィルタ処理する
フィルタ回路18と、このフィルタ回路18の出力VH
を入力して、クロックCKLを作成するリンギング回路
19と、制御回路5からのST/SP信号により開閉を
制御されることによりリンギング回路19を制御するス
イッチ20とを備えている。要するに、このリンギング
オシレータ6はHSPとFHの位相比較を行うことによ
りクロックCKLを発振出力する。
【0018】図4は図1に示す水平カウンタの動作を説
明するための信号のタイミング図である。図4に示すよ
うに、水平カウンタ7はリンギングオシレータ6の発生
するラインロッククロックCKLを入力しカウントして
カウント値WHを出力する。また、この水平カウンタ7
は 水平カウンタ出力WH=HMAX(HMAXは2以上の
自然数) の次のラインロッククロックCLKの立ち上がりでセッ
トされる。すなわち、水平カウンタ7のリセットのタイ
ミングは図示のように行われる。
【0019】この水平カウンタ7の出力WHはコンポジ
ットシンク入力端子10より入力された映像信号の複合
同期信号CSYNCとともに、H/2キラー回路1に供
給され、 WH≧WC(WCは2以上の自然数でHMAX/2<W
C<HMAX) の期間に入力される複合同期信号CSYNCの立ち下が
りパルスを有効としてHPを出力する。さらに、H/2
キラー回路1の出力HPと水平カウンタ7の出力WHお
よび基準クロック入力端子9に入力される基準クロック
FCKは、スキューキャンセル回路2に供給される。こ
こで、基準クロックFCKは映像の標準フォーマットに
同期したクロックである。
【0020】次に、スキューキャンセル回路2の動作を
図5および図6(a)〜(e)を参照して説明する。
【0021】まず、図5は図1および図2に示すスキュ
ーキャンセル回路の内部の動作を説明するための信号の
タイミング図である。図5に示すように、スキューキャ
ンセル回路2において、水平カウンタ7の出力WHと基
準クロックFCKが第1のカウンタ12に供給される。
また、このカウンタ12はWH=HMAX直後の基準ク
ロックFCKの立ち上がりのタイミングでリセットさ
れ、基準クロックFCKをカウントしてカウント値WF
を出力する。このカウンタ12の出力WFと水平カウン
タ7の出力WHがウィンドウ生成回路14に供給される
ので、ウィンドウ生成回路14は水平カウンタ7の出力
WH=W1(W1は2以上の自然数でWC<W1<HM
AX)から第1のカウンタ1の出力WF=W2(W2は
自然数でW2<HMAX/2)までの期間(以下、この
期間をウィンドウ期間と称す)を示す信号WDWを出力
する。
【0022】次に、ウィンドウ生成回路14の出力WD
WとH/2キラー回路1の出力HPはエッジ検出回路1
5に供給される。このエッジ検出回路15はHPの立ち
上がりエッジと立ち下がりエッジがWDWのウィンドウ
期間内にあるか否かを判断してEDGを出力する。この
エッジ検出回路15の出力EDGと基準クロックFCK
は第2のカウンタ13に供給される。カウンタ13はH
/2キラー回路1の出力HPの立ち下がりエッジがウィ
ンドウ生成回路14の出力WDWのウィンドウ期間内に
ある場合、HPの立ち下がりのタイミングでリセットさ
れ且つFCKをカウントしてそのカウント値WEをコン
トロール信号発生回路16へ出力する。このコントロー
ル信号発生回路16は第1のカウンタ12の出力WFと
第2のカウンタ13の出力WEとエッジ検出回路15の
出力EDGおよび水平カウンタ7の出力WHを入力し、
WEとEDGに応じてクロックスタート信号HSとスキ
ュー検出信号SKDおよびスキュースタート信号SKS
を出力する。
【0023】図6(a)〜(e)はそれぞれ図1および
図2に示すスキューキャンセル回路の各種パターンにお
ける動作を説明するための信号のタイミング図である。
図6(a)に示すように、ここではH/2キラー回路1
の出力HPの立ち下がりエッジがウィンドウ生成回路1
4の出力WDWのウィンドウ期間内にある場合、HPの
立ち下がりのタイミングでクロックスタート信号HSと
スキュー検出信号SKDを立ち下げる。ここでのタイミ
ングでしかも第2のカウンタ13の出力WE=EN(E
Nは自然数)までの期間HPが立ち上がらない場合、水
平カウンタ7の出力WH=WA(WAは2以上の自然数
でWA<WC)のタイミングでクロックスタート信号H
Sを立ち上げる。次に、図6(b)に示すように、この
場合は図6(a)のタイミングのときにWE=ENまで
の期間にHPが立ち上がる場合、同期信号のノイズと判
断し、HP立ち上がりのタイミングでHSとSKDを立
ち上げる。
【0024】次に、図6(c)に示すように、前記ウィ
ンドウ期間内にHPの立ち上がりエッジがある場合、こ
れを同期信号のノイズまたはスキューと判断し、HPの
立ち上がりのタイミングでHSとSKDを立ち上げる。
また、図6(d)に示すように、前記ウィンドウ期間内
にHPのエッジがない場合、同期信号のスキューと判断
し、HSを立ち下げず、第1のカウンタ12の出力WF
=W2(ウィンドウ期間後端)でSKDを立ち上げる。
更に、図6(e)に示すように、第2のカウンタ13の
出力WF=W3(W3は自然数でW3>W2)までHS
が立ち下がらない場合、WF=W3のタイミングでスキ
ュースタート信号SKSを立ち下げ、水平カウンタ7の
出力WH=WAで立ち上げる。
【0025】図7は図1に示す第1のアナログ遅延部と
制御回路の動作を説明するための信号のタイミング図で
ある。図7に示すように、スキューキャンセル回路2の
出力のうちクロックスタート信号HSは第1のアナログ
遅延部3に供給され、所定の時間アナログ遅延された後
HSIとして制御回路5へ出力される。この第1のアナ
ログ遅延部3の出力HSIと水平カウンタ7の出力WH
とスキューキャンセル回路2の出力のうちスキュースタ
ート信号SKSが制御回路5に供給されると、制御回路
5はWH=HMAXの直後からHSIの立ち下がりまた
はSKSの立ち下がりの期間のみハイになる信号ST/
SPを出力する。以上が制御回路5を中心とした動作で
ある。
【0026】図8(a),(b)はそれぞれ図1に示す
分周回路の動作を説明するための信号のタイミング図で
ある。図8(a)に示すように、スキューキャンセル回
路2の出力のうちスキュー検出信号SKDと水平カウン
タ7の出力WHと基準クロック入力端子9の基準クロッ
クFCKが分周回路8に供給される。この分周回路8の
出力FHは、スキュー検出信号SKD=0(スキューで
ないとき)の場合、水平カウンタ7の出力WH=WT1
(WT1は2以上の自然数でWT1<WA)で立ち上が
り、WH=WT2(WT2は2以上の自然数でWC<W
T2<WT1且つWT2−WT1≦WA)で立ち下が
る。すなわち、基準クロックFCKでカウントされる0
からHMAX/2までを繰り返すカウンタの出力C9F
をWH=WT1とWH=WT2のタイミングでラッチす
る。
【0027】また、図8(b)に示すように、分周回路
8出力FHは、スキュー検出信号SKD=1(スキュー
の時)の場合、C9Fが最後のWH=WT1でラッチし
た値Mの時に立ち上げ、C9Fが最後にWH=WT2で
ラッチした値Nの時に立ち下げる。
【0028】一方、スキューキャンセル回路2の出力の
うちクロックスタート信号HSは第のアナログ遅延部4
にも供給され、所定の期間アナログ遅延された後HSD
としてリンギングオシレータ6に出力される。この第2
のアナログ遅延部4の出力HSDと制御回路5の出力S
T/SPと上述した分周回路8の出力FHがリンギング
オシレータに供給される。これにより、リンギングオシ
レータ6は第2のアナログ遅延部4の出力HSDと分周
回路8の出力FHを図3の位相比較回路17に供給し、
位相比較結果としてFHの立ち上がりからHSDの立ち
上がりまでの期間のみハイになる信号PHを出力する。
この位相比較回路17の出力PHはフィルタ回路18で
フィルタ処理され、パルス信号のPHの低周波数成分に
変換された電圧レベルの信号VHとしてリンギング回路
19に供給される。また、制御回路5の出力ST/SP
はスイッチ20の制御端子に供給され、スイッチ20の
一方は接地され且つもう一方はリンギング回路19に接
続されている。かかる制御回路5の出力ST/SPの立
ち上がりでスイッチ20はオン(接続)され、リンギン
グ回路19はクロックCKLの発生をストップする。逆
に、ST/SPの立ち下がりでスイッチ20はオフ(非
接続)され、リンギング回路1はフィルタ回路18の出
力VHに応じた周波数のクロックCKLをスタートす
る。以後、ST/SP=0の間(スイッチ20がオフの
状態の時)リンギング回路19はフィルタ回路18の出
力VHに応じた周波数のクロックCKLを出力する。こ
のリンギングオシレータ6の発生するクロックCKLは
水平カウンタ7に供給されると同時に、ラインロックク
ロック出力端子11を介して出力される。
【0029】要するに、本実施例は制御回路5の出力信
号ST/SPによってリンギングオシレータ6の発生す
るクロックCKLのスタート・ストップを制御するた
め、画像の各水平ラインの開始点のクロック位相を制御
することができる。また、スキューキャンセル回路2で
は複合同期信号CSYNCのスキューを検出し、分周回
路8においてスキュー時は前ラインと同一タイミングの
分周出力FHを出力できるため、リンギングオシレータ
6においてスキュー時でもスキューの影響の無い周波数
制御を実現できる。
【0030】図9は本発明の第2の実施例を示すクロッ
ク発生回路のブロック図である。図9に示すように、本
実施例は前述した第1の実施例と比較してクロック切り
換え回路21を設けた点が異なり、その他のH/2キラ
ー回路1乃至分周回路8までは同様である。本実施例に
おいては、制御回路5の出力ST/SPがリンギングオ
シレータ6とクロック切り換え回路21に供給され、リ
ンギングオシレータ6の出力CKLは水平カウンタ7と
クロック切り換え回路21に供給される。また、基準ク
ロック入力端子9からの基準クロックFCKもクロック
切り換え回路21に供給され、クロック切り換え回路2
1の出力CKL2はラインロッククロック出力端子11
を介して出力される。
【0031】次に、かかるクロック切り換え回路21の
動作を図10を参照して説明する。図10は図9におけ
る各種信号のタイミング図である。図10に示すよう
に、制御回路5の出力ST/SPとリンギングオシレー
タ6の出力クロックCKLおよび基準クロック入力端子
9に入力される基準クロックFCKがクロック切り換え
回路21に供給される。ここで、前述した第1の実施例
と同一の動作によって発生されたリンギングオシレータ
6の出力CKLは映像信号の標準フォーマットに対し時
間軸変動成分を持つ再生映像信号に同期したクロックで
あり、対する基準クロック入力端子9を介して入力され
る基準クロックFCKは映像信号の標準フォーマットに
同期したクロックである。
【0032】次に、クロック切り換え回路21は、制御
回路5の出力ST/SP=“0”の時、出力CKL2と
してリンギングオシレータ6の出力CKLを出力し、逆
にST/SP=“1”の時、基準クロックFCKを出力
する。このクロックの切り換え動作において、ST/S
Pの立ち上がり以後最初のFCKの立ち上がりエッジよ
りFCKを出力し、ST/SPの立ち下がり以後最初の
CKLの立ち上がりエッジよりCKLを出力する。この
ようにして、クロック切り換え回路21の出力CKL2
はラインロッククロック出力端子11を介して出力され
る。
【0033】本実施例は制御回路5の出力ST/SP=
“1”の期間ストップするリンギングオシレータ6の出
力クロックCKLのストップ期間に、基準クロック入力
端子9の基準クロックFCKを挿入することにより、連
続クロックCKL2を得ることができる。また、クロッ
ク切り換え点で、1クロック幅より短いパルスをキャン
セルしているので、本実施例で得られるクロックCKL
2を用いて信号処理を行う場合、クロック切り換え点で
の誤動作を防ぐことができる。
【0034】更に、リンギングオシレータ6の出力CK
Lのストップ期間は画像の水平帰線期間または垂直帰線
期間である。しかるに、この期間に信号処理をしたい場
合にクロックが止まると信号処理が出来ないが、本実施
例の連続クロックCKL2により、帰線期間の信号処理
を実現できる。すなわち、本実施例における出力はクロ
ック切り換え点でクロックが不連続になるが、帰線期間
は実際の画面上にでないため、画質上問題とはならな
い。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のクロック発
生回路は、制御回路のST/SP出力によってリンギン
グオシレータの発生するクロックのスタート・ストップ
を制御することにより、画像の各水平ラインの開始点の
クロック位相を制御できるという効果がある。このた
め、タイムベースコレクタにおいて、クロックCKLで
再生映像信号をA/D変換してメモリに書き込む一方、
映像信号の標準フォーマットに同期した水平ライン周期
と一定の位相関係をもつ基準クロックでメモリより読み
出してD/A変換する場合、クロックCKLと水平ライ
ン周期との位相関係が一致しているので、各ラインの始
点より完全な時間軸変動の補正が可能になる。
【0036】また、本発明のクロック発生回路は、発生
するクロックCKLで映像信号のクロマ信号をA/D変
換してメモリに書き込み、基準クロックで読み出した後
に基準クロックより発生したバースト信号と付け替える
場合、標準フォーマットの映像信号における水平ライン
周期とバーストの位置及び位相に一定の関係を有するた
め、読み出されたクロマ信号の位相が完全に一致し、映
像の色再現が正確にできる。
【0037】更に、本発明はスキューキャンセル回路で
複合同期信号CSYNCのスキューを検出し、分周回路
においてスキュー時は前ラインと同一タイミングの分周
出力を出力できるため、リンギングオシレータにおいて
スキュー時でもスキューの影響の無い周波数制御を実現
できる。
【0038】上述したように、本発明により発生される
クロックで、時間軸変動の補正を実施すれば従来に比べ
てより正確な補正が可能となり、映像記録再生画像の画
質を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すクロック発生回路
のブロック図である。
【図2】図1に示すスキューキャンセル回路の構成図で
ある。
【図3】図1に示すリングオシレータの構成図である。
【図4】図1に示す水平カウンタの動作を説明するため
の信号のタイミング図である。
【図5】図1および図2に示すスキューキャンセル回路
の内部の動作を説明するための信号のタイミング図であ
る。
【図6】図1および図2に示すスキューキャンセル回路
の各種パターンにおける動作を説明するための信号のタ
イミング図である。
【図7】図1に示す第1のアナログ遅延部と制御回路の
動作を説明するための信号のタイミング図である。
【図8】図1に示す分周回路の動作を説明するための信
号のタイミング図である。
【図9】本発明の第2の実施例を示すクロック発生回路
のブロック図である。
【図10】図9における各種信号のタイミング図であ
る。
【図11】従来の一例を示すクロック発生回路のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 H/2キラー回路 2 スキューキャンセル回路 3,4 アナログ遅延部 5 制御回路 6 リンギングオシレータ 7 水平カウンタ 8 分周回路 9 基準クロック入力端子 10 コンポジットシンク入力端子 11 ラインロッククロック出力端子 12,13 カウンタ 14 ウィンドウ生成回路 15 エッジ検出回路 16 コントロール信号発生回路 17 位相比較回路 18 フィルタ回路 19 リンギング回路 20 スイッチ 21 クロック切り換え回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の記録再生装置における再生映
    像信号に同期したクロックを発生するにあたり、再生映
    像信号の複合同期信号を入力し且つ再生映像信号の同期
    信号の等価パルスに含まれるハーフHを除去するH/2
    キラー回路と、基準クロックを入力し且つ前記同期信号
    のスキューを除去するスキューキャンセル回路と、前記
    スキューキャンセル回路の出力の一部を遅延させる第1
    および第2のアナログ遅延部と、クロックの位相を制御
    する制御回路と、前記制御回路の出力によりクロックを
    発生するリンギングオシレータと、前記リンギングオシ
    レータで発生したクロックに基づき前記再生映像信号の
    水平方向座標をカウントする水平カウンタと、前記水平
    カウンタの出力によりクロックの分周を行う分周回路と
    を有し、前記再生映像信号に同期したクロックをライン
    ロッククロック出力端子より出力することを特徴とする
    クロック発生回路。
  2. 【請求項2】 前記スキューキャンセル回路は、前記基
    準クロックをカウントする第1および第2のカウンタ
    と、前記再生映像信号の同期信号のスキューの幅を生成
    するウィンドウ生成回路と、前記再生映像信号の同期信
    号のエッジを検出するエッジ検出回路と、前記同期信号
    のエッジの位置より前記同期信号のスキューを判断して
    制御信号を発生するコントロール信号発生回路とを備え
    た請求項1記載のクロック発生回路。
  3. 【請求項3】 前記リンギングオシレータは、2つの信
    号の位相を比較する位相比較回路と、前記位相比較回路
    の出力を入力してフィルタリングするフィルタ回路と、
    前記フィルタ回路の出力を入力して特定の位相および周
    波数のクロックを発生するリンギング回路と、クロック
    開始制御信号およびクロック周波数制御信号により制御
    されるスイッチとを備えた請求項1記載のクロック発生
    回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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