JPH0687305B2 - 垂直磁気記録媒体の製造装置 - Google Patents
垂直磁気記録媒体の製造装置Info
- Publication number
- JPH0687305B2 JPH0687305B2 JP61185460A JP18546086A JPH0687305B2 JP H0687305 B2 JPH0687305 B2 JP H0687305B2 JP 61185460 A JP61185460 A JP 61185460A JP 18546086 A JP18546086 A JP 18546086A JP H0687305 B2 JPH0687305 B2 JP H0687305B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic recording
- magnet
- magnetic layer
- base substrate
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 12
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 38
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 38
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 33
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 19
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 11
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 9
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 23
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- AJCDFVKYMIUXCR-UHFFFAOYSA-N oxobarium;oxo(oxoferriooxy)iron Chemical compound [Ba]=O.O=[Fe]O[Fe]=O.O=[Fe]O[Fe]=O.O=[Fe]O[Fe]=O.O=[Fe]O[Fe]=O.O=[Fe]O[Fe]=O.O=[Fe]O[Fe]=O AJCDFVKYMIUXCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N Iron oxide Chemical compound [Fe]=O UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000008199 coating composition Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- KUBDPQJOLOUJRM-UHFFFAOYSA-N 2-(chloromethyl)oxirane;4-[2-(4-hydroxyphenyl)propan-2-yl]phenol Chemical compound ClCC1CO1.C=1C=C(O)C=CC=1C(C)(C)C1=CC=C(O)C=C1 KUBDPQJOLOUJRM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- ZNQVEEAIQZEUHB-UHFFFAOYSA-N 2-ethoxyethanol Chemical compound CCOCCO ZNQVEEAIQZEUHB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- NTIZESTWPVYFNL-UHFFFAOYSA-N Methyl isobutyl ketone Chemical compound CC(C)CC(C)=O NTIZESTWPVYFNL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- -1 Polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 239000006247 magnetic powder Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、塗布型の垂直磁気記録媒体の製造装置に関す
るものである。
るものである。
従来の技術 近年、六角板状バリウムフェライトを用いた塗布型の垂
直磁気記録媒体が、従来の酸化鉄を使用した媒体(面内
水平記録)と比較して高密度記録に適していることか
ら、種々の用途が検討されている。また、垂直磁気記録
媒体としては、この他に針状酸化鉄を用い、針状磁性体
を垂直に配向する方法も試みられている。いずれにし
ろ、高い磁気異方性を有する材料を塗膜面に対して垂直
に配向させ垂直方向に強い磁気異方性をもつ塗膜を形成
する必要がある。
直磁気記録媒体が、従来の酸化鉄を使用した媒体(面内
水平記録)と比較して高密度記録に適していることか
ら、種々の用途が検討されている。また、垂直磁気記録
媒体としては、この他に針状酸化鉄を用い、針状磁性体
を垂直に配向する方法も試みられている。いずれにし
ろ、高い磁気異方性を有する材料を塗膜面に対して垂直
に配向させ垂直方向に強い磁気異方性をもつ塗膜を形成
する必要がある。
配向方法については、すでにいくつかの特許文献、例え
ば、特開昭57-127931号公報、特開昭57-205827号公報、
特開昭57-212626号公報、特開昭58-12130号公報、特開
昭58-12135号公報、特開昭58-12136号公報に記載されて
いる。すなわち、大別すると、機械的な応力あるいは磁
力を利用したものに分けられ、磁力を利用したものは、
直流あるいは交流磁界を印加する方法に分類できる。ま
た、配向には塗膜の粘度が重要な因子となっており、各
々工夫された方法が、特許文献、例えば、特開昭58-121
36号公報、特開昭58-203631号公報、特開昭58-203632号
公報、特開昭58-203633号公報に記載されている。
ば、特開昭57-127931号公報、特開昭57-205827号公報、
特開昭57-212626号公報、特開昭58-12130号公報、特開
昭58-12135号公報、特開昭58-12136号公報に記載されて
いる。すなわち、大別すると、機械的な応力あるいは磁
力を利用したものに分けられ、磁力を利用したものは、
直流あるいは交流磁界を印加する方法に分類できる。ま
た、配向には塗膜の粘度が重要な因子となっており、各
々工夫された方法が、特許文献、例えば、特開昭58-121
36号公報、特開昭58-203631号公報、特開昭58-203632号
公報、特開昭58-203633号公報に記載されている。
発明が解決しようとする問題点 特開昭58-12137号公報に記載されているような前述した
従来の機械的な応力を利用する方法では、高い配向を得
る条件が非常に狭く、応用範囲が限定される。すなわ
ち、磁性体としては、六角板状バリウムフェライトのよ
うな面に対して垂直方向に磁化容易軸を持つ板状の磁性
体に限られ、針状磁性粉を垂直に配向する場合には適用
できない。また、高い剪断応力を必要とするため、塗料
粘度および装置の最適条件が非常に狭くなる。
従来の機械的な応力を利用する方法では、高い配向を得
る条件が非常に狭く、応用範囲が限定される。すなわ
ち、磁性体としては、六角板状バリウムフェライトのよ
うな面に対して垂直方向に磁化容易軸を持つ板状の磁性
体に限られ、針状磁性粉を垂直に配向する場合には適用
できない。また、高い剪断応力を必要とするため、塗料
粘度および装置の最適条件が非常に狭くなる。
従来の直流磁界を利用する方法では、塗膜が未乾燥の時
に磁界をかけ、配向磁界中で乾燥させないと、高い配向
が得られない。しかし、狭い磁石間の中で塗膜の表面
性、構造を左右する乾燥を十分制御することは極めて困
難である。また、乾燥条件にあまり影響を受けない塗料
設計をする必要があり、バインダー樹脂および溶剤の選
定に制限が生ずるという欠点もある。
に磁界をかけ、配向磁界中で乾燥させないと、高い配向
が得られない。しかし、狭い磁石間の中で塗膜の表面
性、構造を左右する乾燥を十分制御することは極めて困
難である。また、乾燥条件にあまり影響を受けない塗料
設計をする必要があり、バインダー樹脂および溶剤の選
定に制限が生ずるという欠点もある。
また、従来の交流磁界を用いる方法は、補助的な手段と
しての利用か、あるいは非常に配向し易い塗料組成にし
たときのみ有効な方式であり、本質的に配向させる力が
弱いという欠点がある。
しての利用か、あるいは非常に配向し易い塗料組成にし
たときのみ有効な方式であり、本質的に配向させる力が
弱いという欠点がある。
本発明の目的は、前述したような従来の技術の問題点を
解消しうる垂直磁気記録媒体の製造装置を提供すること
である。
解消しうる垂直磁気記録媒体の製造装置を提供すること
である。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、ベース基体の表面に塗布された磁気記
録磁性層を有する垂直磁気記録媒体の製造装置におい
て、前記ベース基体の前記表面に前記磁気記録磁性層を
塗布する手段と、前記塗布された磁気記録磁性層が未乾
燥であるときに、その磁気記録磁性層中の磁性体の磁化
容易軸を前記ベース基体の前記表面に対して垂直な方向
へ配向させるため前記磁気記録磁性層の表面と前記ベー
ス基体の裏面とに対向してそれらを挟むようにして配置
された異極対向磁石手段と、該異極対向磁石手段を通過
してくる前記塗布された磁気記録磁性層をその磁気記録
磁性層およびベース基体のうちの一方の側から乾燥させ
るための乾燥手段と、前記磁気記録磁性層およびベース
基体のうちの他方の側のみに配置され前記乾燥手段によ
って前記磁気記録磁性層が乾燥されつつある間前記異極
対向磁石手段による前記磁気記録磁性層中の磁性体の磁
化容易軸の垂直方向への配向を、乱すことなくそのまま
保持しうる程度の強度の磁界を付与するための片側同極
磁石列手段とを備えることを特徴とする。
録磁性層を有する垂直磁気記録媒体の製造装置におい
て、前記ベース基体の前記表面に前記磁気記録磁性層を
塗布する手段と、前記塗布された磁気記録磁性層が未乾
燥であるときに、その磁気記録磁性層中の磁性体の磁化
容易軸を前記ベース基体の前記表面に対して垂直な方向
へ配向させるため前記磁気記録磁性層の表面と前記ベー
ス基体の裏面とに対向してそれらを挟むようにして配置
された異極対向磁石手段と、該異極対向磁石手段を通過
してくる前記塗布された磁気記録磁性層をその磁気記録
磁性層およびベース基体のうちの一方の側から乾燥させ
るための乾燥手段と、前記磁気記録磁性層およびベース
基体のうちの他方の側のみに配置され前記乾燥手段によ
って前記磁気記録磁性層が乾燥されつつある間前記異極
対向磁石手段による前記磁気記録磁性層中の磁性体の磁
化容易軸の垂直方向への配向を、乱すことなくそのまま
保持しうる程度の強度の磁界を付与するための片側同極
磁石列手段とを備えることを特徴とする。
実施例 次に、添付図面に基づいて本発明の実施例について本発
明をより詳細に説明する。
明をより詳細に説明する。
先ず、本発明を原理的に説明すると、本発明によれば、
まず異極対向磁石の間を未乾燥の塗膜を通過させること
により、磁性体の磁化容易軸を塗膜面に垂直の方向に配
向させ、その後片側だけ同極の配向磁石が配置された部
分を通過し、その間に塗膜の乾燥が終了するようにし
て、垂直配向塗膜を得ることができる。すなわち、本発
明においては、最初の異極対向磁石は、強い垂直方向の
配向磁場を発生させ、磁性体の磁化容易軸を垂直方向に
配向させる役割をしている。また、次の片側だけの同極
の磁石を配置している部分は、一度配向した磁性体を乱
れることなく、配向状態を保持させる目的であり、塗膜
がこの部分を通過する間に磁性体が動かない程度に乾燥
させる。なお、この部分は、配向磁石が片側にのみ存在
しているため、乾燥は、制約を受けることなく十分に制
御され、適切な乾燥硬化を行うことができる。
まず異極対向磁石の間を未乾燥の塗膜を通過させること
により、磁性体の磁化容易軸を塗膜面に垂直の方向に配
向させ、その後片側だけ同極の配向磁石が配置された部
分を通過し、その間に塗膜の乾燥が終了するようにし
て、垂直配向塗膜を得ることができる。すなわち、本発
明においては、最初の異極対向磁石は、強い垂直方向の
配向磁場を発生させ、磁性体の磁化容易軸を垂直方向に
配向させる役割をしている。また、次の片側だけの同極
の磁石を配置している部分は、一度配向した磁性体を乱
れることなく、配向状態を保持させる目的であり、塗膜
がこの部分を通過する間に磁性体が動かない程度に乾燥
させる。なお、この部分は、配向磁石が片側にのみ存在
しているため、乾燥は、制約を受けることなく十分に制
御され、適切な乾燥硬化を行うことができる。
本発明において、前述の配向磁石の配置には、次の4種
類が考えられ、それぞれ特有の効果を有する。
類が考えられ、それぞれ特有の効果を有する。
まず、片側だけに配置する磁石の位置は、塗膜面側にあ
る場合と、反対面(ベースフィルム)側にある場合に分
けられる。これは、乾燥を制御する際、塗膜面から熱
風、赤外線、紫外線および電子線等を当てた方が良い場
合と、反対面から当てた方が良い場合とがあるためであ
る。塗膜面から当てる方が一般的に乾燥の効率が良く多
く用いられるが、反対面から当てた方が塗膜表面の皮張
りを防止でき、平滑な表面を得ることができることがあ
る。何れの場合も本発明は前述のように対応できる。
る場合と、反対面(ベースフィルム)側にある場合に分
けられる。これは、乾燥を制御する際、塗膜面から熱
風、赤外線、紫外線および電子線等を当てた方が良い場
合と、反対面から当てた方が良い場合とがあるためであ
る。塗膜面から当てる方が一般的に乾燥の効率が良く多
く用いられるが、反対面から当てた方が塗膜表面の皮張
りを防止でき、平滑な表面を得ることができることがあ
る。何れの場合も本発明は前述のように対応できる。
次に、異極対向磁石とそれに続く片側だけに配置する磁
石の極性の組合せて2種類に分けられる。その第1の種
類は、対向磁石と片側に配置する磁石の極性を同一とす
るものであり、第2の種類は、対向磁石と片側に配置す
る磁石の極性を反対とするものである。
石の極性の組合せて2種類に分けられる。その第1の種
類は、対向磁石と片側に配置する磁石の極性を同一とす
るものであり、第2の種類は、対向磁石と片側に配置す
る磁石の極性を反対とするものである。
第1の種類の組合せによれば、得られる塗膜の磁性体
は、片側に配置した磁石側へ乾燥前に引き寄せられ、塗
膜の深さ方向に分布を形成する。したがって、片側に配
置した磁石が塗膜面側に位置する場合、磁性体は、塗膜
表面方向に引き付けられる。ベースフィルム面に近い塗
膜部分は、樹脂成分が多くなるため塗膜付着力が向上
し、塗膜表面近傍は、磁性体が密となり、高密度記録に
適した磁気特性となる。耐久性については、さらに、潤
滑剤を塗布することにより大きく向上する。磁性体が表
面層に密であることは、表面が多孔質なことを意味して
いるため非常に有効である。
は、片側に配置した磁石側へ乾燥前に引き寄せられ、塗
膜の深さ方向に分布を形成する。したがって、片側に配
置した磁石が塗膜面側に位置する場合、磁性体は、塗膜
表面方向に引き付けられる。ベースフィルム面に近い塗
膜部分は、樹脂成分が多くなるため塗膜付着力が向上
し、塗膜表面近傍は、磁性体が密となり、高密度記録に
適した磁気特性となる。耐久性については、さらに、潤
滑剤を塗布することにより大きく向上する。磁性体が表
面層に密であることは、表面が多孔質なことを意味して
いるため非常に有効である。
逆に、片側に配置した磁石が塗膜裏面(ベースフィル
ム)側に位置する場合、磁性体は、ベースフィルム側に
引き寄せられ、塗膜表面は、樹脂成分が多くなる。これ
は、樹脂の保護層を形成させたことと類似の効果があ
り、塗膜の耐久性が大きく向上する。
ム)側に位置する場合、磁性体は、ベースフィルム側に
引き寄せられ、塗膜表面は、樹脂成分が多くなる。これ
は、樹脂の保護層を形成させたことと類似の効果があ
り、塗膜の耐久性が大きく向上する。
次に、第2の種類の場合、一度対向磁石で磁化された磁
性体は、片側に配置した磁石によって斥力を受け、遠の
こうとする。この時、片側に配置する磁石の強さが、磁
性体を十分磁化する程大であると、磁性体の磁化は、瞬
時に反転し、前述の場合と同様に磁性体は、磁石側に引
き付けられる。斥力を発揮させるには、片側に配置する
磁石の磁場を磁性体の磁化を反転させる程強くなく、配
向の乱れを制御するのに必要なだけの強度に制御する必
要がある。この方法は、塗膜面側から乾燥手段(熱風
等)を当て、塗膜表面の磁性体密度を増す場合、また、
塗膜裏面(ベースフィルム面)側から乾燥手段を当て塗
膜表面の樹脂を密にしたい場合に適用できる。
性体は、片側に配置した磁石によって斥力を受け、遠の
こうとする。この時、片側に配置する磁石の強さが、磁
性体を十分磁化する程大であると、磁性体の磁化は、瞬
時に反転し、前述の場合と同様に磁性体は、磁石側に引
き付けられる。斥力を発揮させるには、片側に配置する
磁石の磁場を磁性体の磁化を反転させる程強くなく、配
向の乱れを制御するのに必要なだけの強度に制御する必
要がある。この方法は、塗膜面側から乾燥手段(熱風
等)を当て、塗膜表面の磁性体密度を増す場合、また、
塗膜裏面(ベースフィルム面)側から乾燥手段を当て塗
膜表面の樹脂を密にしたい場合に適用できる。
次に、このような本発明の原理に基づく垂直磁気記録媒
体の製造方法を実施するための具体的な装置の配置例に
ついて第1図から第4図のそれぞれを参照して説明す
る。
体の製造方法を実施するための具体的な装置の配置例に
ついて第1図から第4図のそれぞれを参照して説明す
る。
先ず、第1図は、本発明の第1の実施例である装置構成
を概略的に示しており、この装置構成においては、乾燥
炉における乾燥手段5Aは、磁気記録磁性層1の側に配置
され、片側同極磁石列手段としての磁石4Aは、ベース基
体としてのベースフィルム2の側に配置され、それら磁
石の極性は、異極対向磁石手段のベースフィルム2の側
に配置された磁石3Bと同極性とされている。この第1図
の装置の動作を簡単に説明しておくと、異極対向磁石3A
および3Bの前に配置された塗布手段(図示していない)
によって、ベースフィルム2表面に磁気記録磁性層1が
塗布される。次いで、これら磁気記録磁性層を塗布され
たベースフィルム2は、異極対向磁石3Aおよび3Bの間に
通されて、そこで、塗布された磁気記録磁性層1が未乾
燥であるときにその磁気記録磁性層中の磁性体の磁化容
易軸がベースフィルム2の表面に対して垂直な方向へ配
向させられる。次いで、ベースフィルム2は、乾燥炉中
へと通され、そこに乾燥手段5Aとは反対のベースフィル
ム2の側に配置された片側同極磁石列4Aによる磁界によ
り、前記磁性体の磁化容易軸の垂直方向への配向が保持
された状態において、乾燥手段5Aにより、前述の塗布さ
れた未乾燥の磁気記録磁性層1が完全に乾燥させられ
る。
を概略的に示しており、この装置構成においては、乾燥
炉における乾燥手段5Aは、磁気記録磁性層1の側に配置
され、片側同極磁石列手段としての磁石4Aは、ベース基
体としてのベースフィルム2の側に配置され、それら磁
石の極性は、異極対向磁石手段のベースフィルム2の側
に配置された磁石3Bと同極性とされている。この第1図
の装置の動作を簡単に説明しておくと、異極対向磁石3A
および3Bの前に配置された塗布手段(図示していない)
によって、ベースフィルム2表面に磁気記録磁性層1が
塗布される。次いで、これら磁気記録磁性層を塗布され
たベースフィルム2は、異極対向磁石3Aおよび3Bの間に
通されて、そこで、塗布された磁気記録磁性層1が未乾
燥であるときにその磁気記録磁性層中の磁性体の磁化容
易軸がベースフィルム2の表面に対して垂直な方向へ配
向させられる。次いで、ベースフィルム2は、乾燥炉中
へと通され、そこに乾燥手段5Aとは反対のベースフィル
ム2の側に配置された片側同極磁石列4Aによる磁界によ
り、前記磁性体の磁化容易軸の垂直方向への配向が保持
された状態において、乾燥手段5Aにより、前述の塗布さ
れた未乾燥の磁気記録磁性層1が完全に乾燥させられ
る。
第2図は、本発明の第2の実施例である装置構成を概略
的に示しており、この装置構成においては、乾燥炉にお
ける乾燥手段5Aは、磁気記録磁性層1の側に配置され、
片側同極磁石列手段としての磁石4Bは、ベース基体とし
てのベースフィルム2の側に配置されている点は、第1
図の実施例と同じである。しかしながら、この第2図の
実施例では、片側磁石4Bの極性は、異極対向磁石手段の
ベースフィルム2の側に配置された磁石3Bとは反対の極
性とされている。
的に示しており、この装置構成においては、乾燥炉にお
ける乾燥手段5Aは、磁気記録磁性層1の側に配置され、
片側同極磁石列手段としての磁石4Bは、ベース基体とし
てのベースフィルム2の側に配置されている点は、第1
図の実施例と同じである。しかしながら、この第2図の
実施例では、片側磁石4Bの極性は、異極対向磁石手段の
ベースフィルム2の側に配置された磁石3Bとは反対の極
性とされている。
第3図は、本発明の第3の実施例である装置構成を概略
的に示しており、この装置構成においては、乾燥炉にお
ける乾燥手段5Bは、ベースフィルム2の側に配置され、
片側同極磁石列手段としての磁石4Cは、磁気記録磁性層
1の側に配置され、それら磁石の極性は、異極対向磁石
手段の磁気記録磁性層1の側に配置された磁石3Aと同極
性とされている。
的に示しており、この装置構成においては、乾燥炉にお
ける乾燥手段5Bは、ベースフィルム2の側に配置され、
片側同極磁石列手段としての磁石4Cは、磁気記録磁性層
1の側に配置され、それら磁石の極性は、異極対向磁石
手段の磁気記録磁性層1の側に配置された磁石3Aと同極
性とされている。
第4図は、本発明の第4の実施例である装置構成を概略
的に示しており、この装置構成においては、乾燥炉にお
ける乾燥手段5Bは、ベースフィルム2の側に配置され、
片側同極磁石列手段としての磁石4Dは、磁気記録磁性層
1の側に配置され、それら磁石の極性は、異極対向磁石
手段の磁気記録磁性層1の側に配置された磁石3Aと反対
の極性とされている。
的に示しており、この装置構成においては、乾燥炉にお
ける乾燥手段5Bは、ベースフィルム2の側に配置され、
片側同極磁石列手段としての磁石4Dは、磁気記録磁性層
1の側に配置され、それら磁石の極性は、異極対向磁石
手段の磁気記録磁性層1の側に配置された磁石3Aと反対
の極性とされている。
第2図、第3図および第4図の装置の動作は、基本的に
は、第1図の装置の動作と同様であるので、繰り返し詳
述しない。
は、第1図の装置の動作と同様であるので、繰り返し詳
述しない。
最後に、本発明の製造装置よって実際に垂直磁気記録媒
体を作製した一具体例について説明する。
体を作製した一具体例について説明する。
塗料組成 六角板状バリウムフェライト(試作): 40% PKHH(ユニオンカーバイド社): 6% ニッポラン2304(日本ポリウレタン): 6% エチルセロソルブ: 4% MIBK: 20% MEK: 24% 配向条件 配向磁石:バリウムフェライト永久磁石 配向磁場:異極対向磁石間 4,000Oe 片側磁石(10mm上部) 600Oe 磁石長さ:異極対向磁石 15mm 片側磁石 1000mm 塗膜は、異極対向磁石間の中心を通過した後ベースフ
ィルム面側だけに配置した磁石の上10mmを通した。乾燥
は、熱風で行い、磁石上を通過する間に完了させた。
ィルム面側だけに配置した磁石の上10mmを通した。乾燥
は、熱風で行い、磁石上を通過する間に完了させた。
塗布条件 形式: ノズルアプリケーター 速度: 5m/分 幅: 150mm 塗布厚: 2μm ベースフィルム:ポリエチレンテレフタレート 75μ 以上のように、極めて垂直方向に異方性を有する塗膜を
得ることができた。
得ることができた。
なお、実施例では、配向磁石にバリウムフェライト永久
磁石を用いたが、他の材料の永久磁石、電磁石であって
もよいことは言うまでもない。
磁石を用いたが、他の材料の永久磁石、電磁石であって
もよいことは言うまでもない。
また、異極対向磁石と片側に配置する磁石との間隔、お
よび片側に配置する磁石同志の間隔は、零でもよいが、
絶対にあってはならないという訳ではなく、配向の乱れ
が許容できる範囲内であれば、適当な間隔を有しても支
障ない。磁石の磁場強度と共に、ケースバイケースで実
験により設定すればよい。
よび片側に配置する磁石同志の間隔は、零でもよいが、
絶対にあってはならないという訳ではなく、配向の乱れ
が許容できる範囲内であれば、適当な間隔を有しても支
障ない。磁石の磁場強度と共に、ケースバイケースで実
験により設定すればよい。
発明の効果 本発明の垂直磁気記録媒体の製造装置の構成によれば、
ベース基体に磁気記録磁性層を形成するための塗料組
成、乾燥条件等他の条件に制約を課すことなく、強力且
つ能率の良い垂直配向を達成することができる。
ベース基体に磁気記録磁性層を形成するための塗料組
成、乾燥条件等他の条件に制約を課すことなく、強力且
つ能率の良い垂直配向を達成することができる。
第1図は、本発明の第1の実施例である装置構成を示す
概略図、第2図は、本発明の第2の実施例である装置構
成を示す概略図、第3図は、本発明の第3の実施例であ
る装置構成を示す概略図、第4図は、本発明の第4の実
施例である装置構成を示す概略図である。 1……磁気記録磁性層、2……ベースフィルム、 3A、3B……異極対向磁石、 4A、4B、4C、4D……片側磁石、 5A、5B……乾燥手段。
概略図、第2図は、本発明の第2の実施例である装置構
成を示す概略図、第3図は、本発明の第3の実施例であ
る装置構成を示す概略図、第4図は、本発明の第4の実
施例である装置構成を示す概略図である。 1……磁気記録磁性層、2……ベースフィルム、 3A、3B……異極対向磁石、 4A、4B、4C、4D……片側磁石、 5A、5B……乾燥手段。
Claims (5)
- 【請求項1】ベース基体の表面に塗布された磁気記録磁
性層を有する垂直磁気記録媒体の製造装置において、前
記ベース基体の前記表面に前記磁気記録磁性層を塗布す
る手段と、前記塗布された磁気記録磁性層が未乾燥であ
るときに、その磁気記録磁性層中の磁性体の磁化容易軸
を前記ベース基体の前記表面に対して垂直な方向へ配向
させるため前記磁気記録磁性層の表面と前記ベース基体
の裏面とに対向してそれらを挟むようにして配置された
異極対向磁石手段と、該異極対向磁石手段を通過してく
る前記塗布された磁気記録磁性層をその磁気記録磁性層
およびベース基体のうちの一方の側から乾燥させるため
の乾燥手段と、前記磁気記録磁性層およびベース基体の
うちの他方の側のみに配置され前記乾燥手段によって前
記磁気記録磁性層が乾燥されつつある間前記異極対向磁
石手段による前記磁気記録磁性層中の磁性体の磁化容易
軸の垂直方向への配向を、乱すことなくそのまま保持し
うる程度の強度の磁界を付与するための片側同極磁石列
手段とを備えることを特徴とする製造装置。 - 【請求項2】前記乾燥手段は、前記磁気記録磁性層の側
に配置され、前記片側同極磁石列手段は、前記異極対向
磁石手段の前記ベース基体の側に配置された磁石と同極
性の磁石列からなる特許請求の範囲第(1)項記載の製
造装置。 - 【請求項3】前記乾燥手段は、前記磁気記録磁性層の側
に配置され、前記片側同極磁石列手段は、前記異極対向
磁石手段の前記ベース基体の側に配置された磁石と異極
性の磁石列からなる特許請求の範囲第(1)項記載の製
造装置。 - 【請求項4】前記乾燥手段は、前記ベース基体の側に配
置され、前記片側同極磁石列手段は、前記異極対向磁石
手段の前記磁気記録磁性層の側に配置された磁石と同極
性の磁石列からなる特許請求の範囲第(1)項記載の製
造装置。 - 【請求項5】前記乾燥手段は、前記ベース基体の側に配
置され、前記片側同極磁石列手段は、前記異極対向磁石
手段の前記磁気記録磁性層の側に配置された磁石と異極
性の磁石列からなる特許請求の範囲第(1)項記載の製
造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61185460A JPH0687305B2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | 垂直磁気記録媒体の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61185460A JPH0687305B2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | 垂直磁気記録媒体の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6342031A JPS6342031A (ja) | 1988-02-23 |
| JPH0687305B2 true JPH0687305B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=16171174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61185460A Expired - Lifetime JPH0687305B2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | 垂直磁気記録媒体の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687305B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0428015A (ja) * | 1990-05-24 | 1992-01-30 | Columbia Magune Prod Kk | 垂直磁気記録媒体の製造装置 |
| CA2141768A1 (en) * | 1994-02-07 | 1995-08-08 | Tatsuro Mizuki | High-strength ultra-fine fiber construction, method for producing the same and high-strength conjugate fiber |
| JP5031474B2 (ja) * | 2007-07-30 | 2012-09-19 | 日立マクセル株式会社 | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
| JP5043586B2 (ja) * | 2007-10-10 | 2012-10-10 | 日立マクセル株式会社 | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58203633A (ja) * | 1982-05-21 | 1983-11-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体の製法 |
| JPS60202542A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-14 | Saiteku Kk | 磁性塗料塗布装置のスム−ザ− |
-
1986
- 1986-08-07 JP JP61185460A patent/JPH0687305B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6342031A (ja) | 1988-02-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4587066A (en) | Method and apparatus for forming magnetic recording media | |
| JPH0687305B2 (ja) | 垂直磁気記録媒体の製造装置 | |
| US3413141A (en) | Method and apparatus for making oriented magnetic recording media | |
| US4678682A (en) | Process for producing magnetic recording medium | |
| US3222205A (en) | Recording tape | |
| JPS58203631A (ja) | 磁気記録媒体の製法 | |
| JPS58203633A (ja) | 磁気記録媒体の製法 | |
| US4861619A (en) | Method for producing magnetic recording medium | |
| JP3158606B2 (ja) | 磁気記録媒体の製造方法及びその装置 | |
| JPS6319933B2 (ja) | ||
| JPH02263323A (ja) | 磁気記録媒体の製造装置 | |
| JPH01185835A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPH0428015A (ja) | 垂直磁気記録媒体の製造装置 | |
| JPS60258730A (ja) | 垂直磁気記録媒体製造用磁場配向装置 | |
| JPS6341134B2 (ja) | ||
| JPH08221750A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPH0969228A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法及び装置 | |
| JPH05234073A (ja) | 磁気記録媒体の製造装置 | |
| JPH0344380B2 (ja) | ||
| JPH02252121A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPH02312017A (ja) | 垂直磁気記録媒体の配向装置 | |
| JPH0489623A (ja) | 垂直磁気記録媒体の製造法 | |
| JPS6063728A (ja) | 磁気デイスクの製造方法 | |
| JPH08203076A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPH01194131A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 |