JPH0687425B2 - 有機電解質電池 - Google Patents
有機電解質電池Info
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- JPH0687425B2 JPH0687425B2 JP60055498A JP5549885A JPH0687425B2 JP H0687425 B2 JPH0687425 B2 JP H0687425B2 JP 60055498 A JP60055498 A JP 60055498A JP 5549885 A JP5549885 A JP 5549885A JP H0687425 B2 JPH0687425 B2 JP H0687425B2
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- JP
- Japan
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- organic electrolyte
- electrolyte battery
- lithium
- battery
- diazabicyclo
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Primary Cells (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は有機電解質電池に関する。さらに詳しくは、
一般式(I) LiXFn (I) (式中、XはP、As、SbまたはBで、nはXがP、Asま
たはSbのとき6で、XがBのとき4である) で示されるルイス酸塩を溶質として用いた有機電解質溶
液の熱安定性を高め、貯蔵特性を向上させた有機電荷質
電池に関する。
一般式(I) LiXFn (I) (式中、XはP、As、SbまたはBで、nはXがP、Asま
たはSbのとき6で、XがBのとき4である) で示されるルイス酸塩を溶質として用いた有機電解質溶
液の熱安定性を高め、貯蔵特性を向上させた有機電荷質
電池に関する。
最近、有機電解質電池の電解質溶液(以下、電解液とい
う)の溶質として上記一般式(I)で示されるルイス酸
塩が有機溶媒への溶解性がよく、且つ高電導度で、しか
も過塩素酸系のものより安定性が高いことから注目され
ており、これに関して従来からも種々の提案がなされて
いる。たとえば、米国特許第3,607,020号明細書ではLiP
F6、LiASF6などの合成法が提案され、米国特許第3,907,
977号明細書ではCH3CNを用いたLiPF6、LiAsF6の高純度
品の合成法および精製法が提案されている。また米国特
許第3,639,174号明細書ではLi−A1負極/Cu2S電池系に
おいて、電解液としてLiPF6/プロピレンカーボネー
ト、LiPF6/ジメチルサルホキシドなどを用いた電池系
が提案されている。
う)の溶質として上記一般式(I)で示されるルイス酸
塩が有機溶媒への溶解性がよく、且つ高電導度で、しか
も過塩素酸系のものより安定性が高いことから注目され
ており、これに関して従来からも種々の提案がなされて
いる。たとえば、米国特許第3,607,020号明細書ではLiP
F6、LiASF6などの合成法が提案され、米国特許第3,907,
977号明細書ではCH3CNを用いたLiPF6、LiAsF6の高純度
品の合成法および精製法が提案されている。また米国特
許第3,639,174号明細書ではLi−A1負極/Cu2S電池系に
おいて、電解液としてLiPF6/プロピレンカーボネー
ト、LiPF6/ジメチルサルホキシドなどを用いた電池系
が提案されている。
しかしながら、本発明者らの実験によればLiPF6をプロ
ピレンカーボネート、1,3−ジオキソラン、テトラヒド
ロフラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、1,2−ジメ
トキシエタンなどの有機溶媒に溶解した電解液を用いた
リチウム有機電解質電池は、室温では良好な電池特性を
示すものの、60℃で貯蔵した場合、溶質であるLiPF6が
熱分分解てHF(フッ化水素)を生じ、このHFが電解液溶
媒の分解ないし重合を引き起こして著しく電池特性を低
下させるという問題がある。またLiPF6同様に前記一般
式(I)で示されるLiSbF6、LiAsF6、LiBF4などのルイ
ス酸塩も、LiPF6と同様に熱安定性面での問題があり、
高温で貯蔵した場合、熱分解して電解液溶媒の分解ない
しは重合を引き起こして電池特性を低下させるという問
題がある。
ピレンカーボネート、1,3−ジオキソラン、テトラヒド
ロフラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、1,2−ジメ
トキシエタンなどの有機溶媒に溶解した電解液を用いた
リチウム有機電解質電池は、室温では良好な電池特性を
示すものの、60℃で貯蔵した場合、溶質であるLiPF6が
熱分分解てHF(フッ化水素)を生じ、このHFが電解液溶
媒の分解ないし重合を引き起こして著しく電池特性を低
下させるという問題がある。またLiPF6同様に前記一般
式(I)で示されるLiSbF6、LiAsF6、LiBF4などのルイ
ス酸塩も、LiPF6と同様に熱安定性面での問題があり、
高温で貯蔵した場合、熱分解して電解液溶媒の分解ない
しは重合を引き起こして電池特性を低下させるという問
題がある。
この発明は上述した従来技術の問題点を解決するもの
で、前記一般式(I)で示されるルイス酸を溶質とする
電解液に少なくとも1つの1つのC=N結合と少なくと
も二つの環に共有される窒素を持つ二環性の三級アミン
を添加することによって、電解液の熱安定性を向上さ
せ、貯蔵中における電池性能の低下が少ない有機電解質
電池を提供したものである。
で、前記一般式(I)で示されるルイス酸を溶質とする
電解液に少なくとも1つの1つのC=N結合と少なくと
も二つの環に共有される窒素を持つ二環性の三級アミン
を添加することによって、電解液の熱安定性を向上さ
せ、貯蔵中における電池性能の低下が少ない有機電解質
電池を提供したものである。
本発明において、電解液の熱安定性を高めるために電解
液中に添加する二環性の三級アミンは、たとえば1,8−
ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン、1,5−ジ
アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−5−エン、あるいは、そ
れらの誘導体などである。
液中に添加する二環性の三級アミンは、たとえば1,8−
ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン、1,5−ジ
アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−5−エン、あるいは、そ
れらの誘導体などである。
上記は1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エ
ンは液状物質で、その構造式は次に示すとおりであり、 また1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノン−5−エンも液
状物質であって、その構造式は次に示すとおりであっ
て、 これらはC=N結合と二つの環に共用される窒素を有し
ている。
ンは液状物質で、その構造式は次に示すとおりであり、 また1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノン−5−エンも液
状物質であって、その構造式は次に示すとおりであっ
て、 これらはC=N結合と二つの環に共用される窒素を有し
ている。
そして、上記1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−
7−エン、1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノン−5−エ
ンなどの誘導体とは、それらの置換体や、分子内にC=
C結合を有するものなどである。たとえば1,8−ジアザ
ビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エンの3位と4位と
の間または4位と5位との間に二重結合を有する化合物
や、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン
の3位、4位または5位に、あるいは1,5−ジアザビシ
クロ〔4.3.0〕ノン−5−エンの8位にメチル基、エチ
ル基またはフェニル基などを有する化合物である。
7−エン、1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノン−5−エ
ンなどの誘導体とは、それらの置換体や、分子内にC=
C結合を有するものなどである。たとえば1,8−ジアザ
ビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エンの3位と4位と
の間または4位と5位との間に二重結合を有する化合物
や、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン
の3位、4位または5位に、あるいは1,5−ジアザビシ
クロ〔4.3.0〕ノン−5−エンの8位にメチル基、エチ
ル基またはフェニル基などを有する化合物である。
上記二環性の三級アミンは、たとえばLiPF6が電離して
生ずるLi+イオンと錯体を形成し、PF6-イオンの分解に
より生じたF-との反応によるLiFの生成を抑制して、電
解液を安定化させる。そして上記二環性の三級アミン
は、大きな分子であるため、二次電池化に際し正極活物
質として好用される二硫化チタン(TiS2)の層間に入り
にくく、またLiPF6などが分解してHFを生じた際にHFを
中和する塩基度を有しているので、少ない使用料でも電
解液を安定化させる。
生ずるLi+イオンと錯体を形成し、PF6-イオンの分解に
より生じたF-との反応によるLiFの生成を抑制して、電
解液を安定化させる。そして上記二環性の三級アミン
は、大きな分子であるため、二次電池化に際し正極活物
質として好用される二硫化チタン(TiS2)の層間に入り
にくく、またLiPF6などが分解してHFを生じた際にHFを
中和する塩基度を有しているので、少ない使用料でも電
解液を安定化させる。
この二環性の三級アミンは、多ければ多いほど、電解液
を安定化させる効果が大きく、その面からは添加量の多
い方が好ましいが、多すぎると低温での電導度や二次電
池にしたときの充放電特性を低下させるので、その添加
量としては一般式(I)で示されるルイス酸塩の0.2〜
2倍モルにするのが好ましい。
を安定化させる効果が大きく、その面からは添加量の多
い方が好ましいが、多すぎると低温での電導度や二次電
池にしたときの充放電特性を低下させるので、その添加
量としては一般式(I)で示されるルイス酸塩の0.2〜
2倍モルにするのが好ましい。
本発明において、電解質の溶質として用いる一般式
(I)で示されるルイス酸塩の具体例は、XがP(リ
ン)であるLiPF6(六フッ化リン酸リチウム)、XがSb
(アンチモン)であるLiPF6(六フッ化アンチモン酸リ
チウム)、XがAs(砒素)であるLiAsF6(六フッ化砒素
酸リチウム)、XがB(ホウ素)であるLiBF4(四フッ
化ホウ酸リチウム)である。そして、電解液はこれら一
般式(I)で示されるルイス酸塩をたとえばプロピレン
カーボネート、γ−ブチロラクトン、テトラヒドロフラ
ン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシ
エタン、1,2−ジエトキシエタン、1,3−ジオキソラン、
4−メチル−1,3−ジオキソランなどの有機溶媒の単独
または2種以上の混合溶媒に溶解し、それに前記の二環
性の三級アミンを添加するか、あるいは有機溶媒に前記
の二環性三級アミンを添加しておいてから、それに一般
式(I)で示されるルイス酸塩を溶解させることによっ
て調製される。要は電解液中に一般式(I)で示される
ルイス酸塩と安定剤として前記の二環性三級アミンが含
まれていればよく、前記二環性三級アミンと一般式
(I)で示されるルイス酸塩との添加の順序は問わな
い。なお、電解液中の一般式(I)で示されるルイス酸
塩の量は通常0.1〜3mol/dm3である。
(I)で示されるルイス酸塩の具体例は、XがP(リ
ン)であるLiPF6(六フッ化リン酸リチウム)、XがSb
(アンチモン)であるLiPF6(六フッ化アンチモン酸リ
チウム)、XがAs(砒素)であるLiAsF6(六フッ化砒素
酸リチウム)、XがB(ホウ素)であるLiBF4(四フッ
化ホウ酸リチウム)である。そして、電解液はこれら一
般式(I)で示されるルイス酸塩をたとえばプロピレン
カーボネート、γ−ブチロラクトン、テトラヒドロフラ
ン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシ
エタン、1,2−ジエトキシエタン、1,3−ジオキソラン、
4−メチル−1,3−ジオキソランなどの有機溶媒の単独
または2種以上の混合溶媒に溶解し、それに前記の二環
性の三級アミンを添加するか、あるいは有機溶媒に前記
の二環性三級アミンを添加しておいてから、それに一般
式(I)で示されるルイス酸塩を溶解させることによっ
て調製される。要は電解液中に一般式(I)で示される
ルイス酸塩と安定剤として前記の二環性三級アミンが含
まれていればよく、前記二環性三級アミンと一般式
(I)で示されるルイス酸塩との添加の順序は問わな
い。なお、電解液中の一般式(I)で示されるルイス酸
塩の量は通常0.1〜3mol/dm3である。
本発明の電池において、負極活物質としては、たとえば
リチウム、リチウム−アルミニウム、リチウム−鉛、リ
チウム−インジウム、リチウム−ガリウム−インジウ
ム、リチウム−マグネシウム、リチウム−亜鉛などのリ
チウム合金などが用いられ、正極活物質としては、たと
えば二硫化チタン(TiS2)、二硫化モリブテン(Mo
S2)、三硫化モリブデン(MoS3)、硫化ジルコニウム
(ZrS2)、二硫化ニオブ(NbS2)、三硫化リンニッケル
(NiPS3)、バナジウムセレナイド(VSe2)、硫化鉄、
酸化銅、フッ化炭素などが用いられる。特に二次電池化
に際しては、二硫化チタンが層状構造を有し、その中で
のリチウムの拡散定数が大きいことから、好用される。
リチウム、リチウム−アルミニウム、リチウム−鉛、リ
チウム−インジウム、リチウム−ガリウム−インジウ
ム、リチウム−マグネシウム、リチウム−亜鉛などのリ
チウム合金などが用いられ、正極活物質としては、たと
えば二硫化チタン(TiS2)、二硫化モリブテン(Mo
S2)、三硫化モリブデン(MoS3)、硫化ジルコニウム
(ZrS2)、二硫化ニオブ(NbS2)、三硫化リンニッケル
(NiPS3)、バナジウムセレナイド(VSe2)、硫化鉄、
酸化銅、フッ化炭素などが用いられる。特に二次電池化
に際しては、二硫化チタンが層状構造を有し、その中で
のリチウムの拡散定数が大きいことから、好用される。
つぎに、実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明す
る。
る。
実施例1 電解液として4−メチル−1,3−ジオキソラン57容量
%、1,2−ジメトキシエタン38容量%、1,8−ジアザビシ
クロ〔5.4.0)ウンデカ−7−エン5容量%からなる混
合溶媒にLiPF6を1mol/dm3となるように溶解した有機電
解質溶液を用い、負極にリチウム40原子%のリチウム−
アルミニウム合金、正極に二硫化チタンを正極活物質と
する成形合剤を用いて、第3図に示すようなリチウム有
機電解質電池を組み立てた。上記電解液において、1,8
−ジアザビシクロ〔5.4.0)ウンデカ−7−エンの量はL
iPF6の約0.3倍モルに相当する。
%、1,2−ジメトキシエタン38容量%、1,8−ジアザビシ
クロ〔5.4.0)ウンデカ−7−エン5容量%からなる混
合溶媒にLiPF6を1mol/dm3となるように溶解した有機電
解質溶液を用い、負極にリチウム40原子%のリチウム−
アルミニウム合金、正極に二硫化チタンを正極活物質と
する成形合剤を用いて、第3図に示すようなリチウム有
機電解質電池を組み立てた。上記電解液において、1,8
−ジアザビシクロ〔5.4.0)ウンデカ−7−エンの量はL
iPF6の約0.3倍モルに相当する。
第3図において、1は負極缶で、この負極缶1はステン
レス鋼製で表面にニッケルメッキが施されており、2は
ステンレス鋼製の負極側集電網で、上記負極缶1の内面
にスポット溶接されている。3は前述のリチウム−アル
ミニウム合金よりなる負極で、4は微孔性ポリプロピレ
ンフイルムよりなるセパレータである。5はポリプロピ
レン不織布よりなる電解液吸収体で、6は二硫化チタン
を正極活物質とする合剤をペレット状に加圧成形してな
る正極であり、7はステンレス鋼製の正極側集電網であ
る。8はステンレス鋼製で表面にニッケルメッキを施し
た正極缶で、9はポリプロピレン製の環状ガスケットで
ある。なお、この電池の負極の理論電気量は約30mAh
で、正極の理論電気量は13mAhである。
レス鋼製で表面にニッケルメッキが施されており、2は
ステンレス鋼製の負極側集電網で、上記負極缶1の内面
にスポット溶接されている。3は前述のリチウム−アル
ミニウム合金よりなる負極で、4は微孔性ポリプロピレ
ンフイルムよりなるセパレータである。5はポリプロピ
レン不織布よりなる電解液吸収体で、6は二硫化チタン
を正極活物質とする合剤をペレット状に加圧成形してな
る正極であり、7はステンレス鋼製の正極側集電網であ
る。8はステンレス鋼製で表面にニッケルメッキを施し
た正極缶で、9はポリプロピレン製の環状ガスケットで
ある。なお、この電池の負極の理論電気量は約30mAh
で、正極の理論電気量は13mAhである。
実施例2 電解液として4−メチル−1,3ジオキソラン58容量%、
1,2−ジメトキシエタン39容量%、1,5−ジアザビシクロ
〔4.3.0〕ノン−5−エン4容量%からなる混合溶媒にL
iPF6を1mol/dm3となるように溶解した有機電解質溶液を
用いたほかは実施例1と同様のリチウム有機電解質電池
を組み立てた。上記電解液において、1,5−ジアザビシ
クロ〔4.3.0〕ノン−5−エンの量はLiPF6は約0.3倍モ
ルに相当する。
1,2−ジメトキシエタン39容量%、1,5−ジアザビシクロ
〔4.3.0〕ノン−5−エン4容量%からなる混合溶媒にL
iPF6を1mol/dm3となるように溶解した有機電解質溶液を
用いたほかは実施例1と同様のリチウム有機電解質電池
を組み立てた。上記電解液において、1,5−ジアザビシ
クロ〔4.3.0〕ノン−5−エンの量はLiPF6は約0.3倍モ
ルに相当する。
比較例 電解液として4−メチル−1,3−ジオキソラン60容量%
および1,2−ジメトキシエタン40容量%からなる混合溶
媒にLiPF6を1mol/dm3となるように溶解した有機電解質
溶液を用いたほかは実施例1と同様のリチウム有機電解
質電池を組み立てた。
および1,2−ジメトキシエタン40容量%からなる混合溶
媒にLiPF6を1mol/dm3となるように溶解した有機電解質
溶液を用いたほかは実施例1と同様のリチウム有機電解
質電池を組み立てた。
上記実施例1〜2の電池および比較例の電池を60℃で貯
蔵し、貯蔵に伴なう10kHz内部抵抗変化と300Ω、5秒放
電後の閉路電圧変化を調べた。10kHz内部抵抗変化を第
1図に、閉路電圧変化を第2図に示す。なお、10kHzの
内部抵抗はほぼ電解液に依存する抵抗である。
蔵し、貯蔵に伴なう10kHz内部抵抗変化と300Ω、5秒放
電後の閉路電圧変化を調べた。10kHz内部抵抗変化を第
1図に、閉路電圧変化を第2図に示す。なお、10kHzの
内部抵抗はほぼ電解液に依存する抵抗である。
第1図に示すように、従来電池である比較例の電池で
は、貯蔵日数の増加に伴なって著しい内部抵抗増加が生
じたが、本発明の実施例1〜2の電池では、そのような
大きな内部抵抗増加が認められなかった。
は、貯蔵日数の増加に伴なって著しい内部抵抗増加が生
じたが、本発明の実施例1〜2の電池では、そのような
大きな内部抵抗増加が認められなかった。
また、第2図に示すように、本発明の実施例1〜2の電
池は、比較例の電池に比べて、貯蔵に伴なう閉路電圧の
低下が少なく、貯蔵特性が優れていた。
池は、比較例の電池に比べて、貯蔵に伴なう閉路電圧の
低下が少なく、貯蔵特性が優れていた。
なお、実施例では、一般式(I)で示されるルイス酸塩
として、LiPF6を用いた場合を示したが、本発明がLiAsF
6、LiSbF6,LiBF4などを用いる場合にも適用されること
はいうまでもない。
として、LiPF6を用いた場合を示したが、本発明がLiAsF
6、LiSbF6,LiBF4などを用いる場合にも適用されること
はいうまでもない。
また、実施例では、安定剤として1,8−ジアザビシクロ
〔5.4.0〕ウンデカ−7−エンと1,5ジアザビシクロ〔4.
3.0〕ノン−5−エンを添加する場合を示したが、これ
らの置換体や、分子内にC=C二重結合を有するものな
ど、これらの誘導体を用いる場合にも同様の効果を得る
ことができる。
〔5.4.0〕ウンデカ−7−エンと1,5ジアザビシクロ〔4.
3.0〕ノン−5−エンを添加する場合を示したが、これ
らの置換体や、分子内にC=C二重結合を有するものな
ど、これらの誘導体を用いる場合にも同様の効果を得る
ことができる。
以上説明したように、本発明では、安定剤として、少な
くとも1つのC=N結合と少なくとも1つの二つの環に
共用される窒素を持つ二環性の三級アミンを添加するこ
とにより、電解液の熱安定性を高めて、貯蔵特性の良好
な有機電解質電池を得ることができた。
くとも1つのC=N結合と少なくとも1つの二つの環に
共用される窒素を持つ二環性の三級アミンを添加するこ
とにより、電解液の熱安定性を高めて、貯蔵特性の良好
な有機電解質電池を得ることができた。
第1図は本発明の実施例1〜2の電池と比較例の電池の
貯蔵に伴う10kHz内部抵抗変化を示す図であり、第2図
は本発明の実施例1〜2の電池と比較例の電池の貯蔵に
伴う閉路電圧変化を示す図である。第3図は本発明に係
る有機電解質電池の一例を示す断面図である。 3…負極、4…セパレータ、6…正極
貯蔵に伴う10kHz内部抵抗変化を示す図であり、第2図
は本発明の実施例1〜2の電池と比較例の電池の貯蔵に
伴う閉路電圧変化を示す図である。第3図は本発明に係
る有機電解質電池の一例を示す断面図である。 3…負極、4…セパレータ、6…正極
Claims (4)
- 【請求項1】リチウムを含む負極と、正極を有し、溶質
が 一般式(I) LiXFn (I) (式中、XはP、As、SbまたはBで、nはXがP、Asま
たはSbのとき6で、XがBのとき4である) で示されるルイス酸塩で、溶媒が有機溶媒であり、かつ
安定剤として少なくとも1つのC=N結合と少なくとも
1つの二つの環に共有される窒素を持つ二環性の三級ア
ミンが添加された有機電解質溶液を用いたことを特徴と
する有機電解質電池。 - 【請求項2】二環性の三級アミンが1,8−ジアザビシク
ロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ
〔4.3.0〕ノン−5−エンおよびそれらの誘導体よりな
る群から選ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲
第1項記載の有機電解質電池。 - 【請求項3】一般式(I)で示されるルイス酸塩がLiPF
6である特許請求の範囲第1項または第2項記載の有機
電解質電池。 - 【請求項4】正極活物質が二硫化チタンである特許請求
の範囲第1項、第2項または第3項記載の有機電解質電
池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60055498A JPH0687425B2 (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 有機電解質電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60055498A JPH0687425B2 (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 有機電解質電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61214377A JPS61214377A (ja) | 1986-09-24 |
| JPH0687425B2 true JPH0687425B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=13000307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60055498A Expired - Lifetime JPH0687425B2 (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 有機電解質電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687425B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2582893B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1997-02-19 | 日立マクセル株式会社 | 有機電解液電池 |
| JP2007299695A (ja) * | 2006-05-02 | 2007-11-15 | Sony Corp | 非水電解液およびこれを用いた非水電解液電池 |
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| CN120784481B (zh) * | 2025-08-25 | 2025-11-25 | 武汉长光电源有限公司 | 一种铅酸蓄电池电解液复合添加剂、电解液及其制备方法 |
-
1985
- 1985-03-18 JP JP60055498A patent/JPH0687425B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61214377A (ja) | 1986-09-24 |
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