JPH06874B2 - プロピレン重合体組成物射出成形品 - Google Patents
プロピレン重合体組成物射出成形品Info
- Publication number
- JPH06874B2 JPH06874B2 JP3174399A JP17439991A JPH06874B2 JP H06874 B2 JPH06874 B2 JP H06874B2 JP 3174399 A JP3174399 A JP 3174399A JP 17439991 A JP17439991 A JP 17439991A JP H06874 B2 JPH06874 B2 JP H06874B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propylene polymer
- weight
- component
- polymer composition
- molded product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高度に透明性の改良さ
れたプロピレン重合体組成物射出成形品に関する。
れたプロピレン重合体組成物射出成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】アイソタクチックポリプロピレンは、実
用性能が優れる為に広い分野で簡便に利用されている
が、結晶性であるため、透明性が不良となって商品価値
を損ねる場合がある。この欠点を改善するのに、従来よ
り種々の核剤を添加する方法が試みられている。核剤と
しては、例えば芳香族カルボン酸のアルミニウム塩、芳
香族カルボン酸、芳香族リン酸金属塩、多価アルコール
とアルデヒドとの縮合物などが知られている。
用性能が優れる為に広い分野で簡便に利用されている
が、結晶性であるため、透明性が不良となって商品価値
を損ねる場合がある。この欠点を改善するのに、従来よ
り種々の核剤を添加する方法が試みられている。核剤と
しては、例えば芳香族カルボン酸のアルミニウム塩、芳
香族カルボン酸、芳香族リン酸金属塩、多価アルコール
とアルデヒドとの縮合物などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特に、1,3,2,4
‐ジベンジリデンソルビトールは比較的効果が大きい
が、未だ最近の高度な要求を満足するレベルに到達して
いない。また、1,3,2,4‐ジベンジリデンソルビ
トールよりも透明性の改良効果が大きい核剤としてジ‐
置換ベンジリデンソルビトールがあるが(特公昭55−
12460、特開昭56−30449、同56−304
50、同56−45934各号公報参照)、このものは
高価である上、多く用いるとブリードの問題を生じてく
るので、極力少量の添加で透明性の改良を果たす技術の
確立は是非必要な課題である。
‐ジベンジリデンソルビトールは比較的効果が大きい
が、未だ最近の高度な要求を満足するレベルに到達して
いない。また、1,3,2,4‐ジベンジリデンソルビ
トールよりも透明性の改良効果が大きい核剤としてジ‐
置換ベンジリデンソルビトールがあるが(特公昭55−
12460、特開昭56−30449、同56−304
50、同56−45934各号公報参照)、このものは
高価である上、多く用いるとブリードの問題を生じてく
るので、極力少量の添加で透明性の改良を果たす技術の
確立は是非必要な課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】〔発明の概要〕本発明
は、この課題に解決を与えることを目的としたものであ
り、プロピレン重合体に、特定のジ‐置換ベンジリデン
ソルビトールと特定の化合物を併用配合することにより
意外にも高度に透明性が改良された射出成形品が得られ
ることが判明して為されたものである。すなわち本発明
は、下記の(A)〜(C)成分を配合してなることを特
徴とするプロピレン重合体組成物射出成形品である。 (A) メルトフローレートが0.1〜100g/10
分のプロピレン重合体100重量部 (B) 次式で表される化合物0.01〜0.5重量部
は、この課題に解決を与えることを目的としたものであ
り、プロピレン重合体に、特定のジ‐置換ベンジリデン
ソルビトールと特定の化合物を併用配合することにより
意外にも高度に透明性が改良された射出成形品が得られ
ることが判明して為されたものである。すなわち本発明
は、下記の(A)〜(C)成分を配合してなることを特
徴とするプロピレン重合体組成物射出成形品である。 (A) メルトフローレートが0.1〜100g/10
分のプロピレン重合体100重量部 (B) 次式で表される化合物0.01〜0.5重量部
【0005】
【化2】 (式中、Rは炭素数1〜8のアルキル、同アルコキシ又
はハロゲンのいずれかであり、同一化合物中で異なって
いても良い。mおよびnはそれぞれ独立に0〜3の整数
で、かつm+n≧1である。) (C) 炭素数8〜30のアルキルアルコール0.01
〜1重量%
はハロゲンのいずれかであり、同一化合物中で異なって
いても良い。mおよびnはそれぞれ独立に0〜3の整数
で、かつm+n≧1である。) (C) 炭素数8〜30のアルキルアルコール0.01
〜1重量%
【0006】〔発明の具体的説明〕 本発明で用いる上記(A)成分であるプロピレン重合体
は、メルトフローレート(MFR)が0.1〜100g
/10分のものであり、結晶性のものにおいて、本発明
の効果が顕著に発揮される。具体的には、たとえば、プ
ロピレンの単独重合体のほか、過半数(好ましくは70
重量%以上)のプロピレンと他のα‐オレフィン(例え
ばエチレン、ブテン‐1、4‐メチルペンテン‐1、ヘ
キセン‐1等)とのランダム又はブロック共重合体が好
適である。MFRが上記以外のものは成形不良となって
好ましくない。また、本発明で用いる上記(B)成分で
あるジ‐置換ベンジリデンソルビトールは、次式で表さ
れる化合物である。
は、メルトフローレート(MFR)が0.1〜100g
/10分のものであり、結晶性のものにおいて、本発明
の効果が顕著に発揮される。具体的には、たとえば、プ
ロピレンの単独重合体のほか、過半数(好ましくは70
重量%以上)のプロピレンと他のα‐オレフィン(例え
ばエチレン、ブテン‐1、4‐メチルペンテン‐1、ヘ
キセン‐1等)とのランダム又はブロック共重合体が好
適である。MFRが上記以外のものは成形不良となって
好ましくない。また、本発明で用いる上記(B)成分で
あるジ‐置換ベンジリデンソルビトールは、次式で表さ
れる化合物である。
【0007】
【化3】 (式中、Rは炭素数1〜8のアルキル、同アルコキシ又
はハロゲンのいずれかであり、同一化合物中で異なって
いても良い。mおよびnはそれぞれ独立に0〜3の整数
で、かつm+n≧1である。)具体的には、Rとしてメ
チル、エチル、n‐プロピル、i‐プロピル、t‐ブチ
ル等のアルキル又はメトキシ、エトキシ、n‐プロポキ
シ等のアルコキシないしは塩素、臭素等のハロゲンが適
当である。更に、本発明で用いる上記(C)成分である
炭素数8〜30のアルキルアルコールとしては、ステア
リルアルコール、ラウリルアルコール等がある。
はハロゲンのいずれかであり、同一化合物中で異なって
いても良い。mおよびnはそれぞれ独立に0〜3の整数
で、かつm+n≧1である。)具体的には、Rとしてメ
チル、エチル、n‐プロピル、i‐プロピル、t‐ブチ
ル等のアルキル又はメトキシ、エトキシ、n‐プロポキ
シ等のアルコキシないしは塩素、臭素等のハロゲンが適
当である。更に、本発明で用いる上記(C)成分である
炭素数8〜30のアルキルアルコールとしては、ステア
リルアルコール、ラウリルアルコール等がある。
【0008】上記3成分の配合割合は、(A)成分のプ
ロピレン重合体100重量部に対して、(B)成分のジ
‐置換ベンジリデンソルビトールが0.01〜0.5重
量部、好ましくは0.05〜0.3重量部および(C)
成分の化合物が0.01〜1重量部、好ましくは0.0
1〜0.5重量部、特に好ましくは0.05〜0.5重
量部である。 (B)成分は高価であり、又量が多ければそれだけブリ
ードが問題となる可能性が高くなるので上記の如く少な
い量で用いるべきである。しかし、上記の量未満では効
果が不満足となる。また、(C)成分は上記量超過では
着色やブリードの原因となり、上記量未満では効果が低
過ぎる。
ロピレン重合体100重量部に対して、(B)成分のジ
‐置換ベンジリデンソルビトールが0.01〜0.5重
量部、好ましくは0.05〜0.3重量部および(C)
成分の化合物が0.01〜1重量部、好ましくは0.0
1〜0.5重量部、特に好ましくは0.05〜0.5重
量部である。 (B)成分は高価であり、又量が多ければそれだけブリ
ードが問題となる可能性が高くなるので上記の如く少な
い量で用いるべきである。しかし、上記の量未満では効
果が不満足となる。また、(C)成分は上記量超過では
着色やブリードの原因となり、上記量未満では効果が低
過ぎる。
【0009】本発明で用いる組成物には、他の成分とし
て、通常用いられる酸化防止剤、金属塩等の透明化助
剤、紫外線吸収剤、滑剤、帯電防止剤、分散剤、顔料、
透明化剤、ゲル化剤、分子量調整剤等を本発明の効果を
著しく損わない範囲で添加することができる。
て、通常用いられる酸化防止剤、金属塩等の透明化助
剤、紫外線吸収剤、滑剤、帯電防止剤、分散剤、顔料、
透明化剤、ゲル化剤、分子量調整剤等を本発明の効果を
著しく損わない範囲で添加することができる。
【0010】本発明で用いる組成物は、通常の混練方法
で製造することができる。すなわち、例えば(A)成分
のプロピレン重合体粉末に(B)成分および(C)成
分、更に必要に応じて酸化防止剤等他の添加剤を配合
し、ミキサー等で混合後、押出機にて溶融混練してペレ
ットとする。このペレットを用いて射出成形法により、
型物の成形品にする。もちろん上記のミキサー等で混合
した粉末物を直接に成形に供しても良い。また、上記
(B)または(C)成分のみを(A)成分に配合してペ
レットとした組成物に、(C)または(B)成分を付着
あるいは添加配合して成形に供する方法によっても良
い。
で製造することができる。すなわち、例えば(A)成分
のプロピレン重合体粉末に(B)成分および(C)成
分、更に必要に応じて酸化防止剤等他の添加剤を配合
し、ミキサー等で混合後、押出機にて溶融混練してペレ
ットとする。このペレットを用いて射出成形法により、
型物の成形品にする。もちろん上記のミキサー等で混合
した粉末物を直接に成形に供しても良い。また、上記
(B)または(C)成分のみを(A)成分に配合してペ
レットとした組成物に、(C)または(B)成分を付着
あるいは添加配合して成形に供する方法によっても良
い。
【0011】
【実施例】実施例1および比較例1〜5 (A)成分としてのプロピレン‐エチレンランダム共重
合体(MFR14g/10分、エチレン含量2.5重量
%)100重量部に対し、表1に示す如く、(B)成分
としてのジ‐置換ベンジリデンソルビトールおよび
(C)成分を酸化防止剤と共に配合し、スーパーミキサ
ーで混合後、30mm径押出機(230℃)でペレットに
した。このペレットを射出成形機(280℃)で100
×100×1各mmのシートに成形し、JIS−K671
4に準拠して、このシートの透明性(ヘイズ)を評価し
た。結果を表1に示す。表1中の名称の化合物は以下の
とおりである。 ゲルオールMD: 新日本理化社製、1,3,2,4‐
ジ(p‐メチルベンジリデン)ソルビトール。 St−OH: ステアリルアルコール(試薬)。
合体(MFR14g/10分、エチレン含量2.5重量
%)100重量部に対し、表1に示す如く、(B)成分
としてのジ‐置換ベンジリデンソルビトールおよび
(C)成分を酸化防止剤と共に配合し、スーパーミキサ
ーで混合後、30mm径押出機(230℃)でペレットに
した。このペレットを射出成形機(280℃)で100
×100×1各mmのシートに成形し、JIS−K671
4に準拠して、このシートの透明性(ヘイズ)を評価し
た。結果を表1に示す。表1中の名称の化合物は以下の
とおりである。 ゲルオールMD: 新日本理化社製、1,3,2,4‐
ジ(p‐メチルベンジリデン)ソルビトール。 St−OH: ステアリルアルコール(試薬)。
【0012】 表 1 No. (B)成分重量部 (C)成分重量部 ヘイズ ゲルオールMD St‐OH (%) 比較例1 − − 40 〃 2 0.1 − 21 〃 3 0.15 − 14 〃 4 0.2 − 12 〃 5 − 0.1 41 実施例1 0.1 0.1 13
【0013】
【発明の効果】プロピレン重合体に特定のジ‐置換ベン
ジリデンソルビトールと特定のアルキルアルコールとを
配合することにより得られた本発明のプロピレン重合体
組成物射出成形品は、ジ‐置換ベンジリデンソルビトー
ルの添加を極力少量にして高度に透明性を改良すること
ができるので、高透明度の射出成形品を安価に製造する
ことができる。
ジリデンソルビトールと特定のアルキルアルコールとを
配合することにより得られた本発明のプロピレン重合体
組成物射出成形品は、ジ‐置換ベンジリデンソルビトー
ルの添加を極力少量にして高度に透明性を改良すること
ができるので、高透明度の射出成形品を安価に製造する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5:05 5:15)
Claims (1)
- 【請求項1】下記の(A)〜(C)成分を配合してなる
ことを特徴とするプロピレン重合体組成物射出成形品。 (A) メルトフローレートが0.1〜100g/10
分のプロピレン重合体100重量部 (B) 次式で表される化合物0.01〜0.5重量部 【化1】 (式中、Rは炭素数1〜8のアルキル、同アルコキシ又
はハロゲンのいずれかであり、同一化合物中で異なって
いても良い。mおよびnはそれぞれ独立に0〜3の整数
で、かつm+n≧1である。) (C) 炭素数8〜30のアルキルアルコール0.01
〜1重量%。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3174399A JPH06874B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | プロピレン重合体組成物射出成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3174399A JPH06874B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | プロピレン重合体組成物射出成形品 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4039082A Division JPS58157840A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | プロピレン重合体組成物射出成形品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04356551A JPH04356551A (ja) | 1992-12-10 |
| JPH06874B2 true JPH06874B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15977903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3174399A Expired - Lifetime JPH06874B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | プロピレン重合体組成物射出成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06874B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54149752A (en) * | 1978-05-17 | 1979-11-24 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Polyolefin resin composition for injection molding |
| JPS5630449A (en) * | 1979-08-21 | 1981-03-27 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Polypropylene composition |
| GB2076834B (en) * | 1980-05-30 | 1984-10-10 | El Paso Polyolefins | Propylene polymer and process for its preparation |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP3174399A patent/JPH06874B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04356551A (ja) | 1992-12-10 |
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