JPH0689308B2 - 断熱粘着テープ及びその製造方法 - Google Patents

断熱粘着テープ及びその製造方法

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JPH0689308B2
JPH0689308B2 JP2006633A JP663390A JPH0689308B2 JP H0689308 B2 JPH0689308 B2 JP H0689308B2 JP 2006633 A JP2006633 A JP 2006633A JP 663390 A JP663390 A JP 663390A JP H0689308 B2 JPH0689308 B2 JP H0689308B2
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heat
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adhesive tape
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典昭 松本
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NIHON GLASS FIBER INDUSTRIAL CO., LTD.
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NIHON GLASS FIBER INDUSTRIAL CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高温の気体又は液体を通す金属管の被覆やボ
イラーのパッキン等に使用される断熱粘着テープとその
製造方法に関するものである。
[従来の技術] 船舶や自動車等で使用される高温の気体又は液体を通す
金属管の被覆やボイラーのパッキン等には耐熱性、断熱
性、可撓性が要求されるため、アスベストやグラスファ
イバーにより形成された断熱粘着テープが使用されてい
る。このうちアスベストは、上記性能には優れるが人体
へ悪影響を及ぼすため、最近では、グラスファイバー製
の断熱粘着テープが多く使用されるようになってきてい
る。
従来、このグラスファイバー製の断熱粘着テープは、第
5図に示すように、グラスファイバーヤーン22,23で製
織された一枚のガラスクロス24の片面に粘着剤7と剥離
シート8とを設けて原反25を形成し、この原反25を同図
に鎖線で示すようにスリッティングして複数本の断熱粘
着テープに加工するという方法により製造されていた。
同断熱粘着テープの部分拡大図を第4図に示す。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記ガラスクロス24を構成するグラスファイ
バーヤーン22,23は真直ぐになろうとする力が強く、さ
らにその繊維同志が滑りやすいので、スリッティングし
たガラスクロス24の側縁部の切口や、図示しない貫通孔
を設けた場合には、その縁において、グラスファイバー
ヤーン22,23が第3図のようにほつれるという問題があ
った。特に、繊維本数や繊維径が大きく、従って太いグ
ラスファイバーヤーンを使用したときには、上記ほつれ
がひどく外観上や使用上の問題となっていた。
本発明の目的は、上記課題を解決し、側縁部の切口や貫
通孔の縁がほつれない断熱粘着テープとその製造方法を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、請求項1の断熱粘着テープ
は、グラスファイバーヤーンで製織されスリッティング
された二〜四枚のテープ状のガラスクロスが積層され、
該ガラスクロスの相互間が接着剤により接着されてなる
テープベースと、前記テープベースの少なくとも片面に
付着された粘着剤と、前記粘着剤の表面に貼着された剥
離シートとから構成した。
請求項2の断熱粘着テープは、請求項1記載の断熱粘着
テープにおいて、前記テープベースは貫通孔が形成され
ているものとした。
請求項3の断熱粘着テープの製造方法は、グラスファイ
バーヤーンで製織された二〜四枚の帯状のガラスクロス
を積層するとともに、該ガラスクロスの相互間を接着剤
により接着して原反ベースを形成する工程と、前記原反
ベースの少なくとも片面に粘着剤を付着させるとともに
該粘着剤の表面に剥離シートを貼着して原反を形成する
工程と、前記原反をスリッティングして複数本の断熱粘
着テープに加工する工程とから構成した。
請求項4の断熱粘着テープの製造方法は、グラスファイ
バーヤーンで製織された二〜四枚の帯状のガラスクロス
を積層するとともに、該ガラスクロスの相互間を接着剤
により接着して原反ベースを形成する工程と、該原反ベ
ースをスリッティングして複数本のテープベースに加工
する工程と、該テープベースの少なくとも片面に粘着剤
を付着させるとともに該粘着剤の表面に剥離シートを貼
着して断熱粘着テープを得る工程とから構成した。
[作用] 請求項1の断熱粘着テープによると、従来のテープに比
べて1/2〜1/4の厚さのガラスクロスを二〜四枚使用する
ので、該ガラスクロスを構成するグラスファイバーヤー
ンは従来より繊維本数や繊維径が小さく細いもので済
む。従って、該グラスファイバーヤーンが真直ぐになろ
うとする力は弱い。
さらに、上記二〜四枚のガラスクロスは接着剤により貼
り合わされ、両ガラスクロスを構成するグラスファイバ
ーヤーンは接着剤に固定されている。従って、スリッテ
ィングしたガラスクロスの側縁部の切口においてグラス
ファイバーヤーンが真直ぐにはねたり抜けたりしてほつ
れることはない。
請求項2の断熱粘着テープによると、請求項1の断熱粘
着テープの作用に加えて、テープベースに貫通孔を形成
した場合にも、その貫通孔の縁においてグラスファイバ
ーヤーンが真直ぐにはねたり抜けたりしてほつれること
がない。
請求項3の断熱粘着テープの製造方法によると、原反を
構成する二〜四枚のガラスクロスは接着剤により相互に
しっかりと貼り合わされているので、スリッティング工
程中に、該原反の切口においてグラスファイバーヤーン
が真直ぐにはねたり抜けたりしてほつれることはない。
請求項4の断熱粘着テープの製造方法によると、請求項
3の断熱粘着テープの製造方法と同様に、スリッティン
グ工程中に、該原反ベースの切口においてグラスファイ
バーヤーンが真直ぐにはねたり抜けたりしてほつれるこ
とはない。
[第一実施例] 以下、本発明を二枚のガラスクロスを使用して具体化し
た第一実施例について、第1図及び第2図を参照して説
明する。
まず、本実施例の断熱粘着テープ1を説明すると、第1
図に示すように、縦糸としてのグラスファイバーヤーン
2と、横糸としてのグラスファイバーヤーン3とが平織
で製織されてなる二枚のガラスクロス4が重ねられてい
る。これらガラスクロス4はスリッティングされた一定
の巾のテープ状に形成されている。また、両ガラスクロ
ス4は、所望の断熱粘着テープの略1/2の厚みを有し、
従ってこれらを構成するグラスファイバーヤーン2,3に
は繊維本数や繊維径が小さく細いものが使用されてい
る。よって、該グラスファイバーヤーン2,3は従来のも
のより柔軟性があり、真直ぐになろうとする力も弱い。
上記二枚のガラスクロス4は、その間に塗布された接着
剤5により接着されて一体化している。この接着剤5と
しては、ゴム系、ポリエステル系、ウレタン系その他の
各種耐熱性接着剤を例示することができる。
この一体化したガラスクロス4の下面には粘着剤7が付
着され、さらに該粘着剤7の下面には剥離シート8が貼
着されている。この粘着剤7としては、例えばアクリル
樹脂系のものが使用される。また、剥離シート8として
は、剥離剤を塗布したクラフト紙等を例示することがで
きる。
次に、本実施例の製造工程について第2図を参照して順
に説明する。
まず、グラスファイバーヤーン2,3で製織された、
所望の断熱粘着テープ1の厚さの略1/2の厚さを有する
二枚の帯状のガラスクロス4を、その相互間を接着剤5
により接着して原反ベース6を形成する。この原反ベー
ス6は、例えば巾が1m、長さが30〜50m程度のものであ
る。
この工程により、両ガラスクロス4を構成するグラスフ
ァイバーヤーン2,3の一本一本が、接着剤に固定され
る。
次に、前記原反ベース6の片面に粘着剤7を付着さ
せるとともに、該粘着剤7の表面に剥離シート8を設け
て原反9を形成する。
この工程では、原反ベース6に接着剤7を塗布してから
剥離シート8を貼り付けてもよいし、先に接着剤7を塗
布した剥離シート8を原反ベース6に貼り付けてもよ
い。
最後に、前記原反9を第2図に鎖線で示す箇所でス
リッティングすれば、複数本の断熱粘着テープ1が形成
される。一般に、テープ巾は10〜100mmである。このス
リッティングは公知のスリッティング装置により行われ
る。
上記製造方法によれば、二枚のガラスクロス4を構成す
るグラスファイバーヤーン2,3が細く柔軟で、真直ぐに
なろうとする力が弱いことに加え、該グラスファイバー
ヤーン2,3が一本一本接着剤に固定されていることか
ら、スリッティングしたガラスクロス4の側縁部の切口
において、縦糸のグラスファイバーヤーン2が真直ぐに
はねたり抜けたりしてほつれることはない。
次に、別の製造方法について説明する。
この製造方法は、原反ベース6を形成するまでは上記製
造方法と同様であるが、該原反ベース6を先にスリッテ
ィングして複数本のテープベース10に加工した後、この
テープベース10の片面に粘着剤7を付着させ、該粘着剤
7の表面に剥離シート8を貼着するという工程をとる点
において上記製造方法と相違する。作用効果について
は、上記製造方法とほとんど同じである。
[第二実施例] 第3図に示す第二実施例は、前記テープベース10に例え
ば打抜き加工等により貫通孔11が形成されていることに
おいてのみ第一実施例と相違する。
本実施例の断熱粘着テープ21は、設けられた貫通孔11の
縁においても、グラスファイバーヤーン2,3が真直ぐに
はねたり抜けたりしてほつれることがない。また、この
貫通孔11にボルト等の連結金具等を通すことによつてフ
ランジ等の断熱粘着テープとして使用できる。その他の
作用効果は第一実施例と同様である。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
(1)ガラスクロスは二枚に限定されず三枚又は四枚を
積層接着してもよい。但し、ガラスクロスを五枚以上積
層接着させると、製造上の手間がかかり過ぎコストアッ
プとなること、出来上がった断熱粘着テープに柔軟性が
乏しくなること等の不具合が生じるので、本発明におい
ては二〜四枚とした。
(2)各ガラスクロスの厚みは必ずしも同じでなくても
よい。
(3)ガラスクロスの織目の形態は問わない。
(4)テープベース又は原反ベースの両面に粘着剤を付
着させたタイプとしてもよい。
[発明の効果] 請求項1の断熱粘着テープは上記の通り構成されている
ので、断熱粘着テープの側縁部がほつれず、使用上及び
外観上の不具合を生じさせない。
請求項2の断熱粘着テープは、上記効果に加えて断熱粘
着テープの貫通孔の縁部もほつれない。
請求項3及び請求項4の断熱粘着テープの製造方法によ
れば、ガラスクロス等からなる原反又は原反ベースをス
リッティングしてもその切口のグラスファイバーヤーン
が真直ぐにはねたり抜けたりしてほつれることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の断熱粘着テープの斜視
図、第2図は同製造工程を示す斜視図、第3図は第二実
施例の断熱粘着テープの斜視図、第4図は従来の断熱粘
着テープの斜視図、第5図は従来の製造工程を示す斜視
図である。 1,21……断熱粘着テープ、 2,3……グラスファイバーヤーン、 4……ガラスクロス、 5……接着剤、6……原反ベース、 7……粘着剤、8……剥離シート、 9……原反、10……テープベース、 11……貫通孔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グラスファイバーヤーン(2,3)で製織さ
    れスリッティングされた二〜四枚のテープ状のガラスク
    ロス(4)が積層され、該ガラスクロス(4)の相互間
    が接着剤(5)により接着されてなるテープベース(1
    0)と、前記テープベース(10)の少なくとも片面に付
    着された粘着剤(7)と、前記粘着剤(7)の表面に貼
    着された剥離シート(8)とからなる断熱粘着テープ。
  2. 【請求項2】前記テープベース(10)には貫通孔(11)
    が形成されている請求項1記載の断熱粘着テープ。
  3. 【請求項3】グラスファイバーヤーン(2,3)で製織さ
    れた二〜四枚の帯状のガラスクロス(4)を積層すると
    ともに、該ガラスクロス(4)の相互間を接着剤(5)
    により接着して原反ベース(6)を形成する工程と、前
    記原反ベース(6)の少なくとも片面に粘着剤(7)を
    付着させるとともに該粘着剤(7)の表面に剥離シート
    (8)を貼着して原反(9)を形成する工程と、前記原
    反(9)をスリッティングして複数本の断熱粘着テープ
    (1)に加工する工程とからなる断熱粘着テープの製造
    方法。
  4. 【請求項4】グラスファイバーヤーン(2,3)で製織さ
    れた二〜四枚の帯状のガラスクロス(4)を積層すると
    ともに、該ガラスクロス(4)の相互間を接着剤(5)
    により接着して原反ベース(6)を形成する工程と、該
    原反ベース(6)をスリッティングして複数本のテープ
    ベース(10)に加工する工程と、該テープベース(10)
    の少なくとも片面に粘着剤(7)を付着させるとともに
    該粘着剤(7)の表面に剥離シート(8)を貼着して断
    熱粘着テープ(1)を得る工程とからなる断熱粘着テー
    プの製造方法。
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