JPH0689325B2 - 保冷剤 - Google Patents

保冷剤

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JPH0689325B2
JPH0689325B2 JP61150012A JP15001286A JPH0689325B2 JP H0689325 B2 JPH0689325 B2 JP H0689325B2 JP 61150012 A JP61150012 A JP 61150012A JP 15001286 A JP15001286 A JP 15001286A JP H0689325 B2 JPH0689325 B2 JP H0689325B2
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rubber
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正支 渡辺
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住友化学工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、保冷剤に関する。
<従来の技術> 氷まくら又生鮮食料品の保冷等の用途、に熱可塑性樹脂
および/またはゴム等の成型基材に高吸水性樹脂を混合
・成型した複合体に、保冷液を吸収・膨潤させてなる保
冷剤が用いられている。
このような保冷剤は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等
の合成樹脂製あるいはゴム製の袋内に充填した形の蓄冷
具として使用されることが多い。そしてかかる蓄冷具の
製法としては、上記の複合体と保冷液を袋内に挿入し、
所定時間放置して該複合体に保冷液を吸収・膨潤させて
作る方法が効率的である。
<発明が解決しようとする問題点> しかるに該複合体として、保冷液中で均等に膨張しない
もの、すなわち縦、横等方向により膨張倍率のことなる
ものを用いると、上述の蓄冷具の製造において、製品の
歩留の低下等、種々の問題点が生じ生産効率の低下を招
く。均等に膨張しないため膨張後の該複合体が袋とよく
適合せず、袋内にすきまが生じたりするからである。
本発明者等は、均一に膨張しない原因について種々検討
した結果、逢複合体を成型する際に配向等による歪を少
くする成型法を採用することによって均等に膨張するこ
とを見出した。
すなわち、熱可塑性樹脂および/またはゴムに高吸水性
樹脂を混合してなる複合体は、各々単独の熱可塑性樹脂
やゴムに比べ、一般に成型時における流れ性が著るしく
低下するため、成型時の配向等による歪が大きいが、こ
の歪を少くする成型法を採用することによって均等に膨
張することになるのである。
本発明者はさらに配向等による成型品の歪をすくなくす
る成型法について種々検討した結果、押出成型法が最も
すぐれていることを見出し本発明に至った。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、成型基材に高吸水性樹脂を混合してなる複合
体を、水等の保冷液に浸漬・膨潤させてなる保冷剤にお
いて、該複合体として均等に膨張するものを用いた保冷
剤を提供する。
本発明における複合体とは、成型基材に高吸水性樹脂を
混合してなるものである。
成型基材は、熱可塑性樹脂および/またはゴムからなる
ものが好ましく使用できる。
ここで熱可塑性樹脂としては、たとえば、エチレン−酢
酸ビニル共重合体もしくはそのケン化物、塩素化ポリエ
チレン、スルホン化ポリエチレン、エチレン−アクリル
酸共重合体、スチレン−イソプレン−スチレン−ブロッ
クコポリマー(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレ
ンブロックポリマー(SBS)、ポリ塩化ビニル、塩化ビ
ニル共重合体などがあげられる。また、ゴムとしては、
たとえば天然ゴムのほか、クロロプレン、エチレン−プ
ロピレン系共重合体、ポリブタジエン、ポリイソプレ
ン、スチレン−ブタジエン共重合体、シリコンゴム、ウ
レタンゴムなどの各種合成ゴムがあげられる。なお、ゴ
ムを用いる場合には、通常の無機質充填剤(たとえば、
クレー、シリカ、炭酸カルシウム)、加硫剤(たとえ
ば、粉末硫黄、パーオキサイド)、加硫促進剤(たとえ
ばチウラム系、チアゾール系、ジチオカルバミン酸塩
系)、老化防止剤などを添加する必要がある。その他必
要に応じて、着色剤、発泡剤、防腐剤、防カビ剤、香
料、界面活性剤などを配合してもよい。
また、本発明に用いられる高吸水性樹脂としては、水に
不溶であり、自重の80〜1000倍の範囲の吸水能力を持つ
ものが使用でき、たとえば、酢酸ビニル−アクリル酸エ
ステル共重合体ケン化物、イソブチレン−無水マレイン
酸共重合体変成物の架橋体の塩、架橋構造を有するポリ
アクリル酸(塩)、澱粉−アクリル酸共重合体の塩、ポ
リエチレンオキサイドの変成物、架橋ポリアクリルアミ
ドまたはその変成物、架橋ポリビニルアルコールなどが
あげられる。しかしながら、高吸水性樹脂の吸水後にお
けるゲル強度が強く、ゲルの腐敗がなく、また長期耐久
性が必要であり、前記のうち、酢酸ビニル−アクリル酸
エステル共重合体ケン化物またはイソブチレン−無水マ
レイン酸共重合体変成物の架橋体の塩が好ましく使用さ
れる。
該複合体に含まれる高吸水性樹脂の使用量は使用目的に
よって異なるが30〜70重量%の範囲が好ましい。
該複合体は、保冷液中で均等に膨張するものであるが、
その製法としては押出成型法が最もすぐれている。
押出成型法におけるスクリューおよびダイスの構造は、
通常の熱可塑性樹脂の成型等に用いられているものであ
れば特に制限なく使用できる。
本発明に使用される保冷液としては、水または水に氷点
降下物質を添加したもの等があげられる。
氷点降下物質としては、1価又は2価以上のアルコール
等があげられるが、特に1価又は2価以上のアルコール
及び尿素からなるものが、保冷剤の固塊化を防止し、保
形性と柔軟性を保つために好ましく用いられる。
ここでアルコール類とは、通常不凍液として用いられて
いる、1価、2価、3価および多価アルコールであり、
たとえば、エタノール、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ペ
タタエリストールなどがあげられるが、エチレングリコ
ール、プロピレングリコールが好ましい。
水に対する氷点降下物質の添加割合は、目的とする氷点
降下温度や使用する保冷温度の関係で決められるが、通
常は水100重量部に対し、アルコール類5〜80重量部お
よび尿素5〜100重量部の範囲が柔軟性、保形性を保つ
ためには好ましい。
<効果> 本発明の保冷剤は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等の
合成樹脂製あるいはゴム製の袋内に充填されて、蓄冷具
として用いられる。
かかる蓄冷具は、前記複合体と保冷液を袋内に挿入し、
開口部を密封し、所定時間放置する。という効率のよい
方法により作ることができる。そして本発明における複
合体は均等に膨張するものであるから、膨潤した後の複
合体は袋とよく適合する。
該複合体は各方向の長さに比例して膨潤すからである。
その結果製品の歩留が向上して、さらに生産効率が向上
する。
かくして得られた保冷剤は、上記の方法等によって蓄冷
具として用いることができ、冷蔵庫などによって冷却す
れば、氷まくら、野菜、飲食料、魚貝類などの簡易保冷
剤として極めて広い分野の保冷のため繰返して使用する
ことができる。
<実施例> 以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明する
が、これによって、本発明の範囲が限定されるものでは
ない。
なお、例中に部とあるのは、重量部を示す。また例中に
膨張倍率・膨張比とあるのは、以下の定義に基づくもの
である。
Wo=乾燥した試料重量 W=乾燥試料(大きさ20×20×2mmのもの)を20℃の保
冷液に72時間浸漬した後の重量、 MD=20℃×72時間後のたて方向の長さ(cm) TD=20℃×72時間後のよこ方向の長さ(cm) 実施例1 スチレン系熱可塑性エラストマー(ソルプレン T−47
5、旭化成社品)100部と高吸水性樹脂(スミカゲル SP
−520、住友化学社品)100部をオープンロールで混練し
たのち、ペレットにし、一軸60mmφ押出機(ハンガーコ
ートダイ)で樹脂温度185℃で成形し、幅:20mm、厚さ:2
mmの押出しシートを得た。
あらかじめ、調製した15%エチレングリコールの水溶液
500gに、上記の水膨張性の成形基材を浸漬し、20℃で、
72時間放置したのち、膨張倍率および膨張比を測定し
た。
得られた結果を表−1に示した。
実施例2 スチレン系熱可塑性エラストマー(カリフレックス TR
1112、シエル化学社品)100部と高吸水性樹脂(KIゲル2
01K、平均粒径:8μ、クラレイソプレンケミカル社品)1
00部を用い、実施例1と同様にして、幅:20mm、厚さ:2m
mの押出しシートを得た。
上記で得られた水膨張性の成形基材を用い、実施例1と
同様にして、20℃で72時間放置後の膨張倍率および膨張
比を測定した。得られた結果を表−1に示した。
実施例3 スチレン系熱可塑性エラストマーに変え、エチレン−酢
酸ビニル共重合体(エバテート 5011、住友化学社品)
を使用したほかは、実施例と同様にして、幅:20mm、厚
さ:2mmの押出しシートを得た。
上記で得られた水膨張性の成形基材を用い、実施例1と
同様にして、20℃で72時間放置後の膨張倍率および膨張
比を測定した。
得られた結果を表−1に示した。
実施例4 実施例2で用いたカリフレックス TR1112を50部と実施
例8で用いたエバテート 5011を50部用い、高吸水性樹
脂(スミカゲル SP−520、住友化学社品)100部を用い
たほかは実施例1と同様にして、幅:20mm、厚さ:2mmの
押出しシートを得、20℃で72時間放置後の膨張倍率およ
び膨張比を測定した。
得られた結果を表−1に示した。
実施例5 高吸水性樹脂(スミカゲル SP−520)200部を下記の配
合と共に、オープンロールで約15分間混練し、未加硫ゴ
ム複合体を得た。上記未加硫ゴム複合体を70mmφのゴム
用押出機(板ダイス)を用いて、幅:20mm、厚さ:2mmの
押出しシートを得、続いて加硫釜を用いて、140℃で8
時間加硫を行つた実施例1と同様にして、20℃で72時間
後の膨張倍率および膨張比を測定した。
得られた結果を表−1に示した。
実施例6 実施例1の方法により一軸70mmφ押出機(ハンガーコー
トダイ)を用い、幅:83mm、長さ:140mm、厚さ:5mmの押
出しシートを得た。
あらかじめ、ポリ塩化ビニール製袋(内寸、285×175m
m)に15%エチレングリコールの水溶液600gを入れた保
冷液を準備し、上記で得られた押出しシートを挿入し、
20℃で膨張させた。約3日後には、ポリ塩化ビニール製
袋の中で均等に膨張し、270×165mm、厚さ:10mmになっ
た。
比較例1 実施例1と同様な配合により、ペレットをつくり3.5オ
ンス射出成形機(日精樹脂製)を用いて、樹脂温度:140
℃、射出圧:80Kg/cm2、金型冷却温度:15℃、テストピー
ス(40mm×60mm、厚さ2mm)を作成した。得られたテス
トピースを用いて、大きさ20mm×20mmにカッテングし、
実施例1と同様にして、20℃で72時間放置したのち、膨
張倍率および膨張比を測定した。得られた結果を表−1
に示した。
比較例2 実施例2と同様な配合により、ペレットをつくり、比較
例1の射出成形条件でテストピースを作成した。
得られたテストピースを用いて、実施例1と同様にして
20℃で72時間放置後の膨張倍率および膨張比を測定し
た。
得られた結果を表−1に示した。
比較例3 比較例1で製造したペレットを用い、8オンス射出成形
機を用いて、樹脂温度:145℃、射出圧:100Kg/cm2、金型
冷却温度:15℃でテストピース(83mm×140mm、厚さ:5m
m)を作成した。得られたテストピースを用い、実施例
6と同様にして15%エチレングリコールの水溶液の入っ
た中に挿入し、約3日後の膨張の状態を調べた結果、均
等に膨張しなく、240mm×164mm、厚さ:8mmになった。
これを冷蔵庫に入れ−20℃で24時間冷却したが、成形体
はポリ塩化ビニール製袋全体に膨張しなかった。また手
で持ち運び中に片寄りが生じたり、水の散策が起こり、
氷まくらとしては必ずしも適当でなかった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成型基材に高吸水性樹脂を混合してなり均
    等に膨張する複合体を、保冷液に浸漬・膨張させてなる
    保冷剤。
  2. 【請求項2】複合体として押出成型法により作られたも
    のを用いる特許請求の範囲第1項の保冷剤。
JP61150012A 1986-06-26 1986-06-26 保冷剤 Expired - Lifetime JPH0689325B2 (ja)

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JPS636080A JPS636080A (ja) 1988-01-12
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