JPH069029B2 - デイジタル信号処理プロセツサ - Google Patents

デイジタル信号処理プロセツサ

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JPH069029B2
JPH069029B2 JP61033179A JP3317986A JPH069029B2 JP H069029 B2 JPH069029 B2 JP H069029B2 JP 61033179 A JP61033179 A JP 61033179A JP 3317986 A JP3317986 A JP 3317986A JP H069029 B2 JPH069029 B2 JP H069029B2
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政雄 飯田
利夫 寿福
森  義一
彰 野村
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ディジタル信号処理プロセッサ(以下、DS
Pという)に関するものである。
(従来の技術) DSPは、アナログ信号からディジタル信号に変換され
た処理対象信号に対して所定のディジタル演算を施す装
置である。ディジタル信号処理の利点としては、高精度
化や、非線形処理、多重化処理、適応制御等が容易にな
ること、温度変化や経年変化に対して安定性が向上する
こと、製造や検査工程の簡易化が図れること等があげら
れる。
従来、このような分野の技術としては、例えば、次のよ
うな文献に記載されるものがあった。
文献1;特開昭56-101266号公報 文献2;「マイクロシステム コンポーネント ハンド
ブック(MICROSYSTEM COMPONENTS HANDBOOK)」、(195
4)インテル社(米)P.4-52〜4-75 文献1に記載されたDSPは、プログラムを格納する読
出し専用メモリ、データを格納するデータメモリ、シフ
ト回路、加減算器、及び累算用レジスタ等を備えてい
る。そして、内部の演算データ形式として固定小数点形
式を採用すると共に、ディジタル信号処理演算に必要な
積和演算の演算能力を強化するために、並列型乗算回路
を内蔵した構成になっている。
また、文献2には、浮動小数点形式を採用した数値演算
プロセッサ80287(インテル社製)の技術が記載されて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のDSPでは、次のような問題点
(1),(2)があった。
(1)文献1のDSPにおいて、適応制御等で係数の時
間変化の動作を必要とする場合、係数用の読出し専用メ
モリは随時、係数の更新ができないので、該メモリを使
用できない。そのため、プログラムのステップが増加し
たり、データメモリの記憶領域が無駄に使用される原因
になっていた。
さらに、この種のDSPでは、内部の演算データ形式と
して固定小数点形式を採用しているため、処理データを
[+1,−1]の区間内に変換するような操作を必要と
し、データの小数点位置を絶えず管理しなければならな
いという問題があった。
例えば、非巡回型ディジタルフィルタの演算では、多数
の乗算結果を加算するために、オーバフロー等を見込ん
で小数点位置を現在の位置からNビット右へシフトして
おき、演算後に再びNビット左へ戻すという余計な操作
を行っていた。このようなシフト処理を行うのは、固定
小数点演算形式のダイナミックレンジが狭いからであ
る。さらに、誤差の累積や精度の劣化に対する補正操作
も多く必要とするという問題があった。
(2)前記ダイナミックレンジを広くするため、文献2
のDSPでは浮動小数点形式を採用しているが、同文献
2の4−58ページに記載されているように、加算14
μs、乗算19μs(単精度)、及び27μs(倍精
度)という処理時間を必要とする。そのため、音声帯域
0〜4KHzの信号をディジタル信号処理する場合、8KHZ
サンプリングを採用するので、125μsの時間内にわ
ずか数命令実行できるのみであり、リアルタイム(実時
間)でディジタル信号処理を行うには、未だ算術演算能
力が充分でない。そこで、回路規模を大型化して算術演
算能力を向上することも考えられるが、1チップの集積
回路とする場合、それが困難になるという新たな問題が
生じる。
本発明は、前記従来技術が持っていた問題点として、デ
ィジタル信号処理をリアルタイムで実行するのに適した
高速性を有していない点と、高速性を持たせると1チッ
プでの集積化が困難になる点について解決し、1チップ
での集積化が容易で、処理速度の速いDSPを提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 第1の発明は、前記問題点を解決するために、DSPに
おいて、プログラムを格納する読出し用の第1のメモリ
と、前記第1のメモリのアドレスを制御する第1のアド
レス制御部と、前記プログラムにより制御されデータの
書込み及び読出しが行える第2のメモリと、前記第2の
メモリのアドレスを制御する第2のアドレス制御部と、
前記第2のメモリのデータと内部データバスのデータの
いずれか一方のデータを入力として取込み、そのデータ
を該第2のメモリ及び該内部データバスへ出力するメモ
リ書込み用レジスタと、前記第2のメモリのデータと前
記内部データバスのデータのいずれか一方のデータを保
持するメモリ読出し用レジスタとを、備えている。
さらに、前記メモリ読出し用レジスタの内容を乗数及び
被乗数として乗算する乗算回路と、前記乗算回路の出力
データを保持する乗算レジスタと、演算結果のデータを
累算する累算用レジスタと、前記メモリ読出し用レジス
タ、前記乗算レジスタ及び前記累算用レジスタのうち
の、前記プログラムで指定された2つのレジスタの内容
を入力データとして取込み、それらの入力データの算術
論理演算を行う算術論理演算回路とが、設けられてい
る。
第2の発明では、プログラムを格納する読出し用の第1
のメモリと、前記第1のメモリのアドレスを制御する第
1のアドレス制御部と、前記プログラムにより制御され
データの書込み及び読出しが行える2面の第2,第3の
メモリと、前記第2,第3のメモリのアドレスを制御す
る第2のアドレス制御部と、前記第2,第3のメモリの
データと内部データバスのデータのいずれか一方のデー
タを入力として取込み、そのデータを該第2,第3のメ
モリ及び該内部データバスへ出力するメモリ書込み用レ
ジスタと、前記第2及び第3のメモリから読出された2
つのデータのうちの一方を保持する第1のメモリ読出し
用レジスタと、前記第3のメモリのデータと前記内部デ
ータバスのデータのいずれか一方のデータを保持する第
2のメモリ読出し用レジスタとを、備えている。
さらに、前記第1及び第2のメモリ読出し用レジスタの
内容を乗数及び被乗数として乗算しそれを倍長データと
して出力する乗算回路と、前記倍長データをそれぞれ保
持する第1,第2の単長レジスタと、演算結果を表わす
単長データをそれぞれ累算する第1,第2の累算用レジ
スタと、前記第1,第2のメモリ読出し用レジスタ、前
記第1,第2の単長レジスタ及び前記第1,第2の累算
用レジスタのうちの、前記プログラムで指定された2つ
のレジスタの内容を入力データとして取込み、それらの
入力データの算術論理演算を行う算術論理演算回路と
が、設けられている。
(作用) 第1及び第2の発明によれば、以上のようにDSPを構
成したので、メモリ書込み用レジスタ、メモリ読出し用
レジスタ、及びALU入力側の入力データ選択手段は、
各構成要素に入力されるデータの選択を行い、第1のメ
モリに格納されたプログラムによってDSP内部での信
号処理を変更する働きがある。そのため、各種の適応信
号処理に対応可能となり、1チップでの集積化を容易に
させる。
さらに、メモリ書込み用レジスタ、メモリ読出し用レジ
スタ、及びALU入力側の入力データ選択手段は、デー
タ処理の手順を最適化した該データ処理に要するステッ
プ数を削減する働きがある。そのため、従来であれば、
1クロック・サイクルにつき1つの処理しかできなかっ
たものが、これらの書込み用レジスタ及びメモリ読出し
用レジスタにデータを一時的に蓄え、次ステップの処理
に用いることによって複数の処理の並列実行を行わせる
働きがある。その上、メモリ書込み用レジスタ及びメモ
リ読出し用レジスタは、それらのレジスタが取り扱う処
理のステップ数がほぼ均一になるように配置されてい
る。それ故、メモリ、乗算回路及びALU等の処理にお
いて、次の段階の処理(例えば、メモリ→乗算回路、乗
算回路→ALU等)へ移行する際、並列に処理されてい
る次段階の処理が完了するまでの無駄な待ち時間の削減
化を図る。これにより、DSPにおける処理速度の高速
化が図れる。従って、前記問題点を除去できるのであ
る。
(実施例) 第1図は、本発明の実施例を示すDSP(ディジタル信
号処理プロセッサ)の要部の構成ブロック図である。
このDSPは、図示しない内部データバスコントローラ
で制御される内部データバス1を有し、この内部データ
バス1に制御部、記憶部、演算部及び入出力部が接続さ
れている。
制御部及び記憶部は、プログラムを格納する読出し用の
第1のメモリ(例えば、ROM)10、該ROM10の
アドレスを制御する第1のアドレス制御部11、該アド
レス制御部11に外部制御メモリ用データバス12を介
して接続された外部データバス端子13、及び該アドレ
ス制御部11に外部制御メモリ用アドレスバス14を介
して接続された外部アドレスバス端子15を有してい
る。さらに、制御部及び記憶部には、データの書込み読
出しが行える第2,第3のメモリ(例えば、RAM)2
0,21該RAM20,21のアドレスを制御する第2
のアドレス制御部22、メモリ書込み用レジスタ23、
第1,第2のメモリ読出し用レジスタ24,25、及び
信号選択用のセレクタ26,27,28が設けられてい
る。
ROM10は、アドレス制御部11に対して信号の授受
を行い、該アドレス制御部11で指定されたアドレスの
プログラム命令を読出し、それを内部データバス1等へ
出力するメモリである。アドレス制御部11は、内部デ
ータバス1に対してデータの授受を行い、ROM10の
アドレスを制御する回路である。アドレス制御部11に
接続された外部データバス端子13及び外部アドレスバ
ス端子15は、外部制御メモリ(例えば、プログラムを
格納する外部ROM)を接続するためのもので、その外
部ROMの読出し用アドレスを出力したり、該読出し結
果をデータとして入力する機能を持つ。これらバス1
2,14及び端子13,15は、内部ROM10を使用
しない場合とか、プログラムのデバック時で内部ROM
10を使用できない場合等に使用される。
RAM20,21は、メモリ書込み用レジスタ23内の
データをアドレス制御部22で指定されたアドレスへ書
込んだり、書込んだデータを読出してセレクタ27,2
8へ与える回路である。メモリ書込み用レジスタ23の
入力側に接続されたセレクタ26は、内部データバス1
上のデータまたはRAM20,21の読出しデータのう
ちの1つを選択して該メモリ書込み用レジスタ23に与
える回路である。メモリ書込み用レジスタ23は、セレ
クタ26の出力データを一時保持してそれをRAM2
0,21及び内部データバス1に与える回路である。セ
レクタ27はRAM20または21の読出しデータの1
つを選択してセレクタ26及びメモリ読出し用レジスタ
24に与える回路、セレクタ28はRAM21の読出し
データまたは内部データバス1上のデータの1つを選択
してメモリ読出し用レジスタ25に与える回路である。
各メモリ読出し用レジスタ24,25は、各セレクタ2
7,28の出力データを一時保持してその浮動小数点形
式のデータを演算部へ出力する回路である。
演算部は、並列型乗算回路30、乗算結果を保持するた
めの乗算レジスタである第1,第2の単長レジスタ3
1,32、第1,第2の累算用レジスタ(アキュムレー
タ)33,34、セレクタ35,36、及び算術論理演
算回路(以下、ALUという)37を有している。
乗算回路30は、メモリ読出し用レジスタ24,25に
おける浮動小数点形式の出力データを入力し、その2入
力を乗数及び被乗数として乗算し、その乗算結果を正規
化浮動小数点形式の倍長データとして第1,第2の単長
レジスタ31,32に与える回路である。第1,第2の
単長レジスタ31,32は、それぞれ乗算回路30の出
力データを一時保持し、そのうち第1の単長レジスタ3
1は保持データを内部データバス1及びセレクタ35
へ、第2の単長レジスタ32は保持データをセレクタ3
5へ、それぞれ与える回路である。第1,第2の累算用
レジスタ33,34は、演算結果をそれぞれ累算し、そ
の累算結果を浮動小数点形式のデータとして出力してセ
レクタ36に与える回路である。セレクタ35はメモリ
読出し用レジスタ24,25及び単長レジスタ31,3
2における浮動小数点形式の4出力データのうちの1つ
を選択してそれをALU37に第1の入力データとして
与える回路、セレクタ36はメモリ読出し用レジスタ2
5及び累算用レジスタ33,34における浮動小数点形
式の3出力データのうちの1つを選択してそれをALU
37に第2の入力データとして与える回路である。AL
U37は第1と第2の入力データの演算を行い、その演
算結果を正規化浮動小数点形式のデータとして出力して
累算用レジスタ33,34及び内部データバス1に与え
る回路である。
入出力部は、制御部で制御されてデータの入出力を行う
回路であり、外部データを内部データバス1に入力する
入力レジスタ40、該内部データバス1上のデータを外
部に出力する出力レジスタ41、該入,出力レジスタ4
0,41に外部データバス42を介して接続された外部
データバス端子43、該内部データバス1に接続された
外部メモリ用のアドレスレジスタ44,45、該アドレ
スレジスタ44,45に外部データメモリアドレスバス
46を介して接続された外部アドレスバス端子47、及
び該内部データバス1に接続された汎用の入,出力フラ
グ48,49を備えている。
2つのアドレスレジスタ44,45のうち、一方のアド
レスレジスタ44はディスティネーション(行き先)レ
ジスタ、他方のアドレスレジスタ45はソース(発生
元)アドレスレジスタとして機能し、データを記憶する
外部のメモリ(例えば、RAM)を使用する場合に、該
外部RAMの読出しと書込みを行うアドレスを指定する
働きを持つ。従って、アドレスレジスタ44に接続され
た外部データバス端子47には、内部RAM20,21
のメモリ容量が不足する場合等に、外部RAMが接続さ
れる。また、入,出力フラグ48,49は、演算処理の
繰返し動作の際に、DSPの外部の回路とのデータの受
渡しを制御する機能を持ち、その入,出力フラグ48,
49の使用方法は外部回路との通信制御手順によって決
定される。
以上のように構成されるDSPを用いて、例えば第2図
及び第3図のような2次巡回型ディジタルフィルタ演算
を行う場合の動作を説明する。
(A)第2図及び第3図の説明 ディジタルフィルタの設計手法として、アナログフィル
タの設計値をディジタルフィルタへ変換する方法を用
い、アナログ領域でのフィルタ仕様を、バンドパス特性
の f=1KHz,Q=5,A=0dB ・・・(1) として、2次巡回型の一般式 但し、ω=2Πf に対して公知の整合Z変換を行う。すると、そのZ領域
の一般式は 但し、Z=ejWT T;サンプリング周期 (=125μs) で表わすことができ、その係数値が、 a=0.1343065 a=-0.1343065 b=-1.312528 b=0.854636 ・・・(4) となる。
(3)式に対応したZ領域のフィルタ構成図を示したも
のが第2図である。
第2図のフィルタは、入力信号X(Z)を入力する入力
端子100、出力信号Y(Z)を出力する出力端子10
1、係数−bを入力する端子102、係数−bを入
力する端子103、係数aを入力する端子104、係
数aを入力する端子105、1クロックの単位遅延処
理時間Z−1を持つ遅延回路106,107、乗算器1
08,109,110,111、及び加算器112,1
13で構成されている。
この種のフィルタでは、入力信号X(Z)に対して加算
器112で(3)式の分母の演算に相当する処理が行わ
れ、さらに加算器113で(3)式の分子の演算に相当
する処理が行われた後、出力端子101から出力信号Y
(Z)を得る。
第2図のフィルタ演算をDSPで処理する場合の演算式
は、フィルタ内部状態信号W(Z)を用いて、 W(Z)=X(Z)-b1Z-1W(Z)-b2Z-2W(Z) ・・・(5) Y(Z)=a0W(Z)+a1Z-1W(Z) ・・・(6) と表わせる。しかるに、(4)式のフィルタ係数a
,b,bには絶対値が1を越えるもの(b
があるため、固定小数点データ形式で演算する場合に
は、係数bを分割して(5)式を次式(7)のように
変形し、その演算を行う。
W(Z)=X(Z)+(-b1+1)Z-1W(Z)-Z-1W(Z) -b2Z-2W(Z) ・・・(7) この(7)式の処理内容を示すフィルタ構成図が第3図
である。第3図のものは、第2図のものに比較して、係
数−1を入力する入力端子114及び乗算器115が追
加されると共に、3入力加算器112に代えて4入力加
算器116が設けられているため、乗算処理と加算処理
が各々1回づつ増加し、全体として2ステップだけ処理
が増すだけである。
そこで、以下では第2図の処理内容、即ち、(5),
(6)式を浮動小数点データ形式を用いて第1図のDS
Pで実現する動作説明を行う。
(B)第2図の処理動作 先ず、第1図のROM10の格納されたプログラムに基
き、アドレス制御部11が該ROM10内のフィルタ係
数a,a,−b,−bを読出した後、アドレス
制御部22でメモリアドレス値を決めてから、RAM2
1の該アドレス値にそれぞれレジスタ23を用いてフィ
ルタ係数−b,−b,a,aを書込む。例え
ば、第4図のメモリマップに示すように、RAM21の
アドレス128,129,130,131にそれぞれフ
ィルタ係数−b,−b,a,aを書込む。同様
に、例えばRAM20のアドレス0,1,2は、それぞ
れ第2図における遅延回路106,107の入出力用一
時記憶領域として使用し、そのアドレス0,1,2に
(5),(6)式におけるデータ値W(Z),Z−1
(Z),Z−2W(Z)を書込む。
以下、第1ステップ(1)〜第9ステップ(9)の動作
を実行する。
(1)第1ステップ 入力レジスタ40の入力データX(Z)は、通常、固定
小数点データであるため、それが浮動小数点の正規化デ
ータとなるように、該入力データX(Z)をレジスタ2
5へ転送し、ROM10のプログラムで指定する正規化
定数(スケーリング定数)をレジスタ24に設定した
後、該レジスタ24,25内の2つのデータをALU3
7で正規化浮動小数点データに変換し、それをレジスタ
33に設定する。
(2)第2ステップ RAM21内のフィルタ係数−bを読出してレジスタ
25に設定すると共に、RAM20内に格納された遅延
回路107の出力Z−2W(Z)を読出してレジスタ2
4に設定する。
(3)第3ステップ レジスタ24,25内のデータ−b,Z−2W(Z)
を乗算回路30で乗算してその乗算結果−b×Z−2
W(Z)を単長レジスタ31に設定すると共に、各RA
M21,20内の次のフィルタ係数−bと遅延回路1
06の出力Z−1W(Z)とを読出してそれを各レジス
タ25,24に設定する。
(4)第4ステップ 次の4項目(4)(i)〜(iv)の処理が並列実行され
る。
(4)(i)各レジスタ25,24内のデータ−b
−1W(Z)を乗算回路30で乗算し、その乗算結果
−b×Z−1W(Z)を単長レジスタ31に格納す
る。
(4)(ii)単長レジスタ31に保持された前記乗算結
果−b×Z−2W(Z)を読出してセレクタ35を介
してALU37に入力すると共に、レジスタ33内のデ
ータX(Z)をセレクタ36を介して該ALU37に入
力し、該ALU37にて X(Z)−b×Z−2W(Z) の減算処理を行い、その減算結果をレジスタ33に設定
する。
(4)(iii)各RAM21,20内のフィルタ係数a
と遅延回路106の出力Z−1W(Z)とを読出して
各レジスタ25,24に設定する。
(4)(iv)レジスタ24内のデータZ−1W(Z)を
セレクタ36を介してレジスタ23へ転送し、RAM2
0のアドレスが2となるようにアドレス制御部22をプ
ログラム制御して該アドレス2に書込み処理を行う。こ
の書込み処理により、遅延回路107の遅延処理が行わ
れることになり、Z−2W(Z)のデータ更新が実施さ
れる。
(5)第5ステップ 次の3項目(5)(i)〜(iii)の処理が並列実行さ
れる。
(5)(i)レジスタ33に格納された前記データ X(Z)−b×Z−2W(Z) を読出してALU37に入力すると共に、単長レジスタ
31に保持された前記データ−b×Z−1W(Z)を
該ALU37に入力し、該ALU37にて(5)式の右
辺の減算処理を行い、その減算結果を内部データバス1
及びセレクタ28を介してレジスタ25に格納する。
(5)(ii)レジスタ25,24内に保持された前記デ
ータa,Z−1W(Z)の乗算a×Z−1W(Z)
を乗算回路30で行い、その乗算結果を単長レジスタ3
1に格納する。
(5)(iii)RAM21からフィルタ係数aを読出
し、レジスタ24に設定する。
(6)第6ステップ 次の2項目(6)(i),(ii)の処理が並列に実行さ
れる。
(6)(i)レジスタ25,24に保持されたデータa
,W(Z)の乗算a×W(Z)を乗算回路30で行
い、その乗算結果を単長レジスタ31に設定する。
(6)(ii)単長レジスタ31内の前記データa×W
(Z)をALU37を通過させてレジスタ34に設定す
る。
(7)第7ステップ 単長レジスタ31内の前記データa×W(Z)を読出
してALU37に入力すると共に、レジスタ34内の前
記データa×W−1W(Z)を該ALU37に入力
し、該ALU37にて(6)式の右辺の加算処理を行っ
てその加算結果をレジスタ33に設定する。
(8)第8ステップ レジスタ33内の前記(6)式の加算結果は、浮動小数
点形データであるので、これを外部のD/Aコンバータ
等で使うのに適した固定小数点データにフォーマット変
換を行うために、変換用指数部オフセット値をROM1
0から発生させ、内部データバス1を通してレジスタ2
5に設定する。
(9)第9ステップ レジスタ33に保持された第7ステップの演算結果と、
レジスタ25に保持された第8ステップのデータとをA
LU37に入力し、該ALU37にて浮動小数点データ
から固定少数点データへの変換を行い、その変換結果を
内部データバス1を通して出力レジスタ41に設定す
る。
この第9ステップで、1回のサンプルデータに対する2
次巡回型ディジタルフィルタの演算が終了したことにな
る。以後同様に、次のサンプルデータが外部データバス
端子43から入力レジスタ40に入力され、該入力デー
タに対して上記の第1〜第9ステップの処理が行われ、
その処理結果が出力レジスタ41に設定されるという動
作が繰り返して行われる。このような繰り返し動作は、
入,出力フラグ48,49を介して授受される外部回路
とのデータによって制御される。
(C)第1図中の他の回路動作 上記(B)で使用しなかった単長レジスタ32の動作
は、次のようになる。乗算回路30では、その入力デー
タの仮数部は単長であるが、その出力データの仮数部が
倍長となるため、該出力データの上位を第1の単長レジ
スタ31に格納し、下位を第2の単長レジスタ32に格
納する。従って、浮動小数点データでは、通常、第1の
単長レジスタ31に乗算結果の上位仮数部と指数部を設
定して使用し、第2の単長レジスタ32は固定小数点デ
ータで倍長演算を行う場合に使用される。
(D)本実施例の利点 前記第4ステップで説明したように、RAM20,2
1から2つのデータの読出し、乗算処理、RAM2
0への書込み、及び算術論理演算処理という4項目の
同時処理が行える。そのため、ディジタル信号処理演算
の基本である乗算、加算、遅延の処理に対するハードウ
ェアの並列処理性がきわめて高い、効率的なDSPを実
現できると共に、回路構成の冗長性がきわめて少ないた
め、1チップへの集積化が容易に行える。
その上、パイプラインレジスタの採用により、浮動小数
点演算の処理を1命令100nsで実行するような構成も
可能である。そのため、例えば、8KHZサンプリングの
音声信号に対して 125μs/100ns=1250ステップ の処理が各サンプリング周期毎に実施でき、リアルタイ
ムのディジタル信号処理に対する演算能力が著しく向上
する。
また、メモリ書込み用レジスタ23、メモリ読出し用レ
ジスタ24,25、及びALU37入力側の入力データ
選択手段(セレクタ35,36)が設けられているの
で、DSPの各構成要素に入力されるデータが選択可能
となり、ROM10に格納されたプログラムによってD
SP内部での信号処理を変更することができる。その結
果、本実施例のDSPは、各種の適応信号処理に対応可
能となり、1チップでの集積化が容易になる。
各種の適応信号処理としては、例えば次のようなものが
ある。
(a)第1のメモリ読出し用レジスタ24に格納された
データと、第2のメモリ読出し用レジスタ25に格納さ
れたデータを共に、乗算回路30を経由することなく、
直接に、ALU37に入力することにより、絶対値演算
等の乗算を必要としない演算処理が可能となる。
(b)RAM21に格納されたデータを、第1,第2の
メモリ読出し用レジスタ24,25にそれぞれ入力し、
その内容をそれぞれ乗算回路30に入力することによ
り、従来であれば必要であったステップ数を削減し、容
易に2乗計算を実行することができる。
(c)RAM20とRAM21を直列に接続し、フィル
タ処理に利用できるメモリ容量を倍にすることもでき
る。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、種々の変形
が可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、第1及び第2の発明によれ
ば、メモリ書込み用レジスタ、メモリ読出し用レジス
タ、及びALU入力側の入力データ選択手段を備えてい
るので、DSPの各構成要素に入力されるデータが選択
可能となり、第1のメモリに格納されたプログラムによ
ってDSP内部での信号処理を変更することができる。
その結果、本発明のDSPは、各種の適応信号処理に対
応可能となり、1チップでの集積化が容易になる。
さらに、前記のようなメモリ書込み用レジスタ、メモリ
読出し用レジスタ、及びALU入力側の入力データ選択
手段を有するので、データ処理の手順を最適化し、その
データ処理に要するステップ数を削減することができ
る。そして、従来であれば1クロック・サイクルにつ
き、1つの処理しかできなかったものが、該メモリ書込
み用レジスタやメモリ読出し用レジスタにデータを一時
的に蓄え、次ステップの処理に用いることにより、複数
の処理が並列して実行可能となる。その上、メモリ書込
み用レジスタ及びメモリ読出し用レジスタは、それらの
レジスタが取り扱う処理のステップ数がほぼ均一になる
ように配置されているので、メモリ、乗算回路及びAL
U等の処理において、次の段階の処理(例えば、メモリ
→乗算回路、乗算回路→ALU等)へ移行する際、並列
に処理されている次段階の処理が完了するまでの無駄な
待ち時間を削減することができる。従って、DSPの処
理速度を高速化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すDSP(ディジタル信
号処理プロセッサ)の要部の構成ブロック図、第2図及
び第3図はフィルタ構成図、第4図は第1図のメモリマ
ップである。 1……内部データバス、10……ROM、11……アド
レス制御部、20,21……RAM、22……アドレス
制御部、23……メモリ書込み用レジスタ、24,25
……メモリ読出し用レジスタ、30……乗算回路、3
1,32……単長レジスタ、33,34……累算用レジ
スタ、37……ALU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 彰 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−47837(JP,A) 特開 昭60−182815(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラムを格納する読出し用の第1のメ
    モリと、 前記第1のメモリのアドレスを制御する第1のアドレス
    制御部と、 前記プログラムにより制御されデータの書込み及び読出
    しが行える第2のメモリと、 前記第2のメモリのアドレスを制御する第2のアドレス
    制御部と、 前記第2のメモリのデータと内部データバスのデータの
    いずれか一方のデータを入力として取込み、そのデータ
    を該第2のメモリ及び該内部データバスへ出力するメモ
    リ書込み用レジスタと、 前記第2のメモリのデータと前記内部データバスのデー
    タのいずれか一方のデータを保持するメモリ読出し用レ
    ジスタと、 前記メモリ読出し用レジスタの内容を乗数及び被乗数と
    して乗算する乗算回路と、 前記乗算回路の出力データを保持する乗算レジスタと、 演算結果のデータを累算する累算用レジスタと、 前記メモリ読出し用レジスタ、前記乗算レジスタ及び前
    記累算用レジスタのうちの、前記プログラムで指定され
    た2つのレジスタの内容を入力データとして取込み、そ
    れらの入力データの算術論理演算を行う算術論理演算回
    路とを、 備えたことを特徴とするディジタル信号処理プロセッ
    サ。
  2. 【請求項2】プログラムを格納する読出し用の第1のメ
    モリと、 前記第1のメモリのアドレスを制御する第1のアドレス
    制御部と、 前記プログラムにより制御されデータの書込み及び読出
    しが行える2面の第2,第3のメモリと、 前記第2,第3のメモリのアドレスを制御する第2のア
    ドレス制御部と、 前記第2,第3のメモリのデータと内部データバスのデ
    ータのいずれか一方のデータを入力として取込み、その
    データを該第2,第3のメモリ及び該内部データバスへ
    出力するメモリ書込み用レジスタと、 前記第2及び第3のメモリから読出された2つのデータ
    のうちの一方を保持する第1のメモリ読出し用レジスタ
    と、 前記第3のメモリのデータと前記内部データバスのデー
    タのいずれか一方のデータを保持する第2のメモリ読出
    し用レジスタと、 前記第1及び第2のメモリ読出し用レジスタの内容を乗
    数及び被乗数として乗算しそれを倍長データとして出力
    する乗算回路と、 前記倍長データをそれぞれ保持する第1,第2の単長レ
    ジスタと、 演算結果を表わす単長データをそれぞれ累算する第1,
    第2の累算用レジスタと、 前記第1,第2のメモリ読出し用レジスタ、前記第1,
    第2の単長レジスタ及び前記第1,第2の累算用レジス
    タのうちの、前記プログラムで指定された2つのレジス
    タの内容を入力データとして取込み、それらの入力デー
    タの算術論理演算を行う算術論理演算回路とを、 備えたことを特徴とするディジタル信号処理プロセッ
    サ。
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