JPH0690603A - 歩行型水田作業車の昇降操作構造 - Google Patents

歩行型水田作業車の昇降操作構造

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JPH0690603A
JPH0690603A JP23945292A JP23945292A JPH0690603A JP H0690603 A JPH0690603 A JP H0690603A JP 23945292 A JP23945292 A JP 23945292A JP 23945292 A JP23945292 A JP 23945292A JP H0690603 A JPH0690603 A JP H0690603A
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lever
aircraft
neutral
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planting
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JP23945292A
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Kazuo Shimazumi
和夫 島隅
Junji Kurano
淳次 蔵野
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 枕地ではターン終了後に機体下降操作等で片
手ハンドル状態となって条合わせや機体バランスが乱れ
易いという傾向を改善し、両手で操縦ハンドルを握った
安定状態での旋回操作を実現させ、機体の操縦安定性を
向上させる。 【構成】 植付装置を駆動昇降させる昇降レバー27を
備え、これとは別に、上昇レバー28の所定ストローク
での押下げによって昇降用制御弁Vが下降D2 から中立
2 へ、あるいは中立N2 から上昇U2 に切換えること
ができ、下降レバー29の所定ストロークでの押下げに
よって昇降用制御弁Vが上昇U2 から中立N2 へ、ある
いは中立N2 から下降D2 に切換えることができるので
あり、これら両レバー28,29を共にグリップ4Gを
握りながらの指操作で押下げ操作できる指昇降機構Bを
構成する。これにより、ターン時での機体昇降操作をハ
ンドルを握ったままで行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩行型田植機、歩行型
直播等の歩行型作業機における作業中での旋回操作を容
易化させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば歩行型田植機では、植付作業にお
ける畝際での旋回では、植付クラッチを切って機体上昇
させてターンし、条合わせした後に機体を下降させると
ともに植付クラッチを入りにするという操作を行うので
あり、ターン前よりもターン後での操作の方が重要であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、畝際での旋
回では、植付クラッチの切りと機体の上昇とは植付の終
了に伴って行われるに対し、ターン終了に伴って行われ
る機体の下降と植付クラッチの入りは、微妙な条合わせ
操作を伴う植付作業の開始状態を現出させるものであ
り、慎重に操向操作する必要があるのである。つまり、
機体の昇降レバーは操縦ハンドルの側方位置に立設状態
で備えてあるので、ターン前後ではハンドルから手を離
しての昇降レバー操作のために若干の間片手ハンドル状
態となり、機体がふらついたり、バランスが乱れたりし
易い傾向があるが、ターン前の状態では植付状態に悪影
響は及ぼさないのに対し、ターン終了時には植付状態に
悪影響のでるおそれがある。従来では、ターンを開始し
た後での機体上昇を停止するべく昇降レバーをしての中
立操作のために、ターンする機体の操向操作を片手ハン
ドルで司るとともに、ターン終了後における条合わせで
の機体の下降操作時には、又、昇降レバー操作のために
若干の間片手ハンドル状態になる等、機体操縦に不利な
片手ハンドル状態が余儀無くされ、かつ、旋回から直進
に移行する比較的機体の不安定な状態と相まって条合わ
せや機体バランスが乱れ易い傾向にあり、改善の余地が
残されていた。本発明の目的は、ターン時の片手ハンド
ル状態を無くすことにより、旋回操向中での機体挙動の
安定化や機体の操縦性を向上させる点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、作業装置を備えた機体を昇降制御装置を介し
て駆動昇降可能に構成した歩行型水田作業機の昇降操作
構造であって、1段目操作で前記昇降制御装置を下降状
態から中立状態に切換え、引続く2段目操作で昇降制御
装置を中立状態から上昇状態に切換える上昇操作具と、
1段目操作で昇降制御装置を上昇状態から中立状態に切
換え、引続く2段目操作で昇降制御装置を中立状態から
下降状態に切換える下降操作具とを、両手が共に操縦ハ
ンドルを握った状態での指操作が可能となるように、操
縦ハンドルの握り部近くに装備してあることを特徴構成
とする。
【0005】
【作用】ターン開始時には、指操作によって上昇操作具
を下降位置から上昇位置に操作して機体を上昇させ、上
昇量が所定高さになると下降操作具を指操作して上昇操
作具を上昇位置から中立位置に操作させることになり、
操縦ハンドルを握ったままで上昇操作とその高さ位置に
機体を保持させる操作とが行え、ターン中は両手でしっ
かりと操縦ハンドルを支持することができる。ターンが
終了した後の機体下降においては、下降操作具を指操作
して中立位置にある上昇操作具を下降位置に移行させる
ことで良く、この場合でも操縦ハンドルから手を放すこ
とがない。つまり、操縦ハンドルから手を離すこと無く
畝際での旋回時における機体の昇降操作が行え、機体の
バランス維持や微妙な条合わせ操作を両手の操向状態で
行うことができるようになって、機体の安定性が増す
等、片手ハンドル状態の従来に比べて操向操作状態が改
善されるようになる。
【0006】
【発明の効果】その結果、機体の上昇操作、上昇停止操
作、及び下降操作とがハンドルを握った状態で可能とな
る昇降制御装置により、歩行型水田作業機における旋回
後の慎重を要する植付や播種作業開始操作が両手ハンド
ル状態によって安定するとともに、その状態での操縦性
が向上し得るものを提供することができた。
【0007】
【実施例】図1に示すように、左右一対の走行用車輪
1,1を駆動可能に備え、かつ、エンジンE、エンジン
ボンネット2、予備苗のせ装置3、操縦ハンドル4など
を備える自走可能な走行機体の後部に、走行機体の横方
向に並ぶ二つの苗植え付けアーム5,5、及び、各苗植
え付けアーム5に苗供給する苗のせ台6を有する植付装
置Aを備えるとともに、走行機体の前側に配置の一つの
前接地フロート7と、走行機体の後側に配置の左右一対
の後接地フロート8,8を走行機体の底部に付設してあ
る。そして、左右車輪1,1の間に位置する肥料タンク
9、左右一対の作溝器10,10などを備える施肥装置
を、苗植え付けアーム5の苗植え運動に連動して粉粒状
肥料を肥料タンク9から作溝器10に供給することによ
って、いずれもの苗植え付けアーム5による苗植え付け
箇所の付近に肥料供給するように構成して走行機体に付
設し、もって、2条の苗植え作業ができるように、か
つ、施肥作業が同時にできるように施肥装置付き歩行型
田植機を構成してある。
【0008】左右車輪1,1それぞれの伝動ケース11
に連動ロッド12などで成る連動機構を介して油圧シリ
ンダ(図示せず)を連動させるとともに、この油圧シリ
ンダが伝動ケース11を軸芯Y1 まわりで走行機体に対
して上下に揺動操作することにより、左右車輪1,1を
走行機体に対して昇降操作するように構成してあるとと
もに、油圧シリンダの制御弁Vを操作して機体を昇降さ
せる昇降レバー27を、操縦ハンドル4に装備してあ
る。昇降レバー27の操作経路には、上昇位置U 1 、中
立位置N1 、下降(植付)位置D1 とがあり、下降位置
1 では植付クラッチCUが入りとなるように連係され
ている。また、前接地フロート7を後端側に配置の軸芯
1 まわりで走行機体に対して上下に揺動するように構
成し、前接地フロート7の前端側を、連動ロッド13な
どで成る制御機構を介して前記制御弁Vに連動させると
ともに、前接地フロート7の後端側の走行機体に対する
高さが設定範囲になる状態に、前記制御機構が制御弁を
自動的に切り換え操作するようにも構成してある。つま
り、苗植え付けアーム5による苗植え深さを前接地フロ
ート7の走行機体に対する取付け姿勢に基いて検出し、
この検出深さが設定範囲になる状態に走行用車輪1を走
行機体に対して昇降制御するように構成し、これによ
り、走行車輪1の耕盤凹部への入り込みや耕盤凸部への
乗り上がりにかかわらず、苗植え深さをほぼ一定に維持
しながら作業できるようにしてある。
【0009】エンジンEの機体後方側に位置するミッシ
ョンM1 に、図2及び図3に示す操作アーム14aまた
は14bを有する一対の操向クラッチCL,CRを入り
側に自己復帰するように構成して備えるとともに、操向
クラッチCL,CRのいずれにおいても、操作アーム1
4aまたは14bは、機体前後方向の軸芯まわりで上下
に揺動操作することによって図3に実線で示す下降入り
位置ONと点線で示す上昇切り位置OFとに切り換わ
り、この操作アーム操作に伴い、操向クラッチCLまた
はCRが入りになってエンジンEから左側または右側車
輪1への伝動を入りにしたり、操向クラッチCLまたは
CRが切りになってエンジンEから左側または右側車輪
1への伝動を切りにするように構成してある。すなわ
ち、操向クラッチCL,CRは、左右いずれか一方の車
輪1への伝動を切ることによって走行機体を左向き又は
右向きに操向操作し、左右いずれもの車輪1,1への伝
動を入りにすることによって機体を直進向きに操向操作
するのである。図3に示すように、一方の操向クラッチ
CLの揺動操作アーム14aにクラッチワイヤ15aを
介して連動させた操向クラッチレバー16aと、他方の
操向クラッチCRの揺動操作アーム14bにクラッチワ
イヤ15bを介して連動させた操向クラッチレバー16
bを、操縦ハンドル4にグリップ部を握りながらの操作
ができるように配置して取付けてある。つまり、一方の
操向クラッチレバー16aにより一方の操向クラッチC
Lを入り切り操作し、他方の操向クラッチレバー16b
により他方の操向クラッチCRを入り切り操作すること
によって、走行機体の操向操作をするのである。走行機
体の後端部に位置する植付けミッションM2 に、図2に
示すような操作軸17を有する植付けクラッチCUを備
えるとともに、操作軸17は、機体前後方向に摺動操作
することによって図2に実線で示す入り位置ONと点線
で示す切り位置OFとに切り換わり、この操作軸操作に
伴い、植え付けミッションM2 が入りになり、植え付け
アーム5が苗植え作動をし、かつ、苗のせ台6が苗供給
作動をするように、エンジンEからの回転動力を苗植え
付け部に伝達したり、植え付けミッションM2 が切りに
なり、植え付けアーム5が苗植え作動を停止し、かつ、
苗のせ台6が苗供給作動を停止するように、エンジンE
から苗植え付け部への伝動を停止するように構成してあ
る。
【0010】図2に示すように、走行機体のフレーム部
分18に支持部材18aを介して軸芯X2 まわりで揺動
可能に支持させた第1連係リンク21、連係ワイヤ2
2、走行機体のフレーム部分19に支持部材19aを介
して軸芯Y2 まわりで揺動可能に支持させた第2連係リ
ンク23により、操向クラッチCLおよびCRと植え付
けクラッチCUとの連係手段20を構成し、図2および
図4に示すように、前記フレーム部分19に支持部材1
9bを介して支持させた牽制具24aと、この牽制具2
4aに作用する牽制スプリング24bとにより、植え付
けクラッチCUに対する牽制機構24を構成してある。
つまり、操向クラッチレバー16aまたは16bによる
操向クラッチCLまたはCRの切り操作を行うと、操向
クラッチレバー16aまたは16bの握り操作によるク
ラッチワイヤ15aまたは15bの引っ張り操作のため
に操作アーム14aまたは14bが下降入り位置ONか
ら上昇切り位置OFに切り換わる。この時、操作アーム
14aまたは14bの揺動軸芯に対してクラッチワイヤ
15aまたは15bが連結している側とは反対の遊端側
が第1連係リンク21の一方の遊端側に押圧作用し、こ
のために第1連係リンク21が揺動して連係ワイヤ22
を引っ張り操作し、第2連係リンク23が揺動して操作
軸17を入り位置ONから切り位置OFに摺動操作す
る。これにより、連係手段20は、操向クラッチレバー
16aまたは16bによる操向クラッチCLまたはCR
の切り操作に連係して植え付けクラッチCUを入りから
切りに切り換えることになる。尚、前記植付けクラッチ
CUの操作軸17は、操縦ハンドル4に備えた植付けク
ラッチレバー25に連係するクラッチワイヤ30にリタ
ーンスプリング26を介して連動連結してあり、植付け
作業中はクラッチワイヤ30を後方に引き操作状態に維
持してあり、上記のように第2連係リンク23を揺動し
て操作軸17を強制的に切り位置OFに摺動操作する
と、リターンスプリング26が弾性変形して操作軸17
を入り位置ONに復帰付勢する。
【0011】牽制具24aが支持部材19bによる枢支
軸芯まわりで揺動し、図4に実線で示すように牽制具2
4aの作用端部Sが第2連係リンク23の前側に接当す
る牽制位置になると、牽制具24aが第2連係リンク2
3に対するストッパーになり、第2連係リンク23の操
作軸17を切り位置OFから入り位置ONに切り換える
方向の揺動を阻止することにより、牽制機構24が牽制
作用状態になる。牽制作用状態になった牽制機構24
は、操向クラッチレバー16aによる操向クラッチCL
の入り操作、および、操向クラッチレバー16bによる
操向クラッチCRの入り操作を許容しながら、前記連係
手段20による植え付けクラッチCUの入り操作を牽制
する。すなわち、第2連係リンク23に牽制作用するこ
とにより、操向クラッチレバー16a,16bの入り側
への操作に伴って操作アーム14a,14bが上昇入り
位置ONに切り換わることを可能するのである。そし
て、操向クラッチCLまたはCRの入り操作が行われて
操作アーム14aと14bのいずれもが第1連係リンク
21に対する押圧操作を解除しても、リターンスプリン
グ26による第2連係リンク23のクラッチ入り側への
揺動操作を不能にするのである。尚、図2に示すリター
ンスプリングSPは、植付け作業中、クラッチワイヤ3
0を緩め操作されると、第2連係リンク23をクラッチ
切り側に操作して植付けクラッチCUを切りに操作する
ものである。牽制具24aが支持部材19bによる枢支
軸芯まわりで揺動し、図4に点線で示すように牽制具2
4aの作用端部Sが第2連係リンク23に対してその横
側に位置ずれする牽制解除位置になると、牽制機構24
が牽制解除状態になる。すなわち、第2連係リンク23
がリターンスプリング26のために揺動して操作軸17
を切り位置OFから入り位置ONに切り換え操作するこ
とを可能にする。牽制スプリング24bは牽制具24a
を前記牽制位置に揺動付勢することにより、第2連係リ
ンク23が植え付けクラッチCUの切り操作を行うと、
牽制機構24は前記牽制作用状態に自動的に切り換わる
ように構成してある。また、右側の操縦ハンドル4に
は、牽制具24aに連結ワイヤー32で連動連結された
入りレバー38が、グリップ部4Gを握ったままの指操
作で行えるように支承されている。
【0012】図1,図5に示すように、上昇位置U1
中立位置N1 、下降位置D1 を有した昇降レバー27と
は別に、機体を下降させる下降位置D2 と昇降作動が停
止する中立位置N2 と機体を上昇させる上昇位置U2
をこの順で現出及び維持する上昇レバー28を設け、か
つ、この上昇レバー28が下降位置D2 にあるときには
中立位置N2 への移動操作のみが、上昇レバー28が中
立位置N2 にあるときには上昇位置U2 への移動操作の
みが夫々許容される状態に構成するとともに、上昇位置
2 にある上昇レバー28は中立位置N2 に、かつ、中
立位置N2 にある上昇レバー28は下降位置D2 に夫々
移動させることが可能な下降レバー29を備えて指昇降
機構Bを構成してある。この指昇降機構(昇降制御装置
に相当)Bは、グリップ部(握り部に相当)4Gを握っ
たままで下降レバー29と上昇レバー28とを指操作で
きる状態となるように、左操縦ハンドル4に装備してあ
る。昇降用制御弁Vを直接操作する操作部材Vsと指昇
降機構Bと、及び操作部材Vsの揺動軸Vjに遊嵌され
るとともに操作部材Vsとの接当片Vhを有した連動部
材Vrと昇降レバー27とを、夫々引張り力のみを伝達
する形式の操作ワイヤ31,33で連動連結し、操作部
材Vsを下降位置D2 にバネ付勢することで連動部材V
rも共に揺動付勢してあり、その結果両ワイヤ31,3
3共、常に引張り側に付勢されている。
【0013】図6、図7に示す一連の作用図を用いて指
昇降機構Bについて詳述する。 <構造について>指昇降機構Bは、操作ワイヤ31のア
ウター受け部を有するケーシング40内において、上昇
レバー28と下降レバー29とカム板35と解除板39
とを支軸41に遊外嵌するとともに、操作ワイヤ31の
インナー係止部35Aをカム板35に一体形成して構成
されている。カム板35の外周には第1〜第6突起t1
〜t6 が形成されている。36は、バネ42で反時計回
り方向に付勢された状態で、ケーシング40に軸心Zで
天秤揺動自在に枢支される係脱アームであり、図中右端
の保持爪36aと左端の係止爪36bとが前記第1〜第
6突起t1 〜t6 と係合可能に形成されている。また、
上昇レバー28途中には、バネ37で反時計回り方向に
付勢された状態のラチェット34が軸心Qをして枢着し
てあり、その先端部は第1〜第6突起t1 〜t 6 と係合
可能である。解除板39は、下降レバー29と一体に回
動するものであり、ラチェット34に作用可能な第1解
除爪39aと係脱アーム36の保持爪36aに作用可能
な第2解除爪39bが形成してある。
【0014】<作用について>上昇レバー28の所定ス
トロークでの押下げによって昇降用制御弁Vが下降から
中立へ、あるいは中立から上昇に切換えることができ、
下降レバー29の1工程の押下げによって昇降用制御弁
Vが上昇から中立へ、あるいは中立から下降に切換える
ことができるのであり、これら両レバー28,29を共
にグリップ4Gを握りながらの指操作で押下げ操作でき
るものである。次に、その作用を詳述する。先ず、図6
(イ)に示すように、保持爪36aが第6突起t6 に係
合している下降位置D2 であるときに上昇レバー28を
押下げ操作すると、ラチェット34が第2突起t2 に係
合してカム板35を回動させて操作ワイヤ31を緊張
し、図6(ロ)に示すように、保持爪36aが第5突起
5 をやり過ごしてからこれに係合し、中立位置N2
切換える。上昇レバー28を放すと図示しない戻しバネ
によって当初の位置〔図6(イ)の位置〕に自己復帰す
る。中立位置N2 にある状態では、上昇レバー28の押
下げにより、ラチェット34が第1突起t1 をしてカム
板35を回動させるとともに保持爪36aが第4突起t
4 に係合し、図6(ハ)に示す上昇位置U2 に切換え
る。
【0015】次に、上昇位置U2 にある状態で、下降レ
バー29を押下げ操作すると、先ず解除板39の第1解
除爪39aがラチェット34を押上げ(このときには、
カム板35の突起には係合していない)てから、第2解
除爪39bが保持爪36aを、これと第4突起t4 との
係合を解除するべく保持爪36aを押拡げ移動させる
が、この押拡げ途中では図7(ニ)に示すように、係止
爪36bが支軸41側に変位して一時的に第2突起t2
係合し、カム板35のそれ以上の戻り回動変位を阻止す
る。そして、図7(ホ)に示すように、第2解除爪39
bが保持爪36aをやり過ごす間は、係止爪36bの作
用によってカム板35の位置を維持し、やり過ごした後
は付勢力によって係止爪36bが第2突起t2 から離脱
するとともに保持爪36aが第5突起t5 に係合し、図
7(ヘ)に示すように中立位置N2に切換られる。中立
位置N2 である状態で、下降レバー29を押下げると、
第1解除爪39aがラチェット34を押上げ、これと第
1突起t1 との係合を解除する以外は上昇位置U2 から
中立位置N2 に切換える場合と同様な一連の移動操作が
なされ、図6(イ)に示すように保持爪39aが第6突
起t6 に係合するとともにラチェット34が第2突起t
2 に対峙する下降位置D2 が現出されるのである。ま
た、右側の操縦ハンドル4には、牽制具24aに連結ワ
イヤー2で連動連結された入りレバー38が、グリップ
部4Gを握ったままの指操作で行えるように支承されて
いる。
【0016】実作業における操作手順を説明すると、植
付け作業に伴って機体が枕地に達すると、旋回内側の操
向クラッチレバー16aまたは16bを握り操作して、
旋回内側の操向クラッチCLまたはCRをそれまでの入
りから切りに切り換え操作し、かつ、昇降レバー27が
下降位置D1 に操作されている状態において上昇レバー
28を押下げて下降位置D2 から上昇位置U2 に切換
え、走行機体を所定高さまで持ち上げ操作するととも
に、所定高さに達すると下降レバー29を押下げて中立
位置N2 に切換え、機体の昇降作動を停止する。する
と、連係手段20の作用によって植え付けクラッチCU
がそれまでの入りから切りに切り換わるとともに、牽制
機構24が牽制作用状態になり、苗植え付けアーム5お
よび苗のせ台6が作動停止しながら機体が旋回走行す
る。機体の旋回走行による向き変更が完了すると、それ
まで行っていた操向クラッチレバー16aまたは16b
の握り操作を解除し、切りにしていた操向クラッチCL
またCRを入りに戻し操作する。すると、左右いずれも
の車輪1が駆動状態になって機体が自走によって直進移
動する。機体が直進走行し、旋回前の苗植え付け終了箇
所に対して機体横方向に直線状に並ぶところの予定植え
付け開始箇所に条合わせしながら達すると、グリップ部
4Gを握りながらの指操作によって下降レバー29を押
下げて下降位置D2 に戻して機体を下降させ、それから
入りレバー38を押下げ操作することによって植付クラ
ッチCUが入りとなり、苗植え付け作業が再開できる。
【0017】〔別実施例〕本実施例では、上昇レバー2
8と下降レバー29とによる機械的な指昇降機構Bで昇
降制御装置Bを構成してあるが、例えば、昇降レバー2
7や植付クラッチレバー25を操作アクチュエータ駆動
のための電気スイッチに構成して、スイッチ式の操作具
に構成される上昇レバー28と下降レバー29とを電気
的に連係させた電気操作式の昇降制御装置Bでも良い。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】歩行型田植機の全体側面図
【図2】操向クラッチおよび植付けクラッチの操作構造
を示す側面図
【図3】操向クラッチの操作構造を示す後面図
【図4】牽制機構の平面図
【図5】昇降レバーと指昇降機構との連係構造を示す系
統図
【図6】指昇降機構の動きを示す一連の作用図
【図7】指昇降機構の動きを示す一連の作用図
【符号の説明】
4 操縦ハンドル 4G 握り部 28 上昇操作具 29 下降操作具 A 作業装置 B 昇降制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業装置(A)を備えた機体を昇降制御
    装置(B)を介して駆動昇降可能に構成した歩行型水田
    作業機の昇降操作構造であって、 1段目操作で前記昇降制御装置(B)を下降状態から中
    立状態に切換え、引続く2段目操作で前記昇降制御装置
    (B)を中立状態から上昇状態に切換える上昇操作具
    (28)と、 1段目操作で前記昇降制御装置(B)を上昇状態から中
    立状態に切換え、引続く2段目操作で前記昇降制御装置
    (B)を中立状態から下降状態に切換える下降操作具
    (29)とを、 両手が共に操縦ハンドル(4)を握った状態での指操作
    が可能となるように、該操縦ハンドル(4)の握り部
    (4G)近くに装備してある歩行型水田作業車の昇降操
    作構造。
JP23945292A 1992-09-08 1992-09-08 歩行型水田作業車の昇降操作構造 Pending JPH0690603A (ja)

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