JPH0691249B2 - 変調ドープ形misfet及びその製造方法 - Google Patents
変調ドープ形misfet及びその製造方法Info
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- JPH0691249B2 JPH0691249B2 JP3259228A JP25922891A JPH0691249B2 JP H0691249 B2 JPH0691249 B2 JP H0691249B2 JP 3259228 A JP3259228 A JP 3259228A JP 25922891 A JP25922891 A JP 25922891A JP H0691249 B2 JPH0691249 B2 JP H0691249B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には半導体素子
に関し、より詳細には、相互コンダクタンスを改善する
ために傾斜形シリコン・ゲルマニウム・チャネルを有し
た金属絶縁体型の電界効果トランジスタに関するもので
ある。
に関し、より詳細には、相互コンダクタンスを改善する
ために傾斜形シリコン・ゲルマニウム・チャネルを有し
た金属絶縁体型の電界効果トランジスタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電界効果トランジスタは、ソースと、こ
のソースから隔置したドレインと、これらソースとドレ
インとの間に配置したゲートと、を備えた水平な素子で
ある。そのチャネル領域は、ゲートの下でソースとドレ
インとの間にある。金属絶縁体型の電界効果トランジス
タ(MISFET)では、そのチャネルの頂部に配置し
た絶縁層に対し、金属電極をはり付けている。そして、
このゲート電極に加える電圧で、そのチャネル内のソー
スからドレインに至る電流の流れを制御するようにして
いる。
のソースから隔置したドレインと、これらソースとドレ
インとの間に配置したゲートと、を備えた水平な素子で
ある。そのチャネル領域は、ゲートの下でソースとドレ
インとの間にある。金属絶縁体型の電界効果トランジス
タ(MISFET)では、そのチャネルの頂部に配置し
た絶縁層に対し、金属電極をはり付けている。そして、
このゲート電極に加える電圧で、そのチャネル内のソー
スからドレインに至る電流の流れを制御するようにして
いる。
【0003】半導体としてのシリコンの欠点の一つは、
その電子移動度と比較してその正孔移動度にある。電子
がシリコン中を通る通路は、結晶格子構造により制限を
受けるようになっている。ゲルマニウムのようなその他
の材料では、それとは異なったエネルギー・バンド構造
を有していて、それより高いキャリア移動度となってい
る。このような高いキャリア移動度は、最終的にはキャ
リア移動度が素子のスイッチング速度を決定するとの理
由から、望ましいものである。そのスイッチング速度が
早くなればなる程、その所与の素子は、ある所与の単位
時間内により多くの動作を行うことができる。
その電子移動度と比較してその正孔移動度にある。電子
がシリコン中を通る通路は、結晶格子構造により制限を
受けるようになっている。ゲルマニウムのようなその他
の材料では、それとは異なったエネルギー・バンド構造
を有していて、それより高いキャリア移動度となってい
る。このような高いキャリア移動度は、最終的にはキャ
リア移動度が素子のスイッチング速度を決定するとの理
由から、望ましいものである。そのスイッチング速度が
早くなればなる程、その所与の素子は、ある所与の単位
時間内により多くの動作を行うことができる。
【0004】シリコン−ゲルマニウム合金は、この合金
層が充分薄い限りでは、シリコン基板上に同じ度合いで
成長させることができる。これについては、パーソル
(T.P.Pearsall)とビーン(J.C. Bean)の“Enhanceme
nt- and depletion-mode P-channel GexSi1-x modulati
on doped FETs”, IEEE Electron Device Letters, EDL
-7, pp. 308-310, 1986、及び タフト(R.C. Taft)と
プルマー(J.D. Plummer)とライヤ(S.S. Iyer)の“F
abrication of a p-channel BICFET in the GexSi1-x/S
i system”, International Electron Device Conf. Di
gest, pp. 570-573, 1988の資料を参照されたい。ゲル
マニウムの結晶の格子間隔は、シリコン結晶の格子より
は大きいので、ゲルマニウムとシリコンの合金を含む層
は、同じ度合いに成長させたときには、ひずみ(strain)
状態の下にある。即ち、ゲルマニウムの結晶格子は圧縮
されて、いわゆる擬似形態的な(pseudomorphic)層を与
える。これについては、カスパー(K. Casper)の“Gro
wth Improprieties of Si/SiGe Superlattices”MSS-II
Proceedings, page 703, Kyoto, Japan, September197
5と、ラング(D.V. Lang)外の“Measurement of the B
and Gap of GexSi1-x/Si Strained Layer Heterostruct
ures”, Applied Physics Letters, 47, page1333 (198
5)を参照されたい。そのようなひずんだ(strained)層に
ついて、幾つかのグループは、2次元の電子と正孔のガ
ス層を形成できることを実証している。最近、正孔の移
動度が、シリコンとゲルマニウムの合金で形成した層に
おいては純粋のシリコンにおけるより高い、ということ
が示されている。これに関しては、ワング(P.J. Wan
g)外の“Two-dimensional hole gas in Si/Si0.85Ge
0.15/Si modulation-doped double heterostructure
s”, Appl. Phys. Lett. Vol. 54, No. 26, p. 2701 (1
989)を参照されたい。
層が充分薄い限りでは、シリコン基板上に同じ度合いで
成長させることができる。これについては、パーソル
(T.P.Pearsall)とビーン(J.C. Bean)の“Enhanceme
nt- and depletion-mode P-channel GexSi1-x modulati
on doped FETs”, IEEE Electron Device Letters, EDL
-7, pp. 308-310, 1986、及び タフト(R.C. Taft)と
プルマー(J.D. Plummer)とライヤ(S.S. Iyer)の“F
abrication of a p-channel BICFET in the GexSi1-x/S
i system”, International Electron Device Conf. Di
gest, pp. 570-573, 1988の資料を参照されたい。ゲル
マニウムの結晶の格子間隔は、シリコン結晶の格子より
は大きいので、ゲルマニウムとシリコンの合金を含む層
は、同じ度合いに成長させたときには、ひずみ(strain)
状態の下にある。即ち、ゲルマニウムの結晶格子は圧縮
されて、いわゆる擬似形態的な(pseudomorphic)層を与
える。これについては、カスパー(K. Casper)の“Gro
wth Improprieties of Si/SiGe Superlattices”MSS-II
Proceedings, page 703, Kyoto, Japan, September197
5と、ラング(D.V. Lang)外の“Measurement of the B
and Gap of GexSi1-x/Si Strained Layer Heterostruct
ures”, Applied Physics Letters, 47, page1333 (198
5)を参照されたい。そのようなひずんだ(strained)層に
ついて、幾つかのグループは、2次元の電子と正孔のガ
ス層を形成できることを実証している。最近、正孔の移
動度が、シリコンとゲルマニウムの合金で形成した層に
おいては純粋のシリコンにおけるより高い、ということ
が示されている。これに関しては、ワング(P.J. Wan
g)外の“Two-dimensional hole gas in Si/Si0.85Ge
0.15/Si modulation-doped double heterostructure
s”, Appl. Phys. Lett. Vol. 54, No. 26, p. 2701 (1
989)を参照されたい。
【0005】そのようなシステムにおける正孔移動度
は、重い正孔のバンドと比べると軽い正孔のバンドのエ
ネルギーを減少させるその合金層内のひずみにより、強
めることが可能である。そのシステムにおいては、伝導
帯と価電子帯の不連続部は、III −V化合物物質に比較
すると割合に低い。その上、シリコン上のショットキー
障壁の高さが小さいことにより、大きなゲート漏洩電流
(特に室温で)が原因で、パーソル(Pearsall)外のM
ODFET素子の商業的利用は大変困難になることにな
る。
は、重い正孔のバンドと比べると軽い正孔のバンドのエ
ネルギーを減少させるその合金層内のひずみにより、強
めることが可能である。そのシステムにおいては、伝導
帯と価電子帯の不連続部は、III −V化合物物質に比較
すると割合に低い。その上、シリコン上のショットキー
障壁の高さが小さいことにより、大きなゲート漏洩電流
(特に室温で)が原因で、パーソル(Pearsall)外のM
ODFET素子の商業的利用は大変困難になることにな
る。
【0006】欧州特許 0 323 896 AZは、Si
中に90〜100%のGeの合金で形成したゲルマニウ
ム・チャネル領域をもつ、在来のMOSFET素子を開
示している。そのチャネルは、対称形であり、そしてこ
のチャネルの各縁部には、シリコン中に90〜100%
のゲルマニウムのその合金から、これの周囲の純粋シリ
コンの領域への、同等の遷移領域がある。各チャネル縁
部には、シリコンとゲルマニウムの間のよく知られた格
子不整合を収拾する傾斜領域が設けられており、その不
整合は4.0%である。この結果として、最もゲルマニ
ウムの層には、これの格子定数とSi基板のそれとの間
の厳しい不整合により、平方cm当たり数兆個を超える
欠陥が発生する。このような欠陥は、キャリアの移動度
を制限することがよく知られている。この構造的な考察
からは離れるが、上記チャネル中のGeプロファイル
は、その他の全ての従来技術の場合のように、最もGe
の領域中のいたる処で対称でありかつ均一である。従っ
て、2個の活性の輸送領域がそのチャネルの縁部に形成
されることになり、その一方は、シリコン基板から90
〜100%ゲルマニウム・チャネルに至る遷移部にあ
り、そして他方は、その素子の表面にある純粋シリコン
へ戻る遷移領域にある。各輸送領域は、一つの正孔ガス
を含み、その中心は、そのGeプラトーの各縁部に位置
している。各正孔ガスは、ある有限の空間範囲を有して
いて、これによりそのキャリアの半分が、その欠陥遷移
領域に各プラトーの縁部を超えて重なるようになってい
る。このこともまた、それら欠陥領域にあるキャリアの
移動度を減ずることになる。また、これと同じように重
要なことであるが、Ge含有量が減少した領域中を正孔
が移動するとき、従来の全てのSiGeチャネルMOS
FET設計例の場合と同じように、正孔の移動度は減少
する。
中に90〜100%のGeの合金で形成したゲルマニウ
ム・チャネル領域をもつ、在来のMOSFET素子を開
示している。そのチャネルは、対称形であり、そしてこ
のチャネルの各縁部には、シリコン中に90〜100%
のゲルマニウムのその合金から、これの周囲の純粋シリ
コンの領域への、同等の遷移領域がある。各チャネル縁
部には、シリコンとゲルマニウムの間のよく知られた格
子不整合を収拾する傾斜領域が設けられており、その不
整合は4.0%である。この結果として、最もゲルマニ
ウムの層には、これの格子定数とSi基板のそれとの間
の厳しい不整合により、平方cm当たり数兆個を超える
欠陥が発生する。このような欠陥は、キャリアの移動度
を制限することがよく知られている。この構造的な考察
からは離れるが、上記チャネル中のGeプロファイル
は、その他の全ての従来技術の場合のように、最もGe
の領域中のいたる処で対称でありかつ均一である。従っ
て、2個の活性の輸送領域がそのチャネルの縁部に形成
されることになり、その一方は、シリコン基板から90
〜100%ゲルマニウム・チャネルに至る遷移部にあ
り、そして他方は、その素子の表面にある純粋シリコン
へ戻る遷移領域にある。各輸送領域は、一つの正孔ガス
を含み、その中心は、そのGeプラトーの各縁部に位置
している。各正孔ガスは、ある有限の空間範囲を有して
いて、これによりそのキャリアの半分が、その欠陥遷移
領域に各プラトーの縁部を超えて重なるようになってい
る。このこともまた、それら欠陥領域にあるキャリアの
移動度を減ずることになる。また、これと同じように重
要なことであるが、Ge含有量が減少した領域中を正孔
が移動するとき、従来の全てのSiGeチャネルMOS
FET設計例の場合と同じように、正孔の移動度は減少
する。
【0007】1989年5月15日に出願されしかも本
発明と同じ譲受人に譲渡された米国特許出願 07/3
51,630において、Si基板上で成長させたSiG
eチャネル層を有するMOSFETが開示されている。
そのチャネル層から二酸化シリコン絶縁体層を分離して
いるのは、シリコン・キャップ層である。適当に電圧を
印加すると、SiGe合金層とそのシリコン・キャップ
層との間の界面において、高い移動度をもつ電荷キャリ
アの領域が生ずる。この領域は、2次元の電子ガスまた
は正孔ガスを含むことになる。以前の素子のようなSi
/SiO2界面ではなくむしろSiGe/Si界面にお
いてその電子ガスあるいは正孔ガスを形成することによ
り、界面散乱は減少するかあるいは除くことができる。
高移動度電荷キャリアのその領域は、できるだけ(Si
/SiGe界面にある)ゲートに近接させており、従っ
て、その容量は最大になり、また素子性能が高まる。し
かし、キャリア移動度は、実際には、そのゲートに最も
近いところでは最も低い。このため、容量と移動度の両
方に線形に比例する良さの指数である素子の相互コンダ
クタンスは、最適とはならない。さらに、この以前のも
のにおいて述べられたチャネル領域は、周知の全ての従
来技術の場合と同じように、対称形のものである。その
ような対称形構造において、シリコン領域とシリコン・
ゲルマニウム領域との間の突然の遷移は、数多くのキャ
リアをそのチャネル領域の外へ輸送するという結果をも
たらす。
発明と同じ譲受人に譲渡された米国特許出願 07/3
51,630において、Si基板上で成長させたSiG
eチャネル層を有するMOSFETが開示されている。
そのチャネル層から二酸化シリコン絶縁体層を分離して
いるのは、シリコン・キャップ層である。適当に電圧を
印加すると、SiGe合金層とそのシリコン・キャップ
層との間の界面において、高い移動度をもつ電荷キャリ
アの領域が生ずる。この領域は、2次元の電子ガスまた
は正孔ガスを含むことになる。以前の素子のようなSi
/SiO2界面ではなくむしろSiGe/Si界面にお
いてその電子ガスあるいは正孔ガスを形成することによ
り、界面散乱は減少するかあるいは除くことができる。
高移動度電荷キャリアのその領域は、できるだけ(Si
/SiGe界面にある)ゲートに近接させており、従っ
て、その容量は最大になり、また素子性能が高まる。し
かし、キャリア移動度は、実際には、そのゲートに最も
近いところでは最も低い。このため、容量と移動度の両
方に線形に比例する良さの指数である素子の相互コンダ
クタンスは、最適とはならない。さらに、この以前のも
のにおいて述べられたチャネル領域は、周知の全ての従
来技術の場合と同じように、対称形のものである。その
ような対称形構造において、シリコン領域とシリコン・
ゲルマニウム領域との間の突然の遷移は、数多くのキャ
リアをそのチャネル領域の外へ輸送するという結果をも
たらす。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、素子を通る電
流量を増加させるために、最適化した相互コンダクタン
スをもったSiGeチャネルを有する、MOSFET型
素子を提供することが望ましい。
流量を増加させるために、最適化した相互コンダクタン
スをもったSiGeチャネルを有する、MOSFET型
素子を提供することが望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、傾斜した半導
体合金チャネル層をもつMISFETであって、その傾
斜によって、電荷キャリアがチャネル層内の相互コンダ
クタンスが最適となる場所に位置するようにしたMIS
FETに向けたものである。本発明のこのMISFET
は、第1の単結晶半導体材料と第2の半導体材料との合
金の擬似形態的なエピタキシャル・チャネル層を、基板
の上に配置して備えている。そして、その合金は、上記
の第2半導体材料の百分率をそのチャネル層内で単一の
ピーク百分率レベルに傾斜させて、そのチャネル層内の
キャリアの場所が上記ピーク百分率レベルのところと一
致するようにする。そのチャネル層の上には、上記の第
1半導体材料のエピタキシャル・キャップ層を配置し、
そしてこのキャップ層の上にゲート絶縁体層を配置す
る。また、このゲート絶縁体層の上にゲート電極を配置
し、またソースとドレイン領域を、そのゲート電極の互
いに対向する側の上記キャップ層及びチャネル層中に形
成する。本発明の好ましい実施例においては、上記のチ
ャネル層は、シリコン基板上のシリコン−ゲルマニウム
合金より形成する。
体合金チャネル層をもつMISFETであって、その傾
斜によって、電荷キャリアがチャネル層内の相互コンダ
クタンスが最適となる場所に位置するようにしたMIS
FETに向けたものである。本発明のこのMISFET
は、第1の単結晶半導体材料と第2の半導体材料との合
金の擬似形態的なエピタキシャル・チャネル層を、基板
の上に配置して備えている。そして、その合金は、上記
の第2半導体材料の百分率をそのチャネル層内で単一の
ピーク百分率レベルに傾斜させて、そのチャネル層内の
キャリアの場所が上記ピーク百分率レベルのところと一
致するようにする。そのチャネル層の上には、上記の第
1半導体材料のエピタキシャル・キャップ層を配置し、
そしてこのキャップ層の上にゲート絶縁体層を配置す
る。また、このゲート絶縁体層の上にゲート電極を配置
し、またソースとドレイン領域を、そのゲート電極の互
いに対向する側の上記キャップ層及びチャネル層中に形
成する。本発明の好ましい実施例においては、上記のチ
ャネル層は、シリコン基板上のシリコン−ゲルマニウム
合金より形成する。
【0010】上記のチャネルのプロファイルには傾斜を
与え、これにより相互コンダクタンスを最大にするため
にそのチャネル層内の電荷キャリアの場所を制御する。
その傾斜により、そのチャネル内の所望の場所へキャリ
アを駆動する組込式の電界が生ずる。本発明のこの傾斜
形合金チャネルFETでは、従来技術の素子において形
成される2つの活性の輸送領域の問題を避けており、そ
の理由は、単一の輸送領域のみが第2半導体材料の単一
ピーク百分率レベルの場所に形成されるからである。さ
らに、従来技術のSiGeチャネル素子においては、S
iとSiGe間のバンド・オフセットが小さいので、そ
の界面に形成された2次元の正孔ガスは、そのSi層、
即ち移動度のより小さい層にこぼれることになる。しか
し、本発明のFETにおいては、その問題は、キャリア
をその界面から離して位置させ、これにより全てのまた
は実質的に全ての正孔ガスをSiGeのより高移動度の
チャネル内に維持することによって、避けることができ
る。チャネル内のキャリアのその場所の制御は、シリコ
ン中のGe濃度をある最大値にまで傾斜させ、しかもそ
の最大値を、チャネル内でしかもいづれの界面からも離
れたどこかに置くことにより行う。その最大濃度の点に
より、それらキャリアの場所が決まる。このチャネル内
の詳細な場所は、所望の素子特性に依存することにな
る。
与え、これにより相互コンダクタンスを最大にするため
にそのチャネル層内の電荷キャリアの場所を制御する。
その傾斜により、そのチャネル内の所望の場所へキャリ
アを駆動する組込式の電界が生ずる。本発明のこの傾斜
形合金チャネルFETでは、従来技術の素子において形
成される2つの活性の輸送領域の問題を避けており、そ
の理由は、単一の輸送領域のみが第2半導体材料の単一
ピーク百分率レベルの場所に形成されるからである。さ
らに、従来技術のSiGeチャネル素子においては、S
iとSiGe間のバンド・オフセットが小さいので、そ
の界面に形成された2次元の正孔ガスは、そのSi層、
即ち移動度のより小さい層にこぼれることになる。しか
し、本発明のFETにおいては、その問題は、キャリア
をその界面から離して位置させ、これにより全てのまた
は実質的に全ての正孔ガスをSiGeのより高移動度の
チャネル内に維持することによって、避けることができ
る。チャネル内のキャリアのその場所の制御は、シリコ
ン中のGe濃度をある最大値にまで傾斜させ、しかもそ
の最大値を、チャネル内でしかもいづれの界面からも離
れたどこかに置くことにより行う。その最大濃度の点に
より、それらキャリアの場所が決まる。このチャネル内
の詳細な場所は、所望の素子特性に依存することにな
る。
【0011】本発明の素子の別の好ましい実施例におい
ては、変調ドーピング技術を用い、これによりキャリア
は上記のチャネル層の下に位置させる。まず初めに、狭
くかつ本来の位置にドープしたボロン層を成長させる。
低温エピタキシーにより非常に正確に制御できるその総
集積ドーズは、素子のしきい値電圧を定める。そのドー
プ層は、小さな無ドープのスペーサにより上記SiGe
チャネルから分離して、イオン化したアクセプタをその
SiGeチャネルの正孔から物理的に分離するようにす
る。このスペーサを厚くすると、有害な寄生基板チャネ
ルができる可能性がある。以上のようにして、変調ドー
プ式の金属絶縁体型半導体素子を形成する。
ては、変調ドーピング技術を用い、これによりキャリア
は上記のチャネル層の下に位置させる。まず初めに、狭
くかつ本来の位置にドープしたボロン層を成長させる。
低温エピタキシーにより非常に正確に制御できるその総
集積ドーズは、素子のしきい値電圧を定める。そのドー
プ層は、小さな無ドープのスペーサにより上記SiGe
チャネルから分離して、イオン化したアクセプタをその
SiGeチャネルの正孔から物理的に分離するようにす
る。このスペーサを厚くすると、有害な寄生基板チャネ
ルができる可能性がある。以上のようにして、変調ドー
プ式の金属絶縁体型半導体素子を形成する。
【0012】さらに、MOSFETのそのチャネル領域
を変調ドーピングすることにより、キャリアをイオン化
した原子から物理的に分離し、これによりイオン化不純
物の分散が無視できる状態で高キャリア濃度を可能に
し、またこれによって、均一ドープ形のSiGe MO
SFETと比べて高い移動度を可能にする。その上、そ
のドーパントを、MODFET及びBICFETの両方
の場合におけるのと同じようにSiGeチャネルの上に
ではなく、その下に位置させれば、素子製作中にSiキ
ャップ層を薄くすることがその総集積ドーピング従って
しきい値電圧に影響を与えないため、プロセスの感度
は、大いに向上する。均一ドープ形SiGeのMOSF
ETに優る利点は、変調ドープ形素子においては、寄生
表面チャネルのシリコン・キャップの厚さ従ってプロセ
ス変動に対する依存が、それ程決定的でなくなることで
ある。最後に、変調ドープ形素子では、均一ドープ形S
iGeのMOSFETに比べて、SiGeチャネル中の
キャリアの、表面及び基板の寄生チャネル双方の中のキ
ャリアに対する比率を、最大限にすることができる。
を変調ドーピングすることにより、キャリアをイオン化
した原子から物理的に分離し、これによりイオン化不純
物の分散が無視できる状態で高キャリア濃度を可能に
し、またこれによって、均一ドープ形のSiGe MO
SFETと比べて高い移動度を可能にする。その上、そ
のドーパントを、MODFET及びBICFETの両方
の場合におけるのと同じようにSiGeチャネルの上に
ではなく、その下に位置させれば、素子製作中にSiキ
ャップ層を薄くすることがその総集積ドーピング従って
しきい値電圧に影響を与えないため、プロセスの感度
は、大いに向上する。均一ドープ形SiGeのMOSF
ETに優る利点は、変調ドープ形素子においては、寄生
表面チャネルのシリコン・キャップの厚さ従ってプロセ
ス変動に対する依存が、それ程決定的でなくなることで
ある。最後に、変調ドープ形素子では、均一ドープ形S
iGeのMOSFETに比べて、SiGeチャネル中の
キャリアの、表面及び基板の寄生チャネル双方の中のキ
ャリアに対する比率を、最大限にすることができる。
【0013】
【実施例】本発明は、傾斜形合金チャネルを有した電界
効果トランジスタであって、その合金の1元素をそのチ
ャネル中のある単一のピーク百分率レベルへ傾斜させた
電界効果トランジスタに向けたものである。本発明は、
シリコンまたはゲルマニウム材料、またはIII−V/II
−VI材料系において実施することができる。説明の都合
上、本発明は、シリコン基板上のシリコン−ゲルマニウ
ム材料系において記述するが、当業者には理解されるよ
うに、ここに開示する概念及び技法は、III−V/II−V
I系に対しても適用することができるものである。
効果トランジスタであって、その合金の1元素をそのチ
ャネル中のある単一のピーク百分率レベルへ傾斜させた
電界効果トランジスタに向けたものである。本発明は、
シリコンまたはゲルマニウム材料、またはIII−V/II
−VI材料系において実施することができる。説明の都合
上、本発明は、シリコン基板上のシリコン−ゲルマニウ
ム材料系において記述するが、当業者には理解されるよ
うに、ここに開示する概念及び技法は、III−V/II−V
I系に対しても適用することができるものである。
【0014】本発明の傾斜形チャネルFETでは、在来
の対称形の合金百分率プロファイルを有する素子に優る
多くの利点がある。これらの利点については、図1、図
2、図3を参照して説明する。図1は、純粋シリコンの
各層の間に挟んだSiGeチャネル層をもつMOSFE
Tについて、その在来の合金百分率プロファイルを示し
たものである。15nm厚のそのチャネル層は、22.
5%の均一なGe百分率をもっている。図2は、本発明
による傾斜形のプロファイルを示している。これのGe
百分率は、Si/SiGe界面において急に30%にま
で上昇させ、そしてSiGe/Si界面の15%にまで
傾斜して降下させている。図3は、図1と図2に示した
プロファイルのMOSFETについて、そのチャネル電
荷−Vg曲線を示したものである。集積Geドーズの合
計量が同じ場合に、傾斜形チャネルのプロファイルから
は次のような利点が得られる。即ち、(1)曲線Aの傾
斜部分と曲線Bの傾斜部分とにより示されているよう
に、低いVgにおいて相互コンダクタンスがより高く、
従ってより鋭いターンオンをもたらすという点、(2)
Vgが高くなるにつれ電流が大きくなり、より優れた駆
動能力を実現するという点、(3)曲線CとDの位置に
より示されているように、Siキャップ層における寄生
チャネル伝導が低い点、である。
の対称形の合金百分率プロファイルを有する素子に優る
多くの利点がある。これらの利点については、図1、図
2、図3を参照して説明する。図1は、純粋シリコンの
各層の間に挟んだSiGeチャネル層をもつMOSFE
Tについて、その在来の合金百分率プロファイルを示し
たものである。15nm厚のそのチャネル層は、22.
5%の均一なGe百分率をもっている。図2は、本発明
による傾斜形のプロファイルを示している。これのGe
百分率は、Si/SiGe界面において急に30%にま
で上昇させ、そしてSiGe/Si界面の15%にまで
傾斜して降下させている。図3は、図1と図2に示した
プロファイルのMOSFETについて、そのチャネル電
荷−Vg曲線を示したものである。集積Geドーズの合
計量が同じ場合に、傾斜形チャネルのプロファイルから
は次のような利点が得られる。即ち、(1)曲線Aの傾
斜部分と曲線Bの傾斜部分とにより示されているよう
に、低いVgにおいて相互コンダクタンスがより高く、
従ってより鋭いターンオンをもたらすという点、(2)
Vgが高くなるにつれ電流が大きくなり、より優れた駆
動能力を実現するという点、(3)曲線CとDの位置に
より示されているように、Siキャップ層における寄生
チャネル伝導が低い点、である。
【0015】図4(a)と図5(a)は、それぞれ、本
発明の別の実施例のGeプロファイル(図4(a))と
従来技術のGeプロファイル(図5(a))を示したも
のである。これらの単位は、A.U.(オングストロー
ム)、例えば任意の単位である。また、符号A、B、
C、D、EとA'、B'、C'、D'は、その各プロファイ
ルをもったFET構造の横断面の各種の点を指してい
る。A−Bは、5nmのSi層であり、B−Cは、30
%Geのピークに至る約7nmのSiGeであり、C−
Dは、約13nmである。D−Eは、そのチャネルの下
の各種Si層である。A'−B'は、約5nmのSi層で
あり、B'−C'は25%Geの均一なプロファイルをも
ったSiGe層であり、C'−D'は、各種のSi層であ
る。図4(b)と図5(b)は、それら本発明と従来技
術のそれぞれの構造について、その深さの関数として移
動度を示している。また、図4(c)と図5(c)は、
上記2つの場合の各々について、それら素子が低いゲー
ト・バイアスにより“オン”の状態にあるときの、その
キャリアの位置を示したものである。図4(c)のプロ
ファイルのその形状のため、最大のキャリアの密度は、
だいたい点Cのところにあり、そして点Bと点Dとの間
で高移動度のGeチャネル内にトラップされたままとな
っている。これは、単一のガスとなっており、図5
(c)の場合とは明白な違いがある。まず初めに、図5
(c)の対称形の場合においては、2つのガスが形成さ
れており、その一方はB'を中心とし、他方はC'を中心
としている。これは、その各ガス中のキャリアの内の大
きな割合のキャリアが、高移動度の領域の外側にあるこ
とを意味している。B'におけるガスについては、大き
な割合のものがA'とB'の間の領域、即ち低移動度の領
域にある。また、C'におけるガスについても、C'−
D'領域、即ち同じく低移動度の領域に、そのガスの大
きな割合部分がある。このことは、移動度とキャリア密
度との積のような良さの指数について考察すれば、明白
である。その積は、素子がスイッチできる最終的な電流
に比例するものであって、図4(d)と図5(d)とに
示してある。図4(d)において(図4(b)の移動度
に図4(c)の密度を乗じた積)は、キャリア密度が高
い処ではどこでも移動度が高く、相互コンダクタンスは
大きくなっている。従って、発生するキャリアは全て、
移動性の高いものとなる。一方、図5(d)において
は、移動度(図5(b))と密度(図5(c))の積は
低く、図5(c)に示したキャリアの多くは低移動度領
域にあり、従って総合の導電率に対する貢献はより小さ
くなっている。
発明の別の実施例のGeプロファイル(図4(a))と
従来技術のGeプロファイル(図5(a))を示したも
のである。これらの単位は、A.U.(オングストロー
ム)、例えば任意の単位である。また、符号A、B、
C、D、EとA'、B'、C'、D'は、その各プロファイ
ルをもったFET構造の横断面の各種の点を指してい
る。A−Bは、5nmのSi層であり、B−Cは、30
%Geのピークに至る約7nmのSiGeであり、C−
Dは、約13nmである。D−Eは、そのチャネルの下
の各種Si層である。A'−B'は、約5nmのSi層で
あり、B'−C'は25%Geの均一なプロファイルをも
ったSiGe層であり、C'−D'は、各種のSi層であ
る。図4(b)と図5(b)は、それら本発明と従来技
術のそれぞれの構造について、その深さの関数として移
動度を示している。また、図4(c)と図5(c)は、
上記2つの場合の各々について、それら素子が低いゲー
ト・バイアスにより“オン”の状態にあるときの、その
キャリアの位置を示したものである。図4(c)のプロ
ファイルのその形状のため、最大のキャリアの密度は、
だいたい点Cのところにあり、そして点Bと点Dとの間
で高移動度のGeチャネル内にトラップされたままとな
っている。これは、単一のガスとなっており、図5
(c)の場合とは明白な違いがある。まず初めに、図5
(c)の対称形の場合においては、2つのガスが形成さ
れており、その一方はB'を中心とし、他方はC'を中心
としている。これは、その各ガス中のキャリアの内の大
きな割合のキャリアが、高移動度の領域の外側にあるこ
とを意味している。B'におけるガスについては、大き
な割合のものがA'とB'の間の領域、即ち低移動度の領
域にある。また、C'におけるガスについても、C'−
D'領域、即ち同じく低移動度の領域に、そのガスの大
きな割合部分がある。このことは、移動度とキャリア密
度との積のような良さの指数について考察すれば、明白
である。その積は、素子がスイッチできる最終的な電流
に比例するものであって、図4(d)と図5(d)とに
示してある。図4(d)において(図4(b)の移動度
に図4(c)の密度を乗じた積)は、キャリア密度が高
い処ではどこでも移動度が高く、相互コンダクタンスは
大きくなっている。従って、発生するキャリアは全て、
移動性の高いものとなる。一方、図5(d)において
は、移動度(図5(b))と密度(図5(c))の積は
低く、図5(c)に示したキャリアの多くは低移動度領
域にあり、従って総合の導電率に対する貢献はより小さ
くなっている。
【0016】次に、別の2つの傾斜用プロファイルの例
について、図6(a)と図7(a)に示す。図6(a)
の傾斜用プロファイルは、AのところのSi/SiGe
界面において始まり、そしてこの界面から2.5nmの
距離のところのBの30%Geまで0%Geから傾斜上
昇する。そして、そのGe含有量は、15nm厚の間傾
斜降下してCの15%に至り、そして更に傾斜降下して
SiGe/Si界面であるDにおいて0%になる。ま
た、図7(a)の傾斜用プロファイルにおいては、Ge
百分率は、Aにおける0%から、Si/SiGe界面で
あるBの15%にまで急激に立ち上がる。次に、このプ
ロファイルは、7nm厚の間Cの30%にまで傾斜上昇
し、そして13nm厚の間Dの15%にまで傾斜降下す
る。そして次に、このプロファイルは、SiGe/Si
界面におあるEの0%にまで急激に下落する。上記の図
6(a)の例においては、容量は高くなり、また移動度
は、増すが、正孔のある割合のものがシリコン中にこぼ
れるので最大になることはない。図7(a)の傾斜形プ
ロファイルにおいては、シリコン中にこぼれる正孔はな
いので、キャリア移動度は最大となるが、容量は最大と
はならない。ゲルマニウムのピーク百分率のその特定の
場所、従ってその電荷キャリアの場所は、所望の素子特
性に依存することになる。
について、図6(a)と図7(a)に示す。図6(a)
の傾斜用プロファイルは、AのところのSi/SiGe
界面において始まり、そしてこの界面から2.5nmの
距離のところのBの30%Geまで0%Geから傾斜上
昇する。そして、そのGe含有量は、15nm厚の間傾
斜降下してCの15%に至り、そして更に傾斜降下して
SiGe/Si界面であるDにおいて0%になる。ま
た、図7(a)の傾斜用プロファイルにおいては、Ge
百分率は、Aにおける0%から、Si/SiGe界面で
あるBの15%にまで急激に立ち上がる。次に、このプ
ロファイルは、7nm厚の間Cの30%にまで傾斜上昇
し、そして13nm厚の間Dの15%にまで傾斜降下す
る。そして次に、このプロファイルは、SiGe/Si
界面におあるEの0%にまで急激に下落する。上記の図
6(a)の例においては、容量は高くなり、また移動度
は、増すが、正孔のある割合のものがシリコン中にこぼ
れるので最大になることはない。図7(a)の傾斜形プ
ロファイルにおいては、シリコン中にこぼれる正孔はな
いので、キャリア移動度は最大となるが、容量は最大と
はならない。ゲルマニウムのピーク百分率のその特定の
場所、従ってその電荷キャリアの場所は、所望の素子特
性に依存することになる。
【0017】上記のチャネル中の電荷キャリアの位置制
御は、図6(b)と図7(b)に示す。これら図6
(b)と図7(b)のバンド図は、それぞれ図6(a)
と図7(a)のゲルマニウム傾斜をもつ素子に対応した
ものである。これらのバンド図は、−1.0ボルトのゲ
ート電圧に関するものである。このバンド図に重ねて示
した正孔密度は、キャリアの最大濃度の位置がそれぞれ
図6(a)、図7(a)に示したゲルマニウムの最大百
分率の位置と一致する、ということを示している。その
平均Ge濃度が高くなると、SiGeチャネル中の移動
性キャリアの、寄生表面及び基板チャネルの双方におけ
る移動性キャリアに対する比率は、図6(b)、図7
(b)に示すように高くなる。
御は、図6(b)と図7(b)に示す。これら図6
(b)と図7(b)のバンド図は、それぞれ図6(a)
と図7(a)のゲルマニウム傾斜をもつ素子に対応した
ものである。これらのバンド図は、−1.0ボルトのゲ
ート電圧に関するものである。このバンド図に重ねて示
した正孔密度は、キャリアの最大濃度の位置がそれぞれ
図6(a)、図7(a)に示したゲルマニウムの最大百
分率の位置と一致する、ということを示している。その
平均Ge濃度が高くなると、SiGeチャネル中の移動
性キャリアの、寄生表面及び基板チャネルの双方におけ
る移動性キャリアに対する比率は、図6(b)、図7
(b)に示すように高くなる。
【0018】次に、図8を参照する。これには、本発明
による、変調ドープ式のn+ポリシリコン・ゲートで傾
斜形SiGeチャネルのMISFET10を示してあ
る。この図8に示した通り、シリコン基板12を設け、
そしてシリコンの狭い本来の位置にドープした層14を
成長させる。p−チャネルMOSFETについては、ボ
ロン・ドーピングを用いる。ドーパントのその総集積ド
ーズにより、素子のしきい値電圧が決まる。もしこの層
14を、低温エピタキシーを使用して本来の位置に堆積
させそしてドープする場合、その集積ドーズは、非常に
正確に制御することができる。この層14の代表的な厚
さは、ドーピング濃度5×1018cm-3において約2〜
5nmである。次に、狭くて無ドープのシリコン・スペ
ーサ16を、ドープ層14の上に、代表的には約2nm
の厚さまで成長させる。この無ドープのスペーサは、イ
オン化したアクセプタをSiGeチャネル中を流れる2
D正孔ガスから物理的に分離する。もしそれよりも厚い
スペーサを使用すると、好ましくない寄生基板チャネル
を生ずることがある。
による、変調ドープ式のn+ポリシリコン・ゲートで傾
斜形SiGeチャネルのMISFET10を示してあ
る。この図8に示した通り、シリコン基板12を設け、
そしてシリコンの狭い本来の位置にドープした層14を
成長させる。p−チャネルMOSFETについては、ボ
ロン・ドーピングを用いる。ドーパントのその総集積ド
ーズにより、素子のしきい値電圧が決まる。もしこの層
14を、低温エピタキシーを使用して本来の位置に堆積
させそしてドープする場合、その集積ドーズは、非常に
正確に制御することができる。この層14の代表的な厚
さは、ドーピング濃度5×1018cm-3において約2〜
5nmである。次に、狭くて無ドープのシリコン・スペ
ーサ16を、ドープ層14の上に、代表的には約2nm
の厚さまで成長させる。この無ドープのスペーサは、イ
オン化したアクセプタをSiGeチャネル中を流れる2
D正孔ガスから物理的に分離する。もしそれよりも厚い
スペーサを使用すると、好ましくない寄生基板チャネル
を生ずることがある。
【0019】この素子のそれらの層は、超高真空の化学
気相堆積法のような低温エピタキシー・プロセスによ
り、あるいは分子ビーム・エピタキシーにより成長させ
るようにすることができる。
気相堆積法のような低温エピタキシー・プロセスによ
り、あるいは分子ビーム・エピタキシーにより成長させ
るようにすることができる。
【0020】次に、無ドープのSiGeチャネル層18
を、スペーサ層16の上に成長させる。このSiGeチ
ャネル層は、相互コンダクタンスを最大にするように選
択したある傾斜形プロファイルにて成長させる。この層
18は、ある適切な厚さ、即ち擬似形態的な単結晶構造
を維持するのに充分な程薄く成長させるようにし、従っ
てその厚さは10〜50nmの範囲とすることができ
る。
を、スペーサ層16の上に成長させる。このSiGeチ
ャネル層は、相互コンダクタンスを最大にするように選
択したある傾斜形プロファイルにて成長させる。この層
18は、ある適切な厚さ、即ち擬似形態的な単結晶構造
を維持するのに充分な程薄く成長させるようにし、従っ
てその厚さは10〜50nmの範囲とすることができ
る。
【0021】次に、シリコン・キャップ層20を、代表
的には厚さ2〜5nmで、SiGeチャネル層18上に
堆積させる。次に、ゲート絶縁体層22(代表的には、
二酸化シリコンのもの)を、そのシリコン・キャップ層
20の上に形成し、そして次に、ゲート電極層24(代
表的にはポリシリコン層である)を、そのゲート絶縁体
層22上に形成する。それら層22と24は、周知のリ
ソグラフィ式のマスキング及びエッチング法によりパタ
ーン形成する。ソース領域26とドレイン領域28は、
インプランテーションまたは外方拡散により形成するよ
うにし、そしてボロンで重くドープする。そして、接点
30、32、34をソース、ドレイン、ゲートの各領域
上に形成し、これにより本素子は完成する。層22の代
表的な厚さは、3〜10nmであり、層24は、50〜
200nmである。
的には厚さ2〜5nmで、SiGeチャネル層18上に
堆積させる。次に、ゲート絶縁体層22(代表的には、
二酸化シリコンのもの)を、そのシリコン・キャップ層
20の上に形成し、そして次に、ゲート電極層24(代
表的にはポリシリコン層である)を、そのゲート絶縁体
層22上に形成する。それら層22と24は、周知のリ
ソグラフィ式のマスキング及びエッチング法によりパタ
ーン形成する。ソース領域26とドレイン領域28は、
インプランテーションまたは外方拡散により形成するよ
うにし、そしてボロンで重くドープする。そして、接点
30、32、34をソース、ドレイン、ゲートの各領域
上に形成し、これにより本素子は完成する。層22の代
表的な厚さは、3〜10nmであり、層24は、50〜
200nmである。
【0022】シリコン−ゲルマニウム合金層18のゲル
マニウムの百分率は、そのチャネル層内で単一ピーク百
分率のレベルにまで傾斜させる。このチャネル層内のキ
ャリアの場所は、そのピーク百分率レベルと一致するこ
とになる。これにより、SiGeチャネル層18は、相
互コンダクタンスを最大限にするように設計したあるG
eプロファイルにて、形成してある。このGeプロファ
イルによって、組込式の電界が生じ、これはチャネル内
の所望の位置にそれらのキャリアを位置付けする。ま
た、そのGe百分率は、ピークで約50%またはそれ以
下である。代表的には、その百分率は、10〜50%の
間の範囲にある。好ましくは、Geの最大百分率レベル
は、約30%となる。
マニウムの百分率は、そのチャネル層内で単一ピーク百
分率のレベルにまで傾斜させる。このチャネル層内のキ
ャリアの場所は、そのピーク百分率レベルと一致するこ
とになる。これにより、SiGeチャネル層18は、相
互コンダクタンスを最大限にするように設計したあるG
eプロファイルにて、形成してある。このGeプロファ
イルによって、組込式の電界が生じ、これはチャネル内
の所望の位置にそれらのキャリアを位置付けする。ま
た、そのGe百分率は、ピークで約50%またはそれ以
下である。代表的には、その百分率は、10〜50%の
間の範囲にある。好ましくは、Geの最大百分率レベル
は、約30%となる。
【0023】上記チャネルの底部及び頂部においては、
大きな価電子帯の不連続が望ましいが、これは、SiG
eチャネル中に移動性キャリアを全て閉じこめ、その
上、絶縁体/Si界面か、あるいはSiGeチャネルの
下のシリコン中の重ドープ領域中かのいずれかの寄生チ
ャネル内のキャリアの流れを抑制するためである。これ
により、ゲート24上の負の電圧が成立させる電界は、
SiGe層18とSi層20との間の界面19に、多量
の正のキャリアを引き付ける。この正のキャリア即ち正
孔の濃度は、2次元形態を取る。2つの結晶層のそのひ
ずんだ界面においては、その界面の正の電荷キャリア
は、高い移動度を有し、そしてソース26とドレイン2
8の間で実質上2次元の方向に移動する。2次元の正孔
ガスが上記の界面19に形成されたとき、それはゲート
に可能な限り近いので、この素子の容量は最大となる。
しかし、キャリアの移動度は、この界面では減少する
が、その理由は、多量の正孔が、低移動度のシリコン中
にこぼれるからである。従って、界面19から離れた位
置に2次元の正孔ガスを位置付けすることが、相互コン
ダクタンスを最大にするためには望ましい。そのような
結果は、ゲルマニウムのピーク百分率を界面19から離
して位置付けすることにより得られる。
大きな価電子帯の不連続が望ましいが、これは、SiG
eチャネル中に移動性キャリアを全て閉じこめ、その
上、絶縁体/Si界面か、あるいはSiGeチャネルの
下のシリコン中の重ドープ領域中かのいずれかの寄生チ
ャネル内のキャリアの流れを抑制するためである。これ
により、ゲート24上の負の電圧が成立させる電界は、
SiGe層18とSi層20との間の界面19に、多量
の正のキャリアを引き付ける。この正のキャリア即ち正
孔の濃度は、2次元形態を取る。2つの結晶層のそのひ
ずんだ界面においては、その界面の正の電荷キャリア
は、高い移動度を有し、そしてソース26とドレイン2
8の間で実質上2次元の方向に移動する。2次元の正孔
ガスが上記の界面19に形成されたとき、それはゲート
に可能な限り近いので、この素子の容量は最大となる。
しかし、キャリアの移動度は、この界面では減少する
が、その理由は、多量の正孔が、低移動度のシリコン中
にこぼれるからである。従って、界面19から離れた位
置に2次元の正孔ガスを位置付けすることが、相互コン
ダクタンスを最大にするためには望ましい。そのような
結果は、ゲルマニウムのピーク百分率を界面19から離
して位置付けすることにより得られる。
【0024】さらに、図8の例示的実施例に示したよう
に、MOSFETのチャネル領域を変調ドーピングする
ことにより、それらキャリアをイオン化した原子から物
理的に分離し、これによりイオン化不純物の分散が無視
できる状態で高キャリア濃度を可能にし、これによっ
て、均一ドープ式SiGeのMOSFETと比べて高い
移動度を可能にする。その上、ドーパントを、MODF
ETおよびBICFETの両方の場合のようにSiGe
チャネルの上にではなく、その下に配置することによ
り、素子の製作中にSiキャップ層を薄くすることが総
集積ドーピングに影響を及ぼさないため、そのプロセス
感度は大いに向上する。均一ドープ式SiGeのMOS
FETに優る1つの利点は、MODMOSにおいては、
その寄生表面チャネルが、そのシリコン・キャップの厚
さ、従ってプロセス変動にそれ程厳しく依存しなくなる
ことである。最後に、そのMODMOSでは、均一ドー
プ式SiGe MOSFETに比べて、SiGeチャネ
ル中のキャリアの、表面と基板の寄生チャネルの双方の
中のキャリアに対する比率を最大限にすることができ
る。
に、MOSFETのチャネル領域を変調ドーピングする
ことにより、それらキャリアをイオン化した原子から物
理的に分離し、これによりイオン化不純物の分散が無視
できる状態で高キャリア濃度を可能にし、これによっ
て、均一ドープ式SiGeのMOSFETと比べて高い
移動度を可能にする。その上、ドーパントを、MODF
ETおよびBICFETの両方の場合のようにSiGe
チャネルの上にではなく、その下に配置することによ
り、素子の製作中にSiキャップ層を薄くすることが総
集積ドーピングに影響を及ぼさないため、そのプロセス
感度は大いに向上する。均一ドープ式SiGeのMOS
FETに優る1つの利点は、MODMOSにおいては、
その寄生表面チャネルが、そのシリコン・キャップの厚
さ、従ってプロセス変動にそれ程厳しく依存しなくなる
ことである。最後に、そのMODMOSでは、均一ドー
プ式SiGe MOSFETに比べて、SiGeチャネ
ル中のキャリアの、表面と基板の寄生チャネルの双方の
中のキャリアに対する比率を最大限にすることができ
る。
【0025】無ドープSiGeチャネルに向かうドーピ
ング種の拡散を少なくするため処理温度を最小限にする
には、低温酸化物のような堆積形絶縁物をゲートに対し
使用するのが好ましい。その正しいしきい値電圧は、ゲ
ート材料としてn+ポリシリコンを使用することにより
得られる(p+ポリシリコンでは、ディプレッション・
モードの素子になる)。
ング種の拡散を少なくするため処理温度を最小限にする
には、低温酸化物のような堆積形絶縁物をゲートに対し
使用するのが好ましい。その正しいしきい値電圧は、ゲ
ート材料としてn+ポリシリコンを使用することにより
得られる(p+ポリシリコンでは、ディプレッション・
モードの素子になる)。
【0026】図9の(a)と(b)とは、種々の素子デ
ータを示すものであり、これらデータは、同じGeプロ
ファイルで、均一ドープ式SiGeのMOSFETと比
較して、本発明の変調ドープ式傾斜形SiGeチャネル
MOSFETから得たものである。この図9の(a)と
(b)は、SiGeチャネルの電荷と寄生表面チャネル
及び寄生基板チャネルの電荷との比率が、均一ドープ式
p+ポリシリコン・ゲートSiGe MOSFETとp
−MODMOSとのそれぞれに対して、Siキャップの
厚さに依存している、ということを示している。その均
一ドープ式SiGe MOSFETは、Ge含有量が1
0%、20%、30%、40%の平坦なGeプロファイ
ルを有している。また、そのMODMOSは、ピーク百
分率が20%、30%、40%、50%のプロファイル
であって、しかもそのGe%がチャネルの頂部と底部と
の間で20%下降した傾斜形Geプロファイルを有して
いる。この図9の(a)と(b)とを比較すると、MO
DMOSでは、シリコン・キャップの厚さの変動に対す
る感度は、かなり低くなっている。
ータを示すものであり、これらデータは、同じGeプロ
ファイルで、均一ドープ式SiGeのMOSFETと比
較して、本発明の変調ドープ式傾斜形SiGeチャネル
MOSFETから得たものである。この図9の(a)と
(b)は、SiGeチャネルの電荷と寄生表面チャネル
及び寄生基板チャネルの電荷との比率が、均一ドープ式
p+ポリシリコン・ゲートSiGe MOSFETとp
−MODMOSとのそれぞれに対して、Siキャップの
厚さに依存している、ということを示している。その均
一ドープ式SiGe MOSFETは、Ge含有量が1
0%、20%、30%、40%の平坦なGeプロファイ
ルを有している。また、そのMODMOSは、ピーク百
分率が20%、30%、40%、50%のプロファイル
であって、しかもそのGe%がチャネルの頂部と底部と
の間で20%下降した傾斜形Geプロファイルを有して
いる。この図9の(a)と(b)とを比較すると、MO
DMOSでは、シリコン・キャップの厚さの変動に対す
る感度は、かなり低くなっている。
【0027】先に述べたように、本発明の傾斜形合金チ
ャネルは、他のFET形態においても実施することがで
きる。例えば、図8のMODMOSにおいて、変調ドー
ピングをチャネルの上方で設けることができ、これは、
p型ドーパントでシリコン・キャップ層20を約2nm
の間約5×1018cm-3に重くドープし、そしてまた、
このドープした層とチャネルとの間にシリコン・スペー
サ層を設けることにより行える。この実施例では、層1
4はない。
ャネルは、他のFET形態においても実施することがで
きる。例えば、図8のMODMOSにおいて、変調ドー
ピングをチャネルの上方で設けることができ、これは、
p型ドーパントでシリコン・キャップ層20を約2nm
の間約5×1018cm-3に重くドープし、そしてまた、
このドープした層とチャネルとの間にシリコン・スペー
サ層を設けることにより行える。この実施例では、層1
4はない。
【0028】あるMOSFETは、p+ポリシリコン・
ゲートを設け、そして残りの全ての層を無ドープで、あ
るいはこの代わりとして、残りの全ての層を均一に代表
的には2×1017cm-3までnドープして設けることに
より、実現できる。
ゲートを設け、そして残りの全ての層を無ドープで、あ
るいはこの代わりとして、残りの全ての層を均一に代表
的には2×1017cm-3までnドープして設けることに
より、実現できる。
【0029】別のMOSFET実施例は、n型ドーピン
グをシリコン・キャップ層20中に(このキャップをチ
ャネルから分離するシリコン・スペーサを備えて)設け
るか、あるいはそのn型ドーピングを層14中に設けら
れるかして、実現できる。これら実施例の両者におい
て、p+ゲートを設ける。
グをシリコン・キャップ層20中に(このキャップをチ
ャネルから分離するシリコン・スペーサを備えて)設け
るか、あるいはそのn型ドーピングを層14中に設けら
れるかして、実現できる。これら実施例の両者におい
て、p+ゲートを設ける。
【0030】以上、本発明について、その例示的なまた
好ましい実施例で詳細に図示し説明したが、当業者には
理解されるように、形状と細部における上述した変更並
びにその他の変更を、特許請求の範囲の記載によっての
み限定されるべき本発明の精神及び範囲から外れずに、
行うことができる。
好ましい実施例で詳細に図示し説明したが、当業者には
理解されるように、形状と細部における上述した変更並
びにその他の変更を、特許請求の範囲の記載によっての
み限定されるべき本発明の精神及び範囲から外れずに、
行うことができる。
【図1】従来技術のシリコン−ゲルマニウム・チャネル
層の平らな対称形のゲルマニウム含有量プロファイルを
示す図。
層の平らな対称形のゲルマニウム含有量プロファイルを
示す図。
【図2】本発明によるシリコン−ゲルマニウム・チャネ
ル層の傾斜形のゲルマニウム含有量プロファイルの一例
を示す図。
ル層の傾斜形のゲルマニウム含有量プロファイルの一例
を示す図。
【図3】図1と図2とに示したプロファイルを有する素
子の、チャネル電荷 対 ゲート電圧の曲線を比較して示
す図。
子の、チャネル電荷 対 ゲート電圧の曲線を比較して示
す図。
【図4】(a)〜(d)は、本発明による傾斜形SiG
eチャネル層の場合のGe含有量プロファイル、キャリ
ア移動度、キャリア密度、相互コンダクタンスをそれぞ
れ示す図。
eチャネル層の場合のGe含有量プロファイル、キャリ
ア移動度、キャリア密度、相互コンダクタンスをそれぞ
れ示す図。
【図5】(a)〜(d)は、従来技術の平らなGeプロ
ファイルのチャネル層の場合のGe含有量プロファイ
ル、キャリア移動度、キャリア密度、相互コンダクタン
スをそれぞれ示す図。
ファイルのチャネル層の場合のGe含有量プロファイ
ル、キャリア移動度、キャリア密度、相互コンダクタン
スをそれぞれ示す図。
【図6】(a)は、本発明によるシリコン−ゲルマニウ
ム・チャネル層の2つの別のゲルマニウム含有量プロフ
ァイルの内の一方を示し、(b)は、チャネル層が
(a)に示したゲルマニウム含有量傾斜プロファイルを
有した、本発明の素子の正孔密度プロファイルも示した
エネルギー・バンド図である。
ム・チャネル層の2つの別のゲルマニウム含有量プロフ
ァイルの内の一方を示し、(b)は、チャネル層が
(a)に示したゲルマニウム含有量傾斜プロファイルを
有した、本発明の素子の正孔密度プロファイルも示した
エネルギー・バンド図である。
【図7】(a)は、本発明によるシリコン−ゲルマニウ
ム・チャネル層の2つの別のゲルマニウム含有量プロフ
ァイルの内の他方を示し、(b)は、チャネル層が
(a)に示したゲルマニウム含有量傾斜プロファイルを
有した、本発明の素子の正孔密度プロファイルも示した
エネルギー・バンド図である。
ム・チャネル層の2つの別のゲルマニウム含有量プロフ
ァイルの内の他方を示し、(b)は、チャネル層が
(a)に示したゲルマニウム含有量傾斜プロファイルを
有した、本発明の素子の正孔密度プロファイルも示した
エネルギー・バンド図である。
【図8】本発明のMODMOSの横断面図である。
【図9】(a)と(b)は、従来技術のSiGe MO
SFETと本発明の傾斜形チャネルFETとについての
ある素子データを比較して示す図。
SFETと本発明の傾斜形チャネルFETとについての
ある素子データを比較して示す図。
10:MISFET 12:シリコン基板 14:ドープ層 16:シリコン・スペーサ 18:シリコン−ゲルマニウム合金チャネル層 19:界面 20:シリコン・キャップ層 22:ゲート絶縁体層 24:ゲート電極層 26:ソース領域 28:ドレイン領域 30,32,34:接点
フロントページの続き (72)発明者 バーナード・スティール・メイアーソン アメリカ合衆国10598、ニューヨーク州 ヨークタウン・ハイツ、カリフォルニア・ ロード 235番地 (72)発明者 ヨハネス・マリア・コルネリス・ストルク アメリカ合衆国10598、ニューヨーク州 ヨークタウン・ハイツ、スプリングハース ト・ストリート 2728番地 (72)発明者 ソフィー・ヴェルドンクト−ヴァンデブロ ーク アメリカ合衆国14456、ニューヨーク州 ジェニーバ、ノース・ストリート 72番地 (56)参考文献 特開 昭63−252478(JP,A) 特開 平2−196436(JP,A) 特開 平3−3366(JP,A)
Claims (23)
- 【請求項1】 MISFETであって、 イ) 第1の単結晶半導体材料の基板と、 ロ) 該基板の上に配置した、前記第1半導体材料と第
2の半導体材料との合金の擬似形態的なエピタキシャル
・チャネル層であって、前記合金は、その前記第2半導
体材料の百分率を前記チャネル層内で単一のピーク百分
率レベルまで傾斜させて、前記チャネル層内のキャリア
の場所が前記ピーク百分率レベルのところと一致するよ
うにした、前記の擬似形態的なエピタキシャル・チャネ
ル層と、 ハ) 該チャネル層の上に配置した前記第1半導体材料
のエピタキシャル・キャップ層と、 ニ) 該キャップ層の上に配置したゲート絶縁体層と、 ホ) 該ゲート絶縁体層の上に配置したゲート電極と、
及び ヘ) 前記キャップ層及び前記チャネル層中でかつ前記
ゲート電極の下にしかも該ゲート電極の互いに対向した
側に形成した、1つの導電形式のソース領域及びドレイ
ン領域と、 から成るMISFET。 - 【請求項2】 請求項1記載のMISFETであって、
前記合金中の前記第2半導体材料の前記単一ピーク百分
率レベルは、10%〜50%の範囲にある、MISFE
T。 - 【請求項3】 請求項2記載のMISFETであって、
前記合金中の前記第2半導体材料の前記単一ピーク百分
率レベルは、約30%である、MISFET。 - 【請求項4】 請求項1記載のMISFETであって、
前記単一ピーク百分率レベルは、前記チャネル層の互い
に対向した第1及び第2の主表面の間にこれらから離間
した所定の場所に位置させ、また該所定の場所は、前記
チャネル層内の素子相互コンダクタンスを最適にするよ
うに選択した、MISFET。 - 【請求項5】 請求項4記載のMISFETであって、
前記所定の場所は、前記第1主表面に近く、しかも前記
第1主表面は、前記チャネル層と前記キャップ層との界
面に位置した、MISFET。 - 【請求項6】 請求項1記載のMISFETであって、
前記第1単結晶半導体材料はシリコンである、MISF
ET。 - 【請求項7】 請求項6記載のMISFETであって、
前記第2半導体材料はゲルマニウムである、MISFE
T。 - 【請求項8】 請求項7記載のMISFETであって、
前記合金中のゲルマニウムの前記単一ピーク百分率レベ
ルは、10%〜50%の範囲内にある、MISFET。 - 【請求項9】 請求項1記載のMISFETであって、
前記絶縁体層は酸化物である、MISFET。 - 【請求項10】 請求項9記載のMISFETであっ
て、前記酸化物は二酸化シリコンである、MISFE
T。 - 【請求項11】 請求項1記載のMISFETであっ
て、さらに前記基板の上に配置した、前記1つの導電形
式で重くドープした前記第1半導体材料のエピタキシャ
ル層と、前記チャネル層と前記重くドープした層との間
に配置した、前記第1半導体材料のエピタキシャル・ス
ペーサ層と、を含むMISFET。 - 【請求項12】 変調ドープ形MISFETであって、 イ) シリコン基板と、 ロ) 該基板上に配置した、Si100-xGexの合金のエ
ピタキシャル・チャネル層であって、xは該合金中のG
eの百分率を表し、該百分率xは、前記合金内で単一の
ピークレベルへ傾斜させて、前記チャネル層内のキャリ
アの場所が前記ピークレベルのところと一致するように
した、前記のエピタキシャル・チャネル層と、 ハ) 該チャネル層上に配置したシリコンのエピタキシ
ャル・キャップ層と、 ニ) 該キャップ層の上に配置した二酸化シリコンのゲ
ート絶縁体層と、 ホ) 該ゲート絶縁体層の上に配置したゲート電極と、
及び ヘ) 前記キャップ層及び前記チャネル層中でかつ前記
ゲート電極の下にしかも該ゲート電極の互いに対向した
側に形成した、1つの導電形式のソース領域及びドレイ
ン領域と、から成る変調ドープ形MISFET。 - 【請求項13】 請求項12記載のMISFETであっ
て、前記合金中の前記第2半導体材料の前記単一ピーク
百分率レベルは、10%〜50%の範囲内にある、MI
SFET。 - 【請求項14】 請求項13記載のMISFETであっ
て、前記合金中の前記第2半導体材料の前記単一ピーク
百分率レベルは、約30%である、MISFET。 - 【請求項15】 請求項12記載のMISFETであっ
て、前記単一ピーク百分率レベルは、前記チャネル層の
互いに対向した第1及び第2の主表面の間にこれらから
離間した所定の場所に位置させ、また該所定の場所は、
前記チャネル層内のキャリア相互コンダクタンスを最適
にするように選択した、MISFET。 - 【請求項16】 請求項12記載のMISFETであっ
て、さらに前記基板の上に配置した、前記1つの導電形
式で重くドープした前記第1半導体材料のエピタキシャ
ル層と、前記チャネル層と前記重くドープした層との間
に配置した、前記第1半導体材料のエピタキシャル・ス
ペーサ層と、を含むMISFET。 - 【請求項17】 変調ドープ形MISFETを製造する
製造方法であって、イ) 第1の単結晶半導体材料の基
板の上に、前記第1半導体材料と第2の半導体材料の合
金の擬似形態的なエピタキシャル・チャネル層を形成す
るステップであって、前記合金は、前記第2半導体材料
の百分率を前記チャネル層内で単一のピーク百分率レベ
ルへ傾斜させて形成して、前記チャネル層内のキャリア
の場所が前記ピーク百分率レベルのところに一致するよ
うにする、前記のステップと、 ロ) 前記チャネル層の上に、前記第1半導体材料のエ
ピタキシャル・キャップ層を形成するステップと、 ハ) 前記キャップ層上にゲート絶縁体層を形成するス
テップと、 ニ) 前記ゲート絶縁体層上にゲート電極を形成するス
テップと、及び ホ) 前記キャップ層及び前記チャネル層中でかつ前記
ゲート電極の下にしかも該ゲート電極の互いに対向する
側に、1つの導電形式のソース領域及びドレイン領域を
形成するステップと、 から成る製造方法。 - 【請求項18】 請求項17記載の方法であって、前記
のチャネル層を形成するステップは、前記合金中の前記
第2半導体材料の前記単一ピーク百分率レベルを10%
〜50%の範囲内で形成するステップ、を含む方法。 - 【請求項19】 請求項18記載の方法であって、前記
合金中の前記第2半導体材料の前記単一ピーク百分率レ
ベルは、約30%である、方法。 - 【請求項20】 請求項17記載の方法であって、前記
単一ピーク百分率レベルは、前記チャネル層の互いに対
向した第1及び第2の主表面の間でこれらから離間した
所定の場所に位置させ、また該所定の場所は、前記チャ
ネル層内のキャリア相互コンダクタンスを最適にするよ
うに選択した、方法。 - 【請求項21】 請求項17記載の方法であって、前記
合金は、GeSiであって、前記合金中のゲルマニウム
の前記単一ピーク百分率レベルが10%〜50%の範囲
内にある、方法。 - 【請求項22】 請求項21記載の方法であって、前記
絶縁体層は二酸化シリコンである、方法。 - 【請求項23】 請求項17記載の方法であって、さら
に前記基板の上に、前記1つの導電形式で重くドープし
た前記第1半導体材料のエピタキシャル層を形成するス
テップと、前記チャネル層と前記重くドープした層との
間に、前記第1半導体材料のエピタキシャル・スペーサ
層を形成するステップと、を含む方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US63962591A | 1991-01-10 | 1991-01-10 | |
| US639625 | 1991-01-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04247664A JPH04247664A (ja) | 1992-09-03 |
| JPH0691249B2 true JPH0691249B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=24564893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3259228A Expired - Fee Related JPH0691249B2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-10-07 | 変調ドープ形misfet及びその製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5821577A (ja) |
| EP (1) | EP0494395B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0691249B2 (ja) |
| DE (1) | DE69131520T2 (ja) |
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