JPH0692422B2 - 有機けい素化合物及びその製造方法 - Google Patents
有機けい素化合物及びその製造方法Info
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- JPH0692422B2 JPH0692422B2 JP3153945A JP15394591A JPH0692422B2 JP H0692422 B2 JPH0692422 B2 JP H0692422B2 JP 3153945 A JP3153945 A JP 3153945A JP 15394591 A JP15394591 A JP 15394591A JP H0692422 B2 JPH0692422 B2 JP H0692422B2
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- carbon atoms
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- compound
- chemical
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
- C07F7/02—Silicon compounds
- C07F7/21—Cyclic compounds having at least one ring containing silicon, but no carbon in the ring
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
- C07F7/02—Silicon compounds
- C07F7/08—Compounds having one or more C—Si linkages
- C07F7/0834—Compounds having one or more O-Si linkage
- C07F7/0838—Compounds with one or more Si-O-Si sequences
- C07F7/0872—Preparation and treatment thereof
- C07F7/0876—Reactions involving the formation of bonds to a Si atom of a Si-O-Si sequence other than a bond of the Si-O-Si linkage
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、側鎖に含フッ素有機基
及びジアルキルアミノ基を有する新規な有機けい素化合
物及びその製造方法に関する。
及びジアルキルアミノ基を有する新規な有機けい素化合
物及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、フッ素原子を有するポリシロキサンは、耐溶剤性、
耐薬品性に優れたゴム材料を製造するための素材として
有用であり、また、離型剤、撥水剤、撥油剤等を製造す
るための素材として有用であることが知られている。
ら、フッ素原子を有するポリシロキサンは、耐溶剤性、
耐薬品性に優れたゴム材料を製造するための素材として
有用であり、また、離型剤、撥水剤、撥油剤等を製造す
るための素材として有用であることが知られている。
【0003】このため、種々のフッ素原子を有するポリ
シロキサン、更にポリシロキサンにフッ素原子を導入す
るための化合物が提案されているが、ポリシロキサンに
対してより簡単かつ効果的にフッ素原子を導入し、フッ
素原子の特性を発揮させることができる化合物の開発が
要望されている。
シロキサン、更にポリシロキサンにフッ素原子を導入す
るための化合物が提案されているが、ポリシロキサンに
対してより簡単かつ効果的にフッ素原子を導入し、フッ
素原子の特性を発揮させることができる化合物の開発が
要望されている。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
耐溶剤性、耐薬品性、離型性等の特性が向上したポリシ
ロキサンをより簡単に製造するための原料として有効に
使用される有機けい素化合物及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
耐溶剤性、耐薬品性、離型性等の特性が向上したポリシ
ロキサンをより簡単に製造するための原料として有効に
使用される有機けい素化合物及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、下記一般式
(2)で示される環状化合物とジオルガノヒドロキシア
ミンとを脱水素反応させることにより、側鎖に含フッ素
有機基及びオルガノアミノキシ基を有する下記一般式
(1)で示される新規な環状有機けい素化合物が得られ
ると共に、この新規有機けい素化合物は、その側鎖オル
ガノアミノキシ基がシラノール化合物と容易に縮合し、
それ故シラノール基を有するオルガノポリシロキサンの
該シラノール基と縮合させることにより、ポリシロキサ
ンに容易にフッ素原子(含フッ素有機基)を導入するこ
とができること、またこの場合、式A,Bに示すよう
に、上記有機けい素化合物は、オルガノアミノキシ基を
2つ有する場合(2官能性)は両末端にシラノール基を
有するオルガノポリシロキサンの鎖長延長剤として、オ
ルガノアミノキシ基を3つ以上有する場合(3官能性以
上)は同オルガノポリシロキサンの架橋剤として使用さ
れることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、下記一般式
(2)で示される環状化合物とジオルガノヒドロキシア
ミンとを脱水素反応させることにより、側鎖に含フッ素
有機基及びオルガノアミノキシ基を有する下記一般式
(1)で示される新規な環状有機けい素化合物が得られ
ると共に、この新規有機けい素化合物は、その側鎖オル
ガノアミノキシ基がシラノール化合物と容易に縮合し、
それ故シラノール基を有するオルガノポリシロキサンの
該シラノール基と縮合させることにより、ポリシロキサ
ンに容易にフッ素原子(含フッ素有機基)を導入するこ
とができること、またこの場合、式A,Bに示すよう
に、上記有機けい素化合物は、オルガノアミノキシ基を
2つ有する場合(2官能性)は両末端にシラノール基を
有するオルガノポリシロキサンの鎖長延長剤として、オ
ルガノアミノキシ基を3つ以上有する場合(3官能性以
上)は同オルガノポリシロキサンの架橋剤として使用さ
れることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0006】
【化3】 (式中、R1及びR2は同一又は異種の炭素数1〜8の一
価炭化水素基、R3は炭素数2〜6のアルキレン基並び
に1つ又は2つ以上の−C−O−C−結合を含有する炭
素数2〜6のアルキレン基から選択される基、R4は炭
素数1〜6のアルキル基、Rfは炭素数1〜15のパー
フロロアルキル基及びパーフロロシクロアルキル基並び
に1つ又は2つ以上の−C−O−C−結合を含有する炭
素数1〜20のパーフロロアルキル基及びパーフロロシ
クロアルキル基から選択される基、nは0,1又は2、
mは1又は2、kは2,3又は4である。)
価炭化水素基、R3は炭素数2〜6のアルキレン基並び
に1つ又は2つ以上の−C−O−C−結合を含有する炭
素数2〜6のアルキレン基から選択される基、R4は炭
素数1〜6のアルキル基、Rfは炭素数1〜15のパー
フロロアルキル基及びパーフロロシクロアルキル基並び
に1つ又は2つ以上の−C−O−C−結合を含有する炭
素数1〜20のパーフロロアルキル基及びパーフロロシ
クロアルキル基から選択される基、nは0,1又は2、
mは1又は2、kは2,3又は4である。)
【0007】ジオルガノアミノキシ基は、水酸基と、以
下のように反応するため、 ≡SiONR1 2 + HO−R → ≡SiOR + R1 2NOH シラノール基を有するポリシロキサンを用いて以下のよ
うに鎖長延長及び架橋を行うことができる。 式A:2官能の場合 オルガノポリシロキサンに鎖延長剤として導入される場
合の縮合反応式
下のように反応するため、 ≡SiONR1 2 + HO−R → ≡SiOR + R1 2NOH シラノール基を有するポリシロキサンを用いて以下のよ
うに鎖長延長及び架橋を行うことができる。 式A:2官能の場合 オルガノポリシロキサンに鎖延長剤として導入される場
合の縮合反応式
【0008】
【化4】
【0009】式B: 3官能の場合 オルガノポリシロキサンに架橋剤として導入される場合
の縮合反応式
の縮合反応式
【0010】
【化5】
【0011】従って、本発明はシラノール化合物との縮
合によって側鎖に含フッ素有機基が導入されたポリシロ
キサンを製造するための原料として有用な上記式(1)
の環状有機けい素化合物、及び、上記式(2)で示され
る環状化合物とジオルガノヒドロキシアミンとを脱水素
反応させることにより上記式(1)の有機けい素化合物
を製造する方法を提供する。
合によって側鎖に含フッ素有機基が導入されたポリシロ
キサンを製造するための原料として有用な上記式(1)
の環状有機けい素化合物、及び、上記式(2)で示され
る環状化合物とジオルガノヒドロキシアミンとを脱水素
反応させることにより上記式(1)の有機けい素化合物
を製造する方法を提供する。
【0012】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の有機けい素化合物は下記式(1)で示され
るものである。
と、本発明の有機けい素化合物は下記式(1)で示され
るものである。
【0013】
【化6】
【0014】ここで、R1及びR2は同一又は異種の炭素
数1〜8、好ましくは1〜6の一価炭化水素基であり、
例えば、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,
ヘキシル基等のアルキル基、シクロヘキシル基等のシク
ロアルキル基、ビニル基,アリル基等のアルケニル基、
トリル基等のアリール基などが挙げられる。R3は炭素
数2〜6、好ましくは2〜3のアルキレン基並びに1つ
又は2つ以上の−C−O−C−結合を有する炭素数2〜
6、好ましくは2〜3のアルキレン基から選択される基
であり、具体的には−CH2CH2−、−CH2CH2OC
H2−等が挙げられる。R4は炭素数1〜6、好ましくは
1〜4のアルキル基である。Rfは炭素数1〜15、好
ましくは1〜8のパーフロロアルキレン基及びパーフロ
ロシクロアルキル基並びに1つ又は2つ以上の−C−O
−C−結合を有する炭素数1〜20、好ましくは5〜1
4のパーフロロアルキル基及びパーフロロシクロアルキ
ル基から選択される基であり、具体的には下記のものが
挙げられる。なお、nは0,1又は2、mは1又は2、
kは2,3又は4である。
数1〜8、好ましくは1〜6の一価炭化水素基であり、
例えば、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,
ヘキシル基等のアルキル基、シクロヘキシル基等のシク
ロアルキル基、ビニル基,アリル基等のアルケニル基、
トリル基等のアリール基などが挙げられる。R3は炭素
数2〜6、好ましくは2〜3のアルキレン基並びに1つ
又は2つ以上の−C−O−C−結合を有する炭素数2〜
6、好ましくは2〜3のアルキレン基から選択される基
であり、具体的には−CH2CH2−、−CH2CH2OC
H2−等が挙げられる。R4は炭素数1〜6、好ましくは
1〜4のアルキル基である。Rfは炭素数1〜15、好
ましくは1〜8のパーフロロアルキレン基及びパーフロ
ロシクロアルキル基並びに1つ又は2つ以上の−C−O
−C−結合を有する炭素数1〜20、好ましくは5〜1
4のパーフロロアルキル基及びパーフロロシクロアルキ
ル基から選択される基であり、具体的には下記のものが
挙げられる。なお、nは0,1又は2、mは1又は2、
kは2,3又は4である。
【0015】
【化7】
【0016】本発明の有機けい素化合物は、下記式
(2)で示される環状ヒドロシロキサンと下記式(3)
で示されるジオルガノヒドロキシアミンとの脱水素反応
により得ることができる。
(2)で示される環状ヒドロシロキサンと下記式(3)
で示されるジオルガノヒドロキシアミンとの脱水素反応
により得ることができる。
【0017】
【化8】
【0018】なお、上記式(2)で示される化合物は、
例えば下記式(4)で示される化合物に下記式(5)で
示される化合物及びトリス(トリフェニル)ホスフィン
ロジウムクロライドを加えて撹拌し、単蒸留、精留を行
うことにより得ることができる。
例えば下記式(4)で示される化合物に下記式(5)で
示される化合物及びトリス(トリフェニル)ホスフィン
ロジウムクロライドを加えて撹拌し、単蒸留、精留を行
うことにより得ることができる。
【0019】
【化9】
【0020】ここで、上記式(4)で示される化合物と
上記式(5)で示される化合物の混合割合は上記式
(4)で示される化合物1モルに対して上記式(5)で
示される化合物が0.5〜4モル、特に1〜2モルとす
ることが好ましい。この混合物の撹拌は、温度50〜2
00℃、特に100〜150℃において、2〜24時
間、特に3〜8時間行うことが好ましい。
上記式(5)で示される化合物の混合割合は上記式
(4)で示される化合物1モルに対して上記式(5)で
示される化合物が0.5〜4モル、特に1〜2モルとす
ることが好ましい。この混合物の撹拌は、温度50〜2
00℃、特に100〜150℃において、2〜24時
間、特に3〜8時間行うことが好ましい。
【0021】上記式(2)で示される化合物に式(3)
のジオルガノヒドロキシアミンを滴下し、本発明化合物
を得る場合、滴下するジオルガノヒドロキシアミンの量
は、上記式(2)中の≡SiH1モルに対して1〜5モ
ル、特に1.1〜1.5モルとすることが好ましい。ま
た、反応は0〜100℃、特に10〜30℃の温度で、
1〜8時間、特に2〜4時間とすることが好ましい。こ
の反応は溶媒を用いずに上記式(2)の化合物にジオル
ガノヒドロキシアミンを直接滴下することにより行うこ
ともできるが、必要に応じて例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、テトラ
ヒドロフラン等のような反応を疎外しない溶媒に上記式
(2)の化合物を溶解し、この溶液にジオルガノヒドロ
キシアミンを滴下することにより行うこともできる。
のジオルガノヒドロキシアミンを滴下し、本発明化合物
を得る場合、滴下するジオルガノヒドロキシアミンの量
は、上記式(2)中の≡SiH1モルに対して1〜5モ
ル、特に1.1〜1.5モルとすることが好ましい。ま
た、反応は0〜100℃、特に10〜30℃の温度で、
1〜8時間、特に2〜4時間とすることが好ましい。こ
の反応は溶媒を用いずに上記式(2)の化合物にジオル
ガノヒドロキシアミンを直接滴下することにより行うこ
ともできるが、必要に応じて例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、テトラ
ヒドロフラン等のような反応を疎外しない溶媒に上記式
(2)の化合物を溶解し、この溶液にジオルガノヒドロ
キシアミンを滴下することにより行うこともできる。
【0022】ジオルガノヒドロキシアミンの滴下が終了
した後、反応溶液を室温まで冷却して1〜24時間、好
ましくは4〜16時間撹拌を行い、次いでストリップに
よって未反応のジオルガノヒドロキシアミン(低沸分)
を留去することにより上記式(1)で示される有機けい
素化合物を得ることができる。なお、この有機けい素化
合物は加水分解性を有するので、ジオルガノヒドロキシ
アミンの滴下をはじめとする一連の操作は、窒素,アル
ゴン等の不活性ガス雰囲気中で行うことが好ましい。
した後、反応溶液を室温まで冷却して1〜24時間、好
ましくは4〜16時間撹拌を行い、次いでストリップに
よって未反応のジオルガノヒドロキシアミン(低沸分)
を留去することにより上記式(1)で示される有機けい
素化合物を得ることができる。なお、この有機けい素化
合物は加水分解性を有するので、ジオルガノヒドロキシ
アミンの滴下をはじめとする一連の操作は、窒素,アル
ゴン等の不活性ガス雰囲気中で行うことが好ましい。
【0023】本発明の化合物は、シラノール基を有する
オルガノポリシロキサンと上記式A,Bに示すように通
常の縮合条件で縮合して、該オルガノポリシロキサンに
フッ素原子を導入することができる。
オルガノポリシロキサンと上記式A,Bに示すように通
常の縮合条件で縮合して、該オルガノポリシロキサンに
フッ素原子を導入することができる。
【0024】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。まず、参考例として、本発明の有機けい素化合物の
製造に用いる上記式(2)で示される化合物の製造例に
ついて説明する。
するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。まず、参考例として、本発明の有機けい素化合物の
製造に用いる上記式(2)で示される化合物の製造例に
ついて説明する。
【0025】[参考例1]1,3,5,7−テトラメチ
ル−シクロテトラシロキサン600g(2.5モル)、
パーフロロオクチルエチレン1115g(2.5モル)
及びトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウムクロラ
イド0.5gを容量2リットルの耐圧容器に仕込み、1
30℃において4時間撹拌した。次いで、単蒸留、精留
を行い、沸点101℃/1mmHgの留分を230.2
g得た(収率13%)。この留分について1H−NMR
スペクトル、赤外吸収スペクトル及び元素分析を行った
ところ、下記式(6)で示される化合物であることが確
認された。
ル−シクロテトラシロキサン600g(2.5モル)、
パーフロロオクチルエチレン1115g(2.5モル)
及びトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウムクロラ
イド0.5gを容量2リットルの耐圧容器に仕込み、1
30℃において4時間撹拌した。次いで、単蒸留、精留
を行い、沸点101℃/1mmHgの留分を230.2
g得た(収率13%)。この留分について1H−NMR
スペクトル、赤外吸収スペクトル及び元素分析を行った
ところ、下記式(6)で示される化合物であることが確
認された。
【0026】
【化10】
【0027】[参考例2]1−n−プロピル−1,3,
5,7−テトラメチル−シクロテトラシロキサン499
g(3.0モル)、パーフルオロオクチルエチレン78
9g(3.0モル)及びトリス(トリフェニルホスフィ
ン)ロジウムクロライド0.35gを容量2リットルの
耐圧容器に仕込み、温度130℃において4時間撹拌し
た。次いで、単蒸留、精留を行い、沸点106〜108
℃/1mmHgの留分を204.5g得た(収率9
%)。この留分について1H−NMRスペクトル、赤外
吸収スペクトル及び元素分析を行ったところ、下記式
(7)で示される化合物であることが確認された。
5,7−テトラメチル−シクロテトラシロキサン499
g(3.0モル)、パーフルオロオクチルエチレン78
9g(3.0モル)及びトリス(トリフェニルホスフィ
ン)ロジウムクロライド0.35gを容量2リットルの
耐圧容器に仕込み、温度130℃において4時間撹拌し
た。次いで、単蒸留、精留を行い、沸点106〜108
℃/1mmHgの留分を204.5g得た(収率9
%)。この留分について1H−NMRスペクトル、赤外
吸収スペクトル及び元素分析を行ったところ、下記式
(7)で示される化合物であることが確認された。
【0028】
【化11】
【0029】[参考例3]下記式(8)で示される化合
物600g(2.5モル)、下記式(9)で示される化
合物1195g(2.5モル)、トリス(トリフェニル
ホスフィン)ロジウムクロライド0.5gを容量2リッ
トルの耐圧容器に仕込み、130℃において4時間撹拌
した。次いで、単蒸留、精留を行い、沸点118℃/1
mmHgの留分を101g得た(収率14%)。
物600g(2.5モル)、下記式(9)で示される化
合物1195g(2.5モル)、トリス(トリフェニル
ホスフィン)ロジウムクロライド0.5gを容量2リッ
トルの耐圧容器に仕込み、130℃において4時間撹拌
した。次いで、単蒸留、精留を行い、沸点118℃/1
mmHgの留分を101g得た(収率14%)。
【0030】
【化12】
【0031】この留分について1H−NMRスペクト
ル、赤外吸収スペクトル及び元素分析を行ったところ、
下記式(10)で示される化合物であることが確認され
た。
ル、赤外吸収スペクトル及び元素分析を行ったところ、
下記式(10)で示される化合物であることが確認され
た。
【0032】
【化13】
【0033】[実施例1]先端に塩化カルシウム管を付
した還流冷却器、温度計、ガス導入管を付した滴下ロー
ト及びマグネチックスターラを装備した容量300ml
の三つ口フラスコに参考例1で得た式(6)の1−(2
−パーフロロオクチル)エチル−1,3,5,7−テト
ラメチル−シクロテトラシロキサン150g(0.22
モル)を仕込み、これを撹拌しながら窒素気流下でジエ
チルヒドロキシアミン64.3g(0.72モル)を滴
下した。この際、氷水浴により内温を20〜40℃に調
節した。ジエチルヒドロキシアミンの滴下終了後、この
混合物を室温において12時間撹拌した。次いで、スト
リップによって低沸分を留去することにより、190g
を得た(収率92%)。この赤外吸収スペクトルは図1
に示すとおりであり、1H−NMRスペクトル、元素分
析はそれぞれ表1及び表2に示すとおりであり、下記式
(11)で示される有機けい素化合物であることが確認
された。
した還流冷却器、温度計、ガス導入管を付した滴下ロー
ト及びマグネチックスターラを装備した容量300ml
の三つ口フラスコに参考例1で得た式(6)の1−(2
−パーフロロオクチル)エチル−1,3,5,7−テト
ラメチル−シクロテトラシロキサン150g(0.22
モル)を仕込み、これを撹拌しながら窒素気流下でジエ
チルヒドロキシアミン64.3g(0.72モル)を滴
下した。この際、氷水浴により内温を20〜40℃に調
節した。ジエチルヒドロキシアミンの滴下終了後、この
混合物を室温において12時間撹拌した。次いで、スト
リップによって低沸分を留去することにより、190g
を得た(収率92%)。この赤外吸収スペクトルは図1
に示すとおりであり、1H−NMRスペクトル、元素分
析はそれぞれ表1及び表2に示すとおりであり、下記式
(11)で示される有機けい素化合物であることが確認
された。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【化14】
【0037】[実施例2]先端に塩化カルシウム管を付
した還流冷却器、温度計、ガス導入管を付した滴下ロー
ト及びマグネチックスターラを装備した容量300ml
の三つ口フラスコに参考例2で得た上記式(7)で示さ
れる化合物150g(0.21モル)を仕込み、これを
撹拌しながら窒素気流下でジエチルヒドロキシアミン4
1.1g(0.46モル)を滴下した。この際、氷水浴
により内温を20〜40℃に調節した。ジエチルヒドロ
キシアミンの滴下終了後、この混合物を室温において1
2時間撹拌した。次いでストリップによって低沸分を留
去することにより、178.1gを得た(収率94
%)。この赤外吸収スペクトルは図2に示すとおりであ
り、1H−NMRスペクトル、元素分析はそれぞれ表3
及び表4に示すとおりであり、下記式(12)で示され
る有機けい素化合物であることが確認された。
した還流冷却器、温度計、ガス導入管を付した滴下ロー
ト及びマグネチックスターラを装備した容量300ml
の三つ口フラスコに参考例2で得た上記式(7)で示さ
れる化合物150g(0.21モル)を仕込み、これを
撹拌しながら窒素気流下でジエチルヒドロキシアミン4
1.1g(0.46モル)を滴下した。この際、氷水浴
により内温を20〜40℃に調節した。ジエチルヒドロ
キシアミンの滴下終了後、この混合物を室温において1
2時間撹拌した。次いでストリップによって低沸分を留
去することにより、178.1gを得た(収率94
%)。この赤外吸収スペクトルは図2に示すとおりであ
り、1H−NMRスペクトル、元素分析はそれぞれ表3
及び表4に示すとおりであり、下記式(12)で示され
る有機けい素化合物であることが確認された。
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【化15】
【0041】[実施例3]先端に塩化カルシウム管を付
した還流冷却器、温度計、ガス導入管を付した滴下ロー
ト及びマグネチックスターラを装備した容量300ml
の三つ口フラスコに参考例3で得た式(10)の化合物
150g(0.21モル)を仕込み、これを撹拌しなが
ら窒素気流下でジエチルヒドロキシアミン61.7g
(0.69モル)を滴下した。この際、氷水浴により内
温を20〜40℃に調節した。ジエチルヒドロキシアミ
ンの滴下後、この混合物を室温において12時間撹拌し
た。次いでストリップにより低沸分を留去することによ
り917gの不揮発分を得た(収率94%)。この不揮
発分の赤外吸収スペクトルは図3に示すとおりであり、
1H−NMRスペクトル、元素分析はそれぞれ表5及び
表6に示すとおりであり、下記式で示される有機けい素
化合物であることが確認された。
した還流冷却器、温度計、ガス導入管を付した滴下ロー
ト及びマグネチックスターラを装備した容量300ml
の三つ口フラスコに参考例3で得た式(10)の化合物
150g(0.21モル)を仕込み、これを撹拌しなが
ら窒素気流下でジエチルヒドロキシアミン61.7g
(0.69モル)を滴下した。この際、氷水浴により内
温を20〜40℃に調節した。ジエチルヒドロキシアミ
ンの滴下後、この混合物を室温において12時間撹拌し
た。次いでストリップにより低沸分を留去することによ
り917gの不揮発分を得た(収率94%)。この不揮
発分の赤外吸収スペクトルは図3に示すとおりであり、
1H−NMRスペクトル、元素分析はそれぞれ表5及び
表6に示すとおりであり、下記式で示される有機けい素
化合物であることが確認された。
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】
【化16】
【0045】
【発明の効果】本発明の新規環状有機けい素化合物は、
側鎖に含フッ素有機基及びオルガノアミノキシ基を有す
るもので、このオルガノアミノキシ基はシラノール化合
物と容易に縮合するため、シラノール基を有するポリシ
ロキサンと縮合反応させることにより、ポリシロキサン
にフッ素原子を容易にかつ効果的に導入することがで
き、オルガノポリシロキサンにフッ素による性能を付与
することができる。
側鎖に含フッ素有機基及びオルガノアミノキシ基を有す
るもので、このオルガノアミノキシ基はシラノール化合
物と容易に縮合するため、シラノール基を有するポリシ
ロキサンと縮合反応させることにより、ポリシロキサン
にフッ素原子を容易にかつ効果的に導入することがで
き、オルガノポリシロキサンにフッ素による性能を付与
することができる。
【0046】この場合、オルガノアミノキシ基を2個有
するものは鎖延長剤として、3個以上有するものは架橋
剤として作用し、本発明の有機けい素化合物で鎖長延長
又は架橋されたポリシロキサンは、フッ素の導入による
特性を発揮する。
するものは鎖延長剤として、3個以上有するものは架橋
剤として作用し、本発明の有機けい素化合物で鎖長延長
又は架橋されたポリシロキサンは、フッ素の導入による
特性を発揮する。
【0047】従って、本発明化合物は、耐溶剤性、耐薬
品性、更に撥水、撥油、潤滑等の性能が要求されるポリ
シロキサン、その他の有機樹脂の製造の原料として好適
に用いられる。
品性、更に撥水、撥油、潤滑等の性能が要求されるポリ
シロキサン、その他の有機樹脂の製造の原料として好適
に用いられる。
【0048】また、本発明の製造方法によれば、かかる
有用な環状有機化合物を効率よく簡単に製造することが
できる。
有用な環状有機化合物を効率よく簡単に製造することが
できる。
【図1】本発明の一実施例で得られた有機けい素化合物
の赤外吸収スペクトルのチャートである。
の赤外吸収スペクトルのチャートである。
【図2】本発明の他の実施例で得られた有機けい素化合
物の赤外吸収スペクトルのチャートである。
物の赤外吸収スペクトルのチャートである。
【図3】本発明の別の実施例で得られた有機けい素化合
物の赤外吸収スペクトルのチャートである。
物の赤外吸収スペクトルのチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木南 齊 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコーン電子材 料技術研究所内 (72)発明者 藤井 秀紀 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコーン電子材 料技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式(1)で示される有機けい素
化合物。 【化1】 (式中、R1及びR2は同一又は異種の炭素数1〜8の一
価炭化水素基、R3は炭素数2〜6のアルキレン基並び
に1つ又は2つ以上の−C−O−C−結合を含有する炭
素数2〜6のアルキレン基から選択される基、R4は炭
素数1〜6のアルキル基、Rfは炭素数1〜15のパー
フロロアルキル基及びパーフロロシクロアルキル基並び
に1つ又は2つ以上の−C−O−C−結合を含有する炭
素数1〜20のパーフロロアルキル基及びパーフロロシ
クロアルキル基から選択される基、nは0,1又は2、
mは1又は2、kは2,3又は4である。) - 【請求項2】 下記一般式(2)で示される環状化合物
と下記一般式(3)で示されるジオルガノヒドロキシア
ミンとを脱水素反応させることを特徴とする請求項1記
載の一般式(1)で示される有機けい素化合物の製造方
法。 【化2】 (式中、R1及びR2は同一又は異種の炭素数1〜8の一
価炭化水素基、R3は炭素数2〜6のアルキレン基並び
に1つ又は2つ以上の−C−O−C−結合を含有する炭
素数2〜6のアルキレン基から選択される基、R4は炭
素数1〜6のアルキル基、Rfは炭素数1〜15のパー
フロロアルキル基及びパーフロロシクロアルキル基並び
に1つ又は2つ以上の−C−O−C−結合を含有する炭
素数1〜20のパーフロロアルキル基及びパーフロロシ
クロアルキル基から選択される基、nは0,1又は2、
mは1又は2、kは2,3又は4である。)
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3153945A JPH0692422B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 有機けい素化合物及びその製造方法 |
| US07/889,698 US5194647A (en) | 1991-05-29 | 1992-05-29 | Organic silicon compounds and method for making |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3153945A JPH0692422B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 有機けい素化合物及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04352792A JPH04352792A (ja) | 1992-12-07 |
| JPH0692422B2 true JPH0692422B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=15573514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3153945A Expired - Lifetime JPH0692422B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 有機けい素化合物及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5194647A (ja) |
| JP (1) | JPH0692422B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102466560A (zh) * | 2010-11-11 | 2012-05-23 | 北京国科世纪激光技术有限公司 | 一种光学参数测量装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3441583A (en) * | 1965-01-04 | 1969-04-29 | Gen Electric | Aminoxyorganosilicon materials |
| US3484471A (en) * | 1967-12-26 | 1969-12-16 | Gen Electric | Aminoxycyclopolysiloxanes |
| US4319039A (en) * | 1979-06-15 | 1982-03-09 | Merck & Co., Inc. | Preparation of ammonium salt of hypocholesteremic fermentation product |
| US5124467A (en) * | 1990-07-20 | 1992-06-23 | Ciba-Geigy Corporation | Perfluoroalkypolyoxyalkylpolysiloxane surfactants |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP3153945A patent/JPH0692422B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-05-29 US US07/889,698 patent/US5194647A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102466560A (zh) * | 2010-11-11 | 2012-05-23 | 北京国科世纪激光技术有限公司 | 一种光学参数测量装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5194647A (en) | 1993-03-16 |
| JPH04352792A (ja) | 1992-12-07 |
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