JPH0693249A - シリコーンゴムガスケット - Google Patents
シリコーンゴムガスケットInfo
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- JPH0693249A JPH0693249A JP26811792A JP26811792A JPH0693249A JP H0693249 A JPH0693249 A JP H0693249A JP 26811792 A JP26811792 A JP 26811792A JP 26811792 A JP26811792 A JP 26811792A JP H0693249 A JPH0693249 A JP H0693249A
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- JP
- Japan
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- silicone rubber
- group
- rubber gasket
- platinum
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- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 シリコーンゴムガスケット本体の表面に
(A)エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、(B)
1分子中にけい素原子に結合した水素原子を少なくとも
2個含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)白金又は白金化合物好ましくは加水分解性有機け
い素化合物を配合してなるゴム組成物の硬化皮膜を形成
したシリコーンゴムガスケットを提供する。 【効果】 周囲の壁材、柱材、ガラス板などを汚すこと
のない非汚染性に優れたシリコーンゴムガスケットを容
易に得ることができる。
(A)エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、(B)
1分子中にけい素原子に結合した水素原子を少なくとも
2個含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)白金又は白金化合物好ましくは加水分解性有機け
い素化合物を配合してなるゴム組成物の硬化皮膜を形成
したシリコーンゴムガスケットを提供する。 【効果】 周囲の壁材、柱材、ガラス板などを汚すこと
のない非汚染性に優れたシリコーンゴムガスケットを容
易に得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用ガスケット等と
して有用な非汚染性のシリコーンゴムガスケットに関す
る。
して有用な非汚染性のシリコーンゴムガスケットに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
建築用のガスケットとしてはエチレン−プロピレン−ジ
エン系ゴムやクロロプレン系ゴム等のゴム材料で形成さ
れたものが使用されているが、これらのガスケットは建
築物の耐用年数の増大とガスケット材の耐候性、耐クリ
ープ性などの向上要求に応じきれないものとなってきて
いる。
建築用のガスケットとしてはエチレン−プロピレン−ジ
エン系ゴムやクロロプレン系ゴム等のゴム材料で形成さ
れたものが使用されているが、これらのガスケットは建
築物の耐用年数の増大とガスケット材の耐候性、耐クリ
ープ性などの向上要求に応じきれないものとなってきて
いる。
【0003】そのため近年、建築用ガスケットとしては
シリコーンゴム性のガスケットが多用されるようになっ
てきているが、このシリコーンゴムガスケットも、カー
テンウォール工法などの目地材、アルミニウムサッシ廻
りの目地シ−ル、ジッパーガスケットなどとして長期間
使用していると周囲のコンクリート、石板、ガラスなど
が汚れてくるという欠点があった。
シリコーンゴム性のガスケットが多用されるようになっ
てきているが、このシリコーンゴムガスケットも、カー
テンウォール工法などの目地材、アルミニウムサッシ廻
りの目地シ−ル、ジッパーガスケットなどとして長期間
使用していると周囲のコンクリート、石板、ガラスなど
が汚れてくるという欠点があった。
【0004】更に、上述のシリコーンゴムガスケットに
よる汚れを防止するため、シリコーンゴム組成物の加硫
成形物中の汚れ成分をポストキュアーを長時間行なうこ
とにより除去したり、原料ポリマー中の移動性低分子オ
リゴマーを除去するなどの対策はとられている。しか
し、これら汚れ防止対策はそれなりの効果はあるものの
十分とは言い難い上、コストアップになってしまうとい
う不利な点があり、従って、良好な改善策が望まれてい
た。
よる汚れを防止するため、シリコーンゴム組成物の加硫
成形物中の汚れ成分をポストキュアーを長時間行なうこ
とにより除去したり、原料ポリマー中の移動性低分子オ
リゴマーを除去するなどの対策はとられている。しか
し、これら汚れ防止対策はそれなりの効果はあるものの
十分とは言い難い上、コストアップになってしまうとい
う不利な点があり、従って、良好な改善策が望まれてい
た。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
耐候性、耐クリープ性が良好で被着基材への非汚染性に
優れたシリコーンゴムガスケットを提供することを目的
とする。
耐候性、耐クリープ性が良好で被着基材への非汚染性に
優れたシリコーンゴムガスケットを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、シリコーン
ゴムガスケット本体の表面に、(A)エチレン−プロピ
レン−ジエン共重合体、(B)1分子中にけい素原子に
結合した水素原子を少なくとも2個含有するオルガノハ
イドロジェンポリシロキサン、(C)白金又は白金化合
物を配合してなるゴム組成物の硬化皮膜を形成すること
により優れた特性を有することを見い出した。
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、シリコーン
ゴムガスケット本体の表面に、(A)エチレン−プロピ
レン−ジエン共重合体、(B)1分子中にけい素原子に
結合した水素原子を少なくとも2個含有するオルガノハ
イドロジェンポリシロキサン、(C)白金又は白金化合
物を配合してなるゴム組成物の硬化皮膜を形成すること
により優れた特性を有することを見い出した。
【0007】即ち、シリコーンゴムガスケット本体の表
面に上記エチレン−プロピレン−ジエン共重合体を含有
するゴム組成物の硬化皮膜を形成することにより、耐候
性、耐クリープ性が良好であり、周囲の壁材、柱材、ガ
ラス材などの被着基材を汚すことがほとんどない非汚染
性に優れたシリコーンゴムガスケット得られることを知
見した。更に、このエチレン−プロピレン−ジエン共重
合体組成物に加水分解性有機けい素化合物を配合した場
合、シリコーンゴムガスケット本体と上記硬化皮膜との
接着性がより向上することを知見し、本発明をなすに至
ったものである。
面に上記エチレン−プロピレン−ジエン共重合体を含有
するゴム組成物の硬化皮膜を形成することにより、耐候
性、耐クリープ性が良好であり、周囲の壁材、柱材、ガ
ラス材などの被着基材を汚すことがほとんどない非汚染
性に優れたシリコーンゴムガスケット得られることを知
見した。更に、このエチレン−プロピレン−ジエン共重
合体組成物に加水分解性有機けい素化合物を配合した場
合、シリコーンゴムガスケット本体と上記硬化皮膜との
接着性がより向上することを知見し、本発明をなすに至
ったものである。
【0008】以下、本発明を更に詳述すると、本発明の
シリコーンゴムガスケットは、シリコーンゴムガスケッ
ト本体の表面にエチレン−プロピレン−ジエン共重合体
組成物の硬化皮膜を形成したものである。
シリコーンゴムガスケットは、シリコーンゴムガスケッ
ト本体の表面にエチレン−プロピレン−ジエン共重合体
組成物の硬化皮膜を形成したものである。
【0009】ここで、本発明のシリコーンゴムガスケッ
ト本体を構成するシリコーンゴム成形体は、(イ)ジオ
ルガノポリシロキサン、(ロ)補強性シリカ粉末、
(ハ)硬化剤を含む組成物を加硫成形することによって
得ることができる。
ト本体を構成するシリコーンゴム成形体は、(イ)ジオ
ルガノポリシロキサン、(ロ)補強性シリカ粉末、
(ハ)硬化剤を含む組成物を加硫成形することによって
得ることができる。
【0010】この場合、(イ)成分のジオルガノポリシ
ロキサンとしては、下記平均組成式(1) R1 nSiO(4-n)/2 ・・・(1) で示されるものを用いることができる。
ロキサンとしては、下記平均組成式(1) R1 nSiO(4-n)/2 ・・・(1) で示されるものを用いることができる。
【0011】上記式中、R1はメチル基,エチル基,プ
ロピル基,ブチル基等のアルキル基、シクロヘキシル基
等のシクロアルキル基、ビニル基,アリル基,ブテニル
基,ヘキセニル基等のアルケニル基、フェニル基,トリ
ル基等のアリール基、又はこれらの基の炭素原子に結合
した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シアノ基
等で置換したクロロメチル基、トリフルオルプロピル
基、シアノエチル基等から選択される同一又は異種の好
ましくは炭素数1〜10、より好ましくは炭素数1〜8
の非置換又は置換の1価炭化水素基である。また、nは
1.98〜2.02の正数である。
ロピル基,ブチル基等のアルキル基、シクロヘキシル基
等のシクロアルキル基、ビニル基,アリル基,ブテニル
基,ヘキセニル基等のアルケニル基、フェニル基,トリ
ル基等のアリール基、又はこれらの基の炭素原子に結合
した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シアノ基
等で置換したクロロメチル基、トリフルオルプロピル
基、シアノエチル基等から選択される同一又は異種の好
ましくは炭素数1〜10、より好ましくは炭素数1〜8
の非置換又は置換の1価炭化水素基である。また、nは
1.98〜2.02の正数である。
【0012】上記式(1)のオルガノポリシロキサンは
その分子鎖末端がトリメチルシリル基、ジメチルフェニ
ルシリル基、ジメチルハイドロジェンシリル基、トリビ
ニルシリル基等で封鎖されたものであることが好まし
く、また基本的には直鎖状であることが好ましいが、分
子構造の異なる1種又は2種以上の混合物であってもよ
い。
その分子鎖末端がトリメチルシリル基、ジメチルフェニ
ルシリル基、ジメチルハイドロジェンシリル基、トリビ
ニルシリル基等で封鎖されたものであることが好まし
く、また基本的には直鎖状であることが好ましいが、分
子構造の異なる1種又は2種以上の混合物であってもよ
い。
【0013】更に、上記オルガノポリシロキサンは平均
重合度が100〜100,000、特に5,000〜2
0,000であることが好ましく、また25℃における
粘度が100cs(センチストークス)以上、特に10
0,000〜1,000,000csであることが好ま
しい。
重合度が100〜100,000、特に5,000〜2
0,000であることが好ましく、また25℃における
粘度が100cs(センチストークス)以上、特に10
0,000〜1,000,000csであることが好ま
しい。
【0014】この種のオルガノポリシロキサンは通常選
択されたオルガノハロゲノシランの1種又は2種以上を
共加水分解縮合することによって、あるいは環状ポリシ
ロキサン(シロキサンの3量体あるいは4量体など)を
アルカリ性又は酸性の触媒を用いて開環重合することに
よって得ることができる。
択されたオルガノハロゲノシランの1種又は2種以上を
共加水分解縮合することによって、あるいは環状ポリシ
ロキサン(シロキサンの3量体あるいは4量体など)を
アルカリ性又は酸性の触媒を用いて開環重合することに
よって得ることができる。
【0015】また、上記シリコーンゴム組成物を構成す
る(ロ)成分としての補強性シリカ粉末は、機械的強度
の優れたシリコーンゴムを得るために必須とされるもの
であるが、この目的のためには比表面積(BET法)が
100m2/g以上、特に150〜300m2/g以上で
あることが好ましく、比表面積が100m2/gに満た
ないと硬化物の機械的強度が低くなる場合がある。な
お、補強性シリカとしては、煙霧質シリカ、沈殿シリカ
等が例示される。
る(ロ)成分としての補強性シリカ粉末は、機械的強度
の優れたシリコーンゴムを得るために必須とされるもの
であるが、この目的のためには比表面積(BET法)が
100m2/g以上、特に150〜300m2/g以上で
あることが好ましく、比表面積が100m2/gに満た
ないと硬化物の機械的強度が低くなる場合がある。な
お、補強性シリカとしては、煙霧質シリカ、沈殿シリカ
等が例示される。
【0016】上記補強性シリカ粉末の添加量は、(イ)
成分のオルガノポリシロキサン100部(重量部、以下
同様)に対して10〜70部、特に30〜50部とする
ことが好ましく、10部未満では添加量が少な過ぎて十
分な補強効果が得られない場合があり、70部を超える
と加工性が悪くなって得られるガスケットの機械的強度
が低下してしまう場合がある。
成分のオルガノポリシロキサン100部(重量部、以下
同様)に対して10〜70部、特に30〜50部とする
ことが好ましく、10部未満では添加量が少な過ぎて十
分な補強効果が得られない場合があり、70部を超える
と加工性が悪くなって得られるガスケットの機械的強度
が低下してしまう場合がある。
【0017】上記シリコーンゴム組成物を構成する
(ハ)成分としての硬化剤は、架橋反応の機構に応じた
従来公知のものを用いることができる。
(ハ)成分としての硬化剤は、架橋反応の機構に応じた
従来公知のものを用いることができる。
【0018】この(イ)成分のオルガノポリシロキサン
の分子鎖末端が、加水分解性のない基で封鎖されている
場合であり、架橋反応が炭化水素同志で行なわれる場
合、硬化剤としては有機過酸化物、例えばベンゾイルパ
ーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサ
イド、p−メチルベンゾイルパーオキサイド、2,4−
ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−ビス
(2,5−t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、t−ブチルパーベンゾエートな
どが好適に使用される。この有機過酸化物の添加量は、
(イ)成分のオルガノポリシロキサン100部に対し
0.5〜5部、あるいはシリコーンゴム組成物全体に対
し0.1〜1重量%とすることが好ましい。
の分子鎖末端が、加水分解性のない基で封鎖されている
場合であり、架橋反応が炭化水素同志で行なわれる場
合、硬化剤としては有機過酸化物、例えばベンゾイルパ
ーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサ
イド、p−メチルベンゾイルパーオキサイド、2,4−
ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−ビス
(2,5−t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、t−ブチルパーベンゾエートな
どが好適に使用される。この有機過酸化物の添加量は、
(イ)成分のオルガノポリシロキサン100部に対し
0.5〜5部、あるいはシリコーンゴム組成物全体に対
し0.1〜1重量%とすることが好ましい。
【0019】また、架橋反応がけい素原子に結合してい
る水酸基、アルコキシ基,アセトキシ基,アルケニルオ
キシ基,アシルオキシ基,イミノキシ基,アミノ基,ア
ミド基,アミノオキシ基等の加水分解性基等の間の脱水
反応、脱アルコール反応、脱カルボン酸反応、脱ケトン
反応、脱オキシム反応、脱アミン反応、脱アミド反応等
の縮合反応によって行なわれる場合、即ち(イ)成分の
オルガノポリシロキサンの分子鎖末端が例えばジメチル
ヒドロキシシリル基、あるいはメトキシ基,エトキシ基
等の低級アルコキシ基を有するジメチルアルコキシシリ
ル基、メチルジアルコキシシリル基,トリアルコキシシ
リル基等で封鎖されたものである場合には、硬化剤とし
て金属有機酸塩、有機アミンが好適である。なお、金属
有機酸塩、有機アミンとして具体的には、ジブチルすず
ジラウレート,ジオクテン酸すず等の有機すず化合物、
ステアリン酸鉄,オクチル酸鉛、チタンテトラプロポキ
サイド,チタンテトラブトキサイド等の有機チタン化合
物等の有機酸塩、ジブチルアミン,トリエタノールアミ
ン等のアミン類が例示される。この場合、必要に応じて
例えば、メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,ブト
キシ基,メトキシエトキシ基,エトキシエトキシ基等の
アルコキシ基を有するメチルトリアルコキシシラン、エ
チルトリアルコキシシラン,ビニルトリアルコキシシラ
ン,フェニルトリアルコキシシラン,テトラアルコキシ
シランやメチルトリブタノオキシムシラン,メチルトリ
(ヘキサノキシム)シラン,メチルトリ(イソプロペノ
キシ)シラン,メチルトリアセトキシシラン,エチルオ
ルソシリケート,プロピルオルソシリケートなどの架橋
剤を使用してもよい。なお、これら硬化剤の添加量は、
シリコーンゴムコンパウンドに対し0.01〜1重量%
とすることが好ましい。
る水酸基、アルコキシ基,アセトキシ基,アルケニルオ
キシ基,アシルオキシ基,イミノキシ基,アミノ基,ア
ミド基,アミノオキシ基等の加水分解性基等の間の脱水
反応、脱アルコール反応、脱カルボン酸反応、脱ケトン
反応、脱オキシム反応、脱アミン反応、脱アミド反応等
の縮合反応によって行なわれる場合、即ち(イ)成分の
オルガノポリシロキサンの分子鎖末端が例えばジメチル
ヒドロキシシリル基、あるいはメトキシ基,エトキシ基
等の低級アルコキシ基を有するジメチルアルコキシシリ
ル基、メチルジアルコキシシリル基,トリアルコキシシ
リル基等で封鎖されたものである場合には、硬化剤とし
て金属有機酸塩、有機アミンが好適である。なお、金属
有機酸塩、有機アミンとして具体的には、ジブチルすず
ジラウレート,ジオクテン酸すず等の有機すず化合物、
ステアリン酸鉄,オクチル酸鉛、チタンテトラプロポキ
サイド,チタンテトラブトキサイド等の有機チタン化合
物等の有機酸塩、ジブチルアミン,トリエタノールアミ
ン等のアミン類が例示される。この場合、必要に応じて
例えば、メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,ブト
キシ基,メトキシエトキシ基,エトキシエトキシ基等の
アルコキシ基を有するメチルトリアルコキシシラン、エ
チルトリアルコキシシラン,ビニルトリアルコキシシラ
ン,フェニルトリアルコキシシラン,テトラアルコキシ
シランやメチルトリブタノオキシムシラン,メチルトリ
(ヘキサノキシム)シラン,メチルトリ(イソプロペノ
キシ)シラン,メチルトリアセトキシシラン,エチルオ
ルソシリケート,プロピルオルソシリケートなどの架橋
剤を使用してもよい。なお、これら硬化剤の添加量は、
シリコーンゴムコンパウンドに対し0.01〜1重量%
とすることが好ましい。
【0020】更に、(イ)成分のジオルガノポリシロキ
サンがけい素原子に直結したアルケニル基を有するもの
であるときには、けい素原子に直結した水素原子を1分
子中に少なくとも2個含有するオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンを硬化剤として使用してこれらの付加反
応によって架橋を行なわせて硬化させてもよい。ここで
使用されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、
直鎖状、分岐鎖状、環状のいずれであってもよく、例え
ばジメチルハイドロジェンシリル基で末端が封鎖された
ジオルガノポリシロキサン、ジメチルシロキサン単位と
メチルハイドロジェンシロキサン単位及び末端トリメチ
ルシロキシ単位との共重合体、ジメチルハイドロジェン
シロキサン単位(H(CH3)2SiO0.5単位)とSi
O2単位とからなる低粘度流体、1,3,5,7−テト
ラハイドロジェン−1,3,5,7−テトラメチルシク
ロテトラシロキサン、1−プロピル−3,5,7−トリ
ハイドロジェン−1,3,5,7−テトラメチルシクロ
テトラシロキサン、1,5−ジハイドロジェン−3,7
−ジヘキシル−1,3,5,7−テトラメチルシクロテ
トラシロキサンなどが挙げられる。なお、これらのオル
ガノハイドロジェンポリシロキサンはいずれも重合度が
300以下のものが好適である。
サンがけい素原子に直結したアルケニル基を有するもの
であるときには、けい素原子に直結した水素原子を1分
子中に少なくとも2個含有するオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンを硬化剤として使用してこれらの付加反
応によって架橋を行なわせて硬化させてもよい。ここで
使用されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、
直鎖状、分岐鎖状、環状のいずれであってもよく、例え
ばジメチルハイドロジェンシリル基で末端が封鎖された
ジオルガノポリシロキサン、ジメチルシロキサン単位と
メチルハイドロジェンシロキサン単位及び末端トリメチ
ルシロキシ単位との共重合体、ジメチルハイドロジェン
シロキサン単位(H(CH3)2SiO0.5単位)とSi
O2単位とからなる低粘度流体、1,3,5,7−テト
ラハイドロジェン−1,3,5,7−テトラメチルシク
ロテトラシロキサン、1−プロピル−3,5,7−トリ
ハイドロジェン−1,3,5,7−テトラメチルシクロ
テトラシロキサン、1,5−ジハイドロジェン−3,7
−ジヘキシル−1,3,5,7−テトラメチルシクロテ
トラシロキサンなどが挙げられる。なお、これらのオル
ガノハイドロジェンポリシロキサンはいずれも重合度が
300以下のものが好適である。
【0021】この硬化剤としてのオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサンの添加量は、(イ)成分のジオルガノ
ポリシロキサンのアルケニル基に対して、けい素原子に
直結した水素原子が50〜500モル%となる割合で用
いられるのが好ましい。
ンポリシロキサンの添加量は、(イ)成分のジオルガノ
ポリシロキサンのアルケニル基に対して、けい素原子に
直結した水素原子が50〜500モル%となる割合で用
いられるのが好ましい。
【0022】なお、この付加反応には公知の白金系触媒
を添加することが好ましく、具体的には白金元素単体,
白金化合物,白金複合体,塩化白金第一酸、塩化白金第
二酸などの塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール化合
物,アルデヒド化合物,エーテル化合物,各種オレフィ
ン類とのコンプレックス等が例示される。白金系触媒の
添加量が(イ)成分のオルガノポリシロキサンに対し白
金原子として1〜2000ppmの範囲とすることが望
ましい。
を添加することが好ましく、具体的には白金元素単体,
白金化合物,白金複合体,塩化白金第一酸、塩化白金第
二酸などの塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール化合
物,アルデヒド化合物,エーテル化合物,各種オレフィ
ン類とのコンプレックス等が例示される。白金系触媒の
添加量が(イ)成分のオルガノポリシロキサンに対し白
金原子として1〜2000ppmの範囲とすることが望
ましい。
【0023】本発明に係るシリコーンゴム組成物には、
上記(イ)〜(ハ)成分に加え、任意成分として、本発
明の硬化を妨げない範囲で必要に応じて増量剤として粉
砕石英、炭酸カルシウム等の充填剤を添加してもよい。
更にはスポンジ状に成形するための無機、有機の発泡剤
を添加しても良い。この発泡剤としてはアゾビスブチロ
ニトリル、ジニトロペンタメチレンテトラミン、ベンゼ
ンスルフォンヒドラジト、アゾジカルボンアミド等が例
示され、その添加量はシリコーンゴムコンパウンドに対
し3〜10部の範囲が好適である。このように発泡剤を
添加すると、スポンジ状のシリコーンゴムガスケットを
得ることができる。
上記(イ)〜(ハ)成分に加え、任意成分として、本発
明の硬化を妨げない範囲で必要に応じて増量剤として粉
砕石英、炭酸カルシウム等の充填剤を添加してもよい。
更にはスポンジ状に成形するための無機、有機の発泡剤
を添加しても良い。この発泡剤としてはアゾビスブチロ
ニトリル、ジニトロペンタメチレンテトラミン、ベンゼ
ンスルフォンヒドラジト、アゾジカルボンアミド等が例
示され、その添加量はシリコーンゴムコンパウンドに対
し3〜10部の範囲が好適である。このように発泡剤を
添加すると、スポンジ状のシリコーンゴムガスケットを
得ることができる。
【0024】また、上記組成物には、必要に応じて着色
剤、耐熱性向上剤等の各種添加剤や反応制御剤、離型剤
あるいは充填剤用分散剤等を添加することは任意とされ
るが、特に充填剤用分散剤として使用されるジフェニル
シランジオール,各種アルコキシシラン、カーボンファ
ンクショナルシラン、シラノール基含有低分子シロキサ
ン等は本発明の効果を損なわないように最小限の添加量
に止めることが好ましい。
剤、耐熱性向上剤等の各種添加剤や反応制御剤、離型剤
あるいは充填剤用分散剤等を添加することは任意とされ
るが、特に充填剤用分散剤として使用されるジフェニル
シランジオール,各種アルコキシシラン、カーボンファ
ンクショナルシラン、シラノール基含有低分子シロキサ
ン等は本発明の効果を損なわないように最小限の添加量
に止めることが好ましい。
【0025】本発明に係るシリコーンゴム組成物は、上
記した成分を2本ロール、バンバリーミキサー、ドゥミ
キサー(ニーダー)などのゴム混練機を用いて均一に混
合して、必要に応じ加熱処理を施すことにより得ること
ができる。この場合、例えば(イ)成分のオルガノポリ
シロキサン、(ロ)成分の補強性シリカ粉末等を予め混
合してベースコンパウンドを調製しておき、これに
(ハ)成分の硬化剤を添加、混合しても差し支えない。
記した成分を2本ロール、バンバリーミキサー、ドゥミ
キサー(ニーダー)などのゴム混練機を用いて均一に混
合して、必要に応じ加熱処理を施すことにより得ること
ができる。この場合、例えば(イ)成分のオルガノポリ
シロキサン、(ロ)成分の補強性シリカ粉末等を予め混
合してベースコンパウンドを調製しておき、これに
(ハ)成分の硬化剤を添加、混合しても差し支えない。
【0026】このようにして得られたシリコーンゴム組
成物は注型成形、金型加圧成形、押し出し成形などの種
々の成形法によって必要とされるガスケット、例えばコ
ーナーガスケット、目地シールガスケット、ジッパーガ
スケットなどに成形することができるが、これらの成形
物は必要に応じて100〜200℃で30分〜24時間
ポストキュアすることがよい。
成物は注型成形、金型加圧成形、押し出し成形などの種
々の成形法によって必要とされるガスケット、例えばコ
ーナーガスケット、目地シールガスケット、ジッパーガ
スケットなどに成形することができるが、これらの成形
物は必要に応じて100〜200℃で30分〜24時間
ポストキュアすることがよい。
【0027】本発明のシリコーンゴムガスケットは、上
記のようにして得られるシリコーンゴムガスケットの表
面に、(A)エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、
(B)1分子中にけい素原子に結合した水素原子を少な
くとも2個含有するオルガノハイドロジェンポリシロキ
サン、(C)白金又は白金化合物を配合してなるゴム組
成物の硬化皮膜を形成してなるものである。
記のようにして得られるシリコーンゴムガスケットの表
面に、(A)エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、
(B)1分子中にけい素原子に結合した水素原子を少な
くとも2個含有するオルガノハイドロジェンポリシロキ
サン、(C)白金又は白金化合物を配合してなるゴム組
成物の硬化皮膜を形成してなるものである。
【0028】ここで、上記(A)成分のエチレン−プロ
ピレン−ジエン共重合体としては、プロピレン含有率が
40〜70重量%、特に40〜60重量%のものが好ま
しく、また、そのジエンモノマーは例えばエチリデンノ
ルボルネン、ジシクロペンタジエン、1,4−ヘキサジ
エンなどが用いられる。更に、この共重合体はヨウ素価
が1〜40、特に5〜30であることが好ましい。
ピレン−ジエン共重合体としては、プロピレン含有率が
40〜70重量%、特に40〜60重量%のものが好ま
しく、また、そのジエンモノマーは例えばエチリデンノ
ルボルネン、ジシクロペンタジエン、1,4−ヘキサジ
エンなどが用いられる。更に、この共重合体はヨウ素価
が1〜40、特に5〜30であることが好ましい。
【0029】このような共重合体としては、市販のポリ
オレフィン系ゴム成分を使用することができ、具体的に
はEP22(日本合成ゴム(株)製)、エスプレン56
7(住友化学工業(株)製)、EPT3045(三井石
油化学工業(株)製)、EP33(日本合成ゴム(株)
製)などを使用することができる。
オレフィン系ゴム成分を使用することができ、具体的に
はEP22(日本合成ゴム(株)製)、エスプレン56
7(住友化学工業(株)製)、EPT3045(三井石
油化学工業(株)製)、EP33(日本合成ゴム(株)
製)などを使用することができる。
【0030】次に、(B)成分のオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサンは、1分子中にけい素原子に結合した
水素原子を少なくとも2個有するものである。この場
合、上記オルガノハイドロジェンポリシロキサンは架橋
剤として作用するもので、例えば下記一般式(2)で示
され、1分子中に少なくとも2個以上の水素原子を有す
るオルガノハイドロジェンポリシロキサンが好適に用い
られる。
ンポリシロキサンは、1分子中にけい素原子に結合した
水素原子を少なくとも2個有するものである。この場
合、上記オルガノハイドロジェンポリシロキサンは架橋
剤として作用するもので、例えば下記一般式(2)で示
され、1分子中に少なくとも2個以上の水素原子を有す
るオルガノハイドロジェンポリシロキサンが好適に用い
られる。
【0031】 HbR2 cSiO(4-b-c)/2 ・・・(2) (但し、式中R2は同一又は異種の脂肪族不飽和基を除
く非置換又は置換一価炭化水素基、特に炭素数1〜10
のもので、例えばメチル基,エチル基,プロピル基,ブ
チル基等のアルキル基、フェニル基,トリル基等のアリ
ール基、ベンジル基,β−フェニルエチル基等のアラル
キル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基等で
あり、bは0.002〜1.0の正数、cは1.99〜
2.02の正数、b+cは1.992〜3.0であ
る。) このようなオルガノハイドロジェンポリシロキサンとし
ては、具体的に下記構造式の化合物を例示することがで
きる。
く非置換又は置換一価炭化水素基、特に炭素数1〜10
のもので、例えばメチル基,エチル基,プロピル基,ブ
チル基等のアルキル基、フェニル基,トリル基等のアリ
ール基、ベンジル基,β−フェニルエチル基等のアラル
キル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基等で
あり、bは0.002〜1.0の正数、cは1.99〜
2.02の正数、b+cは1.992〜3.0であ
る。) このようなオルガノハイドロジェンポリシロキサンとし
ては、具体的に下記構造式の化合物を例示することがで
きる。
【0032】
【化1】 (lは2〜10の整数、m,nはそれぞれ0〜10の整
数である。)
数である。)
【0033】なお、(B)成分の配合量は、(A)成分
100重量部に対して0.1〜50重量部の範囲が好ま
しい。0.1重量部未満では十分な架橋効果が得られな
いため、硬化皮膜の強度がなく、シリコーンガスケット
を使用するとき、皮膜が破れたり、剥れ落ちたりする場
合が生じる。また、50重量部より多く配合すると硬化
皮膜の架橋度が高くなりすぎ、シリコーンゴムガスケッ
トの柔軟性に追随できなくなり、ガスケットを折り曲げ
たとき皮膜に亀裂が生じ、外観を損なったり、皮膜が剥
れ落ちたりする場合が生じる。そのため、B成分の配合
量はA成分100重量部に対して0.1〜50重量部の
範囲が好ましく、更に好ましくは1〜30重量部の範囲
である。
100重量部に対して0.1〜50重量部の範囲が好ま
しい。0.1重量部未満では十分な架橋効果が得られな
いため、硬化皮膜の強度がなく、シリコーンガスケット
を使用するとき、皮膜が破れたり、剥れ落ちたりする場
合が生じる。また、50重量部より多く配合すると硬化
皮膜の架橋度が高くなりすぎ、シリコーンゴムガスケッ
トの柔軟性に追随できなくなり、ガスケットを折り曲げ
たとき皮膜に亀裂が生じ、外観を損なったり、皮膜が剥
れ落ちたりする場合が生じる。そのため、B成分の配合
量はA成分100重量部に対して0.1〜50重量部の
範囲が好ましく、更に好ましくは1〜30重量部の範囲
である。
【0034】次に、(C)成分の白金又は白金化合物
は、上述した(A)成分と(B)成分との付加反応を進
行させるための触媒であり、例えば白金、白金ブラッ
ク、塩化白金酸、塩化白金酸とオレフィン又はアルデヒ
ドとの錯塩、塩化白金酸のアルコール変性物等が挙げら
れる。なお、この白金又は白金化合物の使用量は、触媒
量とすることができるが、組成物に応じて(A)成分と
(B)成分との反応による硬化速度が望ましいものとな
るように適宜増減することが好ましく、通常は(A)成
分の使用量に対して白金量で1ppm〜1重量%である
ことが好ましい。
は、上述した(A)成分と(B)成分との付加反応を進
行させるための触媒であり、例えば白金、白金ブラッ
ク、塩化白金酸、塩化白金酸とオレフィン又はアルデヒ
ドとの錯塩、塩化白金酸のアルコール変性物等が挙げら
れる。なお、この白金又は白金化合物の使用量は、触媒
量とすることができるが、組成物に応じて(A)成分と
(B)成分との反応による硬化速度が望ましいものとな
るように適宜増減することが好ましく、通常は(A)成
分の使用量に対して白金量で1ppm〜1重量%である
ことが好ましい。
【0035】ここで、シリコーンゴムガスケット本体表
面を上記エチレン−プロピレン−ジエン共重合体含有ゴ
ム組成物で処理するにあたって、このゴム組成物の接着
性をより向上させるため、このゴム組成物に加水分解性
の有機けい素化合物を添加することが好適である。
面を上記エチレン−プロピレン−ジエン共重合体含有ゴ
ム組成物で処理するにあたって、このゴム組成物の接着
性をより向上させるため、このゴム組成物に加水分解性
の有機けい素化合物を添加することが好適である。
【0036】このような加水分解性有機けい素化合物と
しては下記に示す化合物等が例示される。
しては下記に示す化合物等が例示される。
【0037】
【化2】
【0038】上記ゴム組成物は、上述した成分の所定量
を二本ロール、ニーダー、バンバリミキサーなどで混練
りすることによって得ることができるが、この際、炭化
水素系の合成油、例えば流動パラフィン、ルーカントH
C40(三井石油化学工業(株)製)等を所要量添加す
ると、組成物の粘度が下がって加工性を向上させること
ができる。
を二本ロール、ニーダー、バンバリミキサーなどで混練
りすることによって得ることができるが、この際、炭化
水素系の合成油、例えば流動パラフィン、ルーカントH
C40(三井石油化学工業(株)製)等を所要量添加す
ると、組成物の粘度が下がって加工性を向上させること
ができる。
【0039】更に、この組成物には、必要に応じて硬化
物の物性を調節するための任意成分、例えばヒュームド
シリカ,沈殿シリカ,アルミニウムシリケート石英粉
末,溶融石英粉末,けいそう土,炭酸カルシウム,二酸
化チタン,カーボンブラック等の充填剤、老化防止剤、
紫外線吸収剤、着色剤等を添加することができる。な
お、充填剤の配合量は、(A)成分100部に対して5
00部以下とすることが好ましく、500部より多いと
硬化物が固くてもろいものになる場合がある。
物の物性を調節するための任意成分、例えばヒュームド
シリカ,沈殿シリカ,アルミニウムシリケート石英粉
末,溶融石英粉末,けいそう土,炭酸カルシウム,二酸
化チタン,カーボンブラック等の充填剤、老化防止剤、
紫外線吸収剤、着色剤等を添加することができる。な
お、充填剤の配合量は、(A)成分100部に対して5
00部以下とすることが好ましく、500部より多いと
硬化物が固くてもろいものになる場合がある。
【0040】本発明のシリコーンゴムガスケットは、前
記したシリコーンゴムガスケット本体の表面に(A)〜
(C)成分、更に好ましくは加水分解性有機けい素化合
物を添加したゴム組成物を積層又は塗布し、これを硬化
して得られるものである。
記したシリコーンゴムガスケット本体の表面に(A)〜
(C)成分、更に好ましくは加水分解性有機けい素化合
物を添加したゴム組成物を積層又は塗布し、これを硬化
して得られるものである。
【0041】この場合、積層法としては、シリコーンゴ
ムガスケット本体の表面に上記ゴム組成物を押し出し成
形等により積層し、加硫する方法が好適に採用される
が、特に熱風加硫が好適であり、表層の弾性を良好にす
るために150〜200℃で5〜10分間熱処理するこ
とが好適である。また、上記ゴム組成物を適当な溶剤に
溶解した後、シリコーンゴム成形物の表面に通常の塗装
法、例えばハケ塗り、浸漬、吹きつけ等で塗布、含浸し
た後、風乾等で溶剤を揮発させ、上記と同様の加硫条件
で硬化してもよい。なお、この硬化皮膜の厚さは0.0
1〜10000μm、特に0.1〜1000μmとする
ことが好ましい。
ムガスケット本体の表面に上記ゴム組成物を押し出し成
形等により積層し、加硫する方法が好適に採用される
が、特に熱風加硫が好適であり、表層の弾性を良好にす
るために150〜200℃で5〜10分間熱処理するこ
とが好適である。また、上記ゴム組成物を適当な溶剤に
溶解した後、シリコーンゴム成形物の表面に通常の塗装
法、例えばハケ塗り、浸漬、吹きつけ等で塗布、含浸し
た後、風乾等で溶剤を揮発させ、上記と同様の加硫条件
で硬化してもよい。なお、この硬化皮膜の厚さは0.0
1〜10000μm、特に0.1〜1000μmとする
ことが好ましい。
【0042】
【発明の効果】本発明のシリコーンゴムガスケットは、
耐候性、耐クリープ性が良好で、周囲の壁材、柱材、ガ
ラス板などに対して非汚染性に優れ、建築用ガスケット
等として有用なものである。
耐候性、耐クリープ性が良好で、周囲の壁材、柱材、ガ
ラス板などに対して非汚染性に優れ、建築用ガスケット
等として有用なものである。
【0043】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、下記例において部は重量部を示す。
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、下記例において部は重量部を示す。
【0044】[実施例1,比較例1]ジメチルシロキサ
ン単位99.825モル%、メチルビニルシロキサン単
位0.15モル%、ジメチルビニルシロキサン単位0.
025モル%からなり、平均重合度が8,000である
生ゴム状オルガノポリシロキサン100部に、分散剤と
してのジフェニルシランジオール3部、末端シラノール
基ジメチルポリシロキサン(重合度n=10)4部及び
比表面積が200m2/gであるフュームドシリカ(日
本アエロジル(株)製)40部を添加し、2時間熱処理
してベースコンパウンドを作った。
ン単位99.825モル%、メチルビニルシロキサン単
位0.15モル%、ジメチルビニルシロキサン単位0.
025モル%からなり、平均重合度が8,000である
生ゴム状オルガノポリシロキサン100部に、分散剤と
してのジフェニルシランジオール3部、末端シラノール
基ジメチルポリシロキサン(重合度n=10)4部及び
比表面積が200m2/gであるフュームドシリカ(日
本アエロジル(株)製)40部を添加し、2時間熱処理
してベースコンパウンドを作った。
【0045】次いで、このベースコンパウンド100部
に硬化剤としての2,4−ジクロロベンゾイルパーオキ
サイド/ジメチルポリシロキサン(1,000cs)=
50/50のペーストを1.5部添加し、2本ロールで
混練りしてシリコーンゴム組成物として、この組成物を
40mmφでU/D=12の押出機により押し出して、
外径20mm、内径16mmのチューブ状ガスケットを
作った。
に硬化剤としての2,4−ジクロロベンゾイルパーオキ
サイド/ジメチルポリシロキサン(1,000cs)=
50/50のペーストを1.5部添加し、2本ロールで
混練りしてシリコーンゴム組成物として、この組成物を
40mmφでU/D=12の押出機により押し出して、
外径20mm、内径16mmのチューブ状ガスケットを
作った。
【0046】次にこれを300℃/5分の加硫条件で連
続的に常圧熱加硫した後、1mの長さに切断し、500
℃/1時間でポストキュアして、シリコーンゴム成形物
を得た。
続的に常圧熱加硫した後、1mの長さに切断し、500
℃/1時間でポストキュアして、シリコーンゴム成形物
を得た。
【0047】一方、エチレンープロピレンージエン共重
合体(ポリオレフィン系合成ゴムEP22(日本合成ゴ
ム(株)製、ヨウ素価22))をトルエンに溶かして2
0%ゴムトルエン溶液とした。この溶液100部に式C
6H5Si[OSi(CH3)2H ]3で示されるオルガノ
ハイドロジェンポリシロキサン5部、塩化白金酸の5%
イソプロピルアルコール溶液0.1部、1−エチニルシ
クロヘキサン−1−オール0.2部を添加、混合し、ゴ
ム組成物/トルエン溶液を得た。
合体(ポリオレフィン系合成ゴムEP22(日本合成ゴ
ム(株)製、ヨウ素価22))をトルエンに溶かして2
0%ゴムトルエン溶液とした。この溶液100部に式C
6H5Si[OSi(CH3)2H ]3で示されるオルガノ
ハイドロジェンポリシロキサン5部、塩化白金酸の5%
イソプロピルアルコール溶液0.1部、1−エチニルシ
クロヘキサン−1−オール0.2部を添加、混合し、ゴ
ム組成物/トルエン溶液を得た。
【0048】次に、上記シリコーンゴム成形物の表面に
ゴム組成物/トルエン溶液をスプレー機により吹きつけ
圧力2〜3kgf/cm2で付着力約30μmとなるよ
うに噴霧、塗装し、室温で10分、50℃で10分乾燥
した後、オーブン中で200℃、15分間保持して、こ
れを硬化させた。
ゴム組成物/トルエン溶液をスプレー機により吹きつけ
圧力2〜3kgf/cm2で付着力約30μmとなるよ
うに噴霧、塗装し、室温で10分、50℃で10分乾燥
した後、オーブン中で200℃、15分間保持して、こ
れを硬化させた。
【0049】次いで、このものを長さ20cmにカット
し、ビス止めでグラサルボード上に密着させ、これを4
5°の傾斜面を持つ屋外曝露装置に固定し、半年間の経
時により汚れの程度を目視で観察した。結果を表1に示
す。
し、ビス止めでグラサルボード上に密着させ、これを4
5°の傾斜面を持つ屋外曝露装置に固定し、半年間の経
時により汚れの程度を目視で観察した。結果を表1に示
す。
【0050】比較のため、上記したゴム組成物/トルエ
ン溶液で処理しないものについて同様のテストを行なっ
た。
ン溶液で処理しないものについて同様のテストを行なっ
た。
【0051】
【表1】
【0052】[実施例2,3]上記ゴム組成物/トルエ
ン溶液100部に加水分解性有機けい素化合物としてγ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン又はビニ
ルトリメトキシシランを各3部添加した以外は実施例1
と同様にして処理を行ない、シリコーンゴム成形物への
ゴム組成物/トルエン溶液の硬化皮膜の接着性について
評価した。結果を表2に示す。
ン溶液100部に加水分解性有機けい素化合物としてγ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン又はビニ
ルトリメトキシシランを各3部添加した以外は実施例1
と同様にして処理を行ない、シリコーンゴム成形物への
ゴム組成物/トルエン溶液の硬化皮膜の接着性について
評価した。結果を表2に示す。
【0053】
【表2】
【0054】表1の結果より、実施例に係るシリコーン
ゴムガスケットは、ゴム組成物/トルエン溶液で塗装し
ていないもの(比較例)に比べて非汚染性に優れている
ことが確認され、また表2の結果より、加水分解性有機
けい素化合物を添加したものは、シリコーンゴムガスケ
ット本体へのエチレン−プロピレン−ジエン共重合体硬
化皮膜の接着性に優れていることが確認された。
ゴムガスケットは、ゴム組成物/トルエン溶液で塗装し
ていないもの(比較例)に比べて非汚染性に優れている
ことが確認され、また表2の結果より、加水分解性有機
けい素化合物を添加したものは、シリコーンゴムガスケ
ット本体へのエチレン−プロピレン−ジエン共重合体硬
化皮膜の接着性に優れていることが確認された。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08L 23/16 LCY 7107−4J (72)発明者 関口 晋 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコ−ン電子材料 技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 シリコーンゴムガスケット本体の表面に
(A)エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、(B)
1分子中にけい素原子に結合した水素原子を少なくとも
2個含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)白金又は白金化合物を配合してなるゴム組成物の
硬化皮膜を形成してなることを特徴とするシリコーンゴ
ムガスケット。 - 【請求項2】 上記ゴム組成物に加水分解性有機けい素
化合物を配合した請求項1記載のシリコーンゴムガスケ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26811792A JP2591410B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | シリコーンゴムガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26811792A JP2591410B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | シリコーンゴムガスケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0693249A true JPH0693249A (ja) | 1994-04-05 |
| JP2591410B2 JP2591410B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=17454129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26811792A Expired - Fee Related JP2591410B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | シリコーンゴムガスケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591410B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100516679B1 (ko) * | 1997-08-13 | 2006-03-09 | 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 | 가황성고무조성물 |
| WO2008099941A1 (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 高圧水素容器用シール材料及び高圧水素容器 |
| JP2011516742A (ja) * | 2008-04-04 | 2011-05-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | ヘッドギア用レンズ・シール |
| JP2023030481A (ja) * | 2021-08-23 | 2023-03-08 | 信越化学工業株式会社 | コーティング材組成物、シリコーンゴム成形品、及び燃料電池用セパレータ |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP26811792A patent/JP2591410B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100516679B1 (ko) * | 1997-08-13 | 2006-03-09 | 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 | 가황성고무조성물 |
| WO2008099941A1 (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 高圧水素容器用シール材料及び高圧水素容器 |
| JP2008196527A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-28 | Toyota Motor Corp | 高圧水素容器用シール材料及び高圧水素容器 |
| US8794477B2 (en) | 2007-02-08 | 2014-08-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Sealing material for high-pressure hydrogen container, and high-pressure hydrogen container |
| JP2011516742A (ja) * | 2008-04-04 | 2011-05-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | ヘッドギア用レンズ・シール |
| US9848667B2 (en) | 2008-04-04 | 2017-12-26 | 3M Innovative Properties Company | Lens seal for headgear |
| JP2023030481A (ja) * | 2021-08-23 | 2023-03-08 | 信越化学工業株式会社 | コーティング材組成物、シリコーンゴム成形品、及び燃料電池用セパレータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2591410B2 (ja) | 1997-03-19 |
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