JPH0694229B2 - インクジエツト記録用紙 - Google Patents

インクジエツト記録用紙

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JPH0694229B2
JPH0694229B2 JP60235388A JP23538885A JPH0694229B2 JP H0694229 B2 JPH0694229 B2 JP H0694229B2 JP 60235388 A JP60235388 A JP 60235388A JP 23538885 A JP23538885 A JP 23538885A JP H0694229 B2 JPH0694229 B2 JP H0694229B2
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Japan
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paper
ink jet
jet recording
recording
ink
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昌宏 河野
貞一 大谷
英伸 轟
良文 飯森
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Nippon Paper Industries Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5218Macromolecular coatings characterised by inorganic additives, e.g. pigments, clays
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M1/00Inking and printing with a printer's forme
    • B41M1/06Lithographic printing

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Duplication Or Marking (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は記録用のインク吸収性が速く,乾燥性に優れ,
記録時や保存時の吸湿及び脱湿による寸法変化が起り難
く,ドツト周辺がシヤープで解像度が高く,しかも塗被
面の平滑性及び光沢が高いキヤストコート紙より成るイ
ンクジエツト記録用紙に関するものである。
【従来の技術】
インクジエツト記録方式は騒音が無く,現像や定着プロ
セスを必要とせず,高速記録が可能で,且つ容易に多色
記録を行ない得ることから、フアクシミリ,ワードプロ
セツサー,端末プリンターなどに近年急速に普及されつ
ゝある。とりわけ、カラーデイスプレイからカラーハー
ドコピーを作成するインクジエツト記録方式によるカラ
ープリンターの開発が進んでいる。インクジエツトカラ
ープリンターは7色の表現色(黄,マゼンタ,シアン,
赤,緑,紫,黒)を用いたカラーグラフイツクス分野を
始めとして、最近はグラビヤ印刷或いは銀塩写真に近い
高画質を得るフルカラーコピー、所謂ビクトリアルコピ
ーを作成する高解像度のカラープリンターが開発されて
いる。 インクジエツト記録には普通紙を利用出来る利点があ
る。しかしながら多色記録に適したインクジエツト記録
用紙としては、一般の普通紙では満足されていないのが
実情である。 インクジエツト記録用紙に要求される基本的性能は (1)ドツト形状が円形で、且つ滲みなどの拡がりが無
く,ドツト周辺がシヤープで解像度が高いこと、 (2)ドツトの色濃度が高く,鮮明であること、 (3)インクの吸収性が速く乾燥性に優れ、且つインク
の吸収量が多いこと、 (4)記録時や保存時の寸法安定性が高く、カール,波
打ち,シワなどの変形が無いこと、 などが挙げられる。 上記の条件を充たすインクジエツト記録用紙として、基
紙表面に塗被層を設け、顔料,接着剤などを最適化した
塗被紙タイプのものが検討されている。 特開昭55−51583号においては粒径0.1〜10μの非膠質シ
リカ粉末と高分子結着剤とを含む被覆層を設けたインク
ジエツト記録用紙が、また特開昭58−72495号において
は平均粒径0.05μ以下のシリカ顔料系を含み水溶性高分
子をバインダーとする片面塗布量が15g/m2以上の塗工層
を設けたインクジエツト記録用紙が提案されている。し
かしながら、之等の記録用紙はインク乾燥性を高めるた
めにシリカ系顔料の比率を多くすると塗被面の平滑性及
び光沢が低下するため、ドツト周辺が不鮮明となり高画
質のものが得られない。逆にシリカ系顔料の比率を少な
くするとインク乾燥性の低下と共に、インク濃度の低下
を来たし、更にインクドツトが紙の平面方向に拡がり解
像度が低下して了う。 また、多色高画質のインクジエツト記録用紙では基紙表
面の繊維を塗被層で完全に被覆させなければならないた
め、顔料及び接着剤を主成分とする塗被層の量は少なく
とも8g/m2以上好ましくは10g/m2以上必要である。 従来のインクジエツト記録用塗被紙は顔料及び接着剤を
主成分とするインクジエツト記録用塗被液をエヤーナイ
フコーター,ブレードコーター,ロールコーター,バー
コーター,サイズプレスなどで基紙に塗被し、次に、エ
ヤーキヤツプドライヤー,エヤーフロータードライヤー
などの熱風ドライヤーまたはシリンダードライヤーなど
で乾燥して製造している。
【本発明が解決しようとする問題点】
従来の塗被及び乾燥方法で製造したインクジエツト用塗
被紙は塗被面の平滑性,光沢が低く,ドツトのエツジの
不明瞭のものが主であつた。この事はインクの吸収速度
と吸収量とを高めるためにインクジエツト記録用塗被液
中に顔料成分として無定形シリカや微粉ケイ酸などを配
合することに起因している。また之等の欠点を改善する
ためにキヤレンダー,スーパーキヤレンダーなどで処理
を行なうと、塗被層の多孔構造が潰されてインクの吸収
速度と吸収量の低下を招いて了う。 更に従来の塗被及び乾燥方法でインクジエツト記録用塗
被紙を製造すると、基紙よりも浸水伸度が高くなり、多
色記録時にシワや波打ちなどの変形が生じ易く、寸法安
定性の点で満足なものが得られないのが実情である。即
ち、従来の方法では塗被工程で基紙が伸長し、乾燥工程
で急激に収縮するので、紙層内に不均一な歪が発生し、
之が寸法安定性不良の要因となつている。このため従来
の方法では多色高画質のインクジエツト記録用紙に使用
する基紙は浸水伸度の非常に小さいものを選択して用い
なければ寸法安定性の点で不満足のものになつて了う。 基紙の寸法安定性を改良するためには、パルプの叩解を
少なくすることが効果的だが、紙力及び表面性の低下を
伴なうため必ずしも好ましい方法とは言えない。また、
繊維の配向をランダムにする抄紙方法も考えられるが、
工業的,経済的には限度がある。 インクジエツト記録用紙の寸法安定性を改善するために
特開昭58−8685号にガラス繊維を使用する技術が開示さ
れているが、之だけでは特に多色インクジエツト記録の
様に幾色もの水溶性インクが重なり合う場合においては
充分にシワや波打ちを抑制することが出来ない。
【問題点を解決するための手段及び作用】
本発明者等はこの様な点に鑑み、平滑性,光沢が高く,
ドツト周辺がシヤープで,インクの吸収性が速く乾燥性
に優れ,且つ寸法安定性の良好な多色高画質のインクジ
エツト記録用塗被紙について鋭意検討した。 その結果、基紙上に顔料と接着剤とを主成分とする塗被
液を塗被し、塗膜が湿潤状態にある間に加熱された鏡面
に圧着して乾燥させるキヤスト塗被紙の製造法を活用す
ることにより従来の問題点を解決するに至つた。 本発明で得たインクジエツト記録用キヤスト塗被紙は塗
膜を加熱した鏡面に圧着して乾燥しているため、従来の
方法で得たものに比べ、高い平滑性と光沢を有し、美観
に優れている。 多色高画質のインクジエツト記録紙はドツト周辺がシヤ
ープで鮮明なことが要求されるが、之等の性能を充たす
ためには平滑性の高い塗被紙が必要である。 即ち、平滑性の高い程、ドツトが均一に転移し、その後
均一に拡散,浸透するからである。本発明者等の検討結
果によると、ドツト周辺がシヤープで鮮明な記録は平滑
度が300秒以上の場合において得られた。 従来の方法で平滑度300秒以上のインクジエツト記録塗
被紙を得るためにはスーパーキヤレンダーなどの処理を
行なつて面を整える必要がある。しかし、この様な処理
を行なうと塗被紙の多孔構造が潰されてインキの吸収速
度が低下し乾燥性が遅くなつて了う。 之に対し本発明のインクジエツト記録用キヤスト塗被紙
はドライヤーの鏡面を写し取るため、インク吸収性を高
めるために塗被液の顔料成分100部中無定形シリカを100
部用いた場合においてもなお300秒以上の平滑度が得ら
れる。このため、インクジエツト記録用キヤスト塗被紙
はスーパーキヤレンダーなどの処理が必要で無いので、
塗被紙の多孔構造が潰れることによるインク乾燥性の低
下を招くことなく、滑らかな形状のドツトと表面の乱反
射が抑制された鮮明な画像を得ることが出来る。 通常のキヤスト塗被液にはカオリン,炭酸カルシウムを
主成分とした顔料組成が用いられる。本発明においても
同様な顔料組成を用いることが出来るが、インクの吸収
性を高めたり,ドツトの拡がりを抑制するためには顔料
として顔料成分100部のうち25部以上の無定形シリカを
配合することが必要である。 従来、無定形シリカは比表面積が大きいためインクの吸
収を高めたり,ドツトの拡がりを抑制する上で効果があ
るが、反面、平滑性や光沢が低下するという欠点があつ
た。しかしながら本発明においては顔料成分100部中無
定形シリカを100部用いても尚高レベルの平滑性と光沢
が得られる。一方、無定形シリカの配合率を減らすと平
滑性と光沢は更に高くなるが、インクの吸収性は相対的
に低下するので無定形シリカの配合は顔料成分100部中2
5部以上が必要である。 キヤストコーターを用いることにより無定形シリカの配
合を顔料成分100部中25部以上とすれば光沢度を30%以
上とすることができる。 本発明で使用する無定形シリカとは、固形分基準でSiO2
93%以上,Al2O3約1%以下,Na2O約5%以下の湿式法に
よる微粉シリカ,所謂ホワイトカーボンやシリカゲル,
乾式法による超微粉シリカなどである。 本発明に使用する塗被液には公知の種々の成分を用いる
ことが出来る。例えば、顔料としてはカオリン,炭酸カ
ルシウム,水酸化アルミニウム,サチンホワイト,ケイ
酸アルミニウム,無定形シリカ,コロイダルシリカな
ど;バインダーとしては、カゼイン,大豆蛋白,デンプ
ン,カルボキシメチルセルロース,ポリビニルアルコー
ル,スチレン・ブタジエン系ラテツクス,アクリル系ラ
テツクス,酢酸ビニル系エマルジヨンなどが単独または
混合して用いられる。更に一般の塗被液に用いられる分
散剤,流動変性剤,消泡剤,染料,滑剤,保水剤などの
各種の助剤を用いることが出来る。 次ぎにキヤスト塗被方法は塗膜を加熱した鏡面ドラムに
圧着して乾燥するため、従来の熱風ドライヤーの様に乾
燥する際に生じる乾燥収縮が起こらないばかりか、基紙
を抄紙した際に生じた乾燥歪が塗工工程で緩和され、そ
の侭の状態で鏡面ドラムに圧着されながら乾燥されるの
で浸水伸度は基紙より小さくなることを見い出した。 本発明者等が検討した結果では、キヤスト塗被方法でイ
ンクジエツト記録用紙を製造すると、横方向の浸水伸度
は基紙より20〜30%小さくなり、記録時の寸法安定性の
向上が見られた。之に対し、従来の方法である熱風ドラ
イヤーを用いてインクジエツト用記録紙を製造すると、
横方向の浸水伸度は基紙より20〜30%大きくなり、記録
時の寸法安定性が低下することを認めた。即ち同じ基紙
を用いてもキヤスト塗被方法で得たものと、従来の方法
で得たものとでは横方向の浸水伸度は40〜60%も差があ
り、インクジエツト記録時における寸法変化の違いが非
常に大きいことが認められた。 多色のインクジエツト記録用塗被紙では濃色の画像部は
多量のインクが付着することにより伸縮し、非画像部は
変化が無いため全体的にはシワや波打ちなどの変形が生
じ易い。この様な記録時の変形を実用上許容出来る範囲
に迄小さくするには、インクジエツト記録用塗被紙の横
方向の浸水伸度を少なくとも2%以下、好ましくは1.5
%以下にする必要がある。 しかしながら従来の塗被及び乾燥の方法で製造すると、
インクジエツト記録用塗被紙の横方向の浸水伸度は基紙
より20〜30%大きくなるため、インクジエツト記録用塗
被紙の横方向の浸水伸度2%以下好ましくは1.5%以下
の条件を満足させるためには、基紙の横方向の浸水伸度
が1.6%以下好ましくは1.2%以下のものが要求される。
だが、横方向の浸水伸度1.6%以下のものは限定され、
特に1.2%以下のものはヤンキードライヤーで乾燥され
た片艶紙以外には非常に少ないのが実情である。 之に対しキヤスト塗被方法で製造すると、インクジエツ
ト記録用塗被紙の横方向の浸水伸度は基紙より20〜30%
小さくなるため、インクジエツト記録用塗被紙の横方向
の浸水伸度2%以下、好ましくは1.5%以下を満たすた
めには、基紙の浸水伸度は2.7%以下、好ましくは2%
以下でよいので、通常の紙の多くが使用可能となる。 特に基紙としてヤンキーマシンで抄造された片艶紙を用
いると寸法安定化効果が極めて顕著に現われる。このと
きは片艶紙自体がヤンキードライヤーに密着された状態
で乾燥された紙で寸法安定性が高いことが一つの理由で
ある。但し、この様な片艶紙であつても通常の塗被及び
乾燥を行なうと寸法安定性は劣化して了う。
【実施例及び効果】
以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する
が、本発明は之等の実施例によつて限定されるものでは
ない。また実施例中で部とあるは総べて重量部を示す。 実施例中の測定は次の様にして行なつた。 1)浸水伸度: J.TAPPI紙パルプ試験方法No.27のA法に準じて行なつ
た。但し、紙の横方向のみ測定し、浸漬時間は1時間と
した。 2)多色記録時の変形: シヤープカラーイメージプリンターIO−700で黄,マゼ
ンタ,シアン,黒の4色をベタ印画し、その時の記録紙
にシワ,波打ち,凹凸などの変形を目視評価した。 3)平滑度: JIS P8119に準じてベツク平滑度試験器で測定した。 4)光沢度: JIS P8142に準じて75度鏡面光沢度を測定した。 5)ドツトの形状: シヤープカラーイメージプリンターIO−700で印画した
黒ドツトの形状を実体顕微鏡で観察し、ドツト周辺が円
形でシヤープなものを○,不整いで滲みが大きなものを
×と評価した。 6)インク乾燥性: シヤープカラーイメージプリンターIO−700でテストパ
ターンを記録する際、用紙押えローラーを印画部分にセ
ツトし、記録直後に早送りしてローラーによる汚れの度
合を目視評価した。 実施例1 坪量65g/m2,横方向の浸水伸度2.4%の市販上質紙に顔料
としてカオリン(Engelhard M & C社製,商品名,UW−9
0)50部,軽質炭酸カルシウム(奥多摩工業社製,商品
名,タマパール121)25部,無定形シリカ(日本シリカ
社製,商品名,ニツプシールLP)25部と,接着剤とし
て、スチレンブタジエン系ラテツクス(住友ノーガタツ
ク社製,商品名,SN307)8部,ガゼイン(ニユージーラ
ンド製,商品名,ラクチツクカゼイン)8部,離型剤と
してステアリン酸カルシウム(サンノプコ社製,商品
名,ノプコートC104)2部を主成分とする固形分濃度45
%の塗被液をロールコーターで固形分換算で17g/m2塗被
し,次ぎに塗膜を蟻酸亜鉛2%水溶液で凝固処理を行な
い、塗膜が湿潤状態にある間に100℃に加熱した鏡面ド
ラムに圧着して乾燥し,インクジエツト記録用キヤスト
塗被紙を得た。 結果は表に示すが、得られた記録紙は横方向の浸水伸度
が1.7%で,多色記録を行なつても実用上問題となる様
なシワ,波打ち,凹凸などの変形は起こらなかつた。ま
た得られた記録紙は平滑度が1000秒と高く、ドツトの形
状は円形で、ドツト周辺は滲みが無くシヤープであつ
た。更にインク吸収が速いためインク乾燥性が良いなど
優れたインクジエツト記録用紙特性を有していた。 比較例1 実施例1と同じ上質紙及び塗被液を用い、ロールコータ
ーによつて固形分換算で17g/m2を塗被後、熱風ドライヤ
ーで乾燥してインクジエツト記録用塗被紙を得た。 結果は実施例1と対比して表に示すが、得られた記録紙
は浸水伸度が3.0%でインクジエツトプリンターで多色
記録を行なうとシワや凹凸などの変形が大きかつた。平
滑度が40秒と低く、ドツト周辺はシヤープでなかつた。
また平滑性,光沢が低いため美観が劣つていた。 比較例2 比較例1のインクジエツト記録用塗被紙の平滑性、光沢
及びドツトの形状を改善するため、スーパーキヤレンダ
ー処理を行なつて比較例2のインクジエツト記録用塗被
紙を作製した。 得られた記録紙は平滑性,光沢が高められたため、ドツ
トの形状及び美観は向上したが、寸法安定性は改善され
ていないので多色記録を行なうとシワや凹凸などの変形
が大きかつた。またスーパーキヤレンダー処理によつて
塗被紙の多孔構造が潰されたためインキ吸収速度が低下
しインキ乾燥性の遅いものとなつて了つた。 実施例2 坪量70g/m2,横方向の浸水伸度1.8%の塗被紙用原紙に実
施例1と同じ塗被液を用い、ロールコーターで固形分換
算で17g/m2を塗被後,塗膜を蟻酸亜鉛水溶液で凝固さ
せ,更に100℃に加熱した鏡面ドラムに圧着してインク
ジエツト記録用キヤスト塗被紙を得た。 結果を表に示すが、得られた記録紙は浸水伸度が1.3%
で、多色記録を行なつても寸法安定性が良く、シワや凹
凸などの変形は起こらなかつた。また実施例1と同様、
平滑性,光沢が高く,美観に優れ,ドツトの形状,イン
ク乾燥性が良いなど優れたインクジエツト記録紙用特性
を有していた。 比較例3 実施例2と同じ塗被紙用原紙及び塗被液を用い、ロール
コーターで固形分換算で17g/m2を塗被後、熱風ドライヤ
ーで乾燥してインクジエツト記録用塗被紙を得た。 結果を表に示すが、得られた記録紙は浸水伸度が2.3%
で、多色記録を行なうとシワや凹凸などの変形が生じ
た。また比較例1と同様で、平滑性,光沢が低いため美
観及びドツト形状が劣つていた。 比較例4 比較例3の記録紙をスーパーキヤレンダーを処理して比
較例4のインクジエツト記録用塗引紙を作製した。 結果を表に示すが、平滑性,光沢が向上しドツト形状も
良化されたが、インク乾燥性の低下を招いた。また多色
記録を行なうとシワや凹凸が発生した。 実施例3 坪量72g/m2,横方向の浸水伸度1.1%の市販片艶紙を使用
した以外は実施例1と同様にしてインクジエツト記録用
キヤスト塗被紙を作成した。 結果を表に示すが、得られた記録紙は横方向の浸水伸度
が0.8%で、多色記録を行なつても寸法安定性が非常に
良好なためシワや凹凸などの変形は全く見られなかつ
た。また平滑性,光沢が高く,ドツト形状及及びインク
乾燥性が良好であつた。 比較例5 基紙として実施例3と同じ市販片艶紙を使用した以外は
実施例1と同様にしてインクジエツト記録用塗被紙を作
成した。 結果を表に示すが、得られた記録紙は横方向の浸水伸度
が1.6%で多色記録時の寸法安定性は実施例3に比べる
と見劣りするが実用上は許容できる範囲であつた。しか
しながら、平滑性,光沢が低く、ドツト周辺がシヤープ
でないなど高画質用には難点があつた。 実施例4 坪量70g/m2、横方向の浸水伸度1.8%の塗被紙用原紙
に,顔料として,カオリン(Engelhard M & C社製,商
品名UW−90)50部,無定形シリカ(コフランケミカル社
製,商品名ゼオシール1000V)50部,接着剤として、ス
チレンブタジエン系ラテツクス(住友ノーガタツク社
製,商品名SN307)10部,ガゼイン(ニユージーランド
製,商品名ラクチツクカゼイン)10部,離型剤としてス
テアリン酸カルシウム(サンノプコ社製,商品名ノプコ
ートC104)2部を主成分とする固形分濃度40%の塗被液
をロールコーターで固形分換算で18g/m2塗被し,次ぎに
蟻酸亜鉛2%水溶液で凝固させた後,100℃に加熱した鏡
面ドラムに圧着して乾燥し,インクジエツト記録用キヤ
スト塗被紙を得た。 結果を表に示すが、得られた記録紙は横方向の浸水伸度
が1.4%で多色記録を行なつても寸法安定性が良く,シ
ワや凹凸などの変形は起こらなかつた。平滑度が800秒
と高く,ドツト形状は円形でドツト周辺はシヤープであ
つた。またインク吸収が速いためインク乾燥性が良いな
ど優れたインクジエツト記録用紙特性を有していた。 実施例5 坪量70g/m2、横方向の浸水伸度1.8%の塗被紙用原紙
に,顔料として,カオリン(Engelhard M & C社製,商
品名UW−90)25部,無定形シリカ(日本シリカ社製,商
品名ニツプシールLP)75部,接着剤としてスチレンブタ
ジエン系ラテツクス(住友ノーガタツク社製,商品名SN
307)12部,カゼイン(ニユージーランド製,商品名ラ
クチツクカゼイン)12部,離型剤としてステアリン酸カ
ルシウム(サンノプコ社製,商品名ノプコートC104)2
部を主成分とする固形分濃度36%の塗被液をロールコー
ターで固形分換算で20g/m2を塗被し,次ぎに蟻酸亜鉛2
%水溶液で塗膜を凝固させた後,直ちに100℃に加熱し
た鏡面ドラムに圧着して乾燥させて,インクジエツト記
録用キヤスト塗被紙を得た。 結果を表に示すが、得られた記録紙は横方向の浸水伸度
が1.4%で多色記録を行なつても寸法安定性が良く,シ
ワや凹凸などの変形は起こらなかつた。平滑性,光沢は
実施例2,4より低いが、ドツト形状は高画質用でも実用
上問題ないレベルであつた。インク乾燥性は実施例2,4
より更に良好であつた。 比較例6 実施例5と同じ塗被用原紙及び塗被液を用い、ロールコ
ーターで固形分換算で12g/m2塗被後,塗膜を蟻酸亜鉛2
%水溶液で凝固させ,直ちに鏡面ドラムに圧着し乾燥さ
せてインクジエツト記録用キヤスト塗被紙を得た。 結果を表に示すが、得られた記録紙は多色記録時の寸法
安定性及びインキ乾燥性は実用上問題ないレベルであつ
たが、平滑度が200秒でドツト周辺は若干不整いとなり
高画質用には難点があつた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−107879(JP,A) 紙業タイムス社出版部編「ペーパーセー ルスエンジニアリング・シリーズ▲○1▼ 印刷用紙」紙業タイムス社発行(昭和54年 11月10日)P.114〜117

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顔料成分100部のうち、無定形シリカ25部
    以上含む塗被層が基紙上に設けられており、その平滑度
    が300秒以上であり、光沢度30%以上、また横方向の浸
    水伸度が2.0%以下であるキヤストコート紙より成るイ
    ンクジエツト記録用紙。
  2. 【請求項2】基紙がヤンキーマシンで抄造された片艶紙
    である特許請求の範囲第1項記載のインクジエツト記録
    用紙。
JP60235388A 1985-10-23 1985-10-23 インクジエツト記録用紙 Expired - Lifetime JPH0694229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60235388A JPH0694229B2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23 インクジエツト記録用紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60235388A JPH0694229B2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23 インクジエツト記録用紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6295285A JPS6295285A (ja) 1987-05-01
JPH0694229B2 true JPH0694229B2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=16985340

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