JPH069510Y2 - 基準孔付半導体素子用パッケージ - Google Patents

基準孔付半導体素子用パッケージ

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JPH069510Y2
JPH069510Y2 JP13953088U JP13953088U JPH069510Y2 JP H069510 Y2 JPH069510 Y2 JP H069510Y2 JP 13953088 U JP13953088 U JP 13953088U JP 13953088 U JP13953088 U JP 13953088U JP H069510 Y2 JPH069510 Y2 JP H069510Y2
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公明 井口
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Kyocera Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、位置決め用の基準孔を有する半導体素子用
パッケージ(以下、単にパッケージと記す)に関するも
のである。
〔従来の技術〕
例えば、CCD(電荷結合デバイス:Charge Coupled D
evice)素子を収納するパッケージでは、一般に、製品
実装用の位置決め用基準孔がパッケージ本体に固着した
金属板に形成されている。即ち、CCD素子を収納する
パッケージはビデオカメラ等に組み込まれるが、例えば
ビデオカメラのレンズ中心に対して前記CCD素子が所
定の位置にくるように位置決めする必要がある。この位
置決めは、前記のような位置決め用基準孔が形成された
金属板をパッケージ本体に固着し、一方ビデオカメラ等
の機器側にピンを設けて、前記基準孔にピンを嵌合する
ことにより行われる。
このような基準孔を有する従来のパッケージ構造を第7
図に示す。この第7図に示すパッケージは、パッケージ
本体1と、パッケージ本体1に埋設固着された金属板2
とから構成されている。パッケージ本体1は、外部リー
ド端子3を有し、中央部には素子収納部としてのキャビ
ティ4が形成され、また、パッケージの図示左右両端部
には、中央に向かって窪むような凹部5,6が形成され
ている。そして凹部5,6において前記金属板2が露出
しており、それぞれ基準孔形成部8,9を構成してい
る。左右の基準孔形成部8,9には円形状の基準孔10
と長円形状の基準孔11が形成されている。
この第7図に示した従来のパッケージ構造においては、
素子載置部7にCCD素子を樹脂等の接着材を介して取
着固定するとともに、このCCD素子の各電極とキャビ
ティ4内の外部リード端子3のボンディング部3a(以
下、単にボンディング部3aと記す)とをボンディング
ワイヤを介して接続し、しかる後、パッケージ本体1に
蓋体を取着することによってCCD装置となる。
ここで、前記外部リード端子3を含むリードフレーム
は、一般的にコバール金属が用いられるが、キャビティ
4内部のボンディング部3aには、ワイヤボンディング
による接合性を良好にするために、通常アルミニウムが
圧接固着される。一方、パッケージ本体の外側に露出す
る外部リード端子3及び基準孔形成部8,9には、外部
回路との接合性を良好にするために、また酸化腐食を防
止するために、スズメッキ処理が施される。このスズメ
ッキ処理の際には、前記キャビティ4内部のボンディン
グ部3aにメッキがかかると、素子電極とボンディング
部3aとをワイヤボンディングする際、ボンディングワ
イヤとボンディング部3aとの接合がうまくいかない。
そこで、スズメッキ処理を施す際は、第8図で示すよう
に、各種のゴム,ポリエステルテープ等からなるメッキ
用マスク材12をパッケージ本体の上面全体に貼り付
け、この状態でラックにかけてメッキ処理を行う。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来のパッケージにおいてスズメッキ処理を施す
際、マスク材12をパッケージ本体の上面全面に貼り付
けると、第8図で示すように、基準孔形成部8,9の上
方がマスク材12によって覆われてしまう。したがって
基準孔形成部8,9とマスク材12で囲まれる空間に空
気が閉じ込められやすくなる。基準孔形成部8,9は、
前記外部リード端子と同様に、酸化腐食防止のためにメ
ッキ処理を施すことが必要であるが、基準孔形成部8,
9の上部空間に空気が閉じ込められると、メッキ処理時
に基準孔形成部8,9に部分的にメッキがかからなくな
る。また、スズメッキ処理時に水素ガスが発生するが、
この発生ガスが前記空間に閉じ込められ、やはり基準孔
形成部8,9にメッキがかからなくなる。
そこで、第9図に示すように、パッケージ本体の形状に
あわせて、マスク材12の基準孔形成部上方に切欠き1
1aを設けることも考えられる。しかし、マスク材12
に切欠き11aを設け、この切欠き11aが基準孔形成
部に対応するようにしてパッケージ本体1上面に貼着さ
せる場合、その貼着の作業性が悪くなる。特に、このよ
うなパッケージを製造する場合は、パッケージを第7図
に示すような状態で左右方向に連続して複数個並べ、そ
れらの上面全面に連続してマスク材12を貼着する方式
が用いられるので、前記第9図に示したような方式で
は、量産性に欠け、製品としてのパッケージが高価にな
ってしまう。
この考案は、かかる点に鑑みてなされたもので、基準孔
形成部にも確実にメッキ処理を施すことができる安価な
基準孔付半導体素子用パッケージを得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る基準孔付半導体素子用パッケージは、パ
ッケージ本体と、基準孔を設けた金属板とから構成され
ている。
前記パッケージ本体には、その中央部に半導体素子収納
部が設けられ、またその周縁部に、中央部に向かって窪
む凹部が形成されている。そして前記金属板は、パッケ
ージ本体の凹部内に配設固着されており、該金属板に
は、基準孔とともに、メッキ処理時のガス抜きを行うた
めのガス抜き用の貫通孔が形成されている。
〔作用〕
この考案においては、基準孔を形成した金属板に、ガス
抜き用の貫通孔が形成されている。したがって、メッキ
処理時に従来同様にパッケージ上面全面を覆うようなマ
スク材を設けても、前記貫通孔を通じて、金属板の基準
孔形成部とマスク材とで囲まれる空間内の空気,ガスが
抜け、或いはメッキ液が浸入する。これにより、前記基
準孔形成部にメッキ液が接触し、確実なメッキ処理を施
すことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。第1図
は本考案の一実施例によるパッケージ構造の平面図、第
2図はそのII−II断面部分図である。パッケージ本体1
は、一般にサーディップ構造と呼ばれ、第2図で示すよ
うに、ベース15とキャップ16とを低融点のシールガ
ラス17で接合したものである。ベース15とキャップ
16との間には、金属板2が配設固着されている。パッ
ケージ本体1の構造は従来構造と同様であり、その略中
央部には、CCD等の素子を収納するキャビティ4(素
子収納部)が設けられ、また図示左右両端には、中央部
に向かって窪むような凹部5,6が設けられている。そ
して前記金属板2は前記凹部5,6に露出して基準孔形
成部8,9を構成している。前記キャビティ4の底面で
ある素子載置部7の表面には、CCD素子が接着剤を介
して取着されるようになっている。外部リード端子3及
び基準孔形成部8,9には、外部回路との接合性を良好
とするために、あるいは酸化腐食するのを防止するため
にスズメッキ処理が施されている。
前記基準孔形成部8の拡大図を第3図に示す。この基準
孔形成部8は、図のH×Lが例えば4,0×3.9mmに
形成され、中央部には位置決め用の基準孔10が形成さ
れている。そしてこの基準孔10の周囲を囲む4ヵ所
に、スズメッキ処理時のガス抜きを行うための貫通孔1
8が形成されている。この貫通孔18の形状としては、
図示の形状に限られることはないが、基準孔形成部8全
体の面積に対して、基準孔10と貫通孔18を含んだ面
積を25〜70%にするのが望ましい。なお、前記基準
孔10と貫通孔18とは、1回の打ち抜き工程で形成さ
れるものである。また、対向する他方の基準孔形成部9
には、第1図で示すように、長孔形状の基準孔11が設
けられており、その周囲の貫通孔については、第3図に
示す形状とほぼ同様の形状となっている。
次に、外部リード端子3及び基準孔形成部8,9にスズ
メッキ処理を施す場合の工程を説明する。
この場合にも、従来と同様に、パッケージ上面全面を覆
うようなテープ等のマスク材12を貼り付ける。したが
って、基準孔形成部8,9の上部空間は前記マスク材1
2によって覆われてしまう。しかし、前記基準孔形成部
8,9にはガス抜き用の貫通孔18が形成されているの
で、空気や、メッキ処理時に発生するガスはこのガス抜
き用貫通孔18を通って容易に抜ける。また、貫通孔を
通じて、当該上部空間内に外部からメッキ液が浸入す
る。したがって、基準孔形成部8,9にもメッキ液が接
触し、この基準孔形成部8,9の全面に確実にメッキ処
理を施すことができる。
このように本実施例では、基準孔形成部8,9に、基準
孔10,11のみならずガス抜き用の貫通孔18を設け
たので、この部分におけるメッキ液の浸入・接触が良好
になり、メッキ不良が防止される。また、前記ガス抜き
用の貫通孔18は、基準孔10,11の加工と同工程で
行うことができるので、従来構造に比較して高価になる
こともない。
前記のようにして得られたパッケージに、CCD素子1
9を収納する場合には、素子載置部7上に接着剤を介し
て素子19を取着固定し、素子19の電極と外部リード
端子3のボンディング部3aとをワイヤボンディングす
る。そして、図示しない蓋体により気密封止する。
〔他の実施例〕
(a)前記実施例では、基準孔10,11の周囲4ヵ所に
貫通孔18を設けたが、第4図(a)(b)に示すように、基
準孔10を挟んだ対向する2カ所に帯状のガス抜き用貫
通孔21,22を形成してもよい。
(b)前記実施例では、基準孔10,11と貫通孔とを独
立して設けたが、基準孔としてはある程度位置決め用ピ
ンとの接触面が確保できればよい。したがって、第5図
(a)(c)に示すように、基準孔10を通過する帯状の貫通
孔23,24を形成したり、同図(b)に示すように、基
準孔10から外方に通ずる貫通孔25を形成してもよ
い。また、同図(d)に示すように、基準孔10の両側の
対向する2ヵ所に、基準孔10と連続する帯状の貫通孔
26を形成してもよい。さらに同図(e)に示すように、
前記第4図(a)と(b)とを組み合わせたような形状として
もよい。
(c)第6図(a)〜(c)に示すように、基準孔10を形成す
るリング状部分を設け、その周囲をガス抜き用の貫通孔
27〜29として構成してもよい。
(d)前記第4図〜第6図では、基準孔形成部8について
のみ示したが、基準孔形成部9についても前記各実施例
で示したのと同様の形状の貫通孔を採用できる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、基準孔形成部にガス抜
き用の貫通孔を設けたので、パッケージ上面全面を覆う
ようなマスク材を設けてメッキ処理を行っても、前記基
準孔形成部にメッキ液を充分に接触させることができ、
メッキ不良を防止することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるパッケージの平面図、
第2図はそのII−II断面部分図、第3図は前記パッケー
ジの基準孔形成部の拡大図、第4図(a)(b),第5図(a)
(b)(c)(d)(e),第6図(a)(b)(c)はそれぞれ基準孔形成
部に形成される貫通孔の他の実施例を示す第3図に相当
する図、第7図は従来のパッケージの平面図、第8図は
従来のパッケージにおける基準孔形成部の斜視図、第9
図は従来の問題点を説明するための平面部分図である。 1……パッケージ本体、2……金属板、4……キャビテ
ィ(素子収納部)、5,6……凹部、8,9……基準孔
形成部、10,11……基準孔、18,21〜29……
貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体素子収納部が中央部に設けられると
    ともに、中央部に向かって窪む凹部が周縁部に形成され
    たパッケージ本体と、 前記パッケージ本体の凹部内に配設固着され、パッケー
    ジ本体の位置決めを行うための基準孔を有し、かつメッ
    キ処理される金属板とからなる基準孔付半導体素子用パ
    ッケージにおいて、 前記金属板に、前記基準孔とは別の貫通孔を設けたこと
    を特徴とする基準孔付半導体素子用パッケージ。
JP13953088U 1988-10-26 1988-10-26 基準孔付半導体素子用パッケージ Expired - Lifetime JPH069510Y2 (ja)

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JPH0260243U JPH0260243U (ja) 1990-05-02
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