JPH069559Y2 - キヤンドモーター用樹脂製キヤンの構造 - Google Patents
キヤンドモーター用樹脂製キヤンの構造Info
- Publication number
- JPH069559Y2 JPH069559Y2 JP1987152819U JP15281987U JPH069559Y2 JP H069559 Y2 JPH069559 Y2 JP H069559Y2 JP 1987152819 U JP1987152819 U JP 1987152819U JP 15281987 U JP15281987 U JP 15281987U JP H069559 Y2 JPH069559 Y2 JP H069559Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- loss
- resin
- canned motor
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims description 8
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 claims description 5
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 claims description 2
- 229920006015 heat resistant resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 4
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 3
- 239000009719 polyimide resin Substances 0.000 description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 239000006247 magnetic powder Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
本考案はキャンドモータのキャンの構造に関するもの
で、従来の金属製キャンの存在による空隙増で生ずる銅
損、交流磁界による渦流損、鉄損等を僅少にし、キャン
ドモータの高効率化を計ったものである。
で、従来の金属製キャンの存在による空隙増で生ずる銅
損、交流磁界による渦流損、鉄損等を僅少にし、キャン
ドモータの高効率化を計ったものである。
キャンドモータは第1図に示すように、モータ1の固定
子2と、回転子3との空隙4に中空円筒のキャン5を、
前記固定子2の内側に密着して嵌合させ、モータと直結
され負荷となる圧縮機、あるいはポンプ6などの駆動軸
と前記モータの回転子の軸とを結合し、これを一体密封
化したもので、負荷の駆動軸の貫通部分からの流体の漏
洩部分を除き、前記キャン5によって、完全に外気と隔
絶させてしまうようにしたものである。前記キャン5の
挿入される空隙4は、固定子2の磁束が貫通するため
に、モータの特性の直接影響を及ぼす重要な部分であ
る。しかし、キャンを存在させるため、空隙4をそれだ
け増加させなければならない。このために励磁電流が増
加し、これに伴い銅損も増加する。キャンが金属性のた
めに導電性を有し、キャンには閉回路が形成され、渦電
流損が生ずる。これらの損失のためにキャンドモータの
特性、特に効率を低下させ、キャンドモータの大容量化
の設計を著しく困難にさせてしまうものである。 このために透磁率の高い軟磁性で高抵抗の磁性材料を用
いたキャンドモータにより銅損を減少させて高効率化が
計られているが、それにしても理想的な金属製キャン素
材の開発には限度があり、まだ十分とはいうことができ
ない現況にある。
子2と、回転子3との空隙4に中空円筒のキャン5を、
前記固定子2の内側に密着して嵌合させ、モータと直結
され負荷となる圧縮機、あるいはポンプ6などの駆動軸
と前記モータの回転子の軸とを結合し、これを一体密封
化したもので、負荷の駆動軸の貫通部分からの流体の漏
洩部分を除き、前記キャン5によって、完全に外気と隔
絶させてしまうようにしたものである。前記キャン5の
挿入される空隙4は、固定子2の磁束が貫通するため
に、モータの特性の直接影響を及ぼす重要な部分であ
る。しかし、キャンを存在させるため、空隙4をそれだ
け増加させなければならない。このために励磁電流が増
加し、これに伴い銅損も増加する。キャンが金属性のた
めに導電性を有し、キャンには閉回路が形成され、渦電
流損が生ずる。これらの損失のためにキャンドモータの
特性、特に効率を低下させ、キャンドモータの大容量化
の設計を著しく困難にさせてしまうものである。 このために透磁率の高い軟磁性で高抵抗の磁性材料を用
いたキャンドモータにより銅損を減少させて高効率化が
計られているが、それにしても理想的な金属製キャン素
材の開発には限度があり、まだ十分とはいうことができ
ない現況にある。
本考案はこのような点に鑑み行なわれたもので、以上の
金属製キャンの通念から脱して耐熱、高強度、更には熱
膨張や伸長性の全くない気密性のある樹脂素材、具体的
にはポリイミド系耐熱樹脂中の鉄損の少ない軟磁性の金
属微粉末を混練し、環状に成形してキャンを構成し、キ
ャンドモータの高効率化を計ろうとしたものである。
金属製キャンの通念から脱して耐熱、高強度、更には熱
膨張や伸長性の全くない気密性のある樹脂素材、具体的
にはポリイミド系耐熱樹脂中の鉄損の少ない軟磁性の金
属微粉末を混練し、環状に成形してキャンを構成し、キ
ャンドモータの高効率化を計ろうとしたものである。
キャンの形状は薄肉の円筒状をなし、正負の温度に対す
る耐熱性、圧力に対する高強度、各種のガス、液状に対
する耐蝕性、ガス漏洩のない耐気密性等を有し、加工が
容易であり、且つ電気的には高絶縁物で渦流損が発生せ
ず、空隙磁束の透過を容易にするために高透磁性を有
し、低鉄損などの各種の特性を具備した素材であること
が理想的で望ましいが、これを完全に満たす素材は見当
らない。 そこで本考案は前記特性要件を1つの素材で達成する事
なく2つの素材の組合せで達成せんとするものである。 即ち、電磁特性については、高透磁性を有し、低渦流
損、低鉄損などの特性を併有する軟磁性の金属微粉末を
樹脂中に分散させる事により達成し、 又キャンの電気的絶縁性、機械的強度、加工容易性等に
ついてはポリイミド系樹脂により達成する。 特に、ポリイミド系樹脂は、熱転写用プリンタのインク
リボンに一般的に用いられるもので、展伸性を有するに
も拘らず、正負の温度に対する高い耐熱性、圧力に対す
る高強度、特に非伸長性、各種のガス、液状に対する耐
蝕性を有し、特に展伸性を有するが故に加工が容易であ
る。
る耐熱性、圧力に対する高強度、各種のガス、液状に対
する耐蝕性、ガス漏洩のない耐気密性等を有し、加工が
容易であり、且つ電気的には高絶縁物で渦流損が発生せ
ず、空隙磁束の透過を容易にするために高透磁性を有
し、低鉄損などの各種の特性を具備した素材であること
が理想的で望ましいが、これを完全に満たす素材は見当
らない。 そこで本考案は前記特性要件を1つの素材で達成する事
なく2つの素材の組合せで達成せんとするものである。 即ち、電磁特性については、高透磁性を有し、低渦流
損、低鉄損などの特性を併有する軟磁性の金属微粉末を
樹脂中に分散させる事により達成し、 又キャンの電気的絶縁性、機械的強度、加工容易性等に
ついてはポリイミド系樹脂により達成する。 特に、ポリイミド系樹脂は、熱転写用プリンタのインク
リボンに一般的に用いられるもので、展伸性を有するに
も拘らず、正負の温度に対する高い耐熱性、圧力に対す
る高強度、特に非伸長性、各種のガス、液状に対する耐
蝕性を有し、特に展伸性を有するが故に加工が容易であ
る。
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。 但し、この実施例に記載されている構成要素の形状、数
値、仕様、相対配置等、特に特定的な記載がない限り
は、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨でなく、
単なる説明例に過ぎないものである。 第2図(イ)はキャンの形状、(ロ)はその一部拡大図
を示したものである。 5は前述の特性を有するポリイミド系樹脂素材7の中に
軟磁性微粉末8を混練したキャンで、一般にキャン5の
厚みはキャンドモータの容量にもよるが2〜3mm以下で
ある。軟磁性金属素材の一例としてはアモルフアス磁性
材の数ミクロン程度の微粉末を分散させて使用すること
ができる。 このようにして構成したキャンドモータの特性は、モー
タの電源が商用周波数のために渦流損、鉄損はモータ固
有の損失に較べれば無視できる程度の小さな価になる。 磁性粉末と樹脂との比率は透磁率に関係し、励磁電流を
減少させ、その結果銅損を減少させることになるが、樹
脂に対する磁性粉末の比率の増大は逆にキャンそのもの
の強度低下にも関係する。この比率は両者の特性から最
適値が見出されることになるが、機械的強度が優先され
なければならない。 従来のキャンドモータにおけるキャンによる損失はモー
タの容量によって定まってくるものであるが、その値は
モータ損失に近い値になる。 今仮にモーター損失を8%とすれば、キャンによる損失
も8%程度となり、全損失は16%、効率は84%にな
る訳である。 しかし、本願のキャンによればキャンの損失はモータ固
有の損失に対して無視できる程度の大きさであるため
に、前記例を採れば、モーター損失8%に、キャン損失
を2%としてもその全効率は90%となり、モータ損失
の減少、効率の向上、省エネルギーに大きく寄与するこ
とができ、大容量キャンドモータの設計も容易となる。
する。 但し、この実施例に記載されている構成要素の形状、数
値、仕様、相対配置等、特に特定的な記載がない限り
は、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨でなく、
単なる説明例に過ぎないものである。 第2図(イ)はキャンの形状、(ロ)はその一部拡大図
を示したものである。 5は前述の特性を有するポリイミド系樹脂素材7の中に
軟磁性微粉末8を混練したキャンで、一般にキャン5の
厚みはキャンドモータの容量にもよるが2〜3mm以下で
ある。軟磁性金属素材の一例としてはアモルフアス磁性
材の数ミクロン程度の微粉末を分散させて使用すること
ができる。 このようにして構成したキャンドモータの特性は、モー
タの電源が商用周波数のために渦流損、鉄損はモータ固
有の損失に較べれば無視できる程度の小さな価になる。 磁性粉末と樹脂との比率は透磁率に関係し、励磁電流を
減少させ、その結果銅損を減少させることになるが、樹
脂に対する磁性粉末の比率の増大は逆にキャンそのもの
の強度低下にも関係する。この比率は両者の特性から最
適値が見出されることになるが、機械的強度が優先され
なければならない。 従来のキャンドモータにおけるキャンによる損失はモー
タの容量によって定まってくるものであるが、その値は
モータ損失に近い値になる。 今仮にモーター損失を8%とすれば、キャンによる損失
も8%程度となり、全損失は16%、効率は84%にな
る訳である。 しかし、本願のキャンによればキャンの損失はモータ固
有の損失に対して無視できる程度の大きさであるため
に、前記例を採れば、モーター損失8%に、キャン損失
を2%としてもその全効率は90%となり、モータ損失
の減少、効率の向上、省エネルギーに大きく寄与するこ
とができ、大容量キャンドモータの設計も容易となる。
第1図はキャンドモータの側面図、第2図(イ)はキャ
ン形状図、(ロ)はその一部の拡大図。 1;キャンドモータ、2;固定子、3;回転子、 4;空隙、5;キャン、6;負荷、7;樹脂素材、、
8;軟磁性微粉末
ン形状図、(ロ)はその一部の拡大図。 1;キャンドモータ、2;固定子、3;回転子、 4;空隙、5;キャン、6;負荷、7;樹脂素材、、
8;軟磁性微粉末
Claims (1)
- 【請求項1】ポリイミド系耐熱樹脂中に、低鉄損の軟磁
性金属金属微粉末を混練して環状に成形し、これを固定
子内側に密着するように嵌合させてキャンとして構成し
た事を特徴とするキャンドモーター用樹脂製キャンの構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987152819U JPH069559Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 | キヤンドモーター用樹脂製キヤンの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987152819U JPH069559Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 | キヤンドモーター用樹脂製キヤンの構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0158264U JPH0158264U (ja) | 1989-04-12 |
| JPH069559Y2 true JPH069559Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31428092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987152819U Expired - Lifetime JPH069559Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 | キヤンドモーター用樹脂製キヤンの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069559Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4650707B2 (ja) * | 2000-11-17 | 2011-03-16 | 株式会社安川電機 | 永久磁石形電動機の固定子及び永久磁石形電動機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59122755U (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-18 | 三菱電機株式会社 | キヤンド式電動機 |
| JPH0732561B2 (ja) * | 1985-12-02 | 1995-04-10 | 鐘紡株式会社 | 樹脂ブラケットを有するステッピングモーター |
-
1987
- 1987-10-07 JP JP1987152819U patent/JPH069559Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0158264U (ja) | 1989-04-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5264989B2 (ja) | ブラシレス直流モーターおよびその放熱装置 | |
| WO1982001793A1 (en) | Induction motor | |
| JPH069559Y2 (ja) | キヤンドモーター用樹脂製キヤンの構造 | |
| JP2024502120A (ja) | 軸内の作動温度を低減するロータ構造 | |
| CN100541704C (zh) | 磁控管 | |
| CN214850672U (zh) | 一种电机定子冷却结构 | |
| JPS6247166Y2 (ja) | ||
| JPS5818732B2 (ja) | マグネトロン | |
| JPH0928065A (ja) | かご形誘導電動機及びその回転子 | |
| JPH06327208A (ja) | Dcブラシレスモータの固定子 | |
| JP2003100224A (ja) | マグネトロン装置 | |
| CN222228915U (zh) | 易散热和便于制造的外转子离心风机 | |
| CN214255911U (zh) | 一种降低损耗的表贴式电机结构及表贴式电机 | |
| JP2569758Y2 (ja) | ボイスコイル型リニアモータ | |
| JPS588229B2 (ja) | カンジヨウチヨクセンガタデンジポンプ | |
| JPS6026441Y2 (ja) | マグネトロン | |
| JP3069979U (ja) | マグネトロン駆動用昇圧トランス | |
| CN207117414U (zh) | 高温超导电机的风路结构 | |
| CN206442242U (zh) | 一种用于u型直线电机的冷却系统及u型直线电机 | |
| JPH04136897U (ja) | 電流導入端子 | |
| CN107769469A (zh) | 一种便于散热的电机 | |
| CN107896026A (zh) | 一种便于散热的电机 | |
| JPS61214736A (ja) | 密閉形圧縮機 | |
| JPH0117802Y2 (ja) | ||
| JPS6129156Y2 (ja) |