JPH069639B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH069639B2
JPH069639B2 JP63023366A JP2336688A JPH069639B2 JP H069639 B2 JPH069639 B2 JP H069639B2 JP 63023366 A JP63023366 A JP 63023366A JP 2336688 A JP2336688 A JP 2336688A JP H069639 B2 JPH069639 B2 JP H069639B2
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順久 船田
幸一 森
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は洗濯機に関する。
(ロ)従来の技術 従来より、駆動モータの回転力をクラッチ機構を介して
回転翼及び洗濯兼脱水槽に伝達する洗濯機が、種々提案
されており、本出願人においても実開昭61−1034
96号にて提案している。以下、第4図及び第5図に基
づいて説明する。
第4図は一般的な洗濯機を示し、1は機枠、2は機枠1
の上部後方に設けられた操作部、3は機枠1に内設され
た外槽、4は外槽3に内設され、周囲に脱水孔5…を有
する洗濯兼脱水槽としての内槽、6は内槽4の底部に配
設された回転翼、7は駆動モータであり、内槽4及び回
転翼6に動力伝達機構8を介して連結され、洗濯時には
回転翼6を回転させ、脱水時には内槽4、回転翼6を共
に一方向に高速回転させる。9は外槽3の底部に設けた
排水口、10は排水電磁弁、11は排水ホース、12は
外槽3の底部一角に設けたエアトラップであり、操作部
2内の水位センサ13に圧力ホース14を介して連通し
ている。15は給水路16中に設けた給水電磁弁であ
る。
第5図は駆動部の詳細を示し、前記外槽3の底部には取
付台17が螺着され、この取付台17の外槽3より突出
した両端部には、吊棒(図示せず)の半球面状の受座1
8,18が一体に形成されている。また、外槽3の側壁
下部にも、前記受座18,18を結ぶ線に対し直角方向
に同様の受座が一体成形され、これら受座と吊棒の下端
面に半球面体や圧縮スプリング(共に図示せず)を介在
させ、外槽3を吊棒にて弾性的に機枠内に吊下支持して
いる。前記取付台17の反長手方向の両端部には、フラ
ンジ部19,19が折曲成形され、取付台17の中心部
には、前記内槽4の駆動軸20を軸支する上側ベアリン
グ21のケース22が一体に成形されている。前記駆動
軸20の下側ベアリング23のケース24は、前記フラ
ンジ部19,19に螺着されている。前記フランジ部1
9,19には、更にモータ7、排水弁10及び該排水弁
10を連結杆26を介して開閉するソレノイド25が螺
着されている。
前記回転翼6の翼軸27は前記駆動軸20内を貫通し、
下端にプーリ28が固定され、このプーリ28とモータ
軸に固定したプーリ29とがベルト30を介して連結さ
れている。31は前記駆動軸20への動力の伝達を制御
するクラッチである。
32はブレーキドラムであり、前記駆動軸20に螺子3
3にて固定されている。該ブレーキドラム32には、内
面にブレーキシュー34を有するブレーキバンド35を
弾性嵌着している。
36は円筒状のクラッチボス、37は断面逆U字状のブ
レーキリングであり、両側面にスリット38を形成する
とともに、上面中央に前記クラッチボス36の内径と同
径の穴を設け、該穴の周縁に前記クラッチボス37を溶
接している。
そして、前記駆動軸20に前記クラッチボス36(ブレ
ーキリング37)及びブレーキドラム32を下方から挿
通し、前記ブレーキバンド35の一端折曲片39を前記
ブレーキリング37のスリット38に嵌入した後、ブレ
ーキドラム32を螺子止め固定する。
次に、40は前記クラッチボス36に巻回(左巻き)さ
れたクラッチスプリングであり、その下端41は前記取
付台17にピン42にて固定され、上端43は前記連結
杆26に固着された操作レバー44の一端に形成した上
向きの凹溝45内に挿入されている。
46は前記内槽4の逆転防止用のクラッチスプリングで
あり、該ブレーキドラム32に前記クラッチスプリング
40とは逆方向(右巻き)に巻回され、下端47が前記
下側ベアリング23のケース24に固定されている。
更に、48は前記連結杆26に連動して前記クラッチ3
1のツメ車49に係合・離脱するクラッチ片であり、係
合した時に、前記ツメ車49を変位させ、同時に該ツメ
車49に係着しているクラッチバネ50の一端を拡開方
向に変位させることで、前記駆動軸20への動力の伝達
が解除される。
而して、脱水時、前記ソレノイド25が励磁され、前記
連結杆26が第5図奥方向に引張られ、排水弁10が開
弁する。同時に、前記クラッチ片48が前記クラッチ3
1から離脱し、駆動軸20に動力が伝達されるととも
に、前記操作レバー44が前記クラッチスプリング40
の上端43を拡開方向に変位させ、駆動軸20(内槽
4)が左回転する。
次に、脱水終了時、前記ソレノイド25の励磁が断た
れ、排水弁10が閉弁する。同時に前記クラッチ片48
が前記クラッチ31に係合し、駆動軸20への動力の伝
達が断たれるとともに、前記操作レバー44が前記クラ
ッチスプリング40の上端43を締付方向(第5図手前
方向)に変位させる。
そして、前記クラッチボス36の回転に伴い前記クラッ
チスプリング40が更に強く締まり、クラッチボス36
の回転をロックさせる。従って、前記ブレーキリング3
7も固定状態となり、更にこのブレーキリング37と前
記ブレーキバンド35とは係止状態にあるため、これも
固定状態となる。こうして、前記ブレーキシュー34と
回転しようとするブレーキドラム32との間で摩擦力が
発生し、前記駆動軸20にブレーキがかけられ、内槽4
が停止する。
さて、洗濯時は、前記翼軸27のみが回転するので、前
記回転翼6が左右に反転する。この際、回転翼6が回転
する反動で前記内槽4も回転しようとするが、左方向回
転時には前記クラッチスプリング40が締まる方向であ
るため、前述の如き制動力が働き、内槽4の回転が阻止
される。また、右方向回転時には前記クラッチスプリン
グ40の拡開する方向であるために該クラッチスプリン
グ40は作用しないが、前記ブレーキドラム32に巻回
したクラッチスプリング46が締まるため、該ブレーキ
ドラム32がロックされて内槽4の回転が阻止される。
かかる洗濯機にあっては、制動時の制動音が非常に低い
ものであるが、前記逆回転防止用のクラッチスプリング
46が切れたり、その固定端が破損するという事故が頻
繁に発生する。そこで、このクラッチスプリング46に
代えて一方向のみの回転を可能にするローラクラッチを
使用したものが、実公昭60−31672号公報に示さ
れている。
一方向回転用ローラクラッチ51とは、第6図に示す通
り、駆動軸20が脱水方向へ回転する時(第6図
(イ))、ローラクラッチ51の各ローラ52…がラチ
エット溝53…により拘束されていた状態が解除されて
自由に回転し得るようになるものである。且つ、洗濯時
には、洗濯水流等の影響で内槽4(駆動軸20)が脱水
方向と逆の方向へ回転しようとしても(第6図
(ロ))、ローラクラッチ51の各ローラ52…がラチ
エット溝53…に引っ掛かって、前記駆動軸20の回転
を阻止するものである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このようにローラクラッチ51を駆動軸20に装備する
洗濯機にあっては、駆動軸20の外周には回転自在に支
持する上下ベアリング21,23の他にローラクラッチ
51が固定されて存在することになる。
而して、ローラクラッチ51の芯が上下ベアリング2
1,23の芯(駆動軸20の芯)と一致しないと、ロー
ラクラッチ51が駆動軸20と不所望に擦れ、駆動軸2
0の滑らかな回転が阻害されるばかりか、ローラクラッ
チ51が不所望に摩耗しやがては逆転防止能力を発揮で
きなくなる。
尚、ローラクラッチ51の固定時に、ローラクラッチ5
1の芯を上下ベアリング21,23の芯と一致させるの
は極めて困難であり、例えば、実公昭60−31672
号の如く、ローラクラッチのハウジングを螺子で締付固
定する構成においては、この締付の際にローラクラッチ
が移動し、芯が狂いやすいのである。
本発明は、かかる問題点に鑑み、洗濯時の脱水槽の逆回
転防止用のローラクラッチが駆動軸と不所望に擦れ、駆
動軸の滑らかな回転が阻害されたり、ローラクラッチが
不所望に摩耗しやがては逆転防止能力を発揮できなくな
るのを、構成簡単にして顕著に抑制できる洗濯機を提供
しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、駆動モータの回転力を、クラッチ機構を介し
て洗濯兼脱水槽に伝達する洗濯機において、前記脱水槽
の駆動軸を回転自在に支持する上側及び下側ベアリング
と、前記脱水槽の駆動軸の外周に配設され、前記脱水槽
の逆回転方向の回転を規制する一方向回転用ローラクラ
ッチと、該ローラクラッチのハウジングを包囲するとと
もにベアリングケースに固定され、前記ハウジングに形
成した凹凸部と噛み合う凹凸部を有する樹脂製の保持部
材と、前記ハウジングの凹凸部と前記保持部材の凹凸部
との間であって前記駆動軸の径方向に形成された間隙と
を備えたものである。
(ホ)作用 ハウジングと保持部材との間に径方向の間隙を設け、ハ
ウジングの動きにある程度のゆとりを与えることで、ロ
ーラクラッチ自身がこのゆとりの範囲内で径方向へ自在
に移動でき、ローラクラッチは駆動軸と不所望に擦れ
ず、駆動軸の滑らかな回転が確保される。
また、ハウジングが前記ゆとりの範囲で移動して振動す
るため、振動音が発生するが、この振動音は樹脂製の保
持部材で阻止されて外部へ漏れにくい。
(ヘ)実施例 本発明の実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
る。但し、従来例と同様の箇所には同符号を用い、説明
を省略する。
54は前記下側ベアリング23を支持するための板金製
下側ベアリングケースであり、前記下側ベアリング23
が圧入される円筒状の保持部55が絞り加工されてい
る。そして、前記保持部55は、前記下側ベアリング2
3の厚みよりも深く絞られている。
56は前記ローラクラッチ51を内装する鋼製のハウジ
ングであり、ローラクラッチ51を前記駆動軸20の外
周に保持するためのものである。
57は前記ハウジング56の上面及び側面を包囲する樹
脂製の保持部材であり、上面には前記駆動軸20の挿通
孔58が設けられている。59は前記保持部材57の周
側面から一体的に張出されたフランジであり、該フラン
ジ59には、螺子止め用のボルト60…の挿通孔(3ケ
所)が穿設され、且つ下面より突起61が垂設されてい
る。一方、前記下側ベアリングケース54には、前記挿
通孔に対応する螺子孔(図示しない)及び前記突起61
が係合する係合孔62が穿設されている。
前記ハウジング56の側面と前記保持部材57の包囲面
において、各々全周(部分的でもよい)に、互いにスプ
ライン(またセレーション)結合するための凹凸部6
3,64が形成されており、更に、この凹凸部63,6
4間に径方向の間隙C(0.5mm〜1mm程度)が
形成されるよう凹凸部63,64の大きさが調整されて
ある。
また、前記ハウジング56の上面と保持部材57間にも
軸方向の間隙C(0.2mm〜0.8mm程度)が形
成されてある。
更には、前記保持部材57におけるフランジ59よりも
下方の部分には、嵌合部65として、前記下側ベアリン
グケース54の保持部55の前記下側ベアリング23上
部に圧入すべく、その径が該保持部55と同径に設定さ
れてある。
而して、前記ローラクラッチ51及び保持部材57が挿
通した駆動軸20は前記上側及び下側ベアリング21,
23にて支持され、前記ハウジング56は前記下側ベア
リング23の上面にワッシャ66を介して載置され、前
記保持部材57はハウジング56の上方から前記凹凸部
63,64同士を噛み合わせつつ包囲している。そし
て、前記保持部材57は、嵌合部65が保持部55内に
圧入されるとともに突起61が係合孔62に係合した状
態で、ボルト60・・・にて前記下側ベアリングケース
54に締付固定される。
以上の構成の洗濯機にあっては、前記駆動軸20の回転
時、前記ローラクラッチ51のハウジング56は、前記
間隙C,Cの範囲で自在に移動し、ローラクラッチ
51は駆動軸20と不所望に擦れず、駆動軸20は滑ら
かに回転する。そして、間隙C,Cを設けたことで
発生する前記ハウジング57の振動音を、樹脂材からな
る前記保持部材57にて吸収する。また、間隙C,C
の存在により、仮にハウジング56の表面に錆が発生
しても、この錆によりハウジング56の取付状態がずれ
る心配がない。
そして、前記保持部材57の嵌合部65を前記保持部5
5内に圧入し、また前記突起61を前記係合孔62内に
係合することで、この保持部材57を前記駆動軸20や
下側ベアリング23に対し、適正な位置に固定でき、且
つ、保持部材57の位置決めがなされるとともに、ボル
ト60・・・を締付けた時に保持部材57が移動するこ
とがない。
更には、前記ハウジング56の下端の支持を前記下側ベ
アリング23の上端にて行わせたので、その分、部品を
省略でき、コスト的にも安価となる。尚、この際、前記
ハウジング56の支持は、前記下側ベアリング23の外
レース23aの上端に載置することが望ましく、する
と、ワッシャー66を介さずにそのまま載置でき、ある
いは前記外レース23aの上面にリブを形成しこのリブ
上に載置するようにすることができる。
また、第3図の如く、ハウジング56と、ローラクラッ
チ51の外レース部分とを一体化して、組立て工数を削
減したものであっても、本発明の要旨を逸脱することは
ない。
また、保持部55を下側ベアリングケース54に設けた
が、これを上側ベアリングケースに設けて、ハウジング
をこの上側ベアリングケースに装着するようにしてもよ
い。
(ト)発明の効果 本発明の洗濯機によれば、洗濯兼脱水槽の駆動軸を上側
及び下側ベアリングで回転自在に支持し、且つ前記脱水
槽の駆動軸の外周に脱水槽の逆回転方向の回転を規制す
る一方向回転用ローラクラッチを配置した構成におい
て、前記ローラクラッチのハウジングを包囲するととも
にベアリングケースに固定され、前記ハウジングに形成
した凹凸部と噛み合う凹凸部を有する樹脂製の保持部材
と、前記ハウジングの凹凸部と前記保持部材の凹凸部と
の間であって前記駆動軸の径方向に形成された間隙とを
備えたものであり、この間隙により、ハウジングの動き
にある程度のゆとりを与えることができ、前記ローラク
ラッチ自身がこのゆとりの範囲内で径方向へ自在に移動
可能となる。従って、前記ローラクラッチは駆動軸と不
所望に擦れず、駆動軸の滑らかな回転が確保され、ロー
ラクラッチが摩耗しやがて逆転防止能力を発揮できなく
なるのを抑制することができる。
更に、前記ローラクラッチの径方向への移動を可能とす
る構成としては、前記ハウジングを包囲する保持部材を
設けるとともに、この保持部材とハウジングとの間に間
隙を設けるだけでよく、構成の簡単化を図ることができ
る。
更に、前記ハウジングが前記ゆとりの範囲で移動して振
動するため、振動音が発生するが、この振動音は樹脂製
の保持部材で阻止されて外部へ漏れにくく、騒音を抑制
することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の洗濯機の要部断面図、第2図は同A−
A′断面図、第3図はローラクラッチ部の他の実施例を
示す断面図、第4図は従来例における洗濯機の内部機構
図、第5図は同駆動部の要部断面図、第6図(イ)
(ロ)は一方向回転ローラクラッチの動作説明図であ
る。 4……内槽(洗濯兼脱水槽)、7……駆動モータ、20
……駆動軸、21……上側ベアリング、23……下側ベ
アリング、31……クラッチ(クラッチ機構)、51…
…ローラクラッチ、54……下側ベアリングケース、5
6……ハウジング、57……保持部材、63,64……
凹凸部、C……径方向の間隙。
フロントページの続き (31)優先権主張番号 実願昭62−22335 (32)優先日 昭62(1987)2月18日 (33)優先権主張国 日本(JP) 審査前置に係属中

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動モータの回転力を、クラッチ機構を介
    して洗濯兼脱水槽に伝達する洗濯機において、前記脱水
    槽の駆動軸を回転自在に支持する上側及び下側ベアリン
    グと、前記脱水槽の駆動軸の外周に配設され、前記脱水
    槽の逆回転方向の回転を規制する一方向回転用ローラク
    ラッチと、該ローラクラッチのハウジングを包囲すると
    ともにベアリングケースに固定され、前記ハウジングに
    形成した凹凸部と噛み合う凹凸部を有する樹脂製の保持
    部材と、前記ハウジングの凹凸部と前記保持部材の凹凸
    部との間であって前記駆動軸の径方向に形成された間隙
    とを備えたことを特徴とする洗濯機。
JP63023366A 1987-02-04 1988-02-02 洗濯機 Expired - Fee Related JPH069639B2 (ja)

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