JPH0697887B2 - トラクタと作業機との連結装置 - Google Patents

トラクタと作業機との連結装置

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JPH0697887B2
JPH0697887B2 JP17445686A JP17445686A JPH0697887B2 JP H0697887 B2 JPH0697887 B2 JP H0697887B2 JP 17445686 A JP17445686 A JP 17445686A JP 17445686 A JP17445686 A JP 17445686A JP H0697887 B2 JPH0697887 B2 JP H0697887B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トラクタと作業機との連結装置に関する。
(従来の技術) 中央1本のトップリンクと左右一対のロアリンクとから
成る3点リンク機構を介して、トラクタ後方にロータリ
耕耘装置を昇降自在で且つ着脱自在に連結する場合にお
いて、この連結作業を容易に行えるようにする技術が、
実公昭59-33206号公報に開示されている。
上記のものでは、両ロアリンクの後端部を連結部材によ
り連結し、耕耘装置に、連結部材の両側端部が前方から
係脱自在に係合される左右一対の係合部を備え、係合部
に、連結部材の係合部からの離脱を解除自在に阻止する
阻止機構を備えている。
従って、上記のものでは、トラクタを後進させて、耕耘
装置側へ接近させ、連結部材の両側端部を作業機の両係
合部に係合させて、阻止機構により、連結部材の係合部
からの離脱を阻止すると云う容易な作業により、両ロア
リンクを耕耘装置に連結できる。
(発明が解決しようとする問題点) 然し乍ら、上記のものでは、トラクタのPTO軸と耕耘装
置の入力軸との連結の容易化については、何ら考慮され
ておらず、この点についての改善が要望されている。
本発明は上記問題を解決できるトラクタと作業機との連
結装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の特徴とする処は、
左右一対の連結リンク11を有するリンク機構9を介し
て、トラクタ1の前方又は後方に作業機Rを着脱自在に
連結し、トラクタ1のPTO軸8と作業機Rの入力軸53と
を伝動軸37により連結したものにおいて、 前記両連結リンク11の作業機連結側端部同士が、連結部
材13により連結され、該連結部材13の左右両側部が、前
記作業機Rに対する接近動作により該作業機Rに解除自
在に連結される連結部とされており、 前記連結部材13の左右両側に固定されて中央側に向かう
板バネ31が設けられ、該板バネ31に、左右方向中央部に
おいて支持ケース29が支持され、該支持ケース29は、前
記板バネ31の左右両側の固定位置間を結ぶ直線を介して
前後何れか一方に位置すると共に、前記板バネ31の弾性
変形を介して前記前後の他方に位置変更可能とされ、 前記支持ケース29を前後方向に位置変更させる操作機構
83が設けられ、 前記支持ケース29には、連結軸34が回転自在に支持さ
れ、該連結軸34は、前記伝動軸37に連結されていると共
に、前記操作機構83により該支持ケース29を前後位置変
更することにより前記入力軸53に断接されるクラッチ59
を構成しており、 前記クラッチ59の接続時に、前記連結軸34と入力軸53と
の軸心を対応合致させる心合せ機構61が設けられている
点にある。
(作用) トラクタ1に作業機Rを連結する際には、両連結リンク
11の作業機連結端部を作業機Rに接近させて、作業機R
に解除自在に連結させる。
次に、操作機構83により、支持ケース29を略前後方向に
移動させて、その位置を不安定切換し、連結軸34と入力
軸53間のクラッチ59を接続体勢とすると共に、心合せ機
構61により、連結軸34と入力軸53との軸心を対応合致さ
せる。
尚、前記「不安定切換」とは、前後の中間位置では不安
定で、その中間位置の前後においては安定状態になるこ
とを言う。即ち、支持ケース29を板バネ31の弾性変形に
介して前後何れか一方の側から他方側に位置変更するこ
とを言う。
又、トラクタ1から作業機Rを分離させる際には、保持
機構83により、支持ケース29を略前後方向に移動させ
て、その位置を不安定切換し、連結軸34と入力軸53間の
クラッチ59を切断体勢とする。
而る後、連結リンク11の作業機連結端部と作業機Rとの
連結を解除する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明すれば、第
2図において、1はトラクタ、2はトラクタ車体、3は
トラクタ車体2の後部に搭載された昇降装置として例示
する作業機昇降用油圧装置で、左右一対のリフトアーム
4を有する。5は座席、6は後輪、7は後輪フエンダ、
8はPTO軸で、車体2後端から後方に突出している。
Rは作業機として例示するサイドドライブ式ロータリ耕
耘装置で、トラクタ1の後方に、3点リンク機構9を介
して昇降自在で且つ着脱自在に連結されている。
3点リンク機構9は、第1図、第3図乃至第5図に示す
ように、中央1本のトップリンク10と、左右一対の連結
リンクとして例示するロアリンク11とから成り、各ロア
リンク11と各リフトアーム4とが夫々リフトロッド12に
より連結されている。
第7図及び第8図にも示すように、13は両ロアリンク11
の後端部を連結する連結部材で、連結部材13の左右方向
中央部側を構成する筒体14と、筒体14の左右両側端部か
ら左右両側方に突出する左右一対の軸体15から成る。筒
体14の左右方中央部は下方突出状に弯曲形成されてい
る。
第9図及び第10図に示すように、各軸体15の内側端部に
は、中空円錐台形状の側部案内体16が小径端面を外側方
側として外嵌固着されて、該側部案内体16の外側面の前
部に、く形状の前部案内体17が固着されている。又、各
軸体15の内側部には周溝91が形成され、外側部には各ロ
アリンク11の球継手部18が着脱自在に外嵌されて、ピン
19により抜止めされている。
筒体14の左右両側端部からは、夫々、上・下突設板20,2
1が前方に突設され、これら上・下突設板20,21の前端に
取付板22が固設されている。
トップリンク10の後端部には、球継手部23を介して、両
側方に突出する取付ピン24が備えられると共に、保持板
25が固着されている。
26は正面視略山形状とされたバネ杆で、その下部両側が
左右の上・下突設板20,21に挿脱自在に挿通されてピン2
7により固定されると共に、その上部の左右方向中央部
が保持板25に挿脱自在に挿通され、バネ杆26が、筒体14
の左右両側端部間に、トップリンク10を経由して渡設さ
れている。尚、第5図に仮想線で示すように、バネ杆26
の各側部の中途部を環状に周回させて、輪28を形成する
こともある。
バネ杆26の左右両側部は、耕耘装置R連結時と非連結時
のいずれの時も、正面視と側面視においてくの字状に屈
曲せしめられ、連結時の方が非連結時の場合よりも屈曲
角度は大とされる。
第11図にも示すように、29は支持ケースで、筒体14の左
右方向中央部の前方斜め上方側に配置されており、支持
ケース29の左右両側部からは一対の固定板30が外側方に
突設されている。
31は左右一対の板バネで、各板バネ31は左右各側で対応
する取付板22と固定板30とにボルト32により着脱自在に
取付けられており、支持ケースを、第8図に示す前位置
と、第7図に示す後位置とに不安定切換する。
33は左右一対のリング体で、支持ケース29の左右両側に
配設されて、支持ケース29と固定板30とに固着されてい
る。
34は連結軸で、支持ケース29に軸受35により回動自在に
支持され、PTO軸8に、伸縮自在とされ且つ両端部に自
在継手36を有する伝動軸37により連動連結されている。
連結軸34の後部の軸心部には、後方に開口する挿入孔38
が形成され、後端面の外周部には、第12図にも示すよう
に、係合爪39が周方向等間隔に配設されている。
第6図にも示すように、耕耘装置Rは、前部上部に左右
方向中央部に位置する入力ケース40と、入力ケース40か
ら前方斜め上方に突設され、且つ左右一対の側板41から
成るトップマスト42と、入力ケース40から左右両側方に
突設された一対のサポートアーム43と、各サポートアー
ム43の左右方向中途部から前方に突設された左右一対の
ブラケット44と、トップマスト42の各側板41上端部と各
ブラケット44の前端部とにボルト45,46により夫々着脱
自在に取付けられた左右一対のサポートリンク47と、各
サポートアーム43の外側端部から夫々下設された伝動ケ
ース48及びサイドプレートと、伝動ケース48及びサイド
プレートの下端部間に横架されて回転駆動され且つ耕耘
軸とこれに備えられた多数の耕耘爪とから成る耕耘部49
と、耕耘部49を覆被する耕耘カバー50と、左右一対のゲ
ージ輪51と、これらゲージ輪51を昇降させる耕深調整機
構52等を有する。
第7図及び第8図に示すように、入力ケース40には、前
方に突出する入力軸53が軸受54により回転自在に支持さ
れている。入力軸53は、中心軸55と、中心軸55の前部に
スプライン結合された外嵌軸56とを有し、中心軸55の前
部に螺挿されたボルト57により、外嵌軸56の抜止めがな
されている。
第12図にも示すように、外嵌軸56の外周部の前端面に
は、係合爪58が周方向等間隔に配設され、これら係合爪
58と、連結軸34の係合爪39とにより、断接自在な噛合ク
ラッチ59が構成されている。
又、ボルト57の先端部には、連結軸34の挿入孔38に挿脱
自在に挿入されて連結軸34と入力軸53との軸心を前後方
向に関して対応合致させる挿入突部60が形成され、挿入
突部60と挿入孔38とにより、心合せ機構61が構成されて
いる。
第13図及び第14図にも示すように、トップマスト42の両
側板41の前端部には、トップリンク10の取付ピン24が下
方から係脱自在に係合される上係合部64が切欠形成され
ている。
第15図にも示すように、63は蹴出機構で、支持軸64を有
し、支持軸64は、トップマスト42の両側板41の前端部の
上端間に渡設されている。
支持軸64には筒体65が相対回転自在に套嵌されている
が、筒体65の一端部は切欠かれて、一対の係止端面66が
形成され、この係止端面66がトップマスト42の側板41に
接当することで、筒体65の回動範囲が規制されている。
筒体65にはL型状操作レバー67が固設されて、回動によ
り、トップリンク10の取付ピン24を上係合部62から蹴出
可能とすると共に、筒体65にはつる巻バネ68が捲周され
て、その各端部が側板41と操作レバー67に係合され、操
作レバー67を上係合部62から離間する回動方向へ付勢し
ている。
又、トップマスト42の両側板41の前部下端面には、トッ
プリンク10の球継手部18をトップマスト42の前端部へ案
内する山形状案内69が固設されている。
70は側面視略U型状とされた下係合部で、各ブラケット
44の前端部に固設されて、その後壁部の下部が前壁部よ
り下方に突出されるとともに、前傾状とされて、案内部
71とされており、下係合部70内には、連結部材13の各軸
体15が下方から係脱自在に係合される。
尚、3点リンク機構9に対する耕耘装置Rの非連結時
に、トップリンク10の取付ピン24と各軸体15の上下方向
に関する距離は、上・下係合部62,70における取付ピン2
4又は軸体15が係合される両位置間の上下方向に関する
距離よりも大とされている。
第9図及び第10図に示すように、72は阻止機構で、軸体
15の下係合部70からの離脱を解除自在に阻止するもの
で、その筒体73が下係合部70の後壁部の後面に後方突出
状に固設されている。
74は抜止ピンで、筒体73及び下係合部70に略前後方向に
移動自在に挿通され、この抜止ピン74に捲周された付勢
バネ75により前方に付勢されている。
76は連動レバーで、各サポートアーム43にブラケット77
を介して横軸78廻りに回動自在に枢支され、その下端部
が抜止ピン74の後端部に枢結され、その上端部が、座席
5近傍の操作レバーにワイヤ79を介して連結されてい
る。
80はカム体で、ブラケット44前端に固設された横軸94に
枢支され、下係合部70に形成された切欠部81内に挿入さ
れ、第10図に示すように、その後端部の下端部が抜止ピ
ン74の前端部と接当することにより、抜止ピン74は下係
合部70から離脱した状態に維持される。カム体80の下端
縁はカム部82とされている。
83は操作機構で、その支持軸84が、両サポートリンク47
の長手方向中途部間に取付材85を介して横設されてい
る。
パイプ状支持軸84の左右方向中央部には、筒体86が回転
自在に套嵌されて、ピン87により左右方向に移動不能と
されている。
筒体86からは操作レバー88が上方斜め後方に突設され、
この操作レバー88は、必要に応じて、座席5近傍に配置
された操作レバーとワイヤを介して連結される。
又、筒体86からは連動レバー89が下設され、この連動レ
バー89には、支持ケース29の両リング体30に挿脱自在に
挿入される半円状挿入体90が固設されている。尚、図示
省略したが、操作レバー88を任意の回動位置又は所定の
回動位置に保持する機構が備えられている。
上記のように構成した実施例によれば、トラクタ1に耕
耘装置Rを連結する際には、連結軸34を支持する支持ケ
ース29を第8図に示す前位置としておく。
一方、耕耘装置Rは、第3図に示すように、若干前傾姿
勢で地面に載置されているのであるが、この耕耘装置R
においては、第10図に示すように、阻止機構72の抜止ピ
ン74をカム体80により下係合部70の内部から離脱した状
態に保持しておくと共に、操作機構83の挿入体90を若干
後傾姿勢としておく。
この状態で、第3図、第10図及び第13図に示すように、
耕耘装置Rの上・下各係合部62,70の下方に、トップリ
ンク10の取付ピン24と、連結部材13の各軸体15を夫々位
置させる。
そして、3点リンク機構9を油圧装置3により徐々に上
昇させて、トップリンク10の取付ピン24を上係合部62に
係合させて、トップリンク10の球継手部23を蹴出機構63
の操作レバー67に接当させると共に、各軸体15を下係合
部70内に係合させて、この係合によりカム体80をカム部
82を介して押上げて、カム体80による抜止ピン74の係止
を解除させる。すると、抜止ピン74は付勢バネ75の弾発
力により前進して、軸体15の周溝91に係合すると共に、
下係合部70の前後両端部に挿入状態となり、各軸体15の
下係合部70からの離脱が阻止されて、3点リンク機構9
に耕耘装置Rが連結状態となる。
この連結作業時において、取付ピン24が正規移動経路か
らずれていても、トップリンク10の球継手部23がトップ
マスト42の山形状案内板69により案内されることで、取
付ピン24は正規移動経路へとその位置を修正される。
又、各軸体15が正規移動経路からずれている場合も、円
錐台形状の各側部案内体16外側面と各下係合部70との摺
動と、形状の前部案内体17後面と各下係合部70前面との
摺動と、各軸体15の各下係合部70の案内部71との摺動と
により、各軸体15は正規移動経路へとその位置を修正さ
れる。
ところで、3点リンク機構9に対する耕耘装置Rの非連
結時に、トップリンク10の取付ピン24と各軸体15との上
下方向に関する距離は、上・下係合部62,70における取
付ピン24又は各軸体15が係合される各位置間の上下方向
に関する距離よりも大とされていることから、上・下係
合部62,70内に取付ピン24と各軸体15が夫々係合する
と、バネ杆26の各側部は外側方及び後方に更に屈曲し
て、その屈曲角度が大となる。
而して、上記連結作業時には、一般に、上・下係合部6
2,70内に取付ピン24及び各軸体15が同時に係合すること
は無く、通常、まず、各下係合部70内に各軸体15が係合
して、トップリンク10の球継手部23がトップマスト42の
案内板69に接当し、バネ杆26の各側部が大きく屈曲した
状態となる。
そして、上記状態で、3点リンク機構9を更に上昇させ
ると、耕耘装置Rは軸体15廻りに後方側に回動し、これ
により、バネ杆26の各側部の弾発力により、トップリン
ク10の球継手部23が案内板69上を前方斜め上方側に向っ
て摺動して、トップリンク10の取付ピン24が上係合部62
内に良好に係合する。
又、トップリンク10の取付ピン24が上係合部62内に先に
係合した場合も、バネ杆26の各側部の屈曲により、各軸
体15は下係合部70内に良好に係合する。
上記のように、上・下各係合部62,70内に取付ピン24と
各軸体15が同時に係合しなくても、バネ杆26の弾性変形
により何ら問題はないと共に、製作誤差により、上・下
各係合部62,70、取付ピン24あるいは各車体15の上下方
向に関する位置が正規位置からずれていても、バネ杆26
の弾性変形により上記ずれを吸収でき、いずれの場合
も、3点リンク機構9に耕耘装置Rを良好に連結でき
る。
又、上記連結作業時において、各軸体15が各下係合部70
内に係合する際に、操作機構83の挿入体90の両側下端部
も支持ケース29の両リンク体33に挿入係合せしめられ
る。この場合、支持ケース29の姿勢が正規姿勢からずれ
ていても、上記側部案内体16外側面と各下係合部70との
摺動と、前部案内体17後面と各下係合部70前面との摺動
等により、支持ケース29は正規姿勢へ修正される。尚、
上記の場合、挿入体90の両リング体33への挿入が良好に
行われるように、操作レバー82により挿入体90の位置を
若干修正することもある。
而して、挿入体90が両リング体33へ挿入された状態で、
操作レバー88を前方側へ回動させて、第7図及び第11図
に示すように、板バネ31を弾性変形させ乍ら支持ケース
29を後方位置へ不安定切換するのである。
この場合、支持ケース29が左右一対の板バネ31により連
結部材13側に備えられているので、支持ケース29は安定
した状態で後方位置へ不安定切換される。
この不安定切換により、連結軸34は、伝動軸37の伸長を
伴い乍ら後方へ移動して、連結軸34の挿入孔38内に入力
軸53側の挿入突部60が挿入されて、連結軸34と入力軸53
の両軸心が前後方向に関して対応合致せしめられる。
又、第12図にも示すように、連結軸34と入力軸53の両係
合爪39,58が周方向に関して係合して、クラッチ59は接
続体勢となり、この体勢は板バネ31により保持される。
上記のようにして、耕耘装置Rのトラクタ1に対する連
結作業は終了するのであるが、この連結状態において、
筒体14の凹設された左右方向中央部の上方に入力ケース
40及び入力軸53の前部側が位置している。
次に、耕耘装置Rをトラクタ1から分離させる際には、
まず、操作レバー88を後方側に回動させて、板バネ31を
弾性変形させ乍ら、支持ケース29を前方位置へ不安定切
換して、伝動軸37を縮少させ乍ら連結軸34を前進させ、
連結軸34の挿入孔38から入力軸53側へ挿入突部60を離脱
させると共に、連結軸34と入力軸53の両係合爪39,58の
係合を解除して、クラッチ59を切断体勢とする。
次に、抜止ピン74を操作レバーにより後方へ移動させ
て、下係合部70の内部から離脱させる。
この状態で、3点リンク機構9を油圧装置3により下降
させて、上・下各係合部62,70からトップリンク10の取
付ピン24と各軸体15を夫々下方へ離脱させると共に、支
持ケース29の両リング体33から挿入体90を離脱させれ
ば、耕耘装置Rのトラクタ1からの分離作業は終了す
る。
上記の場合において、上係合部62から取付ピン24が離脱
しにくい時には、蹴出機構63の操作レバー67を第14図に
示すように回動させて、トップリンク10の球継手部23を
叩くのであり、これにより、上係合部62から取付ピン24
が容易に離脱する。
尚、第1図の仮想線で示すように、左右各側の連動レバ
ー76,79を連動リンク92により連動させてもよい。
尚、実施例では、作業機としてロータリ耕耘装置を用い
たが、ロータリ耕耘装置以外の作業機を用いてもよい。
更に、本発明は、トラクタに2点リンク機構を介して作
業機を連結する装置にも適用可能であると共に、トラク
タの前方側に作業機を連結する装置にも適用可能であ
る。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、リンク機構と作
業機の連結作業のみならず、トラクタのPTO軸と作業機
の入力軸との連結作業も容易且つ確実に行うことがで
き、トラクタに対する作業機の連結作業をより一層容易
且つ短時間で行うことができる。又、支持ケースを板バ
ネにより前後各位置に不安定切換自在としたので、連結
軸と入力軸間に構成されるクラッチを切断体勢と接続体
勢とに簡易な構造でもって確実且つ容易に保持できる。
本発明は、上記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は要部の一部断
面側面図、第2図は全体側面図、第3図は連結作業時の
要部の一部断面側面図、第4図は第1図のA−A線矢視
断面図、第5図は第4図の3点リンク機構側を示す一部
断面正面図、第6図は第4図の作業機側を示す正面図、
第7図は第1図のB−B線矢視断面図、第8図は第7図
とは異なる体勢を示す要部の分解一部断面平面図、第9
図は第4図のC−C線矢視断面図、第10図は第9図で示
す部分の連結作業時の一部断面側面図、第11図及び第12
図の各図は第7図のD−D線、E−E線各矢視断面図、
第13図は連結作業時の一部側面図、第14図は分離作業時
の一部側面図、第15図は第1図のF−F線矢視断面図で
ある。 1……トラクタ、8……PTO軸、9……3点リンク機
構、10……トップリンク、11……ロアリンク(連結リン
ク)、13……連結部材、29……支持ケース、31……板バ
ネ、34……連結軸、37……伝動軸、53……入力軸、59…
…クラッチ、61……心合せ機構、62,70……上・下係合
部、83……操作機構、R……ロータリ耕耘装置(作業
機)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対の連結リンク(11)を有するリン
    ク機構(9)を介して、トラクタ(1)の前方又は後方
    に作業機(R)を着脱自在に連結し、トラクタ(1)の
    PTO軸(8)と作業機(R)の入力軸(53)とを伝動軸
    (37)により連結したものにおいて、 前記両連結リンク(11)の作業機連結側端部同士が、連
    結部材(13)により連結され、該連結部材(13)の左右
    両側部が、前記作業機(R)に対する接近動作により該
    作業機(R)に解除自在に連結される連結部とされてお
    り、 前記連結部材(13)の左右両側に固定されて中央側に向
    かう板バネ(31)が設けられ、該板バネ(31)に、左右
    方向中央部において支持ケース(29)が支持され、該支
    持ケース(29)は、前記板バネ(31)の左右両側の固定
    位置間を結ぶ直線を介して前後何れか一方に位置すると
    共に、前記板バネ(31)の弾性変形を介して前記前後の
    他方に位置変更可能とされ、 前記支持ケース(29)を前後方向に位置変更させる操作
    機構(83)が設けられ、 前記支持ケース(29)には、連結軸(34)が回転自在に
    支持され、該連結軸(34)は、前記伝動軸(37)に連結
    されていると共に、前記操作機構(83)により該支持ケ
    ース(29)を前後位置変更することにより前記入力軸
    (53)に断接されるクラッチ(59)を構成しており、 前記クラッチ(59)の接続時に、前記連結軸(34)と入
    力軸(53)との軸心を対応合致させる心合せ機構(61)
    が設けられていることを特徴とするトラクタと作業機と
    の連結装置。
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