JPH0699818B2 - 塗布型化成処理方法 - Google Patents

塗布型化成処理方法

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JPH0699818B2
JPH0699818B2 JP7701589A JP7701589A JPH0699818B2 JP H0699818 B2 JPH0699818 B2 JP H0699818B2 JP 7701589 A JP7701589 A JP 7701589A JP 7701589 A JP7701589 A JP 7701589A JP H0699818 B2 JPH0699818 B2 JP H0699818B2
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    • C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
    • C23C22/73—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals characterised by the process

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は塗料型化成処理方法に関し、さらに詳しくは、
例えば、亜鉛めっき鋼板およびアルミニウム板等の金属
薄板の表面にロールコート装置により化成処理溶液を塗
布する塗布型化成処理方法に関するものである。
[従来技術] 耐蝕性、塗料密着性、耐指紋性および水濡れ性等の種々
の性能を付与するために、種々の化成処理溶液を亜鉛め
っき鋼板およびアルミニウム板等の金属薄板に塗布して
化成皮膜を形成することは、従来より一般的に行なわれ
てきている。
このように、金属薄板に対する化成処理溶液の処理方法
としては、従来から行なわれている浸漬法やスプレー法
に替えて、ロールコート装置による塗布型化成処理方法
が提案され、実用化されている。
そして、この塗布型化成処理方法は無機化合物(クロム
酸系、珪酸塩系、ジルコニウム塩等)および有機樹脂系
の溶液を金属薄板表面に必要量塗布してから、焼付けを
行うことにより強固な化成皮膜を金属薄板表面に形成す
るのである。この場合の化成皮膜厚は、皮膜重量として
5〜3000mg/m2と極めて薄いものである。
しかして、ロールコート装置を使用して金属薄板表面に
化成処理皮膜を設ける際に、アプリケーターロールの回
転方向をリバース回転とすると、金属薄板の表面に形成
された化成皮膜上に、金属薄板の走行方向とは直角方向
に伸長している一定間隔の色調むらが発生することが多
く見られる。
この色調むらは化成皮膜の膜厚がその部分だけ大きく変
化しており、膜厚の薄い部分が金属薄板の走行方向に約
50〜500mmの一定間隔に並んでおり、即ち、金属薄板上
の化成皮膜の膜厚の差が色調むらとして肉眼で観測され
るのである。
この色調むらが金属薄板表面に存在すると、外観の美麗
さおよび均一性が大きく損なわれ、金属薄板をそのまま
使用する部品には使用することが不可能となる。さら
に、耐蝕性が低下する等種々の特性が部分的に損なわれ
るので、品質の低下を招来し、また、金属薄板表面の化
成処皮膜が透明である場合は、化成処理皮膜にむらが発
生しても色調むらとして肉眼では観察ができないので、
外観上は美麗であっても、耐蝕性等の種々の特性が部分
的に損なわれ、品質のばらつきが潜在化するという問題
が生じる。
そして、上記したような色調むらが発生すると、発生す
るたびに操業経験に基いてロールの回転速度等の条件を
調整する必要があるが、この調整中に不良が発生した
り、条件調整の前後において色調および化成皮膜厚さに
ばらつきが発生するので、品質の安定に欠ける場合が多
いのである。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記に説明した従来における金属薄板表面に設
ける化成皮膜処理方法の種々の問題点に鑑み、本発明者
が鋭意研究を行い、検討を重ねた結果、アプリケーター
ロールの回転をリバース方式として金属薄板表面に化成
皮膜処理を行なう場合であっても、形成された化成皮膜
の厚さは均一であって、色調むらに代表される化成皮膜
厚さむらを改善することができ、金属薄板表面に均一で
美麗な化成処理皮膜を形成することが可能である塗布型
化成処理法を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る塗布型化成処理方法は、 金属薄板をロールコート装置のトランスファーロールと
接して設けられリバース回転するアプリケーターロール
に接触させながら下記式を満足する条件により高速で通
過させ、金属薄板の表面に化成処理溶液を塗布すること
を特徴とする塗布型化成処理方法。
SA/SL=1を越え5以下 SA<ST 但し SA:アプリケーターロール周速度 SL:金属薄板の走行速度 ST:トランスファーロール周速度 にある。
本発明に係る塗布型化成処理方法について、以下詳細に
説明する。
先ず、本発明の係る塗布型化成処理方法におけるアプリ
ケーターロール周速度(SA)と金属薄板の走行速度(S
L)との速度比(SA/SL)およびトランスファーロールの
周速度(ST)がアプリケーターロールの周速度(SA)よ
り大きい(SA<ST)という条件について説明する。
これらの条件を満足する領域は、第3図に示す斜線部分
である。
第4図には、トランスファーロールの周速度(ST)とア
プリケーターロールの周速度(SA)の差が、塗布型化成
処理皮膜に発生する色調むらの程度におよぼす関係を示
しており、縦軸にアプリケーターロール周速度(SA)、
横軸にトランスファーロール周速度(ST)を示してい
る。なお、○は色調むらなし、△は色調むらあり×は色
調むら顕著を示す。
この第4図から明らかなように、トランスファーロール
周速度(ST)がアプリケーターロール周速度(ST)より
小さくなると、色調むらが顕著となり、また、トランス
ファーロール周速度(ST)がアプリケーターロール周速
度(SA)より大きいと色調むらは軽減し、さらには消滅
してしまうことがわかる。そして、肉眼観察上色調むら
の消滅するトランスファーロール周速度(ST)とアプリ
ケーターロール周速度(SA)の関係(ST/SA)は化成処
理液の種類にもよるが、略1.1以上であれば良好な結果
が得られ、また、この比(ST/SA)の上限は特に規定は
されないが、トランスファーロール周速度(ST)が大き
くなり過ぎると、化成処理液が飛散する等の現象が発生
するようになり、ロール径により最大周速度は決定され
るものであるから、実用上は5.0以下であれば十分であ
る。よって、色調むらの点からトランスファーロール周
速度(ST)はアプリケーターロール周速度(SA)より常
に大きくしなければならない。
第5図には、アプリケーターロール周速度(SA)と金属
薄板の走行速度(SL)の比しが、アプリケーターロール
の駆動電動機の負荷に与える影響を示してあり、縦軸は
アプリケーターロール駆動電動機の負荷状態を定格に対
する比率で示し、横軸はアプリケーターロール周速度
(SA)と金属薄板の走行速度(SL)の比(SA/SL)を示
してある。
この第5図から明らかであるが、アプリケーターロール
周速度(SA)と金属薄板の走行速度(SL)との比(SA/S
L)が、1.0未満では、即ち、アプリケーターロール周速
度(SA)が金属薄板の走行速度(SL)よりも遅くなる
と、アプリケーターロール駆動電動機は過負荷状態とな
り、停止してしまいロールコート装置の運転が不可能と
なるので、この比を1.0以上とすることによりアプリケ
ーターロール駆動電動機の負荷は急激に軽減し、安定し
たアプリケーターロールの回転が得られるものであり、
また、アプリケーターロール駆動電動機の負荷の安定す
るアプリケーターロール周速度(SA)と金属薄板の走行
速度(SL)の比(SA/SL)は、化成処理液の種類や金属
薄板の表面粗さ等にもよるが、上限は特に規定すること
はないがアプリケーターロール周速度(SA)があまり大
きくなり過ぎると、化成処理液の飛散等の現象が発生す
るようになるので、アプリケーターロール径により最大
周速度は決定されるものであるから、アプリケーターロ
ール周速度(SA)と金属薄板の走行速度(SL)の比(SA
/SL)は1.0〜5.0とするのが良い。
なお、第4図および第5図の説明において使用した供試
材としては、金属薄板は電気亜鉛めっき鋼板、塗布型化
成処理液には塗布型クロメート処理液(例えば、特公昭
60−018751号公報に示されている処理液)を使用し、金
属薄板の走行速度50〜150m/min、アプリケーターロール
周速度40〜200m/min、トランスファーロール周速度50〜
200m/minの条件により金属薄板表面に塗布し、110℃の
温度の熱風により皮膜を乾燥したものである。
本発明に係る塗布型化成処理方法における金属薄板の走
行速度(SL)、アプリケーターロール周速度(SA)、ト
ランスファーロール周速度(ST)には特に限定的な条件
はないが、例えば、金属薄板の走行速度(SL)は30〜20
0m/min、アプリケーターロール周速度(SA)は30〜300m
/min、トランスファーロール周速度(ST)は30〜300/mi
nの範囲内において、上記に説明したように第3図に示
す範囲を満足するように設定すれば良いのである。
そして、アプリケーターロールは特に構造的には新しい
ものでなくてもよく、従来使用しているものでよく、即
ち、化成処理液に対して耐薬品性、濡れ性を備えてお
り、ある程度弾性を有する合成樹脂製ロールをそのまま
使用することができ、また、トランスファーロールも従
来使用しているものでよく、即ち、耐薬品性、濡れ性を
備えており、表面の平滑なクロムメッキロールをそのま
ま使用することができる。
また、塗布型化成処理液は無機化合物、有機化合物、有
機樹脂の溶液およびこれらの混合溶液を使用でき、従来
の組成のものでよい。
本発明に係る塗布型化成処理方法を実施するための装置
について、第1図および第2図により説明する。
アプリケーターロール1、トランスファーロール2、ピ
ックアップロール3および塗布型化成処理液Lを収容し
ている処理液パン4が設置されているロールコート装置
を使用する。
即ち、金属薄板Sは水平パス(第1図、金属薄板両面に
処理液を塗布する場合である。)或いはバックアップロ
ールRに沿って通過(第2図、金属薄板の片面に塗布す
る場合である。)するもので、その表面にアプリケータ
ーロール1が回転しながら接触しており、また、トラン
スファーロール2はアプリケーターロール1に接触する
と共にピックアップロール3にも接触するように配置さ
れ、さらに、ピックアップロール3はトランスファーロ
ール2と接触すると共にその下部は処理液パン4の処理
液Lに浸漬されている。
そして、この処理液パン4内の処理液Lは回転している
ピックアップロール3を介してトランスファーロール2
のの表面に供給され、さらに、アプリケーターロール1
に供給され、次いで、アプリケーターロール1から金属
薄板S表面に転写塗布されるのである。
このようなロールコート装置において、金属薄板Sに処
理液Lを塗布するアプリケーターロール1の回転方向
は、金属薄板Sの走行方向と同じ向きに回転するナチュ
ラル回転方式と逆向きに回転するリバース回転方式とが
ある。これら2つの回転方式は、金属薄板S表面に対す
る処理液Lの塗布量の制御や表面外観仕上りの点でそれ
ぞれ優れている点はあるが、塗布面のロール目を無くし
て平滑な化成処理皮膜を得るために、リバース回転方式
が優れているのである。
[実施例] 本発明に係る塗布型化成処理方法について実施例を説明
する。
実施例1 亜鉛めっき鋼板を第1図に示すロールコート装置に連続
的に送給して、金属薄板表面にクロメート処理を行っ
た。
処理条件 供試材 亜鉛めっき鋼板 めっき付着量20/20(g/m2) 板厚1.0mm 塗布型クロメート処理条件 (1)処理液条件 Cr+620g/1、Cr+35g/1、SiO250g/1、液温20℃ (2)ロールコート条件 金属薄板走行速度 100m/min アプリケーターロール周速度 90〜200m/min トランスファーロール周速度 100〜300m/min (3)クロメート皮膜厚 30〜70mg/m2 (4)クロメート皮膜の乾燥温度 100℃×2sec (5)クロメート皮膜外観 色調を評価 第1表に各種処理条件およびクロメート皮膜外観を示し
てある。そして、皮膜外観については肉眼観察による線
状の色調むらの鮮明さを示した。
○は色調むらなし、△は色調むらあり、×は色調むら顕
著を示す。
実施例1においては、クロメート処理皮膜の色調むらは
全然なく、ロールコート装置の駆動は円滑である。
実施例2 クロメート処理皮膜を設けた亜鉛めっき鋼板を、第1図
に示すロールコート装置により金属薄板表面に有機樹脂
を塗布した。
処理条件 供試材 亜鉛めっき鋼板 めっき付着量 20/20(g/m2) クロメート量 100(mg/m2) 有機樹脂塗布条件 (1)処理液 水溶性アクリル樹脂 液温 25℃(常温) (2)ロールコート条件 金属薄板走行速度 50m/min アプリケーターロール周速度 45〜120m/min トランスファーロール周速度 40〜250m/min (3)有機樹脂皮膜量 400〜1400mg/m2 (4)有機樹脂皮膜の乾燥温度 110×4sec (5)有機樹脂皮膜品質 色調、耐蝕性を評価 第2表に処理条件および皮膜品質を示し、なお、有機樹
脂皮膜品質の外観については、肉眼観察による色調むら
の鮮明さを実施例1と同様の3段階により評価した。
また、耐蝕性は塩水噴霧試験(試験時間400時間)によ
る表面の腐蝕情況の肉眼観察を行ない、色調むらに起因
する部分的腐蝕の発生状況を3段階で評価した。
○は部分腐蝕なし、△は部分腐蝕が認められる、×は部
分腐蝕が著しい。
この実施例2においては、樹脂皮膜厚さが極めて均一で
あり、膜厚にむらがなく、皮膜耐蝕性にも優れている。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る塗布型化成処理方法
は上記の構成を有しているものであるから、金属薄板表
面に色調むらの極めて少ない塗布型化成処理皮膜を形成
することができ、そのため、金属薄板表面の外観が美麗
であることは勿論、この塗布型化成処理皮膜による耐蝕
性、塗料密着性、耐指紋性、水濡れ性等の種々の特性の
向上に効果を有しており、さらに、アプリケーターロー
ルの周速度の設定においては、予め不敵領域が明確とな
ったので、ロール条件定不敵による色調むらが大幅に減
少するという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る塗布型化成処理方法を実施するた
めの例を示す概略図、第2図は本発明に係る塗布型化成
処理方法を実施するための他の例を示す概略図、第3図
は色調むらや処理皮膜厚むらの極めて少ないアプリケー
ターロール周速度(SA)と金属薄板走行速度(SL)の比
と、トランスファーロール周速度(ST)と金属薄板走行
速度(ST)の大きさによる色調むらや処理皮膜厚さとの
関係を示し、第4図はトランスファーロール周速度とア
プリケーターロール周速度との速度比が、処理皮膜の色
調むらの程度に与える影響を示す図、第5図はアプリケ
ーターロールの周速度と金属薄板の走行速度との速度比
がアプリケーターロール駆動用電動機の負荷に与える影
響を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属薄板をロールコート装置のトランスフ
    ァーロールと接して設けられているリバース回転するア
    プリケーターロールに接触させながら下記式を満足する
    条件により高速で通過させ、金属薄板の表面に化成処理
    溶液を塗布することを特徴とする塗布型化成処理方法。 SA/SL=1を越え5以下 SA<ST 但し SA:アプリケーターロール周速度 SL:金属薄板の走行速度 ST:トランスファーロール周速度
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