JPH07100376A - 油吸着マット - Google Patents
油吸着マットInfo
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- JPH07100376A JPH07100376A JP24938193A JP24938193A JPH07100376A JP H07100376 A JPH07100376 A JP H07100376A JP 24938193 A JP24938193 A JP 24938193A JP 24938193 A JP24938193 A JP 24938193A JP H07100376 A JPH07100376 A JP H07100376A
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- adsorbent
- seal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 油吸着効率がよく、油吸着剤が脱落すること
のない油吸着マットを提供する。 【構成】 外周部がシールされた二層の疎水性不織布に
より油吸着剤を挟持した油吸着マットであって、油吸着
剤が碁盤目状の点状シール部により分離されており、該
点状シール部が、直径0.5〜3mmの円形または一辺
長が0.5〜3mmの4辺形のシール点が中心間距離
1.5〜5mmの間隔で配設された点状シールからなる
ことを特徴とする油吸着マット。
のない油吸着マットを提供する。 【構成】 外周部がシールされた二層の疎水性不織布に
より油吸着剤を挟持した油吸着マットであって、油吸着
剤が碁盤目状の点状シール部により分離されており、該
点状シール部が、直径0.5〜3mmの円形または一辺
長が0.5〜3mmの4辺形のシール点が中心間距離
1.5〜5mmの間隔で配設された点状シールからなる
ことを特徴とする油吸着マット。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油吸着マットに関する。
詳しくは、水面上に浮遊した油分、水と混合した油分、
床面等にこぼれた油分等を効率良く吸着するために用い
られる油吸着マットに関する。
詳しくは、水面上に浮遊した油分、水と混合した油分、
床面等にこぼれた油分等を効率良く吸着するために用い
られる油吸着マットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境を保全する気運が高まっ
ている。その観点から、船舶、工場、一般家庭等から排
出される油分に起因する海洋、河川、湖沼等の油汚染に
よる環境破壊が問題になっている。この油汚染を防止す
るため、排出された油分を吸着、除去する方法がいろい
ろ提案されている。
ている。その観点から、船舶、工場、一般家庭等から排
出される油分に起因する海洋、河川、湖沼等の油汚染に
よる環境破壊が問題になっている。この油汚染を防止す
るため、排出された油分を吸着、除去する方法がいろい
ろ提案されている。
【0003】例えば、特開昭60−179138号公報
には、繊維製吸着体に固形状油ゲル化剤を各繊維と融着
状に混在せしめて成る油等の吸着材が提案されている。
しかしながら、該吸着材は、繊維製吸着体と固形状油ゲ
ル化剤とを融着、混在させたものであるため、油ゲル化
剤が加熱融着により熱劣化したり、形状変化等を起こし
吸着性能が低下する欠点がある。
には、繊維製吸着体に固形状油ゲル化剤を各繊維と融着
状に混在せしめて成る油等の吸着材が提案されている。
しかしながら、該吸着材は、繊維製吸着体と固形状油ゲ
ル化剤とを融着、混在させたものであるため、油ゲル化
剤が加熱融着により熱劣化したり、形状変化等を起こし
吸着性能が低下する欠点がある。
【0004】また、実開平4−57293号公報(実願
平2−100134号マイクロフィルム)には、上下2
枚の疎水性繊維からなる不織シートの中間に吸油性ゲル
粒子体を挟んで相互に結合されてなるか、または疎水性
繊維からなる不織シート内に吸油性ゲル粒子体を分散保
持してなることを特徴とする油吸着材が提案されてい
る。しかし、該油吸着材は、不織シートの中間に吸油性
ゲル粒子体を挟む方法、または、不織シート内に吸油性
ゲル粒子体を保持する方法がニードルパンチ等による所
謂、点結合方式であるため、運搬、使用等する際に油吸
着材の端部から吸油性ゲル粒子体が脱落し、油ゲル化剤
がロスするばかりでなく、周囲を汚染する等の欠点があ
る。油を吸着した後に脱落した場合は、二次汚染の問題
が生じ満足できる油吸着材とはいえないものである。
平2−100134号マイクロフィルム)には、上下2
枚の疎水性繊維からなる不織シートの中間に吸油性ゲル
粒子体を挟んで相互に結合されてなるか、または疎水性
繊維からなる不織シート内に吸油性ゲル粒子体を分散保
持してなることを特徴とする油吸着材が提案されてい
る。しかし、該油吸着材は、不織シートの中間に吸油性
ゲル粒子体を挟む方法、または、不織シート内に吸油性
ゲル粒子体を保持する方法がニードルパンチ等による所
謂、点結合方式であるため、運搬、使用等する際に油吸
着材の端部から吸油性ゲル粒子体が脱落し、油ゲル化剤
がロスするばかりでなく、周囲を汚染する等の欠点があ
る。油を吸着した後に脱落した場合は、二次汚染の問題
が生じ満足できる油吸着材とはいえないものである。
【0005】また、従来、実用に供されている油吸着材
は比較的大きな袋に油吸着剤を充填したものであるが、
このような油吸着材は、内部に存在する油吸着剤の層が
厚いため、油を吸着する際にママコ現象を起こし易い欠
点がる。
は比較的大きな袋に油吸着剤を充填したものであるが、
このような油吸着材は、内部に存在する油吸着剤の層が
厚いため、油を吸着する際にママコ現象を起こし易い欠
点がる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題点を解決し、効率よく油分を吸着し、且つ、油吸
着剤の脱落がない油吸着マットを提供することにある。
詳しくは、油ゲル化剤が、担体である疎水性不織布から
脱落することがなく、油を吸着する際にママコ現象を起
こすことがなく、しかも油ゲル化剤及び/または疎水性
不織布の表面が溶融して吸着性能が低下することのない
油吸着マットを提供することにある。
の問題点を解決し、効率よく油分を吸着し、且つ、油吸
着剤の脱落がない油吸着マットを提供することにある。
詳しくは、油ゲル化剤が、担体である疎水性不織布から
脱落することがなく、油を吸着する際にママコ現象を起
こすことがなく、しかも油ゲル化剤及び/または疎水性
不織布の表面が溶融して吸着性能が低下することのない
油吸着マットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意検討し
た結果、外周部がシールされた二層の疎水性不織布の間
に油吸着剤を充填、挟持し、それを点状シールにより比
較的少量に分離することにより、上記目的が達成し得る
ことを見出し、本発明に到った。
た結果、外周部がシールされた二層の疎水性不織布の間
に油吸着剤を充填、挟持し、それを点状シールにより比
較的少量に分離することにより、上記目的が達成し得る
ことを見出し、本発明に到った。
【0008】すなわち、本発明は、外周部がシールされ
た二層の疎水性不織布により油吸着剤を挟持した油吸着
マットであって、油吸着剤が碁盤目状の点状シール部に
より分離されており、該点状シール部が、直径0.5〜
3mmの円形または一辺長が0.5〜3mmの4辺形の
シール点が中心間距離1.5〜5mmの間隔で配設され
た点状シールからなることを特徴とする油吸着マットで
ある。
た二層の疎水性不織布により油吸着剤を挟持した油吸着
マットであって、油吸着剤が碁盤目状の点状シール部に
より分離されており、該点状シール部が、直径0.5〜
3mmの円形または一辺長が0.5〜3mmの4辺形の
シール点が中心間距離1.5〜5mmの間隔で配設され
た点状シールからなることを特徴とする油吸着マットで
ある。
【0009】本発明の油吸着マットの特徴は、二層の
疎水性不織布の間に油吸着剤が少量づつ分離されて充
填、挟持されていること、および、油吸着剤の分離が
点状シールによりなされていることにある。
疎水性不織布の間に油吸着剤が少量づつ分離されて充
填、挟持されていること、および、油吸着剤の分離が
点状シールによりなされていることにある。
【0010】上記の構成を採用することにより、マッ
トの薄肉化が図られ油分の吸着に際して油吸着剤がママ
コ現象を起こすことが防止できる。また、マットの薄肉
化により包装、保管、輸送等の費用の低減が可能とな
る。上記の構成を採用することにより、溶融等による
不織布及び/または油吸着剤の形状変化を防止して、不
織布及び/または油吸着剤の油吸着性能の低下を防止す
ることができる。また、油吸着マットの使用に当たっ
て、点状シール部から切断することができ、油吸着マッ
トの大きさを適宜調整することができる。
トの薄肉化が図られ油分の吸着に際して油吸着剤がママ
コ現象を起こすことが防止できる。また、マットの薄肉
化により包装、保管、輸送等の費用の低減が可能とな
る。上記の構成を採用することにより、溶融等による
不織布及び/または油吸着剤の形状変化を防止して、不
織布及び/または油吸着剤の油吸着性能の低下を防止す
ることができる。また、油吸着マットの使用に当たっ
て、点状シール部から切断することができ、油吸着マッ
トの大きさを適宜調整することができる。
【0011】以下、本発明の油吸着マットについて詳細
に説明する。本発明に用る疎水性不織布は、その素材に
特に制限はなく、通常油等の吸着材として用いられてい
るもので差支えない。好ましくは、水面上に浮く、油分
を吸着するが水分を吸収しない、油吸着剤を通過脱落し
ない、適度な強度がある、接合作用を阻害しない、焼却
した時有害なガスを発生させない、等の機能を備えてい
ることである。これらの素材として、例えば、ポリオレ
フィン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維から選
ばれた疎水性樹脂繊維からなる不織布が挙げられる。具
体的には、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポ
リエチレンテレフタレート繊維、ナイロン繊維等からな
る不織布が挙げられ、これらが単独または二種以上組み
合わされていてもよい。
に説明する。本発明に用る疎水性不織布は、その素材に
特に制限はなく、通常油等の吸着材として用いられてい
るもので差支えない。好ましくは、水面上に浮く、油分
を吸着するが水分を吸収しない、油吸着剤を通過脱落し
ない、適度な強度がある、接合作用を阻害しない、焼却
した時有害なガスを発生させない、等の機能を備えてい
ることである。これらの素材として、例えば、ポリオレ
フィン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維から選
ばれた疎水性樹脂繊維からなる不織布が挙げられる。具
体的には、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポ
リエチレンテレフタレート繊維、ナイロン繊維等からな
る不織布が挙げられ、これらが単独または二種以上組み
合わされていてもよい。
【0012】繊維の構造として、単一構造、芯鞘構造、
サイドバイサイド構造等が挙げられ、繊維のデニール、
糸径も適宜選択できる。また、疎水性繊維からなる不織
布としては前記疎水性繊維の単層または複層で構成さ
れ、見かけの嵩密度も適宜選択でき、公知の方法で製造
された不織布が挙げられる。不織布の製法は特に限定さ
れず、繊維からウエブを形成し、公知の方法、例えば、
針により交絡させるニードルパンチ法、紡糸直結により
交絡させるスパンボンド法、熱エンボスにより交絡させ
るエンボス法、糸により交絡させるステッチボンド法、
水流により交絡させるジェットボンド法、熱により交絡
させるサーマルボンド法、樹脂の接着を利用するレジン
ボンド法等が挙げられる。
サイドバイサイド構造等が挙げられ、繊維のデニール、
糸径も適宜選択できる。また、疎水性繊維からなる不織
布としては前記疎水性繊維の単層または複層で構成さ
れ、見かけの嵩密度も適宜選択でき、公知の方法で製造
された不織布が挙げられる。不織布の製法は特に限定さ
れず、繊維からウエブを形成し、公知の方法、例えば、
針により交絡させるニードルパンチ法、紡糸直結により
交絡させるスパンボンド法、熱エンボスにより交絡させ
るエンボス法、糸により交絡させるステッチボンド法、
水流により交絡させるジェットボンド法、熱により交絡
させるサーマルボンド法、樹脂の接着を利用するレジン
ボンド法等が挙げられる。
【0013】不織布の目付けとしては、20〜200g
/m2程度が一般的であるが、強度、経済性等を考慮す
ると、好ましくは40〜120g/m2である。
/m2程度が一般的であるが、強度、経済性等を考慮す
ると、好ましくは40〜120g/m2である。
【0014】本発明に用いられる油ゲル化剤として、例
えば、ヒドロキシステアリン酸系、スチレン−ブタジエ
ン共重合体系、パーライト系、アクリル酸系等の常温で
粉末、顆粒、フレーク、繊維状のものが挙げられる。こ
れらを単独で用いてもよいし、また混合して用いてもよ
い。
えば、ヒドロキシステアリン酸系、スチレン−ブタジエ
ン共重合体系、パーライト系、アクリル酸系等の常温で
粉末、顆粒、フレーク、繊維状のものが挙げられる。こ
れらを単独で用いてもよいし、また混合して用いてもよ
い。
【0015】本発明の油吸着マットは、上記不織布二層
の間に油吸着剤を少量づつ分離して充填、挟持させたも
のである。油吸着剤が一か所に大量存在すると油を吸着
するに際し、表面にのみ被吸着層が形成され、内部に吸
着され難くなり、所謂、ママコ現象を起こす。かかる現
象を防止するために、二層の不織布の間に油吸着剤が少
量づつ分離して充填、挟持されていることが重要であ
る。かかる観点から、本発明においては、油吸着剤が
0.05〜5gづつ分離して充填、挟持されていること
が好ましい。さらに好ましくは、0.1〜3gである。
油吸着剤の種類、吸着能、粒度等の形状等に応じて、上
記範囲の中から適宜、分離充填、挟持される量が選択さ
れる。油吸着剤の分離単位が大きいと、油吸着マット内
に存在する油吸着剤層が厚くなり、油を吸着する際に内
部まで均一に吸着し難くなり、特に油吸着剤の表面がマ
マコ現象を起こし易くなる。かかる現象を考慮すると分
離単位が上記範囲にあることが好ましい。
の間に油吸着剤を少量づつ分離して充填、挟持させたも
のである。油吸着剤が一か所に大量存在すると油を吸着
するに際し、表面にのみ被吸着層が形成され、内部に吸
着され難くなり、所謂、ママコ現象を起こす。かかる現
象を防止するために、二層の不織布の間に油吸着剤が少
量づつ分離して充填、挟持されていることが重要であ
る。かかる観点から、本発明においては、油吸着剤が
0.05〜5gづつ分離して充填、挟持されていること
が好ましい。さらに好ましくは、0.1〜3gである。
油吸着剤の種類、吸着能、粒度等の形状等に応じて、上
記範囲の中から適宜、分離充填、挟持される量が選択さ
れる。油吸着剤の分離単位が大きいと、油吸着マット内
に存在する油吸着剤層が厚くなり、油を吸着する際に内
部まで均一に吸着し難くなり、特に油吸着剤の表面がマ
マコ現象を起こし易くなる。かかる現象を考慮すると分
離単位が上記範囲にあることが好ましい。
【0016】油吸着剤が上記範囲の量に分離され充填、
挟持されるための点状シール部個々の大きさ、即ち、油
吸着剤が分離して充填される偏平な袋状物の大きさは、
油吸着剤の種類、嵩比重、被吸着油の種類及び量等によ
り変わるが、その周囲長が、10〜35cmであること
が好ましい。さらに好ましくは10〜25cmである。
周囲長とは、例えば、4辺形である場合には各辺の長さ
の合計値であり、円形である場合には円周の長さを意味
する。点状シールのし易さ等を考慮すると、好ましい形
状は、正方形、長方形または菱形等の4辺形である。さ
らに好ましくは、正方形または長方形である。周囲長
が、10〜35cmである正方形として、例えば、一辺
が2.5〜8cmである正方形が例示できる。
挟持されるための点状シール部個々の大きさ、即ち、油
吸着剤が分離して充填される偏平な袋状物の大きさは、
油吸着剤の種類、嵩比重、被吸着油の種類及び量等によ
り変わるが、その周囲長が、10〜35cmであること
が好ましい。さらに好ましくは10〜25cmである。
周囲長とは、例えば、4辺形である場合には各辺の長さ
の合計値であり、円形である場合には円周の長さを意味
する。点状シールのし易さ等を考慮すると、好ましい形
状は、正方形、長方形または菱形等の4辺形である。さ
らに好ましくは、正方形または長方形である。周囲長
が、10〜35cmである正方形として、例えば、一辺
が2.5〜8cmである正方形が例示できる。
【0017】本発明の油吸着マットにおける、上記点状
シール部の数には特に制限はないが、油吸着マットの搬
送、使用、後処理等のし易さを考慮すると、一般的には
縦方向及び横方向にそれぞれ2〜15個程度連続して形
成されていることが好ましい。即ち、本発明の油吸着マ
ットは、好ましくは、縦横それぞれ4〜120cmの範
囲にある正方形または長方形の油吸着マットである。点
状シール部による分離個数が多いマットを狭い場所で使
用する場合は、シール部から切断して比較的小さなマッ
トにして使用すると便利である。
シール部の数には特に制限はないが、油吸着マットの搬
送、使用、後処理等のし易さを考慮すると、一般的には
縦方向及び横方向にそれぞれ2〜15個程度連続して形
成されていることが好ましい。即ち、本発明の油吸着マ
ットは、好ましくは、縦横それぞれ4〜120cmの範
囲にある正方形または長方形の油吸着マットである。点
状シール部による分離個数が多いマットを狭い場所で使
用する場合は、シール部から切断して比較的小さなマッ
トにして使用すると便利である。
【0018】二層の不織布の間に油吸着剤を充填、挟持
させる方法には特に制限はないが、一枚の不織布の端部
にシール代を残して、所定量の油吸着剤を所定の間隔を
置いて規則的に碁盤目状に置き、その上に他の不織布を
被せた後、油吸着剤が置かれていない部分を点状にシー
ルする方法が例示できる。
させる方法には特に制限はないが、一枚の不織布の端部
にシール代を残して、所定量の油吸着剤を所定の間隔を
置いて規則的に碁盤目状に置き、その上に他の不織布を
被せた後、油吸着剤が置かれていない部分を点状にシー
ルする方法が例示できる。
【0019】本発明において、点状にシールすることと
は、シール線が不連続であることを意味する。点状シー
ル部の詳細は図面を例示して詳細に後述するが、点状シ
ール部は、一本の点状シール線からなっていても、複数
本の点状シール線からなっていてもよい。好ましくは複
数本の点状シール線によりシールされていることであ
る。
は、シール線が不連続であることを意味する。点状シー
ル部の詳細は図面を例示して詳細に後述するが、点状シ
ール部は、一本の点状シール線からなっていても、複数
本の点状シール線からなっていてもよい。好ましくは複
数本の点状シール線によりシールされていることであ
る。
【0020】以下、図面を例示して本発明の油吸着マッ
トについて説明する。〔図1〕は、本発明の油吸着マッ
トの一例を示す模式平面図である。〔図2〕は、本発明
の油吸着マットの一例を示す模式断面図である。図示す
るように、油吸着剤1が二層の疎水性不織布3及び3’
により挟持され、点状シール部2により少量づつに分離
される。点状シール部2は、一本の点状シール線からな
っていてもよいし、また、複数本の点状シール線からな
っていてもよいが、後者が好ましい。
トについて説明する。〔図1〕は、本発明の油吸着マッ
トの一例を示す模式平面図である。〔図2〕は、本発明
の油吸着マットの一例を示す模式断面図である。図示す
るように、油吸着剤1が二層の疎水性不織布3及び3’
により挟持され、点状シール部2により少量づつに分離
される。点状シール部2は、一本の点状シール線からな
っていてもよいし、また、複数本の点状シール線からな
っていてもよいが、後者が好ましい。
【0021】シール点の形状として、円形、楕円形、正
方形、長方形等が挙げられる。点状シール部2における
それぞれのシール点の大きさには、不織布繊維の形状変
化、シール部の剥離、破損、油吸着剤の脱落等を防止す
る観点から、シール点の直径または一辺の長さが0.5
〜3mmの範囲から選択される。また、シール点の間隔
はシール点の中心間距離において1.5〜5mmの範囲
から選択される。点状シールを複数本設ける場合は、シ
ール線の間隔はシール点の中心間距離において1.5〜
5mm程度であることが好ましい。
方形、長方形等が挙げられる。点状シール部2における
それぞれのシール点の大きさには、不織布繊維の形状変
化、シール部の剥離、破損、油吸着剤の脱落等を防止す
る観点から、シール点の直径または一辺の長さが0.5
〜3mmの範囲から選択される。また、シール点の間隔
はシール点の中心間距離において1.5〜5mmの範囲
から選択される。点状シールを複数本設ける場合は、シ
ール線の間隔はシール点の中心間距離において1.5〜
5mm程度であることが好ましい。
【0022】〔図3〕は、点状シール部2の詳細構造の
一例を示す模式図である。〔図3〕に例示した点状シー
ル部2は、3本の点状シール線からなるものである。具
体的には、一辺長が2mm(周囲長8mm)である正方
形のシール点が2mmの間隔(シール点の中心間距離3
mm)で設けられたシール線がそれぞれ2mmの間隔
(シール点の中心間距離3mm)で3本存在し、点状シ
ール部2全体の幅は10mmであるものである。
一例を示す模式図である。〔図3〕に例示した点状シー
ル部2は、3本の点状シール線からなるものである。具
体的には、一辺長が2mm(周囲長8mm)である正方
形のシール点が2mmの間隔(シール点の中心間距離3
mm)で設けられたシール線がそれぞれ2mmの間隔
(シール点の中心間距離3mm)で3本存在し、点状シ
ール部2全体の幅は10mmであるものである。
【0023】点状シール部2を形成する方法は、公知の
接合方法が採用できる。例えば、熱融着法、超音波接着
法、高周波ウェルダー接着法、接着剤接着法等が例示さ
れる。その他、ニードルパンチ法も挙げられる。本発明
の油吸着マットの製造に当たって、点状シール部2に油
吸着剤1が存在しない状態にしておいて上記方法で点状
シールすることが好ましい。
接合方法が採用できる。例えば、熱融着法、超音波接着
法、高周波ウェルダー接着法、接着剤接着法等が例示さ
れる。その他、ニードルパンチ法も挙げられる。本発明
の油吸着マットの製造に当たって、点状シール部2に油
吸着剤1が存在しない状態にしておいて上記方法で点状
シールすることが好ましい。
【0024】油吸着剤の分離を点状シールにより行うこ
とにより、不織布を構成する繊維が変形することを極め
て微小部分に抑えることが可能となる。例えば、面状に
前面をシールした場合、不織布を構成する繊維が溶融ま
たは接着剤によりシート化されシール部が毛細管現象を
失うのに対し、本発明のように点状シールを行うことに
より毛細管現象を失う部分を極めて微小部分に抑えるこ
とができる。従って、本発明の油吸着マットは点状シー
ル部においても優れた油吸着能を有すものである。その
上、点状シール部が上記のような構造からなるので、油
吸着剤の脱落をも防止し得るものである。
とにより、不織布を構成する繊維が変形することを極め
て微小部分に抑えることが可能となる。例えば、面状に
前面をシールした場合、不織布を構成する繊維が溶融ま
たは接着剤によりシート化されシール部が毛細管現象を
失うのに対し、本発明のように点状シールを行うことに
より毛細管現象を失う部分を極めて微小部分に抑えるこ
とができる。従って、本発明の油吸着マットは点状シー
ル部においても優れた油吸着能を有すものである。その
上、点状シール部が上記のような構造からなるので、油
吸着剤の脱落をも防止し得るものである。
【0025】
【実施例】以下、実施例を示してさらに詳細に説明す
る。しかし、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。 実施例1 ポリエチレン−ポリエステル複合繊維スパンボンド不織
布(ユニチカ(株)製、商品名:エルベス、目付け:7
0g/m2)を縦28.5cm、横28cmに切断し
て、同寸法の不織布2枚を用意した。その内の1枚を水
平に置いて、その上にスチレン−ブタジエン共重合体系
油吸着剤((株)シケミファ製、商品名:シーゲル)
0.7gづつを縦方向に5.5cm、横方向に4.5c
mの等間隔に、それぞれ等量づつ置いて、その上に他の
不織布を端部が合うように重ねた。次いで、熱接着コテ
を用いて、不織布2枚の油ゲル化剤が配されていない箇
所を等間隔で碁盤目状に点ヒートシール(シール点径:
2mm、間隔:2mmである点状シール線が2mm間隔
で3本、〔図3〕参照)すると共に、不織布2枚の外周
部を同様にして点状にヒートシールし、油ゲル化剤0.
7gが縦5.5cm、横方向4.5cmの間隔で縦に5
個、横に6個が碁盤目状に分離された油吸着マットを得
た(油吸着剤総量:21g)。油吸着マットの厚みは4
mmであった。得られた油吸着マットを用いて、水面上
に浮遊する油の吸着、ゲル化試験を下記方法により行っ
た。
る。しかし、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。 実施例1 ポリエチレン−ポリエステル複合繊維スパンボンド不織
布(ユニチカ(株)製、商品名:エルベス、目付け:7
0g/m2)を縦28.5cm、横28cmに切断し
て、同寸法の不織布2枚を用意した。その内の1枚を水
平に置いて、その上にスチレン−ブタジエン共重合体系
油吸着剤((株)シケミファ製、商品名:シーゲル)
0.7gづつを縦方向に5.5cm、横方向に4.5c
mの等間隔に、それぞれ等量づつ置いて、その上に他の
不織布を端部が合うように重ねた。次いで、熱接着コテ
を用いて、不織布2枚の油ゲル化剤が配されていない箇
所を等間隔で碁盤目状に点ヒートシール(シール点径:
2mm、間隔:2mmである点状シール線が2mm間隔
で3本、〔図3〕参照)すると共に、不織布2枚の外周
部を同様にして点状にヒートシールし、油ゲル化剤0.
7gが縦5.5cm、横方向4.5cmの間隔で縦に5
個、横に6個が碁盤目状に分離された油吸着マットを得
た(油吸着剤総量:21g)。油吸着マットの厚みは4
mmであった。得られた油吸着マットを用いて、水面上
に浮遊する油の吸着、ゲル化試験を下記方法により行っ
た。
【0026】<浮上油の吸着・保持試験>直径68cm
の水槽に水を入れ、水面上に150gのA重油を浮遊さ
せ、得られた油吸着マット一枚を投入し、水面を振動さ
せながら1時間放置する。その後、油吸着マットの1隅
を掴んで空中に吊るして水切りを30分間行い、油吸着
マットの重量の増加分を測定する。その結果、油吸着マ
ットの重量の増加は122gであった。また、この試験
中に油吸着剤の粒子並びに吸着後の油吸着剤が油吸着マ
ットの端部から脱落することは無かった。さらに、試験
終了後油吸着マットを切断して油吸着剤を観察したがマ
マコ現象は認められなかった。
の水槽に水を入れ、水面上に150gのA重油を浮遊さ
せ、得られた油吸着マット一枚を投入し、水面を振動さ
せながら1時間放置する。その後、油吸着マットの1隅
を掴んで空中に吊るして水切りを30分間行い、油吸着
マットの重量の増加分を測定する。その結果、油吸着マ
ットの重量の増加は122gであった。また、この試験
中に油吸着剤の粒子並びに吸着後の油吸着剤が油吸着マ
ットの端部から脱落することは無かった。さらに、試験
終了後油吸着マットを切断して油吸着剤を観察したがマ
マコ現象は認められなかった。
【0027】比較例1 油吸着剤を縦に5個、横に6個に点シールして分離せず
に、21gの油吸着剤を縦28.5cm、横28cmの
二枚の不織布から形成された袋に充填した以外、実施例
1と同様にして油吸着マットを得た。油吸着マットの厚
みは6mmでった。得られた油吸着マットを用いて実施
例1と同様にして浮遊油の吸着試験を行った。その結
果、油吸着マットの重量増加は96gであった。また、
試験終了後、油吸着マットの不織布を切断して油ゲル化
剤を観察すると部分的にママコ現象が認められた。
に、21gの油吸着剤を縦28.5cm、横28cmの
二枚の不織布から形成された袋に充填した以外、実施例
1と同様にして油吸着マットを得た。油吸着マットの厚
みは6mmでった。得られた油吸着マットを用いて実施
例1と同様にして浮遊油の吸着試験を行った。その結
果、油吸着マットの重量増加は96gであった。また、
試験終了後、油吸着マットの不織布を切断して油ゲル化
剤を観察すると部分的にママコ現象が認められた。
【0028】比較例2 油吸着剤の分離を幅1cmの面状シールによりシール部
全面をヒートシールした以外、実施例1と同様にして試
験した。その結果、油吸着マットの重量増加は116g
であり、実施例1と比較して吸着性能がよくなかった。
油ゲル化剤のママコ現象は認められなかった。
全面をヒートシールした以外、実施例1と同様にして試
験した。その結果、油吸着マットの重量増加は116g
であり、実施例1と比較して吸着性能がよくなかった。
油ゲル化剤のママコ現象は認められなかった。
【0029】
【発明の効果】本発明の油吸着マットは、二層の疎水性
不織布の間に油吸着剤が少量づつ分離されて充填、挟持
されているので、油分の吸着に際して油吸着剤がママコ
現象を起こすことがなく、吸着効率がよい。また、油吸
着剤が点状シールにより分離されているので、シール部
の溶融等による不織布及び/または油吸着剤の形状変化
がなく、不織布及び/または油吸着剤の油吸着性能が良
好である。さらに、点状シールが特定のシール点からな
るので、油吸着マットの輸送、使用、後処理等に際し、
油吸着剤が脱落することがなく、二次汚染の恐れがな
い。その上、使用に際して点状シール部より切断し適宜
マットの大きさを調整することができる。
不織布の間に油吸着剤が少量づつ分離されて充填、挟持
されているので、油分の吸着に際して油吸着剤がママコ
現象を起こすことがなく、吸着効率がよい。また、油吸
着剤が点状シールにより分離されているので、シール部
の溶融等による不織布及び/または油吸着剤の形状変化
がなく、不織布及び/または油吸着剤の油吸着性能が良
好である。さらに、点状シールが特定のシール点からな
るので、油吸着マットの輸送、使用、後処理等に際し、
油吸着剤が脱落することがなく、二次汚染の恐れがな
い。その上、使用に際して点状シール部より切断し適宜
マットの大きさを調整することができる。
【図1】は、本発明の油吸着マットの一例を示す模式平
面図である。
面図である。
【図2】は、本発明の油吸着マットの一例を示す模式断
面図である。
面図である。
【図3】は、点状シール部の詳細構造の一例を示す模式
図である。
図である。
1 油吸着剤 2 点状シール部 3 疎水性不織布 3’疎水性不織布
Claims (3)
- 【請求項1】 外周部がシールされた二層の疎水性不織
布により油吸着剤を挟持した油吸着マットであって、油
吸着剤が碁盤目状の点状シール部により分離されてお
り、該点状シール部が、直径0.5〜3mmの円形また
は一辺長が0.5〜3mmの4辺形のシール点が中心間
距離1.5〜5mmの間隔で配設された点状シールから
なることを特徴とする油吸着マット。 - 【請求項2】 碁盤目状点状シール部による個々の分離
周囲長が10〜35cmであり、且つ、分離個数が縦横
それぞれに2〜15個であることを特徴とする請求項1
記載の油吸着マット。 - 【請求項3】 油吸着剤が、0.05〜5gに分離、挟
持されていることを特徴とする請求項1記載の油吸着マ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24938193A JPH07100376A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 油吸着マット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24938193A JPH07100376A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 油吸着マット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07100376A true JPH07100376A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17192170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24938193A Pending JPH07100376A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 油吸着マット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100376A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997037757A1 (en) * | 1996-04-05 | 1997-10-16 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Oil-sorbing article and methods for making and using same |
| JPH10323661A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-12-08 | Mitsui Chem Inc | 油吸着材 |
| US20160114311A1 (en) * | 2014-10-24 | 2016-04-28 | City University Of Hong Kong | Sorbent material and a method for enhancing sorption performance thereof |
-
1993
- 1993-10-05 JP JP24938193A patent/JPH07100376A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997037757A1 (en) * | 1996-04-05 | 1997-10-16 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Oil-sorbing article and methods for making and using same |
| US5834385A (en) * | 1996-04-05 | 1998-11-10 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Oil-sorbing article and methods for making and using same |
| JPH10323661A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-12-08 | Mitsui Chem Inc | 油吸着材 |
| US20160114311A1 (en) * | 2014-10-24 | 2016-04-28 | City University Of Hong Kong | Sorbent material and a method for enhancing sorption performance thereof |
| US9873105B2 (en) * | 2014-10-24 | 2018-01-23 | City University Of Hong Kong | Sorbent material and a method for enhancing sorption performance thereof |
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